JP2003094204A - 複数のレンズ等のワークを同時切削加工するnc加工機 - Google Patents

複数のレンズ等のワークを同時切削加工するnc加工機

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JP2003094204A
JP2003094204A JP2001291441A JP2001291441A JP2003094204A JP 2003094204 A JP2003094204 A JP 2003094204A JP 2001291441 A JP2001291441 A JP 2001291441A JP 2001291441 A JP2001291441 A JP 2001291441A JP 2003094204 A JP2003094204 A JP 2003094204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 このNC加工機は,スライドベースに設けた
Y軸方向への往復移動するスライダに取り付けたバイト
によって複数のレンズ等のワークを非対称非球面形状に
同時に切削加工し,加工速度をアップする。 【解決手段】 このNC加工機は,ワーク9をブロック
治具17の回転中心Oから隔置した周方向の複数箇所に
固定し,X軸テーブル4にスライドベース1と各種のX
軸バイト24を取り付け,スライドベース1上のスライ
ドブロック16上でY軸方向に往復移動するスライダ1
8にY軸バイト20を取り付け,ブロック治具17にセ
ットされたワーク9の予め決められたそれぞれの加工形
状に基づいて主軸10の回転に同期してスライダ18を
Y軸方向に往復移動させ,Y軸バイト20によって所定
の加工形状にワーク9を順次に同時に切削加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ワークに対して
回転対面加工,回転側面加工等の切削加工を行うため,
主軸の回転軸方向と同方向のY軸方向に往復移動するス
ライダにY軸バイトを設け,Y軸バイトを主軸に同期さ
せて高速高加速度で往復運動させてワークを切削加工す
る複数のレンズ等のワークを同時加工するNC加工機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来,光学デバイスや情報機器デバイス
等には,種々の種類の光学レンズが組み込まれている。
光学レンズは一般に軸対称非球面をしており,ガラスの
表面を成形又は加工し,仕上げとして研磨装置で研磨し
て製作される。また,非軸対称非球面を研磨して製作す
る方法としては,特開平8−192348号公報に開示
された研削研磨方法が知られている。
【0003】また,特開平8−242903号公報に開
示された軸偏心レンズの研磨装置は,複数個の軸偏心レ
ンズの研磨加工を同時に行うものであり,球面形状の保
持面を持つリセス式レンズホルダーは研磨加工時の回転
軸となるホルダー軸を有している。ホルダーの保持面に
は,加工される軸偏心レンズの光軸をホルダー軸と一致
する位置から保持面の外周側へずらし,光軸ずらしに応
じて被加工物の配置位置を保持面の外周側位置へ移動さ
せ,被加工物が保持できるようにする。
【0004】更に,特開平11−198014号公報に
開示されたプラスチックレンズの製造方法は,ブロッキ
ング工程で多数必要なプリズムリングを廃止し,自動化
できると共に,切削工程や研磨工程で必要な加工精度や
品質が得られるものであり,ブロック材として従来の低
融点金属の代わりに熱可塑性樹脂を用いて加工ワークの
凸面全体をブロック治具に固定したものである。
【0005】また,特開平8−243901号公報に開
示されたレンズ加工方法は,軸偏心レンズの加工がで
き,複数個のレンズの研削や研磨が同時に行えるもので
あり,一枚のガラス被加工物を所定の曲率の球面状に研
削加工し,このガラス被加工物を切断して2枚の軸偏心
レンズを形成し,軸偏心した形状を考慮せずに研削を行
い,複数個の加工を同時に行うことを可能にしたもので
ある。
【0006】また,特開2000−334647号公報
に開示されたレンズ加工用治具は,複数のレンズを貼り
付けるための平坦面又は湾曲面からなるレンズ貼付面
と,該レンズ貼付面から突出して前記レンズを位置決め
するリブ状又はピン状の突出部を有するものである。
【0007】また,慣性力を小さくして高速往復運動を
可能にしたNC加工機として,特開平11−30960
