JP2003099719A - Rf−idの検査システム - Google Patents

Rf−idの検査システム

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JP2003099719A JP2001292077A JP2001292077A JP2003099719A JP 2003099719 A JP2003099719 A JP 2003099719A JP 2001292077 A JP2001292077 A JP 2001292077A JP 2001292077 A JP2001292077 A JP 2001292077A JP 2003099719 A JP2003099719 A JP 2003099719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、製造されるRF−IDの良否を検査
する検査システムに関し、RF−IDの種類に応じて容
易に検査可能とし、将来の種類増加に対応可能とするこ
とを目的とする。 【解決手段】アンテナおよびICモジュールを少なくと
も備えるRF−IDを検査対象として通信を行い、当該
検査対象の良否を検査するRF−IDの検査システムお
ける駆動機構にホルダ31Aが搭載され、当該ホルダ3
1Aの所望の係合溝32に、検査対象と通信を行うため
のシステム側アンテナ41を搭載する基板42またはケ
ース43を交換自在に保持させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造されるRF−
IDの良否を検査する検査システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、RF−ID(Radio Fre
quency Identification)と称さ
れる非接触型識別媒体(非接触型ICカード等)に関す
る技術が急速に進歩してきており、その使用も多岐にわ
たっている。このようなRF−IDは、用途や処理内容
の違いにより種々のものがあり、種類毎に対応するリー
ダ・ライタで製造後の検査を行うに際して、種類に応じ
た検査を容易に行うことが望まれている。
【0003】従来、RF−IDは、電磁結合型と静電結
合型とに大別されており、基本的にフィルムベース上に
アンテナが形成されてICモジュールが搭載されるもの
が一般的となってきている。この場合、アンテナは、電
磁結合型の場合はコイル状に形成され、静電結合型の場
合は平面的(いわゆるベタ形状)に形成される。そし
て、単一のICモジュール毎に対しての動作確認、およ
びアンテナ毎に対して通信距離の測定を行い、製品の良
否を検査することが行われている。通信距離の測定は、
リーダ・ライタとの間でその性能に応じて定められた通
信距離を確保されているか否かで良否判断がなされる。
【0004】一方、RF−IDは、結合型のタイプに応
じて大きさやアンテナの形状が異なり、また同じタイプ
のものでも例えば伝送プロトコルの違いによって、搭載
されるICモジュールのチップ(マイクロプロセッサ)
等が異なり、チップの相違によってリーダ・ライタにお
ける伝送方式や処理プログラム等を異ならせなければな
らないとういうのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作製さ
れたRF−IDの検査を行うシステムでは、検査対象の
RF−IDのタイプによって、アンテナを含む対応する
リーダ・ライタを大掛かりにその都度取り替えなければ
ならず非効率であると共に、将来のRF−IDのタイプ
増加に対処させることが困難であり、一方でリーダ・ラ
イタによってRF−IDに搭載されるICモジュール
(特にマイクロプロセッサ)が限定され、当該RF−I
Dの普及、発展性を阻害させることになるという問題が
ある。
【0006】また、RF−IDは、カード型が主流であ
り、検査においては単片で供給されることが多いが、製
造効率上、RF−IDモジュールを複数連続的に形成さ
せてシート状やロール状とさせ、この形態で検査を行う
場合でもそのフォームや大きさに応じて、上述のように
リーダ・ライタを取り替えなければならないという問題
がある。
【0007】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、RF−IDの種類に応じて容易に検査可能と
し、将来の種類増加に対応可能とするRF−IDの検査
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、アンテナおよびICモジュー
ルを少なくとも備えるRF−IDを検査対象として通信
を行い、当該検査対象の良否を検査するRF−IDの検
査システムであって、前記検査対象を検査位置に搬送す
る搬送手段と、前記検査対象と通信を行うシステム側ア
ンテナを搭載し、当該システム側アンテナを当該検査対
象に対して位置決めさせる駆動機構と、前記システム側
