JP2003097722A - 軸封装置 - Google Patents
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3204—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
- F16J15/3232—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip having two or more lips
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16J15/00—Sealings
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- F16J15/3204—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
- F16J15/3228—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip formed by deforming a flat ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3244—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with hydrodynamic pumping action
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 右回転用の第1リップリングと左回転用の第
2リップリングとを共用する。 【解決手段】 同心円状の複数本の第1溝部111b、
及び複数本の第1溝部111bとのなす角α、βが鋭角
となるように複数本の第1溝部111bと交差して延び
る第2、3溝部111c、111dを形成する。これに
より、例えばシャフトが右向きに回転すると、ポンピン
グ作用により冷媒及び潤滑油が第2溝部111c内を圧
縮機100内側に向けて流れ、これとは逆向きシャフト
が回転すると、ポンピング作用により冷媒及び潤滑油が
第3溝部111d内を圧縮機100内側に向けて流れ
る。したがって、右回りの圧縮機用の第1リップリング
111と左周りの圧縮機用の第1リップリング111と
を共用することができるので、第1リップリング111
の在庫数を低減することができるとともに、誤組み付け
に起因する製品不良が発生することを未然に防止でき
る。
2リップリングとを共用する。 【解決手段】 同心円状の複数本の第1溝部111b、
及び複数本の第1溝部111bとのなす角α、βが鋭角
となるように複数本の第1溝部111bと交差して延び
る第2、3溝部111c、111dを形成する。これに
より、例えばシャフトが右向きに回転すると、ポンピン
グ作用により冷媒及び潤滑油が第2溝部111c内を圧
縮機100内側に向けて流れ、これとは逆向きシャフト
が回転すると、ポンピング作用により冷媒及び潤滑油が
第3溝部111d内を圧縮機100内側に向けて流れ
る。したがって、右回りの圧縮機用の第1リップリング
111と左周りの圧縮機用の第1リップリング111と
を共用することができるので、第1リップリング111
の在庫数を低減することができるとともに、誤組み付け
に起因する製品不良が発生することを未然に防止でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の外周面に
摺動可能に接触して外周面に沿って流体が漏れ出ること
を防止する軸封装置(リップリング)に関するもので、
蒸気圧縮式冷凍機用の圧縮機に適用して有効である。
摺動可能に接触して外周面に沿って流体が漏れ出ること
を防止する軸封装置(リップリング)に関するもので、
蒸気圧縮式冷凍機用の圧縮機に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】圧縮機
用の軸封装置(リップリング)として、特開平11−2
70696号公報に記載の発明では、樹脂製のリップリ
ングのうち回転軸(シャフト)と摺動可能に接触する摺
動面に螺旋溝(スパイラル溝)を形成することにより、
回転軸の回転により発生するポンピング作用を利用して
外周面に沿って冷媒(特に、液冷媒及び潤滑油)がケー
シング外に漏れ出ることを防止している。
用の軸封装置(リップリング)として、特開平11−2
70696号公報に記載の発明では、樹脂製のリップリ
ングのうち回転軸(シャフト)と摺動可能に接触する摺
動面に螺旋溝(スパイラル溝)を形成することにより、
