JP2003093668A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
り確実に選択することができ、該動作パターンに基づい
て関連付けられた動作による演出を行うことができる遊
技機を提供することにある。 【解決手段】 主制御基板には、図柄制御基板、ランプ
制御基板及び音声制御基板(以下、「サブ基板」とい
う。)に対し、所定の制御を指示するための複数種類の
変動パターン1〜5が記憶保持されている。そして、サ
ブ基板には、変動パターン1〜5に対応する制御情報が
記憶保持されると共に、各制御情報には動作パターンを
振分ける。また、動作パターンは、サブ基板が変数値に
基づいて選択するように、該変数値と対応付ける。さら
に、各制御情報には定数を設定し、サブ基板は、主制御
基板からの指示を受けて、該指示内容(変動パターン)
に対応する制御情報に設定された定数に基づき変数値を
変更する。そして、サブ基板は、変更後の変数値に基づ
き、所望の動作パターンを選択し、制御を行う。
Description
ら指示された指示内容に基づいて所定の制御を行う複数
のサブ制御手段を備えた遊技機に関するものである。
機全体を制御するための各種指示を行うメイン制御手段
を備えている。また、パチンコ機は、メイン制御手段か
ら指示された指示内容に基づき遊技機を部分的に制御す
る各種のサブ制御手段を備えている。このようなサブ制
御手段としては、例えば、図柄制御手段、ランプ制御手
段、音声制御手段などが広く知られている。
から指示された指示内容に基づき、複数列(例えば、3
列)の図柄が表示可能な図柄表示手段で行われる図柄組
み合わせゲームを制御(図柄制御)するようになってい
る。また、ランプ制御手段は、メイン制御手段から指示
された指示内容に基づき、パチンコ機に配設された各種
発光体(電飾ランプなど)の点灯/非点灯を制御(ラン
プ制御)するようになっている。さらに、音声制御手段
は、メイン制御手段から指示された指示内容に基づき、
パチンコ機に配設された効果音を出力するための音声手
段(スピーカなど)を制御(音声制御)するようになっ
ている。
ゲームにおいて、遊技者に付与する遊技効果を高めるた
めに、様々な演出が行われている。例えば、リーチ状態
が形成された時には、図柄表示手段にキャラクタを登場
させて、該キャラクタの動作によって図柄を表示させる
などの演出が行われている。さらに、図柄表示手段に登
場したキャラクタの動作に併せて、電飾ランプなどによ
る発光装飾やスピーカから効果音を発するなどの演出も
同時に行われるようになっている。
の表示の内容に見合った発光装飾や効果音が出力される
ことが最も望ましい形態と考えられる。即ち、図柄組み
合わせゲームにおける演出では、例えば、図柄表示手段
の表示の内容が激しい動作である場合、当該動作に見合
うように激しく発光装飾や効果音が出力されることが望
ましい。
明する第1,第2の制御態様に基づき図柄組み合わせゲ
ームの演出が制御されている。まず、メイン制御手段に
は、図柄組み合わせゲームにおける演出の制御を指示す
るための複数種類の変動パターンが記憶保持されてい
る。また、メイン制御手段は、複数種類の変動パターン
のうち、何れかの変動パターンを選択し、該変動パター
ンに基づく制御を各サブ制御手段に対して指示するよう
になっている。
ブ制御手段(図柄制御手段、ランプ制御手段及び音声制
御手段)に、複数種類の変動パターンに対応する具体的
な制御情報(制御内容)が記憶保持されている。また、
この制御情報には、各変動パターンに対応する各サブ制
御手段の動作パターンが示されている。具体的には、図
7(a)〜(c)に示すように、メイン制御手段が記憶
保持している変動パターン1〜10に対して各サブ制御
手段の動作パターン(動作1〜10)が対応付けられて
いる。従って、メイン制御手段が各サブ制御手段に対し
て、例えば、変動パターン3に基づく制御を指示する
と、各サブ制御手段では、変動パターン3に対応する動
作パターンである動作3(図柄、ランプ、音声)を選択
し、当該動作3に基づき夫々制御を行うようになってい
る。
手段では、メイン制御手段が指示した変動パターンに対
応する動作を選択するため、図柄表示手段の表示の内容
に見合った発光装飾や効果音を出力することができると
考えられる。しかしながら、第1の制御態様では、各サ
ブ制御手段の動作を各々変動パターンと対応付ける必要
があった。即ち、各サブ制御手段の動作が10種類であ
れば、10種類の変動パターンが必要であった。そのた
め、演出の内容が多様化し、各サブ制御手段が複数種類
の動作に基づき制御を行う場合には、メイン制御手段で
