JP2003098984A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JP2003098984A
JP2003098984A JP2001291698A JP2001291698A JP2003098984A JP 2003098984 A JP2003098984 A JP 2003098984A JP 2001291698 A JP2001291698 A JP 2001291698A JP 2001291698 A JP2001291698 A JP 2001291698A JP 2003098984 A JP2003098984 A JP 2003098984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
organic
liquid crystal
image display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001291698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
Hiroaki Onishi
弘朗 大西
Toshihiko Takakura
敏彦 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2001291698A priority Critical patent/JP2003098984A/ja
Publication of JP2003098984A publication Critical patent/JP2003098984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲の明るさには関係なく、省電力を図りつつ
視認性の良い画像表示を行なうことが可能な画像表示装
置を提供する。 【解決手段】正面から液晶21を透過してきた光を反射
可能な光反射面23を備えている反射型の液晶表示パネ
ル2と、有機ELからなる複数の発光画素により画像表
示が可能な有機EL表示パネル1と、を有しており、か
つ有機EL表示パネル1は、液晶表示パネル2の正面に
重ねられているとともに、厚み方向に透光性を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、所望の静止画像
あるいは動画を表示するのに利用される画像表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、たとえば携帯電話機に組
み込まれる画像表示装置としては、反射型の液晶表示パ
ネルを用いたものがある。反射型の液晶表示パネルは、
たとえばその背面部に光反射板が設けられており、液晶
表示パネルの正面から光が進入し、かつこの光が液晶を
透過すると、この光は上記反射板によって液晶表示パネ
ルの正面に反射されるようになっている。したがって、
明るい場所においては外光を利用した画像表示が可能で
ある。
【0003】一方、近年においては、たとえばオーディ
オ機器や自動車のインストルメントパネルに組み込まれ
る画像表示装置として、有機EL表示パネルを用いたも
のが注目を浴び始めている(EL:Electro Luminescen
ce) 。有機EL表示パネルは、有機EL膜の発光層を発
光させる自発光方式である。このため、有機EL表示パ
ネルを用いたものは、暗い場所においてもパネル全体を
照明するための光源を用いることなく画像表示を行なう
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】反射型の液晶表示パネ
ルは、外光が得られない暗い場所で使用するときには、
この液晶表示パネルの広い範囲を照明するための光源が
必要である。したがって、反射型の液晶表示パネルを用
いた従来の画像表示装置においては、暗い場所で使用す
るには、消費電力が多くなる。また、その際の画像の視
認性は、有機EL表示パネルよりも劣るものとなる。一
方、有機EL表示パネルは、暗い場所においては画像の
視認性は良好であるものの、明るい場所においては発光
画素と非発光画素との明るさの差が小さくなり、その視
認性が悪くなる。
【0005】従来においては、液晶表示パネルまたは有
機EL表示パネルを用いて画像表示装置を製作する場
合、液晶表示パネルと有機EL表示パネルとのそれぞれ
の長所および短所を勘案した上で、いずれか一方のみが
用いられている。ところが、たとえば携帯電話機に組み
込まれる画像表示装置は、種々の明るさの状況下で用い
られる。したがって、液晶表示パネルを用いた場合およ
び有機EL表示パネルを用いた場合のいずれであって
も、そのような種々の明るさの状況下において常に表示
画像の視認性を良くし、かつ消費電力の少ない画像表示
を行なうことは困難であり、この点において改善の余地
があった。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、周囲の明るさには関係なく、省
電力を図りつつ視認性の良い画像表示を行なうことが可
能な画像表示装置を提供することをその課題としてい
る。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明によって提供される画像表示装置
は、正面から液晶を透過してきた光を反射可能な光反射
面を備えている反射型の液晶表示パネルと、有機ELか
らなる複数の発光画素により画像表示が可能な有機EL
表示パネルと、を有しており、かつ上記有機EL表示パ
ネルは、上記液晶表示パネルの正面に重ねられていると
ともに、厚み方向に透光性を有していることを特徴とし
ている。
【0009】本願発明によれば、液晶表示パネルの正面
に有機EL表示パネルが配されているために、有機EL
表示パネルを用いた画像表示が可能である。また、有機
EL表示パネルは、その厚み方向に透光性を有している
ために、有機EL表示パネルを使用しないときには、こ
の有機EL表示パネルの正面から有機EL表示パネル内
を透過する光を利用することにより、液晶表示パネルを
用いた画像表示が可能となる。したがって、外光の多い
明るい場所においては、反射型の液晶表示パネルを利用
した画像表示を行なうことができるとともに、暗い場所
においては、有機EL表示パネルを利用した画像表示を
行なうことにより、いずれの場合においても、省電力化
を図りつつ、視認性の良い高画質の画像表示を行なうこ
とが可能となる。その結果、本願発明に係る画像表示装
置は、携帯電話機に組み込まれるなどして種々の明るさ
の条件下で使用される可能性のある用途に最適となる。
【0010】本願発明の好ましい実施の形態において
は、上記液晶表示パネルと上記有機EL表示パネルとの
駆動を切り替える駆動切り替え手段を有している。
【0011】このような構成によれば、上記駆動切り替
え手段を利用して上記液晶表示パネルと上記有機EL表
示パネルとの駆動を適切に切り替えることができる。
【0012】本願発明の他の好ましい実施の形態におい
ては、照度センサを具備しており、かつ上記駆動切り替
え手段は、上記照度センサによって検出された照度が一
定値以上のときには上記有機EL表示パネルを非駆動と
して上記液晶表示パネルを駆動させる一方、上記照度が
上記一定値に満たないときには上記液晶表示パネルを非
駆動として上記有機EL表示パネルを駆動させるように
構成されている。
【0013】このような構成によれば、明るい状況下に
おいて外光を利用した液晶表示パネルによる画像表示を
行なうことと、暗い状況下において有機EL表示パネル
による画像表示を行なうこととの切り替えが適切に行な
われることとなり、便利となる。
【0014】本願発明の他の好ましい実施の形態におい
ては、上記駆動切り替え手段は、操作スイッチを含んで
構成されており、かつこの操作スイッチに特定の操作が
行なわれたときには上記液晶表示パネルの駆動と上記有
機EL表示パネルの駆動とが切り替わるように構成され
ている。
【0015】このような構成によれば、ユーザが操作ス
イッチを操作することによって、液晶表示パネルの駆動
と有機EL表示パネルの駆動とを積極的に切り替えるこ
とが可能となり、一層便利となる。
【0016】本願発明の他の好ましい実施の形態におい
ては、予め定められた条件が満たされたときに省電力モ
