JP2003096872A - 幼児しつけ用トイレ装置 - Google Patents

幼児しつけ用トイレ装置

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JP2003096872A
JP2003096872A JP2001291166A JP2001291166A JP2003096872A JP 2003096872 A JP2003096872 A JP 2003096872A JP 2001291166 A JP2001291166 A JP 2001291166A JP 2001291166 A JP2001291166 A JP 2001291166A JP 2003096872 A JP2003096872 A JP 2003096872A
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infant
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JP2001291166A
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Akiyo Honma
本間昭代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 早い時期からトイレを綺麗に使用する、手を
洗うなどのしつけを十分に身に付けさせることができる
こと。 【解決手段】 トイレ内に操作スイッチ21a、21b
…21nを有する操作バネル21を配設し、また、前記
操作スイッチ21a、21b…21nは各種信号を処理
する制御手段に電気的に接続し、この制御手段にはしつ
けプログラム28を格納した記憶手段を電気的に接続
し、さらに、トイレ内には記憶手段のしつけプログラム
28を実行する前記制御手段を介して少なくともしつけ
言語をトイレ内に流す音声発生装置を配設したことを特
徴とする幼児しつけ用トイレ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日常生活に於い
て、習慣的にトイレの使用マナーが身につく幼児しつけ
用トイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手のかかる幼児の場合、トイレに行きた
がらない、又は用をたそうとしても、なかなか一人でで
きず、かえって意識させると逆に排便等ができなくなっ
てしまったりする。また、幼児の場合、キチンとした
「しつけ」をする必要があり、早い時期から便座にキチ
ンと座る、トイレを綺麗に使用する、手を洗うなどのし
つけを身に付けさせる必要がある。さらに、普通一般に
便座も大人用では高いので、一人では便座に着座するこ
とができず、結局は、家族(特に母親)の手や踏み台が
必要である。そこで、現在、幼児しつけ用トイレ装置の
出現が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な日常生活における従来の問題点に鑑み、第1の目的
は、早い時期からトイレを綺麗に使用する、手を洗うな
どのしつけを十分に身に付けさせることができることで
ある。第2の目的は、便器の高さが障害となって、幼児
が排便の時に付き添い人の助力を必要とする不便を解消
することができることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の幼児しつけ用ト
イレ装置は、幼児がトイレに入ったことを検知する検知
手段、一方、幼児が便器の便座から起立したことないし
トイレから出て行ったことを検知する他の検知手段、こ
れらの検知信号に基づいて昇降駆動手段を駆動させる制
御手段、この制御手段の制御信号及び前記昇降駆動手段
の駆動力により昇降動する便器、前記制御手段に電気的
に接続し、かつ、しつけプログラム28を格納した記憶
手段、この記憶手段のしつけプログラム28を実行する
前記制御手段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内
に流す音声発生装置を備えたことを特徴とする。
【0005】また、本発明の幼児しつけ用トイレ装置
は、幼児がトイレに入ったことを検知する検知手段、一
方、幼児が便器の便座から起立したことないしトイレか
ら出て行ったことを検知する検知手段、これらの検知信
号を受ける制御手段、この制御手段に電気的に接続し、
かつ、しつけプログラム28を格納した記憶手段、この
記憶手段のしつけプログラム28を実行する前記制御手
