JP2001092390A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001092390A
JP2001092390A JP26684699A JP26684699A JP2001092390A JP 2001092390 A JP2001092390 A JP 2001092390A JP 26684699 A JP26684699 A JP 26684699A JP 26684699 A JP26684699 A JP 26684699A JP 2001092390 A JP2001092390 A JP 2001092390A
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JP26684699A
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Mitsuyo Matsumoto
光代 松本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりさらに表現力豊かな表示を行うこと
ができる表示装置を提供する。 【解決手段】 観察側から有機エレクトロルミネッセン
ス表示素子1、液晶表示素子2がこの順に積層された表
示装置D1。前面の有機エレクトロルミネッセンス表示
素子1は自発光型の表示素子であり、背面の液晶表示素
子2の表示による影響が少ない。前面の有機エレクトロ
ルミネッセンス表示素子は非発光時には透明であり、背
面の液晶表示素子2の表示を良好に観察できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示のための
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報表示のための表示装置として、CR
T、液晶表示素子、エレクトロルミネッセンス表示素
子、プラズマ表示素子などの表示素子を用いた表示装置
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来よりさ
らに表現力豊かな表示を行うことができる表示装置を提
供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、複数の表示素子が積層された表示装置であ
って、表示方式が異なる少なくとも2種類の表示素子を
有しており、観察側に最も近い位置には、表示領域を光
透過状態にすることができる表示素子が配置されている
表示装置を提供する。
【0005】本発明の表示装置は、積層された複数の表
示素子を備えている。これら複数の表示素子は、表示領
域が互いに重なるように積み重ねられている。なお、詳
しくは後述するように、本発明の表示装置は、一部の表
示素子(可動表示素子)の表示領域が残りの表示素子
(本体側の表示素子)の表示領域に重なる位置から重な
らない位置へ、可動表示素子を移動できる構造であって
もよい。
【0006】以降の説明では、ある表示素子(基準表示
素子)の観察側に配置された表示素子及び観察側とは反
対側に配置された表示素子のことを、それぞれ基準表示
素子の前面にある表示素子、基準表示素子の背面にある
表示素子と呼ぶことがある。本発明の表示装置が備える
複数の表示素子は、それらの表示領域の大きさ(面積)
が全てほぼ同じ大きさであっても、1又は2以上の表示
素子の表示領域の大きさが他の表示素子の表示領域の大
きさと異なっていてもよい。例えば、最前面の表示素子
の表示領域の大きさは、その表示素子の背面側の表示素
子の表示領域の大きさよりも小さくしてもよい。
【0007】本発明の表示装置が備える表示素子として
は、従来より知られた表示素子を採用することができ
る。表示素子としては、例えば、液晶表示素子、エレク
トロルミネッセンス表示素子(EL表示素子)、CR
T、プラズマ表示素子(プラズマ表示パネル(PD
P))、蛍光表示管(VDF)、エレクトロクロミック
表示素子(エレクトロクロミックディスプレイ(EC
D))、電気泳動表示素子を挙げることができる。本発
明の表示装置は、このように表示方式が異なる少なくと
も2種類の表示素子を備えている。本発明の表示装置
は、表示方式が同じ表示素子を複数備えていてもよい
が、全ての表示素子の表示方式は同じではない。例え
ば、観察側に最も近い(最前面の)表示素子の表示方式
と、最前面以外の表示素子のうちの少なくとも一つの表
示素子の表示方式が異なっている。
【0008】背面に配置された表示素子による表示を観
察できるように、観察側に最も近い位置には、すなわち
最前面には、表示領域を光透過状態にすることができる
透光性表示素子が配置されている。背面に配置された表
示素子による表示を良好に観察できるように、最前面の
表示素子は表示領域を透明にすることができる透明表示
素子であることが好ましい。本発明の表示装置が3以上
の表示素子を備えているときには、最前面の表示素子だ
けでなく、最背面の(観察側から最も遠い)表示素子以
外の表示素子は、表示領域を光透過状態にすることがで
きる表示素子であることが好ましい。さらに言うと、最
背面の表示素子以外の表示素子は、表示領域を透明にす
ることができる表示素子であることが好ましい。表示領
域を光透過状態にすることができる表示素子としては、
例えば、エレクトロルミネッセンス表示素子、エレクト
ロクロミック表示素子を挙げることができる。
【0009】最前面には、背面に配置される表示素子の
表示によって、その表示が見えにくくなるなどの影響を
受けにくい表示素子を配置することが好ましい。本発明
の表示装置が3以上の表示素子を備えているときには、
最前面の表示素子だけでなく、最背面の表示素子以外の
表示素子は、その表示素子の背面の表示素子の表示によ
る影響を受けにくい表示素子であることが好ましい。例
えば、最前面の表示素子を含む最背面以外の表示素子を
自発光型の表示素子とすることで、背面の表示素子によ
る表示の影響を抑制できる。自発光型の表示素子として
は、例えば、エレクトロルミネッセンス素子を挙げるこ
とができる。エレクトロクロミック表示素子について
も、背面の表示素子による表示の影響を受けにくい。
【0010】本発明の表示装置が備える複数の表示素子
の組み合わせとしては、例えば次のものを挙げることが
できる。例えば、観察側からエレクトロルミネッセンス
表示素子、液晶表示素子がこの順に積層された表示装
置、観察側からエレクトロルミネッセンス表示素子、C
