JP2003099223A - 情報処理装置、印刷装置、印刷制御装置、印刷システム、情報処理方法、印刷制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、印刷装置、印刷制御装置、印刷システム、情報処理方法、印刷制御方法、プログラム及び記録媒体

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JP2003099223A
JP2003099223A JP2001294337A JP2001294337A JP2003099223A JP 2003099223 A JP2003099223 A JP 2003099223A JP 2001294337 A JP2001294337 A JP 2001294337A JP 2001294337 A JP2001294337 A JP 2001294337A JP 2003099223 A JP2003099223 A JP 2003099223A
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JP2001294337A
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Toshiaki Shirai
利明 白井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN上でプリンタを共有している他のユー
ザまたはホストが印刷を実行するだけで自動的に新しい
プリンタドライバの存在を知ることを課題とする。 【解決手段】 受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジ
ョブの送信元を示す情報と、送信元が使用したプリンタ
ドライバソフトウェアのバージョン情報を取得する印刷
ジョブ解析手段と、今まで印刷が実行された印刷ジョブ
から取得したバージョン情報の中で最新のバージョン情
報を記憶しておくことが可能な情報記憶手段と、印刷ジ
ョブ解析手段で取得したバージョン情報と情報記憶手段
から取得したバージョン情報の新旧を比較するバージョ
ン判定手段と、バージョン判定手段により導き出された
結果において印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン
情報の方が古いと判定した場合、印刷ジョブを送信した
情報処理装置に対して通知を行う通知処理手段とを有す
る印刷装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末装置か
ら共用で利用する印刷装置、たとえば、複数のクライア
ント端末装置を接続したローカルエリアネットワーク
(LAN)等のネットワークに接続され、それら複数の
クライアント端末装置で共有可能な印刷装置に関する。
また、本発明は、複数の情報処理装置(ホストコンピュ
ータ)で印刷装置を共用するような印刷システム及びそ
の制御方法に関し、特にソフトウエアのバージョン管理
が可能な印刷システムに関する。また、本発明は複数の
情報処理装置(ホストコンピュータ)で印刷装置を共用
するような印刷システムに用いる情報処理装置及び印刷
装置に関する。本発明は更に、複数の情報処理装置(ホ
ストコンピュータ)で共用可能な印刷装置を制御する印
刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローカルエリアネットワーク(以
下「LAN」という)等に接続された複数のホストコン
ピュータ(以下「ホスト」という)が印刷装置(以下
「プリンタ」という)を共有する印刷システムにおい
て、ホストから印刷するために必要なプリンタドライバ
ソフトウェア(以下「プリンタドライバ」という)につ
いては、そのプリンタに適合したものを各ホストにイン
ストールする必要がある。
【0003】プリンタドライバは、プリンタ購入時にF
DやCD−ROM等の媒体によりインストールメディア
として同梱されてくるので、通常LAN上でプリンタを
共有しているユーザ全員がその媒体を利用してインスト
ールすれば良い。
【0004】しかし、プリンタメーカにより、機能追加
や印刷不具合の修正といったプリンタドライバのバージ
ョンアップが発生した場合、新しいプリンタドライバ
は、プリンタメーカに対してユーザ登録を行った者(例
えばプリンタ管理者)に案内または送付されるのみであ
り、その他のLAN上でプリンタを使用している者には
案内または送付されないのが普通である。
【0005】また、最近ではインターネットの普及によ
り、プリンタメーカのホームページ上に新しいプリンタ
ドライバが公開され、プリンタ使用者が自分で新しいプ
リンタドライバをダウンロードして使用するといった方
法が一般的になりつつある。
【0006】この場合、プリンタメーカによりホームペ
ージ上に最新版のプリンタドライバが公開されたことの
案内を受けるか、定期的にプリンタメーカのホームペー
ジをウオッチすることで最新版のプリンタドライバが公
開されたことを知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の場合、プリンタを共有している各ホストの使用者
の中には、新しいプリンタドライバが存在することを知
らない場合があり、古いプリンタドライバを使い続ける
ことがある。この場合、せっかくの新規機能が使えなか
ったり、印刷不具合が修正されていないので適正な印字
結果を得られないといった場合がある。
【0008】また、LAN上でプリンタを共有している
ユーザが使用しているプリンタドライバソフトウェアの
バージョンが統一されていない場合、出力するユーザま
たはホストによって、印字結果が異なってしまうといっ
た問題が発生する。
【0009】よって、プリンタのユーザ登録者(プリン
タ管理者)は、プリンタメーカにより新しいドライバが
公開され、バージョンアップの通知があるたびに、各ユ
ーザまたはホスト使用者に新しいドライバが公開された
ことを通知する必要があった。
【0010】また、プリンタメーカから案内が無い場合
は、LAN上でプリンタを使用している特定ユーザだけ
が新しいプリンタドライバを入手して使用したとして
も、それらをLAN上の他ユーザ全員に知らしめるのは
非常に困難であった。
【0011】更に言えば、LAN上で共有してプリンタ
を使用していても、誰がそのプリンタを使用しているか
わからない(管理されていない)場合、LAN上のプリ
ンタ使用者全員に新しいプリンタドライバについて通知
することは不可能であった。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的はネットワーク上で複数のユ
ーザまたはホストがプリンタを共有している場合、誰か
一人が新しいプリンタドライバを使用して印刷を実行す
ることで、プリンタ内にバージョン情報を記憶・保持す
ることが可能であり、LAN上でプリンタを共有してい
る他のユーザまたはホストは、印刷を実行するだけで自
動的に新しいプリンタドライバの存在を知ることが可能
な情報処理装置、印刷装置、印刷制御装置、印刷システ
ム、情報処理方法、印刷制御方法、プログラム及び記録
媒体を提供することにある。
【0013】また、本発明は、上記の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的はネットワーク上で複
数のユーザまたはホストがプリンタを共有している場
合、誰か一人でも新しいプリンタドライバを使用して印
刷を実行することで、プリンタ内にバージョン情報を記
憶・保持することが可能であり、LAN上でプリンタを
共有している他のユーザまたはホストは、印刷を実行す
るだけで自動的に新しいプリンタドライバの存在を知る
ことが可能であり、その場合更に、印刷を続行するか、
中断するかが選択可能であり、印刷ジョブを制御するこ
とが可能な情報処理装置、印刷装置、印刷制御装置、印
刷システム、情報処理方法、印刷制御方法、プログラム
及び記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、印刷ジョブ作成に使用されたプリンタドライバソフ
トウェアのバージョン情報を印刷ジョブに付加する印刷
ジョブ作成手段と、ネットワーク上に接続された印刷装
置に前記バージョン情報が付加された印刷ジョブを送信
する送信手段とを有することを特徴とする情報処理装置
が提供される。
【0015】本発明の他の観点によれば、ネットワーク
に接続可能で、ネットワークに接続された情報処理装置
から印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信した印
刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信元を示す情報
と、送信元が使用したプリンタドライバソフトウェアの
バージョン情報を取得する印刷ジョブ解析手段と、今ま
で印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージョン
情報の中で最新のバージョン情報を記憶しておくことが
可能な情報記憶手段と、前記印刷ジョブ解析手段で取得
したバージョン情報と前記情報記憶手段から取得したバ
ージョン情報の新旧を比較するバージョン判定手段と、