アンテナが前記検査対象の種類毎に用意され、当該シス
テム側アンテナを当該検査対象に応じて交換自在に保持
するもので、前記駆動機構に搭載される保持手段と、前
記システム側アンテナを介して前記検査対象と誘導結合
させて、所定のデータを送信し、当該検査対象側からの
応答に基づいて当該検査対象の良否を判定する処理シス
テムと、を有する構成とする。
【0009】請求項2〜5の発明では、「前記保持手段
は、前記システム側アンテナを搭載した基板または当該
基板が収納されたケースを交換自在に保持する」構成で
あり、「前記処理システムまたはその一部が、前記シス
テム側アンテナを搭載した基板、または当該システム側
アンテナを搭載した基板と別基板に搭載される」構成で
あり、「前記保持手段は、前記検査対象に対して前記シ
ステム側アンテナの距離を所定段階に設定させる手段を
備える」構成であり、「前記検査対象の近傍のRF−I
Dとの通信を回避させるために、当該検査対象と前記シ
ステム側アンテナとの間に介在されるもので、当該シス
テム側アンテナを当該検査対象に対向させる開口部が形
成されるシールド部材を備える」構成である。
【0010】このように、アンテナおよびICモジュー
ルを少なくとも備えるRF−IDを検査対象として通信
を行い、当該検査対象の良否を検査するRF−IDの検
査システムおける駆動機構に保持手段が搭載され、当該
保持手段に少なくともアンテナを搭載する基板またはケ
ースを交換自在に保持させる。すなわち、検査対象のR
F−IDの種類に応じて上記基板またはケースを交換さ
せることで、検査対象の種類に対応した検査を容易とさ
せることが可能となり、RF−IDの将来における種類
増加に対して容易に対応させることが可能となるもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。ここで、本発明に係るRF−ID
は、非接触型ICカードはもちろん、非接触型のラベ
ル、タグ等の非接触で識別情報等のデータ送受が行える
媒体である。
【0012】図1に、本発明に係るRF−IDの検査シ
ステムにおける基本構成の分解構成図を示す。図1にお
いて、RF−IDの検査システム11は、大別して、検
査対象を検査位置に順次搬送する搬送手段の一を構成す
る搬送ベルト12、シールド部材13、駆動機構14で
構成される。ここでは検査処理を行う処理システムは図
示されていない(図7に示す)。
【0013】上記搬送ベルト12には、一例として電磁
結合型のICカードとしてのRF−ID21が供給手段
(図示せず)で供給され、検査位置のRF−ID21が
検査対象21Xとなる。このRF−ID21(21X)
は、所定のベース上にコイルアンテナ21AおよびIC
モジュール21Bが形成されると共に、適宜、当該IC
カードを固有化するバーコード21Cが印刷により形成
される。このようなRF−ID21は、通常知られてい
る製造工程で、例えば個人認証カードや、クレジットカ
ード、電子マネーカード等として作製されるものであ
る。
【0014】上記シールド部材13は、金属、導電性樹
脂等の導電性物質により板状、または網状に形成される
もので、後述のシステム側アンテナと検査対象21Xと
の間(ここでは検査対象21Xの下方)に介在される。
また、シールド部材13は、システム側アンテナを対象
の当該検査対象21Xに対向させる開口部13Aが形成
されたもので、その周縁部分を、検査対象21Xからの
距離を当該開口部13Aが形成される面より大とさせ
て、エッジによる電波発信を近傍のRF−ID21に影
響されないようにしている。
【0015】なお、このシールド部材13は、図示しな
いが、システム側アンテナが搭載される駆動機構14
(後述のホルダ上)で一体的に上下方向(Z方向)、お
よび搬送ベルト12の幅方向(Y方向)、および搬送ベ
ルト12の搬送方向(X方向)に駆動される。ここで、
一体的とは、シールド部材13が後述のホルダと固定さ
れて駆動される場合、または別駆動で同期的に駆動され
る場合を意味している。
【0016】一般に、RF−ID21は所定の共振周波
数を有しており、システム側アンテナ41からの電波に
反応して共振することにより受信を行う。したがって、
シールド部材13が、検査対象21Xの周囲のRF−I
D21に対してシールド機能を発揮することで、これら
のRF−IDは電気特性(インダクタンスL、キャパシ
タンスC)が変化して共振周波数が変化することから、
システム側アンテナ41からの電波に反応しなくなり、
通信不可能となる。よって、システム側アンテナ41か
らの電波に対して検査対象21Xのみが反応することと
なることから、確実に対象検査21Xを特定することが
できることになるものである。
【0017】そして、上記駆動機構14は、検査対象2
1Xの下方であって、上記シールド部材13の下方に配
置されるもので、システム側アンテナを搭載して搬送ベ
ルト12の搬送方向に移動させるX駆動と、搬送ベルト