記憶保持しなければならない変動パターンの数が増加す
ることになる。その結果、メイン制御手段では、多数の
変動パターンに基づいて各サブ制御手段に夫々制御を指
示する必要があり、演出を行うための制御が複雑化し、
メイン制御手段の負荷が増加する要因となっていた。
示すように、図柄制御手段において、メイン制御手段で
記憶保持する変動パターン1〜5に対応する制御情報
に、単数又は複数の動作パターンが振分けられている。
具体的には、例えば、変動パターン3に対応する制御情
報として動作3、動作4、動作5の3種類の動作パター
ンが振分けられている。また、各動作には、乱数の値
(「0(零)〜10」)が所定の割合で振分けられてい
る。従って、メイン制御手段から、例えば、変動パター
ン3に基づく制御が指示されると、図柄制御手段は、乱
数を抽出し、その抽出値に対応する動作パターンを変動
パターン3の制御情報の中から選択するようになってい
る。具体的には、乱数の値として「1」が抽出された場
合、図柄制御手段では、変動パターン3に対する制御情
報の中から動作3(図柄)を選択し、当該動作3(図
柄)に基づき図柄制御を行うようになっている。
は、図8(a),(b)に示すように、メイン制御手段
で記憶保持されている変動パターン1〜5に対応する制
御情報毎に一義的に決定された動作(ランプ、音声)が
振分けられている。つまり、ランプ制御手段及び音声制
御手段では、メイン制御手段に記憶保持された変動パタ
ーン1〜5に対応して、夫々に単数の動作が振分けられ
ている。従って、ランプ制御手段及び音声制御手段は、
メイン制御手段からの指示を受けて、該変動パターンに
対応する動作を選択し制御を行うようになっている。
中に複数の動作パターンが振分けられているため、図柄
制御手段が動作1(図柄)〜動作10(図柄)に基づき
制御を行う場合でも、第1の制御態様に比してメイン制
御手段が記憶保持する変動パターンの数を削減(10種
類→5種類)することができる。しかしながら、第2の
制御態様では、図柄表示手段の表示の内容として10種
類の動作に基づくバラエティに富んだ演出が実現できる
ものの、発光装飾や効果音は5種類の動作(動作1(ラ
ンプ,音声)〜動作5(ランプ,音声))しかなく図柄
表示手段の表示の内容が異なるにも拘わらず同様な演出
が行われることになる。即ち、第2の制御態様は、演出
の内容が多様化した場合には不向きな制御態様であっ
た。
の制御態様は、図柄表示手段の表示の内容に見合った発
光装飾や効果音が出力される演出を行うための制御態様
として好適に利用することができなかった。
様における前述した問題を解決するために次に説明する
第3の制御態様が考えられる。この第3の制御態様で
は、各サブ制御手段において、メイン制御手段が記憶保
持する複数種類の変動パターン(図9では5種類)に対
応する具体的な制御情報(制御内容)が記憶保持されて
いる。そして、該制御情報には、単数又は複数の動作パ
ターンが振分けられており、メイン制御手段が続けて同
種の変動パターンに基づく制御を指示した場合であって
も、異なる動作(又は演出)が実行できるようになって
いる。また、各サブ制御手段に振分けられた動作パター
ンは、同種の変動パターンに対応する制御情報におい
て、互いに関連付けがなされている。具体的には、図9
に示すように、各サブ制御手段では、例えば、変動パタ
ーン3に対応する制御情報には、動作3、動作4、動作
5の3種類の動作パターンが振分けられている。また、
これらの各動作3〜5は、例えば、動作3であれば、図
柄制御用の動作3(図柄)が図柄制御手段に、ランプ制
御用の動作3(ランプ)がランプ制御手段に、音声制御
用の動作3(音声)が音声制御手段に夫々振分けられて
いる。そして、前記各動作パターンには、乱数の値
(「0(零)〜10」)が所定の割合で振分けられてい
る。
3に基づく制御が各サブ制御手段に指示されると、各サ
ブ制御手段は、乱数を抽出し、その抽出値に対応する動
作パターンを変動パターン3の制御情報の中から選択す
るようになっている。具体的には、乱数の値として
「1」が抽出された場合、各サブ制御手段では、変動パ
ターン3の制御情報の中から動作3を選択し、当該動作
3に基づいて夫々制御を行うようになっている。そのた
め、図柄表示手段では、動作3(図柄)に対応する動作
パターンによって図柄が動作する。また、ランプ制御手
段では動作3(ランプ)に対応する動作パターンによっ
て電飾ランプが発光装飾されると共に、音声制御手段で
は動作3(音声)に対応する動作パターンによってスピ
ーカから効果音が出力される。従って、この第3の制御
態様によれば、演出のスタイルとして最も望ましい形