前記バージョン判定手段により導き出された結果におい
て前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報の
方が古いと判定した場合、印刷ジョブを送信した情報処
理装置に対して通知を行う通知処理手段とを有すること
を特徴とする印刷装置が提供される。
【0016】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された情報処
理装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信
した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信元を示す
情報と、送信元が使用したプリンタドライバソフトウェ
アのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析手段と、
今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
ョン情報の中で最新のバージョン情報を記憶しておくこ
とが可能な情報記憶手段と、前記印刷ジョブ解析手段で
取得したバージョン情報と前記情報記憶手段から取得し
たバージョン情報の新旧を比較するバージョン判定手段
と、前記バージョン判定手段により導き出された結果に
おいて前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情
報の方が新しいと判定した場合、前記情報記憶手段で記
憶しているバージョン情報を前記印刷ジョブ解析手段で
取得したバージョン情報に新たに更新する情報更新手段
とを有することを特徴とする印刷装置が提供される。
【0017】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された情報処
理装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信
した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信元を示す
情報と、送信元が使用したプリンタドライバソフトウェ
アのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析手段と、
今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
ョン情報の中で最新のバージョン情報を印刷装置に記憶
しておくことが可能な情報記憶手段と、前記印刷ジョブ
解析手段で取得したバージョン情報と前記情報記憶手段
から取得したバージョン情報の新旧を比較するバージョ
ン判定手段と、前記バージョン判定手段により導き出さ
れた結果において前記印刷ジョブ解析手段で取得したバ
ージョン情報の方が古いと判定した場合、印刷ジョブを
送信した情報処理装置に対して通知を行う通知処理手段
とを有することを特徴とする印刷制御装置が提供され
る。
【0018】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された情報処
理装置から印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信
した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信元を示す
情報と、送信元が使用したプリンタドライバソフトウェ
アのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析手段と、
今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
ョン情報の中で最新のバージョン情報を記憶しておくこ
とが可能な情報記憶手段と、前記印刷ジョブ解析手段で
取得したバージョン情報と前記情報記憶手段から取得し
たバージョン情報の新旧を比較するバージョン判定手段
と、前記バージョン判定手段により導き出された結果に
おいて前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情
報の方が新しいと判定した場合、前記情報記憶手段で記
憶しているバージョン情報を前記印刷ジョブ解析手段で
取得したバージョン情報に新たに更新する情報更新手段
とを有することを特徴とする印刷制御装置が提供され
る。
【0019】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された印刷装
置または印刷制御装置から通知を受信する受信手段と、
前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示する表示
手段とを有することを特徴とする情報処理装置が提供さ
れる。
【0020】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された印刷装
置または印刷制御装置から通知を受信する受信手段と、
前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示すること
に加えて、印刷ジョブの印刷の実行を行うかどうかのユ
ーザアクションを求めるための表示を行う選択表示手段
と、前記選択表示手段により印刷継続が選択されたなら
ば印刷装置または印刷制御装置に印刷続行の通知を行
い、印刷中止が選択されたならば印刷装置または印刷制
御装置に印刷中止を通知する印刷ジョブ制御手段とを有
することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0021】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された情報処
理装置から通知を受信する受信手段と、前記受信した通
知が印刷中断であった場合に印刷ジョブを破棄する印刷
ジョブ破棄手段とを有することを特徴とする印刷装置が
提供される。
【0022】本発明のさらに他の観点によれば、ネット
ワークに接続可能で、ネットワークに接続された情報処
理装置から通知を受信する受信手段と、前記受信した通
知が印刷中断であった場合に印刷ジョブを破棄する印刷
ジョブ破棄手段とを有することを特徴とする印刷制御装
置が提供される。
【0023】本発明によれば、ネットワーク上で複数の
ユーザまたは情報処理装置がプリンタを共有している場
合、誰か一人でも新しいプリンタドライバを使用して印
刷を実行すれば、プリンタ内でバージョン情報を記憶す
ることにより、LAN上でプリンタを共有している他ユ
ーザまたは情報処理装置が、印刷を実行した時点で自動
的に新しいプリンタドライバの存在を知ることが可能に
なる。
【0024】また、その場合更に、印刷を続行するか、
または中断するかを選択可能とし、印刷中断を選択した
場合は、プリンタドライバソフトウェアのバージョンが
古いことによる不適切な印刷処理は実行されず、用紙の
無駄を省くことが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をそ
の好適な実施形態に基づいて説明する。[第1の実施形
態]まず、本発明の第1の実施形態に係る印刷システム
の構成を説明する前に、印刷システムに適用可能なプリ
ンタとしてのスキャナ付レーザビームプリンタの構成に
ついて図1を参照しながら説明する。なお、本実施形態
においてプリンタとして用いる装置はレーザビームプリ
ンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリ
ンタでも良い事は言うまでもない。更に、プリンタに限
らず、複写機やFAX等の印刷処理可能な装置でも良い
ことは言うまでもない。また、プリンタはカラープリン
タ、モノクロプリンタのいずれであっても良いことは言
うまでもない。
【0026】図1において、1500はレーザービーム
プリンタ本体であり、外部に接続されているホストコン
ピュータから供給される印刷情報(文字コード等)やフ
ォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶すると
共に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフ
ォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に
像を形成する。
【0027】1501は操作パネルで、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。1000
はプリンタ1500全体の制御およびホストコンピュー
タから供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユ
ニットである。このプリンタ制御ユニット1000は、
主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変
換してレーザドライバ1502に出力する。
【0028】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から出射されるレー
ザ光1504をオン・オフ切り替えする。レーザ光15
04は回転多面鏡1505で左右方向に走査され、反射