2号公報に開示されたNC加工機が知られている。該公
報に開示されたNC加工機は,図16及び図17に示す
ように,主軸(C軸)の長手方向であるZ軸方向に移動
可能なZ軸テーブル3と,Z軸方向に直交するX軸方向
に移動可能なX軸テーブル4とが加工機ベース2に載置
されている。加工機ベース2上のZ軸テーブル3には,
主軸台5が載置されている。Z軸テーブル3は,ベース
2に取り付けられたサーボモータ6によって駆動され,
Z軸方向に往復運動することができる。また,主軸台5
には,主軸Cを回転させるスピンドルモータ7が組み込
まれている。主軸Cの先端にはチャック装置8が設けら
れ,チャック装置8にはワーク9が保持されている。
【0008】また,X軸テーブル4は,ワーク9と対向
する位置に設置され,サーボモータ19によって駆動さ
れ,X軸方向に移動可能である。また,X軸テーブル4
には,各種のバイト24が取り付けられる刃物台23,
及びターナ11が載置されている。ターナ11は,Z軸
方向に往復運動し得るスライダ12と,スライダ12を
駆動する駆動装置とから構成されている。スライダ12
は,先端部にバイトホルダ26を有しており,バイトホ
ルダ26にはY軸バイト15が取り付けられる。また,
駆動装置はX軸テーブル4に取り付けられたスライドベ
ース13上に載置されたサーボモータ14と,スライダ
12をZ軸方向に移動可能に支持する軸受を備えてい
る。スライダ12は,サーボモータ14の駆動軸と一体
構造の回転軸に形成した雄ねじに螺合するナット部材に
固定されており,回転軸の回転運動に応じて往復運動す
ることができる。
【0009】NC加工機でワーク9を切削加工する際に
は,主軸台5を載置したZ軸テーブル3は動かないよう
に固定される。ワーク9は,主軸台5の主軸Cの先端に
設けられたチャック装置8によって保持され,スピンド
ルモータ7によって主軸Cによって,例えば,500r
pmの回転速度で回転する。ワーク9は,金属の他に,
プラスチック材,非金属等の素材で作製されている。ス
ライダ12の先端に取り付けられたバイト15は,スラ
イダ12の往復運動に伴ってZ軸方向に往復運動すると
共に,X軸テーブル4と一緒にX軸方向にも往復運動す
る。NC加工機は,スライダ12の重量やターナ11を
載置したX軸テーブル4の重量がかなり小さいので,慣
性力も小さくなり,高速高加速度の往復運動ができる。
【0010】NC加工機によるワーク9に対する切削加
工は,予め決定されたデータに基づいて主軸駆動用のサ
ーボモータ6及びスライダ12を駆動するサーボモータ
14を制御することにより行われるが,刻々変化する主
軸Cの回転角は高分解能のロータリエンコーダによって
連続的に検出され,スライダ12の往復運動によるバイ
ト15の刻々変わる実際の移動量はサーボモータ14に
設けられたパルスコーダにより連続的に検出され,該検
出値はNC制御装置の記憶情報と比較され,比較情報に
基づいてサーボモータ6,14は制御される。また,X
軸テーブル4の位置もパルスコーダによって検出され,
X軸テーブル4駆動用のサーボモータ19がNC制御さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記公
報に開示された研削研磨方法及び非球面研削機を使用し
た研削方法は,いずれにしても,研磨による方法である
から,ワークに対する加工速度が遅く,加工に長時間を
要するという問題がある。また,通常のNC加工機で
は,テーブルの慣性力が大きいためにテーブルが高速で
往復移動に追従できないという理由から,加工物の回転
速度も遅くなり,バイトで切削して非軸対称非球面を製
作することは困難であると考えられてきた。しかしなが
ら,研磨による方法は,加工に長時間を要するという問
題があることから,非軸対称非球面を短時間で製作する
ことが要望されていた。また,従来のNC加工機は,ボ
ールねじによるモータ回転をエンコーダによって検出し
た位置データをフィードバックし,セミクロス制御をし
ていたが,高精度の制御や高速高加速度の加工が期待で
きなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
課題を解決することであり,NC加工機のY軸バイトを
取り付けたスライダが有する慣性力の小さい高速往復運
動性能に着目し,ワークに対して非軸対称非球面等を高
速高加速度で高精度に切削加工させると共に,複数のレ
ンズ等のワークを回転中心から隔置した位置にチャック
爪,接着剤等で固着し,複数のワークを同時に切削加工
