JP2009224245A - 発光装置および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1基板111と、それに対向して設けた光透過性を有する第2基板121と、第1基板111と第2基板121との間に設けた第1電極層112と、第1基板111と第2基板112との間の第2基板121側に第1電極層112と対向して設けた光透過性を有する第2電極層122と、第1電極層112と第2電極層122との間に設けた発光層131とを有し、発光層131は第1色光と第2色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、また発光層131から発光された光により第3色光を発光する色変換層140を有し、第1色光、第2色光および第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
複数本の蛍光管を並べて発光源としているために、面状発光装置の面内において、発光している蛍光管と、蛍光管がない空間においては、輝度ムラが発生することになる。
液晶表示装置用の面状発光装置は、輝度ムラが無いほうが好ましい。その輝度ムラをなくすために、上記面状発光装置では、光拡散機能のフィルムや導光板が設置されている。そのため、蛍光管を発光源とする液晶用面状発光装置の厚みは、蛍光管の管径、光拡散機能フィルムの設置スペース、ムラをなくすための蛍光管と光拡散機能フィルムとの距離を考慮すると、通常3cmないし4cm程度になることが多かった。
光源は、例えば、内径2.4mmの冷陰極線型の蛍光ランプから成り、白色光を射出する。より具体的には、冷陰極線型の蛍光ランプにおいては、内部に、ネオンガスやアルゴン等の混合希ガスが封入され、もそくは、水銀が拡散封入されている。
そして、グロー放電に起因して励起された混合希ガスあるいは水銀原子からの紫外線が、蛍光ランプを構成するガラス管の内面に塗布された赤色発光蛍光体粒子、緑色発光蛍光体粒子および青色発光蛍光体粒子を励起し、これらの蛍光体粒子からの発光色によって白色を得ている。
薄型化が可能になる上に、発光装置の光源として無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、エミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、色変換層と合わせることにより高色域化が可能となる利点がある。
薄型化が可能になる上に、発光装置の光源として無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、エミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、色変換層と合わせることにより高色域化が可能となる利点がある。
薄型化が可能になる上に、発光装置の光源として無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、エミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、色変換層と合わせることにより高色域化が可能となる利点がある。
薄型化が可能になる上に、発光装置の光源として無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、エミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、色変換層と合わせることにより高色域化が可能となる利点がある。
薄型化が可能になる上に、発光装置の光源として無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、エミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、色変換層と合わせることにより高色域化が可能となる利点がある。
薄型化が可能になる上に、発光装置の光源として無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、エミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、色変換層と合わせることにより高色域化が可能となる利点がある。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
上記第3色光を緑色光とすると、青色、青緑色または白色発光部材の発光から緑色発光に変換する蛍光色素は、例えば、2,3,5,6−1H,4H−テトラヒドロ−8−トリフロルメチルキノリジノ(9,9a,1−gh)クマリン(以下クマリン153)、3−(2’−ベンゾチアゾリル)−7−ジエチルアミノクマリン(以下クマリン6)、3−(2’−ベンズイミダゾリル)−7−N,N−ジエチルアミノクマリン(以下クマリン7)等のクマリン色素、他クマリン色素系染料であるがベーシックイエロー51、また、ソルベントイエロー11、ソルベントイエロー116等のナフタルイミド色素を挙げることができる。
また、上記蛍光色素をポリメタクリル酸エステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、アルキッド樹脂、芳香族スルホンアミド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の顔料樹脂中にあらかじめ練りこんで顔料化したものでもよい。
この発光装置1では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置1は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置1は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置2は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置2では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置2は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置2は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置2は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置4では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置3は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置3は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置2は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置4では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置4は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に色変換層140を配置することで色変換層140の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置4は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置5は、光透過性を有