JP6074610B2 - 便座装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉自在のフロントパネルを有するリモートコントローラを備えた便座装置に関するものである。
従来、この種の開閉自在のフロントパネルを有するモートコントローラを備えた便座装置は、リモコン本体に便座装置の各種機能の設定および操作する複数のスイッチと、設定状態および操作状態を表示する表示部とを備え、リモコン本体の前面には開閉自在のカバーで構成されている。本体中央部には表示部が配置されており、本体の四隅には使用頻度の高い4個の第一スイッチが配置されており、表示部の周縁部には次に使用頻度の高い第二スイッチが配置されており、第二スイッチの外方には使用頻度の低い第三スイッチが配置されている。
カバーには、カバーを閉じた状態でリモコン本体に設けられた第二スイッチと表示部を開放する開口部が配置されており、カバーを閉じた状態でカバーの四隅をそれぞれ押圧することにより第一スイッチの操作が可能であり、また第二スイッチも開口部を介して操作可能な構成となっている。また、第三スイッチはカバーを開放した状態で操作可能な構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、特許文献1に記載された従来の便座装置のリモートコントローラを示すものである。図11に示すように、リモコン本体1の中央部には表示部2が配置されており、四隅にはそれぞれ第一スイッチ3が配置されている、表示部2の周縁部には複数の第二スイッチ4が配置されており、第二スイッチ4の外側には複数の第三スイッチ5が配置されている。
リモコン本体1の前面には開閉自在のカバー6が設置されており、カバー6の中央部の表示部2と第二スイッチ4が開放される開口7が設けられている。
特開2007−284928号公報
しかしながら、前記従来の構成では、表示部と第二スイッチはカバーを閉じた状態でも外方に開放されており、特に水を使用する便座装置においては、使用中にスイッチの部分からの浸水による故障の発生や、汚物により表示部が汚染される可能性が高く、安全性と使い勝手の面で未だ改良の余地があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、リモコン本体内への浸水と表示部の汚染を抑制することにより、安全性と使い勝手の良い便座装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の便座装置は、便器上に設置され、複数の電動機能を内蔵する本体と、本体とは別体で、電動機能を操作するリモートコントローラとを含み、リモートコントローラは、リモコン本体と、リモコン本体の前面に開閉自在に設置されたフロントパネルとを備え、リモコン本体は、電動機能を操作する操作スイッチと、操作状態を表示する表示灯と、操作信号を本体に送信する送信部とを備え、フロントパネルは、フロントパネルを閉塞した状態で、少なくとも1つの操作スイッチを操作する操作ボタンと、少なくとも1つの表示灯を視認できる透過部とを備え、少なくとも1つの透
過部は表示灯の光を集光してフロントパネルの前面に導光する導光体を備え、前記導光体は、略円柱状の導光部と、前記表示灯に対向する前記導光部の後端部に前記導光部の約2倍の直径となる略半球状に突出した受光部を備え、前記受光部の中央部に前記導光部の約1/2の直径となる平面が形成されていることを特徴とするものである。
これにより、フロントパネルを閉塞した状態、リモコン本体に配置した表示灯をフロントパネルを介して確実に視認することができ、しかも表示灯に水が掛かったり汚損されることが抑制されるので、安全性が高く使い勝手の良いリモートコントローラを備えた便座装置を提供することができる。
本発明の便座装置は、リモートコントローラの安全性と使い勝手を向上することができる。
本発明の実施の形態1における便座装置の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1における便座装置の制御系のブロック図 本発明の実施の形態1におけるリモートコントローラの外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるリモートコントローラのフロントパネルを開放した状態の正面図 図3に示すAA断面図 本発明の実施の形態1における人体検知センサの詳細を示す斜視図 本発明の実施の形態1における人体検知センサの縦方向の検知範囲を示す模式図 本発明の実施の形態1における人体検知センサの横方向の検知範囲を示す模式図 図3に示すBB断面図 図9に示すC部詳細を示す断面図 従来の便座装置のリモートコントローラの外観を示す斜視図
