JP2003097628A - 車両用フロントフォーク - Google Patents

車両用フロントフォーク

Info

Publication number
JP2003097628A
JP2003097628A JP2001298371A JP2001298371A JP2003097628A JP 2003097628 A JP2003097628 A JP 2003097628A JP 2001298371 A JP2001298371 A JP 2001298371A JP 2001298371 A JP2001298371 A JP 2001298371A JP 2003097628 A JP2003097628 A JP 2003097628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
winding portion
side tube
body side
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001298371A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekuni Ito
日出国 伊藤
Atsushi Takabayashi
篤 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2001298371A priority Critical patent/JP2003097628A/ja
Publication of JP2003097628A publication Critical patent/JP2003097628A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用フロントフォークにおいて、軽量化と
材料コストの低減を図ること。 【解決手段】 車両用フロントフォーク10において、
懸架スプリング16として、同一の素線径にて巻回し
た、コイル平均径が小径の粗巻部42と、コイル平均径
が大径の密巻部41と、粗巻部42と密巻部41を直列
につなぐ接続部43とからなる多段コイルスプリング4
0を用い、車体側チューブ14における下部ブラケット
13の取付部より上部の内周に大内径部51を形成し、
大内径部51に大径の密巻部41を収納したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用フロントフォ
ークに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用フロントフォークにおい
て、車輪側と車体側の間に介装される懸架スプリングと
して、同一の素線径、かつ同一のコイル平均径にて巻回
した、小ピッチの密巻部と、大ピッチの粗巻部と、それ
らの密巻部と粗巻部を直列につなぐ接続部とからなる多
段コイルスプリングを用いるものがある。
【0003】このコイルスプリングでは、密巻部のばね
定数K1が小さく、粗巻部のばね定数K2が大きい、2段
階特性を示し、全体の合成ばね定数KはK=K1・K2/
(K1+K2)になる。
【0004】また、このコイルスプリングのクッション
ストローク特性は、合成ばね定数Kが働く小さなばね定
数の領域Aと、密巻部が密着し、粗巻部の大きなばね定
数K2が働く大きなばね定数の領域Bとを有する。そし
て、コイルスプリングは、領域Aで路面からの比較的小
さな高周波の振動を領域Aで吸収し、路面のうねり等に
起因する比較的大きな低周波の振動が作用したときには
粗巻部がストロークして、この大きな振動を領域Bで吸
収する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、多段コイルスプリングが密巻部と粗巻部のコイ
ル平均径を同一としているため、コイル素線径が全体的
に大径となり、軽量化ができず、材料コストもかさむ。
【0006】本発明の課題は、車両用フロントフォーク
において、軽量化と材料コストの低減を図ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
側チューブを車輪側チューブ内に摺動自在に挿入し、該
車体側チューブ内に懸架スプリングを内挿し、該車体側
チューブを上部ブラケットと下部ブラケットを介して車
体側に取付けた車両用フロントフォークにおいて、車体
側チューブ内に内挿される前記懸架スプリングとして、
同一の素線径にて巻回した、コイル平均径が小径の粗巻
部と、コイル平均径が大径の密巻部と、該小径の粗巻部
と該大径の密巻部を直列につなぐ接続部とからなる多段
コイルスプリングを用い、前記車体側チューブにおける
前記下部ブラケットの取付部より上部の内周に大内径部
を形成し、該大内径部に前記大径の密巻部を収納したも
のである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記多段コイルスプリングの小径の粗巻部と大
径の密巻部のコイル平均半径の差の値をそれらの素線径