ードが設定され、かつこの省電力モード時には、上記有
機EL表示パネルが非駆動にされるとともに、上記液晶
表示パネルが駆動されるように構成されている。
【0017】このような構成によれば、予め定められた
条件が満たされたときには、周囲の明るさには関係な
く、外光を利用した液晶表示パネルによる画像表示が行
なわれることとなり、省電力化が達成される。これは、
たとえば電源として充電バッテリを用いた場合であっ
て、かつその電力残量が少なくなっているような場合に
対処するのに好適である。
【0018】本願発明の他の好ましい実施の形態におい
ては、上記液晶表示パネルは、非駆動時にはその表示画
面が黒色となるものである。
【0019】このような構成によれば、上記有機EL表
示パネルを駆動させて画像表示を行なわせているとき
に、その背景部分が黒色となるため、上記有機EL表示
パネルの表示画像のコントラストを高めることができ
る。一般に、有機EL表示パネルの発光素子以外の部分
を黒色とするためには、偏光板と1/4波長板とを組み
合わせて構成されたアイソレータを、有機EL表示パネ
ルの正面部分に設ける必要があるが、上記構成によれ
ば、そのような必要を無くすことができる。
【0020】本願発明の他の好ましい実施の形態におい
ては、上記有機EL表示パネルは、透明基板上に、複数
の第1の電極、複数の透光性を有する有機EL層、およ
び複数の第2の電極がこの順序で積層された構成を有
し、かつ上記各第1の電極は、ITO膜により形成され
ているとともに、上記各第2の電極は、透光性をもつ厚
みにされた金属膜により形成されている。この金属膜
は、たとえば厚みが20nm以下とされたアルミニウム
膜である。
【0021】このような構成によれば、上記有機EL表
示パネルをその厚み方向において透光性をもつように構
成することが適切に達成される。また、上記各第2の電
極は、金属膜により形成されているために、上記有機E
L表示パネルの製造過程において、上記金属膜をたとえ
ば蒸着により形成し、上記有機EL層がその製造過程に
おいてダメージを受けないようにすることもできる。
【0022】本願発明の他の好ましい実施の形態におい
ては、上記金属膜は、幅方向の一部分の厚みを他の部分
よりも大きくする凸部を有している。
【0023】上記金属膜の厚みを薄くするほど、その透
明度を高めることは可能であるが、そうすると、その断
面積が小さくなって上記金属膜の電気抵抗が大きくな
り、上記有機EL表示パネルの消費電力が多くなる。こ
れに対し、上記構成によれば、上記金属膜の幅方向の一
部分の厚みが大きくされているために、上記金属膜の電
気抵抗を小さくし、消費電力を少なくすることが可能と
なる。また、上記金属膜の幅方向の一部分のみが厚くさ
れているだけであれば、上記有機EL表示パネルの透光
性を大きく損なわないようにすることもできる。
【0024】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0026】図1および図2は、本願発明に係る画像表
示装置の一実施形態を示している。図1によく表われて
いるように、本実施形態の画像表示装置Aは、有機EL
表示パネル1、液晶表示パネル2、照度センサ3、制御
部4、操作スイッチ部5、および2つの駆動回路5A,
5Bを具備して構成されている。
【0027】図2によく表われているように、有機EL
表示パネル1および液晶表示パネル2は、それらの厚み
方向に互いに重ね合わされていることにより、液晶表示
パネル2の正面に有機EL表示パネル1が配された構造
となっている。
【0028】有機EL表示パネル1は、第1および第2
の透明基板10A,10B、複数のアノード11、複数
の有機EL層12、複数のカソード13を具備してい
る。第1および第2の透明基板10A,10Bは、たと
えば矩形の平板状であり、ガラス製あるいは合成樹脂製
である。第1の透明基板10Aは、アノード11、有機
EL層12およびカソード13を順次形成していくとき
の基材としての役割を果たすものである。第2の基板1
0Bは、複数のカソード13を覆っており、これらカソ
ード13やその他の部分を保護する役割を果たす。図面
には示されていないが、各カソード13と第2の基板1
0Bとの間には、たとえば透明な樹脂を充填することに
より、有機EL表示パネル1の全体の機械的強度を高め
た構成とすることができる。
【0029】この有機EL表示パネル1の駆動方式とし
ては、パッシブ方式が採用されている。各アノード11
は、ITO膜からなる帯状の透明電極である。これに対
し、各カソード13は、アルミニウム膜からなる帯状の
透明電極として構成されている。アルミニウムは、一般
には透光性を有しないが、その厚みが20nm以下とさ
れた場合にはその厚み方向に十分な透光性を有すること
となる。カソード13は、その厚みt1が20nm以下
とされていることにより透光性を有している。ただし、
このカソード13の上面の一部分には、このカソード1
3の長手方向に延びる凸部13aが設けられている。こ
の凸部13aが設けられた箇所の厚みt2は、20nm
を超えていてもかまわない。厚みt2が20nmを超え
た場合には、凸部13aが設けられた部分の透明度が劣
ることとなるが、本実施形態においては、凸部13aが
細幅とされていることにより、各カソード13の全体の
透光性が大きく損なわれないようにされている。より具
体的には、たとえばカソード13の全幅W1が240μ
m程度であるのに対し、凸部13aの幅W2は20μm
程度とされている。図3によく表われているように、複
数のアノード11および複数のカソード13は、互いに
直交するように、x,yのそれぞれの方向に延びてお
り、かつそれらの長手方向と直交する方向に一定ピッチ
で平行に並んでいる。
【0030】各有機EL層12は、ホール注入層12
a、ホール輸送層12b、発光層12c、電子輸送層1
2d、および電子注入層12eを備えており、アノード
11およびカソード13を利用して通電がなされると、
発光層12cが発光を行なうように構成されたものであ
る。ホール注入層12aは、アノード11からのホール
の取り出し効率を高める役割を果たす。ホール輸送層1
2bは、発光層12cへのホールの移動を促進するとと
もに、カソード13からの電子が発光層12cを越えて
アノード11に移動することを抑制する役割を果たす。
電子注入層12eは、カソード13からの電子の取り出
し効率を高める役割を果たす。電子輸送層12dは、発
光層12cへ電子の移動を促進するとともに、アノード
11からのホールが発光層12cを越えてカソード13
に移動することを抑制する役割を果たす。有機EL層1
2の各層の具体的な材質は、従来より既知であるため、
その説明は省略する。有機EL層としては、上記構造以
外のものの開発も進められている実情にある。したがっ
て、本願発明においては、有機EL層の具体的な構造
は、上記したものに限定されない。
【0031】ホール注入層12aおよびホール輸送層1
2bは、たとえば各アノード11上に重なってこれと同
方向に延びる帯状に形成されている。これに対し、発光
層12c、電子輸送層12d、および電子注入層12e
は、各カソード13に重なってこれと同方向に延びる帯
状に形成されている。複数のアノード11と複数のカソ
ード13とが互いに交差し合っている部分において、有
機EL層12への通電が可能であり、有機EL層12の
発光層12cのうち、そのような通電により発光可能な
部分が、ドット状の発光画素となる。複数の発光画素
は、x方向およびy方向のそれぞれに所定のピッチで等
間隔で並ぶマトリクス状に配列されており、この部分が
画像表示領域(画面)となっている。有機EL表示パネ
ル1は、少なくともこの画像表示領域に相当する部分
が、その厚み方向において透光性を有するものとなって
いる。本実施形態においては、複数の画素としては、
R,G,B(赤,緑,青)の3色の光を発する3種類の
ものが設けられており、それらR,G,Bの計3つの画
素によって、1つのカラー表示用の画素が構成されてい
る。R,G,Bの各色の発光を可能とする手段として
は、複数の発光層12cのそれぞれの内部に、R,G,
B用の発光性物質を含有させておく手段、あるいは発光
層12cとカソード13との間に所定の色彩のカラーフ
ィルタを設けるといった手段が適用される。
【0032】液晶表示パネル2は、本実施形態において