第1の発明は、便器上に設置され、複数の電動機能を内蔵する本体と、前記本体とは別体で、前記電動機能を操作するリモートコントローラとを含み、前記リモートコントローラは、リモコン本体と、前記リモコン本体の前面に開閉自在に設置されたフロントパネルとを備え、前記リモコン本体は、前記電動機能を操作する操作スイッチと、操作状態を表示する表示灯と、操作信号を前記本体に送信する送信部とを備え、前記フロントパネルは、前記フロントパネルを閉塞した状態で、少なくとも1つの前記操作スイッチを操作する操作ボタンと、少なくとも1つの前記表示灯を視認できる透過部とを備え、少なくとも1つの前記透過部は前記表示灯の光を集光して前記フロントパネルの前面に導光する導光体を備え、前記導光体は、略円柱状の導光部と、前記表示灯に対向する前記導光部の後端部に前記導光部の約2倍の直径となる略半球状に突出した受光部を備え、前記受光部の中央部に前記導光部の約1/2の直径となる平面が形成されていることを特徴とする便座装置である。
これにより、フロントパネルを閉塞した状態、リモコン本体に配置した表示灯をフロントパネルを介して確実に視認することができ、しかも表示灯に水が掛かったり汚損されることが抑制されるので、安全性が高く使い勝手の良いリモートコントローラを備えた便座装置を提供することができる。
また、導光体は略半球状の受光部で広い範囲で受光した光を集光して導光させ、平面で受光した光は導光部に直進させることができるので、より明確に視認することができる。
の発明は、特に第1の発明において、前記導光体は、前記フロントパネルの前面に配置される先端部に凹凸を刻んで艶消状態に形成された発光部を備えたことを特徴とするものである。
これにより、導光体を通過した光は発光部で乱反射することにより、発光部が発光しているように見えるため、広い範囲から視認することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態における便座装置を便器上に設置した状態の外観の斜視図を示し、図2は制御系のブロック図を示すものである。
<1>便座装置の構成
図1に示すように、便座装置100は、本体200、便蓋210、便座220、リモートコントローラ400により構成され、本体200、便蓋210、便座220は一体で構成され便器110の上面に設置される。
なお、本実施の形態においては便座装置100の本体200の設置側を後方、便座220の設置側を前方とし、前方に向かって右側を右側、前方に向かって左側を左側として各構成要素の配置を説明する。
本体200には、便蓋210および便座220が便座便蓋回動機構215を介して開閉可能に取り付けられている。図1に示すように便蓋210を開放した状態においては、便蓋210は便座装置100の最後部に位置するように起立する。また、便蓋210を閉成すると便座220の上面を隠蔽する。便座220は便座ヒータ221を内蔵しており、便座の着座面が快適な温度になるように加熱する。
便座便蓋回動機構215は直流モータと複数のギアで構成されており、便蓋210と便座220を個別または同時に開閉することができる。
本体200の内部には、洗浄水供給機構(図示せず)、熱交換器(図示せず)、洗浄ノズル231等で構成された人体の局部を洗浄する洗浄機構230と、洗浄後の局部を乾燥する乾燥装置(図示せず)と、本体制御部240等が内蔵されている。
本体200の下部中央には洗浄ノズル231が設置されている。洗浄機構230の主な構成は、本体200の内部に設置された洗浄水供給機構(図示せず)と洗浄水を加熱する熱交換器(図示せず)と洗浄水の流量を調整する流量調節機構(図示せず)が洗浄ノズル231に接続されており、水道配管から供給される洗浄水を熱交換器で加熱した温水を洗浄ノズル231に供給し、洗浄ノズル231から使用者の局部に向けて温水を噴出し、使用者の局部を洗浄するものである。
洗浄ノズル231はお尻を洗浄するお尻洗浄ノズル部と女性の局部を洗浄するビデノズル部を備えている。また、洗浄ノズル231は本体200内に収容した収納位置と本体200から突出して洗浄動作を行う洗浄位置との間を進退移動するノズル駆動機構(図示せず)を備えている。
本体200の前面コーナ部には着座検知センサ250が設置されている。この着座検知センサ250は反射型の赤外線センサであり、赤外線を発光して人体で反射された赤外線を受光することにより便座220上に使用者が存在することを検出する。
本体200の右側には本体200と一体に袖部260が突出して形成されており、袖部260の上面には本体操作部261と、リモートコントローラ400から送信される赤外線信号を受信する赤外線受信部262が配置されており、本体操作部261には便座装置100の最も重要な機能である電源スイッチ261aと、洗浄機能の中で最も使用頻度の高いお尻洗浄機能を操作するお尻洗浄スイッチ261bが配置されている。
リモートコントローラ400は本体200とは別体で構成されており、便座220上に着座した使用者が操作のしやすいトイレルームの壁面等の場所に取り付けられる。リモートコントローラ400にはトイレルームに入出した使用者を検知する人体検知センサ300と便座装置100の各機能の操作と設定を行う複数のスイッチ機能と表示機能が配置されている。なお、リモートコントローラ400の詳細な構成および作用については後述する。
本発明の便座装置100はトイレルームに使用者が存在しない場合は、便座ヒータ221への通電を停止、もしくは20℃程度の待機温度で保温している。トイレルームに使用者が入室すると、人体検知センサ300からの信号を受け、便座ヒータ221に通電を行う。便座ヒータは800W程度の非常に高出力のヒータであり、使用者がトイレルームに入室してから便座に着座するまでの6秒から10秒程度の間に、便座220の着座面を40℃程度の設定温度に昇温する。