する第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置5では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置5は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に色変換層140を配置することで色変換層140の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置5は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置6は、光透過性を有する第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくはプラスチック製基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置6では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置6は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に色変換層140を配置することで色変換層140の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置6は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置7は、光透過性を有する第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間で、上記第2基板121と上記第2電極層122との間に、上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する第2色変換層142が形成されている。
上記第1色変換層141、第2色変換層142は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
さらに、上記第1色変換層141の上記第1基板111とは反対側の面に反射層151が形成されている。上記反射層151には、アルミニウムや銀のような光反射率の高い金属膜を用いることが好ましい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置7では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する第1色変換層141と第2色変換層を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
また、発光層131を挟むように、第1色変換層141、第2色変換層142が配置されているので、3色(例えば赤色光、緑色光、青色光(RGB))のバランスが調整しやすくなる。例えば、反射光だけを利用して後方(第1基板111側)の第1色変換層141を利用しても赤の輝度が足りない場合に、前方(第2基板121側)に第1色変換層141を配置して、前方の第1色変換層141の厚さは最小限にする。
このように発光装置7は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に色変換層140を配置することで色変換層140の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置7は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
図8に示すように、発光装置8は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は、第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層132と、第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層133とからなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
上記第1無機エレクトロルミネッセンス層132と第2無機エレクトロルミネッセンス層133とは、第1無機エレクトロルミネッセンス層132を青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層とし、第2無機エレクトロルミネッセンス層133を緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層としてもよく、逆に、第1無機エレクトロルミネッセンス層132を緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層とし、第2無機エレクトロルミネッセンス層133を青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層としてもよい。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置8では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置8は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置8は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は、第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層132と、第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層133とからなる。
上記色変換層140は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
上記第1無機エレクトロルミネッセンス層132と第2無機エレクトロルミネッセンス層133とは、第1無機エレクトロルミネッセンス層132を青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層とし、第2無機エレクトロルミネッセンス層133を緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層としてもよく、逆に、第1無機エレクトロルミネッセンス層132を緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層とし、第2無機エレクトロルミネッセンス層133を青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層としてもよい。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置9では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する色変換層140を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置4は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層140と合わせることにより高色域化が可能となっている。さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に色変換層140を配置することで色変換層140の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置9は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
