JP2006276089A - ディスプレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】自己発光型の表示装置が周囲の明るさ等の照明条件によって、見えづらい欠点を解消することを課題とする。
【解決手段】基板1A、透明電極2A、正孔輸送層4、発光層5、透明電極2B、基板1Bが順に積層された有機ELディスプレイに、カラーフィルタ6、透明電極2C、PDLC層7A、金属電極3、および基板1Cが順に積層されたPDLC型の調光装置を配置し、発光画素では発光層5から非観察側に向かう光L2の反射光L3や観察側からの外光L4の反射光L6も利用し、非発光画素ではPDLC層7A外光を透過させないため、反射光も生じないよう構成して、課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、明るい照明環境にある室内や屋外において、表示された文字や画像等が見えやすい、改良されたディスプレイに関するものである。
入力された信号に応じて表示を行なうためのディスプレイ(表示装置)としては、用途に応じて様々な型のものが用いられている。CRT(陰極線管)、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンスディスプレイ)、LED(発光ダイオード)、VFD(蛍光表示管)、PDP(プラズマディスプレイ)、FED(フィールドエミッションディスプレイ)、もしくはDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)等である。
これらのうちで、テレビジョンやパーソナルコンピュータのディスプレイとしては、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンスディスプレイ)、およびPDP(プラズマディスプレイ)等が頻繁に用いられており、また、持ち運び可能な端末機器用としては、液晶ディスプレイやELが多用されている。
上記した種々のディスプレイは、概略、自身が発光する自己発光性のディスプレイと、自身は発光しないが、照明の助けを借りて表示が可能となる反射性のディスプレイの二種類に分類できる。代表的なディスプレイのうちでは、CRT、EL、およびPDPは自己発光性であり、液晶ディスプレイは、照明を伴なっているものが多いが、本来的には反射性である。
自己発光性のディスプレイと反射性のディスプレイとを比較すると、一見、自己発光性のディスプレイの方が有利であるかのように見える。実際、反射性のディスプレイは、照明条件が暗いと反射光の強度も弱いので見えづらいが、明るくなるに連れて反射光の強度が増加し、次第に見えやすくなるという特徴を有している。これに対して、自己発光性のディスプレイは、照明条件が暗いと見えやすいが、明るくなるに連れて反射光も増加するため、却って見えづらくなる欠点を有している。
図13は、有機ELディスプレイの積層構造を模式的に例示する図である。なお、以降も含め、図中の上側が観察側であるとする。このディスプレイ22は、図中の上側から、基板1A、透明電極2、正孔輸送層4、発光層5、金属電極3、および基板1Bが順に積層された積層構造を有しており、両基板1Aおよび1Bの間に画素を区分する隔壁8を有している。今、図の向かって左側の部分が発光した発光画素であり、向かって右側の部分が発光していない非発光画素であるとする。発光画素においては、発光層5の発光により、上向きの光L1と下向きの光L2が生じるが、下向きの光L2は金属電極3で反射し、上向きの反射光L3となって、光L1と共に観察者の眼に入る。
一方、発光画素に入射した外光L4は金属電極3で反射した後、反射光L6として出光し、非発光画素に入射した外光L7も金属電極3で反射した後、反射光L9として出光する。このとき、反射光L6およびL9の強度は、入射する外光L4およびL7の強度によって決まるから、外光L4およびL7の強度が増すと、発光層の発光に基づく、画像を形成すべき光L1および反射光L3は見えづらくなる。
本発明を直接に示唆するものではないが、アナログ時計の観察側に、透明有機ELパネルおよび透過型LCDパネルを一例としてこの順に積層した積層構造等を有するものが提案されている。(例えば、特許文献1。)。
特開2002−296375号公報(段落「0026」)
しかしながら、この例における透明有機ELパネルおよび透過型LCDパネルは、透過型LCDパネルが表示を行なう際に、透明有機ELパネルが全面発光してバックライト的に機能すると共にアナログ時計モジュールを光学的に遮蔽し、また、透過型LCDパネルが何も表示を行なっていない場合には、透明有機ELパネルが透明であり、アナログ時計モジュールの表示を参照することができる構成となっているもので、発光型のディスプレイの照明条件が、明るくなるに連れて見えづらくなる欠点を解消する意図は全く見られない。