便座が設定温度に達した後は、便座ヒータ221への通電を50W程度の低ワットに下げて設定温度を保つ。使用者がトイレルーム内から出ると、便座ヒータへの通電を停止、もしくは20℃程度の待機温度となる。つまり、トイレルームに使用者がいないときの電力を大幅に削減した便座装置である。
なお、洗浄ノズル231等からなる洗浄機構230と乾燥装置は便座装置100の必須の構成要素ではなく、これらの構成要素を備えておらない便座装置100であってもよい。
<2>便座装置の動作および作用
リモートコントローラ400の人体検知センサ300が人体を検出すると、リモートコントローラ400は人体検知信号を赤外線送信部437より送信し、本体200の赤外線受信部262で受信した人体検知信号は本体制御部240に送信され、本体制御部240は便座便蓋回動機構215を駆動して便蓋210を開放するとともに、便座220の便座ヒータ221への通電を開始して便座220の着座面が着座に適した40℃程度になるように、10秒以内に昇温させる。
使用者が、便座220に着座すると、着座検知センサ250が着座を検出し、本体制御部240が着座信号を受信することにより、本体200のお尻洗浄スイッチ261bおよびリモートコントローラ400の洗浄機能の操作が可能となる。
使用者が用便を終了し、洗浄機構230により局部の洗浄を終了した後に使用者が便座220から立ち上がってトイレルームから退出し、リモートコントローラ400の人体検知センサ300からの人体検知信号の送信が停止すると、本体制御部240は人体検知終了してから所定時間経過後(本実施の形態においては3分後)に、便座便蓋回動機構21
5を駆動させて便蓋210を自動的に閉塞させるとともに、便座ヒータ221への通電を停止し、その後待機温度まで降下したら待機温度を維持するように制御を行う。
使用者が男子小用の場合は、使用者がトイレルームに入室し、リモートコントローラ400の人体検知センサ300の信号により便蓋210が開放された状態で、使用者がリモートコントローラ400で便座220を起立させる操作を行うことにより、本体制御部240は便座便蓋回動機構215を駆動させて便座220を起立させるとともに、便座ヒータ221への通電を停止し、その後待機温度まで降下したら待機温度を維持する制御する。
使用者が男子小用を終了し、トイレルームから退出してリモートコントローラ400の人体検知センサ300からの人体検知信号の送信が終了したら、本体制御部240は所定時間経過後(本実施の形態においては3分後)に、便座便蓋回動機構215を駆動させて便蓋210と便座220を閉塞させる。
なお、リモートコントローラ400の詳細な構成および作用については後述する。
<3>リモートコントローラの構成
図3はリモートコントローラの使用状態における外観を示す斜視図であり、図4はリモートコントローラのフロントパネルを開放した状態を示す正面図であり、図5は図3に示すAA断面図であり、図6は人体検知センサの詳細を示す斜視図であり、図7は人体検知センサの縦方向の検知範囲を示す模式図であり、図8は人体検知センサの横方向の検知範囲を示す模式図であり、図9は図3に示すBB断面図であり、図10は図9に示すC部の詳細を示す断面図である。
図3に示すように、リモートコントローラ400の全体形状は薄い直方体に形成されており、樹脂材料で成形された箱状のリモコン本体401とリモコン本体の前面を覆うフロントパネル402で構成されており、フロントパネル402はリモコン本体401の前面下端部に開閉自在に枢支されており、リモコン本体401の上端近傍の左右に設けた磁石401aと、フロントパネルの対応する位置に設けたステンレス製の受板402cにより、磁力を使用してフロントパネル402の閉塞状態を維持する構成となっている。
通常の使用時には、図3に示すようにフロントパネル402を閉塞した状態で使用し、リモートコントローラ400の設定および通常あまり使用しない操作を行うときは、図4に示すようにフロントパネル402を開放して使用する。
図4に示すように、リモコン本体401の前面には、主に上部には便座装置100の使用時に多く使用する操作スイッチ410および人体検知センサ300が配置されており、主に下部には便座装置100の機能の設定を行う設定スイッチ420と、通常あまり使用しない操作スイッチ410が配置されており、中央部には非接触による操作で使用する2個の照度センサ440と非接触による操作と同様な操作が可能な操作スイッチ410が配設されている。これらの操作スイッチ410と設定スイッチ420はスイッチの操作部に直接接触して操作する接触スイッチであるタクトスイッチを使用している。
フロントパネル402を閉塞した状態で使用可能な操作スイッチ410としては、女性の局部洗浄を開始するビデ洗浄スイッチ411と、お尻を洗浄するお尻洗浄スイッチ412と、洗浄後の臀部の乾燥を開始する乾燥スイッチ413と、ビデ洗浄スイッチ411とお尻洗浄スイッチ412と乾燥スイッチ413で開始した動作を停止させる停止スイッチ414と、便座220を起立する便座開スイッチ415と、便座220を倒置する便座閉スイッチ416が配置されている。便座開スイッチ415と便座閉スイッチ416は同一
