JP2003099154A - 携帯型電子機器及び情報表示方法 - Google Patents

携帯型電子機器及び情報表示方法

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JP2003099154A
JP2003099154A JP2001293298A JP2001293298A JP2003099154A JP 2003099154 A JP2003099154 A JP 2003099154A JP 2001293298 A JP2001293298 A JP 2001293298A JP 2001293298 A JP2001293298 A JP 2001293298A JP 2003099154 A JP2003099154 A JP 2003099154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音楽を再生可能な電子機器において、パソコン
の起動/非起動に関わらずサウンドレベルが表示可能な
電子機器および、サウンドレベル表示方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】ピークホールド回路29はミキサ22から
出力されるオーディオ出力を保持し、EC20は、ピー
クホールド回路29からA/D変換ポート30に印加さ
れる電圧を所定期間毎にA/D変換を行なう。EC20
は一つの出力端子で、サブLCD7と接続しており、サ
ブLCD7へサウンドレベルを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコン
のように表示部と、この表示部が閉じられているときに
も情報表示を行なうことが可能な副表示部とを有する携
帯型電子機器および、この副表示部に情報を表示する情
報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パソコンのような携帯型
の電子機器は、CPU等のメインデバイスを内蔵し、上
面にキーボードを配設した本体部と、この本体部に回動
可能に接続し、LCDなどの表示装置を有する表示部と
から構成される構成である。このLCDは、ユーザへ視
覚的に情報を提供するメインディスプレイであり、起動
画面、使用アプリケーションの画面表示やキーボードを
介して入力した情報など、種情報を表示するものであ
る。一方、このメインディスプレイには表示される情報
以外に、電子機器の状態を表示するサブLCDが設けら
れる機器が増えてきている。
【0003】このサブLCDは、電子機器に装着されて
いるバッテリの充電状態等を表示し、ユーザにとって、
このような副次的な情報を知ることも有用であり、電子
機器の状態をする上で便利なものとなっている。例え
ば、特開2001−117668公報にサブLCDを備
えた電子機器が開示されており、電子機器の蓋体を開い
た状態において、サブLCDの表示面が操作者の側に向
けて引き起こされるといった技術である。
【0004】また、電子機器に内蔵のCD−ROMドラ
イブを利用し、CDの音楽データを再生する場合などに
も、このサブLCDに曲番号、演奏時間などを表示する
ことが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のよう
なCDの再生時の表示項目として、サウンドレベルの表
示がある。このようなサウンドレベル表示は、もともと
のサウンドレベルが小さいのか、パソコン側のボリュー
ムスイッチ操作によりボリュームが絞られているのかを
視覚的に把握する上で便利なものである。
【0006】このようなサウンドレベル表示において
は、通常CDの再生には、OS上で動作するアプリケー
ションで動作し、基本的にOSが起動していないと音楽
再生ができない、つまり電子機器の電源オフ時にCDの
再生ができないものとなっている。また、OSが起動し
ていない状態で再生可能な場合でも、サウンドレベルの
表示ができずに、ボリュームが小さい時に音楽が再生さ
れているか否か判断することが難しい。
【0007】また、ハードウェア的にLED表示装置を
設ける場合も考えられる。この場合は、OSが起動して
いないときも再生されていることを視覚的に表示可能で
あるが、これらのLED点灯/消灯制御をマイコンで行