本発明においては、ディスプレイ、なかでも自己発光性のディスプレイが、照明条件が明るいと見えづらい欠点を解消することを課題とする。
上記の課題は、自己発光性のディスプレイと、自己発光性のディスプレイと同調した、即ち、自己発光性のディスプレイの発光画素に対応する箇所では光を透過させ、非発光画素に対応する箇所では光を吸収する調光装置を組み合わせることにより、解決することができた。
課題を解決する第1の発明は、画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置と、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置とが、非観察側に光反射性部を有して重ねられており、前記表示装置の前記発光状態と前記調光装置の光透過性の状態とが対応し、かつ、前記表示装置の前記非光状態と前記調光装置の光吸収性の状態とが対応するよう構成されていることを特徴とするディスプレイに関するものである。
また、第2の発明は、画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置の非観察側に、画素毎に光反射性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置が重ねられており、前記表示装置の前記発光状態と前記調光装置の光反射性の状態とが対応し、かつ、前記表示装置の前記非光状態と前記調光装置の光吸収性の状態とが対応するよう構成されていることを特徴とするディスプレイに関するものである。
第3の発明は、画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置の観察側に、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置が重ねられており、前記表示装置の前記発光状態と前記調光装置の光透過性の状態とが対応し、かつ、前記表示装置の前記非光状態と前記調光装置の光吸収性の状態とが対応するよう構成されていることを特徴とするディスプレイに関するものである。
第4の発明は、第1〜第3いずれかの発明において、前記表示装置もしくは前記調光装置は前記画素毎にカラーフィルタを備えていることを特徴とするディスプレイに関するものである。
第5の発明は、第1〜第4いずれかの発明において、前記調光装置は、PDLC型、電気泳動型、ツイストボール型、もしくはトナーディスプレイ型であることを特徴とするディスプレイに関するものである。
第6の発明は、第1〜第5いずれかの発明において、前記表示装置は、有機ELもしくは無機EL、LED、VFD、PDP、FED、またはDMDで構成されたものであることを特徴とするディスプレイに関するものである。
第1の発明によれば、表示装置の発光状態となった箇所に対応して調光装置が光を透過させるので、非観察側に向かった光も反射させて利用することができ、また、表示装置の非発光状態となった箇所に対応して調光装置が観察側からの外光を吸収するので、周囲の明るさや照明条件にかかわらず、表示が見えやすいディスプレイを提供することができる。
第2の発明によれば、発光型の表示装置の非観察側に、画素毎に光反射性もしくは光吸収性の状態をとり得る調光装置を配置したので、表示装置の発光状態となった箇所に対応して調光装置が光を反射させ、また、表示装置の非発光状態となった箇所に対応して調光装置が観察側からの外光を吸収するので、周囲の明るさや照明条件にかかわらず、表示が見えやすいディスプレイを提供することができる。
第3の発明によれば、発光型の表示装置の観察側に、画素毎に光透過性もしくは光吸収性の状態をとり得る調光装置を配置したので、表示装置の発光状態となった箇所に対応して調光装置が光を透過させると共に外光を反射させ、また、表示装置の非発光状態となった箇所に対応して調光装置が観察側からの外光を吸収するので、周囲の明るさや照明条件にかかわらず、表示が見えやすいディスプレイを提供することができる。
第4の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の効果に加えて、カラーフィルタを備えたことにより、非観察側に向かった後に反射した光を色変換することが可能なディスプレイを提供することができる。
第5の発明によれば、第1〜第4いずれかの発明の効果に加えて、具体的に入手可能な調光装置を用いて構成可能なディスプレイを提供することができる。
