JP2003096693A - 嵩高剤および再生紙の製造方法 - Google Patents
嵩高剤および再生紙の製造方法Info
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Abstract
き、使用の際、製造装置類や紙への付着汚れを低減する
ことができる嵩高剤およびその嵩高剤を用いた再生紙の
製造方法を提供する。 【解決手段】式(1)で示される化合物を有効成分とす
る嵩高剤およびその嵩高剤を用いた再生紙の製造方法。 RO(AO)x(BO)y(AO)zH (1) (式中Rは、炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル
基またはアシル基であり、Aはエチレン基またはプロピ
レン基、Bはブチレン基を示す。x、yおよびzは、平
均付加モル数を示し、0≦x≦5、1≦y≦10、0≦
z≦15、0≦x+z≦15である。)
Description
しくは古紙を原料とする再生紙の嵩高性および吸油性を
向上することができ、製造装置や紙への付着汚れを低減
することができる嵩高剤、およびその嵩高剤を用いた再
生紙の製造方法に関する。
観点から古紙の再利用の重要性が増加している。古紙の
再生は、通常、回収された後、離解し、古紙パルプスラ
リーとし、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸
ナトリウム等のアルカリ剤、脱墨剤および過酸化水素、
次亜塩素酸塩などの漂白剤を添加し、古紙パルプからイ
ンキを脱離させ、ついで脱離インキをフローテーション
により古紙パルプスラリーから分離する方法が採用され
ている。古紙を原料とする再生紙にはいくつかの問題点
があるが、中でも嵩高性の低下は最大の問題点であっ
た。これは、古紙のパルプ繊維はバージンパルプの繊維
に比べて短繊維化しているため、再生紙の嵩高性が低く
なるためである。
ルプに架橋剤を反応させる方法が特開平4−18579
1号公報および特開平4−185792号公報に開示さ
れている。しかし、これらの方法は、架橋後の解繊時に
繊維が短繊維化し、嵩高性の向上が十分ではない。また
架橋剤を使用しないで、嵩高性を向上させる方法も提案
されている。ジ長鎖アルキル型4級アンモニウム塩を含
有する添加剤を使用する方法が特開昭63−16559
7号公報に、ジアルキル型4級アンモニウム塩およびグ
リセリンと水または炭素数4以下の脂肪族アルコールを
含有する添加剤を使用する方法が特開平4−10099
5号公報に、ラノリンおよびラノリン誘導体を含有する
添加剤を使用する方法が特開昭53−147803号公
報に、カチオン性オリゴマーを含有する添加剤を使用す
る方法が特開昭63−251409号公報に、ポリアミ
ド誘導体を含有する添加剤を使用する方法が特開昭51
−38600号公報に開示されている。さらに、油脂ま
たは糖アルコール系非イオン性界面活性剤を用いた添加
剤を使用する方法が特開平11−200283号公報
に、4級アンモニウム塩、アルキルアミンおよびベタイ
ン型両性界面活性剤と非イオン性界面活性剤とを併用し
た添加剤を使用する方法が特開平11−269799号
公報に開示されている。しかし、これら添加剤を使用す
る方法では、嵩高性の向上は満足できるレベルではなか
った。
ない方法として、物理的に繊維を毛羽立たせ、パルプの
嵩高性を向上させるという方法がある。しかし、この方
法も嵩高性の向上が不十分であるうえに、煩雑な操作の
繰り返しが必要である。また、古紙を原料とする再生紙
の有効な利用方法として、人体からの油やマシンオイ
ル、軽油などの吸油性を求められるクレープ紙、ティッ
シュペーパー、人体または機械等の油取り紙がある。再
生紙の吸油性を向上する方法として、離解機によりパル
プ原料を解繊し、繊維の撚れを起こし、さらに、これに
水溶性高分子フィルムを積層する方法が特開平8−13
381号公報に開示されている。しかし、この方法は、
作業が煩雑であるとともに、高分子系薬剤を多量に使用
しており、高価になるという欠点がある。さらに、拭き
布の製法としてパルプの長繊維どうしを機械的に積層さ
せる方法が特開平5−214654号公報に、油取り紙
の製造方法として紙の平面部にエンボス加工を行って、
吸油性を向上させるというものが特開平11−3225
36号公報に開示されているが、これらのいずれも、充
分な吸油性を有するものとはなっていないのが現状であ
る。さらに、これら添加剤を使用した場合、何らかの外
的作用、例えば大きなせん断力、pHの急激な変化、硫
酸バンドの過剰添加等により、添加剤が凝集、巨大化
し、汚れとなるという問題を発生させている。これらの
汚れは、自身の粘着性によりパルプおよび製紙工程で使
用される添加薬品に由来する有機物等をも凝集させ、塊
状物となり、製造装置へ付着し操業性を低下させる。さ