態、即ち、図柄表示手段の表示の内容に見合った発光装
飾や効果音が出力される演出を行うことができると考え
られる。
3の制御態様によって図柄表示手段の表示の内容に見合
った発光装飾や効果音が出力される演出を行うために
は、各サブ制御手段が、指示内容(変動パターン)に対
応する制御情報から関連付けがなされた動作パターンを
選択することが前提となっている。そのため、各サブ制
御手段において、乱数の値を同一の周期でカウントし、
同一の乱数の値を抽出すれば、理論上、各サブ制御手段
は、関連付けがなされた動作パターンを夫々選択するこ
とができる。
からの指示のタイミングのズレや各サブ制御手段におけ
るCPUの精度的な誤差などが要因となって、各サブ制
御手段では、同一の周期で乱数の値をカウントし、さら
に、同一の乱数の値を抽出することが困難であった。即
ち、各サブ制御手段を同期させて制御することが困難で
あった。そのため、各サブ制御手段に、例えば、変動パ
ターン3に基づく制御が指示されたとしても、図柄制御
手段では動作パターンとして動作3を、音声制御手段で
は動作パターンとして動作4を、ランプ制御手段では動
作パターンとして動作5を選択してしまう可能性があっ
た。従って、このような場合には、図柄表示手段の表示
の内容が激しい動作であるにも拘わらず効果音や発光装
飾が行われなかったり、淡々とした動作であるにも拘わ
らず激しく効果音や発光装飾が行われたりするなど、図
柄表示手段の表示の内容に対して発光装飾や効果音の出
力が一致しない演出となる可能性があった。
する問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、各サブ制御手段が関連する動作パターンをより確実
に選択することができ、該動作パターンに基づいて関連
付けられた動作による演出を行うことができる遊技機を
提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、メイン制御手段から指
示された指示内容に基づいて所定の制御を行う複数のサ
ブ制御手段を備え、前記メイン制御手段が前記複数のサ
ブ制御手段のうち図柄制御手段に対して制御を指示し、
該指示を受けた前記図柄制御手段から他のサブ制御手段
に対して制御の指示が行われる遊技機において、前記各
サブ制御手段には、前記指示内容に対応して複数の制御
情報が記憶されており、当該各制御情報には単数又は複
数種類の動作パターンが振分けられていると共に、同一
の指示内容に対応する前記各サブ制御手段の制御情報に
振分けられた動作パターンにおいては、前記各サブ制御
手段によって関連する動作パターンが夫々選択されるよ
うに関連付けがなされており、前記各サブ制御手段は互
いが同数となるように所定の条件下で変更される変数値
を有し、前記図柄制御手段は前記メイン制御手段からの
制御の指示を受ける一方で前記他のサブ制御手段は該図
柄制御手段からの制御の指示を受けて、前記各サブ制御
手段が該指示内容に対応する制御情報から前記変数値に
基づき互いに関連する前記動作パターンを選択し制御を
行うように構成したことを要旨とする。
の遊技機において、前記各サブ制御手段は、前記制御情
報毎に予め設定された定数を前記変数値に対して加算又
は減算することにより前記変数値を変更するように構成
されたことを要旨とする。
の遊技機において、前記各サブ制御手段は、前記動作パ
ターンの選択時又は選択した動作パターンによる制御終
了時の何れかのタイミングで前記定数に基づき前記変数
値を変更するように構成されたことを要旨とする。
項3のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記
各サブ制御手段の変数値は、遊技機の電源投入時に所定
の数値が設定されるようになっており、前記各サブ制御
手段の変数値が一致した状態で遊技が開始されるように
構成されたことを要旨とする。
から指示された指示内容に基づいて所定の制御を行う複
数のサブ制御手段を備え、前記メイン制御手段が前記複
数のサブ制御手段のうち図柄制御手段に対して制御を指
示し、該指示を受けた前記図柄制御手段から他のサブ制
御手段に対して制御の指示が行われる遊技機において、
前記図柄制御手段には、前記指示内容に対応して複数の
制御情報が記憶されており、当該各制御情報には単数又
は複数種類の動作パターンが振分けられていると共に、
前記図柄制御手段は所定の条件下で変更される変数値を
有し、前記メイン制御手段からの制御の指示を受けて、
該指示内容に対応する制御情報から前記変数値に基づき
前記動作パターンを選択して制御を行う一方で、当該動
作パターンに基づく制御を前記他のサブ制御手段に対し
