JP2002115654A - 圧縮機におけるシール構造 - Google Patents

圧縮機におけるシール構造

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JP2002115654A JP2000308862A JP2000308862A JP2002115654A JP 2002115654 A JP2002115654 A JP 2002115654A JP 2000308862 A JP2000308862 A JP 2000308862A JP 2000308862 A JP2000308862 A JP 2000308862A JP 2002115654 A JP2002115654 A JP 2002115654A
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gasket
ridge
contact portion
seal
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Hisaya Yokomachi
尚也 横町
Takayuki Imai
崇行 今井
Junya Suzuki
潤也 鈴木
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Toyota Industries Corp
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    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/08Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
    • F16J15/0818Flat gaskets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
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    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
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    • F16J2015/0856Flat gaskets with a non-metallic coating or strip

Abstract

(57)【要約】 【課題】第1の部材の環状の接合部と第2の部材の環状
の接合部との間に介在されるシール材を単一とし、しか
も高いシール機能を確保する。 【解決手段】斜板ハウジング12の周壁28の端面29
と、シリンダブロック13の端面30の外周部との間に
は環状のガスケット31が介在されている。斜板ハウジ
ング12の周壁28の端面29には環状の突条39が形
成されており、シリンダブロック13の端面30の外周
部には環状の凹条40が形成されている。自然状態では
平板な環状のガスケット31は、環状の突条39と環状
の凹条40との間に挟みこまれて撓み変形している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに接合される
第1の部材の環状の接合部と第2の部材の環状の接合部
との間に環状のシール材を介在した圧縮機におけるシー
ル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機の全体ハウジングは、複数のハウ
ジングを接合して構成されており、各ハウジングの接合
部の間にはリング形状のシール材が介在されている。リ
ング形状のシール材は、各ハウジングの接合部間からの
冷媒洩れを防止する。特開平8−261150号公報、
特開平9−42156号公報、特開平11−12518
2号公報等では、複数のリング形状のシール材を用いた
多重シール構造が開示されている。シール材の個数を増
やせば、前記接合部間からの冷媒洩れ防止効果が高ま
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多重シール構
造では、リング径の異なる複数のシール材を前記接合部
間に配設するため、ハウジングの壁厚を大きくする必要
がある。ハウジング壁の増厚は、圧縮機の体格を大きく
し、しかも圧縮機を重くする。
【0004】二酸化炭素を冷媒として用いた場合、二酸
化炭素はフロン系の冷媒よりも高圧状態で使用される。
高圧の二酸化炭素はゴム製のシール材であるOリングの
内部に浸透し易い。圧縮機の運転中の高圧の二酸化炭素
がゴム製のシール材の内部に浸透し、その後の圧縮機の
運転停止に伴って二酸化炭素の圧力が低下すると、シー
ル材の内部に浸透していた二酸化炭素が膨張する。シー
ル部材の内部の二酸化炭素の膨張という発泡現象は、シ
ール材を破損する。即ち、ゴム製のOリングは、二酸化
