JP2556653B2 - スプール弁 - Google Patents

スプール弁

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JP2556653B2
JP2556653B2 JP5161255A JP16125593A JP2556653B2 JP 2556653 B2 JP2556653 B2 JP 2556653B2 JP 5161255 A JP5161255 A JP 5161255A JP 16125593 A JP16125593 A JP 16125593A JP 2556653 B2 JP2556653 B2 JP 2556653B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプール弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプール弁について図5〜図7を
用いて説明する。図5は従来のスプール弁の一例とし
て、主弁部が3方弁に形成されたスプール弁の閉弁時を
示す正面断面図である。図6は、図5のプール弁が出力
Aポート側に開弁した際の正面断面図である。図7は、
スプールが移動し、主弁部が開弁状態となった際のスプ
ールに作用する流体力を示す図6のC部の拡大図であ
る。
【0003】まず、図5を用いてスプール弁100の構
造について説明する。102は後述するスプールが摺合
された主弁部であり、内部に主供給ポート104、出力
Aポート106、出力Bポート108、および主排出ポ
ート110が形成されており、スプールが図5において
右方向へ摺動することで閉弁状態から主供給ポート10
4と出力Bポート108が連通する開弁状態へ、またス
プールが左方向へ摺動することで閉弁状態から主供給ポ
ート104と出力Aポート106が連通する開弁状態へ
移行することができる。112は主弁部102の右端部
に設けられた第1の加圧室であり、第1の加圧室112
には第1の供給ポート114が形成されている。116
は主弁部102の右端部に設けられた第2の加圧室であ
り、第2の加圧室116には第2の供給ポート118が
形成されている。前述した各加圧室112、116内に
は各供給ポート114、118から作動流体が供給され
る。
【0004】120はスプールであり、スプール120
の第1の加圧室112内に位置する右端部には第1の
プリング受け122がナット124により固定されてい
る。また、スプール120の第2の加圧室116内に位
置する左端部には第2のスプリング受け126がナット
124により固定されている。128はスプール120
に外嵌されて、第1の加圧室112および第2の加圧室
116内に配されたスリーブである。スプール120は
スリーブ128内を摺動自在である。130は第1の
プリング受け122とスリーブ128との間、および第
2のスプリング受け126とスリーブ128との間にそ
れぞれ弾装されたコイルスプリングである。2つのコイ
ルスプリング(以下単にスプリングとも言う)130は
弾性力が略等しく、それぞれ常時各スプリング受け12
2、126と各スリーブ128を離反させる方向へ付勢
している。なお、上述したスプール弁100のスプール
120は、第1の加圧室112および第2の加圧室11
6内に共に作動流体が供給されていない状態において、
閉弁状態となる位置(図5に示す位置)にある。また、
主弁部102に形成された主排出ポート110はタンク
(不図示)に連通している。
【0005】次に、動作について図5〜図7と共に説明
する。まず、第1の加圧室112および第2の加圧室1
16内に共に作動流体が供給されていない閉弁状態(図
5の状態)から、第2の加圧室116にのみ第2の供給
ポート118から所定の流体圧の作動流体を供給する。
これにより、スプール120左端面、ナット124左端
面、および第2のスプリング受け126の左端面が作動
流体から圧力を受けるため、スプール120が右方向へ
移動し、流体圧と各スプリング130の弾性力とが釣り
合った位置(図6に示すように主供給ポート104が出
力Bポート108と連通する位置)で停止する。スプー
ル120は図5に示す位置から左右方向に移動すると、