の大きさより小さくしたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、前記多段コイルスプリングの小径の粗巻
部と大径の密巻部をつなぐ接続部のピッチを前記小径の
粗巻部のピッチより小さく、かつ、前記大径の密巻部の
ピッチ以上に設定したものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば下記〜の作用があ
る。 多段コイルスプリングの粗巻部で、コイル平均径を小
さくしたことにより、一定の剪断応力の発生を許容しな
がら、素線径を細くすることができ、軽量化と材料コス
トの低減を図ることができる。
【0011】多段コイルスプリングの密巻部で、素線
径を一定とするとき、コイル平均径を大きくしたことに
より、巻数を少なくでき、軽量化と材料コストの低減を
図ることができる。
【0012】車体側チューブにおける下部ブラケット
の取付部より上部内周の肉厚を落として大内径部を形成
でき、この大内径部に多段コイルスプリングの大径の密
巻部を収納することにより、車体側チューブの肉厚を落
とした分、軽量化と材料コストの低減を図ることができ
る。
【0013】小径の粗巻部は車体側チューブの小内径
部でガイドされ、大径の密巻部は車体側チューブの大内
径部でガイドされ、懸架スプリングの胴曲がりを生じな
い。
【0014】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 多段コイルスプリングの密巻部が小さな変動を吸収し
て密着した後、粗巻部が大きな振動を吸収するとき、粗
巻部が必ず密巻部に支えられて、粗巻部と密巻部との接
続部のそれ以上の変位が阻止され、接続部での素線の折
れを生じない。
【0015】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 多段コイルスプリングの粗巻部のピッチより小ピッチ
の接続部は粗巻部より早く密着して、接続部の密巻部に
つながる大コイル径部位で発生する剪断応力がそれ以上
に高くなることを回避し、接続部での素線の折れを生じ
ない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はフロントフォークを示す全
体断面図、図2は図1の下部断面図、図3は図1の上部
断面図、図4は本発明の多段コイルスプリングを示す正
面図、図5は多段コイルスプリングのクッションストロ
ーク特定を示す線図、図6は多段コイルスプリングの他
の例を示す正面図である。
【0017】車両用フロントフォーク10は、図1〜図
3に示す如く、車体に支持されるステアリングシャフト
11の上下に固定した上部ブラケット12と下部ブラケ
ット13に車体側チューブ14を取付けるとともに、こ
の車体側チューブ14を車輪側チューブ15内に摺動自
在に挿入して正立し、両チューブ14、15の間に懸架
スプリング16を介装するとともに、単筒型ダンパ17
を正立にして内挿している。車輪側チューブ15は車軸
ブラケット18を介して車軸に結合される。
【0018】車輪側チューブ15の底部にはダンパ17
のダンパシリンダ21の下端部が固定されて立設してい
る。車体側チューブ14の上端部にはキャップ22が螺
着され、キャップ22の内周にピストンロッド24が螺
着されている。ピストンロッド24の先端部はダンパシ
リンダ21に挿入されている。
【0019】車輪側チューブ15の内部のダンパシリン
ダ21の上端外周部にはスプリング受25が圧入されて
いる。他方、車体側チューブ14の内部で、ピストンロ
ッド24の基端部に衝合されているロックナット26に
はスプリング受27が支持され、スプリング受27とス
プリング受25の間に前述の懸架スプリング16を介装
している。
【0020】車体側チューブ14と車輪側チューブ15
の内部で、ダンパシリンダ21の外周部には、油溜室3
1と気体室32が設けられ、気体室32に閉じ込められ
ている気体が気体ばねを構成する。懸架スプリング16
と気体ばねの弾発力は、車両が路面から受ける衝撃力を
吸収する。
【0021】ダンパ17は、ピストンロッド24の先端
部に設けたピストンホルダ33まわりに設けられるピス
トンバルブ装置34と、車輪側チューブ15の底部側に
設けたボトムホルダ35まわりに設けられるボトムバル
ブ装置36とを有する。ピストンバルブ装置34とボト
ムバルブ装置36は、詳細には例えば特願2000-219483
に記載のものを採用できる。ダンパ17は、ピストンバ
ルブ装置34とボトムバルブ装置36が発生する減衰力
により、懸架スプリング16と気体ばねによる衝撃力の
吸収に伴う車体側チューブ14と車輪側チューブ15の
伸縮振動を制振する。
【0022】しかるに、フロントフォーク10にあって
は、車体側チューブ14に内挿される懸架スプリング1
6として、多段コイルスプリング40を用いている。多
段コイルスプリング40は、図4に示す如く、同一材質
の素線からなり、同一の素線径dを有し、それぞれ所定
の自由長L1、L2、巻数N1、N2を有する小ピッチp1
の密巻部41と大ピッチp2の粗巻部42を、接続部4
3を介して軸方向に直列に巻回したものである。尚、密
