JP6218765B2 - 鞍乗り型車両の給油部ドレン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の給油部ドレン構造に関する。
従来の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造として、収納ボックスの後方に給油口が配置され、この給油口から溢れた余剰油をドレンホースを介して下方に排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、収納ボックスの開口部から後方に延出される後方延出部に、給油口を臨ませる凹状の受け皿部が形成され、この受け皿部に、ゴム製の遮蔽板を有する第2の受け皿部材を取り付け、第2の受け皿部材の下部と収納ボックスの受け皿部の下部にそれぞれドレン孔を形成し、収納ボックスの受け皿部のドレン孔にドレンホースを接続している。
特開2004−66937号公報
しかし、上記従来の給油部ドレン構造では、収納ボックスの受け皿部のドレン孔にドレンホースを接続し、車両の下方に向けてドレンホースを延出する構成であるため、部品点数が増加するとともに、ドレンホースの配索作業に手間がかかってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両の給油部ドレン構造を簡素化できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、収納ボックス(40)の後方に燃料タンク(41)の給油口(51)が配置され、前記収納ボックス(40)の開口部(45a)側から後方に延出される後方延出部(46)に、前記給油口(51)を臨ませる受け皿部(55)が形成されるとともに当該受け皿部(55)にドレン孔(60)が形成される鞍乗り型車両の給油部ドレン構造において、前記燃料タンク(41)の下方に、後輪(14)の上方を覆うリヤフェンダ(42)が設けられ、前記リヤフェンダ(42)には、上方へ向けて開放する入口部(71)と、下方へ向けて開放する出口部(72)と、前記入口部(71)と前記出口部(72)とを連通させる中空のドレン通路(73)とが一体成形され、前記入口部(71)を前記ドレン孔(60)に臨ませるようにして前記リヤフェンダ(42)が配置されることを特徴とする。
本発明によれば、鞍乗り型車両の給油部ドレン構造は、収納ボックスの後方に燃料タンクの給油口が配置され、収納ボックスの開口部側から後方に延出される後方延出部に、給油口を臨ませる受け皿部が形成されるとともに受け皿部にドレン孔が形成され、燃料タンクの下方に、後輪の上方を覆うリヤフェンダが設けられ、リヤフェンダには、上方へ向けて開放する入口部と、下方へ向けて開放する出口部と、入口部と出口部とを連通させる中空のドレン通路とが一体成形され、入口部をドレン孔に臨ませるようにしてリヤフェンダが配置される。これにより、受け皿部の余剰油は、ドレン孔から、リヤフェンダに一体に形成される入口部、ドレン通路及び出口部を通って排出されるため、受け皿部に別体のドレンホースを接続しなくとも、余剰油を排出できる。このため、給油部ドレン構造を簡素化できる。また、入口部が前記ドレン孔に臨むため、簡単な構成で余剰油をドレン通路に集めることができ、円滑に余剰油を排出できる。
また、本発明は、前記入口部(71)は、前記燃料タンク(41)の下端(41c)よりも上方に設けられ、前記出口部(72)は、前記後輪(14)の後端(14a)よりも後方に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、入口部は、燃料タンクの下端よりも上方に設けられ、出口部は、後輪の後端よりも後方に設けられるため、上下方向の広範囲に亘ってリヤフェンダにドレン通路を一体に形成でき、ドレンホースを別途設ける構成よりも構造を簡素化できるとともに、余剰油を後輪の後端よりも後方に排出できるため、後輪に余剰油が付着することを防止できる。
また、本発明は、前記受け皿部(55)には、前記ドレン孔(60)から下方へ延出するドレン管(61)が形成され、前記リヤフェンダ(42)の前記入口部(71)は、前記ドレン管(61)よりも拡開するように設けられ、前記ドレン管(61)は、前記入口部(71)に挿入されることを特徴とする。
