JPH02205401A - 微細溝加工方法 - Google Patents

微細溝加工方法

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JPH02205401A
JPH02205401A JP2400489A JP2400489A JPH02205401A JP H02205401 A JPH02205401 A JP H02205401A JP 2400489 A JP2400489 A JP 2400489A JP 2400489 A JP2400489 A JP 2400489A JP H02205401 A JPH02205401 A JP H02205401A
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JP
Japan
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groove
grooves
fine
moved
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP2400489A
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English (en)
Inventor
Norihisa Saito
斎藤 憲久
Shuji Murakami
修司 村上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、微細な溝の加工方法に関する0本発明はたと
えば超精密部品の微細な溝を形成するのに適用される。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課′x1]従
来、超精密部品の製造に際し、たとえば溝幅0.1mm
以下の微細な矩形溝を形成することが要求されている。
この様な微細溝加工は、従来、たとえばフォトリソグラ
フィーを用いたエツチング法や砥石を用いた研削法によ
りなされている。
上記フォトリソグラフィーを用いたエツチング法では、
被加工部材の表面にフォトレジスト層を塗布形成した後
に所望のパターンに露光させ現像して、該パターンに対
応するエツチングマスクを作成し、該マスクを介してエ
ツチング処理を行ない被加工部材表面に微細な溝を形成
し、しかる後にエツチングマスクな除去する。
しかしながら、以上の様なエツチング法により形成され
る微細溝は、エツチング加工に際しエツチングレートが
深さ方向に関し一定でないことに基づき、第7図に示さ
れる様に、溝20の断面形状において上部開放部より底
部の方が幅広のアンダーカット形状となり、高精度の微
細矩形溝が得られないという難点がある。
また、上記砥石を用いた研削法では、所望の断面形状に
対応する形状の研削砥石を回転させ、該砥石(対し被加
工部材を接触させなから該被加工部材を砥石に対し相対
的に移動させる。
しかしながら、以上の様な研削法では所望の矩形に対応
する形状に砥石を成形することが困難であり、また該研
削法により形成される微細溝は、研削加工に際し砥石の
砥粒が結合材から脱落することに基づき、第8図に示さ
れる様に、溝20の断面形状において底部隅部がR形状
となり、高精度の微細矩形溝が得られないという難点が
ある。
そこで、本発明は、安定して良好な形状及び精度の微細
な溝を形成することのできる微細溝加工方法を提供する
ことを目的とする。
[r1題を解決するための手段] 本発明によれば、を記の目的は、 総形ダイヤモンドバイトを用いて切削加工を行ない、微
細な溝を形成することを特徴とする、微細溝加工方法。
により達成される。
本発明において、上記微細な溝はIll!0.1mm以
下であることができる。
また、本発明において、上記微細な溝がその隣接溝面間
のなす角度が直角以下の角度のエツジを有することがで
きる。
以下1図面に基づき本発明を説明する。
第1図(a)、(b)はそれぞれ本発明方法の一例を説
明するための概略正面図及び概略側面図である。
これらの図において、2は回転軸であり、その先端に総
形ダイヤモンドバイト4が固定保持されている。6は移
動ステージであり、該ステージ上には被加工部材8が固
定保持されている。上記回転軸2は矢印Aの向きに回転
し、その回転数はたとえば、1000〜5000rpm
であり、バイト4の刃先の回転直径はたとえば50〜1
50mmφである。また、上記移動ステージ6は矢印B
の方向に往復移動でき、そのBの向きの移動速度はたと
えば上記回転軸2の1回転に対し0.01〜0.05m
mである。また、上記移動ステージ6は矢印Cの方向に
往復移動することができる。
E記被加工部材8としては、たとえばプラスチック成形
用の型部材を例示することができる。ここでは、該成形
用型部材がインクジェット記録ヘッドの波路付プラスチ
ック天板を製造するためのものである例が示されている
。該型部材としては高硬度材料が要求されるため、たと
えば5US420に無電解メツキによりNi被膜を施し
たものを用いることができる。
第2図は上記ダイヤモンドバイト4の部分拡大図であり
、シャンクに対し単粒のダイヤモンドチップ4aを固着
してなるものである0図示される様に、該チップの形状
は幅aが形成すべき溝の所望の溝幅に対応する幅たとえ
ば0.01〜O1inmであり、また高さが所望の溝深
さよりも大きい高さたとえば0.05〜0.2mmであ
る。
m3図はL記加工方法により加工された上記被加工部材
8の溝形状を示す概略部分斜視図である。溝20の形成
に際しては、上記の様に回転軸2を矢印Aの向きに回転
させながら移動ステージ6を矢印Bの向きに移動させる
。そして、1本の1+W 20を形成し終ると、移動ス
テージ6を矢印Cの向きに所望距離移動させた後に同様
な加工を行なって隣接する溝を形成し、以下同様に順次
所望の数に到達するまで溝20奢形成する。該溝20は
11gW 、深さd及び長さ文である。
第4図(a)、(b)はそれぞれ本発明方法の一例を説
明するための概略側面図及びその部分概略正面図である
これらの図において、12は回転軸であり、その先端に
おいて周方向に均等に4分割された位欝に4つの被加工
部材14が固定保持されている。
16は基台であり、18は移動ステージであり、該移動
ステージには上記第1図のものと同様な総形ダイヤモン
ドバイト4が固定保持されている。
E配回転軸12は矢印りの向きに回転し、その回転数は
たとえば1000〜5000rpm−c’ある。該回転
軸の回転中心から被加工部材14の位置までの距離はた
