JP2003097241A - 鞍乗型車両のオイル注入部構造 - Google Patents

鞍乗型車両のオイル注入部構造

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JP2003097241A
JP2003097241A JP2001285358A JP2001285358A JP2003097241A JP 2003097241 A JP2003097241 A JP 2003097241A JP 2001285358 A JP2001285358 A JP 2001285358A JP 2001285358 A JP2001285358 A JP 2001285358A JP 2003097241 A JP2003097241 A JP 2003097241A
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oil
oil injection
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engine
engine case
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JP2001285358A
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Osamu Kasuya
修 糟谷
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/04Filling or draining lubricant of or from machines or engines
    • F01M2011/0491Filing cap with special features

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オイルに不純物が混入することを確実に防止す
る。 【解決手段】エンジンが前後輪間に搭載され、上記エン
ジンのエンジンケース11側面にオイル注入口17が設
けられ、このオイル注入口17を閉塞するオイルフィラ
ーキャップ18にエンジンケース11内部下方に延びる
ディップスティックゲージ21が設けられた鞍乗型車両
のオイル注入部構造であって、上記オイル注入口17
に、フィルター材質でなり、エンジンケース11内部下
方に延びて上記ディップスティックゲージ21を被包す
る袋形状のダストトラップ25を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鞍乗型車両のオイ
ル注入部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前後輪間にエンジンを搭載する不整地走
行用のバギー車両(ATV)や自動二輪車等の鞍乗型車
両の多くは、図5に示すように、エンジンケース101
の側面にオイル注入口102が設けられ、このオイル注
入口102がオイルフィラーキャップ103により閉塞
されるオイル注入部構造を持ち、オイルを補充する時は
オイルフィラーキャップ103を取り外してオイルを注
入する。
【0003】オイルフィラーキャップ103にはエンジ
ンケース101の内部下方に延びるディップスティック
ゲージ104が設けられており、その先端に設けられた
ゲージ部105がオイルの油面106下に没する。オイ
ル量をチェックする時はオイルフィラーキャップ103
を取り外してディップスティックゲージ104をオイル
注入口102から抜き、ゲージ部105に付着するオイ
ルの最高位置を見て判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不整地
走行用の鞍乗型車両はエンジン全体が外部に露出してお
り、前輪等が跳ね上げる泥や塵埃等の不純物がオイル注
入口102付近に付着しやすいため、オイル補充やオイ
ル量チェックのためにオイルフィラーキャップ103を
取り外した際に、図6に示すように上記不純物がオイル
注入口102からエンジンケース101の内部に落下し
てオイルに混入しやすく、これがオイルを汚損させる一
因となっていた。
【0005】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであり、オイルに不純物が混入することを確実
に防止可能な鞍乗型車両のオイル注入部構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る鞍乗型車両のオイル注入部構造は、特
許請求の範囲の請求項1に記載したように、エンジンが
前後輪間に搭載され、上記エンジンのエンジンケース側
面にオイル注入口が設けられ、このオイル注入口を閉塞
するオイルフィラーキャップに上記エンジンケース内部
