JP2003098221A - 半導体装置、半導体装置の試験方法及び半導体装置の試験装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の試験方法及び半導体装置の試験装置

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JP2003098221A
JP2003098221A JP2001290976A JP2001290976A JP2003098221A JP 2003098221 A JP2003098221 A JP 2003098221A JP 2001290976 A JP2001290976 A JP 2001290976A JP 2001290976 A JP2001290976 A JP 2001290976A JP 2003098221 A JP2003098221 A JP 2003098221A
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test
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Yasumasa Nishimura
安正 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで高速なタイミングテストを実現で
きる半導体装置、半導体装置の試験方法及び半導体装置
の試験装置を提供する。 【解決手段】 内部回路7からの信号を出力する複数の
出力端子3と、複数の出力端子3と内部回路7の間にそ
れぞれ設けられたバッファ回路4,5,6・・・と、特
定のバッファ回路4と接続され、内部回路7からの信号
を遅延させる遅延回路8とを備える。これにより、超高
速で動作するデバイスであっても、入力された試験信号
に対する遅延時間を測定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置、半
導体装置の試験方法及び半導体装置の試験装置に関し、
特に高速で動作する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの完成後は、タイミング
テスト、機能テストなどの様々な試験が行われる。図8
に基づいて、試験装置(テスタ)101を用いた半導体
デバイスの試験方法について説明する。図8に示すよう
に、試験の際には被試験対象である半導体デバイス(以
下、DUT(Device Under Test)という)105と試
験装置101とが接続される。
【0003】試験装置101は、テスタ本体102、テ
ストヘッド103及びピンエレクトロニクスカード10
4を有して構成されている。テスタ本体102はDUT
105の試験条件として必要なテストパターン信号を発
生する。図8ではDUT105と試験装置101を便宜
上並べて図示しているが、実際の試験ではDUT105
がテストヘッド103内に格納されて試験が行われる。
【0004】図9はピンエレクトロニクスカード104
の構成を示す模式図である。試験の際には、テスタ本体
102からの信号を受けて、ピンエレクトロニクスカー
ド104のテスタドライバ111からテスト信号が発生
され、その信号はDUT105に印加される。DUT1
05からの応答信号はピンエレクトロニクスカード10
4内部のコンパレータ112で受信され、コンパレータ
112によって期待値との比較が行われる。そして、比
較の結果に基いて、DUT105が設計通りに動作して
いるか否かを試験装置101が判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置の規模が増大し、複雑になるにつれて、半導体装置
の検査は年々難易度を増している。また、デバイスはま
すます高速となり、その高速動作を保証するためのタイ
ミングテストでは極めて高精度なタイミング精度が要求
されてきている。
【0006】このようなデバイスの超高速化に対して
は、コスト低減の観点から高速動作のみを高額な高精度
テスタで試験し、低速な試験、いわゆる機能テストにつ
いては低精度なテスタでテストする2パス方式が広く採
用されつつある。しかし、近時におけるデバイスの高速
化は止まるところを知らず、超高速デバイスを高精度に
テストするテスタもますます高額なものとなっている。
このため、妥当なコストでデバイスを試験することが困
難となっていた。
【0007】図8に示した従来の試験装置101で超高
速かつ大規模な半導体デバイスを試験する場合には、2
パス方式を採用した場合であっても、高速動作を試験す
る際には、試験装置101を高精度な高額テスタに置き
換える必要がある。このため、デバイスの高速化に伴
い、そのテスト精度を向上するために高額な高精度テス
タを導入する必要があり、テストコストの低減に限界が
生じていた。
【0008】また、高精度なテスタが高額になる要因と
して、試験装置101側で複数の高精度なピンエレクト