炭素を冷媒として用いる圧縮機には不適当である。
【0005】本発明は、第1の部材の環状の接合部と第
2の部材の環状の接合部との間に介在されるシール材を
単一とし、しかも高いシール機能を確保することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、互
いに接合される第1の部材の環状の接合部と第2の部材
の環状の接合部との間に環状のシール材を介在した圧縮
機を対象とし、請求項1の発明では、前記環状のシール
材であって、第1のシール面と第2のシール面とを表裏
の関係で有する剛性を備えたガスケットと、前記ガスケ
ットの第1のシール面に当接するように、前記第1の部
材の接合部に設けられた環状の第1の当接部と、前記ガ
スケットの第2のシール面に当接するように、前記第2
の部材の接合部に設けられた環状の第2の当接部とを備
えたシール構造を構成し、環状の前記第1の当接部の径
と環状の前記第2の当接部の径とを異ならせ、径の大き
い方の当接部によって径の小さい方の当接部を包囲する
ように、前記ガスケットの第1のシール面に前記第1の
当接部を押接すると共に、前記ガスケットの第2のシー
ル面に前記第2の当接部を押接し、前記ガスケットに対
する前記第1の当接部と第2の当接部との押接作用によ
って前記ガスケットを撓み変形させるようにした。
【0007】径の大きい方の当接部は、径の小さい方の
当接部によって当接される一方のシール面の環状部位の
外側で他方のシール面に押接される。径の小さい方の当
接部は、径の大きい方の当接部によって当接される前記
他方のシール面の環状部位の内側で前記一方のシール面
に押接される。従って、環状のガスケットは、その第1
の当接部側と第2の当接部側とがガスケットの厚み方向
(前記シール面に直交する方向)へ、かつ互いに逆方向
へずれる。このずれは、環状のガスケットの全周にわた
って生じ、環状のガスケットが全周にわたって撓み変形
する。この撓み変形がガスケットと接合部との間からの
冷媒の洩れを防止する効果を高める。
【0008】ガスケットでは、接合部に接するシール面
を形成するシール層の層厚を小さくできる。従って、高
圧ガスがシール層に浸透したとしても、その浸透量は少
なく、発泡現象によるシール層の破損は生じない。
【0009】請求項2の発明では、請求項1において、
前記第1の部材の環状の接合部には一対の段差を備えた
環状の突条を設け、前記第2の部材の環状の接合部に
は、一対の段差を備え、かつ前記環状の突条よりも幅広
の環状の凹条を設け、前記環状の突条の内周側の段差の
突端縁と外周側の段差の突端縁とを前記第1の当接部と
し、前記環状の凹条の内周側の段差の基端縁を前記環状
の突条の内周側の段差の突端縁に対する第2の当接部と
し、前記環状の凹条の外周側の段差の基端縁を前記環状
の突条の外周側の段差の突端縁に対する第2の当接部と
した。
【0010】突条の内周側の環状の段差は、凹条の内周
側の環状の段差を包囲し、凹条の外周側の環状の段差
は、突条の外周側の段差を包囲する。凹条の内周側の環
状の段差の基端縁は、突条の内周側の環状の段差の突端
縁の内側で一方のシール面に押接される。凹条の外周側
の環状の段差の基端縁は、突条の外周側の環状の段差の
突端縁の外側で他方のシール面に押接される。突条及び
凹条の採用は、当接部を形成する上で簡便である。
【0011】請求項3の発明では、請求項1において、
前記第1の部材の環状の接合部には単一の段差を有する
環状の半突条を設け、前記第2の部材の環状の接合部に
は単一の段差を有する環状の半凹条を設け、前記環状の
半突条の段差の突端縁を前記第1の当接部とし、前記環
状の半凹条の段差の基端縁を第2の当接部とした。
【0012】環状の半突条の段差の突端縁の径が環状の
半凹条の段差の基端縁の径よりも大きい場合、半凹条の
環状の段差の基端縁は、一方のシール面に押接される半
突条の環状の段差の突端縁の内側で他方のシール面に押
接される。半突条及び半凹条の採用は、当接部を形成す
る上で簡便である。
【0013】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3のいずれか1項において、前記第1の部材は、圧縮機
の全体ハウジングを構成する第1のハウジングとし、前
記第2の部材は、圧縮機の全体ハウジングを構成する第
2のハウジングとした。
【0014】圧縮機の全体ハウジングは、本発明の適用
対象として好適である。請求項5では、請求項1乃至請
求項4のいずれか1項において、前記ガスケットは、剛
性のある基板と、基板の両面に設けられた弾性材製のシ
ール層とから構成した。
【0015】基板の一方の面側のシール層は、第1のシ
ール面を形成し、基板の他方の面側のシール層は、第2
のシール面を形成する。請求項6の発明では、請求項1
乃至請求項5のいずれか1項において、前記ガスケット
は、自然状態では平板とした。
【0016】平板なガスケットは、その表裏のどちらか
