JP2003099312A - ファイル処理システム、及びプログラム - Google Patents

ファイル処理システム、及びプログラム

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JP2003099312A
JP2003099312A JP2001289340A JP2001289340A JP2003099312A JP 2003099312 A JP2003099312 A JP 2003099312A JP 2001289340 A JP2001289340 A JP 2001289340A JP 2001289340 A JP2001289340 A JP 2001289340A JP 2003099312 A JP2003099312 A JP 2003099312A
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JP2001289340A
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Tomohiro Machida
智浩 町田
Chikashi Sasaki
史 佐々木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、サーバ上の共用ファイルの
アップロード更新の可否をユーザー端末別に制限した制
御情報をユーザー端末がダウンロードしておくことによ
り、サーバにアクセスすることなくアップロード更新の
可否を判断できるようにすることである。 【解決手段】 CPU11は、共用ファイルダウンロー
ド処理において、ファイル共用サーバ20上の共用フォ
ルダ内からダウンロード対象ファイルを指定されると、
ファイル共用サーバ20に対象ファイルのダウンロード
要求を行う。ダウンロードが許可され、実行されるとそ
のファイルのファイル情報をダウンロードリスト161
に格納し、ファイル共用サーバ20に対象ファイルのフ
ォルダ属性を要求する。次いで、フォルダがアップロー
ド制御設定されている場合は、そのアップロード制御情
報をダウンロードし、アップロード制御テーブル162
に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル処理シス
テムに係り、詳細には、共用ファイルに対するアクセス
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上でサーバが管理す
る共用のフォルダやファイル等に対するダウンロード
(取得読み出し)やアップロード(書き換え更新)等の
アクセス権は、サーバ側でフォルダ毎に設定し、ユーザ
ー端末別に制限して制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アクセス制御方法では、共用フォルダの管理は全てサー
バ側で行われており、ユーザー側ではそのアクセス制御
情報が不明であるため、自端末が共用フォルダからダウ
ンロードしたファイルをアップロード更新可能な対象で
あるかどうか判断がつかなかった。そのため、自端末が
アップロード更新不可対象であるファイルに対しても書
き換え処理を行って、サーバからアップロード更新を拒
否されてしまうこととなり、ユーザーにとっては書き換
え処理やサーバへのアクセスに要した時間や労力を浪費
することとなっていた。また、アクセスを受けたサーバ
側にあっても、アクセス対応処理に対する負担が大きか
った。
【0004】本発明の課題は、サーバ上の共用ファイル
のアップロード更新の可否をユーザー端末別に制限した
制御情報をユーザー端末がダウンロードしておくことに
より、サーバにアクセスすることなくアップロード更新
の可否を判断できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種ファイルを保管するフォルダを通信ネットワーク
(例えば、図1のネットワークL)上で公開するサーバ
(例えば、図1のファイル共用サーバ20)と、そのサ
ーバと通信ネットワークを介して接続されるユーザー端
末(例えば、図1のユーザー端末10)と、からなるフ
ァイル処理システム(例えば、図1のファイル処理シス
テム1)において、前記サーバは、前記ファイルのアッ
プロード更新の可否をユーザー端末別に制限する制御情
報を設定する制御情報設定手段(例えば、図6のアクセ
ス制御テーブル261)と、前記設定された制御情報を
記憶する制御情報記憶手段(例えば、図5の記憶装置2
6)と、を備え、前記ユーザー端末は、前記サーバのフ
ォルダに保管されたファイル内で任意にファイルを選択
して、前記通信ネットワーク介してダウンロードする第
1のダウンロード手段(例えば、図7のステップS4、
S9に示す処理を実行するCPU11)と、前記サーバ
の制御情報記憶手段に記憶された前記制御情報を、前記
通信ネットワークを介してダウンロードする第2のダウ
ンロード手段(例えば、図7のステップS13に示す処
理を実行するCPU11)と、前記サーバからダウンロ
ードしたファイルを対象にして、前記サーバに対するフ
ァイルのアップロード更新が要求された際に、自端末が
当該ファイルに対するアップロード更新を制限される対
象であるかどうかを前記制御情報に基づいて判別する判
別手段(例えば、図9のステップS44、S49に示す
処理を実行するCPU11)と、前記判別手段により、
自端末がアップロード更新を制限される対象であると判
別された場合、前記サーバに対する前記ファイルのアッ
プロード更新の処理を禁止し、一方、自端末がアップロ
ード更新を制限される対象ではないと判別された場合、
前記サーバに対し前記ファイルのアップロード更新の処