は、従来より既知の反射型のものが用いられている。す
なわち、図2によく表われているように、この液晶表示
パネル2は、ガラス製などの一対の基板20A,20B
間に液晶21を封入したものである。基板20Aは、透
明であり、その正面(図2では上方)には、偏光板28
や位相差板29が設けられている。基板20Aの液晶2
1寄りの面には、R,G,Bの各色のカラーフィルタ2
7(27R,27G,27B)、平滑化膜26、複数の
透明電極25A、および配向膜24Aが設けられてい
る。平滑化膜26は、各透明電極25Aの下地となる面
を平滑にするための膜である。基板20Bの液晶21寄
りの面には、複数の反射電極25Bと配向膜24Bとが
設けられている。各反射電極25Bは、たとえば不透明
なアルミニウム膜からなり、その正面を向く面は、受け
た光を反射可能な光反射面23となっている。もちろ
ん、本願発明においては、このような構成に代えて、基
板10Bの背面に光反射板を設けることにより、この光
反射板を利用して光を反射させる構成とすることもでき
る。
【0033】この液晶表示パネル2の駆動方式は、有機
EL表示パネル1と同様に、パッシブ方式とされてお
り、複数の透明電極25Aと複数の反射電極25Bと
は、互いに交差する方向に延びた帯状に形成されている
とともに、それらが延びる方向と直交する方向にそれぞ
れ平行に並んでいる。したがって、液晶21は、それら
2種類の電極25A,25Bが互いに交差して重なり合
った部分において電圧印加がなされるように構成されて
おり、この部分がドット状の画素となる。この画素も、
マトリクス状に配列されており、この配列部分が画像表
示領域(画面)である。
【0034】液晶表示パネル2は、液晶21に電圧が印
加されていない非駆動時には、その画面が黒表示となる
ように構成されている。偏光板28を透過した一定方向
にのみ振動する成分の光は、電圧印加がなされていない
液晶21内に進行すると、その液晶分子のねじれに沿っ
てその振動方向を変化させていく。この液晶表示パネル
2においては、上記光がその後光反射面23によって反
射されることによって偏光板28に再度戻ってきたとき
に、偏光板28を最初に透過したときとは光の振動方向
が相違し、偏光板28をその正面に通過できなくなるよ
うに構成されており、このことによって上記黒表示が達
成される。
【0035】図1に示した照度センサ3は、この画像表
示装置Aの周囲の明るさを測定するためのものであり、
有機EL表示パネル1の正面に向けて進行してくる光の
量を測定するのに好ましい部分、たとえば透明基板10
Bの表面の画像表示に支障を生じない部分に設けられて
いる。駆動回路5A,5Bは、有機EL表示パネル1お
よび液晶表示パネル2をそれぞれ駆動させるための回路
である。
【0036】制御部4は、たとえばCPUとメモリとを
組み合わせて構成されており、本願発明でいう駆動切り
替え手段の一例に相当している。この制御部4は、照度
センサ3によって測定された照度が、予め定められた閾
値以上であるときには、有機EL表示パネル1を駆動さ
せることなく、液晶表示パネル2を駆動させる制御を行
なうように構成されている。一方、照度センサ3によっ
て測定された照度が上記閾値に満たないときには、制御
部4は、上記とは異なり、液晶表示パネル2を駆動させ
ることなく、有機EL表示パネル1を駆動させる制御を
行なうように構成されている。
【0037】操作スイッチ部5は、1または複数の操作
スイッチを備えており、制御部4と接続されている。こ
の操作スイッチ部5において所定のスイッチ操作がなさ
れると、制御部4は、有機EL表示パネル1と液晶表示
パネル2との駆動を強制的に切り替えるように構成され
ている。
【0038】この画像表示装置Aにおいては、照度セン
サ3によって測定された照度に基づいて上記したような
制御を行なう通常モードに加え、一定条件下において省
電力モードが設定されるように構成されている。この省
電力モードは、たとえば画像表示装置Aの駆動電源とし
て用いられている充電バッテリの電力残量が所定値を下
回ったときに設定されるようになっている。制御部4
は、この省電力モード時においては、照度センサ3によ
って測定された照度には関係なく、有機EL表示パネル
1を非駆動にしつつ液晶表示パネル2を駆動させる制御
を行なうように構成されている。
【0039】次に、上記構成の画像表示装置Aの作用に
ついて、制御部4の処理手順を示す図4のフローチャー
トを参照しつつ説明する。
【0040】まず、画像表示装置Aを起動させると、照
度センサ3がオンとなる(ステップS1)。画像表示装
置Aが明るい場所に置かれていることにより、照度セン
サ3によって測定された照度が一定の閾値以上であると
(ステップS2:YES)、制御部4は、有機EL表示
パネル1および液晶表示パネル2のうち、液晶表示パネ
ル2を選択し、画像表示についてはこの液晶表示パネル
2を利用して実行させる(ステップS3〜S5)。
【0041】有機EL表示パネル1は透明であるから、
画像表示装置Aが明るい場所に置かれている場合には、
図2の符号L1で示す光線に代表されるように、多くの
外光を液晶表示パネル2内に進行させることができる。
液晶表示パネル2の正面から液晶21を透過した光は、
光反射面23によって反射されることにより有機EL表
示パネル1の正面に進行する。したがって、液晶表示パ
ネル2で表示された画像を有機EL表示パネル1を介し
て適切に目視することができる。このような液晶表示パ
ネル2を利用した画像表示は、外光の量が多い場合にな
されるため、その表示画像を明るくしてコントラストが
高いものとすることができる。また、このように外光を
利用した画像表示方式によれば、画像表示装置Aの全体
の消費電力を少なくすることもできる。
【0042】次いで、上記とは異なり、画像表示装置A
が暗い場所に置かれていることにより、照度センサ3に
よって測定された照度が一定の閾値に満たないときには
(ステップS2:NO)、制御部4は、液晶表示パネル
2に代えて有機EL表示パネル1を選択し、この有機E
L表示パネル1に画像表示を実行させる(ステップS
6,S7,S5)。有機EL表示パネル1は、液晶表示
パネル2の正面に配されているために、各発光層12c
から発せられた光(符号L2で示す)はそのままこの有
機EL表示パネル1の正面に進行する。したがって、こ
の有機EL表示パネル1の表示画像を適切に目視するこ
とができる。有機EL表示パネル1は、発光画素を利用
して画像表示を行なうために、外光が少ない暗い雰囲気
において、鮮明な画像表示を行なうのに適し、その表示
画像の質は高い。また、有機EL表示パネル1による画
像表示においては、必ずしもその画面全体の全ての画素
を同時に発光させる必要はなく、一部の画素を発光させ
ることにより画像表示を行なうことも可能である。この
ため、たとえばバックライトを用いて液晶表示パネル全
体を常に照明するタイプの画像表示装置と比較すると、
その消費電力も少なくすることができる。
【0043】上記したように、この画像表示装置Aによ
れば、照度センサ3によって測定された照度に基づい
て、制御部4が有機EL表示パネル1と液晶表示パネル
2との適切な方を選択している。したがって、ユーザが
周囲の明るさを判断してから有機EL表示パネル1と液
晶表示パネル2とのいずれか一方をわざわざ選択すると
いった必要がなくなり、便利である。また、この画像表
示装置Aにおいては、既述したとおり、バッテリ電源の
電力残量が所定値を下回ったときには、省電力モードが
設定され、その際には画像表示装置Aの周辺の明るさに
は関係なく、液晶表示パネル2を利用した画像表示がな
される。したがって、上記バッテリ電源が早期に電力残
量不足にならないようにすることも可能となる。また、
ユーザが操作スイッチ部5を操作すれば、周辺の明るさ
や、動作モードが省電力モードであるか否かには関係な
く、有機EL表示パネル1と液晶表示パネル2との駆動
を切り替えることができるために、ユーザの要望に応じ
た画像表示が可能となり、より便利となる。
【0044】有機EL表示パネル1を駆動させていると
きには、液晶表示パネル2が非駆動状態にあり、この液
晶表示パネル2の画面は黒表示となっている。したがっ
て、符号L3で示すように、有機EL表示パネル1を透
過して液晶表示パネル2に到達した光が有機EL表示パ