て指示し、前記他のサブ制御手段にあっては、前記図柄
制御手段の前記各制御情報に振分けられた前記各動作パ
ターンに対応する複数の動作パターンが記憶されてお
り、前記図柄制御手段からの制御の指示を受けて、所望
の動作パターンを選択し制御を行うように構成したこと
を要旨とする。
をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ
機」という。)に具体化した第1の一実施形態を図1〜
図4に基づき説明する。
れており、パチンコ機10において機体の外郭をなす外
枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセッ
トする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付
けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に
配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を
備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可
能に組み付け整合されている。そして、前枠14の周囲
前面側には、パチンコ機10の各種遊技状態(図柄変
動、大当り状態、リーチ状態など)に応じて点灯(点
滅)・消灯などの発光装飾を行う電飾ランプ16が設け
られている。さらに、上球皿15の両側方には、前記遊
技状態に応じて各種音声(効果音など)を出力するため
のスピーカ17が機裏側に配置されるように設けられて
いる。そして、中枠12の下部には、下球皿18、打球
発射装置19などが装着されている。
は、図柄を可変させて図柄組み合わせゲームを行う図柄
表示装置20が配設されている。そして、図柄表示装置
20には、液晶画面からなる可視表示部Hが設けられて
おり、当該可視表示部Hには、複数列(例えば、3列)
の図柄が各列毎に表示されるようになっている。なお、
「表示」とは、可視表示部Hにおいて遊技者が図柄を識
別できる状態で前記図柄が停止していることであり、
「停止」には、所謂、ゆれ変動と言われる一旦停止状態
と完全に停止した確定停止状態の何れの状態も含まれて
いる。
れた各列の図柄の組み合わせの態様から大当り状態、リ
ーチ状態、又は、はずれ状態の何れかの状態を認識する
ことができる。例えば、可視表示部Hに表示された全列
の図柄が同一の図柄である場合には、その組み合わせの
態様から大当り状態を認識することができる。また、特
定列(例えば、2列)の図柄が同一の図柄である場合に
は、その組み合わせの態様からリーチ状態を認識するこ
とができる。さらに、可視表示部Hに表示された全列の
図柄が全て異なる場合又は1列の図柄がリーチ状態を構
成する図柄とは異なった図柄で表示された場合(所謂、
はずれリーチ)には、その組み合わせの態様からはずれ
状態を認識することができる。
は、図柄表示装置20の下方に図示しないソレノイドに
より開閉動作を行う始動入賞口21が配置されている。
さらに、始動入賞口21の下方には、図示しないソレノ
イドにより開閉動作を行う大入賞口22が配置されてい
る。従って、打球発射装置19の操作により遊技盤13
の遊技領域に打球された遊技球が始動入賞口21へ入賞
するか又は始動保留球数の記憶値に基づき、図柄表示装
置20では図柄組み合わせゲームが行われるようになっ
ている。
柄の変動中に始動入賞口21に入賞した遊技球の数を所
定の上限値(一般的には4)の範囲内で記憶した値であ
る。そして、前記記憶値が0(零)の場合には始動入賞
口21への遊技球の入賞によって図柄組み合わせゲーム
が行われると共に、前記記憶値が0(零)以外の場合に
は当該記憶値に基づき図柄組み合わせゲームが行われ
る。なお、前記記憶値は、始動入賞口21への遊技球の
入賞により+1され、図柄組み合わせゲームの開始によ
り−1される。
が示されており、中枠12の裏側には、各種球通路及び
処理部を備えた機構セット盤23が着脱自在にセットさ
れている。また、機構セット盤23には、遊技盤13の
裏側と対応する位置に保護カバー24が開閉可能にセッ
トされている。そして、保護カバー24の下方、即ち、
機構セット盤23の下部外側には、パチンコ機10全体
を制御するための各種指示を行うメイン制御手段として
の主制御基板(以下、「主基板」と言う。)25が装着
されている。
わせゲームを行うために図柄表示装置20に対し図柄制
御を実行する図柄制御手段としての図柄制御基板(以
下、「図柄基板」と言う。)26が装着されている。ま