らに、パルプや紙へ付着し、できた紙の汚点や欠点とな
り、品質を低下させたり、断紙を発生させる等の障害を
引き起こし、問題となっている。
紙の嵩高性と吸油性を向上させることができ、使用の
際、製造装置類や紙への付着汚れを低減することができ
る嵩高剤およびその嵩高剤を用いた再生紙の製造方法を
提供するものである。
剤、 RO(AO)x(BO)y(AO)zH (1) (式中Rは、炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル
基またはアシル基であり、Aはエチレン基またはプロピ
レン基、Bはブチレン基を示す。x、yおよびzは、平
均付加モル数を示し、0≦x≦5、1≦y≦10、0≦
z≦15、0≦x+z≦15である。) (2)前記(1)記載の嵩高剤を、古紙パルプに対して
0.03〜8重量%添加することを特徴とする再生紙の
製造方法である。
示される化合物において、Rは炭素数8〜24のアルキ
ル基、アルケニル基またはアシル基である。例えば、ア
ルキル基としてはオクチル基、イソオクチル基、ノニル
基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウンデシ
ル基、イソウンデシル基、ドデシル基、イソドデシル
基、トリデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル
基、イソテトラデシル基、ペンタデシル基、イソペンタ
デシル基、ヘキサデシル基、イソヘキサデシル基、ヘプ
タデシル基、イソヘプタデシル基、オクタデシル基、イ
ソオクタデシル基、ノナデシル基、イソノナデシル基、
エイコシル基、イソエイコシル基、ヘンイコシル基、イ
ソヘンイコシル基、ドコシル基、イソドコシル基、トリ
コシル基、イソトリコシル基、テトラコシル基、イソテ
トラコシル基などが挙げられる。アルケニル基として
は、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセ
ニル基、エイコセニル基、ドコセニル基などが挙げられ
る。また、アシル基としては、カプリル酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミ
トレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、
リノレン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸、リグノ
セリン酸等の1種または2種以上の混合物や、ヤシ油脂
肪酸、パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、豚脂脂肪酸、大豆
油脂肪酸、なたね油脂肪酸、トール油脂肪酸等の混合脂
肪酸由来のものが挙げられる。また、Rは、好ましくは
炭素数12〜22、より好ましくは、炭素数12〜18
のアルキル基、アルケニル基、アシル基である。炭素数
が8より小さい場合は、嵩高性および吸油性向上効果、
付着汚れの防止効果が弱くなり、炭素数が24より大き
い場合は、嵩高剤の取り扱いが困難になり、製造設備や
紙に対して付着汚れを引き起こすので好ましくない。式
(1)で表わされる嵩高剤は、通常水溶液にして用いら
れる。
例えばアルカリ触媒下、アルコールあるいは脂肪酸にブ
チレンオキシドをまず付加して、さらにエチレンオキシ
ドまたはプロピレンオキシドを付加させるか、あるいは
エチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを付加後、
ブチレンオキシドを付加し、さらにエチレンオキシドま
たはプロピレンオキシドを付加することにより得られ
る。ここで、エチレンオキシド、プロピレンオキシドの
付加の状態は、それぞれ単独でも、ランダム状付加ある
いはブロック状付加でも良い。平均付加モル数であるx
は0〜5であり、好ましくは0〜3である。xが5を超
えると嵩高性および吸油性向上効果が弱くなるので好ま
しくない。平均付加モル数であるyは1〜10であり、
好ましくは1〜3である。yが1より小さいと、嵩高性
および吸油性向上効果が弱くなるので好ましくない。y
が10を超えると、高濃度水溶液の取り扱い性が悪くな
り、付着汚れ防止効果が弱くなるので好ましくない。平
均付加モル数であるzは0〜15であり、好ましくは1
〜10である。zが15を超えると、嵩高性および吸油
性向上効果が弱くなり、高濃度水溶液の取り扱い性が悪
くなるので好ましくない。平均付加モル数であるx+z
は0〜15であり、好ましくは1〜10である。x+z
が15を超えると、嵩高性および吸油性向上効果が弱く
なるので好ましくない。
高剤の使用量は、古紙パルプに対して有効成分として
0.03〜8重量%が好ましく、水とパルプが共存する
いずれの工程でも使用することができる。特に、抄紙工