回転軸の回転により発生するポンピング作用を利用して
外周面に沿って冷媒(特に、液冷媒及び潤滑油)がケー
シング外に漏れ出ることを防止している。
【0003】なお、ポンピング作用とは、螺旋溝内に存
在する流体(この場合は、液冷媒及び潤滑油)と回転軸
との接触面で発生する摩擦力により、スクリュウポンプ
のごとく、回転軸の回転の向きと同方向の力を受けて螺
旋溝に沿って移動する作用を言うものである。
在する流体(この場合は、液冷媒及び潤滑油)と回転軸
との接触面で発生する摩擦力により、スクリュウポンプ
のごとく、回転軸の回転の向きと同方向の力を受けて螺
旋溝に沿って移動する作用を言うものである。
【0004】しかし、ポンピング作用を利用した軸封
(シール)機能は、螺旋溝の回転の向きを回転軸の回転
の向きと逆向きとする必要がるので、右回りの圧縮機に
は左巻きのリップリングを必要とし、左周りの圧縮機に
は右巻きのリップリングを必要とする。
(シール)機能は、螺旋溝の回転の向きを回転軸の回転
の向きと逆向きとする必要がるので、右回りの圧縮機に
は左巻きのリップリングを必要とし、左周りの圧縮機に
は右巻きのリップリングを必要とする。
【0005】このため、右回りの圧縮機用のリップリン
グと左周りの圧縮機用のリップリングとを共用すること
ができないので、リップリングの在庫数を低減すること
が難しいことに加えて、リップリングを組み付ける際
に、右回りの圧縮機右巻きのリップリングを組み付ける
といった誤組み付けが発生するおそれがある。
グと左周りの圧縮機用のリップリングとを共用すること
ができないので、リップリングの在庫数を低減すること
が難しいことに加えて、リップリングを組み付ける際
に、右回りの圧縮機右巻きのリップリングを組み付ける
といった誤組み付けが発生するおそれがある。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、右回転用のリッ
プリングと左回転用のリップリングとを共用することを
目的とする。
プリングと左回転用のリップリングとを共用することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、回転軸(1
02)の外周面(102a)に摺動可能に接触し、外周
面(102a)に沿って流体が漏れ出ることを防止する
軸封装置において、外周面(102a)と接触する摺動
面(111a)には、同心円状に形成された複数本の第
1溝部(111b)、及び複数本の第1溝部(111
b)とのなす角(α、β)が鋭角となるように複数本の
第1溝部(111b)と交差して延びる第2、3溝部
(111c、111d)が形成されており、さらに、第
2、3溝部(111c、111d)は、互いの延長線
(L1、L2)が交差するように形成されていることを
特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、回転軸(1
02)の外周面(102a)に摺動可能に接触し、外周
面(102a)に沿って流体が漏れ出ることを防止する
軸封装置において、外周面(102a)と接触する摺動
面(111a)には、同心円状に形成された複数本の第
1溝部(111b)、及び複数本の第1溝部(111
b)とのなす角(α、β)が鋭角となるように複数本の
第1溝部(111b)と交差して延びる第2、3溝部
(111c、111d)が形成されており、さらに、第
2、3溝部(111c、111d)は、互いの延長線
(L1、L2)が交差するように形成されていることを
特徴とする。
【0008】これにより、例えば図3(b)に示す矢印
の向き回転軸(102)が回転すると、ポンピング作用
により冷媒及び潤滑油が第2溝部(111c)内を流
れ、これとは逆向き回転軸(102)が回転すると、ポ
ンピング作用により冷媒及び潤滑油が第3溝部(111
d)内を流れる。
の向き回転軸(102)が回転すると、ポンピング作用
により冷媒及び潤滑油が第2溝部(111c)内を流
れ、これとは逆向き回転軸(102)が回転すると、ポ
ンピング作用により冷媒及び潤滑油が第3溝部(111
d)内を流れる。
【0009】したがって、右回転用の軸封装置と左回転
用の軸封装置とを共用することができるので、軸封装置
の在庫数を低減することができるとともに、誤組み付け
に起因する製品不良が発生することを未然に防止でき
る。
用の軸封装置とを共用することができるので、軸封装置
の在庫数を低減することができるとともに、誤組み付け
に起因する製品不良が発生することを未然に防止でき
る。
【0010】請求項2に記載の発明では、内部に流体が
満たされたケーシング(101)内外を貫通する回転軸
(102)の外周面(102a)に摺動可能に接触し、