巻部41、接続部43と粗巻部42はそれぞれコイル軸
心Oを中心として同軸である。このとき、多段コイルス
プリング40は以下の諸元を有する。
【0023】(A)密巻部41と粗巻部42のコイル平均
径 粗巻部42のコイル平均径D2を小径に形成し、密巻部
41のコイル平均径D1を大径に形成する。尚、接続部
43のコイル径は、小径の粗巻部42のコイル平均径D
2から大径の密巻部41のコイル平均径D1に向けて次第
に拡大する。
【0024】(B)密巻部41と粗巻部42のコイル平均
径の差 小径の粗巻部42のコイル平均径D2と大径の密巻部4
1のコイル平均径D1の差の値を、それらの素線径dの
2倍の値2dの大きさより小さくする。
【0025】(C)接続部43のピッチ 本実施形態では、粗巻部42と密巻部41をつなぐ接続
部43のピッチp3を、密巻部41のピッチp1と同一又
は略同一に設定している。
【0026】しかしながら、粗巻部42と密巻部41の
接続部43は、径が大きくなるのに比例して応力が高く
なるので、径が大きくなるのに比例して接続部43の巻
ピッチを小さくするように設定することもできる。ま
た、粗巻部42のピッチp2より小さく、かつ、密巻部
のピッチp1以上に設定することもできる。要するに、
密巻部41が密着した後、粗巻部42から密巻部41に
つながる接続部43に応力集中が発生しないように粗巻
部42よりピッチを小さくしたものであれば良い。
【0027】(D)接続部43の巻数 接続部43の巻数N3を0.75〜1.0巻とする。しかし、こ
れ以上の巻き数であっても良い。また、フロントフォー
ク10において、車体側チューブ14に最大曲げ応力が
作用する箇所は下部ブラケット13の取付部であり、車
体側チューブ14の肉厚としてはこの最大曲げ応力に耐
え得るものを設定する。そして、フロントフォーク10
における下部ブラケット13の取付部より上部の内周に
大内径部51を形成し、この大内径部51に懸架スプリ
ング16(多段コイルスプリング40)の大径の密巻部
41を収納する。小径の粗巻部42の外周が車体側チュ
ーブ14の小内径部52でガイドされ、大径の密巻部4
1の外周が車体側チューブ14の大内径部51でガイド
される。
【0028】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 多段コイルスプリング40のクッションストローク特
性(荷重WとクッションストロークSの関係)は、図5
に示す如く、密巻部41の小さなばね定数K1と粗巻部
42の大きなばね定数K2の合成ばね定数K(K=K1・
K2/(K1+K2))が働く小さなばね定数の領域A
と、密巻部41が密着し、粗巻部42の大きなばね定数
K2が働く大きなばね定数の領域Bとを有する。従っ
て、フロントフォーク10にあっては、多段コイルスプ
リング40の密巻部41と粗巻部42の合成ばね定数K
が働く小さなばね定数の領域Aで路面からの比較的小さ
な高周波の振動を吸収し、路面のうねり等に起因する比
較的大きな低周波の振動が作用したときには密巻部41
が密着して、この大きな振動を粗巻部42の大きなばね
定数K2が働く大きなばね定数の領域Bで吸収し、乗心
地が良い。
【0029】多段コイルスプリング40の密巻部4
1、粗巻部42で発生する剪断応力τは、下記(1)式で
表される。
【0030】τ=8κDW/πd …(1) κ 応力修正係数 D コイル平均径 W 荷重 d コイル素線径
【0031】多段コイルスプリング40は、密巻部41
が先に密着し、続いて粗巻部42が密着する。従って、
粗巻部42に最大荷重が作用し、(1)式より、密巻部4
1より粗巻部42で大きな剪断応力を生ずる。
【0032】多段コイルスプリング40では、(1)式に
より、粗巻部42で、コイル平均径D2を小さくしたこ
とにより、一定の剪断応力の発生を許容しながら、素線
径dを細くすることができ、軽量化と材料コストの低減
を図ることができる。
【0033】多段コイルスプリング40の密巻部4
1、粗巻部42の巻数Nは、下記(2)式で表される。
【0034】N=Gd/8DK …(2) G 横弾性係数 K ばね定数
【0035】多段コイルスプリング40では、密巻部4
1で、素線径dを一定とするとき、コイル平均径D1を
大きくしたことにより、巻数N1を少なくでき、軽量化
と材料コストの低減を図ることができる。
【0036】多段コイルスプリング40の小径の粗巻
部42と大径の密巻部41のコイル平均径の差の値(D
1−D2)をそれらの素線径dの2倍の値2dの大きさよ
り小さくした。即ち、粗巻部42と密巻部41のコイル
平均半径の差の値(D1/2−D2/2)をそれらの素線径d
の大きさより小さくした。従って、多段コイルスプリン
グ40の密巻部41が小さな振動を吸収して密着した
後、粗巻部42が大きな振動を吸収するとき、粗巻部4
2が必ず密巻部41に支えられて、粗巻部42と密巻部
41との接続部43のそれ以上の変位が阻止され、接続
部43での素線の折れを生じない。
【0037】多段コイルスプリング40の小径の粗巻
部42と大径の密巻部41をつなぐ接続部43のピッチ
p3を小径の粗巻部42のピッチp2より小さく、かつ、
