JP2003094938A - キャブの樹脂製窓 - Google Patents

キャブの樹脂製窓

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JP2003094938A
JP2003094938A JP2001296736A JP2001296736A JP2003094938A JP 2003094938 A JP2003094938 A JP 2003094938A JP 2001296736 A JP2001296736 A JP 2001296736A JP 2001296736 A JP2001296736 A JP 2001296736A JP 2003094938 A JP2003094938 A JP 2003094938A
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JP
Japan
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resin window
plate
resin
window
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JP2001296736A
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Eiji Akabane
英司 赤羽根
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャブの樹脂製窓板の縁部にサポート部材を
取付ける場合の、視界を狭くすることを防止し、また樹
脂製窓板をガラス板の場合と同じサッシフレームに取付
けることができるようにする。 【解決手段】 樹脂製窓板(12)の縁部に、窓板(1
2)の厚さ(T)よりも薄い(t)薄縁部(12b)を
形成し、この薄縁部(12b)に断面形状が略U字状の
サポート部材(14)を嵌合させ取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブの樹脂製窓
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、建設機械のキャブの窓には、図
3(a)に示すように、ガラス板20の縁部20aがサ
ッシ22の溝に取付けられた断面コ字形状のシール24
に、摺動自在に、あるいは出入り自在に、あるいは固定
され取付けられている。そして建設機械の作業形態など
によって、ガラス板20が異物、障害物などとの衝突、
接触などにより、割れる、損傷するなどの可能性のある
場合には、ガラス板20に代えて損傷しにくい透明の樹
脂製窓板が使われる。この場合樹脂製窓板は、割れにく
いかわりに剛性が低いので、補強のために図3(b)に
示すように、樹脂製窓板28の縁部28aには、サッシ
22のシール24との間に、サポート30が追加され
る。サポート30は、サッシ22のシール24に挿入さ
れる挿入部30aと、樹脂製窓板28の縁部が嵌合され
る断面を有したの取付部30bとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たとおりの形態の樹脂製窓板を用いたキャブの窓には、
次のとおりの解決すべき問題がある。
【0004】(1)視界:樹脂製窓板28(図3
(b))の場合とガラス板20(図3(b))の場合と
を比較すると、樹脂製窓板28の場合は、サポート30
がその縁部28aに追加され、このサポート30にはガ
ラス板20の縁部20aに相当する、サッシ22のシー
ル24への挿入部30aと、樹脂製窓板28を取付ける
取付部30bが備えられるので、この取付部30bの部
分(図3(b)にLで示す)が窓の視界を狭める場合が
ある。
【0005】(2)互換性:視界を悪化させるサポート
30の部分Lを減らすには、サポート30の挿入部30
aをなくし取付部30bをサッシ22のシール24に直
接挿入する方法を用いることができる。しかしながらこ
の場合は、サッシ22及びシール24の断面形状を取付
部30bに合わせて変える必要があり、ガラス板を用い
た場合とサッシ、シール、窓板などの互換性がなくな
り、専用の部品の用意が必要になる。そのために在庫管
理アイテムの増加、コスト上昇などの問題も生じる。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、樹脂製窓板の縁部にサポート部
材を取付ける場合の視界の悪化を防止し、また樹脂製窓