ロニクスカード104が必要となることが挙げられる。
これは、DUT105が備える複数本の出力端子に複数
のピンエレクトロニクスカード104を対応させる必要
があるためである。従来の高精度テスタでは、DUT1
05の出力端子の全てに対応するように複数の高精度な
ピンエレクトロニクスカード104を設ける必要があ
り、試験装置101のコストの増大を避けることができ
なかった。
【0009】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたものであり、低コストで高速なタイミ
ングテストを実現できる半導体装置、半導体装置の試験
方法及び半導体装置の試験装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、内部回路からの信号を出力する複数の出力端子と、
前記複数の出力端子と前記内部回路との間にそれぞれ設
けられたバッファ回路と、特定の前記バッファ回路と接
続され、前記内部回路からの信号を遅延させる遅延手段
とを備えたものである。
【0011】また、前記遅延手段は直列に接続された偶
数個のインバータ回路からなるものである。
【0012】また、前記遅延手段と並列して接続された
バイパス線と、前記内部回路からの信号を前記遅延手段
又は前記バイパス線のいずれか一方を介して前記出力端
子へ送るリレー手段とを更に備えたものである。
【0013】また、この発明の半導体装置の試験方法
は、複数の出力端子を備えた半導体装置を試験する方法
であって、前記半導体装置に試験信号を印加する第1の
ステップと、前記複数の出力端子のうち特定の出力端子
からの出力信号のみを遅延させる第2のステップと、遅
延させた前記出力信号に基づいて前記半導体装置のタイ
ミングディレイ特性を評価する第3のステップとを備え
たものである。
【0014】また、前記特定の出力端子以外の出力端子
からの出力信号に基づいて前記半導体装置のロジック機
能を評価する第4のステップを更に備えたものである。
【0015】また、前記第3のステップにおいて、前記
試験信号に対する前記出力信号の遅延時間に基づいて前
記タイミングディレイ特性の評価を行うものである。
【0016】また、前記遅延時間をオシロスコープで観
測した波形から求めるものである。
【0017】また、この発明の半導体装置の試験装置
は、被試験対象である半導体装置に試験信号を印加する
試験信号印加手段と、前記試験信号に基づいて前記半導
体装置が出力した複数の出力信号が入力され、所定の期
待値との比較を行う複数の比較手段とを備え、特定の前
記比較手段が有するタイミングディレイ特性の評価能力
が他の前記比較手段に比べて高いものである。
【0018】また、前記特定の比較手段は、前記試験信
号に対する前記出力信号の遅延時間と前記期待値とを比
較するものである。
【0019】また、前記特定の比較手段に対して入力さ
れる前記出力信号が他の前記比較手段に入力される前記
出力信号よりも遅延されているものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1にかかる半導体装置(DUT1)と、DUT1に接
続された試験装置(テスタ)11を示す模式図である。
図1に示すように、所定の製造工程を経て完成したDU
T1は試験装置11に接続されて各種の試験が行われ
る。
【0021】試験の際には、試験装置11からDUT1
の入力端子2に対して試験信号が入力される。試験信号
としては、例えば基準クロック信号(CLK,/CL
K)を用いる。そして、DUT1の出力端子3から出力
された信号が試験装置11へ入力され、DUT1の評価
が行われる。ここで行われる試験としては、動作のタイ
ミングを評価するタイミングテスト、ロジックの機能を
評価する機能テストなどの試験がある。
【0022】図2は、DUT1の出力端子3近傍の構成
を詳細に示す模式図である。図1及び図2に示すよう
に、DUT1は複数の出力端子3を備えており、出力端
子3のそれぞれは出力バッファ回路4,5,6・・・を
介してDUT1の内部回路7と接続されている。
【0023】複数の出力バッファ回路4,5,6・・・
のうちの1つは遅延手段を備えている。そして、特定の
出力バッファ回路に予め遅延手段を設けておくことで、
特定の1本の出力バッファ回路からの出力の遅延が、他
の出力バッファ回路の出力の遅延より常に遅れるように
構成されている。
【0024】具体的には、図2に示すように特定の出力
バッファ回路4のみ、出力の最終段の前に遅延回路8を
備えている。ここでは、遅延回路8を直列に接続された
偶数個のインバータ回路8aから構成している。
【0025】このように、遅延回路8を備えた出力バッ
ファ回路4を予めDUT1に設けておくことにより、出
力バッファ回路4の出力を強制的に遅らせることができ
る。これにより、遅らせた出力バッファ回路4の出力か
らDUT1のタイミングスピード特性(タイミングディ
レイ特性)を容易に測定できる。