ネル1の正面に再度反射されないようにすることができ
る。このため、有機EL表示パネル1の画面のうち、表
示画像の背景部分が黒色となり、表示画像がより鮮明と
なる。一般に、有機EL表示パネルの画面の背景部分を
黒色にするためには、偏光板と1/4波長板とが有機E
L表示パネルの正面に設けられるが、この画像表示装置
Aにおいては、有機EL表示パネルにそのような部材を
設ける必要がなく、有機EL表示パネルの部品点数を少
なくすることができる。また、偏光板と1/4波長板と
を有機EL表示パネルに設けた場合には、これらの部材
を光が透過するときにこの光が減衰する。このような光
の減衰を生じたのでは、液晶表示パネル2を利用して画
像表示を行なわせるときに液晶表示パネル2内に進行す
る光の量が少なくなる。これに対し、この画像表示装置
Aにおいては、そのような不具合も生じないようにする
ことができる。
【0045】有機EL表示パネル1の製造に際しては、
第1の透明基板10A上に、アノード11、有機EL層
12、およびカソード13がこれらの順序で積層され
る。カソード13はアルミニウムであり、蒸着により形
成することができるために、このカソード13の形成に
際して、有機EL層12に大きなダメージを与えないよ
うにすることができる。たとえば、本実施形態とは異な
り、カソード13をスパッタリングにより形成されるI
TO膜とした場合には、スパッタリング時に発生するプ
ラズマによって有機EL層12が大きなダメージを受け
る虞れがあるが、本実施形態の構成によれば、そのよう
な虞れはない。
【0046】カソード13は、透光性をもたせることを
目的としてその厚みが薄くされているが、凸部13aが
設けられていることにより、その一部分の厚みの増大化
が図られている。カソード13の全体を薄くすると、そ
の電気抵抗が大きくなり、電力消費量が多くなる。これ
に対し、本実施形態の構成によれば、凸部13aが設け
られている分だけカソード13の断面積を大きくして、
その電気抵抗を小さくし、有機EL表示パネル1の電力
消費量を少なくすることができる。凸部13aは、既述
したとおり、カソード13の幅方向の一部分に設けられ
ているに過ぎないために、この凸部13aの存在がカソ
ード全体の透光性を大きく損なうことはない。
【0047】本願発明の内容は、上述の実施形態に限定
されない。本願発明に係る液晶表示装置の各部の具体的
な構成は、種々に設計変更自在である。
【0048】本願発明においては、有機EL表示パネル
および液晶表示パネルとしては、カラー表示タイプのも
のに代えて、モノクロ表示タイプのものを用いることも
できる。それらの具体的な駆動方式も限定されない。
【0049】本願発明に係る画像表示装置は、明るさが
異なる条件下で使用される頻度の高い携帯電話機やその
他の携帯機器に組み込んで使用するのに好適であるが、
その具体的な用途は限定されるものではない。種々の画
像表示用途に用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る画像表示装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図2】本願発明に係る画像表示装置の要部断面図であ
る。
【図3】有機EL表示パネルの要部断面斜視図である。
【図4】図1に示す画像表示装置の制御部の動作処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 画像表示装置 1 有機EL表示パネル 2 液晶表示パネル 3 照度センサ 4 制御部 11 アノード 12 有機EL層 13 カソード 13a 凸部 21 液晶 23 光反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 365 G09F 9/30 365Z 5C080 9/35 9/35 5C094 G09G 3/20 642 G09G 3/20 642F 5G435 680 680E 3/30 3/30 K Z 3/36 3/36 H05B 33/14 H05B 33/14 A 33/28 33/28 (72)発明者 高倉 敏彦 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA21 HA31 QA16 TA07 TA17 2H091 FA14Y GA02 GA11 LA16 2H093 NC48 NC49 NC55 ND02 NE03 NE06 3K007 AB00 AB17 CB01 DA01 DB03 EB00 5C006 AA01 AF69 BB08 BB11 BB28 BF39 FA01 FA47 5C080 AA06 AA10 BB05 BB08 DD03 DD26 EE28 JJ02 JJ06 JJ07 5C094 AA01 BA07 BA29 BA43 CA19 CA24 DA03 DA11 EA04 EA05 EA06 EA07 EB02 ED03 ED11 ED14 HA10 5G435 AA16 BB05 BB12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面から液晶を透過してきた光を反射可
    能な光反射面を備えている反射型の液晶表示パネルと、 有機ELからなる複数の発光画素により画像表示が可能
    な有機EL表示パネルと、を有しており、かつ、 上記有機EL表示パネルは、上記液晶表示パネルの正面
    に重ねられているとともに、厚み方向に透光性を有して
    いることを特徴とする、画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記液晶表示パネルと上記有機EL表示
    パネルとの駆動を切り替える駆動切り替え手段を有して
    いる、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 照度センサを具備しており、かつ上記駆
    動切り替え手段は、上記照度センサによって検出された
    照度が一定値以上のときには上記有機EL表示パネルを
    非駆動として上記液晶表示パネルを駆動させる一方、上
    記照度が上記一定値に満たないときには上記液晶表示パ
    ネルを非駆動として上記有機EL表示パネルを駆動させ
    るように構成されている、請求項2に記載の画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 上記駆動切り替え手段は、操作スイッチ
    を含んで構成されており、かつこの操作スイッチに特定
    の操作が行なわれたときには上記液晶表示パネルの駆動
    と上記有機EL表示パネルの駆動とが切り替わるように
    構成されている、請求項2または3に記載の画像表示装
    置。
  5. 【請求項5】 予め定められた条件が満たされたときに
    省電力モードが設定され、かつこのこの省電力モード時
    には、上記有機EL表示パネルが非駆動にされるととも
    に、上記液晶表示パネルが駆動されるように構成されて
    いる、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 上記液晶表示パネルは、非駆動時にはそ
    の表示画面が黒色となるものである、請求項1ないし5
    のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 上記有機EL表示パネルは、透明基板上
    に、複数の第1の電極、複数の透光性を有する有機EL
    層、および複数の第2の電極がこの順序で積層された構
    成を有し、かつ上記各第1の電極は、ITO膜により形
    成されているとともに、上記各第2の電極は、透光性を
    もつ厚みにされた金属膜により形成されている、請求項
    1ないし6のいずれかに記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 上記金属膜は、厚みが20nm以下とさ
    れたアルミニウム膜である、請求項6に記載の画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 上記金属膜は、幅方向の一部分の厚みを
    他の部分よりも大きくする凸部を有している、請求項7