鏡で方向を変換された後静電ドラム1506上に到達す
る。静電ドラム1506表面は予め一様に帯電されてお
り、レーザ光の照射によりその表面にはビデオ信号に対
応した(文字パターン等の)静電潜像が形成されること
になる。
【0029】この潜像は、静電ドラム1506周囲に配
設された現像器1507により現像された後、記録紙に
転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はプリンタ1500に装着した用紙カセ
ット1508に収納され、排紙ローラ1509及び搬送
ローラ1511とにより、装置内に取り込まれて、静電
ドラム1506と対向した位置に供給され、現像された
像(トナー像)が転写される。
【0030】また、プリンタ1500は、図示しないカ
ードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォント
に加えてオプションフォントカード、言語系の異なるカ
ード(エミュレーションカード)を接続できる様に構成
されている。
【0031】また、ネットワークインタフェースや通信
インタフェースを有し、ネットワークを介して、もしく
はケーブルにより直接接続されたホストコンピュータと
通信可能に構成されている。
【0032】図2は、図1に示したプリンタと、このプ
リンタを利用可能なホストコンピュータの構成例を示す
ブロック図である。図2において、プリンタ1500と
ホストコンピュータ3000とは通信可能に接続されて
いる。
【0033】図2において、3000はホストコンピュ
ータで、ROM3のプログラム用ROM32に記憶され
た文章処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文
字、表(表計算等を含む)等が混在した文章処理を実行
するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デ
バイスをCPU1が総括的に制御する。
【0034】またこのROM3のプログラム用ROM3
2には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM
3のフォント用ROM31には上記文章処理の際に使用
するフォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用R
OM33は上記文章処理を行う際に使用する各種データ
を記憶する。
【0035】2はRAMで、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード(KB)9やマウスやタブ
レット等、不図示のポインティングデバイスからの入力
を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
【0036】7はディスクコントローラ(DKC)で、
ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォント
データ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶する、
ハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(F
D)、光磁気ディスク(MO)、ICカード(半導体メ
モリ)等の書き換え可能な記録装置及び/又はCD−R
OM等の読み取り専用の記憶装置等の外部メモリ11と
のアクセスを制御する。
【0037】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向インタフェース(インタフェース)2
1を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1
500との通信制御処理を実行する。
【0038】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。
【0039】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。
【0040】プリンタ1500において、12はプリン
タCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用RO
M132に記憶された制御プログラム等あるいは外部メ
モリ14に記憶された制御プログラムに基づいてシステ
ムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを
統括的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接
続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報と
しての画像信号を出力する。
【0041】また、このROM13のプログラム用RO
M132にはプリンタCPU12の制御プログラムを記
憶する。ROM13のフォント用ROM131には上記
出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記
憶し、HD、FD、MO、ICカード、CD−ROM等
の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、ROM1
3のデータ用ROM133にホストコンピュータ上で利
用される情報等を記憶する。
【0042】プリンタCPU12は入力部18を介して
ホストコンピュータ3000との通信が可能となってお
り、プリンタ内の情報をホストコンピュータ3000に
通知可能に構成されている。19は前記プリンタCPU
12の主メモリ、ワークエリアとして機能するRAM
で、図示しない増設ボードに接続されるオプションRA
Mによりメモリ容量を拡張することができるように構成
されている。
【0043】なお、RAM19は、出力情報展開領域、
環境データ格納領域等に用いられる。前述したハードデ
ィスク(HD)等の外部メモリ14は、ディスクコント
ローラ(DKC)20によりアクセス制御される。外部
メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデ
ータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等
を記憶する。
【0044】さらに、不揮発性RAM22を有し、操作
パネル1501からのプリンタモード設定情報を記憶・
保持する。また、不揮発性RAM22は、ホストコンピ
ュータ3000から指示があった情報に基づき、特定の
情報を記憶・保持する。
【0045】また、1501は前述した操作パネルで、
操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されて
いる。また、前述した外部メモリ11、14は1個に限
らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制
御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複
数接続できるように構成されていても良い。
【0046】(印刷システムの全体構成)図3は、図2
におけるプリンタ1500とホストコンピュータ(ホス
ト)3000を接続する手段としてローカルエリアネッ
トワーク(LAN)を用い、複数のホストコンピュータ
によりプリンタ3000を利用可能とした印刷システム
の構成例を示す図である。
【0047】図3において、図2におけるプリンタ15
00にネットワーク接続機能(ネットワークインタフェ
ース回路及び制御プログラム)を付加した構成に相当す
るネットワークプリンタ404は、LAN400に接続
されている。
【0048】また、図2におけるホスト3000にネッ
トワーク接続機能(ネットワークインタフェース回路及
び制御プログラム)を付加した構成に相当するホスト4
01もまた、LAN400に接続されている。ホスト4
02及び403はホスト401と同一構成を有し、いず
れもLAN400に接続される。各ホスト401〜40
3はいずれもLAN400を介してネットワークプリン
タ404を利用可能である。
【0049】以下の説明においては、LANに直接接続
されたプリンタ404をホスト401〜403から用い
る場合の処理について説明を行うが、ホスト401〜4
03からLAN400に接続されたプリントサーバホス
ト420を介してプリントサーバホスト420に接続さ
れたプリンタ421を用いることも可能であり、その場
合、以下の説明においてプリンタ404が行う制御をプ
リントサーバホスト420が行う。プリントサーバホス
ト420は、ホスト401〜403と同様の構成を有す
るコンピュータ装置によって実現することができる。
【0050】図4は図3に示した本実施形態に係る印刷
システムで用いられる、ホストコンピュータ及びプリン
タの機能構成例を示すブロック図である。図4に示され
る各ブロックは、ホストコンピュータのプログラムRO
M32及び/又は外部メモリ11と、プリンタのプログ
ラムROM132及び/又は外部メモリ14に予め記憶
されたプログラムを、必要に応じてCPU1及び12が
RAM2及び19に読み込んで実行することによって実
現される。
【0051】図4に示すように、この印刷システムは、