第5の発明によれば、第1〜第5いずれかの発明の効果に加えて、具体的に入手可能な表示装置を用いて構成可能なディスプレイを提供することができる。
まず、本発明のディスプレイの概略の構成を図1の模式図を引用して説明する。
図1に示すように、本発明のディスプレイ11においては、観察側(図中の上側)から、透明な基板1A、透明電極2A、正孔輸送層4、発光層5、透明電極2B、および透明な基板1Bが順に積層されて有機ELディスプレイを構成している。図中、基板1Aと基板1Bとの間には画素毎に画素間の仕切りとなる隔壁8が設けられている。また上記基板1Bの非観察側には、カラーフィルタ6、透明電極2C、PDLCと二色性色素からなるPDLC層7A、金属電極3、および基板1Cが順に積層されて、PDLC型の調光装置を構成している。ここで、PDLCとは、高分子分散型液晶の英語略であって、PDLC層は基本的には強誘電性の高分子中にネマチック液晶等の液晶を分散させたものである。今、図の向かって左側の部分が発光した発光画素であり、向かって右側の部分が発光していない非発光画素であるとする(以降においても同様である。)。
まず、発光画素における透明電極2Aおよび2B間に電圧をかけると、有機ELディスプレイの発光層5において発光が起こり、ディスプレイ11の観察側(図中の上側)に向かう光L1と非観察側に向かう光L2が発生する。このとき、PDLC層7Aは、透明電極2Cと金属電極3の間に電圧をかけることにより、発光画素に対応する部分の画素が光透過性を示すので、非観察側に向かった光L2は、PDLC層7Aを透過し、金属電極3で反射して反射光L3となり、反射光L3は観察側から出光する。また、発光画素には観察側からの外光L4も入射する。外光L4も、非観察側に向かった光L2と同様、PDLC層7Aを透過し、金属電極3で反射して反射光L6となり、反射光L6は観察側から出光する。従って、発光画素においては、発光層5が発光して生じた光以外に、外光も反射光となって加算される。
非発光画素における透明電極2Aおよび2B間には電圧をかけないので、発光層5からの発光は生じない。このとき、PDLC層7Aは、透明電極2Cと金属電極3の間に電圧をかけないため、発光画素に対応する部分の画素は光透過性を示さないので、非発光画素に入射した外光L7がPDLC層7A内に入った後の光L8はPDLC層7Aを透過せず、従って、反射光も生じない。
以上の説明では省いたが、図1を引用して説明した例のディスプレイ11においては、中ほどの基板1Bと非観察側の基板1Cと間に、カラーフィルタ6を備えている。カラーフィルタ6は、1色のみ、もしくは2色でも構成し得るが、一般的には発光層5に合わせて、赤色、緑色、および青色の三色、即ち、光の三原色の各々を用い、例えば、この順に繰り返し形成し、発光層5の発光色とカラーフィルタ6の色を合わせる。今、図1における向かって左側の部分、即ち、発光画素におけるカラーフィルタ6が緑色カラーフィルタで、発光層5は緑色発光するものとし、非発光画素におけるカラーフィルタ6が赤色カラーフィルタで、発光層5は赤色発光するものとする。
このとき、発光画素における発光層5の発光によって生じた光L1およびL2、並びに金属電極3で反射する光L3は、いずれも緑色光である。また、発光画素に入射した外光L4が白色光であるとすれば、緑色カラーフィルタ6の作用で緑色の光L5となって金属電極3で反射し、緑色の反射光L6として観察側に出光する。また、非発光画素に入射した光L7は、赤色カラーフィルタ6の作用で赤色光となった後に、PDLC層7Aで吸収される。従って、外光に由来し、緑色の光となって出光する反射光L6は、画像光であるL1およびL3を増強させることができる。
上記の有機ELディスプレイとPDLC型の調光装置とからなるディスプレイ11には幾つかのバリエーションがあり得る。図2および図3は、そうした代表例を示すための図である。
図2においては、図1に示した例のディスプレイ11におけるカラーフィルタ6がPDLC層7Aの近くにあったのを、有機ELディスプレイの観察側の基板1Aの非観察側に直接に設けた点が異なり、その他については変更の無いディスプレイ12を示す。図2に示すディスプレイ12では、外光L4、およびL7が、図中の観察側の基板1Aのすぐ下で色変換されることを除けば、図1に示したディスプレイ11と同様な作用を示す。