下方に延びるディップスティックゲージが設けられた鞍
乗型車両のオイル注入部構造において、上記オイル注入
口に、フィルター材質でなり、エンジンケース内部下方
に延びて上記ディップスティックゲージを被包する袋形
状のダストトラップを設けたことを特徴とする。
【0007】このようなダストトラップを設ければ、オ
イルフィラーキャップを取り外した際にオイル注入口か
ら不純物がエンジンケース内部に落下しても、この不純
物がダストトラップに捕捉されるのでオイルに混入する
ことがない。
【0008】また、本発明に係る鞍乗型車両のオイル注
入部構造は、請求項2に記載したように、前記オイル注
入口をエンジンケース側面に形成された突出部の直後位
置に設けた。こうすれば、鞍乗型車両の走行時に前輪が
巻き上げる泥等の不純物に対し、オイル注入口が上記突
出部によってガードされるので、オイル注入口付近に不
純物が付着しにくくなり、オイルフィラーキャップを取
り外した際にオイル注入口からエンジンケース内部に不
純物が落下しにくくなる。
【0009】さらに、本発明に係る鞍乗型車両のオイル
注入部構造は、請求項3に記載したように、前記オイル
注入口の開口面を鞍乗型車両の車幅方向外側に向かって
下方に傾斜させた。これにより、泥等の不純物がオイル
注入口付近に堆積しにくくなるため、オイル注入口より
エンジンケース内部への不純物の落下をより効果的に防
止することができる。
【0010】そして、本発明に係る鞍乗型車両のオイル
注入部構造は、請求項4に記載したように、前記ダスト
トラップを前記オイル注入口に着脱可能に設けた。こう
すれば、ダストトラップを取り外して捕捉された不純物
を容易に排出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る鞍乗型車両の
オイル注入部構造の一実施形態を図面に基づいて説明す
る。図1は鞍乗型車両の一例となる不整地走行用のバギ
ー車両(ATV)の平面透視図である。
【0012】このバギー車両1は例えば鋼管製の車体フ
レーム2を持ち、車体の四隅に配置された前輪3と後輪
4が図示しないサスペンション装置を介して車体フレー
ム2に支持されている。そして前後輪3,4間にエンジ
ン5が搭載され、エンジン5の動力が前後輪3,4に伝
達される構成であるとともに、エンジン5の上方に鞍乗
型の着座シート(非図示)が設けられ、その前方に前輪
操舵用のハンドルバー6が配置されている。
【0013】図2はエンジン5の左側面図である。エン
ジン5は、例えば4サイクル単気筒機関であり、そのエ
ンジンケース11の前上部にシリンダーアッセンブリー
12が前傾して設置され、エンジンケース11の前部と
後部からは前後輪3,4に動力を出力するプロペラ軸1
3,14が延出している。
【0014】そして、エンジンケース11の左側面前部
にはロープ式のリコイルスターター16が左方に突出す
る形で設けられ、その直後位置にオイル注入口17が設
けられている。図1に示すように、リコイルスターター
16はエンジンケース11の左側面に形成された突出部
としてオイル注入口17よりも大きく左方に突出してお
り、オイル注入口17の前方に張り出している。
【0015】図3は図2のIII−III線に沿うオイ
ル注入口17の縦断面図であり、図4はオイルフィラー
キャップが取り外されたオイル注入口の縦断面図であ
る。オイル注入口17は略上方に開口し、オイルフィラ
ーキャップ18により液密に閉塞される。オイル注入口
17とオイルフィラーキャップ18は螺子嵌合され、両
部材17,18の間にシール用のOリング19が介装さ
れる。
【0016】オイルフィラーキャップ18にはエンジン
ケース11の内部下方に延びるディップスティックゲー
ジ21が設けられ、その先端のゲージ部22がオイルの
油面23下に没する。ここに示すように、オイル注入口
17の開口面17aは車幅方向外側(左側)に向かって
下方に傾斜しているため、ディップスティックゲージ2
1(ゲージ部22)は車幅方向内側に向かって延びてい
る。
【0017】一方、オイル注入口17にはネット等のフ
ィルター材質でなるダストトラップ25が着脱可能に設
けられている。このダストトラップ25はオイル注入口
17からエンジンケース11の内部下方に延び、ディッ
プスティックゲージ21を被包する袋形状に形成されて
いる。
【0018】図4に示すように、ダストトラップ25の
上端部には外周方向に拡張するフランジ部26が形成さ
れる一方、オイル注入口17の内径部には下窄まりの段
差形状27が設けられており、ダストトラップ25のフ
ランジ部26がオイル注入口17の段差形状27に引っ
掛かる。これにより、ダストトラップ25のエンジンケ
ース11内部への脱落が防止されるが、ダストトラップ
25を上方に引き上げればダストトラップ25を容易に
取り出すことができる。