ホストコンピュータ(ホスト)401〜403が印刷ジ
ョブを作成し、LAN400を介して印刷ジョブをプリ
ンタ404に送信し、このプリンタ404では、各ホス
トから受信した印刷ジョブを処理し、印刷結果を出力す
る。また、必要に応じてプリンタ404からホストに対
して通知を行うものとし、ホストはプリンタ404から
通知を受信するとホスト上の表示装置上にメッセージ等
を表示するものとする。また更に、各ホストからプリン
タ404に対して指示があった場合、プリンタ404上
で印刷の実行や中断といった印刷制御を行えるものとす
る。
【0052】具体的には、図4に示すホスト401は、
表示部405、印刷ジョブ作成部406と、制御部40
7と、ホスト送受信部408からなる。
【0053】印刷ジョブ作成部406は、印刷ジョブの
識別情報内に、ユーザ名やユーザ識別情報、および、印
刷ジョブ生成時に使用されたプリンタドライバソフトウ
ェアのバージョンを表わすバージョン情報を付加し、印
刷ジョブを作成する。
【0054】制御部407は、各処理部と印刷ジョブ授
受を通じた処理・指示等を行う制御部である。具体的に
は、この制御部407は、印刷実行が指示されると、印
刷ジョブ作成部406へ通知を行い、印刷ジョブの識別
情報内へユーザ名、ユーザ識別情報、プリンタドライバ
ソフトウェアのバージョン情報を付加するように指示を
行う。印刷ジョブ作成部406で印刷ジョブが作成され
ると、制御部407はホスト送受信部408へ出力し、
LAN400を経由して、プリンタ404へ送信するよ
う指示を行う。また、プリンタから通知を受けた場合、
表示部405へメッセージ等を表示するよう指示を行
う。
【0055】表示部405は、制御部407により表示
指示が行われると、ディスプレイ等の表示装置上に、メ
ッセージ等の表示を行う。
【0056】尚、ホストを使用しているユーザがプリン
タからの通知内容を認識することができれば、表示部4
05にどのような方法で表示しても良いことは言うまで
もない。
【0057】次に、図4に示すプリンタ404は、プリ
ンタ送受信部409と、印刷ジョブスプール部410
と、識別情報処理部411と、プリンタ制御部412
と、情報記憶部413と、印刷ジョブ判定部414と、
データ印字部415、通知処理部416からなる。
【0058】プリンタ送受信部409は、LAN400
上の各ホスト401〜403が作成した印刷ジョブを順
次LAN400から受信する処理部であり、このプリン
タ送受信部409が受信した印刷ジョブは、印刷ジョブ
スプール部410に一時保存される。なお、プリンタ送
受信部409が受信する印刷ジョブには、ホスト名やユ
ーザ名といったユーザ識別情報、ジョブ作成時に使用さ
れたプリンタドライバのソフトウェアバージョンを表わ
すバージョン情報等の識別情報が、印刷を実行するホス
トにおける印刷ジョブ作成時にあらかじめ付加されてい
る。
【0059】印刷ジョブスプール部410は、プリンタ
送受信部409で受信した印刷ジョブを一時保存する。
また、複数の印刷ジョブが受信されたならば、その印刷
ジョブに関する印刷順序等の管理も行う。
【0060】識別情報処理部411は、印刷ジョブスプ
ール部410に保存された印刷ジョブのうち、これから
印刷処理を行う印刷ジョブの識別情報をプリンタ制御部
412から受け取り、この印刷ジョブ内の識別情報に基
づき印刷を実行したユーザ名やホスト名といったユーザ
識別情報、ジョブ作成時に使用されたプリンタドライバ
のソフトウェアを表わすバージョン情報等の識別情報を
抽出し出力する。
【0061】情報記憶部413は、プリンタ404で印
刷実行した全ての印刷ジョブのうち、もっとも新しいプ
リンタドライバソフトウェアのバージョン情報を記憶し
ている。
【0062】具体的には、情報記憶部413で記憶して
いるバージョン情報より新しいバージョン情報を持った
印刷ジョブを受信および印刷処理すると、記憶している
バージョン情報を更新し、常に最新のバージョン情報を
記憶・保持する。
【0063】印刷ジョブ判定部414は、識別情報処理
部411から出力されたバージョン情報と、情報記憶部
413が記憶・保持している最新プリンタソフトウェア
のバージョン情報とを、プリンタ制御部412により受
け取り、プリンタ送受信部409により受信し、印刷ジ
ョブスプール部410から読み出した印刷ジョブに対し
て「古いバージョンのプリンタドライバによる印刷」ま
たは「同一バージョンのプリンタドライバによる印刷」
または「最新バージョンのプリンタドライバによる印
刷」の判定を行う。
【0064】次に、印刷ジョブ判定部414の判定結果
に応じて、以下の処理が行われる。具体的には、識別情
報処理部411により取り出した印刷処理を行う印刷ジ
ョブのバージョン情報(以下、仮にAとする)と、情報
記憶部413より取り出したバージョン情報(以下、仮
にBとする)とを比較判定する。
【0065】この時、判定結果が「A<B(Bの方が新
しい)」場合は、プリンタ制御部412により印刷ジョ
ブの送信元ユーザまたはホストに対して「使用したプリ
ンタドライバが古い」ことを知らせるために通知処理部
416により通知用の処理が行われ、プリンタ送受信部
409へ出力される。
【0066】また、判定結果が「A>B(Aの方が新し
い)」の場合は、プリンタ制御部412は印刷ジョブの
バージョン情報(A)を更新し、情報記憶部413へ新
たに記憶・保持し、更に、データ印字部415により印
刷の実行を行う。
【0067】また、判定結果が「A=B(同一バージョ
ン)」の場合は、特別な処理は行わず、通常通りデータ
印字部415により印刷の実行を行う。
【0068】尚、通知処理部416により行われる通知
処理の方法については、特に限定するものではなく、コ
マンド転送による通知方法や信号線状態の遷移による通
知方法、または、メッセージ送信による通知方法等の公
知の通知手段であれば何を使っても良いことは言うまで
もない。
【0069】プリンタ制御部412は、各処理部と印刷
ジョブ授受を通じた処理指示並びに印刷ジョブスプール
部410へアクセス等を行う制御部である。
【0070】具体的には、このプリンタ制御部412で
は、プリンタ送受信部409が印刷ジョブを受信した際
に、この印刷ジョブを印刷ジョブスプール部410へ一
時保存し、印刷ジョブを管理する。この印刷ジョブの処
理順になった際に、この印刷ジョブを印刷ジョブスプー
ル部410から取り出し、印刷ジョブに含まれる識別情
報を抽出し、識別情報処理部411へ出力する。識別情
報処理部411から識別情報詳細を受け取ると、この情
報を印刷ジョブ判定部414へ出力する。また、この
時、情報記憶部413に保存されている識別情報を抽出
し、印刷ジョブ判定部414へ出力する。その後、印刷
ジョブ判定部414により識別情報の比較を行い、その
判定結果に基づき、ホストへの通知の必要性があると判
断された場合、印刷ジョブの送信元ユーザまたはホスト
に対して通知を行うために通知処理部416へ指示し、
プリンタ送受信部409へ出力することでホストへ送信
する。
【0071】更に、印刷ジョブ判定部414で得られた
判定結果により、新たに識別情報を記憶する必要がある
場合は、情報記憶部413内の識別情報を更新する。
【0072】また、印刷実行する場合には、印刷ジョブ
スプール部410からデータを読み出し、データ印字部
415に指示を行い、印刷を実行する。
【0073】このように、印刷ジョブを実行したホスト
上のプリンタドライババージョンが、プリンタに記憶さ
れているバージョン情報より古い場合には、印刷ジョブ
を実行したホストに「プリンタドライバのバージョンが
古い」ことを自動的に通知することが可能となる。
【0074】よって、プリンタ管理者の手を煩わすこと
なく、LAN上でプリンタを共有している全てのユーザ
(ホスト)に対して最新のプリンタドライバが存在する
ことを自動通知することが可能になり、プリンタ管理
者、または、LAN上でプリンタ共有し印刷を実行した
特定ユーザが、プリンタドライバのソフトウェアをバー
ジョンアップ(更新)して印刷を実行しておくだけで、
LAN上でプリンタを共有し印刷を実行した全てのユー
ザまたはホストが、最新のプリンタドライバが存在する
ことを容易に把握することが可能である。
【0075】(印刷ジョブのデータ構造)次にホスト4
01〜403がプリンタ404に対して出力する印刷ジ
ョブのデータ構造について説明する。
【0076】図5は、図4に示すホスト401〜403
からプリンタ404に対して出力する印刷ジョブのデー
タ構造の一例を示す図である。図5に示すように、印刷
ジョブは、ユーザ名、ユーザ識別情報、プリンタドライ
バのバージョン情報等からなる識別情報と、印刷データ
とからなる。したがって、この識別情報を使えば、プリ
ンタを共有しているホストの内、印刷ジョブの出力を指
示したユーザやホストを一意に特定でき、かつ、印刷ジ
ョブ生成に使用されたプリンタドライバのバージョン情
報を管理可能であり、プリンタドライバのバージョン情
報に基づき特定のユーザやホストにプリンタドライバ情
報を通知可能となる。
【0077】尚、印刷ジョブに含まれる識別情報は、ユ
ーザやホストを特定できるのであれば、ユーザ名、ユー
ザ識別情報以外のものであっても良いことは言うまでも
ない。
【0078】(印刷ジョブ生成、送信処理)次に、図6
