JP2003097504A - 切換弁装置 - Google Patents

切換弁装置

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JP2003097504A
JP2003097504A JP2001290007A JP2001290007A JP2003097504A JP 2003097504 A JP2003097504 A JP 2003097504A JP 2001290007 A JP2001290007 A JP 2001290007A JP 2001290007 A JP2001290007 A JP 2001290007A JP 2003097504 A JP2003097504 A JP 2003097504A
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poppet
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switching
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学 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御弁を伴う切換弁装置において、制御弁を
設けるための加工工数、組付工数を削減し、装置構成の
小型コンパクトを図ること。 【解決手段】 切換弁装置50において、ポペット弁5
1とシリンダ装置10の流路42にオリフィス71とチ
ェック弁72を並列配置して構成される制御弁70を、
該ポペット弁51に一体的に配置してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除雪機、船舶推進
機用チルト・トリム装置、又は農業用車両等の油圧回路
に用いて好適な切換弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の除雪機では、シリンダ装置とポン
プ装置をつなぐ流路に介装される切換弁により、ポンプ
装置の送油方向によってシリンダ装置の作動状態を伸び
側と縮み側のいずれかに切換可能としている。
【0003】また、従来の除雪機等では、切換弁とシリ
ンダ装置の間の油路にオリフィスとチェック弁を並列配
置して構成される制御弁を用いている。制御弁は、シリ
ンダ装置の例えば下室に接続されたとき、シリンダ装置
の伸び側作動時にはチェック弁の開き動作によりシリン
ダをスムースに伸長させる。縮み側作動時にはオリフィ
スの絞り動作によりシリンダ装置をゆっくりと収縮させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、前記制
御弁をシリンダ装置とポンプ装置をつなぐ油圧配管の中
間に独立的に介装している(特開平6-300150)。このた
め、制御弁の配置のために独立したスペースが必要にな
り、配管とのジョイントを必要とし、加工工数、組付工
数が多大になるし、複雑大型になる。
【0005】本発明の課題は、制御弁を伴う切換弁装置
において、制御弁を設けるための加工工数、組付工数を
削減し、装置構成の小型コンパクトを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シリ
ンダ装置とポンプ装置をつなぐ流路に介装される切換弁
により、ポンプ装置の送油方向によってシリンダ装置の
作動状態を伸び側と縮み側のいずれかに切換える切換弁
装置において、切換弁とシリンダ装置の間の流路にオリ
フィスとチェック弁を並列配置して構成される制御弁
を、該切換弁に一体的に配置してなるようにしたもので
ある。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記制御弁を切換弁の弁ケースに一体的に組付
けてなるようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て更に、前記切換弁が、スプールの両側に第1ポペット
弁と第2ポペット弁を配置し、スプールと第1ポペット
弁との間に第1シャトル室を形成し、スプールと第2ポ
ペット弁との間に第2シャトル室を形成し、第1シャト