スプリング130から移動距離に比例した弾性力を受け
るため、作動流体の流体圧を変化させることにより、ス
プール120の移動距離を任意に決定することができ
る。また、スプール120を左方向に移動させるために
は、反対に第1の加圧室112にのみ第1の供給ポート
114から所定の流体圧の作動流体を供給する。これに
より、スプール120右端面、ナット124右端面、お
よび第1のスプリング受け126の右端面が作動流体か
ら圧力を受けるため、スプール120が左方向へ移動
し、流体圧と各スプリング130の弾性力とが釣り合っ
た位置まで移動して停止する。これにより、主供給ポー
ト104は出力Aポート106と連通する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のスプール弁には次の様な課題が有る。スプール1
20が移動し、主弁部102が開弁状態(例えば図6に
示すように主供給ポート104と出力Bポート108が
連通した状態)となった際には、主弁部102内を流れ
る流体により、図7に示すようにスプール120の流体
が通過する部位に流体力F1、F2が作用する。この流
体力は、流体の流れる角度、および流速により増減し、
図7の場合には流体は例えば矢印D方向に流れ、主供給
ポート104の開口部面積が出力Bポート108の開口
部面積より狭いためF1>F2となり、スプール120
には左方向への力が作用する(主供給ポート104と出
力Aポート106が連通した状態の場合には、逆にスプ
ール120には右方向への力が作用する)。このよう
に、スプール120の停止位置は、流体の流れる方向、
角度、および流速により影響を受けて左右方向にずれ、
作動流体の流体圧による正確なスプール120の位置決
めが行えず、主弁部の流路の切換が確実に行えないとい
う課題がある。従って、本発明は上記課題を解決すべく
なされ、その目的とするところは、主弁部に流れる流体
の流体力から影響を受けることなく、スプールの正確な
位置決めが可能なスプール弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、スプールが摺合
された主弁部と、該主弁部の少なくとも一方の端部に設
けられ、作動流体の供給ポートと連通する加圧室と、該
加圧室側の前記スプールの端部に形成され、先端外周面
に肉薄部が設けられた筒状部と、前記筒状部に摺合され
ると共に、該筒状部から突出して前記加圧室内に位置す
る端部にはスプリング受けが取り付けられたピストン
と、前記筒状部と該筒状部から突出するピストンに跨が
って、筒状部とピストンに外嵌されたスリーブと、前記
スプリング受けと前記スリーブとの間に弾装され、該
プリング受けを前記加圧室の係止壁部に当接させるスプ
リングと、前記肉薄部の内周面と外周面とを連通する連
通孔と、前記ピストンに形成され、一方の開口部は前記
加圧室または前記供給ポートに開口すると共に、他方の
開口部は前記ピストンの外周面の第1の位置に開口し、
前記ピストンが前記筒状部内方に移動した際には、加圧
室または供給ポートと前記連通孔とを連通する第1の流
路と、前記ピストンに形成され、一端はピストンの外周
面であって前記第1の位置から前記主弁部方向へ前記連
通孔の開口幅だけ離間した第2の位置に設けられ、他端
前記スプール内に形成された排出ポートと連通し、ピ
ストンが筒状部外方へ移動した際には、連通孔と排出ポ
ートとを連通する第2の流路とを具備することを特徴と
する。
【0008】
【作用】スプールの端部に形成された筒状部の肉薄部に
設けられた連通孔が、ピストンに形成された第1の流路
と第2の流路のピストンの外周面に開口する各開口部間
の位置から、スプールと共に第1の流路の開口部方向へ
移動した際には、第1の流路と連通孔が連通するため、
作動流体がスリーブ内面と肉薄部の外周面との間に流入
して筒状部の先端に流体圧が作用し、スプールには前記
移動方向と反対方向へスプールを移動させる力が作用す
る。また、連通孔がスプールと共に第2の流路の開口部
方向へ移動した際には、第2の流路と連通孔が連通する
ため、スリーブ内面と肉薄部の外周面との間の作動流体
が第2の流路を介して排出ポートへ排出されて、筒状部
の先端に作用する流体圧が下がり、スプールは第2の流