に示すフローチャートを用いて、印刷ジョブ生成、送信
処理について説明する。
【0079】ホストコンピュータで実行中のアプリケー
ション等において、ユーザから印刷開始要求があると、
CRT10上に印刷指示用のユーザインターフェイス画
面(図示せず)を表示する。この画面には通常印刷で指
定する、印刷部数や印刷するページの指定を行う欄等を
有しており、印刷開始に相当する指示がなされると、図
6に示す印刷ジョブ生成処理が開始する。
【0080】まず、制御部407が、印刷ジョブ作成部
406に対して、印刷の実行を要求したユーザ(及び必
要であればホストコンピュータ)を特定可能な情報を、
印刷ジョブの識別情報内にセットするよう指示する。こ
れに応答して印刷ジョブ作成部406は、ユーザ名、ホ
ストコンピュータ名等を例えばホストコンピュータで稼
働するOSから取得し、識別情報内にセットする(ステ
ップS601)。
【0081】次に制御部407が、印刷ジョブ作成部4
06に対して、印刷ジョブ生成時に使用されるプリンタ
ドライバソフトウェアのバージョン情報を、印刷ジョブ
の識別情報内にセットするよう指示する。これに応答し
て印刷ジョブ作成部406は、例えばあらかじめプリン
タドライバにセットされているバージョン情報、もしく
はホストコンピュータで稼働するOSから取得し、識別
情報内にセットする(ステップS602)。
【0082】次に印刷ジョブ作成部406は、アプリケ
ーションもしくはOSから受け取った印刷データに前記
識別情報を付加した印刷ジョブを作成する(ステップS
603)。
【0083】印刷ジョブが作成されると、制御部407
は送信部408に対し印刷ジョブ作成部406が作成し
た印刷ジョブを、LAN400を経由してプリンタ40
4へ送信するよう指示する(ステップS605)。
【0084】(印刷ジョブ制御処理)次に、図7に示す
フローチャートを用いて、プリンタ404における、印
刷ジョブ制御処理について説明する。
【0085】まず、プリンタ制御部412はホスト40
1〜403が出力した印刷ジョブを、LAN400を介
して受信したかどうかをチェックする(ステップS70
1)。
【0086】そして、新規に印刷ジョブを受信した場合
には、受信した印刷ジョブを印刷ジョブスプール部41
0に一時保存する(ステップS702)。
【0087】次にプリンタ制御部412はスプール中の
次に処理すべき印刷ジョブから識別情報を抽出し、識別
情報処理部411へ出力する。
【0088】そして、識別情報処理部411は受け取っ
た識別情報から、印刷ジョブ生成時に使用されたプリン
タドライバソフトウェアのバージョン情報(A)を出力
する(ステップS703)。
【0089】次に印刷ジョブ判定部414は、情報記憶
部413を確認し、情報記憶部413にバージョン情報
が記憶・保持されているかどうかの判定をおこなう(ス
テップS704)。
【0090】この時、情報記憶部413にバージョン情
報が記憶・保持されていた場合、プリンタ制御部412
は情報記憶部413からバージョン情報(B)を出力す
る(ステップS705)。
【0091】次に、印刷ジョブ判定部414は、識別情
報処理部411から受け取ったバージョン情報(A)と
情報記憶部413に記憶・保持されているバージョン情
報情報(B)とを比較し、バージョン情報(A)とバー
ジョン情報(B)の新旧の比較判定を行う(ステップS
706)。
【0092】尚、ステップS704において、情報記憶
部413にバージョン情報が記憶・保持されていない場
合、または、ステップS706において、「A>B(A
の方が新しい)」と判定された場合は、識別情報処理部
411から受け取ったプリンタドライバソフトウェアの
バージョン(A)を、情報記憶部413へセットし、情
報記憶部413を更新する(ステップS707)。
【0093】その後、プリンタ制御部412は、印刷ジ
ョブスプール部410から印刷ジョブの印字データ部分
を読み出し、データ印字部415へ出力し、印刷を実行
する(ステップS708)。
【0094】また、ステップS706において、「A=
B(同一バージョン)」場合は、プリンタ制御部412
は、印刷ジョブスプール部410から印刷ジョブを読み
出し、データ印字部415へ出力し、印刷を実行する
(ステップS708)。
【0095】また、ステップS706において、「A<
B(Bの方が新しい)」場合、プリンタ制御部412
は、ジョブ情報処理部411により抽出したユーザ識別
情報を、通知処理部416に出力する。通知処理部41
6では、渡されたユーザ識別情報を基に、該印刷ジョブ
の送信元のユーザまたはホストへ通知を行う(ステップ
S709)。
【0096】その後、プリンタ制御部412は、印刷ジ
ョブスプール部410から印刷ジョブの印字データ部分
を読み出し、データ印字部415へ出力し、印刷を実行
する(ステップS708)。
【0097】(ホスト受信処理、ホスト表示処理)次
に、図8に示すフローチャートを用いて、ホスト受信処
理について説明する。まず、ホストの制御部407は、
プリンタからの「プリンタドライバが古い」旨の通知
を、LAN400を介して受信したかどうかをチェック
する(ステップS801)。
【0098】通知を受信した場合は、制御部407は表
示部405に対し、「プリンタドライバが古い」といっ
た、ユーザまたはホスト利用者が認識可能な表示を行う
よう指示する(ステップS802)。
【0099】制御部407より指示を受けた表示部40
5は、画面上に「使用したプリンタドライバは古い」と
いった旨のメッセージ等を表示する。(ステップS80
3)。
【0100】尚、ホストを使用しているユーザがプリン
タからの通知内容を認識することができれば、表示部4
05にどのような方法で表示しても良いことは言うまで
もない。
【0101】(表示画面例)図9は、ホストコンピュー
タにおいて、印刷指定時にCRT10に表示される通知
画面の一例を示す図である。もちろん、画面はこれに限
るものではない。
【0102】このように、第1の実施形態では、ホスト
401〜403がユーザ識別情報や印刷ジョブ生成に使
用されたプリンタドライバソフトウェアのバージョン情
報を含む識別情報付きの印刷ジョブを送信し、該印刷ジ
ョブを受信したプリンタ404では、プリンタドライバ
ソフトウェアのバージョンが記憶・保持されているか判
定し、記憶・保持されているのであれば、該印刷ジョブ
のバージョン情報と比較を行い、どちらが新しいバージ
ョンかの比較判断をする。
【0103】プリンタが記憶・保持しているバージョン
情報より、受信した印刷ジョブのバージョン情報の方が
古い場合は、印刷ジョブの送信元であるユーザまたはホ
ストに「バージョンが古い」旨の通知が自動的に行われ
る。
【0104】また、プリンタが記憶・保持しているバー
ジョン情報より、受信した印刷ジョブのバージョン情報
の方が新しい場合は、プリンタが保持しているバージョ
ン情報を、受信した印刷ジョブのバージョン情報に更新
し、印刷が実行される。
【0105】また、プリンタが保持しているバージョン
情報と受信した印刷ジョブのバージョン情報が同一の場
合は、通常通り印刷が実行される。
【0106】[第2の実施形態]第1の実施形態におい
ては、ユーザまたはホストで使用されているプリンタド
ライバソフトウェアのバージョンについて、プリンタに
記憶・保持されているバージョン情報と比較判定し、最
新ではないと判断した場合、印刷ジョブの送信元である
ユーザまたはホストへ通知して印刷処理を行うものとし
て説明したが、印刷実行に関わる処理については、これ
に限るものではない。
【0107】本発明の第2の実施形態では、第1の実施
形態に加えて、プリンタに記憶・保持されているバージ
ョン情報より古いプリンタドライバが使用されたと判定
した場合、ユーザまたはホストへ通知が行われた後、適
正な印刷結果を得られない場合を考慮して、印刷処理を
中断するか継続するか選択する方法、および選択した内
容に応じて、印刷ジョブを制御する方法を説明する。
【0108】(印刷ジョブ制御処理、印刷中断処理)図
10に示すフローチャートを用いて、プリンタ404に
おける、印刷ジョブ制御処理について説明する。
【0109】まず、プリンタ制御部412はホスト40
1〜403が出力した印刷ジョブを、LAN400を介
して受信したかどうかをチェックする(ステップS10
01)。
【0110】そして、新規に印刷ジョブを受信した場合
には、受信した印刷ジョブを印刷ジョブスプール部41
0に一時保存する(ステップS1002)。
【0111】次にプリンタ制御部412はスプール中の
次に処理すべき印刷ジョブから識別情報を抽出し、識別
情報処理部411へ出力する。
【0112】そして、識別情報処理部411は受け取っ
た識別情報から、印刷ジョブ生成時に使用されたプリン
タドライバソフトウェアのバージョン情報(A)を出力
する(ステップS1003)。
【0113】次に印刷ジョブ判定部414は、情報記憶
部413を確認し、情報記憶部413にバージョン情報
が記憶・保持されているかどうかの判定をおこなう(ス
テップS1004)。
【0114】この時、情報記憶部413にバージョン情
報が記憶・保持されていた場合、プリンタ制御部412
は情報記憶部413からバージョン情報(B)を出力す
る(ステップS1005)。
【0115】次に、印刷ジョブ判定部414は、識別情
