JP2003098579A - カメラ、カメラアクセサリおよびカメラシステム - Google Patents

カメラ、カメラアクセサリおよびカメラシステム

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JP2003098579A
JP2003098579A JP2001287756A JP2001287756A JP2003098579A JP 2003098579 A JP2003098579 A JP 2003098579A JP 2001287756 A JP2001287756 A JP 2001287756A JP 2001287756 A JP2001287756 A JP 2001287756A JP 2003098579 A JP2003098579 A JP 2003098579A
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camera
light emitting
auxiliary light
emitting means
light emission
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JP2001287756A
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Kei Toyama
圭 遠山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両手でカメラを保持した状態で補助光を点灯
させるためには、片手をカメラアクセサリに移動させな
ければならず、操作上不便である。 【解決手段】 撮影光学系の焦点調節状態を検出する際
に被写体に補助光を照射する補助光発光手段を備えたカ
メラアクセサリが着脱可能であるとともに、このカメラ
アクセサリとの通信が可能なカメラにおいて、カメラ本
体に設けられ、補助光発光手段の少なくとも点灯を前記
撮影光学系の自動焦点調節動作から独立して指示するた
めに操作される操作手段と、この操作手段の操作に応じ
てカメラアクセサリに、補助光発光手段の点灯を指示す
る信号を送信する制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合焦動作の際に被
写体に照射させることが可能な補助光(以下、フォーカ
シングランプ)を点灯させるために操作される操作手段
を有するカメラと、補助光を点灯する照明装置と、この
カメラや照明装置を含むカメラシステムとに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】フォーカシングランプの点灯、消灯を切
り換えるために操作される操作部材は、閃光装置側にの
み配置されている。
【0003】また、カメラの撮影動作中にフォーカシン
グランプが点灯していると、撮影画面にフォーカシング
ランプの光が写りこんでしまうため、撮影動作開始に応
じてフォーカシングランプを消灯させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】撮影を行う場合には、
通常、撮影者の右手がカメラ本体を保持し、左手がレン
ズ鏡筒を保持している。この状態でフォーカシングラン
プを点灯させる場合には、撮影者は片手を閃光装置へ移
動させなければならないため、操作上不便である。
【0005】また、撮影が開始されるとフォーカシング
ランプが消灯してしまうため、再度フォーカシングラン
プを点灯させようとする場合には、その都度閃光装置に
設けられた操作部材を操作をしなければならない。
【0006】さらに、放電管を所定間隔で連続発光させ
被写体への光の当たり具合をみるモデリング発光を行う
とともに、フォーカシングランプを点灯させることが可
能な閃光装置を用いる場合、モデリング発光が開始され
るとフォーカシングランプが消灯してしまうため、フォ
ーカシングランプの点灯による精度良い測距動作を行う
ことができない。一方、モデリング発光中もフォーカシ
ングランプを点灯させた場合、モデリング発光の光量の
方がフォーカシングランプの光量よりも大きいため、フ
ォーカシングランプの光が有効に利用されないといった
問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明は、撮影光学系の焦点調節状態を検出する際に被写体
に補助光を照射する補助光発光手段を備えたカメラアク
セサリが着脱可能であるとともに、このカメラアクセサ
リとの通信が可能なカメラにおいて、カメラ本体に設け
られ、前記補助光発光手段の少なくとも点灯を前記撮影
光学系の自動焦点調節動作から独立して指示するために
操作される操作手段と、この操作手段の操作に応じて前
記カメラアクセサリに、前記補助光発光手段の点灯を指
示する信号を送信する制御手段を有することを特徴とす
る。
【0008】このように補助光発光手段を少なくとも点
灯させる操作手段をカメラ本体に設けることにより、カ
メラ本体やレンズ鏡筒を保持した手をカメラアクセサリ
側に移動させなくても容易に補助光発光手段を点灯させ
ることができ、撮影者にとって使い勝手が良くなる。
【0009】ここで、操作手段として、撮影準備動作を
開始させるために操作される操作部材を用いれば、カメ
ラ本体に別途操作手段を設ける必要がなくなるため、カ
メラのコストアップを防止することができるとともに、
補助光発光手段を点灯させる操作をスムーズに行うこと
ができる。なお、上述した操作部材を用いる場合、この
操作部材の操作が所定時間内に複数回行われたことに応
じて、補助光発光手段を少なくとも点灯させるようにす
ることができる。
【0010】本願請求項4に記載の発明は、前記カメラ
アクセサリが、カメラ本体における撮影動作開始に応じ
て前記補助光発光手段を消灯するようになっており、前
記制御手段は、撮影動作開始前に前記補助光発光手段が
点灯していたか否かを判別し、点灯していたときには、
撮影動作終了後に前記補助光発光手段の再点灯を指示す
る信号を前記カメラアクセサリに送信することを特徴と
する。
【0011】このように、撮影動作開始時に補助光発光
手段を消灯させたときでも、撮影動作開始前に補助光発
光手段が点灯しているときには、撮影動作終了後に補助
光発光手段を再点灯させることにより、連続して撮影を
行う場合に、撮影毎に補助光発光手段を点灯させるとい
った面倒を省くことができる。ここで、撮影動作終了後
の所定時間内における操作手段の操作に応じて、補助光
を点灯させるようにしてもよい。
【0012】本願請求項6に記載の発明は、前記カメラ
アクセサリが、被写体への照明光の照射状態を撮影前に
確認するために発光するモデリング発光を行うことが可
能な照明装置であり、前記制御手段は、前記補助光発光
手段が点灯しているか否かを判別し、点灯しているとき
にはモデリング発光を禁止する信号を前記照明装置に送
信することを特徴とする。ここで、照明装置においてモ
デリング発光が行われているか否かを判別し、モデリン
グ発光が行われているときには補助光発光手段の点灯を
禁止するようにすることがもできる。
【0013】このようにモデリング発光および補助光発
光手段の点灯を行う場合には、いずれか一方を優先させ
ることにより、モデリング発光と補助光発光手段の点灯
が同時に行われることで補助光発光手段の点灯が有効に
利用されない事態を回避することができる。
【0014】一方、照明装置のモデリング発光中に操作
手段が操作されたことに応じて、補助光発光手段を点灯
させるとともにモデリング発光を禁止させることもでき
る。
【0015】なお、上述した本発明のカメラと、撮影光
学系の焦点調節状態を検出する際に被写体に補助光を照
射する補助光発光手段を備え、カメラに着脱可能である
とともにカメラとの通信が可能なカメラアクセサリとで
カメラシステムを構成することができる。
【0016】本願請求項9に記載の発明は、カメラとの
通信が可能であって、撮影光学系の焦点調節状態を検出
する際に被写体に照射される補助光を点灯する補助光発
光手段を備えたカメラアクセサリにおいて、前記カメラ
からの前記撮影光学系の自動焦点調節動作から独立して
前記補助光発光手段を制御するための信号に応じて、前
記補助光発光手段を少なくとも点灯させる制御手段を有