【0019】このようなダストトラップ25を設けたた
め、オイルフィラーキャップ18を取り外した際に泥や
塵埃等の不純物が万一オイル注入口17からエンジンケ
ース11の内部に落下しても、この不純物は袋形状のダ
ストトラップ25に捕捉されるのでオイルに混入するこ
とがない。したがって、オイルの汚損を効果的に阻止す
ることができる。
【0020】しかも、オイル注入口17をエンジンケー
ス11の側面に形成されているリコイルスターター16
等の突出部の直後位置に設けたので、バギー車両1の走
行時に前輪3が巻き上げる泥等の不純物に対し、オイル
注入口17が上記突出部によってガードされる。このた
め、オイル注入口17の周辺に不純物が付着しにくくな
り、オイルフィラーキャップ18を取り外した際にオイ
ル注入口17からエンジンケース11内部に不純物が落
下することをより効果的に防止することができる。な
お、オイル注入口17は後輪4よりも前方に位置してい
るため、後輪4が跳ね上げた泥等の不純物はオイル注入
口17に到達しない。
【0021】また、オイル注入口17の開口面17aが
バギー車両1の車幅方向外側に向かって下方に傾斜して
いるため、泥等の不純物がオイル注入口17付近に堆積
しにくくなる。このため、オイル注入口17からエンジ
ンケース11内部へ不純物が落下することをさらに効果
的に防止することができる。
【0022】そして、ダストトラップ25をオイル注入
口17に着脱可能に設けたことから、ダストトラップ2
5を外部に取り出して捕捉された不純物を容易に排出す
ることができ、常にオイル注入口17を清浄に保ってオ
イルの汚損を回避することができる。
【0023】なお、本発明の実施形態は上記内容のみに
限定されず、幅広いバリエーションを与えることができ
る。例えば、鞍乗型車両としては4輪型のバギー車両の
みならず、3輪型のバギー車両や自動二輪車等であって
もよい。また、エンジンケースの側面に形成された突出
部としては、リコイルスターターでなくてもよく、例え
ばクラッチ装置や発電装置を覆うカバー部材等であって
もよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る鞍乗
型車両のオイル注入部構造によれば、オイルに不純物が
混入することを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鞍乗型車両の一例となる不整地走行用のバギー
車両(ATV)の平面透視図。
【図2】エンジンの左側面図。
【図3】図2のIII−III線に沿うオイル注入口の
縦断面により、本発明の一実施形態を示す図。
【図4】オイルフィラーキャップが取り外されたオイル
注入口の縦断面図。
【図5】従来の技術を示すオイル注入口の縦断面図。
【図6】従来の技術を示すオイル注入口の縦断面図であ
り、オイルフィラーキャップが取り外された状態を示す
図。
【符号の簡単な説明】
1 鞍乗型車両としてのバギー車両 3 前輪 4 後輪 5 エンジン 11 エンジンケース 16 エンジンケース側面に形成された突出部としての
リコイルスターター 17 オイル注入口 17a オイル注入口の開口面 18 オイルフィラーキャップ 21 ディップスティックゲージ 25 ダストトラップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンが前後輪間に搭載され、上記エ
    ンジンのエンジンケース側面にオイル注入口が設けら
    れ、このオイル注入口を閉塞するオイルフィラーキャッ
    プに上記エンジンケース内部下方に延びるディップステ
    ィックゲージが設けられた鞍乗型車両のオイル注入部構
    造において、上記オイル注入口に、フィルター材質でな
    り、エンジンケース内部下方に延びて上記ディップステ
    ィックゲージを被包する袋形状のダストトラップを設け
    たことを特徴とする鞍乗型車両のオイル注入部構造。
  2. 【請求項2】 前記オイル注入口をエンジンケース側面
    に形成された突出部の直後位置に設けた請求項1に記載
    の鞍乗型車両のオイル注入部構造。
  3. 【請求項3】 前記オイル注入口の開口面を鞍乗型車両
    の車幅方向外側に向かって下方に傾斜させた請求項1ま
    たは請求項2に記載の鞍乗型車両のオイル注入部構造。
  4. 【請求項4】 前記ダストトラップを前記オイル注入口
    に着脱可能に設けた請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の鞍乗型車両のオイル注入部構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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