RTがこの順に積層された表示装置、観察側からエレク
トロルミネッセンス表示素子、PDPがこの順に積層さ
れた表示装置などである。エレクトロルミネッセンス表
示素子としては、無機エレクトロルミネッセンス表示素
子と有機エレクトロルミネッセンス表示素子が知られて
いるが、有機エレクトロルミネッセンス表示素子を採用
すると、駆動電圧の大きさを小さくできる等の利点があ
る。エレクトロルミネッセンス表示素子は、カラー表示
などのために複数のエレクトロルミネッセンス表示素子
が積層された積層型表示素子としてもよい。同様に、液
晶表示素子は、カラー表示などのために複数の液晶表示
素子が積層された積層型液晶表示素子としてもよい。
【0011】本発明の表示装置においては、例えば、複
数の表示素子それぞれによって異なる画面表示(情報表
示)を行うことができる。各表示素子はそれぞれ異なる
文字、図形等を表示することができる。さらに言うと、
各表示素子はそれぞれ複数種の図形を表示できる。本発
明の表示装置は、表示方式が異なる2種類以上の表示素
子を有しているため、各表示素子それぞれの特性を生か
し、全体として表現力豊かな表示を行うことができ、各
表示素子単独で表示を行うときよりもさらに表現力豊か
な表示を行うことができる。それだけ観察者への訴求性
の高い表示を本発明の表示装置は行うことができる。
【0012】本発明の表示装置においては、観察側に最
も近い位置に配置する表示素子として、表示を行ってい
るときに表示部以外の部分が光透過性を有する表示素子
を採用してもよい。このような表示素子を採用すること
で、観察側に最も近い表示素子が表示を行っているとき
でも、背面側の表示素子による表示も観察できる。本発
明の表示装置が3以上の表示素子を備えているときに
は、最前面の表示素子だけでなく、最背面の表示素子以
外の表示素子としても、表示を行っているときに表示部
以外の部分が光透過性である表示素子を採用してもよ
い。得られる効果も同様である。表示を行っているとき
に表示部以外の部分が光透過性を有している表示素子と
しては、例えば、エレクトロルミネッセンス表示素子、
エレクトロクロミック表示素子を挙げることができる。
【0013】本発明の表示装置において、観察側に最も
近い表示素子を含む1又は2以上の順次隣合う表示素子
を可動表示素子として、残りの表示素子(本体側の表示
素子)に対して次のように移動できるようにしてもよ
い。なお、本発明の表示装置が、観察側から第1表示素
子、第2表示素子、第3表示素子、・・・、第n表示素
子(nは、2以上の整数)の順に積層されたn個の表示
素子を備えている場合、観察側に最も近い表示素子を含
む1又は2以上の順次隣合う表示素子(可動表示素子)
は、第1表示素子、第2表示素子、・・・及び第m表示
素子(mは1以上n未満の整数)のことであり、本体側
の表示素子は、第(m+1)表示素子、第(m+2)表
示素子、・・・及び第n表示素子のことである。
【0014】本発明の表示装置においては、可動表示素
子の表示領域が本体側表示素子の表示領域に重なる第1
位置と、重ならない第2位置の間で、可動表示素子を本
体側表示素子に対して移動できるようにしてもよい。第
2位置は、可動表示素子の表示領域の一部が本体側表示
素子の表示領域に重ならず、残りの部分が本体側表示素
子の表示領域に重なる位置であってもよい。
【0015】このように可動表示素子を第1位置と第2
位置の間で移動できるようにすると次の利点がある。可
動表示素子を第2位置に配置すると、表示面積を広げる
ことができる。また、可動表示素子を第2位置に配置す
ると、本体側表示素子の少なくとも一部の表示を直接観
察でき、本体側表示素子の表示をより良好に観察でき
る。
【0016】例えば、可動表示素子を本体側表示素子に
対してスライド可能に取り付けておけば、可動表示素子
を第1位置と第2位置の間で移動させることができる。
また、可動表示素子を本体側表示素子に対してヒンジ等
を用いて揺動可能或いは開閉可能に取り付けておけば、
可動表示素子を第1位置と第2位置の間で移動させるこ
とができる。また、可動表示素子を本体側表示素子に対
して着脱可能に取り付けておけば、可動表示素子を第1
位置と第2位置の間で移動させることができる。
【0017】本発明の表示装置においては、所定条件に
応じて、表示を行う表示素子を切り替えてもよい。表示
装置が自発光型の表示素子と非発光型の表示素子を備え
ている場合には、例えば、外光の強さ(周囲の明るさ)
に応じて、表示素子を切り替えてもよい。この場合、例
えば、周囲が比較的明るいときには非発光型の表示素子
により表示を行い、周囲が比較的暗いときには自発光型
の表示素子により表示を行えばよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (1) 図1に本発明に係る表示装置の一例の概略断面
図を示す。また、図2に図1の表示装置D1の概略正面
図を示す。図1及び図2に示す表示装置D1は、積層さ
れた有機エレクトロルミネッセンス表示素子1と液晶表
示素子2を有している。観察側から有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子1、液晶表示素子2の順に配置され
ている。
【0019】有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
は、透明基板11、透明電極12、正孔注入輸送層1
3、有機発光層14、電子注入輸送層15、透明電極1
6、透明基板17がこの順に積層されたものである。電
極12は複数の帯状電極部121からなり、これら帯状
電極部121は所定間隔で互いに平行に形成されてい
る。電極16も、図示されてはいないが電極12と同様
に複数の帯状電極部からなり、これら帯状電極部は所定
間隔で互いに平行に形成されている。電極12の帯状電
極部121と電極16の帯状電極部は、互いに直交する
ように形成されている。
【0020】有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
には駆動装置3が接続されており、駆動装置3は有機エ
レクトロルミネッセンス表示素子1を単純マトリクス駆
動して、有機エレクトロルミネッセンス表示素子1の表
示領域に任意の文字、図形等を表示させることができ
る。駆動装置3は、図示を省略したホスト機器から入力
される画像データに基づき、電極12の帯状電極部12
1と電極16の帯状電極部の間に所定電圧を印加し、こ