【0026】従って、DUT1が高速動作のデバイスで
あっても、試験装置11からの入力が遅延回路8によっ
て所定時間だけ遅延されることになり、DUT1のタイ
ミングスピード特性を高精度かつ確実に測定することが
可能となる。
【0027】また、出力バッファ回路4の出力からDU
T1のタイミングスピード特性を評価できるため、他の
出力バッファ回路5,6・・・の出力からはタイミング
スピード特性以外の特性、例えばロジックの機能特性を
評価できる。ロジックの機能評価では出力を遅延させる
必要がないため、出力バッファ回路5,6・・・には遅
延回路8を設ける必要がない。従って、出力バッファ回
路4のみに遅延回路8を設けることで、簡素な構成でタ
イミングスピード特性、ロジックの機能特性の双方を評
価できる。
【0028】以上説明したように実施の形態1によれ
ば、DUT1が備える複数の出力バッファ回路4,5,
6・・・のうち、1つの出力バッファ回路4に遅延回路
8を設けたため、DUT1が超高速で動作するデバイス
であっても、入力される試験信号に対する遅延時間を測
定することが可能となる。これにより、DUT1の試験
を高精度に行うことが可能となり、信頼性の高い半導体
装置を提供することが可能となる。
【0029】実施の形態2.図3及び図4はこの発明の
実施の形態2にかかる試験方法を示す模式図である。実
施の形態2の試験方法は、実施の形態1で説明したDU
T1のタイミングスピード特性をデジタルオシロスコー
プ20を用いて測定するものである。実施の形態2のD
UT1の構成は実施の形態1と同一である。
【0030】図3は、DUT1、試験装置11及びデジ
タルオシロスコープ20を接続した状態を示している。
図3に示すように、デジタルオシロスコープ20の測定
端子の一方は、試験信号が入力されるDUT1の入力端
子2へ接続される。また、測定端子の他方は、遅延回路
8を備えた出力バッファ回路4が接続された出力端子3
へ接続されている。
【0031】試験装置11が備えるピンエレクトロニク
スカード17のテスタドライバ18からDUT1に対し
て試験信号が送られる。そして、DUT1を試験装置1
1からの試験信号によって動作させる。デジタルオシロ
スコープ20では、試験信号と出力バッファ回路4から
の出力信号を観測し、これによりタイミングディレイタ
イムが測定される。
【0032】次に、図4に基づいて、デジタルオシロス
コープ20を用いて出力バッファ回路4の出力からタイ
ミングスピード特性を評価する方法について説明する。
この方法は、試験装置11から入力される試験信号(C
LK)及び出力バッファ回路4からの出力信号のパルス
波形をデジタルオシロスコープ20で観測し、入力信号
と出力信号の波形を比較する方法である。ここで、図4
(a)は、デジタルオシロスコープ20で観測した試験
装置11からの入力信号のパルス波形を、図4(b)
は、デジタルオシロスコープ20で観測した出力バッフ
ァ回路4からの出力信号のパルス波形を示している。
【0033】図4(a)及び図4(b)に示すように、
出力バッファ回路4に遅延回路8を設けたことによっ
て、試験装置11からの入力信号は所定時間tだけ遅延
されて出力バッファ回路4から出力される。このため、
DUT1が超高速で動作するデバイスであっても試験装
置11において確実に遅延時間tを測定することができ
る。従って、タイミングスピード特性を高精度に測定す
ることが可能となる。
【0034】以上説明したように実施の形態2によれ
ば、通常のデジタルオシロスコープ20を用いて入力信
号に対する出力信号の遅延時間を測定することができ
る。また、試験装置11側に出力バッファ回路4の出力
を評価する手段を設ける必要がなくなる。従って、試験
装置11の構成を簡略化できるとともに、既存の設備を
利用してDUT1の評価を高精度に行うことが可能とな
る。
【0035】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3にかかる半導体装置(DUT1)を示す模式図であ
る。実施の形態3のDUT1は、必要な時のみ遅延回路
8を使用するようにしたものである。
【0036】実施の形態1で説明したDUT1は、特定
の出力バッファ回路4に対して、偶数段のインバータ回
路8aからなる遅延回路8を挿入している。実施の形態
3では、実際のデバイスの動作で遅延回路8が不要とな
る場合に備えて、図5に示すように遅延回路8と並行に
バイパス線9を設けている。DUT1の他の構成は実施
の形態1と同様である。
【0037】遅延回路8を使用するモードと、遅延回路
8を使用せずにバイパス線9を使用するモードとの切り
替えは、テストモードの設計機能で実現する。具体的に
は、DUT1への入力信号で与えられるコマンドに応じ
てリレー10a、リレー10bの接続状態を切り替える
ことによって行う。
【0038】以上説明したように実施の形態3によれ
ば、実際のデバイスの動作で遅延回路8が不要となる場
合には、リレー10a、リレー10bを用いて遅延回路