理を実行する更新制御手段(例えば、図9のステップS
47、S50に示す処理を実行するCPU11)と、を
備えたことを特徴としている。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、各種フ
ァイルを保管するフォルダを通信ネットワーク上で公開
するサーバと、そのサーバと通信ネットワークを介して
接続されるユーザー端末と、からなるファイル処理シス
テムにおいて、前記サーバは、前記ファイルのアップロ
ード更新の可否をユーザー端末別に制限する制御情報を
設定する制御情報設定手段と、前記設定された制御情報
を記憶する制御情報記憶手段と、を備え、前記ユーザー
端末は、前記サーバのフォルダに保管されたファイル内
で任意にファイルを選択して、前記通信ネットワークを
介してダウンロードする第1のダウンロード手段と、前
記サーバの制御情報記憶手段に記憶された前記制御情報
を、前記通信ネットワークを介してダウンロードする第
2のダウンロード手段と、前記サーバからダウンロード
したファイルを対象にして、前記サーバに対するファイ
ルのアップロード更新が要求された際に、自端末が当該
ファイルに対するアップロード更新を制限される対象で
あるかどうかを前記制御情報に基づいて判別する判別手
段と、前記判別手段により、自端末がアップロード更新
を制限される対象であると判別された場合、前記サーバ
に対する前記ファイルのアップロード更新の処理を禁止
し、一方、自端末がアップロード更新を制限される対象
ではないと判別された場合、前記サーバに対し前記ファ
イルのアップロード更新の処理を実行する更新制御手段
と、を備えているので、アップロード更新が許可されな
いファイルに対して無駄にファイル処理を行ったり、サ
ーバに無用なアクセスをするといった事態を未然に回避
することができ、より処理効率が高いファイル処理シス
テムを提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜9を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明す
る。図1は、本実施の形態におけるファイル処理システ
ムの全体構成を示す図である。図1に示すように、ファ
イル処理システム1は、ユーザー端末10、ファイル共
用サーバ20と、がネットワークLを経由して相互にデ
ータの送受信が可能なように接続され、構成されてい
る。
【0008】ネットワークLは、専用線や既存の一般公
衆回線を利用して構築された情報ネットワーク(通信
網)であり、WAN(Wide Area Network)やLAN(L
ocal Area Network)等の様々な回線形態を適用するこ
とが可能である。
【0009】次に、図2を参照してユーザー端末10の
内部構成を詳細に説明する。図2は、ユーザー端末10
の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すよう
に、ユーザー端末10は、CPU11、表示部12、入
力部13、伝送制御部14、RAM15、記録媒体16
aを有する記憶装置16により構成され、記録媒体16
aを除く各部は、バス17により接続されている。
【0010】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶装置16が有する記録媒体16aに記憶されて
いる各種制御プログラムを読み出し、RAM15に展開
し、該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御す
る。また、CPU11は、RAM15に展開した制御プ
ログラムに従って、後述する共用ファイルダウンロード
処理、オープンファイルのファイル更新処理、一括ファ
イル更新処理等を実行し、その処理結果をRAM15に
格納すると共に、表示部12に表示させる。そして、R
AM15に格納した処理結果を記憶装置16、或いは記
録媒体16a内の所定の保存先に保存させる。
【0011】また、CPU11は、後述する共用ファイ
ルダウンロード処理において、ファイル共用サーバ20
上の共用フォルダをチェックして、表示部12に表示さ
せてダウンロード対象ファイルを指定されると、ファイ
ル共用サーバ20に対象ファイルのダウンロード要求を
行う。ダウンロードが許可され、実行されるとそのファ
イルのファイル共用サーバ上のファイル場所、及びファ
イル名等のファイル情報を記憶装置16のダウンロード
リスト161に格納し、ファイル共用サーバ20に対象
ファイルのフォルダ属性を要求する。次いで、フォルダ
がアップロード制御設定されている場合は、そのアップ
ロード制御情報をダウンロードし、記憶装置16のアッ
プロード制御テーブル162に格納する。
【0012】また、CPU11は、後述するオープンフ
ァイルのファイル更新処理において、現在開いているフ
ァイル(以下、オープンファイルと記載)のファイル場
所をチェックし、ネットワークLのファイル共用サーバ
20上のファイルである場合、記憶装置16のダウンロ
ードリスト161を読み出してオープンファイルにアッ
プロード制御テーブル番号が付与されているかどうかを
判別する。アップロード制御テーブル番号が付与されて
いない場合は、アップロードを実行して、アップロード
制御テーブル番号が付与されている場合は、アップロー
ド制御テーブル162を読み出してアップロード不可ユ
ーザーに設定されているかどうかを判別する。不可ユー
ザーに設定されていない場合は、アップロードを実行
し、不可ユーザーに設定されている場合は、アップロー
ド不可であることを表示部12に表示させる。
【0013】また、CPU11は、後述する一括ファイ
ル更新処理において、ダウンロードリスト161からア