垂線上に間隔をあけて配設されている。
また、フロントパネル402を開放した状態でのみ使用可能な操作スイッチ410としては、お尻洗浄の洗浄水を強弱に変化させるリズムスイッチ417と、お尻洗浄時の洗浄水の噴出範囲を拡大するワイドスイッチ418、洗浄中の洗浄位置を前後に繰り返して移動させるムーブスイッチ419が配置されている。
また、設定スイッチ420としては、洗浄中の洗浄水の強度と乾燥中の乾燥装置の温風温度を2個のスイッチで設定する強度スイッチ421と、洗浄位置を2個のスイッチで設定する洗浄位置スイッチ422と、洗浄水の温度を設定する温水温度スイッチ423と、便座の温度を設定する便座温度スイッチ424と、便座装置を使用しない夜間の8時間は便座220の待機温度を低下する8時間切りスイッチ425と、非使用時に便座220への通電切断する節電スイッチ426と、便蓋210および便座220の自動開閉を設定する自動開閉スイッチ427と、照度センサ440による非接触による操作を設定するジェスチャスイッチ428と、ノズルの高温除菌を設定するノズル除菌スイッチ429が配設されている。
また、便座開スイッチ415の下方に近接して第一照度センサ441と、便座閉スイッチ416の下方に近接して第二照度センサ442が配設されている。
また、強度スイッチ421の近傍には強度表示灯431と、洗浄位置スイッチ422の近傍には位置表示灯432と、温水温度スイッチ423の近傍には温水温度の設定を表示する温水温度表示灯433と、便座温度スイッチ424の近傍には便座温度の設定を表示する便座温度表示灯434と、電池の消耗状態を表示する電池表示灯435が配設されている。
また、便座開スイッチ415と便座閉スイッチ416の略中間の位置にセンサ検知表示灯436が配設されている。センサ検知表示灯436はトイレルームが暗すぎて照度センサが照度変化を十分に検知できない環境の場合に点滅表示し、ジェスチャ操作を検出したときは点灯表示をする。
上記表示灯430と照度センサ440に対応するリモコン本体401の前面は透明フィルムで覆われている。
上記表示灯の中で、強度表示灯431と電池表示灯435とセンサ検知表示灯436はフロントパネル402を閉じた状態で外部から表示が視認できる構成となっている。
第一照度センサ441と第二照度センサ442は非接触スイッチとして使用されるものであり、第一照度センサ441と第二照度センサ442に近接して使用者が手を移動させることにより、照度の変化を検出して、移動の方向を判定し移動方向に対応して便座220を起倒するものである。
使用者が下から上に手を移動させ、第二照度センサ442から第一照度センサ441の順に照度変化を検出した場合は便座220を起立させ、第一照度センサから第二照度センサの順に検出した場合は便座220を倒置させる。
本実施の形態においては、上記のように使用者が2個の照度センサ440に亘って近接して手を動かすことをジェスチャと称し、ジェスチャによる操作をジェスチャ操作と称する。
リモコン本体401の上面コーナ部には、操作情報および設定情報を本体200の袖部260に設置された赤外線受信部262に送信する赤外線送信部437が配置されている。赤外線送信部437は発光素子として赤外発光ダイオードを備えている。
図4および図5に示すように、フロントパネル402は、略平板状の樹脂製のパネル枠402aと、裏蓋402bと、リモコン本体401に設置した操作スイッチ410をフロントパネル402の表面から操作する複数の操作ボタン403を主構成部材として構成されている。
操作ボタン403はフロントパネル402を閉塞した状態で使用可能なビデ洗浄スイッチ411と、お尻洗浄スイッチ412と、乾燥スイッチ413と、停止スイッチ414と、便座開スイッチ415と、便座閉スイッチ416に対応する位置に設置されている。なお、図3においては、操作ボタン403の対応する操作スイッチ410を括弧で表示している。
フロントパネル402の第一照度センサ441と第二照度センサ442と強度表示灯431と電池表示灯435とセンサ検知表示灯に対応する部分には光を透過する透過部404が形成されている。これにより、表面から強度表示灯431と電池表示灯435を視認することができるとともに、第一照度センサ441と第二照度センサ442は照度変化を検出することができる構成となっており、フロントパネル402を閉塞した状態でジェスチャ操作が可能な構成となっている。
また、ジェスチャ操作は第一照度センサ441と第二照度センサ442の照度変化を検知して実施するものであり、フロントパネル402の開閉動作の途中に発生する陰影による照度変化をジェスチャ操作として誤検知する可能性があるため、フロントパネル402の開閉動作中は第一照度センサ441と第二照度センサ442の照度変化を検知しても便座220の起倒動作を実施しないように、フロントパネル402の開閉状態を検知する開閉検知センサ438が設けられている。
図5は図3のAA断面を示すものであり、第一照度センサ441と、第二照度センサ442と、便座開スイッチ415と、便座閉スイッチ416と、センサ検知表示灯436と、人体検知センサ300の設置状態を示すものである。