が前記一対の接合部のいずれかに対する接触相手として
限定されない。即ち、ガスケットの一方のシール面は、
前記一対の接合部のいずれに対しても接触相手とし得
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、固定容量型の斜板式圧縮機
に本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に
基づいて説明する。本実施の形態では二酸化炭素が冷媒
として用いられている。
【0018】図1に示すように、斜板11を収容する斜
板ハウジング12にはシリンダブロック13が接合され
ている。シリンダブロック13には室形成ハウジング1
4が接合されており、室形成ハウジング14にはモータ
ハウジング15が接合されている。モータハウジング1
5、斜板ハウジング12、シリンダブロック13及び室
形成ハウジング14は、図示しないボルトの締め付けに
よって共締め固定されて全体ハウジング10を構成して
いる。斜板ハウジング12とシリンダブロック13と
は、全体ハウジング10を構成する第1のハウジングと
第2のハウジングとになる関係にある。シリンダブロッ
ク13と室形成ハウジング14とは、全体ハウジング1
0を構成する第1のハウジングと第2のハウジングとに
なる関係にある。室形成ハウジング14とモータハウジ
ング15とは、全体ハウジング10を構成する第1のハ
ウジングと第2のハウジングとになる関係にある。
【0019】モータハウジング15と斜板ハウジング1
2とには回転軸16がラジアルベアリング17,18を
介して回転可能に支持されている。回転軸16は、シリ
ンダブロック13及び室形成ハウジング14を貫通して
いる。斜板11は斜板ハウジング12内にて回転軸16
に止着されている。
【0020】モータハウジング15の内周面にはステー
タ19が取り付けられており、モータハウジング15内
にて回転軸16にはロータ20が止着されている。ロー
タ20は、ステータ19への通電によって回転し、回転
軸16はロータ20と一体的に回転する。
【0021】シリンダブロック13には複数のシリンダ
ボア131(図2に示すように、本実施の形態では4
つ)が形成されている。複数のシリンダボア131は回
転軸16の周囲に等間隔で環状に配列されている。各シ
リンダボア131にはピストン21が収容されている。
斜板11と各ピストン21との間にはシュー22が介在
されている。斜板11の回転力はシュー22を介してピ
ストン21に伝えられ、ピストン21は斜板11の回転
に伴ってシリンダボア131内を往復動する。
【0022】室形成ハウジング14とシリンダブロック
13との間にはバルブプレート23、弁形成プレート2
4,25及びリテーナ形成プレート26が介在されてい
る。室形成ハウジング14内は、隔壁141によって吸
入室142と吐出室143とに区画されている。
【0023】リテーナ形成プレート26、弁形成プレー
ト25及びバルブプレート23には吸入ポート231が
吸入室142及び各シリンダボア131に対応して形成
されている。又、弁形成プレート24及びバルブプレー
ト23には吐出ポート232が吐出室143及び各シリ
ンダボア131に対応して形成されている。弁形成プレ
ート24には吸入弁241が形成されており、弁形成プ
レート25には吐出弁251が形成されている。吸入弁
241は吸入ポート231を開閉し、吐出弁251は吐
出ポート232を開閉する。
【0024】吸入室142内の冷媒は、ピストン21の
復動動作(図1において左側から右側への移動)により
吸入ポート231から吸入弁241を押し退けてシリン
ダボア131内へ流入する。シリンダボア131内へ流
入した冷媒は、ピストン21の往動動作(図1において
右側から左側への移動)により吐出ポート232から吐
出弁251を押し退けて吐出室143へ吐出される。吐
出弁251は、リテーナ形成プレート26に形成された
リテーナ261に当接して開度規制される。
【0025】斜板11の筒形状の基部111と斜板ハウ
ジング12の端壁121との間にはスラストベアリング
27が介在されている。ピストン21の往動動作によっ
てシリンダボア131から吐出室143へ冷媒を吐出す
るときの圧縮反力は、ピストン21、シュー22、斜板
11及びスラストベアリング27を介して端壁121で
受け止められる。
【0026】吐出室143内の冷媒は、室形成ハウジン
グ14の端壁144上の軸通し孔145を経由してモー
タハウジング15内へ流入する。モータハウジング15
内の冷媒は、モータハウジング15に形成された吐出通
路151を経由して図示しない外部冷媒回路へ流出す
る。モータハウジング15内から外部冷媒回路へ流出し
た冷媒は、外部冷媒回路上の凝縮器、膨張弁、蒸発器を
経由して、室形成ハウジング14に形成された吸入通路
146から吸入室142へ還流する。モータハウジング
15内は吐出圧領域であり、シリンダブロック13の軸