本発明によれば、受け皿部には、ドレン孔から下方へ延出するドレン管が形成され、リヤフェンダの入口部は、ドレン管よりも拡開するように設けられ、ドレン管は、入口部に挿入される。これにより、ドレン管よりも拡開された入口部にドレン管から余剰油が流れるため、余剰油が外部に飛散することを抑制でき、円滑に余剰油を排出できる。また、拡開された入口部にドレン管を容易に挿入できるため、組み立て性が良い。
さらに、本発明は、前記入口部(71)の底部には、前記ドレン通路(73)に向けて傾斜する傾斜面(71e)が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、入口部の底部には、ドレン通路に向けて傾斜する傾斜面が形成されるため、入口部に入る余剰油を傾斜面に沿ってドレン通路に流すことができ、円滑に余剰油を排出できる。
また、本発明は、前記後方延出部(46)は、前記入口部(71)よりも後方まで延出されて前記入口部(71)の上方を覆うことを特徴とする。
本発明によれば、後方延出部は、入口部よりも後方まで延出されて入口部の上方を覆うため、後方延出部によって入口部を保護して入口部に異物等が入ることを抑制できる。また、入口部を大きく形成できるため、ドレン管を入口部に容易に挿入できる。
また、本発明は、車両後方視で、前記ドレン通路(73)は直線状に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、車両後方視で、ドレン通路は直線状に形成されるため、ドレン通路の形成が容易となる。
さらに、本発明は、前記リヤフェンダ(42)は、前記給油口(51)を臨ませる延出部(67)を備え、当該延出部(67)と前記受け皿部(55)とは重ね合わせて配置され、前記延出部(67)と前記給油口(51)との間、及び、前記受け皿部(55)と前記給油口(51)との間をシールするシール部材(59)が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、リヤフェンダは、給油口を臨ませる上方延出部を備え、上方延出部と受け皿部とは重ね合わせて配置され、上方延出部と給油口との間、及び、受け皿部と給油口との間をシールするシール部材が設けられるため、給油口に対する受け皿部及びリヤフェンダの位置をシール部材によって位置決めでき、組み立て性を向上できる。また、上方延出部と受け皿部とを重ね合わせた部分からの余剰油の漏れを、シール部材によって簡単な構成で防止できる。
また、本発明は、前記ドレン通路(73)は、前記後輪(14)の左右の中心から側方にオフセットして配置されることを特徴とする。
本発明によれば、ドレン通路は、後輪の左右の中心から側方にオフセットして配置されるため、後輪とドレン通路との間のクリアランスを確保でき、ドレン通路をリヤフェンダに容易に形成できる。
本発明に係る給油部ドレン構造では、給油部ドレン構造を簡素化できる。
また、上下方向の広範囲に亘ってリヤフェンダにドレン通路を一体に形成できるとともに、後輪に余剰油が付着することを防止できる。
また、余剰油が外部に飛散することを抑制できるとともにドレン構造の組み立て性が良い。
さらに、傾斜面に沿って円滑に余剰油を排出できる。
また、後方延出部によって入口部を保護できる。
また、ドレン通路の形成が容易である。
また、シール部材によって、受け皿部及びリヤフェンダの位置を位置決めできるとともに余剰油の漏れを防止できる。
さらに、後輪とドレン通路との間のクリアランスを確保できる。
本発明の実施の形態に係る給油部ドレン構造を備えた自動二輪車の後部を示す左側面図である。 燃料タンク及びリヤフェンダの周辺部を後方から見た図である。 図2のIII−III断面図である。 給油口の周辺の後方延出部を上方から見た図である。 図3のV−V断面図である。 図3のVI−VI断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る給油部ドレン構造を備えた自動二輪車1の後部を示す左側面図である。