れら電極部の交差する有機発光層部分を発光させること
で、有機エレクトロルミネッセンス表示素子1に文字等
を表示させる。
【0021】液晶表示素子2は、透明基板21、透明電
極22、液晶層23、電極24、基板25がこの順に積
層されたものである。液晶層23は、本例では、可視光
域に選択反射波長を有するカイラルネマティック液晶を
含んでいる。液晶層23は、基板間隔を制御するための
図示を省略したスペーサも含んでいる。液晶層23の周
縁部は図示を省略したシール壁によって液晶が漏れでな
いようにシールされている。
【0022】なお、互いに隣合う有機エレクトロルミネ
ッセンス表示素子1の基板17と、液晶表示素子2の基
板21は、図3に示すように共通基板6としてもよい。
電極22は複数の帯状電極部221からなり、これら帯
状電極部221は所定間隔で互いに平行に形成されてい
る。電極24も、図示されてはいないが電極22と同様
に複数の帯状電極部からなり、これら帯状電極部は所定
間隔で互いに平行に形成されている。電極22の帯状電
極部221と電極24の帯状電極部は、互いに直交する
ように形成されている。
【0023】液晶表示素子2には駆動装置4が接続され
ており、駆動装置4は液晶表示素子2を単純マトリクス
駆動して、液晶表示素子2の表示領域に任意の文字、図
形等を表示させることができる。駆動装置4は、図示を
省略したホスト機器から入力される画像データに基づ
き、電極22の帯状電極部221と電極24の帯状電極
部の間に所定電圧を印加し、これら電極部の交差する液
晶層部分のカイラルネマティック液晶をプレーナ状態又
はフォーカルコニック状態にすることで、液晶表示素子
2に文字等を表示させる。液晶がプレーナ状態であると
き、該液晶は選択反射状態となり可視域の光を選択反射
し、液晶がフォーカルコニック状態であるとき該液晶は
透明となり、これらにより液晶表示素子2は文字等を表
示することができる。
【0024】有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
の表示領域の大きさ(面積)と、液晶表示素子2の表示
領域の大きさは本例では同じであり、本例ではこれら表
示領域が互いにずれることなく重なるようにこれら表示
素子は積層されている。有機エレクトロルミネッセンス
表示素子1と液晶表示素子2は、本例では、接着剤によ
って接着されている。有機エレクトロルミネッセンス表
示素子1と液晶表示素子2は、接着剤で互いに接着する
ことに代えて、固定部材などでこれら素子の位置関係を
保ってもよい。
【0025】積層された有機エレクトロルミネッセンス
表示素子1と液晶表示素子2は、図2に示すように、こ
れら表示素子の表示領域を露出させて中空のフレーム部
材51の内部に収納されている。なお、図1においては
フレーム部材51等は図示が省略されている。前記駆動
装置3及び4も液晶表示素子2の背面側のフレーム部材
51内部に収納されている。表示素子等を収納したフレ
ーム部材51下部の台座部材52によって、表示面を垂
直面に対して所定角度に保って表示装置D1を机の上等
に載置することができる。なお、台座部材52は、フレ
ーム部材51を表示面の向きを変えられるように支持し
ている。
【0026】本発明の表示装置D1は、表示方式が異な
る二つの表示素子(本例では、有機エレクトロルミネッ
センス表示素子と液晶表示素子)が積層されたものであ
るので、各表示素子それぞれの特性を生かした表現力豊
かな表示を行うことができ、各表示素子単独で表示を行
うときよりもさらに表現力豊かな表示を行うことができ
る。それだけ観察者への訴求性の高い表示を本発明の表
示装置D1は行うことができる。液晶表示素子2は外光
の反射による自然な表示を行うことができる。また、有
機エレクトロルミネッセンス表示素子1は、自発光によ
る鮮やかな表示を行うことができる。また、有機エレク
トロルミネッセンス表示素子1の表示は自発光によるも
のなので、それだけ表示内容を強調できる。
【0027】前面に配置された有機エレクトロルミネッ
センス表示素子1の表示領域は、有機発光層14が発光
していないときには透明であるので、液晶表示素子2に
よる表示も良好に観察できる。また、有機エレクトロル
ミネッセンス表示素子1が自発光型の表示素子であるた
め、背面の液晶表示素子2の表示に重ねて有機エレクト
ロルミネッセンス表示素子1の表示を行っても、液晶表
示素子2の表示による影響は小さく有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子1の表示を良好に観察できる。表示
素子1、2の双方による表示を行い、表示素子1による
表示部分以外の部分を通して背面側表示素子2の表示を
見ることもできる。
【0028】なお、図2においては、ヘルプ画面(サブ
画面)の表示を有機エレクトロルミネッセンス表示素子
1により行い、それ以外の画面(メイン画面)の表示を
液晶表示素子2によって行っている様子を示している。
ヘルプ画面が有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
によって強調して表示されるため、それだけヘルプ画面
は見やすい。ヘルプ画面が不要になったときには、ヘル
プ画面を消すことで、メイン画面を良好に見ることがで
きる。このように一方の表示素子(例えば、液晶表示素
子2)によりメイン画面、他方の表示素子(例えば、有
機エレクトロルミネッセンス表示素子1)によりサブ画
面を表示することで、同時に参照したい情報を同時に表
示でき、しかも有機エレクトロルミネッセンス表示素子
1により表示される画面は強調して表示できる。強調し
たい画面には、ヘルプ画面の他、例えば、ポインタ、ツ
ールパレット、動作状況、ハードウェア情報などを表示
することが考えられる。
【0029】表示装置D1は、表示素子として有機エレ
クトロルミネッセンス表示素子1と液晶表示素子2を組
み合わせたので、装置全体をそれだけ薄くできる。表示
装置D1においては、外光の強さ(周囲の明るさ)に応
じて表示を行う表示素子を切り替えてもよい。例えば、
比較的周囲が明るいときには、液晶表示素子2により表
示を行い、比較的周囲が暗いときには自発光型の有機エ
レクトロルミネッセンス表示素子1により表示を行って
もよい。
【0030】背面側の液晶表示素子はフルカラー表示
や、マルチカラー表示が可能なものとしてもよい。例え
ば、液晶表示素子2に代えて、有機エレクトロルミネッ