通し孔132を介して吐出室143に連通する斜板ハウ
ジング12内は、吐出圧領域である。ラジアルベアリン
グ17,18、スラストベアリング27、斜板11とシ
ュー22との間の摺接部は、冷媒(二酸化炭素)と共に
流動する潤滑油によって潤滑される。
【0027】第1の部材となる斜板ハウジング12の周
壁28の端面29と、第2の部材となるシリンダブロッ
ク13の端面30の外周部との間には環状のガスケット
31が介在されている。端面29,30は、斜板ハウジ
ング12とシリンダブロック13との環状の接合部とな
る。
【0028】図3(a),(b)に示すように、斜板ハ
ウジング12の周壁28の端面29には環状の突条39
が形成されており、シリンダブロック13の端面30の
外周部には環状の凹条40が形成されている。環状の突
条39の高さK1は、ガスケット31の厚みTよりも小
さくしてあり、環状の凹条40の深さF1は、環状の突
条39の高さK1よりも大きくしてある。環状の凹条4
0の幅H2は、環状の突条39の幅H1よりも広くして
ある。環状の突条39の内周側の段差391の径D1
(図2に図示)は、環状の凹条40の内周側の段差40
1の径D2(図2に図示)よりも大きくしてある。環状
の突条39の外周側の段差392の径D3(図に図示)
は、環状の凹条40の外周側の段差402の径D4(図
2に図示)よりも小さくしてある。回転軸16の軸線1
61(図1に図示)の方向に見た場合、環状の突条39
の段差391は、環状の凹条40の段差401を包囲す
るように段差401の外側にあり、環状の凹条40の段
差402は、環状の突条39の段差392を包囲するよ
うに段差392の外側にある。即ち、回転軸16の軸線
161の方向に見た場合、環状の突条39は環状の凹条
40に包含される。
【0029】環状の突条39の突端縁393の径(即
ち、段差391の径D1)は、環状の凹条40の基端縁
403の径(即ち、段差401の径D2)よりも大き
い。又、環状の突条39の突端縁394の径(即ち、段
差392の径D3)は、環状の凹条40の基端縁404
の径(即ち、段差402の径D4)よりも小さい。
【0030】図3(a)は、斜板ハウジング12とシリ
ンダブロック13とを組み付ける前の状態を表す。ガス
ケット31は、金属製の基板311と、基板311の両
面に止着されたゴム製のシール層312,313とから
なる。自然状態におけるガスケット31は、平板であ
る。図3(b)は、ガスケット31を挟んで斜板ハウジ
ング12とシリンダブロック13とを組み付けた状態を
表す。ガスケット31は、環状の突条39と環状の凹条
40との間で挟みこまれて撓み変形している。
【0031】環状の突条39の突端縁393,394
は、ガスケット31の第1のシール面314に当接させ
る当接部である。環状の凹条40の基端縁403,40
4は、ガスケット31の第2のシール面315に当接さ
せる当接部である。突端縁393は、基端縁403に対
する第1の当接部であり、基端縁403は、突端縁39
3に対する第2の当接部である。突端縁394は、基端
縁404に対する第1の当接部であり、基端縁404
は、突端縁394に対する第2の当接部である。
【0032】シリンダブロック13の端面32の外周部
と、室形成ハウジング14の周壁33の端面34との間
には環状のガスケット35が介在されている。室形成ハ
ウジング14の端壁144の外端面147の外周部とモ
ータハウジング15の周壁36の端面37との間には環
状のガスケット38が介在されている。ガスケット3
5,38もガスケット31と同じ構成である。
【0033】端面32,34は、シリンダブロック13
と室形成ハウジング14との環状の接合部となる。端面
37及び外端面147は、室形成ハウジング14とモー
タハウジング15との環状の接合部となる。
【0034】図1に示すように、シリンダブロック13
の端面32の外周部には環状の凹条41が形成されてお
り、室形成ハウジング14の周壁33の端面34には環
状の突条42が形成されている。室形成ハウジング14
の外端面147の外周部には環状の凹条43が形成され
ており、モータハウジング15の周壁36の端面37に
は環状の突条44が形成されている。環状の突条42,
44は、環状の突条39と同じ形状であり、環状の凹条
41,43は、環状の凹条40と同じ形状である。回転
軸16の軸線161の方向に見た場合、環状の突条42
は環状の凹条41に包含され、環状の突条44は環状の
凹条43に包含される。
【0035】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)斜板ハウジング12とシリンダブロック13と
を組み付けた状態では、斜板ハウジング12の周壁28
の端面29と、シリンダブロック13の端面30とは、
ガスケット31の厚みTの程度まで近づけられる。環状
の突条39の高さK1は、ガスケット31の厚みTより
も小さいため、環状の突条39の段差391,392の