することを特徴とする。
【0017】このように、カメラからの信号に応じて補
助光発光手段を点灯および消灯させることにより、カメ
ラ本体やレンズ鏡筒を保持した手をカメラアクセサリ側
に移動させなくても容易に補助光発光手段を点灯又は消
灯させることができ、撮影者にとって使い勝手が良くな
る。
【0018】本願請求項10に記載の発明は、前記カメ
ラにおける撮影動作開始に応じて前記補助光発光手段を
消灯するようになっており、前記制御手段は、撮影動作
開始前に前記補助光発光手段が点灯していたか否かを判
別し、点灯していたときには、撮影動作終了後に前記補
助光発光手段を再点灯させることを特徴とする。
【0019】このように、撮影動作開始時に補助光発光
手段を消灯させたときでも、撮影動作開始前に補助光発
光手段が点灯しているときには、撮影動作終了後に補助
光発光手段を再点灯させるとことにより、連続して撮影
を行う場合に、撮影毎に補助光を点灯させるとった面倒
を省くことができる。
【0020】本願請求項11に記載の発明は、被写体へ
の照明光の照射状態を撮影前に確認するために発光する
モデリング発光を行うことが可能なカメラアクセサリに
おいて、前記制御手段は、前記補助光発光手段が点灯し
ているか否かを判別し、点灯しているときにはモデリン
グ発光を禁止することを特徴とする。ここで、モデリン
グ発光が行われているか否かを判別し、モデリング発光
が行われているときには補助光発光手段の点灯を禁止す
るようにすることがもできる。
【0021】このようにモデリング発光および補助光発
光手段の点灯を行う場合には、いずれか一方を優先させ
ることにより、モデリング発光と補助光発光手段の点灯
が同時に行われることで補助光発光手段の点灯が有効に
利用されない事態を回避することができる。
【0022】なお、上述した本発明のカメラアクセサリ
と、このカメラアクセサリが着脱可能であるとともにカ
メラアクセサリとの通信が可能であり、補助光発光手段
のすくなくとも点灯を指示する信号をカメラアクセサリ
に送信するカメラとでカメラシステムを構成することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態であるカメラシステムの特徴を最も表す図
であり、以下順を追って説明する。この図1は、本実施
形態におけるカメラシステムの主に光学的な構成を説明
した横断面図である。本実施形態では、1眼レフレック
スカメラを用いている。
【0024】1はカメラ本体であり、この中に光学部
品、メカ部品、電気回路、フィルムなどを収納し、写真
撮影が行えるようになっている。2は主ミラーで、観察
状態と撮影状態とに応じて撮影光路上へ斜設されたり退
去されたりする。この主ミラー2はハーフミラーとなっ
ており、斜設されているときも被写体からの光線の約半
分を透過させている。この透過光は、後述する焦点検出
光学系に導かれる。
【0025】3は撮影レンズ12〜14の予定結像面に
配置されたピント板、4はファインダ光路変更用のペン
タダハプリズムである。5はファインダで、撮影者はこ
のファインダ5からピント板3に結像された撮影画面を
観察することができる。
【0026】6、7は観察画面内の被写体輝度を測定す
るための結像レンズと多分割測光センサで、結像レンズ
6はペンタダハプリズム4内の反射光路を介してピント
板3と多分割測光センサ7を共役に関係付けている。8
は撮影時に開閉動作するシャッタである。9は感光部材
で、銀塩フィルム等が用いられる。また、感光部材9は
CCD等の撮像素子であっても構わない。
【0027】25はサブミラーであり、被写体からの光
線を下方に折り曲げて、焦点検出ユニット26に導いて
いる。焦点検出ユニット26は、2次結像ミラー27、
2次結像レンズ28、焦点検出ラインセンサ29等で構
成されている。2次結像ミラー27及び2次結像レンズ
28により焦点検出光学系を成しており、撮影光学系の
2次結像面を焦点検出ラインセンサ29上に結んでい
る。
【0028】焦点検出ユニット26は、後述の電気回路
の処理において既知の位相差検出法により撮影画面内の
被写体の焦点調節状態を検出する。そして、この検出結
果に基づいて撮影レンズの焦点調節機構を制御すること
により、自動的にピント合わせを行っている。
【0029】23は測光レンズであり、フィルム面で反
射した光を後述するフィルム面測光センサ24へ導く。
24はフィルム面を測光するためのフィルム面測光セン
サである。この測光レンズ23及びフィルム面測光セン
サ24は、露光中にフィルム面に到達した光の拡散反射
を利用して露光量を測定し、この測定結果に基づいて閃
光装置の適正光量を得る、いわゆるTTL調光に使用さ
れる。
【0030】10はカメラ本体1とレンズ鏡筒11間の
インターフェイスとなるマウント接点群であり、11は
カメラ本体に着脱可能なレンズ鏡筒である。12は1群
レンズで、光軸方向に進退(図中の左右方向に可動)す
ることで、撮影画面のピント位置を調整することができ
る。13は2群レンズで、光軸方向に進退することで撮
影レンズの焦点距離を変更し、撮影倍率を変化させるこ
とができる。14は3群固定レンズである。15は露光
量を調整する撮影レンズ絞りである。
【0031】16は1群レンズ駆動モータであり、自動
焦点調節動作に従って1群レンズ12を光軸方向に進退
させることにより自動的にピント位置を調整することが
できる。17は絞り駆動モータであり、撮影レンズ絞り
15を開放にしたり、絞ったりすることができる。
【0032】18は外付け閃光装置の制御部で、カメラ
本体1に取り付けられ、カメラ本体1からの信号に従っ
て発光制御を行うものである。19は閃光装置の発光部
で、接続コード30により制御部18と電気的に接続し
ている。
【0033】304は放電管で、電流エネルギーを発光
エネルギーに変換する。20は反射板、21はフレネル
レンズであり、この反射板20及びフレネルレンズ21
は放電管304で発光した光を効率良く被写体に向けて
集光させる。
【0034】310は発光部19内に設けられたランプ
(本願請求項に記載の補助光発光手段)であり、撮影レ
ンズの焦点調節状態を検出する際に被写体に照射される
フォーカシングランプを点灯する。発光部19内にはラ
ンプの代わりに白色LEDを用いてもよい。321はフ
レネルレンズ、322は反射笠であり、ランプ310の
光を効率良く被写体に照らす。22はカメラ本体1と制
御部18間のインターフェイスとなる公知の閃光装置接
点群である。
【0035】図2及び図3には、本実施形態のカメラシ
ステムにおける電気回路ブロック図を示してある。図2
はカメラ本体1側とレンズ鏡筒11側の電気回路ブロッ
ク図を示し、図3は閃光装置側の電気回路ブロック図を
示す。なお、図1で説明した部材と対応するものについ
ては同一符号を付す。
【0036】図2において、カメラ動作全体の制御を行
うカメラマイコン100(本願請求項に記載の制御手
段)には、焦点検出回路105、測光回路106、シャ
ッタ制御回路107、モータ制御回路108、フィルム
走行検知回路109、スイッチセンス回路110、LC
D表示回路111、フィルム面反射測光回路114が接
続されている。また、このカメラマイコン100には、
データの書き換えが可能なEEPROM100b及びA
/D変換器100cが内蔵されている。
【0037】また、カメラマイコン100は、マウント
接点群10を介してレンズ鏡筒11側(レンズマイコン
112)と信号の伝達を行う。さらに、閃光装置が直接
カメラ本体1に取り付けられた状態では、閃光装置接点
群22を介して閃光装置側(閃光装置マイコン307)
と信号の伝達を行う。
【0038】ラインセンサ29は焦点調節状態を検出す
るためのもので、撮影光学系の2次結像面にペアで、撮
影画面内に設けられた複数の測距ポイントのうち各測距
ポイントに対応している。ここで、撮影者操作又は自動
により複数の測距ポイントのうちいずれかの測距ポイン
トが選択される。焦点検出回路105は、カメラマイコ
ン100の信号に従ってラインセンサ29の蓄積制御と
読み出し制御を行い、ラインセンサ29で光電変換され
た画素情報をカメラマイコン100に出力する。
【0039】カメラマイコン100は、焦点検出回路1
05の出力信号(画素情報)をA/D変換し周知の位相