    または8に記載の画像表示装置。
JP2001291698A 2001-09-25 2001-09-25 画像表示装置 Pending JP2003098984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001291698A JP2003098984A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001291698A JP2003098984A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003098984A true JP2003098984A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19113798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001291698A Pending JP2003098984A (ja) 2001-09-25 2001-09-25 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003098984A (ja)

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228304A (ja) * 2002-01-31 2003-08-15 Toyota Industries Corp 表示装置
JP2004333953A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Toyota Industries Corp 新規な表示素子
WO2005034068A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Seiko Epson Corporation 画像表示装置
JP2006010811A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Sony Corp 表示装置
JP2006276089A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Dainippon Printing Co Ltd ディスプレイ
JP2007171614A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008197634A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 情報を表示する装置及び方法
JP2010049143A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Panasonic Corp 表示装置
JP2010103461A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Toppan Printing Co Ltd 有機elディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2010160309A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Seiko Epson Corp 表示装置、及び、表示装置の制御方法
JP2010537226A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 ブンデスドルケライ ゲーエムベーハー 文書、及び表示装置を製造する方法
JP2011075663A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Nec Personal Products Co Ltd 表示装置および表示制御方法
JP2012502324A (ja) * 2008-09-09 2012-01-26 ネオビューコロン カンパニー,リミテッド ディスプレイ装置、これを備えるモバイル機器およびディスプレイの制御方法
KR20120013654A (ko) * 2010-08-06 2012-02-15 삼성전자주식회사 능동형유기발광다이오드 표시장치 및 그의 표시제어방법
JP2012230430A (ja) * 2005-02-23 2012-11-22 Pixtronix Inc 表示方法および装置
CN103198786A (zh) * 2012-01-09 2013-07-10 联想(北京)有限公司 一种显示器及显示方法
JP2013142804A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置及び表示装置の駆動方法。
WO2013115043A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 シャープ株式会社 表示装置
JP2013218009A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Jvc Kenwood Corp 表示装置
JP2014209214A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 株式会社半導体エネルギー研究所 表示パネル及び表示装置
US9082353B2 (en) 2010-01-05 2015-07-14 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
US9087486B2 (en) 2005-02-23 2015-07-21 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
US9116344B2 (en) 2008-10-27 2015-08-25 Pixtronix, Inc. MEMS anchors
US9128277B2 (en) 2006-02-23 2015-09-08 Pixtronix, Inc. Mechanical light modulators with stressed beams
US9134552B2 (en) 2013-03-13 2015-09-15 Pixtronix, Inc. Display apparatus with narrow gap electrostatic actuators
US9135868B2 (en) 2005-02-23 2015-09-15 Pixtronix, Inc. Direct-view MEMS display devices and methods for generating images thereon
US9158106B2 (en) 2005-02-23 2015-10-13 Pixtronix, Inc. Display methods and apparatus
US9176318B2 (en) 2007-05-18 2015-11-03 Pixtronix, Inc. Methods for manufacturing fluid-filled MEMS displays
US9177523B2 (en) 2005-02-23 2015-11-03 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
US9229222B2 (en) 2005-02-23 2016-01-05 Pixtronix, Inc. Alignment methods in fluid-filled MEMS displays
US9261694B2 (en) 2005-02-23 2016-02-16 Pixtronix, Inc. Display apparatus and methods for manufacture thereof
EP3007015A1 (fr) * 2014-10-10 2016-04-13 The Swatch Group Research and Development Ltd. Ensemble d'affichage hybride comprenant une cellule solaire