突端縁393,394と、環状の凹条40の段差40
1,402の基端縁403,404とは、ガスケット3
1の厚みTよりも小さい間隔t〔図3(b)に図示〕ま
で近づけられる。従って、環状の突条39の段差391
の突端縁393,394は、環状のガスケット31のシ
ール層312の表面である第1のシール面314〔図3
(a),(b)に図示〕に当接し、環状の凹条40の段
差401,402の基端縁403,404は、環状のガ
スケット31のシール層313の表面である第2のシー
ル面315〔図3(a),(b)に図示〕に当接する。
突端縁393,394が第1のシール面314に当接す
ると共に、基端縁403,404が第2のシール面31
5に当接した状態では、環状の突条39の突端縁393
は、環状の凹条40の基端縁403の外側でガスケット
31を端面30側へ押す。又、環状の凹条40の基端縁
403は、環状の突条39の突端縁393の内側でガス
ケット31を端面29側へ押す。さらに、環状の突条3
9の突端縁394は、環状の凹条404の内側でガスケ
ット31を端面30側へ押し、環状の凹条40の基端縁
404は、環状の突条39の突端縁394の外側でガス
ケット31を端面29側へ押す。
【0036】その結果、環状のガスケット31は、その
内周部及び外周部と、ガスケット31の幅の中央部とが
ガスケット31の厚み方向へ、かつ互いに逆方向へずれ
る。このずれは、環状のガスケット31の全周にわたっ
て生じ、環状のガスケット31が基板311の剛性に抗
して全周にわたって図3(b)に示すように撓み変形す
る。この撓み変形状態では、環状の突条39の突端縁3
93,394がシール層312に強く食い込み、環状の
凹条40の基端縁403,404がシール層313に強
く食い込む。線形状の突端縁393,394及び線形状
の基端縁403,404のシール層312,313に対
する食い込みは、突端縁393,394とシール層31
2との当接部位、及び基端縁403,404とシール層
313との当接部位における接圧を高める。このような
高い接圧は、ガスケット31と端面29との間、あるい
はガスケット31と端面30との間からの冷媒洩れを防
止する効果を高める。
【0037】(1-2)二酸化炭素を冷媒として用いた場
合、二酸化炭素はフロン系の冷媒よりも高圧状態で使用
されるが、高圧の二酸化炭素はゴム製のシール部材の内
部に浸透し易い。圧縮機の運転中の高圧の二酸化炭素が
ゴム製のシール部材の内部に浸透し、その後の圧縮機の
運転停止に伴って二酸化炭素の圧力が低下すると、シー
ル部材の内部に浸透していた二酸化炭素が膨張する。ゴ
ム製のシール部材の内部の二酸化炭素の膨張という発泡
現象は、ゴム製のシール部材を破損する。シール部材の
破損は、シール部材のシール機能の低下をもたらす。
【0038】ガスケット31は、基板311の両面にゴ
ム製のシール層312,313を焼き付け形成してあ
る。シール層312,313の層厚は小さくでき、高圧
の冷媒である二酸化炭素がシール層312,313に浸
透する量は少ない。従って、発泡現象によるシール層3
12,313の破損は生じない。
【0039】(1-3)環状の突条39及び環状の凹条4
0の採用は、シール層312,313に対する高い接圧
をもたらす当接部を形成する上で簡便である。 (1-4)自然状態では平板であるガスケット31は、そ
の表裏のどちらかが端面29,30のいずれかに対する
接触相手として限定されない。即ち、ガスケット31の
シール層312は、端面29,30のいずれに対しても
接触相手となり、シール層313は、端面29,30の
いずれに対しても接触相手となる。従って、自然状態で
は平板であるガスケット31は、使い勝手がよい。
【0040】(1-5)リング径に比べて幅のかなり小さ
いリング形状のガスケット31は、全周にわたって均等
に撓み変形させ易い。 (1-6)環状のガスケット35,38もガスケット31
と同様に撓み変形してガスケット31と同じ役割を果た
す。又、環状の突条42,44は、環状の突条39と同
様の役割を果たし、環状の凹条41,43は、環状の凹
条40と同様の役割を果たす。
【0041】次に、図4(a),(b)の第2の実施の
形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同
じ符号が用いられている。斜板ハウジング12の周壁2
8の端面29には環状の半突条45が形成されており、
シリンダブロック13の端面30の外周部には環状の半
凹条46が形成されている。半突条とは、接合部となる
端面上に段差を1つのみ有する突条のこととし、半凹条
とは、接合部となる端面上に段差を1つのみ有する凹条
のこととする。環状の半突条45の高さK2は、ガスケ
ット31の厚みTよりも小さくしてあり、環状の半凹条
46の深さF2は、環状の半突条45の高さK2と同じ
にしてある。環状の半凹条46の幅H4は、環状の半突
条45の幅H3よりも広くしてある。環状の半突条45