差検出法による焦点検出を行う。そして、カメラマイコ
ン100は、焦点検出情報に基づいてレンズマイコン1
12と信号のやりとりを行うことによりレンズの焦点調
節を行う。
【0040】測光回路106は、カメラマイコン100
から信号を受けることにより、画面内に設けられた各エ
リアにおける被写体輝度情報として、画面内を複数のエ
リアに分割した多分割測光センサ7の出力をカメラマイ
コン100に出力するシャッタ制御回路107は、カメ
ラマイコン100からの信号に従って、シャッタ先幕
(MG−1)及びシャッタ後幕(MG−2)を走行させ
る。このシャッタ先幕(MG−1)の走行に次いでシャ
ッタ後幕(MG−2)が走行することにより、露光が行
われる。
【0041】モータ制御回路108は、カメラマイコン
100からの信号に従ってモータの駆動制御を行うこと
により、主ミラー2のアップダウン(撮影光路上への斜
設又は退去)、シャッタのチャージ、フィルムの給送を
行っている。フィルム走行検知回路109は、フィルム
給送時にフィルムが1駒分巻き上げられたか否かを検知
し、この検知情報をカメラマイコン100に送る。
【0042】SW1は、カメラ本体1に設けられた不図
示のレリーズボタン(本願請求項に記載の操作部材)の
第1ストローク(半押し操作)でON状態となり、測光
動作や自動焦点調節動作といった撮影準備動作を開始さ
せるためのスイッチとなる。SW2は、レリーズボタン
の第2ストローク(全押し操作)でON状態となり、撮
影動作を開始させるためのスイッチとなる。
【0043】SW1やSW2のON/OFF信号、カメ
ラ本体1に設けられた操作部材(レリーズボタンを除
く)の操作によるON/OFF信号は、スイッチセンス
回路110が検知し、カメラマイコン100に送ってい
る。SWXは、シャッタの全開にともなってON状態と
なるスイッチであり、閃光装置側(閃光装置マイコン3
07)に、メイン発光を行わせる際の発光タイミングを
送っている。
【0044】LCD表示回路111は、ファインダ内L
CD41とモニタ用LCD42の表示をカメラマイコン
100からの信号に従って制御している。
【0045】114はフィルム面反射測光回路であり、
カメラマイコン100はフィルム面反射測光回路114
との信号のやりとりにより、フィルム面測光センサ24
の測光情報を得ることができる。このフィルム面測光セ
ンサ24は、多分割測光センサ7と同様に画面内を分割
しており、撮影画面と共役に関係付けられたそれぞれの
エリアの輝度を測定することができる。
【0046】次に、レンズ鏡筒11側の回路構成につい
て説明する。
【0047】カメラマイコン100とレンズマイコン1
12は、マウント接点群10を介して相互に電気的に接
続される。このマウント接点群10は、レンズ内の1群
レンズ駆動モータ16及び絞り駆動モータ17の電源用
接点であるL0、レンズマイコン112の電源用接点で
あるL1、公知のシリアルデータ通信を行うためのクロ
ック用接点L2、カメラマイコン100からレンズマイ
コン112へ所定のデータを送るためのデータ送信用接
点L3、レンズマイコン112からカメラマイコン10
0へ所定のデータを送るためのデータ送信用接点L4、
モータ16、17の電源に対するモータ用グランド接点
であるL5、レンズマイコン112の電源に対するグラ
ンド接点であるL6で構成されている。
【0048】レンズマイコン112は、マウント接点群
10を介してカメラマイコン100からの信号を受ける
ことにより、1群レンズ駆動モータ16や絞り駆動モー
タ17を駆動して、レンズの焦点調節と絞りを制御して
いる。
【0049】35は光検出器、36はパルス板であり、
レンズマイコン112が光検出器35の出力を受けてパ
ルス数をカウントすることにより1群レンズ12の位置
情報を得ることができる。これにより、レンズの焦点調
節を行ったり、被写体の絶対距離情報をカメラマイコン
100に送ったりすることができる。43はレンズの調
整情報を記憶するEEPROMである。
【0050】次に、図3を用いて閃光装置の回路構成に
ついて説明する。
【0051】301は閃光装置の電源である電池、30
2は電池電圧を数百Vの昇圧する昇圧部である。303
は主コンデンサであり、昇圧部302の出力を充電す
る。307は閃光装置のマイクロコンピュータ(以下、
閃光装置マイコン)で、閃光装置の動作を制御する。
【0052】304は放電管で、主コンデンサ303に
蓄えられたエネルギーを光に変換する。305はトリガ
回路で、閃光装置マイコン307からの信号をうけ、放
電管304の発光開始時に数千ボルトの高圧を印加す
る。
【0053】306は発光制御部で、閃光装置マイコン
307の制御信号を受け放電管304の発光開始時に導
通状態となり、この導通状態により主コンデンサ303
の陽極、放電管304、主コンデンサ303の陰極間で
放電ループが形成される。また、放電管304の発光停
止時には、発光制御部306が非道通状態となり放電ル
ープを遮断する。
【0054】308はランプ310(フォーカシングラ
ンプ)の点灯、消灯を切り換えるために操作されるスイ
ッチである。311は抵抗、312はランプ310の点
灯を制御すためのスイッチング手段であるトランジスタ
である。なお、本実施形態ではランプ310の点灯回路
を単純なスイッチング手段と抵抗で構成したが、定電圧
回路や定電流回路を用いても構わない。
【0055】22はカメラマイコン100と閃光装置マ
イコン307間のインターフェイスとなる公知の閃光装
置接点群である。閃光装置マイコン307において、S
0はカメラマイコン100からのクロック用の端子、S
1はS0のクロックに同期したカメラマイコン100か
ら閃光装置マイコン307へ所定のデータを送信するた
めの端子、S2はS0のクロックに同期した閃光装置マ
イコン307からカメラマイコン100へ所定のデータ
を送信するための端子、S3はカメラのSW1がON状
態になると所定時間Lレベルとなる端子、S4は発光開
始信号であるX端子、S5はGND端子である。
【0056】次に、閃光装置のメインルーチン動作を図
4のフローチャートに沿って説明する。閃光装置に設け
られた電源スイッチ(不図示)をON状態にすると、S
1001から動作をスタートする。
【0057】S1002では昇圧部302を動作させ
て、主コンデンサ303への充電を開始する。S100
3では、ランプ310の点灯/消灯を切り換えるための
スイッチ308のON/OFF状態を判別し、OFF状
態であればS1004に進み、ON状態であればS10
07に進む。
【0058】S1007では、S1003の判断時点よ
り前におけるスイッチ308のON/OFF状態を判別
する。ここで、スイッチ308がON状態、つまりスイ
ッチ308がON状態のままであればS1004に進
み、スイッチ308がOFF状態、つまりスイッチ30
8がOFF状態からON状態に切り換わった場合にはS
1008に進む。
【0059】S1008では、ランプ310が点灯して
いるか否かを判別し、点灯中であればS1010に進
み、消灯中であればS1009に進む。
【0060】S1009では、閃光装置マイコン307
のFLAMP端子をHレベルにすることにより、トラン
ジスタ312をON状態にしてランプ310を点灯さ
せ、その後S1004に進む。S1010では、閃光装
置マイコン307のFLAMP端子をLレベルにするこ
とにより、トランジスタ312をOFF状態にしてラン
プ310を消灯させ、その後S1004に進む。
【0061】S1004では、閃光装置の主電源スイッ
チ(不図示)のON/OFF状態を判別し、主電源スイ
ッチがON状態であればS1002に戻り、OFF状態
であればS1005に進む。S1005では昇圧部30
2を停止させることにより充電を終了し、S1006で
閃光装置マイコン307は動作を停止する。
【0062】次に、ランプ310の点灯/消灯の切り換
え動作を含むカメラマイコン100のメインルーチン動
作を図5のフローチャートに沿って説明する。
【0063】S101でメインルーチン動作が開始され
ると、まずS102においてレリーズボタンの第1スト
ロークでONするSW1のON/OFF状態を判別す
る。そして、SW1のON状態を検出するまではこの動
作を繰り返し、SW1のON状態を検出するとS103