外周面(102a)に沿って流体が漏れ出ることを防止
する軸封装置において、外周面(102a)と接触する
摺動面(111a)には、同心円状に形成された複数本
の第1溝部(111b)、及び複数本の第1溝部(11
1b)とのなす角(α、β)が鋭角となるように複数本
の第1溝部(111b)と交差して延びる第2、3溝部
(111c、111d)が形成されており、さらに、第
2、3溝部(111c、111d)は、互いの延長線
(L1、L2)がケーシング(101)内側で交差する
ように形成されていることを特徴とする。
満たされたケーシング(101)内外を貫通する回転軸
(102)の外周面(102a)に摺動可能に接触し、
外周面(102a)に沿って流体が漏れ出ることを防止
する軸封装置において、外周面(102a)と接触する
摺動面(111a)には、同心円状に形成された複数本
の第1溝部(111b)、及び複数本の第1溝部(11
1b)とのなす角(α、β)が鋭角となるように複数本
の第1溝部(111b)と交差して延びる第2、3溝部
(111c、111d)が形成されており、さらに、第
2、3溝部(111c、111d)は、互いの延長線
(L1、L2)がケーシング(101)内側で交差する
ように形成されていることを特徴とする。
【0011】これにより、例えば図3(b)に示す矢印
の向き回転軸(102)が回転すると、ポンピング作用
により冷媒及び潤滑油が第2溝部(111c)内を流
れ、これとは逆向き回転軸(102)が回転すると、ポ
ンピング作用により冷媒及び潤滑油が第3溝部(111
d)内を流れる。
の向き回転軸(102)が回転すると、ポンピング作用
により冷媒及び潤滑油が第2溝部(111c)内を流
れ、これとは逆向き回転軸(102)が回転すると、ポ
ンピング作用により冷媒及び潤滑油が第3溝部(111
d)内を流れる。
【0012】したがって、右回転用の軸封装置と左回転
用の軸封装置とを共用することができるので、軸封装置
の在庫数を低減することができるとともに、誤組み付け
に起因する製品不良が発生することを未然に防止でき
る。
用の軸封装置とを共用することができるので、軸封装置
の在庫数を低減することができるとともに、誤組み付け
に起因する製品不良が発生することを未然に防止でき
る。
【0013】請求項3に記載の発明では、回転軸(10
2)の外周面(102a)に摺動可能に接触し、外周面
(102a)に沿って流体が漏れ出ることを防止する軸
封装置において、外周面(102a)と接触する摺動面
(111a)には、回転方向が異なる2種類の螺旋状の
溝部(111e)が形成されていることを特徴とする。
2)の外周面(102a)に摺動可能に接触し、外周面
(102a)に沿って流体が漏れ出ることを防止する軸
封装置において、外周面(102a)と接触する摺動面
(111a)には、回転方向が異なる2種類の螺旋状の
溝部(111e)が形成されていることを特徴とする。
【0014】これにより、回転軸(102)がいずれの
向きに回転しても、ポンピング作用により冷媒及び潤滑
油を軸封(シール)することができる。
向きに回転しても、ポンピング作用により冷媒及び潤滑
油を軸封(シール)することができる。
【0015】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る軸封装置を車両用冷凍サイクル(車両用空
調装置)用の周知のスクロール型圧縮機(以下、圧縮機
と略す。)100に適用したものであって、図1は圧縮
機100の断面を示している。
本発明に係る軸封装置を車両用冷凍サイクル(車両用空
調装置)用の周知のスクロール型圧縮機(以下、圧縮機
と略す。)100に適用したものであって、図1は圧縮
機100の断面を示している。
【0017】図1中、101はフロントハウジング(ケ
ーシング)であり、102は旋回スクロール103を旋
回駆動するシャフト(回転軸)であり、このシャフト1
02は、フロントハウジング101内外を貫通して、そ
の外側端部に車両走行用エンジン(図示せず。)からの
駆動力を受ける電磁クラッチ(図示せず。)が組み付け
られている。
ーシング)であり、102は旋回スクロール103を旋
回駆動するシャフト(回転軸)であり、このシャフト1
02は、フロントハウジング101内外を貫通して、そ
の外側端部に車両走行用エンジン(図示せず。)からの
駆動力を受ける電磁クラッチ(図示せず。)が組み付け
られている。
【0018】そして、シャフト102はフロントハウジ
ング101に装着された軸受104によりフロントハウ
ジング101に回転可能に支持されているとともに、フ
ロントハウジング101とシャフト102のと隙間に
は、圧縮機100内の冷媒及び潤滑油が圧縮機100外