板をガラス板の場合と同じサッシフレームに取付けるこ
とができるようにした、キャブの樹脂製窓を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記技
術的課題を解決するキャブの樹脂製窓として、樹脂製窓
板の周縁の一部又は全周に、該窓板の厚さよりも薄い薄
縁部が形成され、この薄縁部に断面形状が略U字状のサ
ポート部材が嵌合され取付けられている、ことを特徴と
するキャブの樹脂製窓が提供される。
【0008】そして、樹脂製窓板の縁部の薄縁部にU字
状断面のサポート部材を取付けることにより、U字状の
断面の外幅を小さくしこの部分を直接サッシの溝部材に
取付けるようにし、樹脂製窓板の視界を狭めることな
く、またガラス板の場合と同じサッシに取付けることが
できるようにする。
【0009】好適実施形態においては、該サポート部材
は、U字状の断面の外側幅が該窓板の板厚と実質上同一
に形成され外側面が該窓板の面と実質上同一面に位置付
けられている。また、該サポート部材は、金属材料によ
り形成されている。さらに、該樹脂製窓板とサポート部
材との嵌合部が、シール剤によりシールされている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
キャブの樹脂製窓について、好適実施形態を図示してい
る添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0011】図1及び図2を参照して、全体を番号2で
示す、キャブの典型的な窓について説明する。窓2は、
窓枠である平面視で略矩形状を成すサッシフレーム4内
に、一対の樹脂製窓6及び8を、それぞれ開閉ロック1
0を有し、引き違いスライド開閉自在に(図1において
左右方向に開閉自在に)備えている。樹脂製窓6及び8
は、その矩形形状が異なる以外は構成は実質上同一でよ
いので、樹脂製窓8について説明する。
【0012】主として図2を参照して説明すると、樹脂
製窓8は、樹脂製窓板12(以下単に窓板12と呼ぶこ
とがある)の周縁の一部であるサッシフレーム4に挿入
される縦縁12aに、窓板12の厚さTよりも薄い厚さ
tの薄縁部12bが形成され、この薄縁部12bに断面
形状が略U字状のサポート部材であるサポート14が嵌
合され取付けられている。
【0013】窓板12は、ポリカーボネートの如き透明
樹脂板で形成されている。薄縁部12bは、縦縁12a
の全長に渡り、窓板12の板厚T方向の中央部に断面凸
状に上述の厚さtで突出されている。この薄縁部12b
の断面の両側段部にサポート14が差し込まれ嵌合され
ている。
【0014】サポート14は、金属材料であるアルミ材
料の引き抜き材で形成されている。U字状の断面は、U
字状溝部が上述の薄縁部12bが挿入される大きさに形
成され、外側幅Wが窓板12の厚さTと実質上同一に形
成され、外側面は窓板12の面と実質上同一面になるよ
うに位置付けられている。そしてU字状の断面で延びる
全長は、窓板12の縦縁12aの長さと同じになってい
る。また、サポート14と窓板12との嵌合部は、シリ
コンシーラントの如きシール剤によりシールされてい
る。
【0015】サッシフレーム4は、厚さTの窓板が樹脂
製であってもガラスであっても共通に用いられる。サッ
シフレーム4は周知のものであり、窓板12の縁部12
aのサポート14が出入り自在に挿入される断面コ字形
状の溝部4aを備え、溝部4aには、ゴム、合成樹脂な
どの弾性材料により断面コ字形状に形成されたシール5
が取付けられている。シール5の、コ字形状の開口端の
各々には対向して一対のリップ5a、5aが、底部には
当接部5bが形成されている。サポート14は、この一
対のリップ5a、5a、並びに当接部5bの間に出入り
自在に挿入され、挿入状態においては弾性的に挟圧され
保持される。
【0016】図1〜図3を参照して上述したとおりのキ
ャブの樹脂製窓の作用について説明する。
【0017】(1)視界、互換性:本発明の樹脂製窓8
(図2)と、従来の樹脂製窓板28(図3(b))の場
合とを比較すると明らかなように、樹脂製窓8において
は、樹脂製窓板12の縁部である縦縁12aに薄縁部1
2bを形成し、そこに断面略U字形状のサポート14を
嵌合させ取付けたので、サポート14のU字断面の外側
幅Wを小さく、かつ従来のサッシフレーム22に挿入可
能な大きさにすることができる。したがって、従来の樹
脂製窓板28におけるサポート30の挿入部30aを削
除して視界を狭くさせる部分Lをなくすことができ、ま