図3においては、図2に示した例のディスプレイ11における中ほどの基板1Bを無くし、基板1Bの観察側および非観察側にあった両透明電極2Bおよび2Cの一方を無くして、一方の電極2B(2B、2Cのいずれであってもよいが、仮に2Bとする。)のみとした点が異なり、その他については変更の無いディスプレイ13を示す。図3に示すディスプレイ13では、外光L4、およびL7が、図中の観察側の基板1Aのすぐ下で色変換され、これらは図2に示したディスプレイ12と同様であり、従って、図1に示したディスプレイ11と同様な作用を示す。
上記の有機ELディスプレイとPDLC型の調光装置とからなるディスプレイ11、12、および13におけるPDLC型の調光装置を他のタイプのものに変更した幾つかのバリエーションがあり得る。図4および図5は、そうした代表例を示すための図である。
図4においては、図1に示した例のディスプレイ11におけるPDLCと二色性色素からなるPDLC層7Aが電気泳動層7Bに変更されて、電気泳動型の調光装置を備えた点が異なり、その他については変更の無いディスプレイ14を示す。電気泳動層7Bは、基本的には絶縁性液体中に帯電泳動粒子が分散したものであるが、ここでは、より実際的に絶縁性液体中に帯電泳動粒子が分散した状態のものをマイクロカプセル化し、得られたマイクロカプセルを、適宜なバインダを用いて層状としたものである。図4に示す例では、マイクロカプセル中に極性が互いに異なる白色および黒色の二種の帯電泳動粒子が分散しており、電気泳動層7Bをはさむ両電極間、即ち、透明電極2C〜金属電極3間にかける電圧により、白色もしくは黒色のいずれかの粒子が上面側に集まる。
今、図中の下側を占める電気泳動型の調光装置の発光画素(向かって左側)において、白色粒子が図中の上面側に移動して白色面を与え、非発光画素(向かって右側)においては、黒色粒子が図中の上面側に移動して黒色面を与えるものとする。このとき、図中の上側を占める有機ELディスプレイの発光層5において発光が起こると、観察側(図中の上側)に向かう光L1と非観察側に向かう光L2が発生する。非観察側に向かった光L2は電気泳動層7Bの白色面で反射して反射光L3となり、反射光L3は観察側から出光する。また、発光画素には観察側からの外光L4も入射し、外光L4も電気泳動層7Bで反射して反射光L6となり、観察側から出光する。他方、非発光画素においては、発光層5からの発光は無く、入射した外光L7が電気泳動層7Bに到達した光L8は電気泳動層7Bの黒色面で吸収され、従って反射光が生じない。
図4を引用して説明した例のディスプレイ14においては、中ほどの基板1Bの直下にカラーフィルタ6を備えている。今、発光画素におけるカラーフィルタ6が緑色カラーフィルタで、発光層5は緑色発光するものとし、非発光画素におけるカラーフィルタ6が赤色カラーフィルタで、発光層5は赤色発光するものとする。このとき、発光画素における発光層5の発光によって生じた光L1およびL2、並びに金属電極3で反射する光L3は、いずれも緑色光である。また、発光画素に入射した外光L4が白色光であるとすれば、緑色カラーフィルタ6の作用で緑色の光L5となって電気泳動層7Bで反射し、緑色の反射光L6として観察側に出光する。また、非発光画素に入射した光L7は、赤色カラーフィルタ6の作用で赤色光L8となった後、電気泳動層7Bで吸収される。
上記の有機ELディスプレイと電気泳動型の調光装置とからなるディスプレイ14におけるカラーフィルタ6は、図4に示した位置ではなく、図中上側にある有機ELディスプレイの観察側の基板1Aの直下に設けてもよく、このように構成したディスプレイも、上記の図4に示したディスプレイ14と同様な作用を示す。
また、カラーフィルタ6を図中上側にある有機ELディスプレイの観察側の基板1Aの直下に移動させるのに加えて、図4中に示した基板1Bを無くし、基板1Bをはさんでいた両透明電極2Bおよび2Cの一方を無くして、例えば、一方の電極2Bのみとしてもよく、このように構成したディスプレイも、上記の図4に示したディスプレイ14と同様な作用を示す。
図5においては、図1に示した例のディスプレイ11におけるPDLCと二色性色素からなるPDLC層7Aがツイストボール層7Cに変更されて、ツイストボール型の調光装置を備えた点が異なり、その他については変更の無いディスプレイ15を示す。ツイストボール層7Cは、半球ごとに導電性と表面の色(例えば、白色と黒色)が互いに異なる素材で構成された球状粒子を、その周囲に誘電体液を伴なって内包するマイクロカプセル(ツイストボール)がバインダ樹脂中に分散したもので構成されたものであり、ツイストボール層7Cをはさむ両電極間、即ち、透明電極2C〜金属電極3間にかける電圧により、白色もしくは黒色のいずれかの半球側が、上面側を向く。