し,スライダに設けたY軸バイトの往復移動を主軸の回
転に同期させてワーク毎に加工形状に応じたプログラム
に従ってワークに対する面加工を行い,複数のワークを
同時に切削加工することによってワークの切削加工のサ
イクルタイムを短縮して短時間で切削加工ができる複数
のレンズ等のワークを同時切削加工するNC加工機を提
供することである。
【0013】この発明は,主軸台に回転可能に配置され
た主軸,前記主軸の回転中心に回転中心を位置させてブ
ロック治具を把持するチャック装置,前記ブロック治具
の前記回転中心から隔置した周方向の複数箇所にそれぞ
れ固定されたワーク,前記主軸台が載置され且つ前記主
軸の軸方向であるZ軸方向に移動可能なZ軸テーブル,
前記Z軸方向に直交するX軸方向に移動可能なX軸テー
ブル,前記主軸に対向して前記X軸テーブルに固定され
たスライドベースと各種のX軸バイトが取り付けられた
刃物台,前記スライドベースに固定されたスライドブロ
ック,前記スライドブロック上で前記X軸方向に直交す
るY軸方向に往復移動するY軸バイトを取り付けたスラ
イダ,及び前記主軸の回転に同期して前記スライダを往
復移動させる駆動装置を有し,前記ブロック治具にセッ
トされた前記ワークの予め決められたそれぞれの加工形
状に基づいて前記主軸の回転に同期して前記スライダを
Y軸方向に往復移動させて前記Y軸バイトによって前記
ワークの前記加工形状を順次に切削加工させることから
成る複数のレンズ等のワークを同時切削加工するNC加
工機に関する。
【0014】前記ワークはそれぞれの加工形状に応じて
前記主軸の回転と前記Y軸方向の前記Y軸バイトの刃先
のデータによって決められたプログラムによってそれぞ
れ順次に同時に切削加工され,前記ワークはそれぞれの
プログラムに従って同一又は異なった加工形状にそれぞ
れ切削加工される。
【0015】前記ワークはレンズ保持体にそれぞれ固着
されたレンズであり,前記レンズ保持体は前記主軸の回
転中心から隔置した周方向の複数箇所に等間隔に回転バ
ランスして前記ブロック治具にチャック爪又は接着剤で
それぞれ固着されている。
【0016】また,前記レンズ保持体を前記ブロック治
具に固着する前記チャック爪は,前記ブロック治具の回
転中心から隔置した周方向に等間隔に複数箇所にそれぞ
れ固定された固定チャック爪と,前記ブロック治具の回
転中心から隔置した周方向に前記固定チャック爪に対向
してそれぞれ設けられた移動可能な可動チャック爪とか
ら構成されている。
【0017】更に,前記レンズ保持体は,前記レンズを
保持するレンズ保持部と前記レンズ保持部と一体で且つ
前記チャック爪によって挟持される挟持部とから構成さ
れている。
【0018】或いは,前記ワークは前記ブロック治具に
それぞれ固着されたレンズであり,前記ブロック治具に
形成された前記レンズを固着する保持凹部は前記ブロッ
ク治具の回転中心から隔置した周方向の複数箇所に回転
バランスして等間隔にそれぞれ設けられている。
【0019】前記ワークは,前記X軸バイトによって荒
切削加工され,次いで,前記Y軸バイトによって仕上げ
切削加工され,それによって,前記ワークの加工速度を
アップさせることができる。
【0020】前記スライドブロックには前記スライダを
往復摺動させるため前記Y軸方向に延びる軌道レールが
設けられ,前記スライダは前記軌道レールに沿って前記
スライドブロック上を前記Y軸方向に高速高加速度で摺
動可能である。
【0021】前記スライダは,リニアモータによって往
復駆動され,前記リニアモータを構成する電磁コイルと
該電磁コイルに対して相対移動する界磁マグネットから
構成され,前記電磁コイルと前記界磁マグネットとの何
れか一方が前記スライダに組み込まれ,他方が前記スラ
イドブロックに組み込まれている。前記リニアモータ
は,例えば,本出願人に係る特願2000−32223
9号公報に開示されたものが適用できる。
【0022】このNC加工機は,上記のように構成され
ているので,従来のボールねじによるモータ回転をエン
コーダによって検出した位置データをフィードバック制
御したNC加工機に比較して,スライダが高速高加速度
の往復移動に追従でき,主軸の回転速度をアップして複
数のワークを高速高加速度に同時に切削加工してサイク
ルタイムを短縮することができる。また,スライダの往
復移動にリニアモータ又はサーボモータを利用すること
ができ,例えば,特願2000−322239号公報に
開示されたリニアモータでスライダを往復移動させる場