ップロード対象のファイルを指定させて、指定したファ
イルにアップロード制御テーブル番号が付与されていな
い場合、或いはアップロード制御テーブル番号が付与さ
れており、アップロード制御テーブル162からそのア
ップロード制御情報を読み出して、アップロード不可ユ
ーザーに設定されていない場合、即ち、指定したファイ
ルがアップロード制限されていない場合、そのファイル
名を抽出してRAM15に格納する。全てのアップロー
ド対象ファイルの指定が終わると、抽出したアップロー
ド可能なファイル名を明示するようなリスト表示を行
い、アップロードを実行するファイルの指定を受けてア
ップロードを実行する。
【0014】表示部12は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU11から入力される表示信号の指示に従っ
て、入力部13からの入力指示や、伝送制御部14を介
して送受信されるデータの内容等を表示画面上に表示さ
せる。
【0015】入力部13は、カーソルキー、数字入力キ
ー、及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、こ
のキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をC
PU11に出力する。なお、入力部13は、必要に応じ
てマウス、タッチパネル等のポインティングデバイス
や、その他の入力装置を備えることとしてもよい。
【0016】伝送制御部14は、ルータやTA(Termin
al Adapter)等によって構成され、専用線、或いはIS
DN(Integrated Service Digital Network)回線等の
通信回線を介してネットワークLに接続された端末との
通信制御を行う。
【0017】RAM(Random Access Memory)15は、
CPU11により実行制御される各種処理において、記
憶装置16から読み出されたユーザー端末10上で実行
可能なシステムプログラム、制御プログラム、入力若し
くは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域
を形成する。
【0018】記憶装置16は、プログラムやデータ等が
予め記憶された記録媒体16aを有し、この記録媒体1
6aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体等の不
揮発性メモリで構成されている。記録媒体16aは、記
憶装置16に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に
装着するものであり、記録媒体16aには、ユーザー端
末10に対応するシステムプログラム、及びシステムプ
ログラム上で実行可能な共用ファイルダウンロード処
理、オープンファイルのファイル更新処理、一括ファイ
ル更新処理等の各種処理プログラム、及びこれらのプロ
グラムで処理されたデータ等を記憶する。これらの各処
理プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形
態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに
従った動作を逐次実行する。
【0019】また、記憶装置16は、図3に示すダウン
ロードリスト161、及び図4に示すアップロード制御
テーブル162を格納する。以下、これらのデータ格納
例について、図3、4を参照して具体的に説明する。図
3は、ダウンロードしたフォルダやファイルの情報を格
納したダウンロードリスト161のデータ格納例を示す
図である。図3に示すように、ダウンロードリスト16
1は、フォルダ・ファイル場所領域161a、フォルダ
・ファイル名領域161b、アップロード制御テーブル
番号領域161cの3つのデータ格納領域を有する。
【0020】ファイル・フォルダ場所領域161aに
は、ダウンロードしたフォルダやファイルのファイル共
用サーバ20上における格納場所を示す文字データ(例
えば、“S:\COMPANY\NEWS\”、“S:\COMPANY\TEST\file
1”、…)が格納され、フォルダ・ファイル名領域16
1bには、ダウンロードしたフォルダやファイルの名称
を示す文字データ(例えば、“NEWS”、“file1”、
…)が格納され、アップロード制御テーブル番号領域1
61cには、ダウンロードしたフォルダやファイルがア
ップロード不可設定されており、アップロード制御テー
ブル162においてテーブル番号が付与されている場
合、そのアップロード制御テーブル番号を示す数字デー
タ(例えば、“1”、“2”、…)が格納される。
【0021】図4は、ダウンロードしたフォルダやファ
イルがアップロード不可設定されている場合にダウンロ
ードされるアップロード制御情報を格納したアップロー
ド制御テーブル162のデータ格納例を示す図である。
図4に示すように、アップロード制御テーブル162
は、テーブル番号領域162a、アップロード不可フォ
ルダ名領域162b、アップロード不可ユーザー名領域
162cの3つのデータ格納領域を有する。まず、テー
ブル番号領域162aには、各アップロード不可設定情
報を識別するための番号を示す数字データ(例えば、
“1”、“2”、…)が格納され、アップロード不可フ
ォルダ名領域162bには、アップロード不可設定され
ているフォルダの名称を示す文字データ(例えば、“NE
WS”、“file1”、…)が格納され、アップロード不可
ユーザー名領域162cには、アップロード不可設定さ
れているユーザーの名称を示す文字データ(例えば、
“ALL USER”、“USER A”、…)が格納される。