EP3006994A1 (fr) * 2014-10-10 2016-04-13 The Swatch Group Research and Development Ltd. Ensemble d'affichage comprenant deux dispositifs d'affichage superposés
US9336732B2 (en) 2005-02-23 2016-05-10 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
US9500853B2 (en) 2005-02-23 2016-11-22 Snaptrack, Inc. MEMS-based display apparatus
WO2017060790A1 (en) * 2015-10-08 2017-04-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, display device, and electronic device
JP2017138980A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 株式会社半導体エネルギー研究所 情報処理装置
JP2017227886A (ja) * 2016-06-15 2017-12-28 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、表示モジュールおよび電子機器
JP2018013770A (ja) * 2016-07-08 2018-01-25 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、表示モジュールおよび電子機器
WO2018033822A1 (ja) * 2016-08-17 2018-02-22 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置
JP2018072483A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置および電子機器
WO2018104824A1 (en) * 2016-12-07 2018-06-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, display system, and electronic device
KR101857653B1 (ko) * 2011-04-25 2018-06-25 엘지전자 주식회사 이동 단말기
JP2018124471A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置および表示装置の駆動方法
JP2022509190A (ja) * 2018-11-30 2022-01-20 維沃移動通信有限公司 表示パネル及び端末
CN115390308A (zh) * 2021-05-24 2022-11-25 海信视像科技股份有限公司 一种显示装置及其驱动方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110883U (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 関西日本電気株式会社 複合デイスプレイ装置
JPH1069335A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯情報端末
JPH10213799A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置
JP2000123980A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発光装置及びその製造方法
JP2000305537A (ja) * 1999-02-19 2000-11-02 Konica Corp 表示装置、画像処理装置及びカメラ
JP2001092390A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Minolta Co Ltd 表示装置
JP2001517328A (ja) * 1997-03-22 2001-10-02 ケント ディスプレイズ インコーポレイティド 可視放射光及び赤外放射光を反射するディスプレイ装置
JP2002328630A (ja) * 2001-02-20 2002-11-15 Sharp Corp 表示装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110883U (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 関西日本電気株式会社 複合デイスプレイ装置
JPH1069335A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯情報端末
JPH10213799A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置
JP2001517328A (ja) * 1997-03-22 2001-10-02 ケント ディスプレイズ インコーポレイティド 可視放射光及び赤外放射光を反射するディスプレイ装置
JP2000123980A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発光装置及びその製造方法
JP2000305537A (ja) * 1999-02-19 2000-11-02 Konica Corp 表示装置、画像処理装置及びカメラ
JP2001092390A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Minolta Co Ltd 表示装置
JP2002328630A (ja) * 2001-02-20 2002-11-15 Sharp Corp 表示装置

Cited By (74)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239361B2 (en) 2002-01-31 2007-07-03 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Display
JP2003228304A (ja) * 2002-01-31 2003-08-15 Toyota Industries Corp 表示装置
US7084936B2 (en) 2002-01-31 2006-08-01 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Display including electroluminescent elements and liquid crystal elements aligned with each other in front and rear direction of the display
JP2004333953A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Toyota Industries Corp 新規な表示素子
WO2005034068A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Seiko Epson Corporation 画像表示装置
US7489286B2 (en) 2004-06-23 2009-02-10 Sony Corporation Display apparatus
JP2006010811A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Sony Corp 表示装置
US9261694B2 (en) 2005-02-23 2016-02-16 Pixtronix, Inc. Display apparatus and methods for manufacture thereof
US9158106B2 (en) 2005-02-23 2015-10-13 Pixtronix, Inc. Display methods and apparatus