合には,往復移動するスライダそのものを極めて軽量に
構成でき,スライダに発生する慣性力を小さく抑えるこ
とができ,主軸の回転速度を上昇させても,主軸の高速
度に追従してスライダの動きを高速高加速度に高精度に
制御することができる。
【0023】また,このNC加工機では,特に,主軸に
対して回転中心から隔置した位置に複数のレンズ等のワ
ークが固着されるので,ワークに対するY軸バイトの速
度零を無くしてワークの切削加工面に突起の発生を避
け,個々のワークの加工軌跡はワークの全面にわたって
円弧状になり,個々のワークに対するプログラミングに
よってワークには同一又は異なった加工形状を同時に切
削加工することができる。また,このNC加工機では,
ワークの加工面が均一な円弧状切削加工面となり,加工
面の面粗さが均一であるので,引き続いて行われるワー
クの切削加工面の仕上げのための研磨を容易に且つ良好
に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による複数のレンズ等のワークを同時切削加工するNC
加工機の実施例を説明する。図1はこの発明によるNC
加工機を説明する概略平面図,及び図2〜図15はこの
NC加工機における主軸にワークを取り付けるブロック
治具の種々の実施例を示す概略説明図である。また,こ
の発明によるNC加工機は,図16及び図17に示すN
C加工機と比較して主軸,Z軸方向に移動可能なZ軸テ
ーブル及びX軸方向に移動可能なX軸テーブルは対応し
ているので,それらの部品には同一の符号を付して説明
する。また,この発明によるNC加工機におけるスライ
ドベース1は,図16及び図17に示すNC加工機にお
けるスライドベース13に対応している。
【0025】このNC加工機は,例えば,複数のプラス
チック製レンズ9L等のワーク9を同時切削加工するも
のであり,ワーク9に対して切削加工を行うX軸バイト
24(ここではX軸方向に往復移動するバイトをいう)
と,Y軸バイト20(ここでは,X軸方向とY軸方向へ
往復移動するバイトをいう)を設けたものであり,X軸
バイト24は一般的な高速の切削加工を行うためX軸テ
ーブル4に取り付けられ,また,Y軸バイト20は高速
高加速度でY軸方向に往復移動できるスライダ18に取
り付けられている。スライダ18は,コントローラによ
って,主軸10の回転運動に同期させてY軸方向に往復
移動させられると共に,外部データ入力等に追従して制
御されて高速高加速度で往復移動可能であり,Y軸バイ
ト20でワーク9の対面を高速高加速度で切削加工する
ことを可能にする。
【0026】このNC加工機は,特に,以下で説明する
各実施例では,ワーク9がブロック治具17に固着され
た複数個(2〜4個)のレンズ9Lであり,これらのレ
ンズ9Lの対面を,所定の加工形状,即ち,レンズ面等
の凸面,凹面,円弧面等の非軸対称非球面形状に高速高
速度で短時間で同時に切削加工することを可能にしたも
のである。即ち,このNC加工機は,特に,Y軸バイト
20のみを設定して軽量に構成できるスライダ18に高
速で且つ高加速度で往復移動させ,それによって,ブロ
ック治具17にセットされたワーク9の予め決められた
それぞれの加工形状に基づいて,主軸10の回転に同期
してスライダ18をY軸方向に往復移動させ,Y軸バイ
ト20によってワーク9の対面を順次に切削加工させ,
それぞれのワーク9に予め決められた同一又は異なった
加工形状をそれぞれ同時に切削加工させることができる
ことを特徴としている。
【0027】このNC加工機は,主軸10の長手方向で
あるZ軸方向に移動可能なZ軸テーブル3と,Z軸テー
ブル3とは独立してZ軸方向に直交するX軸方向に移動
可能なX軸テーブル4とが加工機ベース2に載置されて
いる。Z軸テーブル3には主軸台5が載置されている。
Z軸テーブル3は,加工機ベース2に取り付けられたサ
ーボモータ6によって駆動され,Z軸方向に往復運動す
るように構成されている。また,主軸台5には,主軸1
0を回転させるスピンドルモータ7が組み込まれてい
る。主軸10の先端にはチャック装置8が設けられてお
り,チャック装置8にはブロック治具17を介してワー
ク9が保持され,ワーク9は回転駆動される。主軸台5
は,主軸10の長手方向であるZ軸方向に移動可能なZ
軸テーブル3上に載置されている。
【0028】また,Z軸テーブル3のZ軸方向に直交す
るX軸方向に移動可能なX軸テーブル4は,主軸10の
チャック装置8に取り付けられたワーク9と対向する位
置の加工機ベース2上に配置されている。X軸テーブル