上記第1色変換層143は、例えば上記発光層131から発光された光により第2色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。また、上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
例えば、上記第2色光を緑色光とすると、青色、青緑色または白色発光部材の発光から緑色発光に変換する蛍光色素は、例えば、2,3,5,6−1H,4H−テトラヒドロ−8−トリフロルメチルキノリジノ(9,9a,1−gh)クマリン(以下クマリン153)、3−(2’−ベンゾチアゾリル)−7−ジエチルアミノクマリン(以下クマリン6)、3−(2’−ベンズイミダゾリル)−7−N,N−ジエチルアミノクマリン(以下クマリン7)等のクマリン色素、他クマリン色素系染料であるがベーシックイエロー51、また、ソルベントイエロー11、ソルベントイエロー116等のナフタルイミド色素を挙げることができる。
上記説明では、第2色光を緑色光、第3色光を赤色光としたが、逆に、第2色光を赤色光、第3色光を緑色光としてもよい。
また、上記蛍光色素をポリメタクリル酸エステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、アルキッド樹脂、芳香族スルホンアミド樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の顔料樹脂中にあらかじめ練りこんで顔料化したものでもよい。
この発光装置10では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置10は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置10は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置11は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
上記第1色変換層143は、例えば上記発光層131から発光された光により第2色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。また上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、上記第1色光が緑色光であるとすると、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置11では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置11は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置11は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置2は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
上記第1色変換層143は、例えば上記発光層131から発光された光により第2色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。また上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、上記第1色光が緑色光であるとすると、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置12では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置12は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置12は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置2は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
上記第1色変換層143は、例えば上記発光層131から発光された光により第2色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。また上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、上記第1色光が緑色光であるとすると、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置13では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置13は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に第1色変換層143、第2色変換層144を配置することで第1色変換層143、第2色変換層144の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置13は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置14は、光透過性を有する第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
上記第1色変換層143は、例えば上記発光層131から発光された光により第2色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。また上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、上記第1色光が緑色光であるとすると、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置14では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置14は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に第1色変換層143、第2色変換層144を配置することで第1色変換層143、第2色変換層144の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置14は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置15は、光透過性を有する第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
上記第1色変換層143は、例えば上記発光層131から発光された光により第2色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。また上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置15では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置15は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
さらに、反射光を利用するために発光層131より第1基板111側に第1色変換層143、第2色変換層144を配置することで第1色変換層143、第2色変換層144の透過率損失を低減することができるという利点がある。