路の開口部方向と反対方向へ移動する。これらを繰り返
すことで連通孔が第1の流路と第2の流路のピストンの
外周面に開口する各開口部間の位置となるようにスプー
ルが移動する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るスプール
弁の一実施例である、主弁部が3方弁に形成されたスプ
ール弁の構成を示す正面断面図であり、主弁部が閉弁し
た際の図である。図2は、図1のスプール弁が出力Aポ
ート側に開弁した際の正面断面図である。図3は、スプ
ールの動作を示す説明図であり、ピストンが筒状部内方
に移動した際の図である。図4は、スプールの動作を示
す説明図であり、ピストンが筒状部外方に移動した際の
図である。
【0010】まず、スプール弁10の構成について説明
する。なお、従来例と同じ構成については同じ符号を付
し、説明は省略する。12は、スプール14の各加圧室
112、116側の両端部に形成された筒状部であり、
その先端外周面には肉薄部16が設けられている。18
は第1のピストンであり、スプール14の右端の筒状部
12に摺合されると共に、筒状部12から突出して第1
の加圧室112内に位置する端部(図1中の右端部)に
は第1のスプリング受け122が取り付けられている。
22は第2のピストンであり、スプール14の左端の筒
状部12に摺合されると共に、筒状部12から突出して
第2の加圧室116内に位置する端部(図1中の左端
部)には第2のスプリング受け126が取り付けられて
いる。第1のピストン18と第2のピストン22は略同
一の形状を有する。26はスリーブであり、スプール1
4の右端の筒状部12と当該筒状部12から突出する第
1のピストン18、スプール14の左端の筒状部12と
当該筒状部12から突出する第2のピストン22のそれ
ぞれに跨がって、各筒状部12と各ピストン18、22
に外嵌されている。スリーブ26の内面と各ピストン1
8、22の外周面は水密性を保って摺動可能に接してい
る。これによりスリーブ26の内面と筒状部12の肉薄
部16の外周面との間には、流室28が形成される。各
スプリング受け122、126と各スリーブ26との間
に弾装されたスプリング130は、スプリング受け12
2、126を各加圧室112、116の係止壁部30、
32に当接させている。なお、本実施例において係止壁
部30、32は、各加圧室112、116の各供給ポー
ト114、118側の内壁であるが、これに代えて各加
圧室112、116の内周面の一部に、各スプリング受
122、126と当接する小径部や凸部を設けても良
い等、各スプリング受け122、126の各加圧室内1
12、116内での主弁部102と離反する方向への移
動を規制するものであればどのような形状のものであっ
ても良い。また、各スプリング受け122、126が係
止壁部30、32と当接した状態で、各供給ポート11
4、118と各加圧室112、116とが連通するよう
に、各スプリング受け122、126には透孔が設けら
れている。なお、透孔に代えて各スプリング受け12
2、126や係止壁部30、32の一部に切欠部を設け
るようにしても良い。34は各筒状部12の肉薄部16
に穿設された連通孔であり、肉薄部16の内周面と外周
とを連通する。
【0011】36は第1の流路であり、両ピストン1
8、22内に形成され、一方の開口部は各加圧室11
2、116または各供給ポート114、118に開口す
ると共に、他方の開口部はピストン18、22の外周面
の第1の位置Eに開口し、ピストン18、22が筒状部
12内方に移動した際には、加圧室112、116また
は供給ポート114、118と連通孔34とを連通す
る。38は第2の流路であり、両ピストン18、22に
形成され、一端はピストン18、22の外周面であって
第1の位置Eから主弁部102方向へ連通孔34の開口
幅だけ離間した第2の位置Fに設けられ、他端は排出ポ
ート40と連通し、ピストン18、22が筒状部12外
方へ移動した際には、連通孔34と排出ポート40とを
連通する。また、第2の流路38の中途部分には、スプ
ール14のハンチングを防止するための絞り部が設けら
れている。なお、本実施例では、第2の流路38は、各
ピストン18、22内に形成されているが、ピストン1