4には,直接或いは刃物台テーブルを介在してスライド
ベース1が固定されると共に,主軸10に対向して各種
のX軸バイト24が取り付けられる刃物台23が固定さ
れている。スライドベース1には,長手方向に延びる凹
部をそれぞれ備えた一対のスライドブロック部材から成
るスライドブロック16が取り付けられている。スライ
ドブロック16は,図示していないが,例えば,スライ
ドベース1上にスライドブロック部材の凹部を互いに対
向状態に配置し,一方のスライドブロック部材をスライ
ドベース1に形成された係止段部に当接させ,スライド
ブロック部材の対向面に他方のスライドブロック部材の
対向面を当接させてスライドベース1に設けた幅決めブ
ロックで固定することによって組み立ててスライドベー
ス1に固定されている。
【0029】このNC加工機は,特に,複数のレンズ9
L等のワーク9を主軸10の回転に従って同時に切削加
工することを特徴とし,主として,加工機ベース2上に
設置された主軸台5,主軸台5に回転可能に設けられた
主軸10,主軸10に設けられたワーク9を取り付けた
ブロック治具17を把持するチャック装置8,主軸台5
が載置され且つ主軸10の軸方向であるZ軸方向に移動
可能なZ軸テーブル3,Z軸方向に直交するX軸方向に
移動可能なX軸テーブル4,主軸10に対向してX軸テ
ーブル4に固定されたスライドベース1と各種のX軸バ
イト24が取り付けられた刃物台23,スライドベース
1上に固定されたX軸方向に直交するY軸方向(即ち,
Z軸方向と同一方向)に延びるスライドブロック16,
スライドブロック16上で往復移動するY軸バイト20
が取り付けられたスライダ18,及び主軸10の回転に
同期してスライダ18を往復移動させる駆動装置(図示
せず)を有している。
【0030】このNC加工機において,ワーク9である
レンズ9Lは,例えば,図2,図3,図7,図9,図1
4及び図15に示すように,チャック装置8によって主
軸10の回転中心Oから隔置した周方向の複数箇所にそ
れぞれ固定され,それぞれのレンズ9Lは少なくともY
軸バイト20によって主軸10の回転に同期してスライ
ダ18がY軸方向に往復移動して順次に同時に切削加工
されることを特徴としている。即ち,レンズ9Lは,図
2〜図13に示すように,アルミニウム製等のレンズ保
持体30を介してブロック治具17に固着されるか,又
は図14と図15に示すように,ブロック治具17に直
接固着されている。また,レンズ9Lをレンズ保持体3
0に固着する場合には,レンズ9Lは,レンズ保持体3
0に接着剤等で保護シートを介して固着され,或いは半
田付け等で固着部31で固着されている。スライダ18
は,主軸10の回転に同期してY軸方向に往復摺動し,
レンズ9Lの加工形状は,主軸10の回転とY軸方向の
Y軸バイト20の刃先のデータによって決められたプロ
グラムによってそれぞれ同時に切削加工され,レンズ9
Lはそれぞれのプログラムに従って同一又は異なった加
工形状に同時に切削加工される。
【0031】ブロック治具17には,図2及び図3に示
すように,レンズ9Lが主軸10の回転中心Oから隔置
した周方向上の複数箇所(図では4箇所)に等間隔に回
転バランスしてそれぞれ設けられている。又は,ブロッ
ク治具17はチャック装置8で固定されるが,ブロック
治具17には,図4〜図6に示すように,主軸10の回
転中心Oから隔置した周方向の複数箇所に等間隔にそれ
ぞれ設けられたチャック爪21が設けられており,チャ
ック爪21によってレンズ保持体30がそれぞれ位置決
めされて把持される。レンズ保持体30は,レンズ9L
を固着するレンズ保持部37と,レンズ保持部37に一
体でチャック爪21によって把持される挟持部33から
構成されている。レンズ保持体30の位置決めは,位相
出し部材28が挟持部33に形成された位相出し溝22
に嵌合することによって所定の角度の姿勢に位置設定さ
れる。
【0032】このNC加工機では,図2〜図8に示すよ
うに,ワーク9はレンズ保持体30にそれぞれ固着され
たレンズ9Lであり,レンズ保持体30は主軸10の回
転中心Oから隔置した周方向の複数箇所に等間隔に回転
バランスしてブロック治具17にチャック爪21でそれ
ぞれ固着されている。また,チャック爪21は,それぞ
れのチャック爪が可動なもので構成されている。或い
は,チャック爪21は,図7及び図8に示すように,ブ
ロック治具17の回転中心Oから隔置した周方向に等間
隔に複数箇所にそれぞれ固定された固定チャック爪27