とえば100〜200mmφである。また、上記移動ス
テージ18は基台16に対し矢印Eの方向に往復移動で
き、そのEの向きの移動速度はたとえば上記回転軸12
の1回転に対し0.1〜1gmである。また、上記移動
ステージ18は基台16に対し矢印Fの方向に往復移動
することができる。
溝の形成に際しては、上記の様に回転軸12を矢印りの
向きに回転させながら移動ステージ18を矢印Eの向き
に移動させる。そして、1本の溝を形成し終ると、移動
ステージ18を矢印Fの向きに所望距離移動させた後に
同様な加−[を行なってI!#接する溝を形成し、以下
同様に順次所望の数に到達するまで溝を形成する。かく
して、上記第3図の様な1420が形成される。尚1本
例において形成される溝は厳密には直線状ではないが、
線溝の長さが短かい場合には実質上は直線状の溝とみな
すことができる。
第5図(a)は上記の様な本発明方法で得られる型部材
を用いてプラスチックを成形して得られる流路付プラス
チック天板を用いて構成されるインクジェット記録ヘッ
ドの概略斜視図であり、第5図(b)はそのx−x概略
部分断面図である。
これらの図において、8′は上記型部材を用いてプラス
チックを成形して得られた天板であり、20’はそのイ
ンク流路である。22は基板であり、該基板表面と上記
天板8′の流路側の面とが接合されており、該接合によ
りインク吐出のためのオリフィス26が形成される。尚
、基板22の表面には上記各オリフィス26に対応して
インク吐出エネルギー(たとえば熱エネルギー)発生体
24が設けられている。
[実施例] 以下に、本発明の具体的実施例を示す。
χム豊」 上記第1v4に関し説明した方法により、第3図に示さ
れるインクジェット記録ヘッドの流路付プラスチック天
板成形用の型部材のit!120を形成した。その際、
回転軸2の回転数を300Orpmとし、移動ステージ
6の矢印Bの向きの移動速度は回転軸2の1回転に対し
0.03mmとした。
また、総形ダイヤモンドバイト4としては、先端部の輻
aが30終mであり長さbが501Lmでありニゲ角5
度及びスクイ角0度のものを用いた。
形成された溝20の形状は幅Wが30pm、深さdが4
0μm及び長さ文が0.4mmであった。
移動ステージ6をC方向に移動させて祿返し溝加工を行
ない、線溝を140本並列に形成した。その結果、全溝
について輻及び深さともに±lBmの精度に加工するこ
とができた。また、全ての溝の底部WA部には問題とな
る様なR形状が形成されておらず、14面の表面状態も
良好であった。
X凰菫ヱ 上記第4図に関し説明した方法により、第3図に示され
るインクジェット記録ヘッドの流路付プラスチック天板
成形用の型部材の溝20を形成した。その際、回転軸1
2の回転数を300Orpmとし、移動ステージ18の
矢印Eの向きの移動速度は回転軸12の1回転に対し0
.51Lmとした。また、総形ダイヤモンドバイト4は
1記実施例1と同様のものを用いた。
形成された溝20の形状は@Wが30gm、深さdが4
0JLm及び長さ見が0.4mmであった。移動ステー
ジ18をF方向に移動させて繰返し溝加工を行ない、線
溝を140本を列に形成した。その結果、全溝について
幅及び深さともに±lILmの精度に加工することがで
きた。また、全ての溝の底部隅部には問題となる様なR
形状が形成されておらず、溝面の表面状態も良好であっ
た。
上記実施例では形成される溝20の形状として、断面が
矩形状のものを例示したが、la形ダイヤモンドバイト
4の形状を変えることによって。
その他の形状の溝の形成が同様にtTr鋤である。この
様な溝の断面形状として、第6図(a)Cb)、(C)
、(d)に示される様なものを例示することができる。
これらの溝はいずれも@0.1mm以下のものである。
また、第6図(a)〜(C)の溝はいずれも隣接溝面間
のなす角度が直角以下の角度のエツジを有している。こ
れら第6図(a)〜(d)の溝は上記従来の加工法では
1−分な精度で安定して加工することができなかったが
1本発明によれば十分な精度で安定して良好な生産性に
て加工することができる。
「発明の効果] 以上の様に、本発明によれば、微細な溝を安定して精度
良好に加工することができ、また総形バイトを用いるの
で溝加工の生産性が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図(&)、(b)はそれぞれ本発明方法の一例を説
明するための概略正面図及び概略側面図である。 第2図はダイヤモンドバイトの部分拡大図である。 第3図は溝形状を示す概略部分斜視図である第4図(a
)、(b)はそれぞれ本発明方法の一例を説明するため
の概略側面図及びその部分概略正面図である。 第5図(a)はインクジェット記録ヘッドの概略斜視図
であり、第5図(b)はそのX−X@略陥部分断面図あ
る。 第6図(a)、(b)、(c)、(d)はいずれも溝の
断面形状を示す図である。 第7図及び第8図はいずれも溝の断面形状を示す図であ
る。 2.12:回転軸、 4:総形ダイヤモンドバイト、 8.18=移動ステージ、 8.14:被加工部材、 16:基台、 20:1111゜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)総形ダイヤモンドバイトを用いて切削加工を行な
    い、微細な溝を形成することを特徴とする、微細溝加工
    方法。
  2. (2)上記微細な溝が幅0.1mm以下である、請求項
    1に記載の微細溝加工方法。
  3. (3)上記微細な溝がその隣接溝面間のなす角度が直角
    以下の角度のエッジを有する、請求項1に記載の微細溝
    加工方法。
JP2400489A 1989-02-03 1989-02-03 微細溝加工方法 Pending JPH02205401A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05104370A (ja) * 1991-10-09 1993-04-27 Canon Inc 精密切削加工装置
JP2003094204A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Seibu Electric & Mach Co Ltd 複数のレンズ等のワークを同時切削加工するnc加工機

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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