【0022】次に、図5を参照してファイル共用サーバ
20の内部構成を詳細に説明する。図5は、ファイル共
用サーバ20の機能的構成を示すブロック図である。図
5に示すように、ファイル共用サーバ20は、CPU2
1、表示部22、入力部23、伝送制御部24、RAM
25、記録媒体26aを有する記憶装置26により構成
され、記録媒体26aを除く各部は、バス27により接
続されている。以下に、各部についての詳細な説明を示
すが、ユーザー端末10と同一の機能を持つ各部につい
ては、その構成説明を省略する。
【0023】CPU21は、ユーザー端末からファイル
ダウンロード要求を受信すると、ユーザー端末IDを認
識して、要求対象ファイルを保管するフォルダのフォル
ダ属性をチェックし、ユーザー端末がフォルダのダウン
ロード不可設定ユーザーである場合、ダウンロード不許
可である応答を行い、ダウンロード不可設定ユーザーで
ない場合、対象ファイルのダウンロードを実行する。さ
らに、ユーザー端末からダウンロードしたファイルのフ
ォルダ属性の要求を受信すると、アクセス制御テーブル
261を読み出し、対象ファイルがアップロード不可設
定されている場合にそのアップロード制御情報をユーザ
ー端末に送信する。
【0024】記憶装置26は、図6に示すアクセス制御
テーブル261を格納する。以下、これらのデータ格納
例について、図6を参照して具体的に説明する。図6
は、ネットワークLのファイル共用サーバ20上で共用
されるフォルダやファイルのダウンロード、及びアップ
ロードの不可設定情報を格納したアクセス制御テーブル
261のデータ格納例を示す図である図6に示すよう
に、アクセス制御テーブル261は、フォルダ場所領域
261a、ダウンロード不可設定領域261b、ダウン
ロード不可設定ユーザー名領域261c、アップロード
不可設定領域261d、アップロード不可設定ユーザー
名領域261eの5つのデータ格納領域を有する。
【0025】まず、フォルダ場所領域261aには、ネ
ットワークLのファイル共用サーバ20上で共用される
フォルダの格納場所を示す文字データ(例えば、“S:\C
OMPANY\NEWS\”、“S:\COMPANY\NETWORK\”、…)が格
納され、ダウンロード不可設定領域261bには、ダウ
ンロードの不可設定状況を示す文字データ(例えば、不
可設定であれば“○”、不可設定でなければ“−”)が
格納され、ダウンロード不可設定ユーザー名領域261
cには、ダウンロードを許可されないユーザーの名称を
示す文字データ(例えば、“UESR C”、“USER A”、
…)が格納され、アップロード不可設定領域261dに
は、アップロードの不可設定状況を示す文字データ(例
えば、不可設定であれば“○”、不可設定でなければ
“−”)が格納され、アップロード不可設定ユーザー名
領域261eには、アップロードを許可されないユーザ
ーの名称を示す文字データ(例えば、“ALL USER”、
“USER A”、…)が格納される。
【0026】次に、本実施の形態の動作を説明する。動
作説明の前提として、以下のフローチャートに記述され
ている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り
可能なプログラムコードの形態でユーザー端末10の記
録媒体16a、及びファイル共用サーバ20の記録媒体
26aに格納されており、CPU11、及びCPU21
は、前記プログラムコードに従った動作を逐次実行す
る。また、CPU11、及びCPU21は、伝送媒体を
介して伝送されてきたプログラムコードに従った動作を
逐次実行することが可能である。即ち、記録媒体を介し
て外部から供給されたプログラム、或いはデータを利用
して、本実施の形態特有の動作を実行することも可能と
なる。
【0027】まず、ユーザー端末10により実行される
共用ファイルダウンロード処理について、図7のフロー
チャートを参照して説明する。図7において、まず、C
PU11は、伝送制御部14よりネットワークLに接続
し、ネットワークLのファイル共用サーバ20上の共用
フォルダをチェックして、表示部12に共用フォルダを
一覧表示させる(ステップS1)。次いで、一覧表示し
たフォルダの中から対象とするフォルダを指定させて
(ステップS2)、指定されたフォルダ内のファイルを
チェックして、表示部12にそのファイル一覧を表示さ
せる(ステップS3)。次いで、一覧表示したファイル
の中から対象とするファイルを指定させて(ステップS
4)、対象ファイルが指定されると、ファイル共用サー
バ20に対象ファイルのダウンロードを要求し(ステッ
プS5)、ユーザー端末10の識別情報であるユーザー
端末ID情報(以下、ユーザー端末IDと記載)をファ
イル共用サーバ20に送信する(ステップS6)。
【0028】次に、CPU11は、ファイル共用サーバ
20から要求した対象ファイルのダウンロードを許可す
る応答があったかどうかを判別する(ステップS7)。
ダウンロードが許可されなかった場合(ステップS7;
NO)、表示部5に対象ファイルがダウンロード不可で
ある旨を報知するメッセージを表示して(ステップS
8)、共用ファイルダウンロード処理を終了する。ダウ
ンロードが許可された場合(ステップS7;YES)、
対象ファイルをファイル共用サーバ20からダウンロー
ドし、所定の領域へ格納する(ステップS9)。
【0029】さらに、CPU11は、ダウンロードした
ファイルのファイル共用サーバ20上の格納場所、及び
ファイル名を記憶装置16に格納されているダウンロー
ドリスト161に格納し(ステップS10)、ファイル
共用サーバ20にダウンロードした対象ファイルを保管
するフォルダのフォルダ属性を要求する(ステップS1