上記発光装置15は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
また、上記第1色変換層143と第2色変換層144はどちらを発光層131側に形成してもかまわない。
発光装置16は、光透過性を有する第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、上記第1基板111と上記第2基板121との間で、上記第2基板121と上記第2電極層122との間に、上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する第2色変換層144が形成されている。上記第2色変換層144は、例えば上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光粒子を含む層であってもよい。
さらに、上記第1色変換層143と上記第1基板111との間に反射層151が形成されている。上記反射層151には、アルミニウムや銀のような光反射率の高い金属膜を用いることが好ましい。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。
蛍光体層としては、例えば、蛍光色素および樹脂、または蛍光色素のみからなり、蛍光色素および樹脂からなるものは蛍光色素を顔料樹脂および/またはバインダー樹脂中に溶解または分散させた固体状態のものを挙げることができる。
この発光装置16では、第1色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第2色光と第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第2色を発光する第1色変換層143と、第3色を発光する第2色変換層144を用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。
このように発光装置16は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、例えば青色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光と緑色光への第1色変換層143、第2色変換層144と合わせることにより高色域化が可能となっている。
さらに、どちらか一方の色変換層(例えば第1色変換層143)を反射光の利用により発光層131の後方(第1基板111側)に配置することでその色変換層の透過率ロスを防げる。
例えば、輝度に余裕がある色の色変換層を後方(第1基板111側)に配置することで3色(例えば赤色光、緑色光、青色光(RGB))のバランスを整えやすくなる。
上記発光装置16は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
また、上記第1色変換層143は第1絶縁層113と第1基板111との間であれば、どの層間に形成してもよい。ただし、上記説明したように、第1電極層112と第1基板111との間に形成する場合には、反射層151を形成することが好ましい。
また、上記第2色変換層144は第2絶縁層123と第2基板121との間であれば、どの層間に形成してもよい。
さらに、上記発光層131が緑色光を発光する場合には、上記第1色変換層143、第2色変換層144はいずれか一方が青色光を発光し、他方が赤色光を発光するものとしてもよい。さらに上記発光層131が赤色光を発光する場合には、上記第1色変換層143、第2色変換層144はいずれか一方が青色光を発光し、他方が緑色光を発光するものとしてもよい。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
この発光装置17では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する有機系の発光材料を含んでいる第1絶縁層113、第2絶縁層123を色変換層として用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。さらに、色変換層を第1絶縁層113、第2絶縁層123と兼ねさせていて、単独で設けていないので、発光装置17の厚みを薄く形成できる。
このように発光装置17は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層の第1絶縁層113と第2絶縁層123と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置17は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置18は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
この発光装置17では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する有機系の発光材料を含んでいる第2絶縁層123を色変換層として用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。さらに、色変換層を第2絶縁層123と兼ねさせていて、単独で設けていないので、発光装置18の厚みを薄く形成できる。
このように発光装置18は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層の第2絶縁層123と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置18は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
発光装置19は、第1基板111と、上記第1基板111に対向して設けられた光透過性を有する第2基板121とを有する。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
この発光装置19では、第1色光と第2色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層を用い、第3色光の発光に無機エレクトロルミネッセンス層の発光層131から発光された光により第3色を発光する有機系の発光材料を含んでいる第1絶縁層113を色変換層として用いていることから、それぞれの層が層状に形成されているので、面全体で発光する。このため、光源から発光された光を拡散させるための拡散機能フィルムが必要でなくなる。さらに、色変換層を第1絶縁層113と兼ねさせていて、単独で設けていないので、発光装置17の厚みを薄く形成できる。
このように発光装置19は、面全体で発光するため、拡散機能フィルムを用いなくとも、全面で均一な発光が可能になるので、発光装置の薄型化ができるという利点がある。
また、無機エレクトロルミネッセンス層を用いた場合、青色光と緑色光のエミッションスペクトル(発光スペクトル)の波長分布幅がとても小さく(半値幅が小さく)、赤色光への色変換層の第1絶縁層113と合わせることにより高色域化が可能となっている。
上記発光装置19は、薄膜で簡単な構造のため、薄いバックライトの製作が可能となり、薄い面状光源装置を提供できる。また無機エレクトロルミネッセンス層は構造が簡単なのでフレキシブルな面状光源装置を提供できる。
上記第1基板111は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えばガラス基板もしくはプラスチック基板からなる。