と,ブロック治具17の回転中心Oから隔置した周方向
に固定チャック爪27に対向してそれぞれ設けられた移
動可能な可動チャック爪25とから構成されている。
【0033】このNC加工機では,図9〜図10に示す
ように,ワーク9は,レンズ保持体30に接着剤又は溶
接でそれぞれ固着されたレンズ9Lであり,レンズ保持
体30は,主軸10の回転中心Oから隔置した周方向の
複数箇所に等間隔に回転バランスしてブロック治具17
に位置決め部材34で位置決めされて接着部38でそれ
ぞれ固着されている。また,レンズ保持体30は,図4
〜図6,図8又は図11〜図13に示すように,レンズ
9Lを保持するレンズ保持部37と,レンズ保持部37
と一体で且つチャック爪21によって挟持される挟持部
33から構成されている。
【0034】或いは,図11〜図13に示すように,レ
ンズ保持体30は,レンズ9Lを接着部31に接着した
レンズ保持部33とレンズ保持部33に一体の挟持部3
7とから構成されているので,ブロック治具17に設け
た位置決めブロック34に,押さえ板29の押さえ面3
6によってレンズ保持体30の挟持部37を押し付けて
位置決めし,ねじ35で押さえ板29をブロック治具1
7に固定することによって,レンズ保持体30をブロッ
ク治具17の所定の位置に位置決めして固着することが
できる。
【0035】或いは,このNC加工機では,図14と図
15に示されるように,ワーク9は,ブロック治具17
にそれぞれ直接固着されたレンズ9Lであり,この場合
には,ブロック治具17にレンズ9Lを固着するため,
ブロック治具17には保持するレンズ9Lの数に対応す
るリセス即ち保持凹部32がブロック治具17の回転中
心Oから隔置した周方向の複数箇所に回転バランスして
等間隔にそれぞれ設けられている。レンズ9Lは,保持
凹部32に嵌入してブロック治具17に接着剤で固着さ
れおり,保持凹部32に堅固に保持されることになる。
【0036】ワーク9は,X軸バイト23によって荒切
削加工され,次いで,Y軸バイト20によって仕上げ切
削加工されるので,先ず,X軸バイト23によってワー
ク9の素材に対する概略的な取り代を荒切削加工で極め
て高速で切削加工して切り抜け,次いで,Y軸バイト2
0によってワーク9の所定の加工形状に仕上げ切削加工
を行うので,トータルとしての切削加工時間を短時間で
達成でき,しかもワーク9への加工軌跡が円弧面である
ので,次に行うワーク9の加工面に対する研磨加工をス
ムースに行うことができる。
【0037】また,スライダ18をY軸方向に往復移動
させる駆動装置は,例えば,本出願人に係る特願200
0−322239号公報に開示されたリニアモータ(図
示せず)が適用でき,この場合には,リニアモータを構
成する界磁マグネットと該界磁マグネットに対して相対
移動する電磁コイルから構成され,界磁マグネットと電
磁コイルとの何れか一方がスライダ18に組み込まれ,
他方がスライドブロック16に組み込むことによって適
用できる。この場合には,スライドブロック16には,
スライドベース1上に固定されたX軸方向に直交するY
軸方向(Z軸方向と同一方向)に延びるリニアガイドを
構成する軌道レールが複数箇所に固定されている。スラ
イダ18には,スライドガイドが固定されており,スラ
イダ18は,スライドブロック16に設けた軌道レール
に沿ってスライドガイドをY軸方向に往復移動させるこ
とによって,スライダ18は,スライドベース1上を高
速高加速度で往復移動できる。
【0038】スライダ18の移動範囲において,リニア
モータコイルに沿って延びるリニアスケールとリニアス
ケール検出器が設けられている。従って,スライダ18
のスライドブロック16に対する移動量は,リニアスケ
ール検出器によって直ちに検出され,その移動量の情報
はコントローラにフィードバックされ,次のスライダ1
8の移動制御に反映される。このNC加工機に設けられ
たコントローラは,予め決められた加工指令値に基づい
てスライダ18に設けたY軸バイト20によってワーク
9の切削加工を行わせ,その切削加工情報をフィードバ
ックさせ,切削加工情報と加工指令値との差を零に近づ
ける制御をし,ワーク9に対する次の切削加工に活かす
学習機能を備えている。また,コントローラは,予め備
えている切削能力を考慮してスライダ18に設けたY軸
バイト20によってワーク9の切削加工を行わせる予見
機能を備えている。
【0039】スライドブロック16には,リニアモータ
コイルを冷却するための冷却プレートが設けられてい