今、図中の下側を占めるツイストボール型の調光装置の発光画素(向かって左側)において、白色の半球側が図中の上面側を向いて白色面を与え、非発光画素(向かって右側)においては、黒色の半球側が図中の上面側を向いて黒色面を与えるものとする。このとき、ディスプレイ15は、図4を引用して説明したディスプレイ14と同様に作用し、発光画素においては外光L4もツイストボール層7Cで反射して反射光L6となり、観察側から出光する。他方、非発光画素においては、発光層5からの発光は無く、入射した外光L7がツイストボール層7Cに到達した光L8はツイストボール層7Cの黒色面で吸収され、従って反射光が生じない。
図5に示すディスプレイ15が中ほどの基板1Bの直下にカラーフィルタ6を備えていることによる作用は、図4を引用して行なったディスプレイ14の説明において述べたものと同様である。また、ディスプレイ15におけるカラーフィルタ6は、図5に示した位置ではなく、図中上側にある有機ELディスプレイの観察側の基板1Aの直下に設けてもよく、このように構成したディスプレイも、上記の図5に示したディスプレイ15と同様な作用を示す。また、カラーフィルタ6を図中上側にある有機ELディスプレイの観察側の基板1Aの直下に移動させるのに加えて、図5中に示した基板1Bを無くし、基板1Bをはさんでいた両透明電極2Bおよび2Cの一方を無くして、一方の電極2Bのみとしてもよく、このように構成したディスプレイも、上記の図5に示したディスプレイ15と同様な作用を示す。
調光装置としては図6に例示するようなトナーディスプレイ21を利用することができる。図6に例示するトナーディスプレイ21においては、透明電極2と金属電極3との間に極性が互いに異なる白色および黒色の二種の帯電着色微粒子が絶縁性液体中に分散して構成された帯電トナー層7Dを有しており、帯電トナー層7Dをはさむ両電極間、即ち、透明電極2〜金属電極3間にかける電圧により、白色もしくは黒色のいずれかの帯電微粒子が上面側に集まる。従って、図6に例示したようなトナーディスプレイ21を調光装置として利用すれば、図4もしくは図5に例示したディスプレイと同様な効果を生じるディスプレイを構成することができる。また、このように構成したディスプレイのカラーフィルタの位置を変更してもよいし、有機ELディスプレイと調光装置との間にある基板や電極を省くこともできる。
以上の説明におけるディスプレイのいずれもが、画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置と、画素毎に光反射性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置とを、必要であれば非観察側に光反射性部を有して重ねられて構成されたものである。しかしながら、ディスプレイにおける調光装置として、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得るものを用いても、以上のような種々のディスプレイがもたらす効果と同様の効果を得ることができる。
図7は、ディスプレイにおける調光装置として、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得るものを用いたものを観察側に用いた例を示す図である。ディスプレイ16においては、観察側(図中の上側)から、透明な基板1A、カラーフィルタ6、透明電極2A、PDLCと二色性色素からなるPDLC層7A、透明電極2B、および透明な基板1Bが順に積層されてPDLC型の調光装置が構成されている。図1に例示する調光装置の金属電極3が透明電極2Bに変更されたものに相当するもので、図1に例示する調光装置においては非観察側の電極が金属電極3であるため、金属電極3に到達した光は反射するが、図7に例示するPDLC型の調光装置においては非観察側の電極が透明電極2Bであるので、透明電極2Bに到達した光は透過する。また上記基板1Bの非観察側には、透明電極2C、正孔輸送層4、発光層5、金属電極3、および基板1Cが順に積層されて、有機ELディスプレイが構成されている。図中、基板1Bと基板1Cとの間には画素間の仕切りとなる隔壁8が設けられている。
まず、有機ELディスプレイの発光画素における透明電極2Cおよび金属電極3の間に電圧をかけると、発光層5において発光が起こり、ディスプレイ16の観察側(図中の上側)に向かう光L1と非観察側に向かう光L2が発生する。このとき、PDLC層7Aは、両透明電極2A〜2B間に電圧をかけることにより、発光画素に対応する部分の画素が光透過性を示すので、観察側に向かった光L1は、PDLC層7Aを透過した後、観察側から出光し、非観察側に向かった光L2は金属電極3で反射して反射光L3となり、PDLC層7Aを透過した後、観察側から出光する。また、発光画素に観察側から入射した外光L4は、PDLC層7Aを透過し、金属電極3で反射して反射光L6となった後、観察側から出光する。従って、発光画素においては、発光層5が発光して生じた光以外に、外光も反射光となって加算される。