リモコン本体401の内部には基板上に第一照度センサ441と、第二照度センサ442が間隔を開けて配置されており、第一照度センサ441の上方近傍にタクトスイッチの便座開スイッチ415が設置されており、第二照度センサ442の上方近傍にはタクトスイッチの便座閉スイッチ416が設置されており、第一照度センサ441と便座閉スイッチ416の間にセンサ検知表示灯436が配置されている。
第一照度センサ441と第二照度センサ442とセンサ検知表示灯436に対応するフロントパネル402に形成された透過部404は、フロントパネル402のパネル枠402aと裏蓋402bを貫通する透過路404aとパネル枠402aの表面に配置された透明な樹脂フィルムで形成された透明窓404bで構成されており、透過部404を介して照度変化の検出とセンサ検知表示灯436の視認ができるようになっている。
また、便座開スイッチ415と便座閉スイッチ416に対応するフロントパネル402にはそれぞれ操作ボタン403が設置されており、それぞれの操作ボタン403を押すことにより便座開スイッチ415と便座閉スイッチ416を操作することができる。
人体検知センサ300は、人体から放出される赤外線を受光する焦電センサ310と広
い範囲からの赤外線を反射させて焦電センサ310へ入射させるミラー320が一体に構成されており、焦電センサ310とミラー320とは赤外線を透過する半透明の樹脂で成形されたカバー330で覆われている。
図6は人体検知センサの詳細な外観を示す斜視図であり、図7は人体検知センサの縦方向の検知範囲を示す模式図であり、図8は人体検知センサの横方向の検知範囲を示す模式図である。
図6に示すように、焦電センサ310の前面にはミラー320が設置されている。ミラー320は筒状の反射筒321と反射筒321を支持する支持部322が一体に形成されている。反射筒321は内方から外方に向かってラッパ状に拡大する筒状に形成されている。
図7および図8に示すように、人体検知センサ300の焦電センサ310の受光面311はリモートコントローラ400の外殻であるフロントパネル402の前面より内方となる位置に設置されている。一方、ミラー320の反射筒321の一部はフロントパネル402の前面より外方となる位置に設置されている。
反射筒321の上下部には支持部322が一体に形成されている。そのため、上下方向からは反射筒321の外面に赤外線が入射できない構成となっている。
反射筒321の両側部には支持部322が形成されておらず、開口部323が形成されており、開口部323を介して反射筒321の外面にフロントパネル402の前面に近い側方からの赤外線が入射可能な構成となっている。
ミラー320の前面部324には円形の開口325が設けられており、開口325の内面は反射筒321の内周面326と連接するように一体に形成されている。反射筒321の内周面326は外方から内方に向かって狭くなる略円錐形状の傾斜面で形成されており、対向する傾斜面が約45度を成している。また、反射筒321の外周面327は内周面326より急傾斜に形成されており、対向する傾斜面が約100度を成している。
内周面326と外周面327とは先端部328で傾斜面が交差するように接合している。ミラー320は樹脂材料で一体に成形されており、表面にメッキ処理を施して赤外線を反射しやすい構成となっている。
図7に示すように、矢印Y1およびY2で示す人体検知センサ300の正面から照射された赤外線と、矢印Y1およびY2で示す上下方向から照射された赤外線はミラー320の反射筒321の内部を通過して焦電センサ310の受光面311に直接到達する。また、矢印Y1およびY2の外側から照射される赤外線は、反射筒321の内周面326で反射して受光面311に到達する。そのため、焦電センサ310が検知できる上下方向の範囲は約60度の範囲となっている。
図8に示すように、人体検知センサ300の左右方向から照射された赤外線は、一部は上下方向のからの照射と同様に反射筒321の内部を通過して焦電センサ310の受光面311に到達する。また一部は図の矢印Y5およびY6で示すように開口部323を通過して焦電センサ310の受光面311に直接到達する。
また、リモートコントローラ400の前面に近い広い角度から照射された赤外線は図の矢印Y7およびY8で示すように反射筒321の外周面327で反射して焦電センサ310の受光面311に到達する。そのため、焦電センサ310が検知できる左右方向の範囲
は約160度となっている。
リモートコントローラ400は一般的に使用者が着座して使用しやすい高さ(80cm〜100cm程度)に設置されるため、設置される高さの広い角度の水平面に近い範囲の赤外線を受光可能とすることにより、子供から大人までの広い範囲の身長に対応することが可能となり、検知の確率を向上することができる。
上記のように広い範囲からの赤外線を受光するために、人体検知センサ300の焦電センサ310の受光面311はリモートコントローラ400のフロントパネル402の前面より内方に設置されており、ミラー320の反射筒321の内周面326および外周面327の一部がフロントパネル402の前面より外方となる位置に設置されている。