程が均一にパルプ原料に添加できる工程が望ましい。こ
こで添加量は、0.03重量%未満では嵩高性および吸
油性向上効果が小さく、8重量%を超えても、使用量に
見合った嵩高性および吸油性の向上は得られず、再生紙
のコストアップになり好ましくない。さらに、8重量%
を超えた使用は、製紙工程中において使用される添加剤
を凝集、塊状化させ、製造設備や紙への付着汚れを引き
起こすので好ましくない。
一般的に使用される添加薬剤、例えばポリアクリルアミ
ド、植物グァム等の紙力増強剤、アルキルケテンダイマ
ー、ロジン等のサイズ剤、ポリエチレンイミン、カチオ
ン化ポリマー等の濾水性・歩留まり向上剤等と併用する
ことも可能である。
生紙の嵩高性および吸油性を向上させることができ、製
紙工程中において、嵩高剤自身が製造設備や紙への付着
汚れの原因となることがなく、さらにパルプ原料、添加
薬剤等由来の汚れも低減させることができる。また、本
発明の嵩高剤を用いた再生紙の製造方法によれば、嵩高
性および吸油性に優れた再生紙を効率良く得ることがで
きる。
説明する。 実施例1 ラウリン酸821.3g(4.1モル)に水酸化カリウ
ム5.7g(対脂肪酸0.7重量%)を5リットル容量
オートクレーブに秤り取り、135℃に昇温し、エチレ
ンオキシド408.6g(9.3モル)を0.49MP
aで反応させ、約1時間熟成を行った(OHV:18
6.5,エチレンオキシド(EO)平均付加モル数:
2.2)。そして、ブチレンオキシド375.4g
(5.2モル)を0.49MPaで反応させ、1時間熟
成を行った(OHV:144.9,ブチレンオキシド
(BO)平均付加モル数:1.2)。次いで、エチレン
オキシド1894.6g(43.1モル)を0.49M
Paで反応させ、約1時間熟成を行った。次いで、75
℃で減圧下、脱ガスを行った後、酢酸で中和し、ろ過を
行い嵩高剤1(OHV:67.12,EO平均付加モル
数:10.2)を得た。収量は、3432.6gであっ
た。ここで得られた嵩高剤1は、この10gをイオン交
換水90gと200ミリリットル容量のビーカー中へ仕
込み室温で攪拌混合し、10重量%の嵩高剤水溶液1と
して後述の再生紙の製造に使用した。
6:28重量%、C16F1:2重量%、C18:45
重量%、C18F1:20重量%、C20:1重量%
Cは炭素数を示し、Fは不飽和結合の数を示す。 2)EO、POの付加状態;ブロック状:*、:ランダ
ム状:**
成になるように、実施例1に準じて合成を行い、嵩高剤
2〜12および比較用の嵩高剤1〜7を調製した。
し、硫酸アルミニウムを対パルプ3重量%加えてpH
4.5の1%パルプスラリーを調製した。このパルプス
ラリーを200ミリリットル容量のビーカーに120g
とり、これに嵩高剤水溶液1を0.06g(嵩高剤対パ
ルプ0.5重量%)添加し、径4.5cmのタービン羽
根により、250rpmで2分間攪拌した。その後、T
APPIスタンダードシートマシン(安田精機(株)
製)により抄紙し、油圧プレス機(安田精機(株)製)
により、0.35MPaで5分間プレス後、ドラム式ド
ライヤー(安田精機(株)製)により105℃、80秒
の乾燥を行い、再生紙を得た。この再生紙について、下
記の方法で嵩高性、吸油性を評価を行い結果を表2に示
した。また、嵩高剤を用いた時の汚れの付着性について
も下記の方法で評価を行い結果を表3に示した。
坪量と厚さより求めた密度により行った。坪量はJIS
P 8124に従って求め、調製した再生紙を4枚重
ね合わせ、JIS式紙圧測定機(シチズン時計(株)製
MEI−10)により異なる10箇所の厚さを測定
し、その平均値より求めた。なお嵩高性の向上は、ブラ
ンクに対する密度の低下率で評価した。密度は小さくな
るほど嵩高性は良好であり、ブランク(比較例15)を
100%とした時の密度を用いて、下記の基準で評価を
行った。 密度95.0%未満 :○ 効果良好 密度95.0%以上 :× 効果低い
ブランク(嵩高剤を用いていない比較例15)に対する
吸油量増加値により行った。具体的には調製した再生紙
を55×100mmの紙片に加工し、温度23℃,湿度
50%で、混合油(軽油:鉱物油=80:20)30m
lの入った100ミリリットル容量ビーカーに紙片下端
より5mmを浸漬させ、1分後に紙片が吸い上げた量
(紙片の下端より5mmの位置から、浸透した液の上端
までの距離(mm))を測定し、ブランクに対する吸油
量の増加率で評価した。吸油量は大きくなるほど吸油性
は良好であり、下記式および基準で評価を行った。 吸油量増加率(%)=(サンプルの吸油量(mm)/ブ
ランク吸油量(mm)×100)−100 吸油量増加率20%以上 :◎ 効果非常に良好 吸油量増加率10%以上、20%未満 :○ 効果良好 吸油量増加率10%未満 :× 効果低い
調製した人口汚れ物質の、嵩高剤を使用した際の紙製造