1)。次いで、対象ファイルを保管するフォルダがアッ
プロード制御設定されており、アップロード不可設定情
報、及びアップロード不可ユーザー情報を含むアップロ
ード制御情報をファイル共用サーバ20から受信したか
どうかを判別する(ステップS12)。アップロード制
御情報を受信していない場合(ステップ12;NO)、
ダウンロードした対象ファイルを開いて、表示部12に
表示し(ステップS14)、共用ファイルダウンロード
処理を終了してファイル処理に移行する。アップロード
制御情報を受信した場合(ステップS12;YES)、
記憶装置16に格納されているアップロード制御テーブ
ル162にテーブル番号を付与して格納し、さらに、付
与したテーブル番号をダウンロードリスト161の対象
ファイルに該当するアップロード制御テーブル番号領域
161cに格納する(ステップS13)。次いで、ダウ
ンロードした対象ファイルを開いて、表示部12に表示
し(ステップS14)、共用ファイルダウンロード処理
を終了してファイル処理に移行する。
【0030】次に、ファイル共用サーバ20により実行
されるファイルアクセス応答処理について、図8のフロ
ーチャートを参照して説明する。図8において、まず、
CPU21は、ネットワークLに接続されたユーザー端
末10から共用ファイルのダウンロード要求を受けたか
どうかを判別する(ステップS21)。ダウンロード要
求を受けていない場合(ステップS21;NO)は、ダ
ウンロード要求を受けるまで待機し、ダウンロード要求
を受けた場合(ステップS21;YES)、続けてユー
ザー端末10から送信されるユーザー端末IDを受信す
る(ステップS22)。
【0031】CPU21は、受信したユーザー端末ID
を認識して、記憶装置26に格納されているアクセス制
御テーブル261を読み出し、要求された対象ファイル
を保管するフォルダのフォルダ属性のチェックを行って
(ステップS23)、ユーザー端末10がダウンロード
不可の対象ユーザーに設定されているかどうかを判別す
る(ステップS24)。ユーザー端末10がダウンロー
ド不可対象に設定されている場合(ステップS24;Y
ES)、ダウンロード要求しているユーザー端末10に
対して対象ファイルがダウンロード不許可である応答を
行って、ファイルアクセス応答処理を終了する。
【0032】ダウンロード要求しているユーザー端末1
0がダウンロード不可対象に設定されていない場合(ス
テップS24;NO)、ユーザー端末10に対して対象
ファイルのダウンロードを許可する応答を行って(ステ
ップS26)、対象ファイルのダウンロードを実行する
(ステップS27)。次いで、ユーザー端末10からダ
ウンロードした対象ファイルのファイル属性の要求を受
けると(ステップS28)、CPU21は、記憶装置2
6に格納されているアクセス制御テーブル261を読み
出して対象ファイルを保管するフォルダのフォルダ属性
のチェックを行い(ステップS29)、フォルダがアッ
プロード不可設定されているかどうかを判別する(ステ
ップS30)。
【0033】アップロード不可設定されていない場合
(ステップS30;NO)、ファイルアクセス応答処理
を終了して、アップロード不可設定されている場合(ス
テップS30;YES)、対象ファイルを保管するフォ
ルダのアップロード制御設定状況を示すアップロード不
可設定情報、及びアップロードが許可されないユーザー
を示すアップロード不可ユーザー情報と、をアップロー
ド制御情報としてユーザー端末10に送信し(ステップ
S31)、ファイルアクセス応答処理を終了する。
【0034】次いで、上記説明した処理について図3、
4、6を参照して、より具体的に説明する。まず、ユー
ザー端末10がネットワークLのファイル共用サーバ2
0上の共用フォルダにアクセスし、“NEWS”のフォルダ
のダウンロードをファイル共用サーバ20に要求した場
合、要求を受けたファイル共用サーバ20は、アクセス
制御テーブル261(図6参照)を読み出して“NEWS”
フォルダのフォルダ属性チェックを行う。ファイル共用
サーバ20は、“NEWS”フォルダがダウンロード不可設
定されていないことを認識して、ユーザー端末10に対
して“NEWS”フォルダのダウンロードを許可して実行す
る。
【0035】次に、ダウンロードを許可され、“NEWS”
フォルダを所定の格納場所に格納したユーザー端末10
は、“NEWS”フォルダのファイル共用サーバ上のフォル
ダ場所(図3における“S:\COMPANY\NEWS\”)、及び
フォルダ名(図3における“NEWS”)をダウンロードリ
スト161(図3参照)に格納する。次いで、ユーザー
端末10がダウンロードした“NEWS”フォルダのフォル
ダ属性をファイル共用サーバ20に要求すると、ファイ
ル共用サーバ20は、アクセス制御テーブル261を読
み出して、“NEWS”フォルダのアップロード不可設定情
報を読み出す。
【0036】図6において、“NEWS”フォルダはアップ
ロード不可設定されているので、ファイル共用サーバ2
0は、“NEWS”フォルダがアップロード不可設定されて
おり、不可対象ユーザーは“ALL USER”である情報をア
ップロード制御情報としてユーザー端末10に送信す
る。アップロード制御情報を受信したユーザー端末10
は、テーブル番号1を付してアップロード制御テーブル
162(図4参照)に格納し、付与されたテーブル番号
1をダウンロードリスト161の“NEWS”フォルダに該
当するアップロード制御テーブル番号領域161cに格
納して、共用フォルダのダウンロード処理を終了する。
【0037】次に、ユーザー端末10が現在開いている
ファイル(以下、オープンファイルと記載)をアップロ
ードする際に、ユーザー端末10のCPU11により実