に移行する。
【0064】S103では、S102の判断時点より前
におけるSW1のON/OFF状態を判別する。ここ
で、SW1がOFF状態、つまりSW1がOFF状態か
らON状態に切り換わった場合にはS111に進む。ま
た、SW1がON状態、つまりSW1がON状態のまま
ならS104に進む。
【0065】S111では、カメラ本体と閃光装置間の
インターフェイスとなる接点群22におけるS3端子を
所定時間の間Lレベルにする。このS3端子がLレベル
となっている間は、後述(図6のフローチャート)する
ように閃光装置マイコン307においてランプ310の
点灯/消灯を切り換えるための割り込み処理が行われ
る。
【0066】S104では、カメラマイコン100は、
測光回路106より画面内に設けられた複数のエリアに
おける被写体輝度情報をA/D変換により得る。カメラ
マイコン100は、この輝度情報に基づいて後述する撮
影動作の際のシャッタスピード及び絞り値を演算により
求める。
【0067】S105では、オートフォーカス(AF)
とマニュアルフォーカス(MF)を切り換えるための操
作部材の操作により、AF/MFのいずれが選択されて
いるかを判別する。ここで、AFが選択されている場合
にはS106へ進み、MFが選択されている場合にはS
108へ進む。
【0068】S106では、カメラマイコン100は焦
点検出回路105を駆動することにより周知の位相差検
出法による焦点検出動作を行う。S107では、撮影者
操作により又は自動的に選択された測距ポイントにおい
て合焦となるように、カメラマイコン100はレンズマ
イコン112と通信を行うことによってレンズの焦点調
節を行う。ここで、カメラマイコン100は、レンズ合
焦位置での絶対距離情報をレンズマイコン112との通
信によって得ることができる。なお、MFのときには、
撮影者操作に応じてレンズの駆動が行われる。
【0069】S108では、レリーズボタンの第2スト
ロークでONするSW2のON/OFF状態を判別す
る。SW2がOFF状態であればS102に戻り、ON
状態であればS109のレリーズ動作に進む。
【0070】S109では、S104で得られた適正な
シャッタースピード及び絞り値に基づいて撮影動作を行
う。すなわち、主ミラー2をアップさせてサブミラー2
5ともども撮影光路より退去させ、適正絞り値に基づい
て絞り駆動モータ17を駆動することにより絞りを制御
し、適正シャッタスピードに基づいてシャッタ制御回路
107を駆動することによりシャッタ先幕及びシャッタ
後幕の走行を制御する。
【0071】ここで、S104の測光動作において、測
光結果である被写体輝度が所定値よりも小さいと判断さ
れた場合には、閃光装置でメイン発光が行われる。この
メイン発光は、シャッタの全開に同期してSWXがON
状態となることにより開始される。
【0072】撮影動作終了後は、撮影光路より退去され
た主ミラー2(サブミラー25を含む)をダウンさせて
再び撮影光路上へ斜設させる。また、モータ制御回路1
08の駆動によりフィルムの給送を行い、フィルム走行
検知回路109の検知結果に基づいてフィルムを1駒巻
き上げたところでフィルム給送を停止させる。そして、
S110でカメラのメインルーチン動作が終了する。
【0073】次に、カメラ本体1側からフォーカシング
ランプの点灯/消灯を切り換える操作を行ったときの閃
光装置マイコン307における動作について図6に示す
フローチャートに沿って説明する。
【0074】カメラマイコン100と閃光装置マイコン
307間のインターフェイスとなる接点群22における
S3端子がHレベルからLレベルに切り換わる(図5の
S111)と、以下に説明する割り込み処理が開始され
る(S1101)。
【0075】S1102では、レリーズボタンの半押し
操作(SW1)が2回行われた際における操作間隔の時
間を計測するSW1間隔タイマが動作しているか否かを
判別し、動作していればS1103に進み、動作停止中
であればS1108に進む。S1108では、SW1間
隔タイマをリセットした後にタイマ動作を開始させ、S
1107に進む。
【0076】S1103では、SW1間隔タイマにより
計測された時間(T0)が所定時間の範囲内(Tmin
≦T0≦Tmax)であるか否かを判別する。「Tmi
n≦T0≦Tmax」と判別したとき、つまりカメラ本
体におけるレリーズボタンの半押し操作が所定時間の範
囲内に2回行われたと判断したときにはS1104に進
み、そうでなければS1109に進む。
【0077】S1109では、T0がSW1間隔タイマ
のカウント有効時間(T1)以上であるか否かを判別
し、「T0≧T1」であれば1回目のレリーズボタンの
半押し操作が行われたと判断してS1108に進み、そ
うでなければS1106に進む。
【0078】S1104では、ランプ310が点灯して
いるか否かを判別し、点灯中であればS1110に進
み、消灯中であればS1105に進む。S1105で
は、閃光装置マイコン307のFLAMP端子をHレベ
ルにすることにより、トランジスタ312をON状態に
してランプ310を点灯させ、その後S1106に進
む。
【0079】S1110では、閃光装置マイコン307
のFLAMP端子をLレベルにすることにより、トラン
ジスタ312をOFF状態にしてランプ310を消灯さ
せ、その後S1106に進む。
【0080】S1106では、SW1間隔タイマの動作
を停止させてS1107に進む。そして、S1107で
割り込み動作を終了してメインルーチンにもどる。
【0081】このように、閃光装置マイコン307は、
カメラマイコン100との通信によりレリーズボタンの
半押し操作が所定時間の範囲内において2回連続して行
われたと判断したときには、レリーズボタン操作前にお
けるランプ310の点灯状態に応じてランプ310を点
灯させたり消灯させたりする。これにより、両手でカメ
ラを保持して撮影を行う状態であっても、レリーズボタ
ンを上述したように操作することにより、容易にフォー
カシングランプを点灯させたり、消灯させたりすること
ができ、撮影者にとって使い勝手が良くなる。
【0082】次に、閃光装置におけるメイン発光動作に
ついて図7に示すフローチャートに沿って説明する。
【0083】カメラ本体1側のSWXがON状態になる
と(図5のS109)、カメラマイコン100と閃光装
置マイコン307間のインターフェイスとなる接点群2
2におけるS4端子がLレベルとなり、閃光装置マイコ
ン307はこのLレベルの信号を受けることによりメイ
ン発光開始の割り込み処理を開始する(S1301)。
【0084】S1302では、ランプ310が点灯して
いるか否かを判別し、点灯していればS1307に進
み、そうでなければS1303に進む。S1307で
は、閃光装置マイコンS307のFLAMP端子をLレ
ベルにしてランプ310を消灯させ、S1303に進
む。
【0085】S1303では、閃光装置マイコン307
が発光制御部306を導通状態とする。S1304で
は、閃光装置マイコン307のTRIG端子を所定時間
の間Hレベルとすることにより、トリガ回路305は放
電管304に高圧を与えて励起させ、これにより放電管
304が発光を始める。
【0086】放電管304で照射された光は、被写体で
反射して撮影レンズ12〜14を通り、フィルム面で反
射され、フィルム面測光センサ24で受光される。フィ
ルム面測光センサ24で受光された光は、フィルム面反
射測光回路114で積分処理され、この積分処理に基づ
いて受光量が適正露出レベルになると、カメラマイコン
100がSWXをOFF状態とすることによりS4端子
をLレベルからHレベルに切り換える。
【0087】S1305では、上述したようにS4端子
がHレベルになるまで待機し、S4端子がHレベルとな
った時点でS1306に進む。S1306では発光制御
部306を遮断状態にし、放電管304の放電を停止さ
せる。S1308では、メイン発光の割り込み処理を終
了し、メインルーチンに戻る。
【0088】本実施形態のカメラシステムによれば、両
手でカメラを保持した状態においても、カメラ本体に設
けられたレリーズボタンの半押し動作を所定時間の間に
2回行うことによりフォーカシングランプの点灯/消灯
を切り換えることができるため、フォーカシングランプ
の点灯/消灯を切り換えるために片手を閃光装置へ移動