報処理部411から受け取ったバージョン情報(A)と
情報記憶部413に記憶・保持されているバージョン情
報情報(B)とを比較し、バージョン情報(A)とバー
ジョン情報(B)の新旧の比較判定を行う(ステップS
1006)。
【0116】尚、ステップS1004において、情報記
憶部413にバージョン情報が記憶・保持されていない
場合、または、ステップS1006において、「A>B
(Aの方が新しい)」と判定された場合は、識別情報処
理部411から受け取ったプリンタドライバソフトウェ
アのバージョン(A)を、情報記憶部413へセット
し、情報記憶部413を更新する(ステップS100
7)。
【0117】その後、プリンタ制御部412は、印刷ジ
ョブスプール部410から印刷ジョブの印字データ部分
を読み出し、データ印字部415へ出力し、印刷を実行
する(ステップS1008)。
【0118】また、ステップS1006において、「A
=B(同一バージョン)」場合は、プリンタ制御部41
2は、印刷ジョブスプール部410から印刷ジョブを読
み出し、データ印字部415へ出力し、印刷を実行する
(ステップS1008)。
【0119】また、ステップS1006において、「A
<B(Bの方が新しい)」場合、プリンタ制御部412
は、ジョブ情報処理部411により抽出したユーザ識別
情報を、通知処理部416に出力する。通知処理部41
6では、渡されたユーザ識別情報を基に、該印刷ジョブ
の送信元のユーザまたはホストへ通知を行う(ステップ
S1009)。
【0120】以下、ステップS1010からステップS
1013までは、LANを経由してプリンタに該印刷ジ
ョブを送信したホスト401上の処理についてである。
【0121】LANを経由して印刷ジョブを送信したホ
ストは、送受信部408において、プリンタからの通知
を受け取る(ステップS1010)。
【0122】次に、制御部407は、通知を受信した場
合、表示部405に対し「プリンタドライバが古いで
す。印刷を続行しますか?」といった旨の、ユーザまた
はホスト利用者が認識可能で、かつプリンタの印刷ジョ
ブについて制御指示可能なユーザアクションを促がすメ
ッセージを表示する(ステップS1011)。
【0123】その後、ステップS1011によって表示
された画面の指示に従い、ユーザまたはホスト利用者が
プリンタに対し、印刷を続行するか、または中断するか
の指示を行う(ステップS1012)。
【0124】ステップS1012において、選択された
指示内容に基づき、「印刷を継続する」指示がなされた
場合は、S1008へ進み、プリンタ制御部412は、
印刷ジョブスプール部410から印刷ジョブの印字デー
タ部分を読み出し、データ印字部415へ出力し、印刷
を実行する(ステップS1008)。
【0125】ステップS1012において、選択された
指示内容に基づき、「印刷を継続しない」指示がなされ
た場合は、制御部407は送受信部408に対し印刷ジ
ョブ破棄に関する通知を行うよう指示する。
【0126】次に、印刷ジョブ破棄に関する通知をプリ
ンタ送受信部409が受け取ると、プリンタ制御部41
2は、印刷ジョブスプール部410に、該当印刷ジョブ
を破棄するよう指示を行う(ステップS1013)。
【0127】(表示画面例)図11は、ホストコンピュ
ータにおいて、印刷指定時にCRT10に表示される通
知画面の一例を示す図である。もちろん、画面はこれに
限るものではない。
【0128】このように、第2の実施形態では、ホスト
401〜403がユーザ識別情報や印刷ジョブ生成に使
用されたプリンタドライバソフトウェアのバージョン情
報を含む識別情報付きの印刷ジョブを送信し、該印刷ジ
ョブを受信したプリンタ404では、プリンタドライバ
ソフトウェアのバージョンが記憶・保持されているか判
定し、記憶・保持されているのであれば、該印刷ジョブ
のバージョン情報と比較を行い、どちらが新しいバージ
ョンかの比較判断をする。
【0129】プリンタが記憶・保持しているバージョン
情報より、受信した印刷ジョブのバージョン情報の方が
古い場合は、印刷ジョブの送信元であるユーザまたはホ
ストに「バージョンが古い」旨の通知が自動的に行われ
るといった、第1の実施形態と同様の効果を得ることが
できるほか、その場合印刷ジョブの送信元であるユーザ
またはホストの利用者が選択できることで、印刷中断を
選択した場合は、プリンタドライバソフトウェアのバー
ジョンが古いことによる不適切な印刷処理は実行され
ず、用紙の無駄を省くという効果を有する。
【0130】[他の実施形態]なお、本発明の目的は、
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し実行すること
によっても、達成されることは言うまでもない。この場
合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が
前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0131】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0132】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図6、図7、図8、お
よび図10の1つ以上に示す)フローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0133】本実施形態は、コンピュータがプログラム
を実行することによって実現することができる。また、
プログラムをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムを記録したCD−ROM等の記録媒
体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の
伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができ
る。上記のプログラム、記録媒体及び伝送媒体は、本発
明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキ
シブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROM等を用いることができる。
【0134】なお、上記実施形態は、何れも本発明を実
施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、
これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈され
てはならないものである。すなわち、本発明はその技術
思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様
々な形で実施することができる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上で複数のユーザまたは情報処理装置(ホ
スト)がプリンタを共有している場合、誰か一人でも新
しいプリンタドライバを使用して印刷を実行すれば、プ
リンタ内でバージョン情報を記憶・保持することによ
り、LAN上でプリンタを共有している他ユーザまたは
ホストが、印刷を実行した時点で自動的に新しいプリン
タドライバの存在を知ることが可能になるという効果を
有する。
【0136】また、ネットワーク上で複数のユーザまた
はホストがプリンタを共有している場合、誰か一人でも
新しいプリンタドライバを使用して印刷を実行すれば、
プリンタ内でバージョン情報を記憶・保持することによ
り、LAN上でプリンタを共有している他ユーザまたは
ホストが、印刷を実行した時点で自動的に新しいプリン
タドライバの存在を知ることが可能であり、その場合更
に、印刷を続行するか、または中断するかを選択可能と
し、印刷中断を選択した場合は、プリンタドライバソフ
トウェアのバージョンが古いことによる不適切な印刷処
理は実行されず、用紙の無駄を省くことが可能になると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による印刷システムに
適用可能なプリンタとしてのレーザプリンタの構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の印刷システムを構成
可能なホストコンピュータとプリンタの構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる印刷システム
の全体構成例を示す図である。
【図4】図3におけるホストコンピュータとプリンタの
機能ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の印刷システムにおい
て、ホストが出力する印刷ジョブのデータ構造例を示す
図である。
【図6】本発明の第1の実施形態、および第2の実施形
態における、印刷ジョブ作成処理および送信処理を説明
するフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態における、印刷処理を
説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態における、ホスト上の