センス表示素子1の背面側に、選択反射波長がそれぞれ
赤、緑、青に調整された三つの液晶表示素子が積層さ
れ、フルカラー表示を行うことができる積層型液晶表示
素子を配置してもよい。 (2) 本発明に係る表示装置の他の例の概略正面図を
図4に示す。
【0031】図4に示す表示装置D2は、図1の表示装
置D1と同様に、観察側から有機エレクトロルミネッセ
ンス素子1、液晶表示素子2が順に積層されたものであ
る。表示装置D2においては、観察側に配置された有機
エレクトロルミネッセンス表示素子1は液晶表示素子2
よりも小さく、有機エレクトロルミネッセンス表示素子
1は液晶表示素子2の表示領域に部分的に重なってい
る。表示装置D2においても、表示装置D1と同様の効
果が得られる。
【0032】さらに、表示装置D2においては、有機エ
レクトロルミネッセンス表示素子の大きさが、必要な情
報を表示するのに最低限必要な大きさに限定されている
ため、表示装置の構成を簡素化し、消費電力を小さくす
ることができる。 (3) 本発明に係る表示装置のさらに他の例の概略正
面図を図5(A)及び(B)に示す。
【0033】図5(A)及び(B)に示す表示装置D3
は、図1の表示装置D1と次に述べることを除けば実質
的に同じものである。表示装置D3においては、前面に
配置された有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
は、フレーム部材51にヒンジ53によって揺動可能に
取り付けられている。表示装置D3においては、図5
(A)に示す有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
が液晶表示素子2に重なる第1位置と、図5(B)に示
す有機エレクトロルミネッセンス表示素子1が液晶表示
素子2に重ならない第2位置の間で有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子1を揺動させることができる。表示
装置D3においては、有機エレクトロルミネッセンス表
示素子1は液晶表示素子2に接着されていない。なお、
有機エレクトロルミネッセンス表示素子1を第2位置に
配置したときには、図示を省略したストッパ装置によっ
て有機エレクトロルミネッセンス表示素子1はその位置
に保持される。
【0034】有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
を図5(B)に示す第2位置に配置することで、表示面
積を広げることができる。また、有機エレクトロルミネ
ッセンス表示素子1による表示及び液晶表示素子2によ
る表示のいずれについても、より良好に観察することが
できる。なお、有機エレクトロルミネッセンス表示素子
1を第2位置に配置したときには、図示を省略した検出
装置によってそのことが検出され、その検出情報に基づ
き有機エレクトロルミネッセンス表示素子1の駆動装置
は表示を上下に反転させる。
【0035】有機エレクトロルミネッセンス表示素子1
を図5(A)に示す第1位置に配置すれば、表示装置D
3はコンパクトになり、持ち運び等が容易になる。 (4) 以上説明した表示装置D1〜D3は、いずれも
有機エレクトロルミネッセンス表示素子と液晶表示素子
を組み合わせたものであるが、表示素子の組み合わせは
これに限定されるものではない。例えば、図6に示す表
示装置D4、図7に示す表示装置D5のようにしてもよ
い。
【0036】図6に示す表示装置D4においては、観察
側から有機エレクトロルミネッセンス表示素子1、CR
T7が順に積層されている。有機エレクトロルミネッセ
ンス表示素子1は、本例ではCRT7に接着剤により接
着されている。この表示装置D4においては、背面側に
は液晶表示素子2に代えてCRT7が配置されているた
め、液晶表示素子2によって表示するときに比べて鮮や
かな表示を行うことができる。
【0037】図7に示す表示装置D5においては、観察
側から有機エレクトロルミネッセンス表示素子1、プラ
ズマ表示パネル(PDP)8が順に積層されている。有
機エレクトロルミネッセンス表示素子1は、本例ではP
DP8に接着剤により接着されている。この表示装置D
5においては、背面側には液晶表示素子2に代えてPD
P8が配置されているため、比較的安価になる。 (5) 本発明の表示装置は、例えば、コンピュータ等
のホスト機器に接続して情報表示を行う表示装置として
利用できる。本発明の表示装置は、テレビの受信画像表
示などのための表示装置としても利用できる。また、本
発明の表示装置は、カメラ、顕微鏡、望遠鏡などの機器
のインファインダー用表示装置、時計に組み込む表示装
置、窓ガラス、水槽の透明壁などの透明な面に組み込む
表示装置、自動車、鉄道用車両等の乗り物用のヘッドア
ップディスプレイ、自動車等のバックミラー、ルームミ
ラーなどに組み込む表示装置としても利用でき、特に観
察側に最も近い位置にエレクトロルミネッセンス表示素
子(例えば、有機エレクトロルミネッセンス表示素子)
を配置し、その陽極及び陰極の両電極を透光性(例え
ば、透明)にすると、これらの形態は特に有用である。 (6) 次に、本発明の表示装置において採用できる有
機エレクトロルミネッセンス表示素子についてさらに詳
しく説明する。
【0038】有機エレクトロルミネッセンス表示素子
は、陽極及び陰極の二つの電極と、これら電極間に挟ま
れた有機発光膜を有している。有機エレクトロルミネッ
センス表示素子における発光は、電極の一方から電子が
注入され、もう一方の電極から正孔が注入されることに
より、有機発光膜中で電子と正孔が結合し、発光体がよ
り高いエネルギー準位に励起され、励起された発光体が
元の基底状態に戻る際に、その余分なエネルギーを光と
して放出する現象である。
【0039】有機発光膜としては、次の(a1)〜(a
3)に示すものを例示できる。 (a1)陽極側から陰極側へ、正孔移動関連層及び有機
発光層を積層したもの、(a2)陽極側から陰極側へ、
正孔移動関連層、有機発光層及び電子移動関連層を積層
したもの、(a3)陽極側から陰極側へ、有機発光層及
び電子移動関連層を積層したもの。
【0040】正孔移動関連層又は(及び)電子移動関連
層を設けることで、発光効率を高めることができる。正
孔移動関連層や電子移動関連層は、電極の特性や有機発
光層の特性にあわせて必要に応じて設ければよい。正孔
移動関連層は、例えば、次の(b1)〜(b4)に示す
ものとすればよい。正孔移動関連層は、例えば、(b