させる必要はなくなり、撮影者にとって使い勝手が良く
なる。
【0089】また、閃光装置をメイン発光させて撮影動
作を行うときには、フォーカシングランプを消灯させて
いるため、フォーカシングランプの光が撮影画面に写り
込むのを防止することができる。
【0090】なお、本実施形態では、レリーズボタンの
2回の半押し動作が所定時間の範囲内で行われているか
否かの判断を、閃光装置マイコン307により行ってい
るが(図6)、カメラマイコン100により行うように
してもよい。
【0091】(第2実施形態)本発明の第2実施形態で
あるカメラシステムについて以下に説明する。
【0092】本実施形態におけるカメラシステムの光学
的な構成は第1実施形態におけるカメラシステムの光学
的な構成(図1)と同じであり、回路構成も第1実施形
態における回路構成(図2及び図3)と同じである。ま
た、本実施形態における閃光装置のメインルーチン動作
も第1実施形態における閃光装置のメインルーチン動作
(図4のフローチャート)と同じで、メイン発光時の動
作も第1実施形態におけるメイン発光動作(図7のフロ
ーチャート)と同じである。
【0093】以下に、第1実施形態との相違点、具体的
にはフォーカシングランプの点灯/消灯を切り換える際
の処理動作や閃光発光装置のメイン発光後の処理動作に
ついて説明する。
【0094】まず、ランプ310の点灯/消灯の切り換
え動作を含むカメラマイコン100のメインルーチン動
作について図8のフローチャートに沿って説明する。
【0095】S201でメインルーチン動作が開始され
ると、まずS202においてレリーズボタンの第1スト
ロークでONするSW1のON/OFF状態を判別す
る。そして、SW1のON状態を検出するまではこの動
作を繰り返し、SW1のON状態を検出するとS203
に移行する。
【0096】S203では、カメラマイコン100は、
測光回路106より画面内に設けられた複数のエリアに
おける被写体輝度情報をA/D変換により得る。カメラ
マイコン100は、この輝度情報に基づいて後述する撮
影動作の際のシャッタスピード及び絞り値を演算により
求める。
【0097】S204では、オートフォーカス(AF)
とマニュアルフォーカス(MF)を切り換えるための操
作部材の操作により、AF/MFのいずれが選択されて
いるかを判別する。ここで、AFが選択されている場合
にはS205へ進み、MFが選択されている場合にはS
207に進む。
【0098】S205では、カメラマイコン100は焦
点検出回路105を駆動することにより周知の位相差検
出法による焦点検出動作を行う。S206では、撮影者
操作又は自動的に選択された測距ポイントにおいて合焦
となるように、カメラマイコン100はレンズマイコン
112と通信を行うことによってレンズの焦点調節を行
う。ここで、カメラマイコン100は、レンズ合焦位置
での絶対距離情報をレンズマイコン112との通信によ
って得ることができる。なお、MFの場合には、撮影者
操作に応じたレンズ駆動が行われる。
【0099】S207では、レリーズボタンの第2スト
ロークでONするSW2のON/OFF状態を判別す
る。SW2がOFF状態であればS214に進み、ON
状態であればS208のレリーズ動作に進む。
【0100】S214では、S202の判断時点より前
におけるSW1のON/OFF状態を判別する。ここ
で、SW1がOFF状態である場合、つまりSW1がO
FF状態からON状態に切り換わった場合にはS215
に進む。また、SW1がON状態、つまりSW1がON
状態のままならS202にもどる。
【0101】S215では、レリーズボタンの半押し操
作(SW1)が2回行われた際における操作間隔の時間
を計測するSW1間隔タイマが動作しているか否かを判
別し、動作していればS216に進み、動作停止中であ
ればS218に進む。
【0102】S218では、SW1間隔タイマをリセッ
トした後にタイマ動作を開始させ、S202に戻る。
【0103】S216では、SW1間隔タイマにより計
測された時間(T0)が所定時間の範囲内(Tmin≦
T0≦Tmax)であるか否かを判別する。「Tmin
≦T0≦Tmax」と判別したとき、つまりカメラ本体
におけるレリーズボタンの半押し操作が所定時間の範囲
内に2回行われたと判断したときにはS217に進み、
そうでなければS219に進む。
【0104】S217では、ランプ310を点灯又は消
灯させるための命令をシリアル通信によりカメラマイコ
ン100から閃光装置マイコン307へ送り、S220
に進む。S219では、T0がSW1間隔タイマのカウ
ント有効時間(T1)以上であるか否かを判別し、「T
0≧T1」であれば1回目のレリーズボタンの半押し操
作が行われたと判断しS218に進み、そうでなければ
S220に進む。S220では、SW1間隔タイマの動
作を停止させてS202に進む。
【0105】S208では、S203で得られた適正な
シャッタスピード及び絞り値に基づいて撮影動作を行
う。すなわち、主ミラー2をアップさせてサブミラー2
5ともども撮影光路より退去させ、適正絞り値に基づい
て絞り駆動モータ17を駆動することにより絞りを制御
し、適正シャッタスピードに基づいてシャッタ制御回路
107を駆動することによりシャッタ先幕及びシャッタ
後幕の走行を行う。
【0106】ここで、S203の測光動作において、測
光結果である被写体輝度が所定値よりも小さいと判断し
た場合には、閃光装置でメイン発光が行われる。このメ
イン発光は、シャッタの全開に同期してSWXがON状
態となることにより開始される。
【0107】撮影動作終了後は、撮影光路より退去され
た主ミラー2(サブミラー25を含む)をダウンさせて
再び撮影光路上へ斜設させる。また、モータ制御回路1
08の駆動によりフィルムの給送を行い、フィルム走行
検知回路109の検知結果に基づいてフィルムを1駒巻
き上げたところでフィルム給送を停止させる。
【0108】S209では、レリーズボタンの半押し操
作が1駒撮影後の所定時間内に行われたか否かを判断す
るための発光後SW1受付タイマをスタートさせる。S
210では、発光後SW1受付タイマの計測時間(T
A)が所定時間(TAmax)内であるか否かを判別
し、「TA≦TAmax」であればS212に進み、そ
うでなければS211に進む。
【0109】S212では、レリーズボタンの半押し操
作によりONするSW1のON/OFF状態を判別し、
SW1がOFF状態であればS210にもどり、ON状
態であればS213に進む。
【0110】S213では、ランプ310を点灯させる
ための命令をシリアル通信によりカメラマイコン100
から閃光装置マイコン307へ送る。そして、S211
でカメラのメインルーチン動作が終了する。
【0111】次に、閃光装置マイコン307におけるラ
ンプ310の点灯/消灯動作について説明する。
【0112】カメラマイコン100と閃光装置マイコン
307間のインターフェイスである接点群22における
S0端子から8発のクロックが閃光装置マイコン307
に入力されると閃光装置マイコン307は通信割り込み
を発生する。このときの割り込み動作を図9のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0113】S1201で通信割り込みがスタートす
る。S1202では、S0端子のクロックに同期したS
1端子においてカメラマイコン100から閃光装置マイ
コン307へ送られるデータが、ランプ310の点灯/
消灯を制御するための命令か否かを判断する。ここで、
ランプ310の点灯/消灯制御命令である場合にはS1
205に進み、そうでなければS1203に進む。
【0114】S1205では、ランプ310が点灯中か
否かを判断し、点灯中であればS1207に進み、消灯
中であればS1206に進む。S1207では、閃光装
置マイコン307のFLAMP端子をLレベルとするこ
とによりランプ310を消灯させる。S1206では、
閃光装置マイコン307のFLAMP端子をHレベルと
することによりランプ310を点灯させる。
【0115】S1203では、ランプ310の点灯/消
灯制御の命令以外の通信処理を行う。S1204では、
通信割り込みを終了し、閃光装置マイコン307はメイ
ンルーチン動作に戻る。