の段差451の径は、環状の半凹条46の段差461の
径よりも大きくしてある。回転軸16の軸線161の方
向に見た場合、環状の半突条45の段差451は、環状
の半凹条46の段差461を包囲するように段差461
の外側にある。即ち、回転軸16の軸線161の方向に
見た場合、環状の半突条45は環状の半凹条46に包含
される。
【0042】斜板ハウジング12とシリンダブロック1
3とを組み付けた場合、図4(a)に示すように、ガス
ケット31は撓み変形し、環状の半突条45の段差45
1の突端縁452がシール層312に強く食い込み、環
状の半凹条46の段差461の基端縁462がシール層
313に強く食い込む。線形状の突端縁452及び線形
状の基端縁462のシール層312,313に対する食
い込みは、突端縁452とシール層312との当接部
位、及び基端縁462とシール層313との当接部位に
おける接圧を高める。このような高い接圧は、ガスケッ
ト31と端面29との間、あるいはガスケット31と端
面30との間からの冷媒洩れを防止する効果を高める。
【0043】次に、図5の第3の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用い
られている。環状の突条47は、互いに逆向きの一対の
テーパ471,472を有し、環状の凹条48は、互い
に逆向きの一対のテーパ481,482を有している。
環状の突条47のテーパ471,472が交差する頂部
473は、ガスケット31のシール層312に食い込む
第1の当接部である。環状の凹条48のテーパ481,
482と端面30とが交差する一対の角部483,48
4は、ガスケット31のシール層313に食い込む第2
の当接部である。
【0044】次に、図6の第4の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用い
られている。環状の突条49は断面円弧形状であり、環
状の凹条50は断面円弧形状である。環状の突条49の
頂部491は、ガスケット31のシール層312に食い
込む第1の当接部である。環状の凹条48の円弧と端面
30とが交差する一対の角部501,502は、ガスケ
ット31のシール層313に食い込む第2の当接部であ
る。
【0045】次に、図7(a),(b),(c)の第5
の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成
部には同じ符号が用いられている。吸入弁241を形成
するための弁形成プレート24Aは、金属製の基板24
2と、基板242の両面に止着されたゴム製のシール層
243,244とからなるガスケットになっている。シ
リンダブロック13に形成された環状の凹条41の段差
411,412の基端縁413,414は、弁形成プレ
ート24Aの第2のシール面246に当接する第2の当
接部である。室形成ハウジング14に形成された環状の
突条42の段差421,422の突端縁423,424
は、弁形成プレート24Aの第1のシール面245に当
接する第1の当接部である。自然状態では平板な弁形成
プレート24Aは、シリンダブロック13と室形成ハウ
ジング14との組み付けによってその外周部が全周にわ
たって撓み変形する。弁形成プレート24Aをガスケッ
トとして兼用する構成は、部品点数の低減に寄与する。
【0046】本発明では以下のような実施の形態も可能
である。 (1)特開2000−170656号公報に開示される
可変容量型圧縮機に本発明を適用すること。 (2)前記(1)項の可変容量型圧縮機に用いられる容
量制御弁と圧縮機本体との間をガスケットでシールする
場合に本発明を適用すること。この場合、圧縮機本体と
容量制御弁とが互いに接合される第1の部材と第2の部
材とになる。 (3)スクロール型圧縮機、ベーン圧縮機等の斜板式圧
縮機以外の圧縮機に本発明を適用すること。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、環状の
第1の当接部の径と環状の第2の当接部の径とを異なら
せ、径の大きい方の当接部によって径の小さい方の当接
部を包囲するように、ガスケットの第1のシール面に前
記第1の当接部を押接すると共に、前記ガスケットの第
2のシール面に前記第2の当接部を押接し、前記ガスケ
ットに対する前記第1の当接部と第2の当接部との押接
作用によって前記ガスケットを撓み変形させるようにし
たので、第1の部材の環状の接合部と第2の部材の環状
の接合部との間に介在されるシール材を単一とし、しか
も高いシール機能を確保し得るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示し、要部拡大側断面図を
組み込んだ圧縮機全体の側断面図。
【図2】要部分解斜視図。
【図3】(a)は要部拡大分解側断面図。(b)は要部
拡大側断面図。
【図4】第2の実施の形態を示し、(a)は要部拡大側
断面図を組み込んだ要部側断面図。(b)は要部拡大分