1)正孔注入層、(b2)正孔輸送層、(b3)正孔注
入層及び正孔輸送層、又は(b4)正孔注入輸送層とす
ればよい。正孔移動関連層には、電極の特性や有機発光
層の特性に応じて適当なものを選択すればよい。
【0041】電子移動関連層は、例えば、次の(c1)
〜(c4)に示すものとすればよい。電子移動関連層
は、例えば、(c1)電子注入層、(c2)電子輸送
層、(c3)電子注入層及び電子輸送層、又は(c4)
電子注入輸送層とすればよい。電子移動関連層には、電
極の特性や有機発光層の特性に応じて適当なものを選択
すればよい。
【0042】有機発光層については、例えば正孔輸送層
や正孔注入輸送層の全部若しくは一部に、蛍光物質をド
ープすることで、これらの層の全部又は一部を発光層と
してもよい。また、有機発光層については、電子輸送層
や電子注入輸送層の全部若しくは一部に、蛍光物質をド
ープすることで、これらの層の全部又は一部を発光層と
してもよい。
【0043】有機エレクトロルミネッセンス表示素子
は、少なくとも陽極、有機発光膜及び陰極を有する構造
体を二つ以上積み重ねることで、二以上の異なる色で発
光させたり、素子の同一部分を違った色に発光させるこ
とができる。また、有機エレクトロルミネッセンス表示
素子の陽極と陰極の間に、複数種類の有機発光層を適当
な正孔移動関連層や電子移動関連層と組み合せて配置
し、両電極間に印加する電圧の大きさを変えることで、
発光色を変化させることができる。有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子に有機発光層を二以上設ける場合に
は、各有機発光層に違った蛍光色素をドープして、印加
する電界方向を変えることで、或いは各有機発光層を異
なる発光材料で形成して、印加する電界方向を変えるこ
とで、各有機発光層の発光色を変化させることもでき
る。また、有機発光層に2種類以上の蛍光色素をドープ
して印加電圧を調整することによって発光色を変化させ
ることもできる。
【0044】本発明の表示装置において有機エレクトロ
ルミネッセンス表示素子を最前面に配置するときなどに
おいては、全体的に透光性を有する有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子を採用すればよい。有機エレクトロ
ルミネッセンス表示素子は、一部が不透光性であって
も、素子全体としてみれば、その不透光性部分が目障り
になるほどでなく、したがって実質上透光性を有すると
言える状態のものでもよい。
【0045】有機エレクトロルミネッセンス表示素子
は、該素子を用いて情報表示する内容に応じて所定のパ
ターン形状にしてもよい。この場合、有機エレクトロル
ミネッセンス表示素子全体を所定パターン形状にしても
よく、その一部だけ(例えば、陰極だけ)を所定パター
ン形状にしてもよい。また、任意の文字や、図形を表示
できるように、陽極及び陰極をマトリックス構造にし
て、単純マトリックス駆動できるようにしてもよい。 (7) 次に、有機エレクトロルミネッセンス表示素子
の形成手法について説明する。また、有機エレクトロル
ミネッセンス表示素子を構成する基板、電極、各層の材
料例についても合わせて説明する。
【0046】有機エレクトロルミネッセンス表示素子
は、例えば、その積層順に電極、有機発光層などを順次
形成することで作製することができる。 (7−1)透明基板 透明基板としては、適度の強度を有し、有機エレクトロ
ルミネッセンス表示素子作製時、膜蒸着時等における熱
に悪影響を受けず、透明なものであれば特に限定されな
いが、そのようなものを例示すると、ガラス基板、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエーテルサルホン、ポ
リエーテルエーテルケトン等の透明な樹脂からなる基板
を挙げることができる。 (7−2)陽極 陽極は、導電性材料により形成する。有機エレクトロル
ミネッセンス表示素子においては、有機発光層を含む有
機発光膜からの発光を見るために、少なくとも陽極及び
陰極のうちのいずれか一方の電極は透光性にする必要が
ある。いずれの電極を透光性にしてもよいが、特に陽極
を透光性にすると透明性が良好である。さらに言えば、
陽極は透明にすることが好ましい。陽極は、例えば、透
光性の導電性膜、透明導電性膜とすればよい。
【0047】かかる陽極の材料として、4eVよりも大
きい仕事関数を持つ導電性物質を用いることが好まし
い。かかる物質として、炭素、アルミニウム、バナジウ
ム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、タングステ
ン、銀、錫、金等及びそれらの合金のような金属のほ
か、酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化亜
鉛、酸化ジルコニウム等の金属酸化物及びそれらの固溶
体(例えばITOとして知られている酸化インジウム・
錫の固溶体)や混合体などの導電性金属化合物を例示で
きる。
【0048】陽極は、例えば透明基板上に、前記したよ
うな導電性物質を用い、蒸着、スパッタリング等の手法
や、ゾル―ゲル法或いはかかる導電性物質を樹脂等に分
散させて塗布する等の手法を用いて形成することができ
る。陽極は、所望の透光性と導電性が確保されるように
形成すればよい。上記の膜形成手法で透明基板上に陽極
材料膜を一様に形成した後、フォトリソグラフィー及び
エッチングなどの手法で、所定形状にパターン化された
陽極を形成してもよい。
【0049】陽極は、正孔注入が起こりやすくするため
に、十分洗浄することが好ましい。陽極は、例えば湿式
洗浄法、UV/オゾン洗浄法などにより洗浄すればよ
い。陽極を洗浄するときには、エキシマーランプの照射
やプラズマ処理をしてもよい。これらを組み合わせて陽
極の洗浄をしてもよい。透光性を得るには、陽極の厚み
は例えば次のようにすればよい。金属又は合金で陽極を
形成するときには1nm〜25nm程度、金属酸化物で
陽極を形成するときには1nm〜200nm程度とすれ
ばよい。
【0050】透明基板及び陽極として、ガラス基板上に
透明導電膜が形成されたもの、例えばガラス基板上にI
TO(Indium Tin Oxide)からなる透明導電膜を設けた
もの、NESAガラスと通称されているコーニング社製
の、透明導電膜をガラス基板上に形成したもの等を利用
してもよい。該透明導電膜をエッチングするなどして所