自動二輪車1は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア11を有するスクータ型の鞍乗り型車両であり、車体フレーム12の前方に前輪(不図示)を有し、駆動輪である後輪14は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジン15に軸支されている。
車体フレーム12は、前端に設けられるヘッドパイプ(不図示)と、このヘッドパイプから下方に延びた後、後方に延びるメインフレーム16と、メインフレーム16の後端から後上がりに車体後端部まで延びる左右一対のシートフレーム17(右側のシートフレーム17は不図示)とを備える。
各シートフレーム17は、メインフレーム16から後上がりに延びる傾斜フレーム18と、傾斜フレーム18の後端で屈曲して略水平に後方に延びる後部フレーム19とを備える。
傾斜フレーム18は、上方に延びるとともに左右の傾斜フレーム18を繋ぐボックス支持フレーム20を前部に備える。左右の後部フレーム19は、車幅方向に延びるクロスフレーム21によって前部を左右に繋がれている。左右の後部フレーム19は、下方に延びるフェンダ固定部19aを後部に備える。クロスフレーム21は下方に延びるフェンダステー21aを備える。
前記前輪を支持するフロントフォーク(不図示)は、前記ヘッドパイプに操舵自在に軸支される。
ユニットスイングエンジン15は、エンジン25とベルト式の無段変速機構(不図示)が収容された伝動ケース26とが一体化されたユニットスイング式であり、後輪14を支持するスイングアームとしての機能も有している。
ユニットスイングエンジン15は、その前部に連結されるリンク部材27を介して、メインフレーム16の後部に連結されており、リンク部材27に設けられるピボット軸28を中心にして上下に揺動自在である。
エンジン25は、ユニットスイングエンジン15のクランクケース(不図示)の前面に、シリンダ29及びシリンダヘッド30を結合して構成されている。エンジン25のシリンダ軸線31は、略水平に前方へ延びる。エンジン25の前端部は、左右のシートフレーム17の間に位置する。
伝動ケース26は、左側のシートフレーム17の下方を通って後輪14の左側方まで延び、後輪14は、伝動ケース26の後端部に設けられる車軸32に軸支される。伝動ケース26の後端部と後部フレーム19との間には、リヤサスペンション33がかけ渡される。
エンジン25の吸気装置は、エアクリーナボックス34と、エアクリーナボックス34の下流に配置されるスロットルボディ35とを備える。
エアクリーナボックス34は、伝動ケース26に支持され、伝動ケース26の上面と左側の後部フレーム19との間に配置される。スロットルボディ35は、エアクリーナボックス34の前方且つユニットスイングエンジン15の上方に配置される。スロットルボディ35は、上流部がエアクリーナボックス34に接続され、下流部がシリンダヘッド30の上面の吸気ポートに接続される。
排気管36は、シリンダヘッド30の下面から下方に引き出されて右後方に延び、後輪14の右側方に配置されるマフラー37に接続される。
エンジン25の上方で左右の傾斜フレーム18の間には、ヘルメット等の物品を収納可能な収納ボックス40が設けられる。
燃料タンク41は、収納ボックス40の後方で左右の後部フレーム19の間に配置される。燃料タンク41は、下方に延びる燃料チューブ(不図示)を介して、スロットルボディ35の近傍に配置される燃料供給装置(不図示)に接続される。
シート10は、運転者用の前側シート10aと、前側シート10aよりも一段高い同乗者用の後側シート10bとを一体に備え、収納ボックス40及び燃料タンク41を上方から覆う。
後輪14を上方から覆うリヤフェンダ42は、燃料タンク41の下方に配置される。
燃料タンク41及びリヤフェンダ42の後方には、テールランプ43が配置される。
自動二輪車1は、収納ボックス40及び燃料タンク41等を外側から覆う車体カバー(不図示)を備える。
収納ボックス40は、上面が開放した箱状の収納部45と、収納部45の後端の上部から後方に延出する後方延出部46とを一体に備える。
収納ボックス40は、収納部45の前部の下面がボックス支持フレーム20に支持されるとともに、後方延出部46の前部が、後部フレーム19のボックスステー47に支持されることで、左右のシートフレーム17に固定される。収納部45の後部は、左右の傾斜フレーム18の間に位置する。