解側断面図。
【図5】第3の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図6】第4の実施の形態を示す要部拡大側断面図。
【図7】第5の実施の形態を示し、(a)は要部側断面
図。(b)は要部拡大分解側断面図。(c)は要部拡大
側断面図。
【符号の説明】
10…全体ハウジング。12…斜板ハウジング。13…
シリンダブロック。14…室形成ハウジング。147…
接合部となる外端面。15…モータハウジング。29,
30,32,34,37…接合部となる端面。31,3
5,38…ガスケット。311…基板。312,313
…シール層。314…第1のシール面。315…第2の
シール面。39,42,44…環状の突条。391,3
92…段差。393,394…突端縁。40,41,4
3…環状の凹条。401,402…段差。403,40
4…基端縁。45…環状の半突条。451…段差。45
2…突端縁。46…環状の半凹条。461…段差。46
2…基端縁。47,49…環状の突条。48,50…環
状の凹条。24A…ガスケットである弁形成プレート。
242…基板。243,244…シール層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 潤也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AB05 AC03 BC00 CD01 3H076 AA06 BB10 CC46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに接合される第1の部材の環状の接合
    部と、第2の部材の環状の接合部との間に環状のシール
    材を介在した圧縮機において、 前記環状のシール材であって、第1のシール面と第2の
    シール面とを表裏の関係で有する剛性を備えたガスケッ
    トと、 前記ガスケットの第1のシール面に当接するように、前
    記第1の部材の接合部に設けられた環状の第1の当接部
    と、 前記ガスケットの第2のシール面に当接するように、前
    記第2の部材の接合部に設けられた環状の第2の当接部
    とを備え、 環状の前記第1の当接部の径と環状の前記第2の当接部
    の径とを異ならせ、径の大きい方の当接部によって径の
    小さい方の当接部を包囲するように、前記ガスケットの
    第1のシール面に前記第1の当接部を押接すると共に、
    前記ガスケットの第2のシール面に前記第2の当接部を
    押接し、前記ガスケットに対する前記第1の当接部と第
    2の当接部との押接作用によって前記ガスケットを撓み
    変形させるようにした圧縮機におけるシール構造。
  2. 【請求項2】前記第1の部材の環状の接合部には一対の
    段差を備えた環状の突条を設け、前記第2の部材の環状
    の接合部には、一対の段差を備え、かつ前記環状の突条
    よりも幅広の環状の凹条を設け、前記環状の突条の内周
    側の段差の突端縁と外周側の段差の突端縁とを前記第1
    の当接部とし、前記環状の凹条の内周側の段差の基端縁
    を前記環状の突条の内周側の段差の突端縁に対する第2
    の当接部とし、前記環状の凹条の外周側の段差の基端縁
    を前記環状の突条の外周側の段差の突端縁に対する第2
    の当接部とした請求項1に記載の圧縮機におけるシール
    構造。
  3. 【請求項3】前記第1の部材の環状の接合部には単一の
    段差を有する環状の半突条を設け、前記第2の部材の環
    状の接合部には単一の段差を有する環状の半凹条を設
    け、前記環状の半突条の段差の突端縁を前記第1の当接
    部とし、前記環状の半凹条の段差の基端縁を第2の当接
    部とした請求項1に記載の圧縮機におけるシール構造。
  4. 【請求項4】前記第1の部材は、圧縮機の全体ハウジン
    グを構成する第1のハウジングであり、前記第2の部材
    は、圧縮機の全体ハウジングを構成する第2のハウジン
    グである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
    圧縮機におけるシール構造。
  5. 【請求項5】前記ガスケットは、剛性のある基板と、基
    板の両面に設けられた弾性材製のシール層とからなる請
    求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧縮機にお
    けるシール構造。
  6. 【請求項6】前記ガスケットは、自然状態では平板であ
    る請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の圧縮機
    におけるシール構造。
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