なうことになる。この場合、マイコンと複数のLEDと
を接続するために、マイコンが有する出力ポート複数浪
費し、他機能を削減することに繋がる。また、マイコン
制御をやめ、ハードウェアロジックで実現しようとする
と、その分の回路コスト増大が問題になる。
【0008】上記課題を解決するために本発明では、マ
イコンの出力ポートを節約し、回路コストを削減可能で
あり、パソコンの起動/非起動に関わらずサウンドレベ
ルが表示可能な携帯型電子機器および、情報表示方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、データ処理及び音楽デー
タを再生可能な電子機器本体と、電子機器本体に回動可
能に接続し、電子機器本体で処理した情報を表示可能な
第1の表示手段と、電子機器本体に設けられ音楽データ
を再生可能な音楽再生手段と、第1の表示手段が電子機
器本体に対して閉じられた位置においても情報が可視可
能であり、電子機器本体で再生した音楽の音の出力レベ
ルを表示可能な第2の表示手段とを具備することを特徴
とする。
【0010】このような構成により、第1の表示手段が
閉じられている場合でも、第2の表示手段に音楽のサウ
ンドレベルを表示することが可能となり、音の出力が行
なわれているか否かを容易に判断可能な電子機器を提供
することが可能となる。
【0011】また、請求項3に係る発明では、音楽デー
タを再生可能な電子機器本体と、電子機器本体に回動可
能に接続し、電子機器本体において処理を行なった情報
を表示可能な第1の表示手段と、音楽データの再生を指
示する手段と、第2の表示部へ常時電源を供給し、指示
手段の再生指示に応じて、音楽再生手段及びレベル表示
手段へ電源を供給する電源供給手段とを具備し、第1の
表示手段が電子機器本体に対して閉じられた位置におい
ても情報が可視可能であり、指示手段の再生指示に応じ
て、電子機器本体で再生された音楽の音の出力レベルを
表示可能な第2の表示手段とを具備することを特徴とす
る。
【0012】このような構成により、電子機器が起動し
ていない場合でも、再生指示に応じて、必要なデバイス
のみに電源を供給し、音楽再生を開始して、第2の表示
手段に音楽のサウンドレベルを表示することが可能とな
り、音の出力が行なわれているか否かを容易に判断可能
な電子機器を提供することが可能となる。
【0013】また請求項6に係る発明では、音楽データ
を再生可能な電子機器本体と、電子機器本体に回動可能
に接続し、電子機器本体で処理を行なった情報を表示可
能な第1の表示手段と、第1の表示手段が電子機器本体
に対して閉じられた位置においても情報が可視可能な第
2の表示手段とを具備する携帯型電子機器の情報表示方
法において、電子機器本体において音楽データを再生
し、音楽データの再生時に出力される音の出力レベルの
ピーク値を一定期間保持し、前回保持されたピーク値
と、これから出力する音の出力レベルのピーク値とを比
較し、比較した結果、出力レベルのピーク値が大きい場
合または一定期間を超えた場合、前回保持されたピーク
値を出力レベルへ更新し、出力レベルと更新されたピー
ク値とを第2の表示手段に表示することを特徴とする。
【0014】このような構成により、出力レベルのピー
ク値を表示することが可能となり、出力する音楽のレベ
ル変動が激しい場合でもピークのレベルを視認可能な情
報表示方法を提供することが可能となる。
【0015】また、請求項7に係る発明では、音楽デー
タを再生可能な電子機器本体と、電子機器本体に回動可
能に接続し、電子機器本体で処理を行なった情報を表示
可能な第1の表示手段と、第1の表示手段が電子機器本
体に対して閉じられた位置においても情報が可視可能な
第2の表示手段とを具備する携帯型電子機器の情報表示
方法において、電子機器が起動していない時に、音楽再
生手段による音楽の再生指示が入力された場合、電子機
器本体の音楽データを再生する手段へ電源を供給し、音
楽再生手段により音楽の再生を開始し、音楽データの再
生時に出力される音の出力レベルを第2の表示手段へ表
示することを特徴とする。
【0016】このような構成により、電子機器が起動し
ていない場合でも、再生指示に応じて、必要なデバイス
のみに電源を供給し、音楽再生を開始して、第2の表示
手段に音楽のサウンドレベルを表示することが可能とな