に漏れ出ることを防止する軸封装置110が配設されて
いる。
ング101に装着された軸受104によりフロントハウ
ジング101に回転可能に支持されているとともに、フ
ロントハウジング101とシャフト102のと隙間に
は、圧縮機100内の冷媒及び潤滑油が圧縮機100外
に漏れ出ることを防止する軸封装置110が配設されて
いる。
【0019】図2(a)は軸封装置110の詳細断面図
であり、111はシャフト102の外周面102aに摺
動可能に接触して、主に、外周面102aに沿って圧縮
機100外に漏れ出ようとする液冷媒及び潤滑油を封止
する第1リップリングであり、112は、外周面102
aに摺動可能に接触して、主に、ガス冷媒を封止する第
2リップリングである。因みに、本実施形態では、第1
リップリング111はフッ素系樹脂製であり、第2リッ
プリング112はニトリルゴム製である。
であり、111はシャフト102の外周面102aに摺
動可能に接触して、主に、外周面102aに沿って圧縮
機100外に漏れ出ようとする液冷媒及び潤滑油を封止
する第1リップリングであり、112は、外周面102
aに摺動可能に接触して、主に、ガス冷媒を封止する第
2リップリングである。因みに、本実施形態では、第1
リップリング111はフッ素系樹脂製であり、第2リッ
プリング112はニトリルゴム製である。
【0020】また、113は第2リップリング112の
形状を保持する金属製の芯金であり、第2リップリング
112は、芯金113に焼き付けられている。114
は、圧縮機100内の圧力により第2リップリング11
2が過度に押し付けられて第2リップリング112とシ
ャフト102との摺動抵抗(摩擦力)が過度に増大する
ことを抑制する金属製のバックアップリングである。
形状を保持する金属製の芯金であり、第2リップリング
112は、芯金113に焼き付けられている。114
は、圧縮機100内の圧力により第2リップリング11
2が過度に押し付けられて第2リップリング112とシ
ャフト102との摺動抵抗(摩擦力)が過度に増大する
ことを抑制する金属製のバックアップリングである。
【0021】115は第1リップリング111をバック
アップリング114側に押し付けるようにして第1リッ
プリング111を第2リップリング112に固定する金
属製の固定リングであり、この固定リング115は、芯
金113の一部113aを二点差線の状態から実線の状
態にカシメる(塑性変形させる)ことにより芯金113
に固定される。
アップリング114側に押し付けるようにして第1リッ
プリング111を第2リップリング112に固定する金
属製の固定リングであり、この固定リング115は、芯
金113の一部113aを二点差線の状態から実線の状
態にカシメる(塑性変形させる)ことにより芯金113
に固定される。
【0022】なお、116は軸封装置110をフロント
ハウジング101に固定するための止め輪である。
ハウジング101に固定するための止め輪である。
【0023】ところで、図2(b)は第1リップリング
111単体(第2リップリング112に固定する前の第
1リップリング111)の正面図であり、第1リップリ
ング111のうち、シャフト102の外周面102aと
接触する摺動面111a(図2(a)参照)には、同心
円状に形成された複数本の第1溝部111b、及び複数
本の第1溝部111bとのなす角α、βが鋭角(0°<
α、β<90°)となるように複数本の第1溝部111
bと交差して延びる第2、3溝部111c、111dが
形成されている。
111単体(第2リップリング112に固定する前の第
1リップリング111)の正面図であり、第1リップリ
ング111のうち、シャフト102の外周面102aと
接触する摺動面111a(図2(a)参照)には、同心
円状に形成された複数本の第1溝部111b、及び複数
本の第1溝部111bとのなす角α、βが鋭角(0°<
α、β<90°)となるように複数本の第1溝部111
bと交差して延びる第2、3溝部111c、111dが
形成されている。
【0024】なお、第1〜3溝部111b〜111d
は、フッ素系樹脂製の板材をプレス加工等にて打ち抜い
てドーナッツ状の第1リップリング111を成形した
後、第2リップリング112に固定する前の状態(図2
(b)の状態)で摺動面111aにカッタ等の刃物によ
り切り込みを設けることにより形成されている。
は、フッ素系樹脂製の板材をプレス加工等にて打ち抜い
てドーナッツ状の第1リップリング111を成形した
後、第2リップリング112に固定する前の状態(図2
(b)の状態)で摺動面111aにカッタ等の刃物によ
り切り込みを設けることにより形成されている。