たガラス板20の場合と同じサッシフレームに樹脂製窓
8を取付けることができる。
【0018】(2)ガラス製窓:U字状断面の外側幅W
と樹脂製窓板12の板厚Tとを実質上同一にし、かつU
字状断面の外側面を樹脂製窓板12の面と実質上同一面
にすれば、同じ板厚Tの樹脂製あるいはガラス製の窓板
を、サッシフレームなどになんら影響させることなく、
互換性を持って用いることができる。
【0019】(3)サポート部材14を金属材料で形成
することにより、樹脂製窓板12を確実に補強すること
ができる。また、サポート14と窓板12との嵌合部
を、シリコンシーラントの如きシール剤によりシールす
ることにより、雨水などの侵入を防止できる。
【0020】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内に
おいてさまざまな変形あるいは修正ができるものであ
る。
【0021】(1)サポート部材の材料:本実施の形態
においてはサポート部材としてのサポート14にアルミ
材料が用いられているが、サポート部材は樹脂製窓板を
補強することができる金属材料であればよいから、例え
ば鉄製のU字形鋼でもよい。
【0022】(2)サポート部材の設置位置:本実施の
形態においてはサポート14は、窓板12の周縁の一部
の縦縁12aに取付けられているが、サポート部材の設
置位置はこの縦縁12aのみに限定されるものではな
く、他側の縦縁、あるいは全周縁であってもよい。通常
上下の周縁はサッシフレームの溝に摺動自在に挿入され
変形しにくいので、サポート部材を省略することができ
る。
【0023】(3)窓板の板厚:本実施の形態において
は窓板12の板厚Tとサポート14の外幅Wは実質上同
一にしたが、サッシフレーム4に挿入されるサポート1
4の外幅Wはサッシフレーム4に合わせた寸法に維持
し、窓板12の板厚Tは適宜に厚くあるいは薄くしても
よい。
【0024】
【発明の効果】本発明に従って構成されたキャブの樹脂
製窓によれば、樹脂製窓板の縁部にサポート部材を取付
ける場合の視界を狭くすることを防止し、また樹脂製窓
板をガラス板の場合と同じサッシフレームに取付けるこ
とができるようにした、キャブの樹脂製窓が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された樹脂製窓を備える、
キャブの典型的な窓の平面図。
【図2】図1のA−A矢印方向に見た拡大断面図で、図
3との比較のために90°転回して示されている。
【図3】従来の窓の縁部の拡大断面図で、(a)はガラ
ス板の場合を(b)は樹脂製の窓板の場合を示してい
る。
【符号の説明】
2:キャブの窓 4:サッシフレーム 6:樹脂製窓 8:樹脂製窓 12:樹脂製窓板 12a:縦縁 12b:薄縁部 14:サポート(サポート部材) 20:ガラス板 28:樹脂製窓板 T:樹脂製窓板の板厚 W:U字状断面の外側幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製窓板の周縁の一部又は全周に、該
    窓板の厚さよりも薄い薄縁部が形成され、この薄縁部に
    断面形状が略U字状のサポート部材が嵌合され取付けら
    れている、ことを特徴とするキャブの樹脂製窓。
  2. 【請求項2】 該サポート部材は、U字状の断面の外側
    幅が該窓板の板厚と実質上同一に形成され外側面が該窓
    板の面と実質上同一面に位置付けられている、請求項1
    記載のキャブの樹脂製窓。
  3. 【請求項3】 該サポート部材は、金属材料により形成
    されている、請求項1又は2記載のキャブの樹脂製窓。
  4. 【請求項4】 該樹脂製窓板とサポート部材との嵌合部
    が、シール剤によりシールされている、請求項1から3
    までのいずれかに記載のキャブの樹脂製窓。
JP2001296736A 2001-09-27 2001-09-27 キャブの樹脂製窓 Withdrawn JP2003094938A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013133688A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Komatsu Ltd 作業車両
CN107386355A (zh) * 2016-04-28 2017-11-24 神钢建机株式会社 工程机械

Cited By (3)

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