段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内に流す音声
発生装置を備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の幼児しつけ用トイレ装置
は、各種の検知手段を構成要件とすることなく、トイレ
内に操作スイッチ21a、21b…21nを有する操作
バネル21を配設し、また、前記操作スイッチ21a、
21b…21nは各種信号を処理する制御手段に電気的
に接続し、この制御手段にはしつけプログラム28を格
納した記憶手段を電気的に接続し、さらに、トイレ内に
は記憶手段のしつけプログラム28を実行する前記制御
手段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内に流す音
声発生装置を配設したことを特徴とする。
【0007】さらに、本発明の幼児しつけ用トイレ装置
は、幼児が身に付けているIC情報媒体物35と、トイ
レ内に配設され、かつ、少なくとも幼児がトイレに入っ
た時に前記IC情報媒体物35からの情報を電波により
キャッチする制御手段25Aとから成る非接触型の幼児
しつけ用トイレ装置であって、前記制御手段25Aに
は、しつけプログラム28を格納した記憶手段と、この
記憶手段のしつけプログラム28を実行する前記制御手
段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内に流す音声
発生装置とが電気的に接続していることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図7により本発明の第1
実施例を説明する。図1は幼児しつけ用トイレ装置Xを
取り巻く実施の環境を示す。この図1に於いて、1は室
内のトイレ、2は戸枠、3は戸枠の縦枠、4はドア、5
は内側レバーハンドル、6はトイレの出入り口、7は便
器、8は水槽である。
【0009】前記便器7は、本実施例では、便器本体7
aと、この便器本体7aの後部側に装着され、かつ、シ
ャワーノズル、便座保温、温風吹き出しなど各機能部材
を備えた装置部7bと、この装置部7b内に横設軸架さ
れた回転軸を基準として装置部7b或いは便器本体7a
に開閉自在に設けられた大人用便座7cと、この大人用
便座7cの上方に取り外し可能に装着された子供用便座
7dと、そして、便蓋7eから構成されている。
【0010】図2は大人用便座7cと子供用便座7dと
の取付け構造を示す。大人用便座7cの後端部には左右
一対のオス係合軸9,9が水平状態に突設されている。
一方、子供用便座7dの後方に延びる左右支持腕10,
10の内側には、前記係合軸9,9と係合するメス係合
部11,11が突出形成されている。
【0011】そして、子供用便座7dの裏面の適宜箇所
には、大人用便座7cの開口縁部に圧接可能な着座セン
サー12が固定的に設けられている。着座センサー12
の一例としては、圧力を感知する圧力センサーが採用さ
れている。幼児が子供用便座7dに着座すると、着座セ
ンサー12はその重みで大人用便座7cの開口縁部に圧
接するので、幼児が着座した状態を検知する。
【0012】図3及び図4はトイレの床面Fの下方に配
設した便器用昇降駆動装置の作動杆の状態或いは便器7
の高さ状態を示す。昇降駆動装置15の一例としては、
エアーシリンダー15aと、その作動杆15bとが採用
されている。本実施例では、床面Fに図示しない支持部
材を介して合計4本のエアーシリンダー15aが縦方向
に配設され、それらの作動杆15bの突出先端部が便器
本体7aの下面にそれぞれ固定的に取付けられている。
したがって、各作動杆15bが同期して上昇すると、図
3で示すように便器7全体が上がり、一方、各作動杆1
5bが同期して下降すると、図4で示すように便器7全
体が下がる。
【0013】ここで図1に戻ると、20は前述した縦枠
3に所定間隔を有して配設され身長検知センサーであ
る。本実施例では、下方の位置に設けられたのが第1セ
ンサーS1で、この第1センサーS1は幼児用である。
ここで幼児とは、1歳ないし5歳程度を意味する。この
第1センサーS1の設置位置に関しては、例えば2歳の
幼児の標準的(平均的)身長を基準として床面Fからの
高さ寸法を設定している。一方、上方の位置に設けられ
たのが第2センサーS2で、この第2センサーS2は非
幼児用である。第2センサーS2は非幼児用の検知手段
であるから、例えば6歳の子供の標準的(平均的)身長
を基準として床面Fからの高さ寸法を設定している(説
明の便宜上、S1とS2は、多少離して図示してい
る)。
【0014】13はトイレ1内の一側壁(例えば上壁)