ル室に付与される送油圧力によって第1ポペット弁を開
くとともに、スプールを摺動させて第2ポペット弁を開
き、第2シャトル室に付与される送油圧力によって第2
ポペット弁を開くとともに、スプールを摺動させて第1
ポペット弁を開くように構成され、前記制御弁をポペッ
ト弁の弁ケースに一体的に組付けてなるようにしたもの
である。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記切換弁と制御弁をバルブブ
ロックに設けた流路に介装し、該バルブブロックにシリ
ンダ装置とポンプ装置を一体的に設けたものである。
【0010】
【作用】切換弁に制御弁を一体的に配置したから、配置
スペースを狭小化でき、加工工数、組付工数も削減で
き、切換弁装置を小型化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は油圧回路を示す回路図、図
2は切換弁装置を示す断面図、図3は制御弁を示す断面
図、図4は制御弁の流路の形成を示す模式図である。
【0012】図1は、除雪機等のための油圧回路であ
り、油圧シリンダ装置10、ポンプ装置20、タンク装
置30を有して構成される。油圧シリンダ装置10(シ
リンダ11)と、ポンプ装置20(ポンプ室22)と、
タンク装置30(タンクケース31)はバルブブロック
40に一体に成形されている。
【0013】油圧シリンダ装置10は、図1に示すよう
に、シリンダ11にピストン12が摺動自在に配設さ
れ、このピストン12に連結されたピストンロッド13
が、ロッドガイド14を貫通して構成される。ピストン
12により、シリンダ11内は下室15Aと上室15B
とに区画される。そして、ポンプ装置20から油圧シリ
ンダ装置10の下室15A又は上室15Bに作動油が供
給されることにより、油圧シリンダ装置10が伸縮、即
ちピストンロッド13がシリンダ11から突出(油圧シ
リンダ装置10の伸長)し、或いはピストンロッド13
がシリンダ11内へ収納(油圧シリンダ装置10の収
縮)する。
【0014】ポンプ装置20は、バルブブロック40内
にギアポンプ21を収容したポンプ室22と、ギアポン
プ21を正逆いずれかの方向に回転駆動するモータ23
とを有して構成される。ギアポンプ21の上方に油溜り
室24が形成され、この油溜り室24がタンク装置30
のタンクケース31内部に連通されている。また、弁箱
としてのバルブブロック40内に後述の切換弁装置50
が配設される。
【0015】ポンプ装置20のギアポンプ21は、図1
に示すように、第1下室側流路41、切換弁装置50の
下室側ポペット弁51及び第2下室側流路42を経て、
油圧シリンダ装置10の下室15Aに接続される。ま
た、ギアポンプ21は、第1上室側流路43、切換弁装
置50の上室側ポペット弁52及び第2上室側流路44
を経て、油圧シリンダ装置10の上室15Bに接続され
る。更に、ギアポンプ21は、第1油溜り流路45、第
2油溜り流路46を経てそれぞれ油溜り室24に接続さ
れ、タンク装置30に接続される。
【0016】切換弁装置50は、図1に示すように、ス
プール50Sの両側に第1ポペット弁としての上記下室
側ポペット弁51、第2ポペット弁としての上記上室側
ポペット弁52がそれぞれ設置され、スプール50Sは
スプールホルダ53内で摺動自在に収容されたものであ
る。スプール50Sの両端部に下室側ポペット弁51、
上室側ポペット弁52をそれぞれ押圧して開弁可能とす
る押圧部54A、54Bが突設される。スプール50S
は、下室側ポペット弁51と上室側ポペット弁52のそ
れぞれとの間に、下室側油室53A(第1シャトル室)
と上室側油室53B(第2シャトル室)のそれぞれに区
画形成している。
【0017】従って、ギアポンプ21の正転時には、こ
のギアポンプ21は油溜り室24、タンク装置30内の
作動油を図1の実線矢印に示すように、第1油溜り流路
45及び第1下室側流路41を介して切換弁装置50の
下室側油室53A内へ導く。この下室側油室53A内に
導かれた作動油は、下室側ポペット弁51を開弁すると
ともに、スプール50Sを上室側油室53B側へ押圧し
て、押圧部54Bにて上室側ポペット弁52を開弁す