定形状の電極を形成してもよい。 (7−3)正孔移動関連層 正孔輸送層又は正孔注入輸送層の形成のために用いるこ
とができる正孔輸送材料としては、公知のものが使用可
能である。
【0051】正孔輸送材料としては、例えばN,N' ―
ジフェニル―N,N' ―ビス(3―メチルフェニル)―
1,1' ―ジフェニル―4,4' ―ジアミン、N,N'
―ジフェニル―N,N' ―ビス(4―メチルフェニル)
―1,1' ―ジフェニル―4,4' ―ジアミン、N,
N' ―ジフェニル―N,N' ―ビス(1―ナフチル)―
1,1' ―ジフェニル―4,4' ―ジアミン、N,N'
―ジフェニル―N,N'―ビス(2―ナフチル)―1,
1' ―ジフェニル―4,4' ―ジアミン、N,N' ―テ
トラ(4―メチルフェニル)―1,1' ―ビス(3―メ
チルフェニル)―4,4' ―ジアミン、N,N' ―ジフ
ェニル―N,N' ―ビス(3―メチルフェニル)―1,
1' ―ビス(3―メチルフェニル)―4,4' ―ジアミ
ン、N,N' ―ビス(N―カルバゾリル)―1,1' ―
ジフェニル―4,4' ―ジアミン、4,4' ,4”―ト
リス(N―カルバゾリル)トリフェニルアミン、N,
N' ,N" ―トリフェニル―N,N' ,N" ―トリス
(3―メチルフェニル)―1,3,5―トリ(4―アミ
ノフェニル)ベンゼン、4,4' ,4”―トリス[N,
N' ,N" ―トリフェニル―N,N' ,N" ―トリス
(3―メチルフェニル)]トリフェニルアミンなどを挙
げることができる。これらのものは2種以上を混合して
使用してもよい。
【0052】正孔輸送層又は正孔注入輸送層は、前記の
ような正孔輸送材料を蒸着して形成してもよいし、正孔
輸送材料を溶解した溶液や正孔輸送材料を適当な樹脂と
ともに溶解した液を用い、ディップコート法やスピンコ
ート法等の塗布法により形成してもよい。蒸着法で形成
する場合、その厚さは1nm〜500nm程度とし、塗
布法で形成する場合は、その厚さは5nm〜1000n
m程度にすればよい。
【0053】正孔輸送層或いは正孔注入輸送層は、その
膜厚が厚いほど発光させるための印加電圧を高くする必
要があり発光効率が悪くなり、有機エレクトロルミネッ
センス表示素子の劣化を招きやすい。また膜厚が薄くな
ると発光効率はよくなるがブレイクダウンしやすくなり
有機エレクトロルミネッセンス表示素子の寿命が短くな
る。したがって、発光効率及び素子の寿命を考慮して前
記の膜厚の範囲で形成すればよい。
【0054】正孔注入層は、正孔注入材料を蒸着して形
成してもよいし、正孔注入材料を溶解した溶液や正孔注
入材料を適当な樹脂とともに溶解した溶液を用いてディ
ップコート法やスピンコート法等の塗布法により形成し
てもよい。正孔注入層を蒸着法で形成する場合、その厚
さは、1nm〜20nm程度とし、塗布法で形成する場
合、その厚さは1nm〜50nm程度にすればよい。
【0055】正孔注入層を設けることにより、発光効率
が向上するとともに陽極界面での微小部分での漏れ電流
を有効に防止し、ダークスポットの発生を防ぐことがで
き、素子の寿命を延ばすことができる。正孔注入層を形
成するための正孔注入材料としては、銅フタロシアニン
等のポルフォリン環化合物やインダンスレン顔料、カー
ボン膜、ポリアニリン、ポリチオフェン等の導電性高分
子膜、4,4’,4”−トリス(N−カルバゾリ)トリ
アミノトリフェニルアミン、N,N’,N”−トリフェ
ニル−N,N’,N”−トリス(3−メチルフェニル)
−1,3,5−トリ(4−アミノフェニル)ベンゼン、
4,4’,4”−トリス〔N,N’,N”−トリフェニ
ル−N,N’,N”−トリス(3−メチルフェニル)〕
トリアミノトリフェニルアミン等のスターバースト型化
合物等を例示できる。 (7−4)有機発光層 有機発光層を形成するために用いる有機発光材料として
は、公知のものが使用可能である。
【0056】例えばエピドリジン、2,5―ビス[5,
7―ジ―t―ペンチル―2―ベンゾオキサゾリル]チオ
フェン、2,2' ―(1,4―フェニレンジビニレン)
ビスベンゾチアゾール、2,2' ―(4,4' ―ビフェ
ニレン)ビスベンゾチアゾール、5―メチル―2―{2
―[4―(5―メチル―2―ベンゾオキサゾリル)フェ
ニル]ビニル}ベンゾオキサゾール、2,5―ビス(5
―メチル―2―ベンゾオキサゾリル)チオフェン、アン
トラセン、ナフタレン、フェナントレン、ピレン、クリ
セン、ペリレン、ペリノン、1,4―ジフェニルブタジ
エン、テトラフェニルブタジエン、クマリン、アクリジ
ン、スチルベン、2―(4―ビフェニル)―6―フェニ
ルベンゾオキサゾール、アルミニウムトリスオキシン、
マグネシウムビスオキシン、ビス(ベンゾ―8―キノリ
ノール)亜鉛、ビス(2―メチル―8―キノリノール)
アルミニウムオキサイド、インジウムトリスオキシン、
アルミニウムトリス(5―メチルオキシン)、リチウム
オキシン、ガリウムトリスオキシン、カルシウムビス
(5―クロロオキシン)、ポリ亜鉛―ビス(8―ヒドロ
キシ―5―キノリノリル)メタン、ジリチウムエピンド
リジオン、亜鉛ビスオキシン、1,2―フタロペリノ
ン、1,2―ナフタロペリノン、ポリフェリレンビニレ
ン化合物などを挙げることができる。
【0057】また、一般的な蛍光染料、例えば蛍光クマ
リン染料、蛍光ペリレン染料、蛍光ピラン染料、蛍光チ
オピラン染料、蛍光ポリメチン染料、蛍光メシアニン染
料、蛍光イミダゾール染料等も使用できる。このうち特
に好ましいものとして、キレート化オキシノイド化合物
を挙げることができる。有機発光層は、前記蛍光物質か
らなる単層構成でもよいし、発光の色、発光の強度等の
特性を調整するために、多層構成としてもよい。また、
2種以上の蛍光物質を混合して形成したり、発光物質
(例えば、ルブレン、クマリン、キナクリドンやキナク
リドン誘導体などの蛍光色素)を、前記の有機発光材料
や正孔輸送材料、又は後述する電子輸送材料にドープし
たものでもよい。
【0058】有機発光層は、前記のような有機発光材料
を蒸着して形成してもよいし、有機発光材料を溶解した
溶液や有機発光材料を適当な樹脂とともに溶解した液を
用い、ディップコート法やスピンコート法等の塗布法に
より形成してもよい。蒸着法で形成する場合、その厚さ
は1nm〜500nm程度とし、塗布法で形成する場合
は、その厚さは5nm〜1000nm程度にすればよ
い。
【0059】有機発光層についても、膜厚が厚いほど発
光させるための印加電圧を高くする必要があり発光効率
が悪くなり、有機エレクトロルミネッセンス表示素子の