12の幅方向に移動させるY駆動と、上下方向に移動さ
せるZ駆動とを行う。
【0018】上記駆動機構14には保持手段であるホル
ダ31が搭載され、当該ホルダ31は、詳細を図2〜図
4で説明するが、システム側アンテナ41を検査対象2
1Xの種類に応じて交換自在に保持するものである。ま
た、システム側アンテナ41は、検査対象21Xとなる
RF−ID21の種類毎に対応して用意される。RF−
ID21の種類毎とは、前述のように、コイルアンテナ
21Aの大きさや種類(電磁型、静電型)、ICモジュ
ール21Bでデータ処理させるときの伝送プロトコル等
の違いによるICモジュール(チップ)の相違により作
製される種類である。
【0019】一方、搬送ベルト12の上方における検査
位置近傍に、検査対象21Xが検査位置に搬送されてき
たことを検出する位置検出手段15、上記バーコード2
1Cを読み取るBCR(バーコードリーダ)16および
検査後に検査結果を当該検査対象21Xにマーキングす
るマーカ17が、適宜位置で配置される。
【0020】なお、上記シールド部材13および駆動機
構14を検査対象21Xの下方に配置させた場合を示し
たが、搬送ベルト12の上方に位置させ、当該検査対象
21Xに対して上方より通信を行うようにしてもよい。
この場合、位置検出手段15、BCR16、マーカ17
は、当該シールド部材13および駆動機構14を避ける
位置に適宜配置される。
【0021】そこで、図2に、図1の検査システムで使
用されるホルダおよびアンテナユニットの説明斜視図を
示す。図2(A)において、上記駆動機構14に搭載さ
れるホルダ31Aは、少なくとも上面と一側面が開放さ
れており、対向する側面の内壁面に、検査対象21Xに
対して電磁結合させるコイル状のシステム側アンテナ4
1の距離を所定段階に設定させる手段として、例えば等
間隔で係合溝32(32A,32B・・・32N)がそ
れぞれ形成される。
【0022】一方、基板42上にシステム側アンテナ4
1が搭載され、当該基板42が透明(必ずしも透明でな
くともよい)なケース43に収納される。このケース4
3は、対向する側部が上記係合溝32に係合される係合
突部43A,43Bが形成される。そして、基板42の
当該システム側アンテナ41より、適宜コネクタを介し
てケーブル44が当該ケース43より延出される。この
ケーブル44は、後述の処理システムと接続されるもの
である。なお、上記のようなケース43は、検査対象2
1Xの種類(コイルアンテナ21Aの大きさやICモジ
ュール21Bの相違等)毎に、対応するシステム側アン
テナ41の種類毎に用意されるものである。
【0023】そして、図2(B)に示されるように、上
記ホルダ31Aの係合溝32の何れかに所望の上記ケー
ス43を、その係合突部43A,43Bを係合させてス
ライドさせることで当該ホルダ31に所望のケース43
を保持させるものであり、この係合溝32により当該ケ
ース43(システム側アンテナ41)を交換自在として
いる。この場合、係合溝32は、ケース43が保持さ
れ、検査対象21Xの下方に位置されたときに当該検査
対象21Xとケース43(システム側アンテナ41)と
の距離をそれぞれ定めた形態として形成されている。す
なわち、ホルダ31Aを保持させる係合溝32の位置に
よって、検査対象21Xとシステム側アンテナ41との
通信距離が設定されるものである。
【0024】続いて、図3に、図1の検査システムで使
用される他形態のホルダおよびアンテナユニットの説明
斜視図を示す。図3に示すホルダ31Bは、形成される
係合溝32(32A,32B・・・32N)が、基板4
2を係合させるためのものとして所定数形成されたもの
で、上記同様に保持される基板42(システム側アンテ
ナ41)と検査対象21Xとの距離をそれぞれ定めた間
隔で形成されている。一方、基板42は、上記同様にシ
ステム側アンテナ41を搭載し、コネクタ45を介在さ
せてケーブル44が延出される。このようにケース43
を用いずに、基板42のみをホルダ31Bに交換自在に
保持させるものとして、上記同様に、検査対象21Xの
種類毎に用意され、上記ホルダ31Bの係合溝32の何
れかに所望の上記基板42を係合させてスライドさせる
ことで当該ホルダ31Bに所望の基板42を保持させる
ものである。
【0025】また、図4に、図1の検査システムで使用
される他形態のアンテナにおけるホルダおよびアンテナ
ユニットの説明斜視図を示す。図4(A)は、ケース4
3に収納される基板42に、検査対象21Xに対して静
電結合させる例えば2枚の平面状の電極41A,41B
をシステム側アンテナとして搭載したもので、適宜コネ
クタを介してケース43外にケーブル44を延出させた
ものである。このケース43の係合突部(43A,43
B)をホルダ31Aにおける所望の係合溝32に係合さ
せることで、交換自在に保持されるものである。
【0026】上記電極41A,41Bをシステム側アン
テナとして搭載されたケース43を用いる場合として、