8、22の外周面に溝状に形成しても良い。本実施例で
は排出ポート40はスプール14内部に形成されてい
る。また、42は筒状部12に穿設された排出孔であ
り、スリーブ26がスプール14に押されて主弁部10
2から離反する方向へ移動した際に、加圧室112、1
16と排出ポート40とを連通するためのものである。
また、各スプリング130は、予めその付勢力が等しく
なるように設定されており、第1の供給ポート114お
よび第2の供給ポート118のいずれにも作動流体が供
給されていない状態においては、スプール14が図1に
示す位置、つまり主供給ポート104からの流体は出力
Aポート106と出力Bポート108のいずれにも出力
されない位置となるものとする。
【0012】次に、動作について図1〜図4を用いて説
明する。まず、第2の供給ポート118から第2の加圧
室116内に作動流体を供給し、スプール14を図1〜
図4において右方向に移動させ、主供給ポート104と
出力Bポート108を連通させる場合について説明す
る。第2の加圧室116内に作動流体が供給されると、
ナット124、ピストン22、および第2のスプリング
受け126の左端面に流体圧が作用し、第2のピストン
22が筒状部12の内方へ、スプリング130の付勢力
に抗して移動する。これにより第1の位置Eに開口する
第1の流路36が流室28と連通し(図3参照)、第1
の流路36を介して流室28内に作動流体が供給され、
流室28内部の流体圧が高まることで、筒状部12は流
室28内の作動流体から右方向の力を受け、スプール1
4は各スプリング130の付勢力に抗して右方向に移動
する。
【0013】スプール14が右方向に行き過ぎた場合
(図4の位置になった場合)には、流室28に作動流体
を供給していた第1の流路36の開口部は、筒状部12
により閉塞されると共に、第2の流路38が連通孔34
を介して流室28と連通する。これにより流室28は連
通孔34と第2の流路38を介して排出ポート40と連
通し、作動流体が排出ポート40に排出されるため、流
室28の圧力が減少してスプール14はスプリング13
0の付勢力により左方向に移動する。なお、本実施例で
は、排出ポート40に排出された作動流体は、スプール
14の他方に形成された筒状部12の排出孔42、スプ
ール14により押されて右方向に移動したスリーブ26
と主弁部102との間の隙間(不図示)、第1の加圧室
112を通って第1の供給ポート114から排出され
る。
【0014】上記動作を繰り返すことにより、スプール
14は、筒状部12に設けられた連通孔34が第1の位
置Eと第2の位置Fとの間、つまり連通孔34が第1の
流路36と第2の流路38のいずれとも連通しない位置
で停止する。第2のピストン22は第2の供給ポート1
18からの作動流体の流体圧とスプリング130の付勢
力とが平衡した位置で位置決めされ、またスプール14
は上述したように連通孔34が第2のピストン22の第
1の位置Eと第2の位置Fとの間で停止するため、スプ
ール14の移動距離は第2の供給ポート118からの作
動流体の流体圧の増減により可変できる。また、一旦ス
プール14が位置決めされた後に、主弁部102を流れ
る流体の流速や流れる方向の変化等により、スプール1
4が流体力を受けて移動した場合であっても、上述した
ように第1の流路36、流室28、連通孔34、および
第2の流路38の働きによりスプール14は再度元の位
置に復帰できる。
【0015】また、第1の供給ポート114から第1の
加圧室112内に作動流体を供給し、スプール14を図
1〜図4において左方向に移動させ、主供給ポート10
4と出力Aポート106を連通させる場合についても、
上述した主供給ポート104と出力Aポート106を連
通させる場合と同様である。また、本実施例では、主弁
部の両端部に加圧部を設けた3方弁について説明した
が、一端部のみに加圧部を設け、他端部にはスプールを
常時一端部方向へ付勢するスプリングを設けることで2
方弁として構成することもできる。また、作動流体の排
出は、主弁部102により切り換えられる流体のタンク
に戻すようにしても良い。
【0016】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るスプール弁を用いると、ス