り、音の出力が行なわれているか否かを容易に判断可能
な情報表示方法を提供することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を、
図面を参照して説明する。図1に第1の実施形態に係る
パソコンとの斜視図を示す。
【0018】パソコン1は、本体ケース2と表示部ケー
ス3とLCDパネル(第1の表示手段)4とキーボード
5とを有する。本体ケース2はその上面部にキーボード
5を配設している。本体ケース2と表示部ケース3と
は、ヒンジ部6により回動可能に接続している。表示部
ケース3は、LCDパネル4の表示領域が可視状態とな
るようLCDパネル4の周辺部を保持している。表示部
ケース3はヒンジ部6を介して矢印A−B方向に回動可
能であり、キーボード5を覆う閉位置とキーボード5を
使用可能な状態にする開位置との間で回動可能である。
【0019】また、本体ケース2と表示部ケース3との
回動軸となるヒンジ部6には、パソコン1のステータス
などを表示するサブLCD(第2の表示手段)7及び、
スピーカ8a、8bが設けられている。
【0020】サブLCD7は、おもにパソコン1のステ
ータスを表示するものであり、このサブLCDは、表示
部ケース3がキーボード5を覆う閉位置にある状態で
も、使用者が可視可能な位置に設けられる。
【0021】スピーカ8a、8bは、パソコン1の音声
出力デバイスであり、パソコン1の状態異常に際し警告
音を出したり、音楽を出力する。
【0022】図2は、パソコンのハードウェア構成の一
部を示したものであるが、パソコン1全体の制御を司る
CPU11と第1のブリッジ回路12とは64ビット幅
のデータバスによって接続しており、第1のブリッジ回
路12とメインメモリ13との接続はメモリバスを介し
て接続している。また、表示コントローラ14が第1の
ブリッジ回路12に接続している。
【0023】第1のブリッジ回路12と第2のブリッジ
回路15とは、32ビット幅のデータバスを有する第1
のバス16によって接続している。第2のブリッジ回路
15には、HDD16、CD−ROMドライブ17及び
オーディオ複合部18が接続している。また、第2のブ
リッジ回路15に接続している第2のバス19を介し
て、エンベデットコントローラ(以後、ECと称す)2
0が接続している。
【0024】CPU11は、パソコン1全体の動作制御
およびデータ処理等を実行するものである。第1のブリ
ッジ回路12は、各種デバイス間を接続するブリッジL
SIであり、この第1のブリッジ回路12に接続する各
種デバイス間のデータ通信において、デバイスと第1の
ブリッジ回路12とを接続するバスの互換を保つ為、バ
ス幅を変換する機能を有している。メインメモリ13
は、オペレーティングシステム(OS)、BIOSプロ
グラム、ユーティリティプログラムや、実行対象のアプ
リケーションプログラムおよび処理データなどを格納す
るメモリデバイスであり、複数のDRAMによって構成
している。
【0025】第1のバス16はクロック同期型の入出力
バスであり、第1のバス16上の全てのサイクルは、第
1のバス16のクロックに同期して行う。この第1のバ
ス16は、時分割的に使用されるアドレス/データバス
を有している。
【0026】表示コントローラ14は、LCD4へ表示
する表示データを制御するものであり、第1のブリッジ
回路12から画像データを受け取り、LCD4へ表示デ
ータを表示させるものである。
【0027】第2のブリッジ回路15は、第1のバス1
6と第2のバス19との間を繋ぐブリッジLSIであ
り、第1のバス16と第2のバス19との間のバス変換
等を行う。また、この第2のブリッジ回路15には、H
DD16やCD−ROMドライブ17などのIDEデバ
イスの制御を行なうIDEコントローラ21が内蔵され
ている。
【0028】また、第2のブリッジ回路15には、ID
Eコントローラ21には、HDD16とCD−ROMド
ライブ17が接続されている。
【0029】HDD16は、このパソコン1のデータを
記憶する大容量の磁気記憶媒体であり、パソコン1の電
源が遮断されている場合でも、そのデータを保持する。
【0030】CD−ROMドライブ17は、光記憶媒体
であるCD−ROMからの情報を読み出し、及び情報の
書き込みを行なうデバイスである。一般的には、CD−