に適宜に設けられた入室の有無を検知する人検知手段で
ある。この人検知手段13の一例としては、後述する超
音波センサーが採用されている。超音波センサーは、ト
イレ1の入り口、便器7などに向かって複数の超音波を
発射している。したがって、ドア4を開けて人がトイレ
に入った時には、人の存在を直ちに検知することができ
る。
【0015】21は操作パネルで、この操作パネル21
は、例えばトイレ1を形成する一側壁に設けられてい
る。操作パネル21は、複数個のタッチパネル式操作ス
イッチ21a、21b…21n、音声発生装置22等を
備えている。
【0016】図5は幼児しつけ用トイレ装置Xの電気的
な構成図である。図5に於いて、25は、本実施例では
操作パネル21に設けられた制御手段で、この制御手段
25には、前述したセンサー、装置、回路などが電気的
に接続されている。制御手段25は、本実施例では人検
知手段13、身長検知センサー20、操作スイッチ21
a、21b…21n、着座センサー12等の信号を処理
する。また、判定回路26が判断した判定結果に基づい
て昇降駆動手段15に駆動信号を送る。また、記憶手段
27に格納された「しつけプログラム28」に基づいて
音声発生装置22に順次音声信号を送る。また、居間に
設置された報知手段31に報知信号を送る。また、タイ
マー28が作動してt秒(例えば20秒)経過すると、
昇降駆動手段15に便器下降用の駆動信号を送る。その
他信号を受理したら各種の制御を行なう。なお、14は
AND回路である。
【0017】ところで、符号30は制御手段25に接続
するパネル優先用コントロール回路で、このコントロー
ル回路30は、例えばある操作スイッチ21aを押して
「スイッチONの状態にすると」、身長検知センサー2
0の検知信号等よりも、操作パネル21側の各操作スイ
ッチの操作信号を優先的に扱う。したがって、この場合
に於いて、例えば制御手段25は幼児用第1センサーS
1のみの検知信号を受理しても、昇降駆動装置15に便
器下降用の駆動信号を送らない反面、例えば操作スイッ
チ21bの操作信号を受理すると、昇降駆動装置15に
便器下降用の駆動信号を送る。また、記憶手段27に格
納されている「しつけプログラム28」の出力信号を自
動的に処理しない。
【0018】したがって、操作パネル21に興味を抱き
始めた幼児(例えば5歳の幼児)に対しては、親が操作
スイッチ21aを押して「スイッチONの状態にする
と」、以後、制御手段25は、各操作スイッチ21b…
21n側の信号を優先的に取り扱うので、例えばテレビ
やアニメ映画に登場するキャラクターの声、音楽などが
記憶手段27に格納されている場合(本実施例では歌詞
を伴なうか否かを問わず、楽曲も格納されている)に
は、幼児が自主的に各操作スイッチ21b…21nを押
す必要がある。
【0019】ここで、検知センサー(13,20)の具
体例を挙げる。例えばレーザー光線、赤外線、超音波な
どが適宜に採用されている。レーザー光線や赤外線セン
サーは、水平線状の検知線が人によって切断された場合
に検知が有効である。超音波センサーの場合には、超音
波を発射する送波部と、超音波が人に当って反射し、そ
の帰ってきた反射波を受ける受波部とにより構成されて
いるから、前記赤外線センサーの場合と同様に人の有無
を検知する検知手段として有効的に採用し得る。
【0020】また着座センサー12は、幼児が起立する
と(便器から離れると)、前述したようにタイマー29
を介して検知信号を制御手段25に有効的に出力するこ
とができる。さらに、判定回路26は、身長検知センサ
ー20が検知した検知信号を受け、幼児か非幼児かを判
定する。本実施例では、「操作スイッチ21aがスイッ
チOFFの状態に於いて」、制御手段25が第1センサ
ーS1のみの検知信号を受理した場合に、昇降駆動装置
25に対して便器下降用の駆動信号を自動的に送る。こ
れに対し、制御手段25は第1センサーS1及び第2セ
ンサーS2の両方の検知信号を受けた場合には、AND
回路を介して昇降駆動装置25に便器下降用の駆動信号
を送らない。
【0021】図6は、記憶手段27に格納されたトイレ
の「しつけプログラム28の内容」である。例えば次の
ような言語のソフトウェアである。「(a)さあ、パン
ツを脱ぎましょう。(b)便座にキチント座ってね。
(c)さあ、それではおしっこしましょう。(d)もう
おわったかな。ペーパーできれいに拭いてね。(e)拭
き終わったら流しましょう。(f)最後に手を洗いまし
ょう。(g)よくできましたね。おりこうさんね。
(h)自分で出来ない子は助けボタンを押してお母さん
を呼んでね等」このように記憶手段27に格納されてい