【0116】本実施形態のカメラシステムによれば、両
手でカメラを保持した状態においてもカメラ本体に設け
られたレリーズボタンの半押し動作を所定時間の間に2
回行うことにより、フォーカシングランプの点灯/消灯
を切り換えることができるため、フォーカシングランプ
を点灯又は消灯させるために片手を閃光装置へ移動させ
る必要はなくなり、撮影者にとって使い勝手が良くな
る。
【0117】また、1駒撮影後の所定時間内にレリーズ
ボタンを半押し操作することにより、フォーカシングラ
ンプを点灯させることができるため、撮影動作直後にフ
ォーカスランプを点灯させたい場合にも、レリーズボタ
ンの半押し操作で容易に点灯させることができる。
【0118】なお、本実施形態では、レリーズボタンの
2回の半押し操作が所定時間の範囲内で行われているか
否かの判断を、カメラマイコン100により行っている
が(図8)、閃光装置マイコン307により行うように
してもよい。
【0119】(第3実施形態)本発明の第3実施形態で
あるカメラシステムについて以下に説明する。
【0120】本実施形態におけるカメラシステムの光学
的な構成は第1実施形態におけるカメラシステムの光学
的な構成(図1)と同じであり、カメラ本体及びレンズ
鏡筒における回路構成も第1実施形態における回路構成
(図2)と同じである。また、本実施形態における閃光
装置のメインルーチン動作も第1実施形態における閃光
装置のメインルーチン動作(図4のフローチャート)と
同じで、メイン発光動作も第1実施形態のメイン発光動
作(図7のフローチャート)と同じである。
【0121】第1実施形態との差異を以下に説明する。
【0122】図10は本実施形態における閃光装置の電
気回路ブロック図である。本実施形態における閃光装置
では、第1実施形態における閃光装置の回路構成にモデ
リング発光開始用のスイッチ(MODEL SW)33
0が追加されている。なお、他の回路構成は、第1実施
形態における閃光装置の回路構成(図3)と同じであ
る。
【0123】図11は閃光装置マイコンにおける動作を
表すフローチャートで、閃光装置の電源スイッチ(不図
示)がON状態になると閃光装置マイコン307はS3
001から動作を開始する。
【0124】S3002では昇圧部302を起動し、主
コンデンサ303への充電を開始する。S3003で
は、ランプ310の点灯/消灯を切り換えるためのスイ
ッチ308のON/OFF状態を判別し、ON状態であ
ればS3007に進み、OFF状態であればS3004
に進む。
【0125】S3007では、モデリング発光を行うか
否かを指示するMODEL_FLGが1であるか否かを
判別する。なお、「MODEL_FLG=1」のときは
モデリング発光が行われる。ここで、「MODEL_F
LG=0」のときはS3009に進み、「MODEL_
FLG=1」のときはS3008に進み、ランプ310
の点灯を禁止する。
【0126】S3009では、S3003の判断時点よ
り前におけるスイッチ308のON/OFF状態を判別
する。ここで、スイッチ308がOFF状態、つまりス
イッチ308がOFF状態からON状態に切り換わった
場合にはS3010に進み、スイッチ308がON状
態、つまりスイッチ308がON状態のままであればS
3004に進む。
【0127】S3010では、ランプ310が点灯して
いるか否かを判別し、点灯中であればS3012に進
み、消灯中であればS3011に進む。
【0128】S3012では、閃光装置マイコン307
のFLAMP端子をLレベルにすることによりランプ3
10を消灯させてから、S3004に進む。S3011
では、閃光装置マイコン307のFLAMP端子をHレ
ベルにすることによりランプ310を点灯させてから、
S3004に進む。
【0129】S3004では、モデリング発光開始用の
スイッチ330のON/OFF状態を判別し、ON状態
であればS3013に進み、OFF状態であればS30
05に進む。
【0130】S3013では、S3004の判断時点よ
り前におけるスイッチ330のON/OFF状態を判別
する。ここで、スイッチ330がON状態、つまりスイ
ッチ330がON状態のままであればS3005に進
み、OFF状態、つまりスイッチ330がOFF状態か
らON状態に切り換わった場合にはS3014に進む。
【0131】S3014では、ランプ310が点灯中か
否かを判別し、点灯中であればS3005に進み、消灯
中であればS3015に進む。すなわち、フォーカシン
グランプが点灯中であれば、スイッチ330を操作して
もモデリング発光は禁止されるようになっている。
【0132】S3015では、MODEL_FLGを1
に設定するとともに、モデリング発光の回数をカウント
するカウンタ(以下MODEL_COUNT)に0に設
定し、S3005に進む。
【0133】S3005では、閃光装置の電源スイッチ
(不図示)のON/OFF状態を判別し、ON状態あれ
ばS3002にもどり、OFF状態であればS3006
に進む。S3006では、昇圧部302の動作を停止さ
せて主コンデンサ303への充電を停止する。そして、
S3007で閃光装置マイコン307は動作を停止す
る。
【0134】上述した動作により、モデリング発光中に
はフォーカシングランプの点灯が禁止され、フォーカシ
ングランプ点灯中にはモデリング発光が禁止される。こ
れにより、モデリング発光とフォーカシングランプの点
灯が同時に行われてフォーカシングランプが有効に機能
しなくなることを防止することができる。
【0135】次に、閃光装置が周期的に小発光を繰り返
し、被写体への光の当たり具合を見るためのモデリング
発光を行う際の動作を図12のフローチャートに沿って
説明する。
【0136】閃光装置マイコン307においては、所定
周期でモデリング発光を行うためのタイマ割込みが発生
する(S3101)。
【0137】S3102では、MODEL_FLGが1
か否かを判別し、「MODEL_FLG=1」であれば
S3104に進み、「MODEL_FLG=0」であれ
ばS3103に進む。
【0138】S3104では発光制御部306を導通状
態とし、S3105でトリガ回路305を所定時間ON
にして放電管304に高電圧を印加する。これにより放
電管304は発光を始める。
【0139】S3106では、放電管304が所定発光
量となる時間まで待機する。S3107では、発光制御
部306を非道通状態にして、放電管304の発光を停
止させる。ここで、放電管304の発光量を検出するよ
うにして、この検出結果に基づき放電管304の発光量
が所定の光量に達した時点で発光を停止させるようにす
ることができる。
【0140】S3108では、MODEL_COUNT
に1を加算する。S3109ではMODEL_COUN
Tがモデリング発光終了回数か否かを判別し、終了回数
であればS3110に進み、そうでなければS3103
に進む。
【0141】S3110では、MODEL_FLGを0
に設定してS3103に進む。S3103では、モデリ
ング発光の割り込みリルーチンを終了し、メインルーチ
ンに戻る。
【0142】次に、カメラ本体1側からフォーカシング
ランプの点灯/消灯を切り換える操作を行ったときの閃
光装置マイコン307における動作について図13に示
すフローチャートに沿って説明する。
【0143】カメラ本体におけるレリーズボタンの半押
し操作(SW1)により、カメラマイコン100と閃光
装置マイコン307間のインターフェイスである接点群
22におけるS3端子がHレベルからLレベルに切り換
わり、このLレベルに切り換わることにより閃光装置マ
イコン307において割り込み処理が開始される(S3
201)。
【0144】S3202では、レリーズボタンの半押し
操作(SW1)が2回行われた際における操作間隔の時
間を計測するSW1間隔タイマが動作しているか否かを
判別し、動作していればS3203に進み、動作停止中
であればS3209に進む。S3209では、SW1間
隔タイマをリセットした後にタイマ動作を開始させ、S
3208に進む。
【0145】S3203では、SW1間隔タイマにより
計測された時間(T0)が所定時間の範囲内(Tmin
≦T0≦Tmax)であるか否かを判別する。「Tmi
n≦T0≦Tmax」と判別したとき、つまりカメラ本
体におけるレリーズボタンの半押し操作が所定時間の範