大径の密巻部41のピッチp1以上に設定した。従っ
て、多段コイルスプリング40の粗巻部42より小ピッ
チの接続部43は粗巻部42より早く密着して、接続部
43の密巻部41につながる大コイル径部位(図4のM
点)で発生する剪断応力がそれ以上に高くなることを回
避し、接続部43での素線の折れを生じない。
【0038】尚、接続部43のピッチp3を粗巻部42
のピッチp2と同等にする場合(図6)には、接続部4
3と粗巻部42が圧縮される。このとき、粗巻部42が
許容剪断応力に至るものと仮定すると、粗巻部42より
コイル径の大きな、接続部43の密巻部41につながる
大コイル径部位(図6のM点)で発生する剪断応力は材
料の許容値を超えるものになって素線の折れを生ずる。
【0039】車体側チューブ14における下部ブラケ
ット13の取付部より上部内周の肉厚を落として大内径
部51を形成でき、この大内径部51に多段コイルスプ
リング40の大径の密巻部41を収納することにより、
車体側チューブ14の肉厚を落とした分、軽量化と材料
コストの低減を図ることができる。このとき、フロント
フォーク10の車体側チューブ14において、最大曲げ
応力が作用する箇所は下部ブラケット13の取付部であ
り、車体側チューブ14の肉厚としてはこの最大曲げ応
力に耐え得るものを設定するが、下部ブラケット13の
取付部より上部では曲げ応力が小であって上述の如くに
肉厚を落とすことができる。即ち、車体側チューブ14
に必要な曲げ強度を確保しながら、軽量化と材料コスト
の低減を図ることができる。
【0040】小径の粗巻部42は車体側チューブ14
の小内径部52でガイドされ、大径の密巻部41は車体
側チューブ14の大内径部51でガイドされ、懸架スプ
リング16(多段コイルスプリング40)の胴曲がりを
生じない。
【0041】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のフロントフォークに用いる多段コイルスプリング
は、多段コイルスプリング40の如くの2段コイルスプ
リングに限らず、同一の素線径を有し、互いにピッチを
粗密にする3個以上のコイル巻部を軸方向に直列に巻回
し、より粗いコイル巻部のコイル平均径をより小径に、
より密のコイル巻部のコイル平均径をより大径に形成し
た3段以上のコイルスプリングであっても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両用フ
ロントフォークにおいて、軽量化と材料コストの低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はフロントフォークを示す全体断面図であ
る。
【図2】図2は図1の下部断面図である。
【図3】図3は図1の上部断面図である。
【図4】図4は本発明の多段コイルスプリングを示す正
面図である。
【図5】図5は多段コイルスプリングのクッションスト
ローク特定を示す線図である。
【図6】図6は多段コイルスプリングの他の例を示す正
面図である。
【符号の説明】
10 車両用フロントフォーク 12 上部ブラケット 13 下部ブラケット 14 車体側チューブ 15 車輪側チューブ 16 懸架スプリング 40 多段コイルスプリング 41 密巻部 42 粗巻部 43 接続部 51 大内径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D014 DD06 DE08 3J059 AC01 AE04 AE05 BA05 BA06 BB01 BD01 GA02 3J069 AA46 CC01 CC03 DD50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側チューブを車輪側チューブ内に摺
    動自在に挿入し、該車体側チューブ内に懸架スプリング
    を内挿し、該車体側チューブを上部ブラケットと下部ブ
    ラケットを介して車体側に取付けた車両用フロントフォ
    ークにおいて、 車体側チューブ内に内挿される前記懸架スプリングとし
    て、同一の素線径にて巻回した、コイル平均径が小径の
    粗巻部と、コイル平均径が大径の密巻部と、該小径の粗
    巻部と該大径の密巻部を直列につなぐ接続部とからなる
    多段コイルスプリングを用い、前記車体側チューブにお
    ける前記下部ブラケットの取付部より上部の内周に大内
    径部を形成し、該大内径部に前記大径の密巻部を収納し
    たことを特徴とする車両用フロントフォーク。
  2. 【請求項2】 前記多段コイルスプリングの小径の粗巻
    部と大径の密巻部のコイル平均半径の差の値をそれらの
    素線径の大きさより小さくした請求項1に記載の車両用
    フロントフォーク。
  3. 【請求項3】 前記多段コイルスプリングの小径の粗巻
    部と大径の密巻部をつなぐ接続部のピッチを前記小径の
    粗巻部のピッチより小さく、かつ、前記大径の密巻部の
    ピッチ以上に設定した請求項1又は2に記載の車両用フ
    ロントフォーク。