劣化を招きやすい。また膜厚が薄くなると発光効率はよ
くなるがブレイクダウンしやすくなり有機エレクトロル
ミネッセンス表示素子の寿命が短くなる。したがって、
発光効率及び素子の寿命を考慮して前記の膜厚の範囲で
形成すればよい。 (7−5)電子移動関連層 電子輸送層又は電子注入輸送層を形成するための電子輸
送材料としては、公知のものが使用可能である。
【0060】例えば、2−(4―ビフェニルイル)−5
−(4−tert―ブチルフェニル)―1,3,4―オ
キサジアゾール、2―(1―ナフチル)―5―(4―t
ert―ブチルフェニル)―1,3,4―オキサジアゾ
ール、1,4―ビス{2―[5―(4―tert−ブチ
ルフェニル)―1,3,4―オキサジアゾリル]}ベン
ゼン、1,3―ビス{2―[5―(4―tert―ブチ
ルフェニル)―1,3,4―オキサジアゾリル]}ベン
ゼン、4,4' ―ビス{2―[5―(4―tert―ブ
チルフェニル)―1,3,4―オキサジアゾリル]}ビ
フェニル、2―(4―ビフェニルイル)―5―(4―t
ert―ブチルフェニル)―1,3,4―チアジアゾー
ル、2―(1―ナフチル)―5―(4―tert―ブチ
ルフェニル)―1,3,4―チアジアゾール、1,4―
ビス{2―[5―(4―tert―ブチルフェニル)―
1,3,4―チアジアゾリル]}ベンゼン、1,3―ビ
ス{2―[5―(4―tert―ブチルフェニル)―
1,3,4―チアジアゾリル]}ベンゼン、4,4' ―
ビス{2―[5―(4―tert―ブチルフェニル)―
1,3,4―チアジアゾリル]}ビフェニル、3―(4
―ビフェニルイル)―4―フェニル―5―(4―ter
t―ブチルフェニル)―1,2,4―トリアゾール、3
―(1―ナフチル)―4―フェニル―5―(4―ter
t―ブチルフェニル)―1,2,4―トリアゾール、
1,4―ビス{3―[4―フェニル―5―(4―ter
t―ブチルフェニル)―1,2,4―トリアゾリル]}
ベンゼン、1,3―ビス{2―[1―フェニル―5―
(4―tert―ブチルフェニル)―1,3,4―オキ
サジアゾリル]}ベンゼン、4,4' ―ビス{2―[1
―フェニル―5―(4―tert―ブチルフェニル)―
1,3,4―オキサジアゾリル]}ビフェニル、1,
3,5―トリス{2―[5―(4―tert―ブチルフ
ェニル)―1,3,4―オキサジアゾリル]}ベンゼ
ン、1,3―ビス{3―[4―フェニル―5―(4―t
ert―ブチルフェニル)―1,3,4―オキサジアゾ
リル]}ベンゼン、4,4' ―ビス{2―[4―フェニ
ル―5―(4―tert―ブチルフェニル)―1,3,
4―オキサジアゾリル]}ビフェニル、1,3―ビス
{2―[1―フェニル―5―(4―tert―ブチルフ
ェニル)―1,3,4―トリアゾリル]}ベンゼン、
4,4' ―ビス{2―[1―フェニル―5―(4―te
rt―ブチルフェニル)―1,3,4―トリアゾリ
ル]}ビフェニルなどを挙げることができる。これらの
ものは、2種以上を混合して使用してもよい。また、ア
ルミニウムトリスオキシンなど有機発光材料として用い
られる物質のうち比較的電子輸送能の高いものを用いる
こともできる。
【0061】電子輸送層或いは電子注入輸送層は、前記
のような電子輸送材料を蒸着して形成してもよいし、電
子輸送材料を溶解した溶液や電子輸送材料を適当な樹脂
とともに溶解した液を用い、ディップコート法やスピン
コート法等の塗布法により形成してもよい。蒸着法で形
成する場合、その厚さは1nm〜500nm程度とし、
塗布法で形成する場合は、5nm〜1000nm程度に
形成すればよい。
【0062】電子輸送層或いは電子注入輸送層について
も、膜厚が厚いほど発光させるための印加電圧を高くす
る必要があり発光効率が悪くなり、有機エレクトロルミ
ネッセンス表示素子の劣化を招きやすい。また膜厚が薄
くなると発光効率はよくなるがブレイクダウンしやすく
なり有機エレクトロルミネッセンス表示素子の寿命が短
くなる。したがって、発光効率及び素子の寿命を考慮し
て前記の膜厚の範囲で形成すればよい。
【0063】電子注入層を形成するための電子注入材料
としては、電子注入層自体の仕事関数が小さくなるもの
がよく、アルミニウム、インジウム、マグネシウム、カ
ルシウム、チタニウム、イットリウム、リチウム、ガド
リニウム、イッテルビウム、ルテニウム、マンガンおよ
びそれらの合金を例示できる。また同様の効果を持つも
のとして、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の酸
化物、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物(例えばフッ素化物)、アルカリ金属若しくはア
ルカリ土類金属のシリケート化合物、アルカリ金属若し
くはアルカリ土類金属の有機金属塩、又はアルカリ金属
若しくはアルカリ土類金属の有機金属錯体を挙げること
ができる。
【0064】かかる酸化物、ハロゲン化物、有機金属
塩、有機金属錯体に含有されるアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属としては、リチウム、ベリリウム、ナトリウ
ム、マグネシウム、カリウム、カルシウム、ルビジウ
ム、バリウム、ストロンチウム、セシウム等が挙げられ
るが、中でもリチウム、マグネシウム、カリウム、カル
シウム、セシウムが電子注入性が良好なため特に好まし
い。これらの金属酸化物、金属フッ化物等や、有機金属
塩や有機金属錯体を用いてもよい。
【0065】有機金属塩または有機金属錯体としては、
上述の金属を含有するアセチルアセトナート錯体、エチ
レンジアミン錯塩、グリシン錯塩、オキシン錯体、アル
ファーニトロソベーターナフトール錯体、サリチル酸
塩、サリチルアルドキシム錯体、クペロン錯体、ベンゾ
インオキシム錯体、ビピリジン錯体、フェナントロリン
錯体、クラウン錯体、プロリン錯体、ベンゾイルアセト
ン錯体、二価カルボン酸塩、脂肪族カルボン酸塩等が挙
げられる。
【0066】これらの中でもアセチルアセトナート錯
体、オキシン錯体、サリチル酸塩、サリチルアルドキシ
ム錯体、二価カルボン酸塩、脂肪族カルボン酸塩が電子
注入性が良好なため特に好ましい。電子注入層は、蒸
着、スパッタリング等の方法で形成できる。蒸着法で形
成する場合、その厚さは例えば0.1nm〜20nm程
度とすればよい。電子注入層はその膜厚が薄いほど電子
注入効率を向上させ得るが、薄すぎると電子注入むらや