収納部45は、シート10の前端部が連結されるヒンジ部48を前面の上部に備える。シート10がヒンジ部48を中心に上下に回動されることで、収納部45の上面の開口部45aが開閉される。
収納ボックス40の後方延出部46は、収納部45の開口部45aの後縁に連続するようにして後方に延びる板状に形成されている。後方延出部46は、開口部45aよりも一段高い位置に位置する。
後方延出部46は、燃料タンク41及び後部フレーム19の上方を後方に延び、燃料タンク41及び後部フレーム19を上方から覆う。
図2は、燃料タンク41及びリヤフェンダ42の周辺部を後方から見た図である。図3は、図2のIII−III断面図である。ここで、図2及び図3では、シート10及びシートフレーム17等の図示は省略されている。
燃料タンク41は、箱形に形成されており、略水平な上面50を備える。燃料タンク41は、上面50の後部に一段低くなる段部50aを備え、段部50aには、上方に突出する給油口51が形成されている。給油口51は、燃料タンク41内を上方に連通させる円筒状に形成されており、給油口51の上面の開口はキャップ(不図示)で塞がれる。給油口51は車幅方向の中央に配置される。
燃料タンク41は、その側面の全周から略水平に外側に突出するフランジ部53を備える。フランジ部53は、側面の上部に形成されている。燃料タンク41は、フランジ部53が後部フレーム19(図1)の上方に位置するように左右の後部フレーム19の間に配置され、フランジ部53に挿通される複数のボルト54(図2)によって後部フレーム19に固定される。
図4は、給油口51の周辺の後方延出部46を上方から見た図である。
図3及び図4に示すように、収納ボックス40の後方延出部46は、給油口51の周囲を囲う受け皿部55を備える。
受け皿部55は、給油口51を上方に臨ませる受け皿側開口56を中央に備える板状の受け板部57と、受け板部57から上方に立設されて給油口51の外周部を外側から囲う環状の突出部58とを備える。
給油口51の外周部には、円筒状のシール部材59が嵌合される。受け皿側開口56の内周部は、シール部材59の外周部に嵌合し、受け皿部55と給油口51との間の隙間は、シール部材59によってシールされる。
給油作業等の際に給油口51から外側にこぼれた余剰油は、受け板部57によって受けられるとともに、突出部58によって堰き止められ、突出部58の内側の領域に留まる。これにより、こぼれた余剰油が広い範囲に流れることが防止される。
受け皿部55の後部には、受け皿部55の余剰油を下方に流すドレン孔60が形成されている。受け皿部55は、ドレン孔60から下方に延出されるドレン管61を一体に備える。ドレン管61の上端はドレン孔60である。収納ボックス40は、収納部45及び後方延出部46が樹脂成形によって一体に成形されており、ドレン管61も、後方延出部46の受け皿部55に樹脂成形によって一体に成形される。
後方延出部46は、ドレン孔60よりも後方に延びる後端部46aを備える。
リヤフェンダ42は、後部フレーム19(図1)の下方に配置される。リヤフェンダ42は、燃料タンク41及び後輪14の後方で上下に延びる後側フェンダ部62と、後側フェンダ部62の上下の途中部から前方に延びる前側フェンダ部63とを一体に備える。
前側フェンダ部63は、後輪14を真上から覆う板状に形成されている。また、前側フェンダ部63は、燃料タンク41の下面を下方から覆い、燃料タンク41を保護する。前側フェンダ部63の前端は、収納部45の後面45bの下部に連続するように配置される。
前側フェンダ部63は、前部の上面から上方に延びる爪状の係止部63a(図1)を備える。また、前側フェンダ部63は、後部の上面の左右の側部から上方に延びる固定部63b(図1)を左右一対備える。
リヤフェンダ42は、係止部63aがクロスフレーム21のフェンダステー21aに係止されるとともに、左右の固定部63bが後部フレーム19のフェンダ固定部19aに締結されることで、車体フレーム12に固定される。
後側フェンダ部62は、前側フェンダ部63の後端から後下方に延びる後下方延出部64と、前側フェンダ部63の後端から上方に延びる後壁部65とを一体に備える。