当然に検査対象21Xは後述の図6に示されるような静
電結合型のRF−IDであり、当該静電結合型のRF−
IDの種類毎に対応する電極41A,41Bを搭載した
基板42毎にケース43が用意されるものである。そし
て、図2と同様に、上記ホルダ31Aの係合溝32の何
れかに所望の上記ケース43を、その係合突部(43
A,43B)を係合させてスライドさせることで当該ホ
ルダ31Aに所望のケース43を検査対象21Xに対し
て所望の距離で保持させるものである。
【0027】また、図4(B)は、電極41A,41B
をシステム側アンテナとして搭載した基板42がコネク
タ45を介在させてケーブル44が延出される形態を示
したもので、ホルダ31Bが図3と同様に、形成される
係合溝32が、当該基板42を係合させるためのものと
して所定数形成され、保持される基板42(システム側
アンテナ41)と検査対象21Xとの距離をそれぞれ定
めた間隔で形成される。このようにケース43を用いず
に、基板42のみをホルダ31Bに交換自在に保持させ
るものとして、上記同様に、静電結合型の検査対象21
Xの種類毎に用意され、上記ホルダ31Bの係合溝32
の何れかに所望の上記基板42を係合させてスライドさ
せることで当該ホルダ31Bに所望の基板42を検査対
象21Xに対して所望の距離で保持させるものである。
【0028】なお、上記例では、検査対象の静電結合型
のRF−IDが備える電極を二つとし、検査システム側
の対向する電極41A,41Bを二つとした場合を示し
ているが、RF−IDが備える電極が送信用で二つの電
極および受信用で二つの電極とする合計四つの電極を有
する場合には、これに応じて対向する電極を、送信およ
び受信をそれぞれ別の二つで合計四つの電極となる。
【0029】図2〜図4に示すように、ホルダ31A,
31Bにシステム側アンテナ41,41A,42Bを搭
載する基板42またはケース43を交換自在に保持させ
ることにより、検査対象21Xの種類に対応した検査を
容易とさせることができ、RF−IDの将来における種
類増加に対して容易に対応させることができるものであ
る。
【0030】ここで、図5に、図1の検査対象における
電磁結合型の他形態の検査対象を示した概略説明図を示
す。図5(A)において、図1に示すRF−ID21は
ICカードとして作製された場合を検査対象としたもの
であるが、本図ではICカードとする以前の状態、すな
わち、シート51上にコイルアンテナ21Aを形成しI
Cモジュール21Bを実装したRF−ID21を1列に
連続して所定間隔で形成させてロール状としたものであ
る。間隔は適宜定められるものであるが、上述のように
シールド部材13を介在させることで当該開口部13A
に応じて短い間隔とすることができるものである。
【0031】上記ロール状の製造の方法は種々あるが、
例えばポリエチレンテレフタレート(PET)上に銅箔
をエポキシ系接着剤で接着し、エッチングによりコイル
状に巻回された各アンテナ21Aを形成し、各アンテナ
21Aに対してそれぞれICモジュール21Bをリフロ
ーはんだ付けにより接続するもので、その後ロール状態
(シート状態でもよい)とされて駆動機構14の上方ま
たは下方で図示しない搬送手段により長手方向に搬送さ
れるものである。
【0032】また、図5(B)は、シート52上にコイ
ルアンテナ21Aを形成し、ICモジュール21Bを実
装したRF−ID21を複数列、複数行の形態に連続し
て所定間隔で形成させてシート状またはロール状とした
ものである。間隔は、上記同様に、介在されるシールド
部材13の開口部13Aに応じて短い間隔とすることが
できるものである。このようなシート52上に形成され
るRF−ID21は、図5(A)で説明した方法で製造
することができ、その後シート状態またはロール状態と
されて駆動機構14の上方または下方で図示しない搬送
手段により長手方向に搬送されるものである。
【0033】続いて、図6に、図1の検査対象における
静電結合型の検査対象を示した概略説明図を示す。図6
(A)は、搬送ベルト12上に静電結合型のICカード
となるRF−ID21が供給手段(図示せず)で供給さ
れる場合として示したもので、所定のベース上に電極ア
ンテナ61A,61BおよびICモジュール62が形成
されると共に、適宜、当該RF−ID21を固有化する
バーコード63が印刷により形成されたものである。こ
のようなRF−ID21においても、通常知られている
製造工程で、例えば個人認証カードや、クレジットカー
ド、電子マネーカード等として作製される。
【0034】また、図6(B)は、RF−ID21とす
る以前の状態、すなわち、シート53上に平面状アンテ
ナとして電極61A,61Bを形成し、ICモジュール
62を実装したRF−ID21を1列に連続して所定間
隔で形成されてロール状としたものである。間隔は適宜
定められるものであるが、上述のようにシールド部材1
3を介在させることで当該開口部13Aに応じて短い間
隔とすることができるものである。