8とバイパス線9を切り替えることができる。従って、
遅延回路8を使用することなく実際のデバイス動作を行
うことが可能となる。
【0039】実施の形態4.図6及び図7はこの発明の
実施の形態4を示す模式図であって、図6は実施の形態
4にかかる試験装置11の構成を示す模式図である。ま
た、図7は試験の際に試験装置11とDUT1を接続し
た状態を示す模式図である。実施の形態3のDUT1の
構成は実施の形態1と同一である。
【0040】図6に示すように、実施の形態4の試験装
置11は、高精度なコンパレータ12を有する1つのピ
ンエレクトロニクスカード13と、コンパレータ12に
比して精度の低いコンパレータ14を有する多数個のピ
ンエレクトロニクスカード15とを備えている。ピンエ
レクトロニクスカード13,15は試験装置11のテス
トヘッド19に設けられており、図9と同様にそれぞれ
テスタドライバ(不図示)を更に備えている。そして、
テストヘッド19はテストパターン信号を発生するテス
タ本体21と接続されている。
【0041】実施の形態1と同様に、DUT1の出力バ
ッファ回路4,5,6・・・のうち1つの出力バッファ
回路4のみが遅延回路8を備えている。試験の際には、
図7に示すように出力バッファ回路4が接続された出力
端子3とピンエレクトロニクスカード13のコンパレー
タ12を接続し、出力バッファ回路5,6・・・が接続
された出力端子3とピンエレクトロニクスカード15の
コンパレータ14を接続する。
【0042】そして、ピンエレクトロニクスカード1
3,15が備えるテスタドライバからの試験信号がDU
T1へ印加される。DUT1では、印加された試験信号
に基づいて内部回路7から出力バッファ回路4及び遅延
回路8、出力バッファ回路5,6を介して出力信号を出
力する。出力信号が入力されたコンパレータ12では、
出力バッファ回路4の出力と期待値とを比較し、DUT
1のタイミングスピード特性を評価する。また、コンパ
レータ14は他の出力バッファ回路5,6・・・の出力
と期待値とを比較し、DUT1のロジックの機能を評価
する。
【0043】このように、遅延回路8を備えた出力バッ
ファ回路4が接続されるピンエレクトロニクスカード1
3には高精度なコンパレータ12を設けておくことで、
出力バッファ回路4からの出力を高精度に検出してタイ
ミングスピード特性を評価することができる。また、他
のピンエレクトロニクスカード15においては、ロジッ
クの機能評価のために必要十分な比較的精度の低いコン
パレータ14を設けておくことで、出力バッファ回路
5,6・・・からの出力からロジックの機能を確実に評
価できる。これにより、高精度なコンパレータ12は1
つで済み、試験装置11のコストを大幅に低減させるこ
とができる。
【0044】以上説明したように実施の形態4では、試
験装置11が備える評価用のコンパレータのうち、1つ
のコンパレータ12のみを高精度にするだけで、高速動
作のDUT1のタイミングテスト、機能テストを高精度
かつ確実に行うことができる。従って、試験装置11の
コストを大幅に低減させるとともに信頼性の高い試験を
行うことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0046】特定のバッファ回路に内部回路からの信号
を遅延させる遅延手段を設けたことにより、超高速で動
作するデバイスであっても、入力される試験信号に対す
る遅延時間を測定することが可能となる。これにより、
半導体装置のタイミングディレイ特性を高精度に評価す
ることが可能となり、信頼性の高い半導体装置を提供で
きる。
【0047】遅延手段を直列に接続された偶数個のイン
バータ回路から構成したことにより、信号波形の変化を
抑えて内部回路からの信号を遅延させることができる。
【0048】遅延手段と並列して接続されたバイパス線
と、内部回路からの信号を遅延手段又はバイパス線のい
ずれか一方を介して出力端子へ送るリレー手段を設けた
ことにより、実際のデバイスの動作で遅延手段が不要と
なる場合には、遅延手段を使用することなく動作させる
ことが可能となる。
【0049】遅延手段が接続されていない出力端子から
の出力信号に基づいて、半導体装置のロジック機能を評
価することができる。
【0050】出力信号を遅延させ、試験信号に対する出
力信号の遅延時間に基づいてタイミングディレイ特性の
評価を行うことにより、高精度かつ確実に評価を行うこ
とができる。
【0051】遅延時間をオシロスコープで観測した波形
から求めることにより、試験装置の構成を簡略化できる
とともに、既存の設備を利用して半導体装置の評価を高
精度に行うことが可能となる。
【0052】特定の比較手段が有するタイミングディレ
イ特性の評価能力を他の比較手段より高めたことによ
り、試験装置の1つの比較手段のみを高精度にするだけ
で、高速動作の半導体装置のタイミングテスト、機能テ
ストを高精度かつ確実に行うことができる。従って、試
験装置のコストを大幅に低減させるとともに信頼性の高