非発光画素においては、PDLC層7Aの両透明電極2A〜2B間に電圧がかかっていないため、PDLC層7Aは光吸収性を示す。非発光画素においては、有機ELディスプレイは発光しないので、観察側からの外光のみが問題になるが、入射した外光L7がPDLC層7A内に入った後の光L8はPDLC層7Aで吸収されるので、反射光が生じない。
図1〜図5を引用して説明したディスプレイにおいては、観察側の有機ELディスプレイは、発光しているか否かにかかわらず、光透過性であるが、図7を引用して説明したディスプレイにおいては、非観察側の有機ELディスプレイは、光反射性である。即ち、発光型の表示装置を調光装置と組み合わせて使用する場合、発光型の表示装置を調光装置よりも観察側に配置するときは、発光型の表示装置は光透過性であることが望まれ、発光型の表示装置を調光装置よりも非観察側に配置するときは、発光型の表示装置は光反射性であることが望まれる。以降に、幾つかの種類の発光型の表示装置に関し、光透過性もしくは光反射性とするための積層構造を例示する。
図8は発光型表示装置である有機ELディスプレイ22の積層構造を示す図で、向かって左側の図8(a)は光反射性のものを、また、向かって右側の図8(b)は光透過性のものを示す。図8(a)に示す光反射性の有機ELディスプレイ22は、観察側より、基板1A、透明電極2A、正孔輸送層4、発光層5、透明電極2B、金属電極3、および基板1Bが順に積層されたもので、基板1Aと基板1Bとの間には、画素毎に、画素間の仕切りとなる隔壁8が設けられており、観察側からの光は金属電極3の表面で反射するため、全体として光反射性を示す。また、図8(b)に示す光透過性の有機ELディスプレイ22は、上記の図8(a)に示す光反射性の有機ELディスプレイ22の積層構造中の金属電極3を透明電極2Bに置き換えたものに相当し、観察側からの光が金属電極3の表面で反射することがなく、透明電極2Bを透過するため、全体として光透過性を示す。なお、光反射性であるか光透過性であるかにかかわらず、有機ELディスプレイ22は薄膜型もしくは分散型のいずれであってもよい。
図9は発光型表示装置である無機ELディスプレイ23の積層構造を示す図で、向かって左側の図9(a)は光反射性のものを、また、向かって右側の図9(b)は光透過性のものを示す。図9(a)に示す光反射性の無機ELディスプレイ23は、図8(a)を引用して説明した有機ELディスプレイ22が有する各層のうち、正孔輸送層4および発光層5を、観察側から見て蛍光体層8および誘電体層9に置き換えたものに相当する。図9(a)に示す無機ELディスプレイ23は、有機ELディスプレイ22の場合と同様、観察側からの光は金属電極3の表面で反射するため、全体として光反射性を示し、また、図9(b)に示す無機ELディスプレイ23は非観察側の電極が透明電極2Bであるため、全体として光透過性を示す。
図10は発光型表示装置であるモノクロタイプのプラズマディスプレイの積層構造を示す図である。図10(a)に示す光反射性のモノクロタイプのプラズマディスプレイ24は、観察側より、基板1A、透明電極2A、および誘電体層9Aが積層され、一旦間隔をあけた後、誘電体層9B、透明電極2B、金属電極3、および基板1Bが順に積層されたもので、基板1Aと基板1Bとの間には、画素毎に、画素間の仕切りとなる隔壁8が設けられており、両誘電体層9Aおよび9B並びに隣接する隔壁8どうしで囲まれた空間には希ガス10が充填されている。図10(a)に示す光反射性のモノクロタイプのプラズマディスプレイ24は、透明電極2Aと金属電極3との間に電圧をかけることにより、内部に充填された希ガスが放電して発光するものであるが、観察側からの光は金属電極3の表面で反射するため、全体として光反射性を示す。また、図10(b)に示す光透過性のモノクロタイプのプラズマディスプレイ24は、非観察側の電極が透明電極2Bであるため、全体として光透過性を示す。