後下方延出部64は、後輪14を後上方から覆い、後輪14からの後方への泥はねを防止する。後下方延出部64の後端64aは、後輪14の後端14aよりも後方に位置する。
後壁部65は、燃料タンク41の後面41aに沿うように上方に延びる縦壁66と、縦壁66の上端から前方に延びる延出部67とを一体に備える。縦壁66は、左右の後部フレーム19の後端部の間を上方に延び、燃料タンク41の後面41aを保護する。燃料タンク41の後面41aより後方には、左右の後部フレーム19を左右に繋ぐフレーム部材は設けられておらず、燃料タンク41の後方では、左右の後部フレーム19の間は後方に開放している。
燃料タンク41は、収納部45の後面45b、後方延出部46、縦壁66、及び、前側フェンダ部63によって覆われる。
後壁部65の延出部67は、燃料タンク41の給油口51に向けて前方へ略水平に延びる板状に形成される。延出部67は、給油口51が挿通される円形のフェンダ側開口68を備える。延出部67は、フェンダ側開口68がシール部材59の外周部に嵌合することで、給油口51に取り付けされる。
延出部67は、燃料タンク41の段部50aの上面に当接して配置されるとともに、延出部67の上面には、収納ボックス40の受け皿部55が上方から重ね合わされる。すなわち、延出部67は、受け皿部55と段部50aとの間に挟まれる。
フェンダ側開口68及び受け皿側開口56は、共にシール部材59の外周部に嵌合して給油口51に対して位置決めされる。このため、フェンダ側開口68及び受け皿側開口56を簡単な構造でシールできるとともに、延出部67及び受け皿部55を容易に位置決めできる。
リヤフェンダ42の後側フェンダ部62には、ドレン孔60に流れた余剰油を後輪14の後方に排出するドレン部70が形成されている。
ドレン部70は、縦壁66の上端部に形成されて上方に開放する入口部71と、後下方延出部64の下端部に形成されて下方に向けて開放する出口部72と、入口部71と出口部72とを連通させるドレン通路73とを備える。
図5は、図3のV−V断面図である。
縦壁66の上端部は、その下方の部分よりも板厚を前方の燃料タンク41側に厚くして形成されており、この上端部の内部を中空にすることで、入口部71が形成されている。入口部71は、燃料タンク41の下端41c及びフランジ部53よりも上方に位置し、入口部71の前端はフランジ部53の後端よりも前方に膨出している。
入口部71は、上面に開放部71aを有する箱型に形成されており、略鉛直な前壁71bと、前壁71bに対向する後壁71cと、左右の側壁71d,71dと、底壁71e(傾斜面)とを備える。入口部71は、前後方向よりも車幅方向に長い箱型に形成されている。入口部71の車幅方向の長さは、受け皿部55の車幅方向の長さ及びドレン管61の外径よりも大きい。また、入口部71の前後方向の長さは、ドレン管61の外径よりも大きい。すなわち、入口部71は、ドレン管61及び後述するドレン通路73の外径よりも拡開している。
図2、図3及び図5を参照し、入口部71の前壁71bは、燃料タンク41の後面41aにおいてフランジ部53よりも上方の部分に沿うように上方に延びる。延出部67は、前壁71bの上端を基端として前方に延びる。
後壁71cの上端は、前壁71bの上端及び燃料タンク41の上面よりも下方に位置し、図2のように後方から見ると、前壁71bの上部が外側に露出している。
受け皿部55のドレン管61は、上方から開放部71aに挿入され、入口部71の上下の途中部に下端が配置される。ドレン管61は車幅方向の中央に配置されている。
すなわち、入口部71は、受け皿部55に形成されたドレン管61の上端のドレン孔60に下方から臨むように配置されており、上面視では、ドレン孔60は入口部71に重なっている。
ドレン通路73は、後輪14の左右の中心よりも外側方(左側方)にオフセットして配置されている。ドレン通路73は、図2の車両後方視では、上下に真っ直ぐ延びる直線状に形成されている。ドレン通路73の上端は、入口部71の底壁71eに開口している。詳細には、ドレン通路73の上端は、底壁71eにおける車幅方向の左側(一側)にオフセットされるとともに、底壁71eの後部に開口している。