囲内において2回行われたと判断したときにはS320
4に進み、そうでなければS3210に進む。
【0146】S3210では、T0がSW1間隔タイマ
のカウント有効時間(T1)以上であるか否かを判別
し、「T0≧T1」であれば1回目のレリーズボタンの
半押し操作が行われたと判断してS3209に進み、そ
うでなければS3207に進む。
【0147】S3204では、ランプ310が点灯して
いるか否かを判別し、消灯中であればS3205に進
み、点灯中であればS3211に進む。S3205で
は、閃光装置マイコン307のFLAMP端子をHレベ
ルにすることにより、トランジスタ312をON状態に
してランプ310を点灯させ、その後S3206に進
む。S3206では、MODEL_FLGを0に設定す
る。
【0148】S3211では、閃光装置マイコン307
のFLAMP端子をLレベルにすることにより、トラン
ジスタ312をOFF状態にしてランプ310を消灯さ
せ、その後S3207に進む。
【0149】S3207では、SW1間隔タイマの動作
を停止させてS3208に進む。そして、S3208で
割り込み動作を終了してメインルーチンにもどる。
【0150】上述した動作によれば、カメラ本体側から
のフォーカシングランプ点灯操作(レリーズボタンの2
回の半押し操作)がフォーカシングランプを優先的に点
灯させる操作となり、モデリング発光中でもレリーズボ
タンの2回の半押し操作によりフォーカシングランプを
点灯させるとともにモデリング発光を禁止することが可
能になる。
【0151】(第4実施形態)本発明の第4実施形態で
あるカメラシステムについて以下に説明する。
【0152】本実施形態のカメラシステムの光学的な構
成は、第1実施形態におけるカメラシステムの光学的な
構成(図1)と同じであり、回路構成も第1実施形態に
おける回路構成(図2及び図3)と同じである。また、
本実施形態における閃光装置のメインルーチン動作も第
1実施形態における閃光装置のメインルーチン動作(図
4のフローチャート)と同じである。さらに、カメラ本
体1側からフォーカシングランプの点灯/消灯を切り換
える操作を行ったときの閃光装置マイコン307におけ
る動作は第1実施形態における動作(図6)と同じであ
り、ランプ310の点灯/消灯の切り換え動作を含むカ
メラマイコン100のメインルーチン動作は第1実施形
態における動作(図5)と同じである。
【0153】以下、第1実施形態との相違点である閃光
装置のメイン発光動作を図14のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0154】カメラ本体1側のSWXがON状態になる
と、カメラマイコン100と閃光装置マイコン307間
のインターフェイスとなる接点群22におけるS4端子
がLレベルとなり、閃光装置マイコン307はこのLレ
ベルの信号を受けることによりメイン発光開始の割り込
み処理を開始する(S2001)。
【0155】S2002では、ランプ310が点灯して
いるか否かを判別し、点灯していればS2002−1に
進み、そうでなければS2003に進む。S2002−
1では、閃光装置マイコン307のFLAMP端子をL
レベルにしてランプ310を消灯させ、S2003に進
む。
【0156】S2003では、発光制御部306を導通
状態とする。S2004では、閃光装置マイコン307
のTRIG端子を所定時間の間Hレベルとすることによ
り、トリガ回路305は放電管304に高圧を与えて励
起させ、これにより放電管304は発光を始める。
【0157】放電管304で照射された光は、被写体で
反射して撮影レンズ12〜14を通り、フィルム面で反
射され、フィルム面測光センサ24で受光される。フィ
ルム面測光センサ24で受光された光は、フィルム面反
射測光回路114で積分処理され、この積分処理に基づ
いて受光量が適正露出レベルになると、カメラマイコン
100がSWXをOFF状態とすることによりS4端子
をLレベルからHレベルに切り換える。
【0158】S2005では、上述したようにS4端子
がHレベルになるまで待機し、S4端子がHレベルとな
った時点でS2006に進む。S2006では、発光制
御部306を遮断状態にし、放電管304の放電を停止
させる。
【0159】S2007では、メイン発光前(撮影前)
にランプ310が点灯していたか否かを判別し、メイン
発光前に点灯していればS2009に進み、点灯してい
なければS2008に進む。
【0160】S2009では、カメラ本体における撮影
動作が終了するまで待機する。S2010では、閃光装
置マイコン307のFLAMP端子をHレベルとするこ
とによりランプ310を点灯させる。S2008では、
メイン発光動作を終了し、メインルーチンに戻る.上述
したように本実施形態は、閃光装置のメイン発光前(撮
影動作前)にフォーカシングランプが点灯しているか否
かを判別して、メイン発光前にフォーカシングランプが
点灯している場合には、カメラの撮影動作終了後に自動
的にフォーカシングランプを再点灯させている。これに
より、連続して撮影を行う場合には、1駒撮影を行うた
びにフォーカシングランプを点灯させる操作が不要にな
り、撮影者にとって使い勝手が良くなる。
【0161】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、カ
メラアクセサリ側に設けられた補助光発光手段の少なく
とも点灯を自動焦点調節動作から独立して指示するため
に操作される操作手段をカメラ本体に設けることによ
り、カメラ本体やレンズ鏡筒を保持した手をカメラアク
セサリ側に移動させなくても、容易に補助光発光手段を
点灯させることができ、撮影者にとって使い勝手が良く
なる。この場合、例えば撮影準備動作を開始させるレリ
ーズスイッチが所定時間内に複数回行われることによっ
て上記点灯指示が送信されるようにすれば、カメラ本体
に新たな操作部材を設けることなく上記点灯指示をカメ
ラアクセサリに送信することができる。
【0162】また、本願請求項4に記載の発明によれ
ば、撮影動作開始時に補助光発光手段を消灯させたとき
でも、撮影動作開始前に補助光発光手段が点灯している
ときには、撮影動作終了後に補助光発光手段を再点灯さ
せることにより、連続して撮影を行う場合に、撮影毎に
補助光発光手段を点灯させるといった面倒を省くことが
できる。
【0163】本願請求項6又は7に記載の発明によれ
ば、モデリング発光および補助光発光手段の点灯を行う
場合に、いずれか一方だけを許容することにより、モデ
リング発光と補助光発光手段の点灯が同時に行われるこ
とで補助光発光手段の点灯が有効に利用されない事態を
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるカメラシステムの光学
的な構成を示した断面図。
【図2】 第1実施形態におけるカメラ本体及びレンズ
鏡筒の電気回路ブロック図。
【図3】 第1実施形態における閃光装置の電気回路ブ
ロック図。
【図4】 第1実施形態における閃光装置のメインルー
チンを示すフローチャート。
【図5】 第1実施形態におけるカメラのメインルーチ
ンを示すフォローチャート。
【図6】 第1実施形態の閃光装置におけるフォーカシ
ングランプの点灯/消灯切換動作を示すフォローチャー
ト。
【図7】 第1実施形態の閃光装置におけるメイン発光
動作を示すフォローチャート。
【図8】 第2実施形態におけるカメラのメインルーチ
ンを示すフォローチャート。
【図9】 第2実施形態の閃光装置におけるフォーカシ
ングランプの点灯/消灯切換動作を示すフローチャー
ト。
【図10】 第3実施形態における閃光装置の電気回路
ブロック図。
【図11】 第3実施形態における閃光装置のメインル
ーチンを示すフローチャート。
【図12】 第3実施形態の閃光装置におけるモデリン
グ発光動作を示すフローチャート。
【図13】 第3実施形態の閃光装置におけるフォーカ
シングランプの点灯/消灯切換動作を示すフォローチャ
ート。
【図14】 第4実施形態の閃光装置におけるメイン発
光動作を示すフォローチャート。
【符号の説明】
1:カメラ本体、11:レンズ鏡筒、18:制御部、1
9:発光部、20:反射板、21:フレネルレンズ、3
0:接続コード、304:放電管、310:フォーカシ