る「しつけプログラム28の内容」は、図6に一例を示
すように、少なくとも幼児に対する「複数のしつけ言
語」が、所定の時間(数秒単位ないし数十秒単位)、順
番に、いわゆる時間的に一定の間隔を有して制御装置2
5から音声発生装置22へと出力される。
【0022】本実施例では、「しつけプログラム28の
内容」は、いわば言語の著作物として、望ましくは人気
のあるキャラクターの声で音声発生装置22から流れ
る。この場合ここでは「音声発生装置22」の用語を用
いているが、記憶手段27にアニメに登場するキャラク
ターの楽曲も格納されているので、該音声発生装置22
から音楽の著作物として人気のあるキャラクターの曲も
流れる。図7は幼児が排泄行為をする一例のフロー的説
明図である。まず、幼児Cが排便のためにドアを開け
る。次に幼児が出入り口6からトイレ1の中へと入る。
この時身長検知センサー20の第1センサーS1のみが
それを検知し、この検知信号S1は制御装置25に出力
される。
【0023】また、幼児Cがトイレ1に入ると同時に人
検知手段13がそれを検知し、「人有りの検知信号」は
制御装置25に出力される。本実施例では、制御装置2
5は「人有りの検知信号」と「検知信号S1」の両方の
信号を受理すると、AND回路を介して駆動信号を昇降
駆動装置15に送る。昇降駆動装置15は駆動信号を受
けると、その作動杆15bが所定位置まで下降する。し
たがって、便器7は図3の高い位置から図4に示す低い
位置まで下降する。また、制御装置25はAND回路1
4を介して記憶手段28に格納された「しつけプログラ
ム28」を手順にしたがって実行する。そうすると、音
声発生装置22からしつけプログラム28の内容(a)
ないし(h)が自動的に流れる(本実施例では、操作ス
イッチ21aのスイッチOFFの状態が前提である)。
【0024】そこで、幼児Cは子供用便座7eに着座す
る。幼児Cが便器7に着座すると、着座信号13が制御
装置25に出力される。この時人検知手段13は、相変
わらず、トイレ1内の人の存在を検知している。また幼
児Cは排便しながら音声発生装置22から流れる少なく
とも「しつけプログラム28の内容(a)ないし
(h)」を中途まで或いは時間がかかっている時には全
て聞き、観念的なしつけ学習をする。
【0025】しかして、排便を終わった幼児Cが起立す
ると、着座センサー12は便器7から幼児Cが離れたこ
とを検知し、これが起立信号と意味付けられて制御手段
25に送られる。この起立信号を受理した制御手段25
はタイマー29を作動させる。また幼児Cがトイレ1か
ら出て行くと、人検知手段13の「人無しの検知信号」
が制御手段25に送られる。本実施例では、タイマー2
9が(t秒)作動し、かつ、人なしの検知信号を受理す
ると、制御装置25はAND回路14を介して駆動信号
を昇降駆動装置15に送る。昇降駆動装置15は駆動信
号を受けると、その作動杆15bが所定位置まで上昇す
る。したがって、便器7は図4の低いい位置から図3に
示す高い位置まで上昇する。
【0026】
【実施例】本実施例に於いて、昇降駆動装置15の一例
としては、エアーシリンダー15aと、その作動杆15
bとが採用されている。しかし、本発明の便器用昇降駆
動装置15はこれに限定するものではなく、便器或いは
便座が昇降動する機構であれば、シリンダーの駆動力に
より作動アームが揺動するリンク機構、駆動モータの駆
動力により複数個の歯車が作動する歯車群機構などであ
っても良い。
【0027】また、本実施例に於いて、本発明の主たる
目的は、幼時に対して早い時期からトイレを綺麗に使用
する、手を洗うなどのしつけを十分に身に付けさせるこ
とであるから、便器或いは便座が上下動すること、身長
検知手段などは必ずしも発明の特定(必須)要件ではな
く、例えば幼児しつけ用トイレ装置Xの発明の特定要件
は、「トイレ内に操作スイッチ21a、21b…21n
を有する操作バネル21を配設し、また、前記操作スイ
ッチ21a、21b…21nは各種信号を処理する制御
手段に電気的に接続し、制御手段には、しつけプログラ
ム28を格納した記憶手段を電気的に接続し、さらに、
トイレ内には記憶手段のしつけプログラム28を実行す
る前記制御手段を介して少なくともしつけ言語をトイレ
内に流す音声発生装置を配設した実施例」であっても良
い。この場合には、幼児は積極的に操作バネル21を操
作する必要があるので、興味を抱かせながら自然に自主
性を目覚めさせることができる。
【0028】さらに、本実施例は、人検知手段13、身
長検知手段20、着座センサー12など複数個の検知手
段を採用しているが、複数個の検知手段は、必ずしも発