【0035】上記ロール状の製造の方法は、例えばポリ
エチレンテレフタレート(PET)上に銅箔をエポキシ
系接着剤で接着し、エッチングにより平面状とした各電
極61A,61Bを形成し、当該各電極61A,61B
に対してそれぞれICモジュール62をリフローはんだ
付けにより接続するもので、その後ロール状態(シート
状態でもよい)とされて駆動機構14の上方または下方
で図示しない搬送手段により長手方向に搬送されるもの
である。
【0036】また、図6(C)は、シート54上に電極
61A,61Bを形成し、ICモジュール62を実装し
たRF−ID21を複数列、複数行の形態に連続して所
定間隔で形成させてシート状またはロール状としたもの
である。間隔は、上記同様に、介在されるシールド部材
13の開口部13Aに応じて短い間隔とすることができ
る。このようなシート54上に形成されるRF−ID2
1は、図6(B)で説明した方法で製造することがで
き、その後シート状態またはロール状態とされて駆動機
構14の上方または下方で図示しない搬送手段により長
手方向に搬送されるものである。
【0037】次に、図7に本発明に係るRF−IDの検
査システムのブロック構成図を示すと共に、図8に図7
の検査処理部のブロック構成図を示す。ここでは、検査
対象21Xを図1および図5に示す電磁結合型のRF−
ID21を対象とする場合を示しており、図2および図
3に示すシステム側アンテナ41(ケース43または基
板42)が使用される場合を示している。
【0038】図7において、本発明に係るRF−IDの
検査システム11は、搬送ベルト12で搬送される各R
F−ID21における検査対象21Xに対し、駆動機構
14、処理システム72、搬送ベルト12の上方に配置
される位置検出手段15、BCR16、マーカ17を含
んで構成される。
【0039】上記検査対象21Xは、処理部81、メモ
リ82および復調部83で構成されるICモジュール2
1Bと、コイルアンテナ21Aとにより構成される。コ
イルアンテナ21Aは、上述のように平面上でコイル状
に巻回されたもので、検査システム11からの信号を受
信し、または当該検査対象21Xより検査システム11
(システム側アンテナ41)にデータを送信する役割を
なす。
【0040】上記ICモジュール21Bにおいて、メモ
リ82はカード等としての種々の情報を記憶するための
ものである。上記復調部83は、コイルアンテナ21A
で受信した電波から制御信号、データを復調し、適宜コ
ード変換する。そして、処理部81は、プログラムによ
り、受信した制御信号、データをメモリ82に記憶さ
せ、またメモリ82に記憶したデータを送信する処理を
行う。
【0041】また、搬送手段として、搬送駆動部73に
より搬送ベルト12が駆動される。上記駆動機構14
は、アンテナ駆動部74で駆動されるX、Y、Z駆動機
構であり、上記検査対象21Xとの通信を行うシステム
側アンテナ41を搭載する。このアンテナ駆動部74
は、上述のようにシステム側アンテナ41を検査対象2
1Xの方向に上下動させるZ移動させ、当該検査対象2
1Xの幅方向で中心(コイルアンテナ21Aの中心)に
位置させるY移動させ、適宜、検査対象21Xを搬送移
動状態で検査を行う場合の当該搬送と同期をとるX移動
をさせる。すなわち、このアンテナ駆動部74は、上記
シールド部材13およびシステム側アンテナ41を移動
させるものであるが、シールド部材13をシステム側ア
ンテナ14と別駆動させる場合には、当該システム側ア
ンテナ14と同期させてシールド部材13を上下方向
(Z方向)に移動させる。
【0042】上記処理システム72は、検査対象21X
の良否判定を行うものとして、制御部91、検査処理部
92、データメモリ93を備え、電力増幅部94、変調
部95、発信部96、検波部97、データ変換部98、
搬送駆動制御部99、アンテナ駆動制御部100、イン
ターフェース(IF)部101および表示部102を備
える。
【0043】上記制御部91は、この処理システム72
の全体を統括制御するもので、これに応じたプログラム
がセットされている。上記検査処理部92は、詳細は図
8で説明するが、プログラムによる検査ルーチンで基準
対象21Xに対する検査処理、判定を行うものある。上
記データメモリ93は、種々のデータを記憶すると共
に、適宜検査判定のための一時記憶領域(バッファであ
って、検査処理部92に備えさせてもよい)としての役
割をもなす。上記種々のデータには、例えば、検査対象
21X毎のメモリ82に記憶させるための情報(例えば
識別情報)や、検査のための種々の設定値等がある。
【0044】上記データ変換部98は、検査対象21X
に対して情報を送信する場合の当該情報を例えば
「1」、「0」に変換し、また当該検査対象21Xから
の送信データを例えば「1」、「0」に変換する。上記
変調部95は、発信部96からの発信出力(例えば1
3.56MHz)に基づいて上記データ変換部98で変