る。下室側ポペット弁51の開弁により、下室側油室5
3A内の作動油は、図1の実線矢印に示すように、第2
下室側流路42を経て油圧シリンダ装置10の下室15
Aへ至り、上室15Bの作動油が第2上室側流路44、
上室側ポペット弁52(開弁状態)及び第1上室側流路
43を経てギアポンプ21に導かれる。この結果、油圧
シリンダ装置10のピストンロッド13がシリンダ11
から突出する方向にピストン12が移動して油圧シリン
ダ装置10が伸長する。
【0018】また、ギアポンプ21の逆転時には、この
ギアポンプ21は、油溜り室24、タンク装置30内の
作動油を、図1の破線矢印に示すように、第2油溜り流
路46及び第1上室側流路43を介して切換弁装置50
の上室側油室53Bへ導く。この上室側油室53B内に
導かれた作動油は、上室側ポペット弁52を開弁させる
とともに、スプール50Sを下室側油室53Aの方向へ
移動させて押圧部54Aにて下室側ポペット弁51を開
弁状態とする。上記上室側油室53B内の作動油は、図
1の破線矢印に示すように、第2上室側流路44を経て
油圧シリンダ装置10の上室15Bへ至り、下室15A
内の作動油が第2下室側流路42、下室側ポペット弁5
1(開弁状態)及び第1下室側流路41を経てギアポン
プ21へ戻される。この結果、ピストンロッド13がシ
リンダ11内へ収納する方向にピストン12が移動して
油圧シリンダ装置10が収縮する。
【0019】上述の油圧回路では、切換弁装置50の上
室側油室53Bにダウンブローバルブ47が接続され、
切換弁装置50の下室側油室53Aにアップブローバル
ブ48が配置され、更に、第2下室側流路42と第2上
室側流路44とを連通する連通流路に手動兼サーマル弁
49が接続される。上記ダウンブローバルブ47、アッ
プブローバルブ48、手動兼サーマル弁49は、切換弁
装置50とともにバルブブロック40内に配設される。
尚、アップブローバルブ48は特開2000-46208と同様
に、切換弁装置50のスプール50Sに内蔵される。
【0020】ダウンブローバルブ47は、油圧シリンダ
装置10の収縮時に、シリンダ11内へ侵入するピスト
ンロッド13の体積相当分の作動油を油溜り室24を介
してタンク装置30内へ導く。また、アップブローバル
ブ48は、油圧シリンダ装置10の伸長時、ピストン1
2がロッドガイド14に当接してもなお、ギアポンプ2
1が正転中のときに、余剰の作動油を油溜り室24を介
してタンク装置30内へ導く。
【0021】手動兼サーマル弁49のサーマル弁49
A、49Bは、温度変化により、油圧シリンダ装置10
の作動油の熱による異常昇圧を生じたとき、設定圧で回
路圧を油溜り室24からタンク装置30へ逃がす。ま
た、手動兼サーマル弁49は、作業者が手動で開操作す
ることによって、油圧シリンダ装置10の下室15A及
び上室15B内の作動油を油溜り室24を介してタンク
装置30と連通させ、手動で伸縮可能とするものであ
る。
【0022】さて、上記切換弁装置50の下室側ポペッ
ト弁51は、第1弁ケースとしての下室側弁ケース55
内に下室側弁体56が摺動自在に配設され、この下室側
弁体56が、ばね押え57にて支持されたばね58によ
りばね付勢されて開閉可能に構成される。ばね押え57
は弁ケース55の嵌合部に外径圧入される。これらの下
室側弁体56、ばね押え57及びばね58は下室側弁ケ
ース55に内蔵されてカートリッジ化され、バルブブロ
ック40の弁格納孔59内に着脱可能に収容される。こ
のとき、弁ケース55の外周に装着されたOリング55
Aが第1下室側流路41と第2下室側流路42の間で弁
格納孔59を液封する。
【0023】切換弁装置50の上室側逆止弁52は、下
室側逆止弁51と同様に、第2弁ケースとしての上室側
弁ケース60内に上室側弁体61が摺動自在に配設さ
れ、上室側弁体61が、ばね受け62にて支持されたば
ね63によりばね付勢されて開閉可能に構成される。こ
れらの上室側弁体61、ばね押え62及びばね63は、
上室側弁ケース60に内蔵されてカートリッジ化され、
バルブブロック40の弁格納孔59に螺装される後述の
プラグ66内に着脱可能に収容される。このとき、弁ケ
ース60の外周に装着されたOリング60Aが第1上室