図11は発光型表示装置であるカラータイプのプラズマディスプレイの積層構造を示す図である。図11(a)に示す光反射性のカラータイプのプラズマディスプレイ25は、図10(a)に示すモノクロタイプのプラズマディスプレイ24の積層構造に加えて、誘電体層9Bの上面、希ガス10が充填されている部分の隔壁8の表面に、白色光を発光する蛍光体からなる蛍光体層26が積層されたものである。図11(a)に示す光反射性のカラータイプのプラズマディスプレイ25は、透明電極2Aと金属電極3との間に電圧をかけることにより、内部に充填された希ガスが放電して紫外線が放出され、放出された紫外線が蛍光体層26の蛍光体を励起し白色光を発光するものであるが、観察側からの光は金属電極3の表面で反射するため、全体として光反射性を示す。また、図11(b)に示す光透過性のカラータイプのプラズマディスプレイ25においては、非観察側の電極が透明電極2Bとされ、かつ、蛍光体層26を隔壁8の希ガス10が充填されている部分の表面のみに積層し、図11(a)に示すように誘電体層9Bの観察側には積層してないものであるため、白色光を発光し、全体としては光透過性を示す。
このほか、発光型表示装置としては、VFD、FED、もしくはDMD等を用いることもできる。VFDは3極真空管の一種で、基板上に表示単位ごとに分割した陽極と蛍光体を有し、これらとは離れた位置にある陰極フィラメントから熱電子を飛ばし、熱電子を中間にあるグリッドで加速し、求める表示単位にぶつけて光らせるものである。FEDは発光原理はCRTと同じで、陰極から電子を取り出して、陽極に塗布した蛍光体に衝突させて発光させるものであるが、CRTが点電子源を使うのに対して、面状の電子源を使うものである。また、DMDは、SRAMチップ上に微細なアルミ製ミラーを密に並べた構造を有し、各ミラーは対角線を回転軸として支柱上に支えられており、信号に基づいて傾きが変化するものである。以上のVFD、FED、およびDMDのうち、前二者においては基板や構成要素を透明にすれば光透過性とすることができ、もしくは光観察側のに金属電極を設けることにより光反射性とすることができる。また、DMDは、通常、光源、カラーフィルタ、およびレンズと組み合わせてプロジェクタとして用いられるので、光反射性の発光型表示装置とみなすことができる。
本発明のディスプレイは、画素の集合により所望の文字やパターン等を表示する通常の意味におけるディスプレイとして価値があることはもちろんであるが、以上に説明した原理によれば、必ずしも、特定の文字やパターンを表示しなくても、表示した内容を、照明が過度に明るいときにも明瞭に見せることができる。代表的な例が交通信号機である。
図12(a)に例示するように、交通信号機の各色の信号灯は、光源ランプ26の光を光の有効利用の観点で背面の反射鏡27で正面に反射させ、着色されたレンズ28を透過させて所定の色の光が得られるよう構成されている。このため、点灯していない信号灯の反射鏡が外光を反射し、あたかも点灯しているかのように見える、いわゆる「擬似点灯」の現象が起こる。光源ランプ28の代わりにLEDを用いる場合、各LEDチップには、反射板または/および集光用レンズが一体化されているので、点灯していないLEDにおいて、やはり「擬似点灯」が起こり得る。ただ、LEDの場合にはLEDチップを構成する素材により発光波長が決まっており、着色したレンズ28を伴なわないことが普通であるから、通常の光源ランプ26に比べれば、若干有利である。
図12(b)および(c)は、本発明を交通信号機に適用した例を示す。図12(b)は、赤色、黄色、および青色の各色につき1個ずつの信号灯を並べて配置した通常の交通信号機を模式的に示す図で、例えば、上から赤色、黄色、および青色のそれぞれの色の信号灯29を有し、各信号灯29は点灯した際に図中の向かって右側に発光するものとする。各信号灯29の発光方向には、多数の薄板が回転可能に設置されたルーバー30が配置されており、ルーバー30を構成する板は、発光した信号灯に該当する位置のものは光線に平行な方向を向き、それ以外のものは光線に垂直な方向を向くよう制御可能に構成されている。今、信号灯29のうち、図中の一番上の信号灯が点灯したとすると、ルーバー30を構成する薄板のうち、点灯した信号灯に相当する位置の薄板を光線に平行な方向を向かせ、そのほかの薄板は光線に垂直な方向のままとすれば、一番上の信号灯の光はルーバーを透過して観察者の眼に到達する。また、点灯していない真中および下の信号灯は垂直なままの薄板によって外光から遮断されているので、外光が信号灯に入射して「擬似点灯」が起こることが無い。