換された情報を例えばFSK(周波数偏位変調)変調波
に変調する。上記電力増幅部94は、変調部95で変調
された変調波を電力増幅するもので、この増幅された変
調波がシステム側アンテナ41より送信されるものであ
る。そして、検波部97は、システム側アンテナ41で
受信した検査対象21Xからの送信電波を検波して復調
する。
【0045】一方、上記搬送駆動制御部99は、検査対
象21Xを順次検査するために搬送する上述の搬送駆動
部73を駆動させるための制御信号を制御部91からの
指令に基づき生成してIF部101を介して当該搬送駆
動部73に送出する。また、上記アンテナ駆動制御部1
00は、検査対象21Xに対してシールド部材13およ
びシステム側アンテナ41を上下方向に移動させて検査
対象21Xのアンテナ21Aにシールド部材13を近接
させ、当該検査対象21Xとホルダ31A(31B)の
上部とを基本距離とするように制御する信号を制御部9
1の指令に基づいて生成し、IF部101を介してアン
テナ駆動部74に送出するものである。
【0046】ここで、図8において、検査処理部92
は、プログラム処理の機能として、処理手段111、受
信データ取得手段112、送信データ取得手段113、
判定手段114を備える。上記処理手段111は、当該
検査処理部92全体の処理を統括する。上記受信データ
取得手段112は、検査対象21Xから送信されてくる
データが受信されたときに取得するもので、適宜データ
メモリ93に記憶させる(当該受信データ取得手段11
2がバッファを備える場合にはバッファに一時格納して
もよい)。
【0047】上記送信データ取得手段113は、検査対
象21Xに通信によりメモリ82に書き込ませる識別情
報等をデータメモリ93より読み出して取得する。そし
て、判定手段114は、まず、検査対象21Xより応答
が合ったか否かで良否を判定すると共に、当該検査対象
21Xに送信した送信データ(データメモリ93より読
み込んだ送信データ)と、検査対象21Xからの応答で
送信されてきた受信データとを比較し、一致していれば
良品と判定し、不一致のときには不良品と判定するもの
で、送信データが検査対象21Xのメモリ82に実際に
書き込まれたか否かをデータ比較による通信状態の良否
としてとらえたものである。
【0048】そこで、図9に、図7および図8における
検査処理のフローチャートを示す。検査に際してホルダ
31A,31Bには、検査対象(図1のRF−IDとす
る)21Xの種類に応じて対応するケース43または基
板42が、予め定められている通信距離に応じた係合溝
32に保持させる。図9において、まず、搬送ベルト1
2上に順次供給されるRF−ID21(検査対象21
X)を検査位置に搬送する駆動量を、制御部91の指令
に基づいて搬送駆動制御部99がIF部101を介して
搬送駆動部73に出力する(ステップ(S)1)。
【0049】搬送されるRF−ID21が搬送位置に達
したかを位置検出手段15が検出すると(S2)、制御
部91がBCR16に検査対象21X上に形成されたバ
ーコード21Cを読み込ませ、当該検査対象21Xとひ
も付けして一旦データメモリ93等に記憶させる(S
3)。そして、アンテナ駆動制御部100では、制御部
91の指令により検査位置の検査対象21Xに対してシ
ールド部材13およびシステム側アンテナ41を下方の
中心に位置させる駆動量(Y)をアンテナ駆動部74の
Y方向駆動量とし、また当該システム側アンテナ41を
検査対象21X(アンテナ21A)に対して上記基本距
離とする駆動量(Z)をZ方向駆動量として出力する
(S4)。なお、上述のように、検査対象21Xを搬送
移動状態で検査を行う場合には、当該搬送と同期をとっ
てX移動をさせる駆動量(X)をX方向駆動量として出
力する。
【0050】そこで、検査対象用の送信データ(識別情
報)をデータメモリ93より取得して検査対象21Xに
送信する(S5)。当該検査対象21Xからの応答(返
信データの発信)があった場合には(S6)、当該返信
データを受信して、上記のように判定手段114が送信
データと受信データとのマッチングを行う(S8)。マ
ッチングの結果において(S8)、一致したときには良
品と判定し(S9)、不一致のときには不良品と判定す
る(S10)。また、上記S6において、応答がなけれ
ば、ICモジュール21Bの不良として当該検査対象2
1Xを不良品と判定する(S10)。
【0051】ここで、検査対象21Xが不良品の場合に
当該検査対象21Xにマーキングするものとすると、S
10で不良品と判定した検査対象21Xに対しマーキン
グすべきことを制御部91がマーカ17に指令する(S
11)。そして、これらの判定結果をデータメモリ93
に記憶させる(S12)。
【0052】続いて、次の検査対象21Xを検出した場
合には、当該検査対象21Xに対してS2〜S12を繰
り返して判定結果をデータメモリ93に記憶させる(S
13)。そして、次の検査対象21Xを検出せず、総て
の検査対象21Xを検査し、その良否がデータメモリ9