ROMに記憶され音楽データを読み出し、パソコン1で
音楽を聴くことが可能である。
【0031】オーディオ復号部18は、第2のブリッジ
回路15に接続し、サウンドデータの符号化/復号化を
行ったり、D/A変換、A/D変換を行う。
【0032】CD−ROMドライブ17にはさらに、ミ
キサ22に接続しており、ミキサ22は、CD−ROM
ドライブ17から出力されるサウンドデータや、オーデ
ィオ複合部18からのアナログオーディオ出力をミキシ
ングする。ミキシングされたオーディオ出力は、ミキサ
22に接続するアンプ23へ出力され、アンプ23で増
幅された後に、スピーカ8a、8bを介して、外部へ出
力される。
【0033】アンプ19は、オーディオ復号部16から
の出力を、増幅し、スピーカ21へ出力する。
【0034】第2のバス19には、EC20及びBIO
S−ROM24が接続している。
【0035】EC20は、第2のブリッジ回路15とI
2Cバス25とを繋ぐブリッジLSIであり、CPU1
1によってリード/ライト可能な複数のレジスタ群を内
蔵している。これらレジスタ群を使用することにより、
CPU11とI2Cバス25上のデバイスとの通信が可
能となる。また、キーボードコントローラ(以下、KB
Cと称す)としての機能も有している。
【0036】また、ECは、サウンドレベル表示の制御
も行ない、出力している音楽のサウンドレベル
【0037】このEC20には、キーボード26、電源
コントローラ(以後、PSCと称す)27、操作ボタン
28が接続する。
【0038】I2Cバス25は、EC20とキーボード
26の間、EC20とPSC27との間及びEC20と
操作ボタン28との間の通信に利用される。
【0039】キーボード26はユーザーインターフェー
スの1つであり、コマンド入力、文字入力等を行なうも
のである。
【0040】PSC28は、パソコン1全体の電源制御
を行ない、パソコン1内の各デバイスへ電力を供給して
いる。また、パソコン1が起動していない状態において
も、常時、EC20とサブLCD7へ電源を供給してい
る。
【0041】操作ボタン28は、CD−ROMをCD−
ROMドライブを用いて再生する場合に、再生、停止、
早送りなどの操作を行なう入力デバイスであり、夫々再
生ボタン、停止ボタン、早送りボタン等が設けられてい
る。
【0042】また、ピークホールド回路29がミキサ2
2の出力ラインに接続しており、ミキサ22からの出力
レベルを一定期間保持し、出力レベルをEC20へ通知
する。
【0043】続いて、図3に図1に示したパソコン1の
表示部ケース3を、キーボード5を覆う様に閉じた閉状
態の斜視図を示す。
【0044】この閉状態においても、サブLCD7は、
可視状態であり、スピーカ8a、8bも表面に現れてい
る状態である。
【0045】図4に、パソコン1が起動していない状態
でのCD再生のフローチャートを示す。
【0046】EC20とサブLCD7は、パソコン1の
起動/非起動に関わらず、常時電源が供給されている。
また、以下の説明では、CD−ROMドライブ17に音
楽用CDが挿入されている状態である。
【0047】操作ボタン28のうち、CD再生ボタンが
押されたことをEC20が検出すると(ステップS10
1)、EC20は、PSC27に対して、CDを再生す
るために必要なデバイスへ電源を供給するように指示信
号を送出する(ステップS102)。ここで、必要なデ
バイスとは、音楽CDを再生するCD−ROMドライブ
17、ミキシングを行なうミキサ22、アンプ23、ピ
ークホールド回路29等である。
【0048】PSC27は、指示を受けると上記のデバ
イスに対して、電源の供給を行なう(ステップS10
3)。PSC27は、各デバイスに電源を供給すると、
EC20に対して、電源供給を行なった旨の信号を通知
する(ステップS104)。
【0049】EC20は、PSC27から電源供給完了
の旨の通知を受けると(ステップS105)、次にCD
−ROMドライブ17へ音楽CDの再生指示を送出する
(ステップS106)。
【0050】再生指示を受けたCD−ROMドライブ1
7は、CD−ROMドライブ17に挿入されているCD
を再生する(ステップS107)。
【0051】このように、パソコン1が起動されていな
い状態で、CDの再生処理が行なわれる。
【0052】上述した処理では、再生ボタンを押した時