JP2001298371A 2001-09-27 2001-09-27 車両用フロントフォーク Withdrawn JP2003097628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298371A JP2003097628A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 車両用フロントフォーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298371A JP2003097628A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 車両用フロントフォーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003097628A true JP2003097628A (ja) 2003-04-03

Family

ID=19119281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001298371A Withdrawn JP2003097628A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 車両用フロントフォーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003097628A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072455A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Kyb Co Ltd 緩衝装置
JP2015135148A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 カヤバ工業株式会社 懸架装置
JP2016191445A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日本発條株式会社 コイルスプリング

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072455A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Kyb Co Ltd 緩衝装置
JP2015135148A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 カヤバ工業株式会社 懸架装置
JP2016191445A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日本発條株式会社 コイルスプリング

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2642163B2 (ja) 車輪懸架装置及びそのための圧縮コイルばね
US8191692B2 (en) Cylinder apparatus
JP5291926B2 (ja) ストラットマウント
JP2003148531A (ja) 多段コイルスプリング
US20110085848A1 (en) Stabilizer link mounting unit for shock absorber
JP2003097628A (ja) 車両用フロントフォーク
JP2003097615A (ja) 多段コイルスプリング
JP2003130108A (ja) 多段コイルスプリング装置
WO2022009551A1 (ja) ラバー構造
JPH07259907A (ja) コイル圧縮ばね装置
JP4898746B2 (ja) フロントフォーク
US11919347B2 (en) Coil spring for vehicle suspension system
JPWO2006006203A1 (ja) ストラットマウント
US20040178601A1 (en) Strut side loading double wound torsion spring
KR101176569B1 (ko) 소음 감소용 완충장치를 가지는 쇽업소버
JPH0430437Y2 (ja)
JPH0874910A (ja) フロントフォーク
US20160129748A1 (en) Air Spring Using Laminated Material To Reduce NVH Issues
JP4787438B2 (ja) ダンパー構造
JP2502117Y2 (ja) 筒形防振ゴム
JP2022129196A (ja) 緩衝器
JP2002235786A (ja) 油圧緩衝器
KR19990023988U (ko) 쇽 업소버의 피스톤 로드 구조
JP2004183723A (ja) 防振装置の製造方法
JP2002067647A (ja) ストラット型油圧緩衝器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202