US9274333B2 (en) 2005-02-23 2016-03-01 Pixtronix, Inc. Alignment methods in fluid-filled MEMS displays
US9500853B2 (en) 2005-02-23 2016-11-22 Snaptrack, Inc. MEMS-based display apparatus
US9229222B2 (en) 2005-02-23 2016-01-05 Pixtronix, Inc. Alignment methods in fluid-filled MEMS displays
US9177523B2 (en) 2005-02-23 2015-11-03 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
US9087486B2 (en) 2005-02-23 2015-07-21 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
US9336732B2 (en) 2005-02-23 2016-05-10 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
JP2012230430A (ja) * 2005-02-23 2012-11-22 Pixtronix Inc 表示方法および装置
US9135868B2 (en) 2005-02-23 2015-09-15 Pixtronix, Inc. Direct-view MEMS display devices and methods for generating images thereon
JP2006276089A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Dainippon Printing Co Ltd ディスプレイ
JP2007171614A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Hitachi Displays Ltd 表示装置
US9128277B2 (en) 2006-02-23 2015-09-08 Pixtronix, Inc. Mechanical light modulators with stressed beams
JP2008197634A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 情報を表示する装置及び方法
US9176318B2 (en) 2007-05-18 2015-11-03 Pixtronix, Inc. Methods for manufacturing fluid-filled MEMS displays
JP2010537226A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 ブンデスドルケライ ゲーエムベーハー 文書、及び表示装置を製造する方法
KR101544697B1 (ko) * 2007-08-17 2015-08-21 분데스드룩커라이 게엠베하 문서 및 문서의 제조 방법
JP2010049143A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Panasonic Corp 表示装置
JP2012502324A (ja) * 2008-09-09 2012-01-26 ネオビューコロン カンパニー,リミテッド ディスプレイ装置、これを備えるモバイル機器およびディスプレイの制御方法
JP2010103461A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Toppan Printing Co Ltd 有機elディスプレイパネルおよびその製造方法
US9116344B2 (en) 2008-10-27 2015-08-25 Pixtronix, Inc. MEMS anchors
US9182587B2 (en) 2008-10-27 2015-11-10 Pixtronix, Inc. Manufacturing structure and process for compliant mechanisms
JP2010160309A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Seiko Epson Corp 表示装置、及び、表示装置の制御方法
JP2011075663A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Nec Personal Products Co Ltd 表示装置および表示制御方法
US9082353B2 (en) 2010-01-05 2015-07-14 Pixtronix, Inc. Circuits for controlling display apparatus
KR20120013654A (ko) * 2010-08-06 2012-02-15 삼성전자주식회사 능동형유기발광다이오드 표시장치 및 그의 표시제어방법
US10048919B2 (en) 2010-08-06 2018-08-14 Samsung Electronics, Co., Ltd. Active matrix organic light-emitting diode display and method of controlling display thereof
KR101721889B1 (ko) * 2010-08-06 2017-03-31 삼성전자주식회사 능동형유기발광다이오드 표시장치 및 그의 표시제어방법
KR101857653B1 (ko) * 2011-04-25 2018-06-25 엘지전자 주식회사 이동 단말기
CN103198786A (zh) * 2012-01-09 2013-07-10 联想(北京)有限公司 一种显示器及显示方法
JP2013142804A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置及び表示装置の駆動方法。
WO2013115043A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 シャープ株式会社 表示装置
JP2013218009A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Jvc Kenwood Corp 表示装置
US9134552B2 (en) 2013-03-13 2015-09-15 Pixtronix, Inc. Display apparatus with narrow gap electrostatic actuators
JP2014209214A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 株式会社半導体エネルギー研究所 表示パネル及び表示装置
US9715103B2 (en) 2013-03-27 2017-07-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
JP2017097377A (ja) * 2013-03-27 2017-06-01 株式会社半導体エネルギー研究所 表示パネルおよび表示装置
KR101844116B1 (ko) * 2014-10-10 2018-03-30 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 2 개의 중첩된 디스플레이 디바이스들을 포함하는 디스플레이 어셈블리
US10210785B2 (en) 2014-10-10 2019-02-19 The Swatch Group Research And Development Ltd Display assembly including two superposed display devices
KR101717848B1 (ko) 2014-10-10 2017-03-17 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 태양 전지를 포함하는 하이브리드 디스플레이 어셈블리