る。リニアモータコイルには,リニアモータ磁石板がス
ライダ18の往復移動に伴って磁力を切るが,その時に
熱が発生し,高温になる。そこで,冷却プレートは,リ
ニアモータコイルに発生した熱を冷却するため設けられ
ている。また,スライドベース1のY軸とZ軸テーブル
3のZ軸との平行度を調整するため基準ブロックがX軸
テーブル4に取り付けられている。スライドベース1に
は調節ブロックが設けられているので,調節ブロックに
設けた調整ねじによって,スライドベース1を基準ブロ
ックに対して調整し,Y軸とZ軸との平行度が調整され
る。また,スライドブロック16と軌道レールの間に
は,スライダ18のスライドブロック16に対する移動
範囲の位置決めをするLM部ライナが設けられている。
スライドブロック16には,スライダ18のストローク
を規制するためのストッパが設けられている。
【0040】
【発明の効果】この発明による複数のレンズ等のワーク
を同時切削加工するNC加工機は,上記のように構成さ
れているので,ワークに対して非軸対称非球面等の加工
形状を高速高加速度で,高精度に切削加工せて短時間に
ワークの切削加工が達成され,特に,ワークがレンズで
ある場合には,レンズが回転中心から隔置した位置にチ
ャック爪,接着剤等で固着することによって取り付けら
れ,同時切削加工が可能になり,加工軌跡が円弧形状に
なってバイトの速度零が無くなってレンズの切削面の中
心に突起が発生せず,スライダに設けたY軸バイトの往
復移動を主軸の回転に同期させてワーク毎に加工形状に
応じたプログラムに従ってワークに対する面加工を行
い,ワークの切削加工を高精度に且つ短時間で達成でき
る複数のレンズ等のワークを同時切削加工できる。
【0041】また,スライダをリニアモータで構成した
場合には,スライダ自体を軽量に構成でき,スライダの
慣性力を低減し,スライダを主軸の回転に対応させて追
従性,応答性を向上させ,高速高加速度に対応でき,バ
イトによるワークの切削加工が高速高加速度で,しかも
高精度に切削加工を達成することができ,短時間でワー
クを切削加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による複数のレンズ等のワークを同時
切削加工するNC加工機を説明する概略平面図である。
【図2】ワークであるレンズをレンズ保持体に複数取り
付けた状態の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】レンズ保持体を位置決めしてチャック爪で固定
する状態を示す断面図である。
【図5】図4のレンズ保持体の下面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】ワークであるレンズをレンズ保持体に複数取り
付けた状態の別の実施例を示す平面図である。
【図8】図7のレンズ保持体をチャック爪で固定した状
態を示す断面図である。
【図9】ワークであるレンズをレンズ保持体に複数取り
付けた状態の更に別の実施例を示す平面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】レンズをレンズ保持体に固定した状態を示す
断面図である。
【図12】図11のレンズ保持体をブロック治具に押さ
え板で固定した例を示す断面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】複数のレンズをブロック治具に直接取り付け
た状態の他の実施例を示す平面図である。
【図15】図14の断面図である。
【図16】従来のNC加工機を示す概略正面図である。
【図17】図16のNC加工機の概略平面図である。
【符号の説明】
1 スライドベース 2 加工機ベース 3 Z軸テーブル 4 X軸テーブル 5 主軸台 6,14,19 サーボモータ 7 スピンドルモータ 8 チャック装置 9 ワーク 9L レンズ 10 主軸 11 ターナ 16 スライドブロック 17 ブロック治具 18 スライダ 20 Y軸バイト 21 チャック爪(3爪) 22 位相出し溝 23 X軸刃物台 24 X軸バイト 25 可動チャック爪 26 バイトホルダ 27 固定チャック爪 28 位相出し部材 29 押さえ板 30 レンズ保持体 31 固着部 32 保持凹部 33 挟持部 34 位置決めブロック 35 ねじ 36 押さえ面 37 レンズ保持部 38 接着部 O 回転中心

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸台に回転可能に配置された主軸,前