い試験を行うことが可能となる。
【0053】試験信号に対する出力信号の遅延時間と期
待値とを比較することにより、タイミングディレイ特性
を確実に評価することができる。
【0054】特定の比較手段に入力される出力信号を他
の比較手段に入力される出力信号よりも遅延させたこと
により、特定の比較手段のみを高精度にするだけで、高
速動作の半導体装置のタイミングテスト、機能テストを
高精度かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる半導体装置
(DUT)と試験装置を示す模式図である。
【図2】 実施の形態1にかかるDUTの出力端子近傍
の構成を詳細に示す模式図である。
【図3】 実施の形態2にかかる試験方法において、D
UT、試験装置及びデジタルオシロスコープを接続した
状態を示す模式図である。
【図4】 デジタルオシロスコープで観測した、入力信
号及び出力信号のパルス波形を示す模式図である。
【図5】 実施の形態3にかかるDUTを示す模式図で
ある。
【図6】 実施の形態4にかかる試験装置の構成を示す
模式図である。
【図7】 図6の試験装置とDUTを接続した状態を示
す模式図である。
【図8】 従来の半導体装置の試験方法を示す模式図で
ある。
【図9】 従来のピンエレクトロニクスカードの構成を
示す模式図である。
【符号の説明】
1 DUT、 2 入力端子、 3 出力端子、 4,
5,6 出力バッファ回路、 7 内部回路、 8 遅
延回路、 9 バイパス線、 10a,10bリレー、
11 試験装置、 12,14 コンパレータ、 1
3,15,17 ピンエレクトロニクスカード、 18
テスタドライバ、 19 テストヘッド、 20 デ
ジタルオシロスコープ、 21 テスタ本体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路からの信号を出力する複数の出
    力端子と、 前記複数の出力端子と前記内部回路との間にそれぞれ設
    けられたバッファ回路と、 特定の前記バッファ回路と接続され、前記内部回路から
    の信号を遅延させる遅延手段とを備えたことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延手段は直列に接続された偶数個
    のインバータ回路からなることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段と並列して接続されたバイ
    パス線と、 前記内部回路からの信号を前記遅延手段又は前記バイパ
    ス線のいずれか一方を介して前記出力端子へ送るリレー
    手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 複数の出力端子を備えた半導体装置を試
    験する方法であって、 前記半導体装置に試験信号を印加する第1のステップ
    と、 前記複数の出力端子のうち特定の出力端子からの出力信
    号のみを遅延させる第2のステップと、 遅延させた前記出力信号に基づいて前記半導体装置のタ
    イミングディレイ特性を評価する第3のステップとを備
    えたことを特徴とする半導体装置の試験方法。
  5. 【請求項5】 前記特定の出力端子以外の出力端子から
    の出力信号に基づいて前記半導体装置のロジック機能を
    評価する第4のステップを更に備えたことを特徴とする
    請求項4記載の半導体装置の試験方法。
  6. 【請求項6】 前記第3のステップにおいて、前記試験
    信号に対する前記出力信号の遅延時間に基づいて前記タ
    イミングディレイ特性の評価を行うことを特徴とする請
    求項4又は5記載の半導体装置の試験方法。
  7. 【請求項7】 前記遅延時間をオシロスコープで観測し
    た波形から求めることを特徴とする請求項6記載の半導
    体装置の試験方法。
  8. 【請求項8】 被試験対象である半導体装置に試験信号
    を印加する試験信号印加手段と、 前記試験信号に基づいて前記半導体装置が出力した複数
    の出力信号が入力され、所定の期待値との比較を行う複
    数の比較手段とを備え、 特定の前記比較手段が有するタイミングディレイ特性の
    評価能力が他の前記比較手段に比べて高いことを特徴と
    する半導体装置の試験装置。
  9. 【請求項9】 前記特定の比較手段は、前記試験信号に
    対する前記出力信号の遅延時間と前記期待値とを比較す
    ることを特徴とする請求項8記載の半導体装置の試験装
    置。
  10. 【請求項10】 前記特定の比較手段に対して入力され
    る前記出力信号が他の前記比較手段に入力される前記出
    力信号よりも遅延されていることを特徴とする請求項8
    又は9記載の半導体装置の試験装置。
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