側流路43と第2上室側流路44の間で弁格納孔59を
液封する。
【0024】切換弁装置50のスプール50Sは、上述
の如く、スプールホルダ53内に摺動自在に配設されて
カートリッジ化され、バルブブロック40の弁格納孔5
9内に着脱可能に収容される。このとき、スプールホル
ダ53の外周に装着されたOリング53Cが第1下室側
流路41と第1上室側流路43の間、第1上室側流路4
3と第2上室側流路44の間で弁格納孔59を液封す
る。そして、このスプールホルダ53には、下室側油室
53Aと第1下室側流路41とを連通する下室側連通路
64が形成され、また、上室側油室39Bと第1上室側
流路43とを連通する上室側連通路65が形成されてい
る。
【0025】切換弁装置50は、バルブブロック40の
弁格納孔59の開口部から該弁格納孔59内に、下室側
弁ケース55にカートリッジ化された下室側ポペット弁
51、上室側弁ケース60にカートリッジ化された上室
側ポペット弁52、スプールホルダ53にカートリッジ
化されたスプール50Sを隣接させて嵌合し、プラグ6
6を該弁格納孔59の開口部に螺装してそれら下室側弁
ケース55、スプールホルダ53、上室側弁ケース60
を弁格納孔59内に押圧保持せしめる。このとき、プラ
グ66の外周に装着されたOリング66A、66Bが第
1上室側流路43と第2上室側流路44の間、第2上室
側流路44の外方側のそれぞれで弁格納孔59を液封す
る。そして、このプラグ66には、上室側ポペット弁5
2を第2上室側流路44に連通するプラグ連通路67が
形成されている。
【0026】しかるに、油圧シリンダ装置10にあって
は、シリンダ11の下室15Aと切換弁装置50をつな
ぐ流路42に、オリフィス71とチェック弁72を並列
配置して構成される制御弁70を介装し、シリンダ装置
10が縮み動作する方向の油の流れだけを絞るように構
成している。
【0027】制御弁70は、図2、図3に示す如く、切
換弁装置50を構成する下室側ポペット弁51の弁ケー
ス55に一体的に組付配置される。ポペット弁51は、
前述した如く、弁ケース55に弁体56を摺動自在に収
納し、弁体56を弁ケース55に設けた弁座55Bに押
付けるばね58をばね受け57により背面支持するに際
し、ばね受け57を弁ケース55に圧入固定しており、
このばね受け57に制御弁70を一体的に組付けた。ば
ね受け57は、中心に対する側傍にオリフィス71を設
け、中心にチェック弁72の流路72Aを設け、オリフ
ィス71と流路72Aを並列配置し、流路72にはボー
ル72Bを配置してこれを脱落防止するピン72Cを交
差配置してある。73は流路である。
【0028】尚、ポペット弁51は、図4に示す如く、
弁体56を四角断面形(又は六角断面形)にしており、
弁体56を図4の左半部に示す全閉位置と右半部に示す
全開位置の間で移動可能にしている。ポペット弁51の
開き状態で、弁体56は弁ケース55の円形内面81と
の間に流路82を形成する。そして、ポペット弁51の
全開状態で、弁体56の端部の四角断面形の角部83が
ばね受け57の肩部84の上端面の円形エッジ84Aに
あたり、弁体56の先端面が肩部84のばね受け底面8
4Bに底付きして流路82からチェック弁72の流路7
2Aへの流路を塞ぐことがないようにし、弁体56の先
端部がばね受け57の肩部84の円形エッジ84Aとの
間、及びばね受け底面84Bとの間に流路85を確保可
能としている。尚、弁体56の端部は、四角断面形でな
くとも角断面形であれば良く、五角断面形でも六角断面
形でも良い。
【0029】従って、油圧シリンダ装置10は、制御弁
70の存在により以下の如く動作する。
【0030】(1)ポンプ装置20の送油方向がギアポン
プ21の正転により規定されるとき、切換弁装置50は
油圧シリンダ装置10の作動状態を伸び側に切換え、下
室側ポペット弁51から下室15Aに作動油を圧送す
る。このとき、制御弁70のチェック弁72を開き、オ
リフィス71が作用することなく、油圧シリンダ装置1
0をスムースに伸び作動する。
【0031】(2)ポンプ装置20の送油方向がギアポン
プ21の逆転により規定されるとき、切換弁装置50は
油圧シリンダ装置10の作動状態を縮み側に切換え、下
室15Aから下室側ポペット弁51に作動油を返送す