    記主軸の回転中心に回転中心を位置させてブロック治具
    を把持するチャック装置,前記ブロック治具の前記回転
    中心から隔置した周方向の複数箇所にそれぞれ固定され
    たワーク,前記主軸台が載置され且つ前記主軸の軸方向
    であるZ軸方向に移動可能なZ軸テーブル,前記Z軸方
    向に直交するX軸方向に移動可能なX軸テーブル,前記
    主軸に対向して前記X軸テーブルに固定されたスライド
    ベースと各種のX軸バイトが取り付けられた刃物台,前
    記スライドベースに固定されたスライドブロック,前記
    スライドブロック上で前記X軸方向に直交するY軸方向
    に往復移動するY軸バイトを取り付けたスライダ,及び
    前記主軸の回転に同期して前記スライダを往復移動させ
    る駆動装置を有し,前記ブロック治具にセットされた前
    記ワークの予め決められたそれぞれの加工形状に基づい
    て前記主軸の回転に同期して前記スライダをY軸方向に
    往復移動させて前記Y軸バイトによって前記ワークの前
    記加工形状を順次に切削加工させることから成る複数の
    レンズ等のワークを同時切削加工するNC加工機。
  2. 【請求項2】 前記ワークはそれぞれの加工形状に応じ
    て前記主軸の回転と前記Y軸方向の前記Y軸バイトの刃
    先のデータによって決められたプログラムによってそれ
    ぞれ順次に同時に切削加工され,前記ワークはそれぞれ
    のプログラムに従って同一又は異なった加工形状にそれ
    ぞれ切削加工されることから成る請求項1に記載のNC
    加工機。
  3. 【請求項3】 前記ワークはレンズ保持体にそれぞれ固
    着されたレンズであり,前記レンズ保持体は前記主軸の
    回転中心から隔置した周方向の複数箇所に等間隔に回転
    バランスして前記ブロック治具にチャック爪又は接着剤
    でそれぞれ固着されていることから成る請求項1又は2
    に記載のNC加工機。
  4. 【請求項4】 前記レンズ保持体を前記ブロック治具に
    固着する前記チャック爪は,前記ブロック治具の回転中
    心から隔置した周方向に等間隔に複数箇所にそれぞれ固
    定された固定チャック爪と,前記ブロック治具の回転中
    心から隔置した周方向に前記固定チャック爪に対向して
    それぞれ設けられた移動可能な可動チャック爪とから構
    成されていることから成る請求項3に記載のNC加工
    機。
  5. 【請求項5】 前記レンズ保持体は,前記レンズを保持
    するレンズ保持部と前記レンズ保持部と一体で且つ前記
    チャック爪によって挟持される挟持部とから形成されて
    いる請求項3又は4に記載のNC加工機。
  6. 【請求項6】 前記ワークは前記ブロック治具にそれぞ
    れ固着されたレンズであり,前記ブロック治具に形成さ
    れた前記レンズを固着する保持凹部は前記ブロック治具
    の回転中心から隔置した周方向の複数箇所に等間隔にそ
    れぞれ設けられていることから成る請求項1又は2に記
    載のNC加工機。
  7. 【請求項7】 前記ワークは,前記X軸バイトによって
    荒切削加工され,次いで,前記Y軸バイトによって仕上
    げ切削加工されることから成る請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のNC加工機。
  8. 【請求項8】 前記スライドブロックには前記スライダ
    を往復摺動させるため前記Y軸方向に延びる軌道レール
    が設けられ,前記スライダは前記軌道レールに沿って前
    記スライドブロック上を前記Y軸方向に高速高加速度で
    摺動可能であることから成る請求項1〜7のいずれか1
    項に記載のNC加工機。
  9. 【請求項9】 前記スライダはリニアモータによって往
    復駆動され,前記リニアモータを構成する電磁コイルと
    該電磁コイルに対して相対移動する界磁マグネットから
    構成され,前記電磁コイルと前記界磁マグネットとの何
    れか一方が前記スライダに組み込まれ,他方が前記スラ
    イドブロックに組み込まれていることから成る請求項1
    〜8のいずれか1項に記載のNC加工機。
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