上記第2基板121は、光透過性を有する平坦面を有する支持体であり、例えば光透過性を有するガラス基板もしくは光透過性を有するプラスチック基板からなる。
また上記第1基板111と上記第2基板121との間の上記第2基板121側に、上記第1電極層112に対向して光透過性を有する第2電極層122が形成されている。
また、第1電極層112を光反射膜としても用いる場合には、第1電極層112には、アルミニウムや銀のような光反射率の良好な金属材料膜を用いることが、より好ましい。
例えば、上記無機エレクトロルミネッセンス層は第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる。
発光材料としては、例えばBa3MgSi2O8:Eu2+,Mn2+、LiEuW2O8などがあげられる。
例えば、上記第1絶縁層115および上記第2絶縁層125の両方を、透過性のある絶縁物がよく例えばガラスペーストやシリカ粒子などを基材とするもので、上記発光層131から発光された光により第3色光を発光する発光材料を含んでいるものとすることができる。発光材料としては、Ba3MgSi2O8:Eu2+,Mn2+、LiEuW2O8などがあげられる。
例えば、上記第1色光が青色光であり、上記第2色光が緑色光であるとすると、青色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えば、セリウム活性化硫化ストロンチウム、ユーロピウム活性化バリウムチオアルミネート、マグネシウムバリウムチオアルミネート等を用いることができる。また、緑色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層の無機エレクトロルミネッセンス材料には、例えばテルビウムをドーピングした硫化亜鉛、マンガンをドーピングしたマグネシウム亜鉛等を用いることができる。
そして上記第2電極層122と上記第3電極層127との間にコレスティック液晶層161を有する。
また本発明の発光装置17〜20における上記発光層131は、第1色光を青色光、第2色光を緑色光として説明したが、その逆であってもよい。
上記液晶表示パネル310は、透明な第1電極313を備えた第1パネル311と、上記第1パネル311に対向して設けた透明な第2電極314を備えた第2パネル312と、上記第1パネル311と第2パネル312との間に配された液晶材料層315とを有する。すなわち、既知の液晶表示パネルを用いることができる。
上記発光装置320は、第1パネル311に対向して配置され、液晶表示装置31を第1パネル311側から照射する光源であって、面状に発光するものである。上記発光装置の第1実施例の発光装置1ないし第20実施例の発光装置20のいずれか一つを用いたもので、ここでは一例として、第1実施例の発光装置1を用いた。当然のことながら、発光装置2ないし発光装置20のいずれも、適用することができる。
また、上記液晶表示パネル310と上記発光装置1は、図示していない筐体に支持されている。
Claims (25)
- 第1基板と、
前記第1基板に対向して設けた光透過性を有する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けた第1電極層と、
前記第1基板と前記第2基板との間の前記第2基板側に前記第1電極層に対向して設けた光透過性を有する第2電極層と、
前記第1電極層と前記第2電極層との間に設けた発光層とを有し、
前記発光層は第1色光と第2色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、
前記第1基板の前記第1電極層とは反対側の面、前記第2基板の前記第2電極層とは反対側の面、もしくは前記第1基板と前記第2基板との間のいずれかの間に、前記発光層から発光された光により第3色光を発光する色変換層を有し、
前記第1色光、前記第2色光および前記第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光である
発光装置。 - 前記無機エレクトロルミネッセンス層は、第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とを混合した混合層からなる
請求項1記載の発光装置。 - 前記無機エレクトロルミネッセンス層は、第1色光を発光する第1無機エレクトロルミネッセンス層と第2色光を発光する第2無機エレクトロルミネッセンス層とからなる
請求項1記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記色変換層は前記第2基板と前記発光層との間に前記発光層側に第2絶縁層を介して形成されている
請求項1記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記色変換層は前記第2基板の前記第2電極層とは反対側の面に形成されている
請求項1記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記色変換層は前記第1基板と前記発光層との間に前記発光層側に第1絶縁層を介して形成されている
請求項1記載の発光装置。 - 前記第1基板は光を透過する基板からなり、
前記第1電極層は光を透過する電極層からなり、
前記色変換層は前記第1基板の前記第1電極層とは反対側の面に形成されていて、
前記色変換層の前記第1基板とは反対側の面に反射層が形成されている
請求項1記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を透過する電極層からなり、
前記色変換層は前記第1電極層と前記第1基板との間に形成されていて、
前記色変換層と前記第1基板との間に光を反射する反射層が形成されている
請求項1記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を透過する電極層からなり、
前記色変換層は、
前記第1基板と前記第1電極層との間に形成された第1色光を発光する第1色変換層と、
前記第2基板と前記第2電極層との間に形成された第2色光を発光する第2色変換層とを有し、
前記第1色変換層と前記第1基板との間に光を反射する反射層が形成されている
請求項1記載の発光装置。 - 第1基板と、
前記第1基板に対向して設けた光透過性を有する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けた第1電極層と、
前記第1基板と前記第2基板との間の前記第2基板側に前記第1電極層に対向して設けた光透過性を有する第2電極層と、
前記第1電極層と前記第2電極層との間に設けた発光層とを有し、
前記発光層は第1色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、
前記第1基板の前記第1電極層とは反対側の面、前記第2基板の前記第2電極層とは反対側の面、もしくは前記第1基板と前記第2基板との間に、前記発光層から発光された光により第2色光を発光する第1色変換層と、前記発光層から発光された光により第3色光を発光する第2色変換層を有し、
前記第1色光、前記第2色光および前記第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光である