【0025】このため、第2リップリング112に固定
する前の状態においては、第1リップリング111に第
1〜3溝部111b〜111dに相当する部位に切り込
みラインがあるのみで、第1リップリング111が第2
リップリング112に固定されて軸封装置110が圧縮
機100に装着されたとき(第1リップリング111の
摺動面111aがシャフト102の外周面102aに接
触したとき)に、図3(a)に示すように、前述の切り
込みが開いてV溝となって、複数本の第1溝部111b
が同心状に軸方向に並んだ状態となる。
する前の状態においては、第1リップリング111に第
1〜3溝部111b〜111dに相当する部位に切り込
みラインがあるのみで、第1リップリング111が第2
リップリング112に固定されて軸封装置110が圧縮
機100に装着されたとき(第1リップリング111の
摺動面111aがシャフト102の外周面102aに接
触したとき)に、図3(a)に示すように、前述の切り
込みが開いてV溝となって、複数本の第1溝部111b
が同心状に軸方向に並んだ状態となる。
【0026】なお、図3(a)は、図2(a)の楕円で
囲まれた部分の拡大図であり、図3(b)は、軸封装置
110が圧縮機100に装着されたときの摺動部111
aの拡大正面図である。
囲まれた部分の拡大図であり、図3(b)は、軸封装置
110が圧縮機100に装着されたときの摺動部111
aの拡大正面図である。
【0027】そして、第2、3溝部111c、111d
は、図3(b)に示すように、軸封装置110が圧縮機
100に装着されたときにおいて、互いの延長線L1、
L2は圧縮機100内側で交差するように形成されてい
る。
は、図3(b)に示すように、軸封装置110が圧縮機
100に装着されたときにおいて、互いの延長線L1、
L2は圧縮機100内側で交差するように形成されてい
る。
【0028】ここで、「互いの延長線L1、L2は圧縮
機100内側で交差する」とは、第、3溝部111c、
111d相互間の傾き方向を意味するもので、図3
(b)に示すように、延長線L1、L2の交点が摺動面
111a上に無い場合は勿論、図4に示すように、延長
線L1、L2の交点が摺動面111a上に存在する場合
も含む意味である。
機100内側で交差する」とは、第、3溝部111c、
111d相互間の傾き方向を意味するもので、図3
(b)に示すように、延長線L1、L2の交点が摺動面
111a上に無い場合は勿論、図4に示すように、延長
線L1、L2の交点が摺動面111a上に存在する場合
も含む意味である。
【0029】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
べる。
【0030】本実施形態では、同心円状に形成された複
数本の第1溝部111b、及び複数本の第1溝部111
bとのなす角α、βが鋭角(0°<α、β<90°)と
なるように複数本の第1溝部111bと交差して延びる
第2、3溝部111c、111dが形成されているの
で、例えば図3(b)に示す矢印の向きシャフト102
が回転すると、ポンピング作用により冷媒及び潤滑油が
第2溝部111c内を圧縮機100内側に向けて流れ、
これとは逆向きシャフト102が回転すると、ポンピン
グ作用により冷媒及び潤滑油が第3溝部111d内を圧
縮機100内側に向けて流れる。
数本の第1溝部111b、及び複数本の第1溝部111
bとのなす角α、βが鋭角(0°<α、β<90°)と
なるように複数本の第1溝部111bと交差して延びる
第2、3溝部111c、111dが形成されているの
で、例えば図3(b)に示す矢印の向きシャフト102
が回転すると、ポンピング作用により冷媒及び潤滑油が
第2溝部111c内を圧縮機100内側に向けて流れ、
これとは逆向きシャフト102が回転すると、ポンピン
グ作用により冷媒及び潤滑油が第3溝部111d内を圧
縮機100内側に向けて流れる。
【0031】したがって、右回りの圧縮機用の第1リッ
プリング111と左周りの圧縮機用の第1リップリング
111とを共用することができるので、第1リップリン
グ111の在庫数を低減することができるとともに、誤
組み付けに起因する製品不良が発生することを未然に防
止できる。
プリング111と左周りの圧縮機用の第1リップリング
111とを共用することができるので、第1リップリン
グ111の在庫数を低減することができるとともに、誤
組み付けに起因する製品不良が発生することを未然に防
止できる。
【0032】なお、本実施形態では、組を成す第2溝部
111cと第3溝部111dが4組であったが、本発明
はこれに限定されるものではない。このとき、図4に示
すように、第2溝部111cと第3溝部111dとが摺