行されるオープンファイルのファイル更新処理を図9の
フローチャートを参照して説明する。図9において、C
PU11は、現在開いているオープンファイルのファイ
ル場所をチェックし(ステップS41)、ファイル場所
がネットワークLのファイル共用サーバ20上であるか
どうかを判別する(ステップS42)。
【0038】ファイル場所がネットワークLのファイル
共用サーバ20上ではない場合(ステップS42;N
O)、ファイルを更新するファイル更新処理を実行して
(ステップS43)、オープンファイルのファイル更新
処理を終了する。ファイル場所がネットワークLのファ
イル共用サーバ20上である場合(ステップS42;Y
ES)、記憶装置16からダウンロードリスト161を
読み出して、オープンファイルにアップロード制御テー
ブル番号が付与されているかどうかを判別する(ステッ
プS44)。アップロード制御テーブル番号が付与され
ていない場合(ステップS44;NO)、アップロード
制御設定されていないと判断して、ネットワークLのフ
ァイル共用サーバ20上へのオープンファイルのアップ
ロード実行を確認する表示を表示部12にさせて(ステ
ップS45)、了解した指示を入力部13から受けたか
どうかを判別する(ステップS46)。了解した指示を
受けると(ステップS46;YES)、ネットワークL
のファイル共用サーバ20上へのオープンファイルのア
ップロードを実行して、オープンファイルのファイル更
新処理を終了する。
【0039】アップロード制御テーブル番号が付与され
ている場合(ステップS44;YES)、そのアップロ
ード制御テーブル番号に対応するアップロード制御情報
を記憶装置16のアップロード制御テーブル162から
読み出して(ステップS48)、ユーザー端末10がア
ップロード不可設定のユーザーに一致するかどうかを判
別する(ステップS49)。アップロード不可設定のユ
ーザーに一致しない場合(ステップS49;NO)、ア
ップロード制御設定されていないと判断して、ネットワ
ークLのファイル共用サーバ20上へのオープンファイ
ルのアップロード実行を確認する表示を表示部12にさ
せて(ステップS45)、了解した指示を入力部13か
ら受けたかどうかを判別する(ステップS46)。了解
した指示を受けると(ステップS46;YES)、ネッ
トワークLのファイル共用サーバ20上へのオープンフ
ァイルのアップロードを実行して、オープンファイルの
ファイル更新処理を終了する。
【0040】アップロード不可設定のユーザーに一致す
る場合(ステップS49;YES)、オープンファイル
はネットワークLのファイル共用サーバ20上へアップ
ロード不可である旨を報知する表示を表示部12にさせ
て(ステップS50)、了解した指示を入力部13から
受けたかどうかを判別する(ステップS51)。CPU
11は、了解した指示を受けると(ステップS51;Y
ES)、オープンファイルのファイル更新処理を終了す
る。
【0041】次に、複数のファイルを一括してファイル
共用サーバ20にアップロード更新する際に、ユーザー
端末10のCPU11により実行される一括ファイル更
新処理について図10を参照して説明する。図10にお
いて、CPU11は、記憶装置16のダウンロードリス
ト161を読み出し、ダウンロードしたフォルダ名やフ
ァイル名の一覧リストを表示部12に表示させて、アッ
プロードを実行したい所望のファイルを指定させる(ス
テップS61)。ファイルの指定を受けると、ダウンロ
ードリスト161において指定されたファイルにアップ
ロード制御テーブル番号が付与されているかどうかを判
別する(ステップS62)。アップロード制御テーブル
番号が付与されていない場合(ステップS62;N
O)、指定されたファイルはアップロード制御設定され
ていないと判断して、ダウンロードリスト161から指
定されたファイルのファイル名を抽出してRAM15に
一時記憶し(ステップS63)、ステップS66に移
る。
【0042】アップロード制御テーブル番号が付与され
ている場合(ステップS62;YES)、そのアップロ
ード制御テーブル番号に対応するアップロード制御情報
を記憶装置16のアップロード制御テーブル162から
読み出して(ステップS64)、ユーザー端末10がア
ップロード不可設定のユーザーに一致するかどうかを判
別する(ステップS65)。アップロード不可設定のユ
ーザーに一致しない場合(ステップS65;NO)、指
定されたファイルはアップロード制御設定されていない
と判断してダウンロードリスト161から指定されたフ
ァイルのファイル名を抽出してRAM15に一時記憶し
(ステップS63)、ステップS66に移る。アップロ
ード不可設定のユーザーに一致する場合(ステップS6
5;YES)、ダウンロードリスト161内にさらにア
ップロード更新を実行したいファイルがあるかどうかを
確認する表示を表示部12にさせて(ステップS6
6)、さらにアップロード更新を実行したいファイルが
ある場合(ステップS66;YES)、ステップS61
に戻り、再度アップロード更新対象のファイルの指定を
受ける。
【0043】さらにアップロード更新を実行したいファ
イルがない場合(ステップS66;NO)、抽出してR
AM15に一時記憶したファイル名を読み出して、アッ
プロード可能なファイルを表示部12に一覧表示する
(ステップS67)。次いで、CPU11は、表示した
一覧リストのアップロード可能なファイルの中からアッ
プロード更新を実行したい対象ファイルを選択させる表
示を表示部5にさせて(ステップS68)、選択された
対象ファイルのを一括アップロード更新し(ステップS
69)、一括ファイル更新処理を終了する。
【0044】以上のように、ネットワークNを介してフ
ァイル共用サーバ20上の共用ファイルのアクセス制御