ングランプ、321:フレネルレンズ、322:反射
笠、100:カメラマイコン、112:レンズマイコ
ン、307:閃光装置マイコン、308:スイッチ(フ
ォーカシングランプの点灯/消灯切換用)、330:ス
イッチ(モデリング発光開始用)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系の焦点調節状態を検出する際
    に被写体に補助光を照射する補助光発光手段を備えたカ
    メラアクセサリが着脱可能であるとともに、このカメラ
    アクセサリとの通信が可能なカメラにおいて、 カメラ本体に設けられ、前記補助光発光手段の少なくと
    も点灯を前記撮影光学系の自動焦点調節動作から独立し
    て指示するために操作される操作手段と、 この操作手段の操作に応じて、前記カメラアクセサリ
    に、前記補助光発光手段の点灯を指示する信号を送信す
    る制御手段を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記操作手段が、撮影準備動作を開始さ
    せるために操作される操作部材であることを特徴とする
    請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記操作部材の操作が
    所定時間内に複数回行われたことに応じて、前記補助光
    発光手段の点灯を指示する信号を前記カメラアクセサリ
    に送信することを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラアクセサリが、カメラ本体に
    おける撮影動作開始に応じて前記補助光発光手段を消灯
    するようになっており、 前記制御手段は、撮影動作開始前に前記補助光発光手段
    が点灯していたか否かを判別し、点灯していたときに
    は、撮影動作終了後に前記補助光発光手段の再点灯を指
    示する信号を前記カメラアクセサリに送信することを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記カメラアクセサリが、カメラ本体に
    おける撮影動作開始に応じて前記補助光発光手段を消灯
    するようになっており、 前記制御手段は、撮影動作終了後の所定時間内における
    前記操作手段の操作に応じて、前記補助光発光手段の点
    灯を指示する信号を前記カメラアクセサリに送信するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記カメラアクセサリが、被写体への照
    明光の照射状態を撮影前に確認するために発光するモデ
    リング発光を行うことが可能な照明装置であり、 前記制御手段は、前記補助光発光手段が点灯しているか
    否かを判別し、点灯しているときにはモデリング発光を
    禁止する信号を前記照明装置に送信することを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記照明装置において
    モデリング発光が行われているか否かを判別し、モデリ
    ング発光が行われているときには前記補助光発光手段の
    点灯を禁止する信号を前記照明装置に送信することを特
    徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記カメラアクセサリが、被写体への照
    明光の照射状態を撮影前に確認するために発光するモデ
    リング発光を行うことが可能な照明装置であり、 前記制御手段は、前記照明装置のモデリング発光中に前
    記操作手段が操作されたことに応じて、前記補助光発光
    手段の点灯を指示する信号およびモデリング発光を禁止
    する信号を前記カメラアクセサリに送信することを特徴
    とする請求項1に記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 カメラとの通信が可能であって、撮影光
    学系の焦点調節状態を検出する際に被写体に照射される
    補助光を点灯する補助光発光手段を備えたカメラアクセ
    サリにおいて、 前記カメラからの前記撮影光学系の自動焦点調節動作か
    ら独立して前記補助光発光手段を制御するための信号に
    応じて、前記補助光発光手段を少なくとも点灯させる制
    御手段を有することを特徴とするカメラアクセサリ。
  10. 【請求項10】 前記カメラにおける撮影動作開始に応
    じて前記補助光発光手段を消灯するようになっており、 前記制御手段は、撮影動作開始前に前記補助光発光手段
    が点灯していたか否かを判別し、点灯していたときに
    は、撮影動作終了後に前記補助光発光手段を再点灯させ
    ることを特徴とする請求項9に記載のカメラアクセサ
    リ。
  11. 【請求項11】 被写体への照明光の照射状態を撮影前
    に確認するために発光するモデリング発光を行うことが
    可能なカメラアクセサリにおいて、 前記制御手段は、前記補助光発光手段が点灯しているか
    否かを判別し、点灯しているときにはモデリング発光を
    禁止することを特徴とする請求項9に記載のカメラアク
    セサリ。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、モデリング発光が行
    われているか否かを判別し、モデリング発光が行われて
    いるときには前記補助光発光手段の点灯を禁止すること
    を特徴とする請求項12に記載のカメラアクセサリ。
  13. 【請求項13】 被写体への照明光の照射状態を撮影前
    に確認するために発光するモデリング発光を行うことが
    可能なカメラアクセサリにおいて、 前記制御手段は、モデリング発光中に前記カメラ本体か
    らの前記補助光発光手段の点灯指示信号に応じて、前記
    補助光発光手段を点灯させるとともにモデリング発光を
    禁止することを特徴とする請求項9に記載のカメラアク
    セサリ。
  14. 【請求項14】 請求項1から8のいずれかに記載のカ
    メラと、 撮影光学系の焦点調節状態を検出する際に被写体に補助
    光を照射する補助光発光手段を備え、前記カメラに着脱
    可能であるとともに前記カメラとの通信が可能なカメラ
    アクセサリとを有することを特徴とするカメラシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記カメラアクセサリが、被写体への
    照明光の照射状態を撮影前に確認するために発光するモ
    デリング発光を行うことが可能な照明装置であることを
    特徴とする請求項14に記載のカメラシステム。
  16. 【請求項16】 請求項9から13のいずれかに記載の
    カメラアクセサリと、 このカメラアクセサリが着脱可能であるとともに前記カ
    メラアクセサリとの通信が可能であり、前記補助光発光
    手段の少なくとも点灯を指示する信号を前記カメラアク
    セサリに送信するカメラとを有することを特徴とするカ
    メラシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007114641A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Fujifilm Corp デジタルカメラ
US8102465B2 (en) 2006-11-07 2012-01-24 Fujifilm Corporation Photographing apparatus and photographing method for photographing an image by controlling light irradiation on a subject
JP2018189708A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 キヤノン株式会社 撮像システム、照明装置とその制御方法及びプログラム

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