JP2016081052A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 2つの重なり合った表示デバイスを有する表示アセンブリー
CN105513503A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 斯沃奇集团研究和开发有限公司 包括两个叠置显示器件的显示组件
CN105513507A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 斯沃奇集团研究和开发有限公司 包括太阳能电池的混合显示组件
KR20160042755A (ko) * 2014-10-10 2016-04-20 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 태양 전지를 포함하는 하이브리드 디스플레이 어셈블리
EP3006994A1 (fr) * 2014-10-10 2016-04-13 The Swatch Group Research and Development Ltd. Ensemble d'affichage comprenant deux dispositifs d'affichage superposés
JP2016081033A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 太陽電池を含むハイブリッドディスプレイアセンブリ
TWI694285B (zh) * 2014-10-10 2020-05-21 瑞士商史華曲集團研發有限公司 包括兩個重疊的顯示裝置的顯示器組件
CN105513503B (zh) * 2014-10-10 2019-04-19 斯沃奇集团研究和开发有限公司 包括两个叠置显示器件的显示组件
EP3007015A1 (fr) * 2014-10-10 2016-04-13 The Swatch Group Research and Development Ltd. Ensemble d'affichage hybride comprenant une cellule solaire
WO2017060790A1 (en) * 2015-10-08 2017-04-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, display device, and electronic device
JP2017138980A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 株式会社半導体エネルギー研究所 情報処理装置
JP2017227886A (ja) * 2016-06-15 2017-12-28 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、表示モジュールおよび電子機器
JP2018013770A (ja) * 2016-07-08 2018-01-25 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、表示モジュールおよび電子機器
US11960158B2 (en) 2016-08-17 2024-04-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US11899296B2 (en) 2016-08-17 2024-02-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US11442302B2 (en) 2016-08-17 2022-09-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
WO2018033822A1 (ja) * 2016-08-17 2018-02-22 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置
JP2018072483A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置および電子機器
US10748479B2 (en) 2016-12-07 2020-08-18 Semiconductor Energy Laboratories Co., Ltd. Semiconductor device, display system, and electronic device
JP2022058453A (ja) * 2016-12-07 2022-04-12 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、表示システム、電子機器
JP2018097358A (ja) * 2016-12-07 2018-06-21 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、表示システム及び電子機器
JP7247316B2 (ja) 2016-12-07 2023-03-28 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、表示システム、電子機器
WO2018104824A1 (en) * 2016-12-07 2018-06-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, display system, and electronic device
JP2018124471A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置および表示装置の駆動方法
JP2022509190A (ja) * 2018-11-30 2022-01-20 維沃移動通信有限公司 表示パネル及び端末
JP7246481B2 (ja) 2018-11-30 2023-03-27 維沃移動通信有限公司 表示パネル及び端末
CN115390308A (zh) * 2021-05-24 2022-11-25 海信视像科技股份有限公司 一种显示装置及其驱动方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003098984A (ja) 画像表示装置
US6954239B2 (en) Display unit
JP2003228304A (ja) 表示装置
JP3873940B2 (ja) 両面液晶表示装置
JP4151493B2 (ja) 表示装置
JP2003157026A (ja) 表示装置及びその駆動方法
JP2003322850A (ja) 表示装置及びその駆動方法
JP2006308897A (ja) 有機el表示装置
JP2008225381A (ja) 表示装置
JP2006323300A (ja) 液晶表示装置
JP2007334224A (ja) 液晶表示装置
JP2009037183A (ja) 表示装置および電子機器
US9153165B2 (en) OLED display panel, driving circuit, and driving method
US20020033908A1 (en) Liquid crystal display
CN107179638B (zh) 一种显示面板及其控制方法、显示装置
JPH11160704A (ja) 表示装置
US7283186B2 (en) Liquid crystal display
JPH11249130A (ja) 液晶表示装置
JP4608768B2 (ja) 液晶表示装置
JP2005148740A (ja) デュアルディスプレイの反射型液晶ディスプレイ
US20050007300A1 (en) Display
JP2004151370A (ja) エレクトロルミネッセンス表示装置
JPH1091342A (ja) 携帯用情報端末
JP2008170479A (ja) 電気光学装置および電子機器
US20070076145A1 (en) Display panel having a reflective layer therein

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726