ダークスポットの原因となる。また膜厚が厚くなるとか
えって発光効率が悪くなり有機エレクトロルミネッセン
ス表示素子の寿命が短くなる。したがって、電子注入効
率、発光効率及び素子の寿命等を考慮して前記の膜厚の
範囲で形成すればよい。 (7−6)陰極 陰極は、例えば、陽極材料と同じ金属酸化物又は複合酸
化物により形成すればよい。
【0067】陰極は、低仕事関数の金属を含有する導電
性材料(例えば金属材料)により形成してもよい。かか
る陰極の材料としては、4eV以下の仕事関数の金属を
含有するものがよく、マグネシウム、カルシウム、チタ
ニウム、イットリウム、リチウム、ガドリニウム、イッ
テルビウム、ルテニウム、マンガン及びそれらを含有す
る合金を例示できる。
【0068】陰極を形成する場合も、かかる導電性物質
を用い、蒸着、スパッタリング等の手法やゾル―ゲル法
或いはかかる物質を樹脂等に分散させて塗布する等の手
法を用いて所望の透光性と導電性が確保されるように形
成することができる。陰極の膜厚は、仕事関数の小さい
金属薄膜を用いる場合は、10nm〜500nmの範囲
が導電性及び製造安定性の観点から好ましいが、透光性
を確保するという観点からは1nm〜25nm、より好
ましくは1nm〜8nmの範囲とし、さらに10nm〜
500nmの厚さの透明導電性金属化合物で被覆するこ
とが好ましい。導電性金属酸化物等の材料を陰極として
用いる場合、透光性にするにはその厚みは1nm〜20
0nmの範囲とすることが好ましい。 (7−7)リード部 陽極及び陰極をそれぞれ電源に接続するためのリード部
には、導電性材料を用いる。
【0069】リード部の一部又は全部は、導電性膜とし
てもよい。リード部用の導電性膜は透光性にしてもよ
い。リード部用の透明導電性膜の材料としては、4eV
程度よりも大きい仕事関数を持つものがよく、アルミニ
ウム、バナジウム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜
鉛、タングステン、銀、錫、金等及びそれらの合金のよ
うな金属のほか、酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチ
モン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム等の金属酸化物及び
それらの固溶体や混合体などの導電性金属化合物のよう
な導電性化合物を例示できる。かかる導電性物質を用
い、蒸着、スパッタリング等の手法やゾル―ゲル法、或
いはかかる物質を樹脂等に分散させて塗布する等の手法
を用いて所望の透光性と導電性が確保されるようにリー
ド部用透明導電性膜を形成すればよい。リード部用導電
性膜の厚さは、透光性を得るためには、1nm〜30n
m程度が好ましく、導電性金属化合物のような導電性化
合物からなる場合は1nm〜300nmが好ましい。
【0070】リード部の一部又は全部は、リード線とし
てもよい。リード線としては、例えば、ニクロム線、金
線、銅線、白金線等などを挙げることができる。 (7−8)封止膜 封止膜は、有機エレクトロルミネッセンス表示素子を構
成している各層への水分や酸素の侵入を防止するための
ものである。
【0071】封止膜の材料としては、MgO,SiO,
SiO2 ,Al2 3 ,GeO,NiO,CaO,Ba
O,Fe2 3 ,Y2 3 ,TiO2 等の金属酸化物、
MgF2 ,LiF,AlF3 ,CaF2 等の金属フッ化
物等を例示できるが、前述の導電性酸化錫等の導電性金
属酸化物を用いてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来より
さらに表現力豊かな表示を行うことができる表示装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の一例の概略構成図であ
る。
【図2】図1の表示装置の概略正面図である。
【図3】本発明に係る表示装置の他の例の概略断面図で
ある。
【図4】本発明に係る表示装置のさらに他の例の概略正
面図である。
【図5】図5(A)及び(B)はいずれも本発明に係る
表示装置のさらに他の例の概略正面図であり、図5
(A)は有機エレクトロルミネッセンス表示素子が液晶
表示素子に重なる位置に配置されている状態を示してお
り、図5(B)は有機エレクトロルミネッセンス表示素
子が液晶表示素子に重ならない位置に配置されている状
態を示している。
【図6】本発明に係る表示装置のさらに他の例の概略正
面図である。
【図7】本発明に係る表示装置のさらに他の例の概略正
面図である。
【符号の説明】
D1〜D5 表示装置 1 有機エレクトロルミネッセンス表示素子 11、17 透明基板 12、16 透明電極 13 正孔注入輸送層 14 有機発光層 15 電子注入輸送層 2 液晶表示素子 21 透明基板 22 透明電極 23 液晶層 24 電極 25 基板 3、4 駆動装置 51 フレーム部材 52 台座部材 6 共通基板 7 CRT 8 PDP

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示素子が積層された表示装置であ
    って、 表示方式が異なる少なくとも2種類の表示素子を有して
    おり、 観察側に最も近い位置には、表示領域を光透過状態にす
    ることができる表示素子が配置されている表示装置。
  2. 【請求項2】観察側に最も近い表示素子は、表示を行っ
    ているときに表示部以外の部分が光透過性を有している
    表示素子である請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】観察側に最も近い表示素子は、自発光型の
    表示素子である請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】観察側に最も近い表示素子は、有機エレク
    トロルミネッセンス素子である請求項1から3のいずれ
    かに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】観察側に最も近い表示素子を含む1又は2
    以上の順次隣合う表示素子は、その表示領域が残りの表
    示素子の表示領域に重なる位置と、重ならない位置の間
    で移動できる請求項1から4のいずれかに記載の表示装
    置。
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