に、CD再生に必要な箇所に電源を入れるようにした
が、再生ボタン以外でも、停止ボタン等でもCD再生に
必要なデバイスに電源が投入されるように制御しても良
い。
【0053】次に、図5及び図6を用いて上述の再生処
理におけるサウンドレベル表示処理を説明する。
【0054】図5にサブLCDの表示例の図を示し、図
6にサウンドレベル表示のフローチャートを示す。
【0055】図5(a)は、サウンドレベルが最小(無
音)の時のサブLCD7の表示例を示し、図5(b)及
び、図5(c)は、スピーカ8a、8bのそれぞれに対
応した出力サウンドレベルが表示されている例である。
【0056】サブLCD7には、CDを再生しているこ
とを模式的に示すCD表示31及び、再生しているCD
の曲の順番及び演奏時間を表示する曲情報表示部32及
びバッテリの状態を示すバッテリインジケータ33と、
サウンドレベルを表示するサウンドレベル表示部34と
が設けられている。
【0057】また、サウンドレベル表示部34は、過去
のピーク値を表示する機能を備えており、図5(b)に
示すように、右チャネルピーク値35と、左チャネルピ
ーク値36とが表示される。
【0058】次に、このサウンドレベル表示処理につい
て説明する。本実施形態では、サウンドレベル表示の更
新を50mS毎に行なうものとする。
【0059】音楽の再生が始まると、まず、サウンドレ
ベル表示が許可されているか否かを判断する。これは、
EC20内の図示しないレジスタにビットが立っている
か否かで判断する。例えば、ビットが“0”の場合は、
サウンドレベル表示を行ない、ビットが“1”の場合
は、サウンドレベル表示を行なわないといった制御を行
なう。
【0060】サウンドレベル表示が許可されている場合
(ステップS201のYES)、50mS毎のサウンド
レベル表示処理を開始する(ステップS202)。
【0061】ピークホールド回路29はミキサ22から
出力されるオーディオ出力を保持し、EC20は、ピー
クホールド回路29からA/D変換ポート30に印加さ
れる電圧を所定期間毎にA/D変換を行なう(ステップ
S203)。
【0062】EC20は、サウンドレベルのピーク値を
所定期間保持するレジスタも有している。ここで、過去
のピーク値と、ミキサ22から出力したサウンドレベル
のピーク値との比較を行なう(ステップS204)。
【0063】ここで、過去のピーク値より、現在出力し
ているサウンドレベルのピーク値が大きい場合(ステッ
プS204のYES)、新たにレジスタにピーク値を更
新記録する(ステップS205)。
【0064】また、過去のピーク値が大きい場合(ステ
ップS204のNO)は、前回のピーク値を記憶してか
ら、所定期間(例えば1秒)経過したかを判断する(ス
テップS206)。
【0065】所定期間経過している場合は(ステップS
206のYES)、新たなピーク値を記憶する。
【0066】所定期間経過していない場合(ステップS
206のNO)は、サウンドレベルと、記憶しているピ
ーク値をサブLCD7表示として更新する。
【0067】このようにピーク値を保持することで、サ
ウンドレベルが激しく変動するような場合でもピークレ
ベルを認識可能となる。
【0068】上述したように、本発明では、パソコンが
起動していない状態で音楽データを再生するときに、パ
ソコンと拡張装置との間で、接続するコネクタを複数設
け、使用用途に応じて、接続するコネクタを選択し、接
続することで不要な処理等を行なわないようにすること
が可能となる。
【0069】このように、パソコン1が起動していない
状態でも、サウンドレベルを表示可能としたことによ
り、ボリュームスイッチにより音が出力されていないの
か、CDから音楽データが再生されていないのかを判断
することが可能である。
【0070】以上、詳述した発明では、パソコンが起動
していない状態でも、再生中の音楽のサウンドレベルを
サブLCD7へ表示することが可能となる。
【0071】本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であ
れば、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した発明によれば、マイコンと
サブLCDとの通信ポートを一つにし、かつ電源供給制