画面表示処理を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施形態における、表示画面の
例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における、印刷処理
およびホストによる印刷制御処理を説明するフローチャ
ートである。
【図11】本発明の第2の実施形態における、表示画面
の例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 キーボードコントローラ(KBC) 6 CRTコントローラ(CRTC) 7 ディスクコントローラ(DKC) 8 パラレル入出力コントローラ(PRTC) 9 キーボード(KB) 10 CRT 11 外部記憶装置(外部メモリ) 12 CPU 13 ROM 14 外部記憶装置(外部メモリ) 15 システムバス 16 印刷部I/F部 17 印刷部 18 入力部 19 RAM 20 ディスクコントローラ(DKC) 21 双方向パラレルインターフェイス、または、LA
Nケーブル 22 不揮発性メモリ(RAM) 1000 プリンタ制御部 1500 プリンタ 1501 操作パネル 3000 ホストコンピュータ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブ作成に使用されたプリンタド
    ライバソフトウェアのバージョン情報を印刷ジョブに付
    加する印刷ジョブ作成手段と、 ネットワーク上に接続された印刷装置に前記バージョン
    情報が付加された印刷ジョブを送信する送信手段とを有
    することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された情報処理装置から印刷ジョブを受信する
    受信手段と、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    手段と、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報を記憶しておくこ
    とが可能な情報記憶手段と、 前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報と前
    記情報記憶手段から取得したバージョン情報の新旧を比
    較するバージョン判定手段と、 前記バージョン判定手段により導き出された結果におい
    て前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報の
    方が古いと判定した場合、印刷ジョブを送信した情報処
    理装置に対して通知を行う通知処理手段とを有すること
    を特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された情報処理装置から印刷ジョブを受信する
    受信手段と、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    手段と、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報を記憶しておくこ
    とが可能な情報記憶手段と、 前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報と前
    記情報記憶手段から取得したバージョン情報の新旧を比
    較するバージョン判定手段と、 前記バージョン判定手段により導き出された結果におい
    て前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報の
    方が新しいと判定した場合、前記情報記憶手段で記憶し
    ているバージョン情報を前記印刷ジョブ解析手段で取得
    したバージョン情報に新たに更新する情報更新手段とを
    有することを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された情報処理装置から印刷ジョブを受信する
    受信手段と、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    手段と、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報を印刷装置に記憶
    しておくことが可能な情報記憶手段と、 前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報と前
    記情報記憶手段から取得したバージョン情報の新旧を比
    較するバージョン判定手段と、 前記バージョン判定手段により導き出された結果におい
    て前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報の
    方が古いと判定した場合、印刷ジョブを送信した情報処
    理装置に対して通知を行う通知処理手段とを有すること
    を特徴とする印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された情報処理装置から印刷ジョブを受信する
    受信手段と、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    手段と、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報を記憶しておくこ
    とが可能な情報記憶手段と、 前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報と前
    記情報記憶手段から取得したバージョン情報の新旧を比
    較するバージョン判定手段と、 前記バージョン判定手段により導き出された結果におい
    て前記印刷ジョブ解析手段で取得したバージョン情報の
    方が新しいと判定した場合、前記情報記憶手段で記憶し
    ているバージョン情報を前記印刷ジョブ解析手段で取得
    したバージョン情報に新たに更新する情報更新手段とを
    有することを特徴とする印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された印刷装置または印刷制御装置から通知を
    受信する受信手段と、 前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
    リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示する表示
    手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された印刷装置または印刷制御装置から通知を
    受信する受信手段と、 前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
    リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示すること
    に加えて、印刷ジョブの印刷の実行を行うかどうかのユ
    ーザアクションを求めるための表示を行う選択表示手段
    と、 前記選択表示手段により印刷継続が選択されたならば印
    刷装置または印刷制御装置に印刷続行の通知を行い、印
    刷中止が選択されたならば印刷装置または印刷制御装置
    に印刷中止を通知する印刷ジョブ制御手段とを有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された情報処理装置から通知を受信する受信手
    段と、 前記受信した通知が印刷中断であった場合に印刷ジョブ
    を破棄する印刷ジョブ破棄手段とを有することを特徴と
    する印刷装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続可能で、ネットワー
    クに接続された情報処理装置から通知を受信する受信手
    段と、 前記受信した通知が印刷中断であった場合に印刷ジョブ
    を破棄する印刷ジョブ破棄手段とを有することを特徴と
    する印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の情報処理装置と、 請求項2、3、8のいずれか1項に記載の印刷装置とが
    ネットワークを介して通信可能に接続されている印刷シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の情報処理装置と、 請求項2、3、8のいずれか1項に記載の印刷装置とが
    ネットワークを介して通信可能に接続されている印刷シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の情報処理装置と、 請求項2、3、8のいずれか1項に記載の印刷装置とが
    ネットワークを介して通信可能に接続されている印刷シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 印刷ジョブ作成に使用されたプリンタ
    ドライバソフトウェアのバージョン情報を印刷ジョブに