設定情報をダウンロードし、サーバにアクセスする前
に、自端末がダウンロードしたファイルをアップロード
更新することが許可されているどうかを判別できるた
め、アップロード更新を許可されないファイルに対して
無駄にファイル処理を行ったり、サーバに無用なアクセ
スをするといった事態を未然に回避することができる。
また、サーバ側においても、アクセスに対する無駄な応
対がなくなるので負担を減少させることができる。
【0045】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明に係る好適なファイル更新処理の一例であり、こ
れに限定されるものではない。例えば、本実施の形態で
は、ファイルのダウンロード、アップロードについて説
明していたが、フォルダのダウンロード、アップロード
についても同様の処理が実行される。
【0046】また、各種アクセス制御情報において、制
御対象を不可設定としていたが、制御対象が判別できれ
ば、その制御設定の表現は限定しない。例えば、本実施
の形態では、アクセス制御テーブル261において、フ
ォルダに対して、ダウンロード不可設定、ダウンロード
不可ユーザー名等、不可設定されているが、ダウンロー
ド可設定、ダウンロード可ユーザー名等の可設定にして
アクセス制御することとしてもよい。
【0047】また、共用ファイルダウンロード処理(図
7参照)では、対象ファイルをダウンロード後、対象フ
ァイルを保管するフォルダのフォルダ属性の要求を行
い、そのアップロード制御設定情報をダウンロードして
いたが、まず、ファイル共用サーバ20上の全共用フォ
ルダのフォルダ属性を一括して要求しておき、全フォル
ダのアップロード制御設定を記憶することとしてもよ
い。
【0048】また、一括ファイル更新処理(図10参
照)では、ステップS67において、抽出したファイル
名のみを一覧表示していたが、ステップS61で表示し
たファイル名の一覧リストに、抽出したアップロード可
能なファイル名に対応する欄を網掛けする、色を変える
等の画像処理を行って、アップロード対象として指定し
たファイルの中でもアップロード可能なファイルを明示
するようなリスト表示を行ってもよい。
【0049】その他、本実施の形態におけるユーザー端
末10、ファイル共用サーバ20の細部構成、及び詳細
動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更可能であることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】請求項1、2、4に記載の発明によれ
ば、ユーザー端末は、サーバからファイルのアップロー
ド更新の可否をユーザー端末別に制限する制御情報をダ
ウンロードし、サーバに対してダウンロードしたファイ
ルのアップロード更新が要求された際に、自端末が当該
ファイルのアップロード更新を制限される対象であるか
どうかを制御情報に基づいて判別し、制限される対象で
あれば、アップロード更新処理を禁止し、制限される対
象でなければ、アップロード更新処理を実行するように
したので、アップロード更新が許可されないファイルに
対して無駄にファイル処理を行ったり、サーバに無用な
アクセスをするといった事態を未然に回避することがで
き、より処理効率が高いファイル処理システムを提供で
きる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、サーバから
ダウンロードした複数のファイルをリスト情報により管
理し、このリスト情報により管理される複数のファイル
をサーバに対してアップロード更新する際に、アップロ
ード更新が許可されているファイルを制御情報に基づい
て抽出して、抽出されたファイルのアップロード更新処
理を実行するので、ファイルのアップロード更新処理の
処理効率を向上できるとともに、サーバへのアクセス効
率も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のファイル処理シ
ステム1のシステム構成を示す図である。
【図2】図1のユーザー端末10の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の記憶装置16に格納されるダウンロード
リスト161のデータ格納例を示す図である。
【図4】図2の記憶装置16に格納されるアップロード
制御テーブル162のデータ格納例を示す図である。
【図5】図1のファイル共用サーバ20の内部構成を示
すブロック図である。
【図6】図5の記憶装置26に格納されるアクセス制御
テーブル261のデータ格納例を示す図である。
【図7】図2のCPU11により実行される共用ファイ
ルダウンロード処理を説明するフローチャートである。
【図8】図5のCPU21により実行されるファイルア
クセス応答処理を説明するフローチャートである。
【図9】図2のCPU11により実行されるオープンフ
ァイルのファイル更新処理を説明するフローチャートで
ある。
【図10】図2のCPU11により実行される一括ファ
イル更新処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファイル処理システム 10 ユーザー端末 11 CPU 12 表示部 13 入力部 14 伝送制御部 15 RAM 16 記憶装置 161 ダウンロードリスト 161a フォルダ・ファイル場所領域 161b フォルダ・ファイル名領域 161c アップロード制御テーブル番号領域 162 アップロード制御テーブル 162a テーブル番号領域 162b アップロード不可フォルダ名領域 162c アップロード不可ユーザー名領域 16a 記録媒体 20 ファイル共用サーバ 21 CPU 24 伝送制御部 26 記憶装置 261 アクセス制御テーブル 261a フォルダ場所領域 261b ダウンロード不可設定領域 261c ダウンロード不可ユーザー名領域 261d アップロード不可設定領域 261e アップロード不可ユーザー名領域 26a 記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種ファイルを保管するフォルダを通信ネ