底壁71eは、ドレン通路73の上端が開口する部分が最も低くなるように傾斜する漏斗状に形成されている。このため、車幅方向の中央に位置するドレン管61に対してドレン通路73が側方にオフセットされている構成であっても、余剰油を円滑にドレン通路73に流すことができる。
図3の側面視では、ドレン通路73は、後壁部65内では略鉛直に下方に延び、後壁部65と後下方延出部64との境界に位置する屈曲部73aで後下方に屈曲し、後下方延出部64内では後下方に延びる。
図6は、図3のVI−VI断面図である。
図3及び図6に示すように、後側フェンダ部62は、ドレン通路73に沿って上下に延びる凸条部である厚肉部74を裏面(後輪14に面する面)に備える。厚肉部74は、前方に突出しており、その周囲の後側フェンダ部62の部分よりも板厚が厚く形成されている。厚肉部74は、前端側ほど先細りとなる略三角形の断面形状を備える。
ドレン通路73は、厚肉部74の内部に形成されており、厚肉部74を軸方向(長手方向)に貫通する。出口部72は、ドレン通路73の下端の開口であり、厚肉部74の下端に開口している。このように、後側フェンダ部62の一部に厚肉部74を設けてドレン通路73を形成することで、後側フェンダ部62の板厚の全体を厚くせずにドレン通路73を設けることができ、軽量化を図ることができる。また、また、後側フェンダ部62の剛性を厚肉部74によって向上できる。
また、ドレン通路73を備える厚肉部74を後輪14における車幅方向の中心に対して側方にオフセットして配置することで、厚肉部74と後輪14とのクリアランスを大きく確保できる。
厚肉部74の下端は、後輪14の後端14a(図1)よりも後方に位置しており、出口部72は、後輪14の後端14aよりも後方に位置する。また、出口部72は、車軸32よりも上方に位置する。
また、厚肉部74の下端は、後下方延出部64の後端64aよりも上方に位置しており、出口部72は、後端64aよりも上方に位置する。すなわち、厚肉部74及び出口部72は、後側フェンダ部62の裏面で後端64aよりも上方に位置するため、後方から視認されない。このため、ドレン部70を後側フェンダ部62に設けた構成であっても自動二輪車1の外観性が良い。
さらに、後下方延出部64は、後輪14の接地面の曲面形状に沿うように湾曲した樋状に形成されており、その後面よりも前方に延出する側面部64b(図1)を左右にそれぞれ備える。厚肉部74は、側面部64bよりも前方への突出量が小さいため、図1の側面視では、厚肉部74は側面部64bに隠れて視認されない。このため、自動二輪車1の外観性が良い。
リヤフェンダ42は、型を用いた樹脂成形方法により前側フェンダ部63及び後下方延出部64が一体に成形され、厚肉部74及びドレン通路73も樹脂成形の際に後下方延出部64に一体に成形される。
厚肉部74及びドレン通路73は、例えば、金型75a,75bを用いたガスインジェクション成形により成形される。金型75a,75bは、互いに合わさると、厚肉部74の断面形状に対応した断面略三角形の空間75cを形成する。ガスインジェクション成形では、空間75c内に樹脂を射出した後、この樹脂にガスを注入し、ガスの圧力によって樹脂の内部に空洞であるドレン通路73を形成する。
本実施の形態では、厚肉部74及びドレン通路73が車両後方視で直線状に形成されるとともに、ドレン通路73が前後に曲がる屈曲部73aは1箇所だけであるため、金型75a,75bの構造を簡単化できる。このため、厚肉部74及びドレン通路73を容易に成形できる。
収納ボックス40及びリヤフェンダ42の組み付けの際、受け皿側開口56及びフェンダ側開口68をシール部材59の外周部に嵌合して給油口51に対して位置決めすると、収納ボックス40のドレン管61とリヤフェンダ42の入口部71との位置関係も位置決めされる。このため、ドレン管61と入口部71とを容易に位置決めできる。
図2及び図3に示すように、受け皿部55の余剰油Fは、ドレン孔60からドレン管61を通り、ドレン孔60に下方から臨むリヤフェンダ42のドレン部70の入口部71内に流下し、底壁71eに沿ってドレン通路73に流れ、ドレン通路73を通って下方に流れ、出口部72から下方に排出される。