明の特定(必須)要件ではなく、設計如何によっては、
「1個」の場合も有得る。そこで、次に検知手段が単数
の場合の実施例(これを「第2実施例」とする。)につ
いて説明する。なお、第2実施例の説明にあたって、第
1実施例と同一又は同様(機能が同一)の部分には、同
一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0029】図8乃至図10に示す第2実施例に於い
て、第1実施例と主に異なる点は、幼児Cが、カード
状、コイン状、ある種の身飾り品(例えばペンダント)
などのIC情報媒体物35を身に付けており、一方、幼
児しつけ用トイレ装置X1の制御装置25Aは、前記I
C情報媒体物35からの情報を電波によりキャッチす
る、いわゆる非接触型情報制御装置であること。この場
合IC情報媒体物35は、内部にバッテリーを持つバッ
テリー電源内蔵型と、受信し電波をエネルギー源に用い
て内部電気を生成させ、IC情報媒体物35に設けたデ
ータ制御回路を作動させる電気生成型とがあるが、本実
施例のIC情報媒体物35はいずれであっても良い。
【0030】図9及び図10は、幼児がIC情報媒体物
35を身に付けた場合に於いて、幼児のIC情報媒体物
35と幼児しつけ用トイレ装置X1との情報伝達状態を
示す概念的構成図である。図10に於いて、符号36は
データ制御回路、37は幼児であることを認識させるた
めに必要な情報を格納した情報源としてのメモリ、38
は送信部、39はアンテナ、そして、40はバッテリー
である。IC情報媒体物35は、少なくとも前記データ
制御回路、メモリなどを有し、本実施例では、有効エリ
アが比較的小さい電波41を発信する。
【0031】これに対して操作パネル21に設けられた
制御装置25Aは、前記電波41を受信する受信用アン
テナ42、アンテナの信号を受け取る受信部43、受信
部の信号を受理し、かつ、便器用昇降駆動装置15及び
/又は音声発生装置22に駆動信号等を送信する制御部
44を有する。
【0032】上記のように、幼児しつけ用トイレ装置X
1を「非接触型情報制御装置」にすると、少なくとも幼
児Cがイトレ1内に入ると、その有無を電波41により
検知することができるから、第1実施例のように複数個
の検知手段等を設け、或いはその他不要な回路等を設け
る必要がないという利点がある。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、次に列挙するような効果がある。 (1)早い時期からトイレを綺麗に使用する、手を洗う
などのしつけを十分に身に付けさせることができる。本
発明の装置は、特にトイレに設けたから、日常生活に於
いて、繰り返し用をたしているうちに習慣的にトイレの
使用マナーが身につく。 (2)便器の高さが障害となって、幼児が排便の時に付
き添い人の助力を必要とする不便を解消することができ
る。 (3)装置を第2実施例のように「非接触型情報制御装
置」にすると、少なくとも幼児Cがイトレ内に入ると、
その有無を電波により検知することができるから、第1
実施例のように複数個の検知手段等を設け、或いはその
他不要な回路等を設ける必要がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図7は本発明の第1実施例を示す各説明図。図
8乃至図10は本発明の第2実施例を示す各説明図。
【図1】第1実施例の実施形態の一例を示す概略説明
図。
【図2】大人用便座と子供用便座との取付け関係を示す
概略説明図。
【図3】便器が上昇した場合の説明図。
【図4】便器が下降した場合の説明図。
【図5】電気的構成を示すブロック図。
【図6】しつけプログラムの内容を示す説明図。
【図7】幼児が排泄行為をする一例のフロー的説明図。
【図8】第2実施例の実施形態の一例を示す概略説明
図。
【図9】電気的構成を示すブロック図。
【図10】幼児のIC情報媒体物と幼児しつけ用トイレ
装置との情報伝達状態を示す概念的構成図。
【符号の説明】
1…トイレ、2…戸枠、3…縦枠、4…ドア、5…レバ
ーハンドル、6…出入り口、7…便器、7c…大人用便
座、7d…子供用便座、12…着座センサー、13…人
検知手段、14…AND回路、15…昇降駆動装置、1
5a…シリンダー、15b…作動杆、20…身長検知セ
ンサー、21…操作パネル、21…操作パネル、21
a、21b…操作スイッチ、22…音声発生装置、2
5,25A…制御手段、26…判定回路、27…記憶手
段、28…しつけプログラム、29…タイマー、30…
コントロール回路、31…報知手段、35…IC情報媒