動面111aにて公差してもよい。
111cと第3溝部111dが4組であったが、本発明
はこれに限定されるものではない。このとき、図4に示
すように、第2溝部111cと第3溝部111dとが摺
動面111aにて公差してもよい。
【0033】(第2実施形態)第1実施形態では、第2
溝部111cと第3溝部111dとが完全に独立してい
たが、本実施形態は、図5に示すように、延長線L1、
L2の交点側にて第2溝部111cと第3溝部111d
とが繋がるようにしたものである。
溝部111cと第3溝部111dとが完全に独立してい
たが、本実施形態は、図5に示すように、延長線L1、
L2の交点側にて第2溝部111cと第3溝部111d
とが繋がるようにしたものである。
【0034】なお、図5(a)は、組を成す第2溝部1
11c及び第3溝部111dが他の組を成す第2溝部1
11c及び第3溝部111dと公差しないようにした例
であり、図5(b)は組を成す第2溝部111c及び第
3溝部111dと他の組を成す第2溝部111c及び第
3溝部111dとが交差する例である。
11c及び第3溝部111dが他の組を成す第2溝部1
11c及び第3溝部111dと公差しないようにした例
であり、図5(b)は組を成す第2溝部111c及び第
3溝部111dと他の組を成す第2溝部111c及び第
3溝部111dとが交差する例である。
【0035】(第3実施形態)本実施形態は、第1リッ
プリング111の摺動面111aに回転方向(旋回方
向)が異なる少なくとも2種類の螺旋状の溝部111e
を設けたものである。
プリング111の摺動面111aに回転方向(旋回方
向)が異なる少なくとも2種類の螺旋状の溝部111e
を設けたものである。
【0036】これにより、シャフト102がいずれの向
きに回転しても、ポンピング作用により冷媒及び潤滑油
を軸封(シール)することができる。
きに回転しても、ポンピング作用により冷媒及び潤滑油
を軸封(シール)することができる。
【0037】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、本発明を圧縮機に適用したが、本発明の適用はこれ
に限定されるものではなく、その他の回転機器にも適用
することができる。
は、本発明を圧縮機に適用したが、本発明の適用はこれ
に限定されるものではなく、その他の回転機器にも適用
することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る圧縮機の断面図であ
る。
る。
【図2】(a)は本発明の第1実施形態に係る軸封装置
の断面図であり、(b)は第1リップリングの正面図で
ある。
の断面図であり、(b)は第1リップリングの正面図で
ある。
【図3】(a)は、図2(a)の楕円で囲まれた部分の
拡大図であり、(b)は、軸封装置110が圧縮機10
0に装着されたときの摺動部の拡大正面図である。
拡大図であり、(b)は、軸封装置110が圧縮機10
0に装着されたときの摺動部の拡大正面図である。
【図4】第1実施形態の変形例に係る第1リップリング
の正面図である。
の正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る第1リップリング
の正面図である。
の正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る第1リップリング
の正面図である。
の正面図である。
101…フロントハウジング、102…シャフト(回転
軸)、110…軸封装置、111…第1リップリング、
111a…摺動面、111b…第1溝部、111c…第
2溝部、111d…第2溝部、112…第2リップリン
グ。
軸)、110…軸封装置、111…第1リップリング、
111a…摺動面、111b…第1溝部、111c…第
2溝部、111d…第2溝部、112…第2リップリン
グ。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸(102)の外周面(102a)
に摺動可能に接触し、前記外周面(102a)に沿って
流体が漏れ出ることを防止する軸封装置において、 前記外周面(102a)と接触する摺動面(111a)
には、同心円状に形成された複数本の第1溝部(111
b)、及び前記複数本の第1溝部(111b)とのなす
角(α、β)が鋭角となるように前記複数本の第1溝部
(111b)と交差して延びる第2、3溝部(111
c、111d)が形成されており、 さらに、前記第2、3溝部(111c、111d)は、
互いの延長線(L1、L2)が交差するように形成され
ていることを特徴とする軸封装置。 - 【請求項2】 内部に流体が満たされたケーシング(1