    ットワーク上で公開するサーバと、そのサーバと通信ネ
    ットワークを介して接続されるユーザー端末と、からな
    るファイル処理システムにおいて、 前記サーバは、 前記ファイルのアップロード更新の可否をユーザー端末
    別に制限する制御情報を設定する制御情報設定手段と、 前記設定された制御情報を記憶する制御情報記憶手段
    と、を備え、 前記ユーザー端末は、 前記サーバのフォルダに保管されたファイル内で任意に
    ファイルを選択して、前記通信ネットワークを介してダ
    ウンロードする第1のダウンロード手段と、 前記サーバの制御情報記憶手段に記憶された前記制御情
    報を、前記通信ネットワークを介してダウンロードする
    第2のダウンロード手段と、 前記サーバからダウンロードしたファイルを対象にし
    て、前記サーバに対するファイルのアップロード更新が
    要求された際に、自端末が当該ファイルに対するアップ
    ロード更新を制限される対象であるかどうかを前記制御
    情報に基づいて判別する判別手段と、 前記判別手段により、自端末がアップロード更新を制限
    される対象であると判別された場合、前記サーバに対す
    る前記ファイルのアップロード更新の処理を禁止し、一
    方、自端末がアップロード更新を制限される対象ではな
    いと判別された場合、前記サーバに対し前記ファイルの
    アップロード更新の処理を実行する更新制御手段と、 を備えたことを特徴とするファイル処理システム。
  2. 【請求項2】前記サーバにおいて、 前記制御情報は、ファイルを保管するフォルダに設定さ
    れ、 前記ユーザー端末から要求されたダウンロード対象のフ
    ァイルを保管するフォルダに前記制御情報が設定されて
    いる場合、当該制御情報をダウンロード要求されたユー
    ザー端末にダウンロードすることを特徴とする請求項1
    記載のファイル処理システム。
  3. 【請求項3】前記ユーザー端末は、 前記サーバからダウンロードした複数のファイルを管理
    するリスト情報を記憶するリスト情報記憶手段と、 前記リスト情報により管理される複数のファイルを前記
    サーバに対してアップロード更新する際は、前記サーバ
    に対するアップロード更新が許可されているファイルを
    前記制御情報に基づいて抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出されたファイルを対象にして、
    前記サーバに対するアップロード更新の処理を実行する
    第2更新制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のファイル
    処理システム。
  4. 【請求項4】各種ファイルを保管するフォルダを通信ネ
    ットワーク上で公開するサーバコンピュータと、そのサ
    ーバと通信ネットワークを介して接続されるユーザーコ
    ンピュータと、からなるファイル処理システムを制御す
    るためのプログラムにおいて、 前記サーバコンピュータに、 前記ファイルのアップロード更新の可否をユーザー端末
    別に制限する制御情報を設定させる機能と、 設定された制御情報を記憶させる機能と、を備え、 前記ユーザーコンピュータに、 前記サーバコンピュータのフォルダに保管されたファイ
    ル内で任意にファイルを選択して、前記通信ネットワー
    クを介してダウンロードさせる機能と、 前記サーバコンピュータの制御情報記憶手段に記憶され
    た前記制御情報を、前記通信ネットワークを介してダウ
    ンロードさせる機能と、 前記サーバコンピュータからダウンロードしたファイル
    を対象にして、前記サーバコンピュータに対するファイ
    ルのアップロード更新が要求された際に、自端末が当該
    ファイルに対するアップロード更新を制限される対象で
    あるかどうかを前記制御情報に基づいて判別させる機能
    と、 自コンピュータがアップロード更新を制限される対象で
    あると判別された場合、前記サーバコンピュータに対す
    る前記ファイルのアップロード更新の処理を禁止し、一
    方、自コンピュータがアップロード更新を制限される対
    象ではないと判別された場合、前記サーバコンピュータ
    に対し前記ファイルのアップロード更新の処理を実行さ
    せる機能と、 を実現させるためのプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7437022B2 (en) 2004-09-01 2008-10-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image data processing apparatus, and image data registration apparatus and attribute information registration apparatus pertaining thereto

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