体物。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幼児がトイレに入ったことを検知する検
    知手段、一方、幼児が便器の便座から起立したことない
    しトイレから出て行ったことを検知する検知手段、これ
    らの検知信号に基づいて昇降駆動手段を駆動させる制御
    手段、この制御手段の制御信号及び前記昇降駆動手段の
    駆動力により昇降動する便器、前記制御手段に電気的に
    接続し、かつ、しつけプログラム28を格納した記憶手
    段、この記憶手段のしつけプログラム28を実行する前
    記制御手段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内に
    流す音声発生装置を備えた幼児しつけ用トイレ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、便器は、便器本体7
    aに開閉自在に設けられた大人用便座7cと、この大人
    用便座7cの上方に取り外し可能に装着された子供用便
    座7dとを有し、前記子供用便座7dには、制御手段に
    電気的に接続する着座センサー12が設けられているこ
    とを特徴とする幼児しつけ用トイレ装置。
  3. 【請求項3】 幼児がトイレに入ったことを検知する検
    知手段、一方、幼児が便器の便座から起立したことない
    しトイレから出て行ったことを検知する検知手段、これ
    らの検知信号を受ける制御手段、この制御手段に電気的
    に接続し、かつ、しつけプログラム28を格納した記憶
    手段、この記憶手段のしつけプログラム28を実行する
    前記制御手段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内
    に流す音声発生装置を備えた幼児しつけ用トイレ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に於いて、制御手段には、トイ
    レ内に配設された操作バネル21のある操作スイッチを
    操作すると、トイレに設けられた検知手段の検知信号よ
    りも、操作スイッチの操作信号を優先的に扱うパネル優
    先用コントロール回路が電気的に接続していることを特
    徴とする幼児しつけ用トイレ装置。
  5. 【請求項5】 トイレ内に操作スイッチ21a、21b
    …21nを有する操作バネル21を配設し、また、前記
    操作スイッチ21a、21b…21nは各種信号を処理
    する制御手段に電気的に接続し、この制御手段にはしつ
    けプログラム28を格納した記憶手段を電気的に接続
    し、さらに、トイレ内には記憶手段のしつけプログラム
    28を実行する前記制御手段を介して少なくともしつけ
    言語をトイレ内に流す音声発生装置を配設したことを特
    徴とする幼児しつけ用トイレ装置。
  6. 【請求項6】 幼児が身に付けているIC情報媒体物3
    5と、トイレ内に配設され、かつ、少なくとも幼児がト
    イレに入った時に前記IC情報媒体物35からの情報を
    電波によりキャッチする制御手段25Aとから成る非接
    触型の幼児しつけ用トイレ装置であって、前記制御手段
    25Aには、しつけプログラム28を格納した記憶手段
    と、この記憶手段のしつけプログラム28を実行する前
    記制御手段を介して少なくともしつけ言語をトイレ内に
    流す音声発生装置とが電気的に接続していることを特徴
    とする幼児しつけ用トイレ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に於いて、音声発生装置からは
    記憶手段に格納した楽曲が流れることを特徴とする幼児
    しつけ用トイレ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に於いて、制御手段25Aに
    は、便器用昇降駆動手段が電気的に接続していることを
    特徴とする幼児しつけ用トイレ装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に於いて、トイレ内に操作スイ
    ッチ21a、21b…21nを有する操作パネルが配設
    され、制御手段25Aは該操作パネルに設けられている
    ことを特徴とする幼児しつけ用トイレ装置。
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