このように設置することにより、人体検知センサ300をリモートコントローラ400の前面よりほとんど突出させずに設置した状態においても、設置位置の水平面において160度以上の広い範囲に存在する人体を検知することが可能となっている。
図9は図3のBB断面を示すものであり、開閉検知センサ438と強度表示灯431と位置表示灯432の設置状態を示すものであり、図10は図9に示すC部の詳細を示す断面図であり、強度表示灯431の詳細な設置状態を示すものである。
図9に示すように、開閉検知センサ438はフロントパネル402の裏面に設置したスイッチ磁石438aとリモコン本体401に設置したリードスイッチ438bで構成されており、フロントパネル402が閉塞状態のときは、リードスイッチ438bの接点がONとなり、フロントパネル402が開放状態のときは、リードスイッチ438bの接点がOFFとなり、フロントパネル402の開閉状態を検知することができる構成となっている。
フロントパネル402の位置表示灯432に対応する部分には透過部は形成されておらず、位置表示灯432はフロントパネル402を開放した状態でのみ視認可能な構成となっている。
図10に示すように、フロントパネル402の強度表示灯431に対応する部分には透過部404が形成されている。強度表示灯431に対応する透過部404の構成は、第一照度センサ441と第二照度センサ442とセンサ検知表示灯436に対応する透過部404とは異なった構成であり、フロントパネル402のパネル枠402aと裏蓋402bを貫通する透過路404aの中に透明な樹脂材料で成形された導光体405が設置されている。
導光体405は略円柱状の導光部405aの外周部に形成されたフランジ405bによりフロントパネル402のパネル枠402aと裏蓋402bの間に狭持されている。
強度表示灯431に対向する導光体405の後端部には、導光部405aの約2倍の直径となる凸状の略半球状の受光部405cが形成されており、受光した光を集光するレンズ機能を備えている。また略半球状の受光部405cの中央部には導光部405aの約1/2の直径の平面が形成されており、この部分で受光した光は導光部405aに直進する構成となっている。
導光体405の先端部である発光部405dはフロントパネル402の表面より僅かに突出するように配置されている。発光部405dは細かい凹凸を刻んだ艶消状態に形成されており、導光部405aを通過した光は発光部405dで乱反射することにより、発光
部405dが発光しているように見えるため、広い角度の範囲から視認することができる。
<4>リモートコントローラの制御系の構成
図2に示すように、リモートコントローラ400には、情報入力手段として人体検知センサ300と、開閉検知センサ438と、操作スイッチ410と、設定スイッチ420と、照度センサ440を備えており、出力手段としては本体200に制御情報を赤外線で送信する赤外線送信部437と、制御情報を表示する表示灯430を備えている。また、リモートコントローラ400の駆動源として電池450を備えている。
リモートコントローラ400の各種操作情報を処理するリモコン制御部500には、センサの検知信号を検出するセンサ検出部と、操作スイッチ410と設定スイッチ420のスイッチ操作を検出するスイッチ操作検出部と、第一照度センサ441と第二照度センサ442で構成する照度センサ440からのジェスチャ操作信号をデジタル信号化して検出するジェスチャ検出部とを備えている。
ジェスチャ検出部は照度センサ440の検出電圧をA/Dコンバータを介してデジタル信号化してデジタル処理を行うものであり、消費電力が大きくリモートコントローラ400の電源である電池450の消耗に大きく影響するものである。そのため本実施の形態においては、人体検知センサ300が人体を検知している間のみジェスチャ検出部を駆動し、人体を検出していない間はジェスチャ検出部を休止させることにより電池450の消耗を抑制している。
また、ジェスチャ操作の検出を実施するための機能としては、照度センサ440を駆動するセンサ駆動部と、照度センサ440の感度を調整する感度調整部を備えている。
感度調整部はリモートコントローラ400が設置されている場所の明るさの変化に伴って、ジェスチャ操作を検出する基準となる基準電圧と、ジェスチャ操作を検出する検出閾値を調整するものであり、設置場所が暗すぎて基準電圧の調整範囲を超える場合には、センサ検知表示灯436を点滅表示して使用者にジェスチャ操作ができないことを報知する。
また、電池450の残量を検出する電池検査部と、制御情報を表示する表示灯430を駆動する表示灯駆動部と、計時情報を提供するタイマを備えており、リモコン制御部500の情報処理機能として主にマイコンで構成される情報処理部を備えている。
上記構成のリモートコントローラ400は、操作手段である操作スイッチ410と設定スイッチ420と第一照度センサ441と第二照度センサ442から入力された入力情報により、どのような操作がされたかを情報処理部で判定し、表示灯駆動部により所定の表示灯430を点灯させる。
また、赤外線送信部437から本体200に制御信号を送信し、本体制御部240が便座装置100の各種機能の制御を実施する。
<8>リモートコントローラの動作および作用