る。このとき、制御弁70のチェック弁72が閉じ、オ
リフィス71が作用するので、油圧シリンダ装置10か
らの油がオリフィス71により制限され、油圧シリンダ
装置10は荷重に応じた速度でゆっくりと縮む。
【0032】(3)切換弁装置50の下室側ポペット弁5
1の開閉動作に対しても、下室15Aの圧力がオリフィ
ス71を介してポペット弁51に作用するから、ポペッ
ト弁51が下室15Aの圧力の影響によりチャッタリン
グ作動することがなく、ガクガクとした作動を防止でき
る。
【0033】尚、油圧シリンダ装置10の上室15Bと
切換弁装置50をつなぐ流路44に、図1(B)に示す
如く、本発明の制御弁90を配置しても良い。この場合
にも、油圧シリンダ装置10が縮み動作する方向の油の
流れだけを絞るように、オリフィス91とチェック弁9
2を並列配置した制御弁90を、切換弁装置50のポペ
ット弁52の弁ケース60(ばね受け62)に一体的に
組付ける。
【0034】本実施形態によれば、以下の作用がある。 切換弁装置50のポペット弁51に制御弁70を一体
的に配置したから、配置スペースを狭小化でき、加工工
数、組付工数も削減でき、切換弁装置50を小型化でき
る。
【0035】制御弁70が切換弁装置50を構成する
ポペット弁51の弁ケース55(ばね押え)に一体的に
組付けられることにより、切換弁装置50の小型化及び
組付性を向上できる。
【0036】切換弁装置50のポペット弁51と制御
弁70が設けられるバブルブロック40に、油圧シリン
ダ装置10とポンプ装置20とタンク装置30を一体に
設けたから、油圧装置の全体を一層小型化できる。
【0037】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御弁を
伴う切換弁装置において、制御弁を設けるための加工工
数、組付工数を削減し、装置構成の小型コンパクトを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧回路を示す回路図である。
【図2】図2は切換弁装置を示す断面図である。
【図3】図3は制御弁を示す断面図である。
【図4】図4は制御弁の流路の形成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 シリンダ装置 20 ポンプ装置 42 流路 50 切換弁装置 51 ポペット弁(切換弁) 55 弁ケース 70 制御弁 71 オリフィス 72 チェック弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ装置とポンプ装置をつなぐ流路
    に介装される切換弁により、ポンプ装置の送油方向によ
    ってシリンダ装置の作動状態を伸び側と縮み側のいずれ
    かに切換える切換弁装置において、 切換弁とシリンダ装置の間の流路にオリフィスとチェッ
    ク弁を並列配置して構成される制御弁を、該切換弁に一
    体的に配置してなることを特徴とする切換弁装置。
  2. 【請求項2】 前記制御弁を切換弁の弁ケースに一体的
    に組付けてなる請求項1に記載の切換弁装置。
  3. 【請求項3】 前記切換弁が、スプールの両側に第1ポ
    ペット弁と第2ポペット弁を配置し、スプールと第1ポ
    ペット弁との間に第1シャトル室を形成し、スプールと
    第2ポペット弁との間に第2シャトル室を形成し、第1
    シャトル室に付与される送油圧力によって第1ポペット
    弁を開くとともに、スプールを摺動させて第2ポペット
    弁を開き、第2シャトル室に付与される送油圧力によっ
    て第2ポペット弁を開くとともに、スプールを摺動させ
    て第1ポペット弁を開くように構成され、 前記制御弁をポペット弁の弁ケースに一体的に組付けて
    なる請求項2に記載の切換弁装置。
  4. 【請求項4】 前記切換弁と制御弁をバルブブロックに
    設けた流路に介装し、該バルブブロックにシリンダ装置
    とポンプ装置を一体的に設けた請求項1〜3のいずれか
    に記載の切換弁装置。
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