このように、余剰油Fを、泥はねを防止するリヤフェンダ42に一体に形成されたドレン部70を通して外部に排出するため、屈曲性を有するドレンホース等を受け皿部55に接続しなくともリヤフェンダ42を利用して余剰油Fを排出でき、簡単な構成で余剰油Fを円滑に排出できる。
また、出口部72が後輪14の後端14aよりも後方に位置するため、排出された余剰油Fが後輪14に付着することを防止できる。
また、入口部71がドレン管61の外径よりも拡開しているため、ドレン管61を容易に入口部71に挿入できるとともに、余剰油Fが他の部分に飛散することを防止できる。
また、収納ボックス40の後方延出部46の後端部46aが入口部71の後端よりも後方に延出して入口部71を上方から覆うため、入口部71を大きく形成した場合であっても、入口部71に異物等が侵入することを後端部46aによって防止できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1の給油部ドレン構造は、収納ボックス40の後方に燃料タンク41の給油口51が配置され、収納ボックス40の開口部45a側から後方に延出される後方延出部46に、給油口51を臨ませる受け皿部55が形成されるとともに受け皿部55にドレン孔60が形成され、燃料タンク41の下方に、後輪14の上方を覆うリヤフェンダ42が設けられ、リヤフェンダ42には、上方へ向けて開放する入口部71と、下方へ向けて開放する出口部72と、入口部71と出口部72とを連通させる中空のドレン通路73とが一体成形され、入口部71をドレン孔60に臨ませるようにしてリヤフェンダ42が配置される。これにより、受け皿部55の余剰油Fは、ドレン孔60から、リヤフェンダ42に一体に形成される入口部71、ドレン通路73及び出口部72を通って排出されるため、受け皿部55に別体のドレンホースを接続しなくとも、余剰油Fを排出できる。このため、給油部ドレン構造を簡素化できる。また、入口部71がドレン孔60に臨むため、簡単な構成で余剰油Fをドレン通路73に集めることができ、円滑に余剰油Fを排出できる。
また、入口部71は、燃料タンク41の下端41cよりも上方に設けられ、出口部72は、後輪14の後端14aよりも後方に設けられるため、上下方向の広範囲に亘ってリヤフェンダ42にドレン通路73を一体に形成でき、ドレンホースを別途設ける構成よりも構造を簡素化できるとともに、余剰油Fを後輪14の後端14aよりも後方に排出できるため、後輪14に余剰油Fが付着することを防止できる。
また、受け皿部55には、ドレン孔60から下方へ延出するドレン管61が形成され、リヤフェンダ42の入口部71は、ドレン管61よりも拡開するように設けられ、ドレン管61は、入口部71に挿入される。これにより、ドレン管61よりも拡開された入口部71にドレン管61から余剰油Fが流れるため、余剰油Fが外部に飛散することを抑制でき、円滑に余剰油Fを排出できる。また、拡開された入口部71にドレン管61を容易に挿入できるため、組み立て性が良い。
さらに、入口部71の底部には、ドレン通路73に向けて傾斜する底壁71eが形成されるため、入口部71に入る余剰油Fを底壁71eに沿ってドレン通路73に流すことができ、円滑に余剰油Fを排出できる。
また、後方延出部46は、入口部71よりも後方まで延出されて入口部71の上方を覆うため、後方延出部46によって入口部71を保護して入口部71に異物等が入ることを抑制できる。また、入口部71を大きく形成できるため、ドレン管61を入口部に容易に挿入できる。
また、車両後方視で、ドレン通路73は直線状に形成されるため、ドレン通路73の形成が容易となる。
さらに、リヤフェンダ42は、給油口51を臨ませる延出部67を備え、延出部67と受け皿部55とは重ね合わせて配置され、延出部67と給油口51との間、及び、受け皿部55と給油口51との間をシールするシール部材59が設けられるため、給油口51に対する受け皿部55及びリヤフェンダ42の位置をシール部材59によって位置決めでき、組み立て性を向上できる。また、延出部67と受け皿部55とを重ね合わせた部分からの余剰油Fの漏れを、シール部材59によって簡単な構成で防止できる。