3に記憶されたときに、検査結果を適宜表示部102に
表示させるものである(S14)。なお、検査結果の表
示を、検査対象21X毎、または所定数の検査対象21
Xの検査結果毎に行ってもよい。
【0053】なお、検査対象21Xが、図6に示すよう
に静電結合型のRF−ID21の場合には、図4に示す
電極41A,41Bが搭載された基板42または当該基
板42を収納するケース43がホルダ32A,31Bの
所望の係合溝32に保持させる。この場合、処理システ
ム72では、上記変調部95は、発信部96からの所定
周波数(例えば847KHz、424KHz、212K
Hz、125KHz等)の発信出力に基づいて上記デー
タ変換部98で変換された情報を例えばPSK(位相偏
位変調)変調波に変調するように、静電結合特有の処理
を行わせるもので、他の構成は基本的に図7と同様であ
る。また、検査処理は、図9に示すフローチャートと同
様である。
【0054】このように、検査対象のRF−ID21の
種類に応じて上記基板42またはケース43を交換させ
ることで、検査対象21Xの種類に対応した検査を図7
〜図9に示すような検査処理で容易に行うことができ、
RF−ID21の将来における種類増加に対して容易に
対応させることができるものである。
【0055】次に、図10に、図2〜図4のアンテナが
搭載される基板の他の構成例を示した説明図を示す。図
10(A)において、基板42上に、図2〜図4に示す
システム側アンテナ41A(41A,41B)が搭載さ
れるものとして、例えば裏面(システム側アンテナと同
一面でもよい)に処理システム72Aを実装させたもの
である。そして、当該基板42Aより接続端子121を
介してケーブル44が延出されたもので、当該基板42
Aを単体で、またはこの基板42Aをケース43に収納
させて、上記ホルダ32A,31Bの所望の係合溝32
に交換自在に保持させるものである。
【0056】上記基板42Aに実装される処理システム
72Aは、図10(B)に示すように、制御部91、検
査処理部92、データメモリ93、電力増幅部94、変
調部95、発信部96、検波部97、データ変換部9
8、搬送駆動制御部99、アンテナ駆動制御部100、
IF部101および表示処理手段122を備える。上記
構成部分は、表示処理手段122以外は図7および図8
と同様である。表示処理手段122は、検査結果を、例
えば管理コンピュータで表示させる場合のデータを表示
用信号に処理するものである。なお、IF部101より
接続端子121に接続される信号系は、上記表示用信号
のほかに、上記図7における位置検出手段15、BCR
16、マーカ17、搬送駆動部73およびアンテナ駆動
部74に対するものであり、検査処理は図9と同様であ
る。
【0057】上記のように基板42Aは、検査対象21
XのRF−ID21の種類毎に用意されることは上述と
同様である。すなわち、処理システム72Aを基板42
Aに搭載させることで、検査システムにおけるリーダ・
ライタをもRF−ID21の種類毎に容易に交換自在と
させることができるものである。
【0058】なお、基板42Aに、アンテナ41(41
A,41B)、電力増幅部94、変調部95、発信部9
6及び検波部97の送受信システム(リーダ・ライタ)
のみを実装、搭載し、他の検査処理の構成を管理コンピ
ュータ等で構築させることとしても同様である。また、
アンテナ41(41A,41B)を搭載する基板と、電
力増幅部94、変調部95、発信部96及び検波部97
の送受信システム(リーダ・ライタ)を搭載する基板と
を別としてもよい。この場合、アンテナ41(41A,
41B)を共通として送受信システムのみを交換自在と
することができ、上記同様に検査システムにおけるリー
ダ・ライタをもRF−ID21の種類毎に容易に交換自
在とさせることができるものである。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1,2および4の
発明によれば、アンテナおよびICモジュールを少なく
とも備えるRF−IDを検査対象として通信を行い、当
該検査対象の良否を検査するRF−IDの検査システム
おける駆動機構に保持手段が搭載され、当該保持手段に
少なくともアンテナを搭載する基板またはケースを交換
自在に保持させることにより、検査対象の種類に対応し
た検査を容易とさせることができ、RF−IDの将来に
おける種類増加に対して容易に対応させることができる
ものである。
【0060】請求項3の発明によれば、システム側アン
テナを搭載した基板またはこれと別基板に処理システム
またはその一部を搭載させることにより、検査対象の種
類に応じた処理システムをも同時に対応させることとな
り、上記同様に検査対象の種類に対応した検査を容易と
させることができ、RF−IDの将来における種類増加
に対して容易に対応させることができるものである。
【0061】請求項5の発明によれば、検査対象とシス