使用者がトイレルームに入室し、人体検知センサ300の検知信号によりセンサ検出部が人体を検出すると、リモコン制御部500の情報処理部は、ジェスチャ検出部を駆動するとともに人体検知信号を赤外線送信部437から本体200に送信する。
本体200の赤外線受信部262で受信した人体検知信号は本体制御部240に送信さ
れ、本体制御部240は便座便蓋回動機構215を駆動して便蓋210を開放するとともに、便座220の便座ヒータ221を駆動して便座220の昇温を開始する。
リモートコントローラ400の操作スイッチ410または設定スイッチ420が操作された場合は、リモコン制御部500のスイッチ操作検出部が操作内容を検出し、スイッチ操作検出部の検出データを情報処理部で判定し、判定した操作信号を赤外線送信部から本体200に送信する。
操作スイッチ410および設定スイッチ420の操作に伴って、関連する表示灯430が点灯する。通常の使用状態であるフロントパネル402閉じた状態では、強度表示灯431と電池表示灯435とセンサ検知表示灯436を視認することができる。特に強度表示灯431はフロントパネル402の透過部404に備えた導光体405により明確に視認することができる。
また、例えば、照度センサ440の第二照度センサ442から第一照度センサの順に検出電圧の変化を検出した場合、この変化は使用者が手を下から上に振り上げた便座220を開ける操作であると判定し、リモコン制御部500の情報処理部は赤外線送信部437を介して、振り上げジェスチャの検出情報を本体200の本体制御部に240に送信し、本体制御部240は便座便蓋回動機構215を駆動して便座220を起立させる。
また、第一照度センサから第二照度センサ442の順に手を上から下に振り下ろしたジェスチャを検出した場合、このジェスチャは使用者が便座220を閉じる操作であると判定し、情報処理部580は赤外線送信部437を介して、振り下ろしジェスチャの検出情報を本体200の本体制御部に240の送信し、本体制御部240は便座便蓋回動機構215を駆動して便座220を倒置させる。
なお、便座220の開閉操作に関しては、上記ジェスチャ操作によらず、使用者が便座開スイッチ415または便座閉スイッチ416を操作した場合には、ジェスチャ操作より優先して実施される。
また、リモートコントローラ400のフロントパネル402の開放操作を行った場合、開閉検知センサ438のリードスイッチ438bの接点がOFFとなり、フロントパネル402の開放を検知してから第一所定時間以内(本実施の形態においては0.2秒以内)にジェスチャ操作に適応する検出電圧の変化を検出した場合、情報処理部はこの検出電圧の変化をジェスチャ操作と判定せず、本体200にジェスチャ操作の検出信号を送信しない。これにより、フロントパネル402の開放操作中に発生する陰影をジェスチャ操作として誤検知することを防止している。
また、フロントパネルの閉塞操作を行った場合、開閉検知センサ438のリードスイッチ438bの接点がONとなり、フロントパネル402の閉塞を検知した以前の第二所定時間以内(本実施の形態においては0.6秒以内)にジェスチャ操作に適応する検出電圧の変化を検出していた場合、情報処理部はこの検出電圧の変化をジェスチャ操作と判定せず、本体200にジェスチャ操作の検出信号を送信しない。これにより、フロントパネル402の閉塞操作中に発生する陰影をジェスチャ操作として誤検知することを防止している。
リモートコントローラ400の全ての動作が終了して使用者がトイレルームから退出し、人体検知センサ300が人体の検出を終了すると、情報処理部はジェスチャ検出部の駆動を停止するとともに、本体200への人体検知信号の送信を停止する。本体制御部240は所定時間経過後(本実施の形態においては3分後)に、便座便蓋回動機構215を駆
動させて便蓋210と便座220を閉塞させる。
上記のように本実施の形態における便座装置のリモートコントローラは非接触によるジェスチャ操作と、手で直接操作する接触スイッチとを備え、どちらの操作でも同一の操作が可能としたことにより、非接触の操作方法を熟知している使用者は、非接触操作により衛生的に操作を行うことができる。また、非接触の操作方法を熟知していない使用者は、接触スイッチを使用してスイッチ操作を確実に行うことができるので、全ての使用者に使い勝手のより便座装置を提供することができる。
また、本実施の形態においては、人体検知センサをリモートコントローラに一体に設け、人体検知センサ300は焦電センサ310とミラー320で構成し、焦電センサ310の受光面311をフロントパネル402の前面より内方となる位置に設置し、ミラー320の反射面である内周面326と外周面327の一部がフロントパネル402の前面より突出するように設置したことにより、人体検知センサ300をリモートコントローラ400の外郭よりほとんど突出させない状態で、広範囲の人体を検知することができる。
また、本実施の形態においては、フロントパネルの402の開閉状態を検知する開閉検知センサ438を備え、フロントパネル402の開閉操作中の所定時間内に検出したジェスチャ操作に適応する検出電圧の変化を検出しても、情報処理部はこの検出電圧の変化をジェスチャ操作と判定せず、本体200にジェスチャ操作の検出信号を送信しないことにより、フロントパネル402の開閉操作に伴って発生する陰影をジェスチャ操作として誤検知することを防止することができるので、安全性と信頼性を向上することができる。