    付加する印刷ジョブ作成ステップと、 ネットワーク上に接続された印刷装置に前記バージョン
    情報が付加された印刷ジョブを送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続された情報処理装
    置から印刷ジョブを受信する受信ステップと、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    ステップと、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報が情報記憶手段に
    記憶されており、前記印刷ジョブ解析ステップで取得し
    たバージョン情報と前記情報記憶手段から取得したバー
    ジョン情報の新旧を比較するバージョン判定ステップ
    と、 前記バージョン判定ステップにより導き出された結果に
    おいて前記印刷ジョブ解析ステップで取得したバージョ
    ン情報の方が古いと判定した場合、印刷ジョブを送信し
    た情報処理装置に対して通知を行う通知処理ステップと
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続された情報処理装
    置から印刷ジョブを受信する受信ステップと、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    ステップと、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報を情報記憶手段に
    記憶しておき、前記印刷ジョブ解析ステップで取得した
    バージョン情報と前記情報記憶手段から取得したバージ
    ョン情報の新旧を比較するバージョン判定ステップと、 前記バージョン判定ステップにより導き出された結果に
    おいて前記印刷ジョブ解析ステップで取得したバージョ
    ン情報の方が新しいと判定した場合、前記情報記憶手段
    で記憶しているバージョン情報を前記印刷ジョブ解析ス
    テップで取得したバージョン情報に新たに更新する情報
    更新ステップとを有することを特徴とする印刷制御方
    法。
  16. 【請求項16】 ネットワークに接続された印刷装置ま
    たは印刷制御装置から通知を受信する受信ステップと、 前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
    リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示する表示
    ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークに接続された印刷装置ま
    たは印刷制御装置から通知を受信する受信ステップと、 前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
    リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示すること
    に加えて、印刷ジョブの印刷の実行を行うかどうかのユ
    ーザアクションを求めるための表示を行う選択表示ステ
    ップと、 前記選択表示ステップにおいて印刷継続が選択されたな
    らば印刷装置または印刷制御装置に印刷続行の通知を行
    い、印刷中止が選択されたならば印刷装置または印刷制
    御装置に印刷中止を通知する印刷ジョブ制御ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  18. 【請求項18】 ネットワークに接続された情報処理装
    置から通知を受信する受信ステップと、 前記受信した通知が印刷中断であった場合に印刷ジョブ
    を破棄する印刷ジョブ破棄ステップとを有することを特
    徴とする印刷制御方法。
  19. 【請求項19】 印刷ジョブ作成に使用されたプリンタ
    ドライバソフトウェアのバージョン情報を印刷ジョブに
    付加する印刷ジョブ作成手順と、 ネットワーク上に接続された印刷装置に前記バージョン
    情報が付加された印刷ジョブを送信する送信手順とをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 【請求項20】 ネットワークに接続された情報処理装
    置から印刷ジョブを受信する受信手順と、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    手順と、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報が情報記憶手段に
    記憶されており、前記印刷ジョブ解析手順で取得したバ
    ージョン情報と前記情報記憶手段から取得したバージョ
    ン情報の新旧を比較するバージョン判定手順と、 前記バージョン判定手順により導き出された結果におい
    て前記印刷ジョブ解析手順で取得したバージョン情報の
    方が古いと判定した場合、印刷ジョブを送信した情報処
    理装置に対して通知を行う通知処理手順とをコンピュー
    タに実行させるためのプログラム。
  21. 【請求項21】 ネットワークに接続された情報処理装
    置から印刷ジョブを受信する受信手順と、 前記受信した印刷ジョブを解析し、当印刷ジョブの送信
    元を示す情報と、送信元が使用したプリンタドライバソ
    フトウェアのバージョン情報を取得する印刷ジョブ解析
    手順と、 今まで印刷が実行された印刷ジョブから取得したバージ
    ョン情報の中で最新のバージョン情報を情報記憶手段に
    記憶しておき、前記印刷ジョブ解析手順で取得したバー
    ジョン情報と前記情報記憶手段から取得したバージョン
    情報の新旧を比較するバージョン判定手順と、 前記バージョン判定手順により導き出された結果におい
    て前記印刷ジョブ解析手順で取得したバージョン情報の
    方が新しいと判定した場合、前記情報記憶手段で記憶し
    ているバージョン情報を前記印刷ジョブ解析手順で取得
    したバージョン情報に新たに更新する情報更新手順とを
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  22. 【請求項22】 ネットワークに接続された印刷装置ま
    たは印刷制御装置から通知を受信する受信手順と、 前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
    リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示する表示
    手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  23. 【請求項23】 ネットワークに接続された印刷装置ま
    たは印刷制御装置から通知を受信する受信手順と、 前記通知を受信すると、表示装置上に「使用しているプ
    リンタドライバのバージョンが古い」旨を表示すること
    に加えて、印刷ジョブの印刷の実行を行うかどうかのユ
    ーザアクションを求めるための表示を行う選択表示手順
    と、 前記選択表示手順において印刷継続が選択されたならば
    印刷装置または印刷制御装置に印刷続行の通知を行い、
    印刷中止が選択されたならば印刷装置または印刷制御装
    置に印刷中止を通知する印刷ジョブ制御手順とをコンピ
    ュータに実行させるためのプログラム。
  24. 【請求項24】 ネットワークに接続された情報処理装
    置から通知を受信する受信手順と、 前記受信した通知が印刷中断であった場合に印刷ジョブ
    を破棄する印刷ジョブ破棄手順とをコンピュータに実行
    させるためのプログラム。
  25. 【請求項25】 請求項19〜24のいずれか1項に記
    載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230291A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び画像形成プログラム
US8184308B2 (en) 2006-05-11 2012-05-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, print control program, application program and printing system
JP2012218262A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Seiko Epson Corp 印刷装置および印刷システム
JP2018114763A (ja) * 2018-04-11 2018-07-26 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
JP2018206281A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム

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