テム側アンテナとの間にシールド部材を介在させること
により、検査対象の近傍のRF−IDとの通信を回避さ
せることができ、検査対象を特定して確実な検査を行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るRF−IDの検査システムにおけ
る基本構成の分解構成図である。
【図2】図1の検査システムで使用されるホルダおよび
アンテナユニットの説明斜視図である。
【図3】図1の検査システムで使用される他形態のホル
ダおよびアンテナユニットの説明斜視図である。
【図4】図1の検査システムで使用される他形態のアン
テナにおけるホルダおよびアンテナユニットの説明斜視
図である。
【図5】図1の検査対象における電磁結合型の他形態の
検査対象を示した概略説明図である。
【図6】図1の検査対象における静電結合型の検査対象
を示した概略説明図である。
【図7】本発明に係るRF−IDの検査システムのブロ
ック構成図である。
【図8】図7の検査処理部のブロック構成図である。
【図9】図7および図8における検査処理のフローチャ
ートである。
【図10】図2〜図4のアンテナが搭載される基板の他
の構成例を示した説明図である。
【符号の説明】
11 検査システム 13 シールド部材 14 駆動機構 15 位置検出手段 16 BCR 17 マーカ 21(21X) ICカード(検査対象) 21A コイルアンテナ 21B ICモジュール 21C バーコード 31 ホルダ 32 係合溝 41 システム側アンテナ 41A,41B 電極 42 基板 43 ケース 72 処理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 17/00 G06K 19/00 H (72)発明者 大家 俊介 東京都千代田区神田駿河台1丁目6番地 トッパン・フォームズ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA21 NA06 5B035 BB09 BC08 CA23 5B058 CA15 KA24 KA28 5K042 AA00 CA02 CA13 CA17 CA23 JA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナおよびICモジュールを少なくと
    も備えるRF−IDを検査対象として通信を行い、当該
    検査対象の良否を検査するRF−IDの検査システムで
    あって、 前記検査対象を検査位置に搬送する搬送手段と、 前記検査対象と通信を行うシステム側アンテナを搭載
    し、当該システム側アンテナを当該検査対象に対して位
    置決めさせる駆動機構と、 前記システム側アンテナが前記検査対象の種類毎に用意
    され、当該システム側アンテナを当該検査対象に応じて
    交換自在に保持するもので、前記駆動機構に搭載される
    保持手段と、 前記システム側アンテナを介して前記検査対象と誘導結
    合させて、所定のデータを送信し、当該検査対象側から
    の応答に基づいて当該検査対象の良否を判定する処理シ
    ステムと、 を有することを特徴とするRF−IDの検査システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のRF−IDの検査システム
    であって、前記保持手段は、前記システム側アンテナを
    搭載した基板または当該基板が収納されたケースを交換
    自在に保持することを特徴とするRF−IDの検査シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のRF−IDの検査
    システムであって、前記処理システムまたはその一部
    が、前記システム側アンテナを搭載した基板、または当
    該システム側アンテナを搭載した基板と別基板に搭載さ
    れることを特徴とするRF−IDの検査システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の
    RF−IDの検査システムであって、前記保持手段は、
    前記検査対象に対して前記システム側アンテナの距離を
    所定段階に設定させる手段を備えることを特徴とするR
    F−IDの検査システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の少なくとも何れかに記載の
    RF−IDの検査システムであって、前記検査対象の近
    傍のRF−IDとの通信を回避させるために、当該検査
    対象と前記システム側アンテナとの間に介在されるもの
    で、当該システム側アンテナを当該検査対象に対向させ
    る開口部が形成されるシールド部材を備えることを特徴
    とするRF−IDの検査システム。
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