御を独立にしたことにより、パソコンの起動/非起動に
関わらずサウンドレベルが表示可能な電子機器および、
サウンドレベル表示方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パソコンの斜視図。
【図2】パソコンのハードウェア構成図。
【図3】パソコンの表示部ケースを閉じた状態の斜視
図。
【図4】パソコン1が起動していない状態でのCD再生
のフローチャート。
【図5】サブLCDの表示例。
【図6】サウンドレベル表示のフローチャート。
【符号の説明】
1…パソコン 2…本体ケース 3…表示部ケース 4…LCDパネル 5…キーボード 6…ヒンジ部 7…サブLCD 8a、8b…スピーカ 17…CD−ROMドライブ 20…エンベデッドコントローラ 22…ミキサ 23…アンプ 27…PSC 28…操作ボタン 29…ピークホールド回路 31…CD表示 32…曲情報表示部 33…バッテリインジケータ 34…サウンドレベル表示部 35…右チャネルピーク値 36…左チャネルピーク値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA01 5B069 AA01 BA06 BB07 5C094 AA60 BA43 DA02 HA10 5G435 AA00 BB12 CC13 EE13 EE16 EE49 LL07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽データを再生可能な電子機器本体と、
    前記電子機器本体に回動可能に接続し、前記電子機器本
    体で処理を行なった情報を表示可能な第1の表示手段
    と、前記第1の表示手段が前記電子機器本体に対して閉
    じられた位置においても情報が可視可能であり、前記電
    子機器本体で再生した音楽の音の出力レベルを表示可能
    な第2の表示手段とを具備することを特徴とする携帯型
    電子機器。
  2. 【請求項2】前記携帯型電子機器は、さらに前記出力レ
    ベルのピーク値を一定期間保持する保持手段と、前記保
    持していたピーク値と、前記出力レベルのピーク値とを
    比較する比較手段とを具備し、前記比較手段により比較
    した結果、前記出力レベルのピーク値が大きい場合また
    は前記一定期間を超えた場合、前記保持手段のピーク値
    を更新し、前記出力レベルと保持手段に保持したピーク
    値とを前記第2の表示手段で表示可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 【請求項3】音楽データを再生可能な電子機器本体と、
    前記電子機器本体に回動可能に接続し、前記電子機器本
    体において処理を行なった情報を表示可能な第1の表示
    手段と、前記音楽データの再生を指示する手段と、前記
    第2の表示部へ常時電源を供給し、前記指示手段の再生
    指示に応じて、前記音楽再生手段及びレベル表示手段へ
    電源を供給する電源供給手段とを具備し、前記第1の表
    示手段が前記電子機器本体に対して閉じられた位置にお
    いても情報が可視可能であり、前記指示手段の再生指示
    に応じて、前記電子機器本体で再生された音楽の音の出
    力レベルを表示可能な第2の表示手段とを具備すること
    を特徴とする携帯型電子機器。
  4. 【請求項4】前記電子機器は、さらに前記出力レベルの
    ピーク値を一定期間保持する保持手段と、前記保持して
    いたピーク値と、前記出力レベルのピーク値とを比較す
    る比較手段とを具備し、前記比較手段により比較した結
    果、前記出力レベルのピーク値が大きい場合または前記
    一定期間を超えた場合、前記保持手段のピーク値を更新
    し、前記出力レベルと保持手段に保持したピーク値とを
    前記第2の表示手段に表示することを特徴とする請求項
    3に記載の携帯型電子機器。
  5. 【請求項5】音楽データを再生可能な電子機器本体と、
    前記電子機器本体に回動可能に接続し、前記電子機器本
    体で処理を行なった情報を表示可能な第1の表示手段
    と、前記第1の表示手段が前記電子機器本体に対して閉
    じられた位置においても情報が可視可能な第2の表示手