装置の一部と同じ材質であるポリエチレンシートへの付
着量により行った。粘着テープからクロロホルムにより
粘着成分を抽出し、抽出された粘着成分をクロロホル
ム:プロピレングリコール:水(体積比2:2:1)の
混合溶媒にて固形分2重量%に調整し、人工汚れとし
た。次に、厚さ1mmのポリエチレンシートを2×2c
mに切りとり、105℃にて1時間乾燥後、デシケータ
ー中で放冷し、秤量した(重量A)。ここで、5重量%
硫酸アルミニウム水溶液でpH4.5に調整した1.0
重量%パルプスラリー300gを300ミリリットル容
量のビーカー中に入れ、径4.5cmのタービン羽根に
より300rpmで撹拌しながら60℃に昇温した。昇
温後、嵩高剤水溶液を0.6g(対パルプ2.0重量
%)添加し、さらに30分間撹拌後、人工汚れを5ミリ
リットル添加し、予め秤量したポリエチレンシートをパ
ルプスラリー中に3枚入れ、3時間攪拌した。3時間
後、ポリエチレンシートを取出し、水洗した後、105
℃にて1時間乾燥後、デシケーターで放冷し、ポリエチ
レンシートの重量(重量B)を測定し、下記の式により
汚れ付着量(mg)を求め、下記基準で評価を行った。 汚れ付着量(mg)=重量B−重量A 汚れ付着量(mg)を求め、その値により下記の基準で
評価を行った。 10mg未満 :◎ 効果大 10以上〜30mg未満 :○効果有り 30mg以上 :×効果なし
す 4)(サンプルの吸油量(mm)/ブランク吸油量(m
m)×100)−100
同様の方法で再生紙を各々得た。各々について実施例1
3と同様な評価を行った。ここで、比較例8(嵩高剤比
較例1)、比較例13(嵩高剤比較例6)は、用いた式
(1)で示される化合物のアルキル鎖長が本発明の範囲
よりも短いので嵩高性および吸油性が向上せず、さらに
付着汚れが低減しない。比較例9(嵩高剤比較例2)
は、式(1)で示される化合物のブチレンオキシドの平
均付加モル数であるyの値が0なので、嵩高性および吸
油性が向上しない。比較例10(嵩高剤比較例3)は、
式(1)で示される化合物のエチレンオキシドの平均付
加モルであるx+zの値が15を超えており、嵩高性お
よび吸油性が向上しない。比較例11(嵩高剤比較例
4)は、式(1)で示される化合物中のエチレンオキシ
ドの平均付加モル数であるxの値が5を超えているの
で、嵩高性および吸油性が向上しない。比較例12(嵩
高剤比較例5)は、式(1)で示される化合物のエチレ
ンオキシドおよびプロピレンオキシドの平均付加モル数
であるzの値が、15を超えているので、嵩高性および
吸油性が向上せず、取り扱い性も悪い。比較例14(嵩
高剤比較例7)は、式(1)で示される化合物のエチレ
ンオキシドおよびプロピレンオキシドの平均付加モル数
であるxの値が、5を超えているので、嵩高性および吸
油性が向上しない。表1および表2に示したように、式
(1)で示される化合物が、本発明の範囲であることが
重要であり、本発明の嵩高剤は、古紙を原料とする再生
紙の嵩高性および吸油性を向上させ、製紙工程中の設備
や紙への付着汚れを低減させるということがわかる。
Claims (2)
- 【請求項1】 式(1)で示される化合物を有効成分と
する嵩高剤。 RO(AO)x(BO)y(AO)zH (1) (式中Rは、炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル
基またはアシル基であり、Aはエチレン基またはプロピ
レン基、Bはブチレン基を示す。x、yおよびzは、平
均付加モル数を示し、0≦x≦5、1≦y≦10、0≦
z≦15、0≦x+z≦15である。) - 【請求項2】 請求項1記載の嵩高剤を、古紙パルプに
対して0.03〜8重量%添加することを特徴とする再
生紙の製造方法。
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JP2001289607A JP3985482B2 (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 古紙再生用嵩高剤および再生紙の製造方法 |
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JP2015014068A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 油化産業株式会社 | 製紙用外添薬剤および製紙方法 |
-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001289607A patent/JP3985482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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