プールが主弁部に流れる流体から流体力を受け、筒状部
に設けられた連通孔がピストンに形成された第1の流路
と第2の流路のピストンの外周面に開口する各開口部間
の位置からスプールと共に、ピストンの第1の位置に開
口する第1の流路の開口部方向へ移動した際には、第1
の流路と連通孔が連通するため、作動流体がスリーブ内
面と肉薄部の外周面との間に流入して筒状部の先端に流
体圧が作用し、スプールには移動方向と反対方向へスプ
ールを移動させる力が作用する。また、連通孔がスプー
ルと共にピストンの第2の位置に開口する第2の流路の
開口部方向へ移動した際には、第2の流路と連通孔が
通するため、スリーブ内面と肉薄部の外周面との間の作
動流体が第2の流路を介して排出ポートへ排出されて、
筒状部の先端に作用する流体圧が下がり、スプールは第
2の流路の開口部方向と反対方向へ移動する。これらを
繰り返すことで連通孔がピストンの第1の位置と第2の
位置との間となるようにスプールが自動的に再度戻るた
め、主弁部に流れる流体の流体力から影響を受けること
なく、スプールの正確な位置決めが可能となるという著
効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプール弁の一実施例である、主
弁部が3方弁に形成されたスプール弁の構成を示す正面
断面図であり、主弁部が閉弁した際の図である。
【図2】図1のプール弁が出力Aポート側に開弁した際
の正面断面図である。
【図3】スプールの動作を示す説明図であり、ピストン
が筒状部内方に移動した際の図である。
【図4】スプールの動作を示す説明図であり、ピストン
が筒状部外方に移動した際の図である。
【図5】従来のスプール弁の一例として、主弁部が3方
弁に形成されたスプール弁の閉弁時を示す正面断面図で
ある。
【図6】図5のプール弁が出力Aポート側に開弁した際
の正面断面図である。
【図7】スプールが移動し、主弁部が開弁状態となった
際のスプールに作用する流体力を示す図6のC部の拡大
図である。
【符号の説明】
14 スプール 12 筒状部 16 肉薄部 18 第1のピスト 2 第2のピスト 6 スリーブ 30、32 係止壁部 34 連通孔 36 第1の流路 38 第2の流路 40 排出ポート 102 主弁部 112 第1の加圧室 114 第1の供給ポート 116 第2の加圧室 118 第2の供給ポート 122 第1のスプリング受け 126 第2のスプリング受け 130 スプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールが摺合された主弁部と、 該主弁部の少なくとも一方の端部に設けられ、作動流体
    の供給ポートと連通する加圧室と、 該加圧室側の前記スプールの端部に形成され、先端外周
    面に肉薄部が設けられた筒状部と、前記筒状部に摺合されると共に、該筒状部から突出して
    前記加圧室内に位置する端部にはスプリング受けが取り
    付けられたピストンと、 前記筒状部と該筒状部から突出するピストンに跨がっ
    て、筒状部とピストンに外嵌されたスリーブと、 前記スプリング受けと前記スリーブとの間に弾装され、
    スプリング受けを前記加圧室の係止壁部に当接させる
    スプリングと、前記肉薄部の内周面と外周面とを連通する連通孔と、 前記ピストンに形成され、一方の開口部は前記加圧室ま
    たは前記供給ポートに開口すると共に、他方の開口部は
    前記ピストンの外周面の第1の位置に開口し、前記ピス
    トンが前記筒状部内方に移動した際には、加圧室または
    供給ポートと前記連通孔とを連通する第1の流路と、 前記ピストンに形成され、一端はピストンの外周面であ
    って前記第1の位置から前記主弁部方向へ前記連通孔の
    開口幅だけ離間した第2の位置に設けられ、他端は前記
    スプール内に形成された排出ポートと連通し、ピストン
    が筒状部外方へ移動した際には、連通孔と排出ポートと
    を連通する第2の流路とを具備することを特徴とするス
    プール弁。
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