図12(c)は、赤色、黄色、および青色の各色につき、複数のLED29’を並べて配置した交通信号機を模式的に示す図で、例えば、上から赤色、黄色、および青色のそれぞれの色に発光する3つずつ(実際には数十〜100個程度である。)のLED29’を有し、各LED29’は点灯した際に図中の向かって右側に発光するものとする。各LED29’の発光方向には、多数の薄板が回転可能に設置されたルーバー30’が配置されており、ルーバー30’を構成する板は、発光した信号灯に該当する位置のものは光線に平行な方向を向き、それ以外のものは光線に垂直な方向を向くよう構成されている。今、LED29’のうち、図中の一番上の3つが点灯したとすると、ルーバー30’を構成する薄板のうち、点灯した信号灯に相当する位置の薄板を光線に平行な方向を向かせ、そのほかの薄板は光線に垂直な方向のままとすれば、一番上の3つのLED29’の光はルーバーを透過して観察者の眼に到達する。このとき、点灯していない真中および下のそれぞれ3つずつのLEDは垂直なままの薄板によって外光から遮断されているので、やはり外光が信号灯に入射して「擬似点灯」が起こることが無い。なお、上記の例においては、LED29’を通常の交通信号機に用いた例を説明したが、歩行者用信号機のように、着色されたシンボルマークを表示させるものであってもよい。
図12(b)および(c)を引用した例では、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置として、信号灯毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る多数の薄板で構成したルーバーを用いたが、ルーバーに替えて、図7を引用して説明したPDLC型の調光装置を用いることもできる。
有機ELの背面にPDLCを配したディスプレイを示す図である。 カラーフィルタの位置を変更した例を示す図である。 有機ELとPDLCの間の基板を省いた例を示す図である。 PDLCに替えて電気泳動層を用いた例を示す図である。 PDLCに替えてツイストボール層を用いた例を示す図である。 PDLCに替えて帯電トナー層を示す図である。 PDLCの背面に有機ELを配したディスプレイを示す図である。 光反射性および光透過性の有機ELディスプレイの構成を示す図である。 光反射性および光透過性の無機ELディスプレイの構成を示す図である。 光反射性および光透過性のモノクロ型PDPの構成を示す図である。 光反射性および光透過性のカラー型PDPの構成を示す図である。 本発明の交通信号機への適用例を示す図である。 従来の有機ELディスプレイを示す図である。
符号の説明
1……基板
2……透明電極
3……金属電極
4……正孔輸送層
5……発光層
6……カラーフィルタ
7……調光装置(7A;PDLC層)
8……隔壁

Claims (6)

  1. 画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置と、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置とが、非観察側に光反射性部を有して重ねられており、前記表示装置の前記発光状態と前記調光装置の光透過性の状態とが対応し、かつ、前記表示装置の前記非光状態と前記調光装置の光吸収性の状態とが対応するよう構成されていることを特徴とするディスプレイ。
  2. 画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置の非観察側に、画素毎に光反射性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置が重ねられており、前記表示装置の前記発光状態と前記調光装置の光反射性の状態とが対応し、かつ、前記表示装置の前記非光状態と前記調光装置の光吸収性の状態とが対応するよう構成されていることを特徴とするディスプレイ。
  3. 画素毎に発光状態もしくは非発光状態のいずれかを取り得る発光型の表示装置の観察側に、画素毎に光透過性もしくは光吸収性のいずれかの状態を取り得る調光装置が重ねられており、前記表示装置の前記発光状態と前記調光装置の光透過性の状態とが対応し、かつ、前記表示装置の前記非光状態と前記調光装置の光吸収性の状態とが対応するよう構成されていることを特徴とするディスプレイ。
  4. 前記表示装置もしくは前記調光装置は前記画素毎にカラーフィルタを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか記載のディスプレイ。
  5. 前記調光装置は、PDLC型、電気泳動型、ツイストボール型、もしくはトナーディスプレイ型であることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれか記載のディスプレイ。
  6. 前記表示装置は、有機ELもしくは無機EL、LED、VFD、PDP、FED、またはDMDで構成されたものであることを特徴とする請求項1〜請求項5いずれか記載のディスプレイ。
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