発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記第1色変換層と前記第2色変換層は前記第2電極層と前記発光層との間に前記発光層側に第2絶縁層を介して形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記第1色変換層と前記第2色変換層は前記第2基板と前記第2電極層との間に形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記第1色変換層と前記第2色変換層は前記第2基板の前記第2電極層とは反対側の面に形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記第1色変換層と前記第2色変換層は前記第1電極層と前記発光層との間に前記発光層側に第1絶縁層を介して形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1基板は光を透過する基板からなり、
前記第1電極層は光を透過する電極層からなり、
前記第1色変換層と前記第2色変換層は前記第1基板の前記第1電極層とは反対側の面に形成されていて、
前記第1色変換層と前記第2色変換層からなる色変換層の前記第1基板とは反対側の面に反射層が形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を透過する電極層からなり、
前記第1色変換層と前記第2色変換層は前記第1電極層と前記第1基板との間に形成されていて、
前記第1色変換層と前記第2色変換層からなる色変換層と前記第1基板との間に光を反射する反射層が形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を透過する電極層からなり、
前記第1色変換層は前記第1基板と前記第1電極層との間に形成され、
前記第2色変換層は前記第2基板と前記第2電極層との間に形成されていて、
前記第1色変換層と前記第1基板との間に光を反射する反射層が形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 前記第1電極層は光を反射する反射電極層からなり、
前記第1色変換層は前記第1電極層と前記発光層との間に前記発光層側に第1絶縁層を介して形成され、
前記第2色変換層は前記第2電極層と前記発光層との間に前記発光層側に第2絶縁層を介して形成され、
前記第1色変換層と前記第1基板との間に光を反射する反射層が形成されている
請求項10記載の発光装置。 - 第1基板と、
前記第1基板に対向して設けた光透過性を有する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けた第1電極層と、
前記第1基板と前記第2基板との間の前記第2基板側に前記第1電極層に対向して設けた光透過性を有する第2電極層と、
前記第1電極層と前記第2電極層との間に設けた発光層とを有し、
前記発光層は第1色光と第2色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、
前記発光層と前記第1電極層との間に第1絶縁層が形成され、
前記発光層と前記第2電極層との間に第2絶縁層が形成され、
前記第1絶縁層および前記第2絶縁層のうちの少なくとも1層は、前記発光層から発光された光により第3色光を発光する発光材料を含む絶縁層からなり、
前記第1色光、前記第2色光および前記第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光である
発光装置。 - 前記第2電極層と前記第2基板との間の前記第2基板側に第3電極層を有して、
前記第2電極層と前記第3電極層との間にコレスティック液晶層を有する
請求項1記載の発光装置。 - 前記第2電極層と前記第2基板との間の前記第2基板側に第3電極層を有して、
前記第2電極層と前記第3電極層との間にコレスティック液晶層を有する
請求項10記載の発光装置。 - 前記第2電極層と前記第2基板との間の前記第2基板側に第3電極層を有して、
前記第2電極層と前記第3電極層との間にコレスティック液晶層を有する
請求項19記載の発光装置。 - 画像を表示する液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルに光を照射する発光装置を備えた液晶表示装置において、
前記発光装置は、
第1基板と、
前記第1基板に対向して設けた光透過性を有する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けた第1電極層と、
前記第1基板と前記第2基板との間の前記第2基板側に前記第1電極層に対向して設けた光透過性を有する第2電極層と、
前記第1電極層と前記第2電極層との間に設けた発光層とを有し、
前記発光層は第1色光と第2色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、
前記第1基板の前記第1電極層層とは反対側の面、前記第2基板の前記第2電極層とは反対側の面、もしくは前記第1基板と前記第2基板との間のいずれかの間に、前記発光層から発光された光により第3色光を発光する色変換層を有し、
前記第1色光、前記第2色光および前記第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光である
液晶表示装置。 - 画像を表示する液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルに光を照射する発光装置を備えた液晶表示装置において、
前記発光装置は、
第1基板と、
前記第1基板に対向して設けた光透過性を有する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けた第1電極層と、
前記第1基板と前記第2基板との間の前記第2基板側に前記第1電極層に対向して設けた光透過性を有する第2電極層と、
前記第1電極層と前記第2電極層との間に設けた発光層とを有し、
前記発光層は第1色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、
前記第1基板の前記第1電極層とは反対側の面、前記第2基板の前記第2電極層とは反対側の面、もしくは前記第1基板と前記第2基板との間に、前記発光層から発光された光により第2色光を発光する第1色変換層と、前記発光層から発光された光により第3色光を発光する第2色変換層を有し、
前記第1色光、前記第2色光および前記第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光である
液晶表示装置。 - 画像を表示する液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルに光を照射する発光装置を備えた液晶表示装置において、
前記発光装置は、
第1基板と、
前記第1基板に対向して設けた光透過性を有する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けた第1電極層と、
前記第1基板と前記第2基板との間の前記第2基板側に前記第1電極層に対向して設けた光透過性を有する第2電極層と、
前記第1電極層と前記第2電極層との間に設けた発光層とを有し、
前記発光層は第1色光と第2色光を発光する無機エレクトロルミネッセンス層からなり、
前記発光層と前記第1電極層との間に第1絶縁層が形成され、
前記発光層と前記第2電極層との間に第2絶縁層が形成され、
前記第1絶縁層および前記第2絶縁層のうちの少なくとも1層は、前記発光層から発光された光により第3色光を発光する発光材料を有する絶縁層からなり、
前記第1色光、前記第2色光および前記第3色光は、赤色光、緑色光および青色光の3原色光のうちの互いに異なる色の1色の光である
液晶表示装置。
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