01)内外を貫通する回転軸(102)の外周面(10
2a)に摺動可能に接触し、前記外周面(102a)に
沿って流体が漏れ出ることを防止する軸封装置におい
て、 前記外周面(102a)と接触する摺動面(111a)
には、同心円状に形成された複数本の第1溝部(111
b)、及び前記複数本の第1溝部(111b)とのなす
角(α、β)が鋭角となるように前記複数本の第1溝部
(111b)と交差して延びる第2、3溝部(111
c、111d)が形成されており、 さらに、前記第2、3溝部(111c、111d)は、
互いの延長線(L1、L2)が前記ケーシング(10
1)内側で交差するように形成されていることを特徴と
する軸封装置。 - 【請求項3】 回転軸(102)の外周面(102a)
に摺動可能に接触し、前記外周面(102a)に沿って
流体が漏れ出ることを防止する軸封装置において、 前記外周面(102a)と接触する摺動面(111a)
には、回転方向が異なる2種類の螺旋状の溝部(111
e)が形成されていることを特徴とする軸封装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001297272A JP2003097722A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 軸封装置 |
DE10244631A DE10244631B4 (de) | 2001-09-27 | 2002-09-25 | Wellendichtung |
FR0211935A FR2830067B1 (fr) | 2001-09-27 | 2002-09-26 | Dispositif d'etancheite d'arbre |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001297272A JP2003097722A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 軸封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=19118381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001297272A Pending JP2003097722A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 軸封装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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DE (1) | DE10244631B4 (ja) |
FR (1) | FR2830067B1 (ja) |
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JP2008169958A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 回転軸シール |
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GB1302198A (ja) * | 1969-05-09 | 1973-01-04 | ||
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-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001297272A patent/JP2003097722A/ja active Pending
-
2002
- 2002-09-25 DE DE10244631A patent/DE10244631B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2002-09-26 FR FR0211935A patent/FR2830067B1/fr not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
FR2830067A1 (fr) | 2003-03-28 |
DE10244631B4 (de) | 2010-04-29 |
FR2830067B1 (fr) | 2005-01-07 |
DE10244631A1 (de) | 2003-04-10 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100518 |