また、本実施の形態においては、強度表示灯431に対応するフロントパネル402の透過部404に導光体405を備えたことにより、フロントパネル402を閉塞した状態で強度表示灯431の表示をより明確に視認することができる。
また、本実施の形態においては、トイレルームが暗すぎて照度センサが照度変化を十分に検知できない環境の場合に点滅表示し、ジェスチャ操作を検出した場合点灯表示するセンサ検知表示灯436を備えたことにより、使用者はジェスチャ操作の状態を目視により認知することができるので、使い勝手の良いリモートコントローラを提供することができる。
また、本実施の形態においては、デジタル信号により処理を行うジェスチャ検出部を人体検知センサ300が人体検知している間のみ駆動し、人体検知していない間は休止させることにより電池450の消耗を抑制し、電池寿命を延長させることにより使い勝手の良いリモートコントローラ400を提供することができる。
なお、本実施の形態においては、ジェスチャ操作は便座220の起倒操作を行う便座開スイッチ415および便座閉スイッチ416に対応する便座便蓋回動機構による便座駆動機構にのみ採用したが、これに限るものではなく、洗浄ノズル231の洗浄位置の前後移動を操作する洗浄位置スイッチ422に対応するノズル駆動機構の操作、洗浄水の噴出強度を変化させる強度スイッチ421に対応する流量調節機構等の他の電動機能に対しても採用することができる。
他の電動機構の場合、ジェスチャ操作時の手のジェスチャ方向は対応する電動機構の動作方向に関連させることが望ましく、例えば上記のノズル駆動機構の操作の場合は、照度センサ440を横方向に配置し、手の横方向の移動により洗浄ノズルを前後に移動させる。また、流量調整機構のジェスチャ操作の場合は、手を上方に移動させた場合は流量を多くし、下方に移動させた場合は流量を少なくする。
また、本実施の形態においては、ジェスチャ操作は2個の照度センサ440で使用者の直線的なジェスチャを検出する構成としたが、これに限るものではなく、照度センサ440を3個以上使用し、例えば照度センサを直線ではない位置に配置し、曲線的なジェスチャを検出することにより、使用者のより高度な操作意思を検出することにより、電動機能の設定に使用してもよい。
また、本実施の形態においては、照度センサ440は第一照度センサ441と第二照度センサ442をセットにして、使用者の手の動きを検出するジェスチャ操作により便座220の開閉操作を行ったが、これに限るものではなく、例えば第一照度センサ441が照度変化を検出した場合は便座220を開放し、第二照度センサ442が照度変化を検出した場合は便座220を倒置する非接触スイッチとしてもよい。
また、本実施の形態においては、人体検知センサ300のミラー320の反射筒321は略円筒形としたが、これに限るものではなく、例えば、楕円の筒状や、四角形の筒状等の形状でも近似の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる便座装置は、リモコン本体に設置した表示灯はフロントパネルを介して明確に視認することができるので、フロントパネルを介して視認する他の民生用機器等の用途にも適用できる。
100 便座装置
110 便器
200 本体
215 便座便蓋回動機構(電動機能)
231 洗浄ノズル(電動機能)
400 リモートコントローラ
401 リモコン本体
402 フロントパネル
403 操作ボタン
404 透過部
405 導光体
405c 受光部
405d 発光部
410 操作スイッチ
430 表示灯
431 強度表示灯(表示灯)
437 赤外線送信部(送信部)

Claims (2)

  1. 便器上に設置され、複数の電動機能を内蔵する本体と、
    前記本体とは別体で、前記電動機能を操作するリモートコントローラと、を含み、
    前記リモートコントローラは、リモコン本体と、前記リモコン本体の前面に開閉自在に設置されたフロントパネルと、を備え、
    前記リモコン本体は、前記電動機能を操作する操作スイッチと、操作状態を表示する表示灯と、操作信号を前記本体に送信する送信部と、を備え、
    前記フロントパネルは、前記フロントパネルを閉塞した状態で、少なくとも1つの前記操作スイッチを操作する操作ボタンと、少なくとも1つの前記表示灯を視認できる透過部と、を備え、
    少なくとも1つの前記透過部は前記表示灯の光を集光して前記フロントパネルの前面に導光する導光体を備え、
    前記導光体は、略円柱状の導光部と、前記表示灯に対向する前記導光部の後端部に前記導光部の約2倍の直径となる略半球状に突出した受光部と、を備え
    前記受光部の中央部に前記導光部の約1/2の直径となる平面が形成されていることを特徴とする、
    便座装置。
  2. 前記導光体は、前記フロントパネルの前面に配置される先端部に凹凸を刻んで艶消状態に形成された発光部を備えたことを特徴とする、
    請求項1に記載の便座装置。
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