また、ドレン通路73は、後輪14の左右の中心から側方にオフセットして配置されるため、後輪14とドレン通路73との間のクリアランスを確保でき、ドレン通路73をリヤフェンダ42に容易に形成できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両としてスクータ型を例に挙げて説明したが、本発明は他の形態の鞍乗り型車両に適用することができる。また、鞍乗り型車両は、自動二輪車に限定されるものではなく、3輪以上の車輪を備えたものであっても良い。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14 後輪
14a 後端
40 収納ボックス
41 燃料タンク
51 給油口
41c 下端
42 リヤフェンダ
45a 開口部
46 後方延出部
55 受け皿部
59 シール部材
60 ドレン孔
61 ドレン管
67 延出部
71 入口部
71e 底壁(傾斜面)
72 出口部
73 ドレン通路

Claims (8)

  1. 収納ボックス(40)の後方に燃料タンク(41)の給油口(51)が配置され、前記収納ボックス(40)の開口部(45a)側から後方に延出される後方延出部(46)に、前記給油口(51)を臨ませる受け皿部(55)が形成されるとともに当該受け皿部(55)にドレン孔(60)が形成される鞍乗り型車両の給油部ドレン構造において、
    前記燃料タンク(41)の下方に、後輪(14)の上方を覆うリヤフェンダ(42)が設けられ、
    前記リヤフェンダ(42)には、上方へ向けて開放する入口部(71)と、下方へ向けて開放する出口部(72)と、前記入口部(71)と前記出口部(72)とを連通させる中空のドレン通路(73)とが一体成形され、
    前記入口部(71)を前記ドレン孔(60)に臨ませるようにして前記リヤフェンダ(42)が配置されることを特徴とする鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  2. 前記入口部(71)は、前記燃料タンク(41)の下端(41c)よりも上方に設けられ、前記出口部(72)は、前記後輪(14)の後端(14a)よりも後方に設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  3. 前記受け皿部(55)には、前記ドレン孔(60)から下方へ延出するドレン管(61)が形成され、前記リヤフェンダ(42)の前記入口部(71)は、前記ドレン管(61)よりも拡開するように設けられ、前記ドレン管(61)は、前記入口部(71)に挿入されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  4. 前記入口部(71)の底部には、前記ドレン通路(73)に向けて傾斜する傾斜面(71e)が形成されることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  5. 前記後方延出部(46)は、前記入口部(71)よりも後方まで延出されて前記入口部(71)の上方を覆うことを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  6. 車両後方視で、前記ドレン通路(73)は直線状に形成されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  7. 前記リヤフェンダ(42)は、前記給油口(51)を臨ませる延出部(67)を備え、当該延出部(67)と前記受け皿部(55)とは重ね合わせて配置され、前記延出部(67)と前記給油口(51)との間、及び、前記受け皿部(55)と前記給油口(51)との間をシールするシール部材(59)が設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
  8. 前記ドレン通路(73)は、前記後輪(14)の左右の中心から側方にオフセットして配置されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の給油部ドレン構造。
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