    段とを具備する携帯型電子機器の情報表示方法におい
    て、前記電子機器本体において音楽データを再生し、前
    記音楽データの再生時に出力される音の出力レベルを前
    記第2の表示手段へ表示することを特徴とする情報表示
    方法。
  6. 【請求項6】音楽データを再生可能な電子機器本体と、
    前記電子機器本体に回動可能に接続し、前記電子機器本
    体で処理を行なった情報を表示可能な第1の表示手段
    と、前記第1の表示手段が前記電子機器本体に対して閉
    じられた位置においても情報が可視可能な第2の表示手
    段とを具備する携帯型電子機器の情報表示方法におい
    て、前記電子機器本体において音楽データを再生し、前
    記音楽データの再生時に出力される音の出力レベルのピ
    ーク値を一定期間保持し、前回保持されたピーク値と、
    これから出力する音の出力レベルのピーク値とを比較
    し、比較した結果、前記出力レベルのピーク値が大きい
    場合または前記一定期間を超えた場合、前記前回保持さ
    れたピーク値を前記出力レベルへ更新し、前記出力レベ
    ルと前記更新されたピーク値とを前記第2の表示手段に
    表示することを特徴とする情報表示方法。
  7. 【請求項7】音楽データを再生可能な電子機器本体と、
    前記電子機器本体に回動可能に接続し、前記電子機器本
    体で処理を行なった情報を表示可能な第1の表示手段
    と、前記第1の表示手段が前記電子機器本体に対して閉
    じられた位置においても情報が可視可能な第2の表示手
    段とを具備する携帯型電子機器の情報表示方法におい
    て、前記電子機器が起動していない時に、前記音楽再生
    手段による音楽の再生指示が入力された場合、前記電子
    機器本体の音楽データを再生する手段へ電源を供給し、
    前記音楽再生手段により音楽の再生を開始し、前記音楽
    データの再生時に出力される音の出力レベルを前記第2
    の表示手段へ表示することを特徴とする情報表示方法。
  8. 【請求項8】音楽データを再生可能な電子機器本体と、
    前記電子機器本体に回動可能に接続し、前記電子機器本
    体で処理を行なった情報を表示可能な第1の表示手段
    と、前記第1の表示手段が前記電子機器本体に対して閉
    じられた位置においても情報が可視可能な第2の表示手
    段とを具備する携帯型電子機器の情報表示方法におい
    て、前記電子機器が起動していない時に、前記電子機器
    本体が具備する音楽再生手段による音楽の再生指示が入
    力された場合、前記音楽再生手段へ電源を供給し、前記
    音楽再生手段により音楽を再生開始し、前記音楽データ
    の再生時に出力される音の出力レベルのピーク値を一定
    期間保持し、前回保持された音のピーク値と、今回出力
    する音の出力レベルのピーク値とを比較し、比較した結
    果、前記出力レベルのピーク値が大きい場合、前記前回
    保持されたピーク値を更新し、前記出力レベルと更新さ
    れたピーク値とを前記第2の表示手段に表示することを
    特徴とする情報表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007027099A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Samsung Electronics Co Ltd バックライトアセンブリ及び表示基板とこれらを有する表示装置、並びに表示基板及びその製造方法
WO2012014261A1 (ja) * 2010-07-30 2012-02-02 富士通株式会社 電子機器及びその製造方法
US10939200B2 (en) 2018-11-27 2021-03-02 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Audio processing in multi-OS devices having multiple audio inputs

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