た、保護カバー24内には、中枠12の前面側に設けら
れた電飾ランプ16の点灯(点滅)・消灯を制御(ラン
プ制御)するランプ制御手段としてのランプ制御基板
(以下、「ランプ基板」と言う。)27が装着されてい
る。また、主基板25の右方領域下方には、スピーカ1
7からの音声出力を制御(音声制御)するための音声制
御手段としての音声制御基板(以下、「音声基板」と言
う。)28が装着されている。
10において、主基板25は、図柄基板26、ランプ基
板27及び音声基板28に対し、所定の制御(図柄制
御、ランプ制御、音声制御)を指示するようになってい
る。従って、前記各基板26〜28は、主基板25から
指示された指示内容に基づいてパチンコ機10を部分的
(専門的)に制御するサブ制御手段とされている。即
ち、前記各基板26〜28は、図柄基板26であれば図
柄表示装置20、ランプ基板27であれば電飾ランプ1
6、音声基板28であればスピーカ17というように制
御対象が各別に定められており、該制御対象に対して専
門的に制御を行うようになっている。このように、パチ
ンコ機10を全体的に制御する主基板25に対して、パ
チンコ機10を部分的に制御する各基板26〜28を備
えることにより、主基板25の負担を軽減することがで
きる。
基板27及び音声基板28の具体的な構成及び接続態様
を図3に基づき詳細に説明する。最初に、主基板25に
ついて説明すると、主基板25はパチンコ機10全体を
制御するメインCPU25aを備えており、該メインC
PU25aにはROM25b及びRAM25cが接続さ
れている。そして、ROM25bには、パチンコ機10
を制御するための遊技制御プログラムが記憶保持されて
いる。また、ROM25bには、大当り判定用乱数(0
〜630)、大当り図柄乱数(0〜9)、左はずれ図柄
乱数(0〜9)、右はずれ図柄乱数(0〜9)、中はず
れ図柄乱数(0〜9)が記憶保持されている。さらに、
ROM25bには、リーチ判定用乱数(0〜59)、変
動パターン振分け乱数(0〜49)などの各種乱数など
が記憶保持されている。また、RAM25cには、パチ
ンコ機10の稼動中に適宜書き換えられる各種情報など
が記憶保持される。
の変動が開始してから、所定の図柄で確定停止するまで
の間において、変動パターン毎に予め定められた変動時
間内における各列の図柄の動作パターンを示したもので
ある。即ち、変動パターンは、図柄表示装置20で行わ
れる演出に相当するものであって、例えば、リーチ状態
となった時に特定の図柄をコマ送り、高速送り又は図柄
以外のキャラクタを動作させるなど各列の図柄の動作パ
ターンが示されている。
25bに予め記憶された複数種類の変動パターンのう
ち、何れの変動パターンを用いて各列の図柄を変動させ
るかを決定するための乱数である。そして、前記変動パ
ターンは、大当り状態用、リーチ状態用(はずれリーチ
用)、はずれ状態用など複数の状態毎に区分けしてテー
ブル化されており、該テーブル毎に変動パターン振分け
乱数の数値が振分けられている。従って、メインCPU
25aは、例えば、大当り判定用乱数の抽出によって大
当り状態が決定された場合、抽出した変動パターン振分
け乱数の数値に対応する変動パターンを大当り状態用の
変動パターン振分けテーブルから選択する。
表1に示すように、5種類の変動パターン1〜5が用意
されており、該変動パターン1〜5が前述した各状態毎
に区分けされた変動パターン振分けテーブルに振分けら
れている。
してから所定の図柄で確定的に表示されるまでの変動時
間T1〜T5が予め定められている。具体的には、変動
パターン1に対応してT1(例えば、5520ms)、
変動パターン2に対応してT2(例えば、9360m
s)、変動パターン3に対応してT3(例えば、160
80ms)の時間が定められている。また、変動パター
ン4に対応してT4(例えば、29040ms)、変動
パターン5に対応してT5(例えば、40040ms)
の時間が定められている。
口21への遊技球の入賞に伴い、前述した遊技制御プロ
グラムに基づいて各基板26〜28に対して各種制御を
指示するための指示内容を決定する。このとき、メイン
CPU25aは、前記指示内容の一つとして、変動パタ
ーン振分け乱数の抽出値に応じて変動パターン1〜5の
中から何れかの変動パターンを選択する。そして、メイ
ンCPU25aは、選択した変動パターンに基づく制御
を指示するために、該変動パターンを指示内容とする変
動パターン指定コマンド(又は、変動開始コマンド)を
制御信号として図柄基板26に対し直接的に出力する。
また、メインCPU25aは、ランプ基板27及び音声
基板28に対し、前記変動パターン指定コマンドを図柄
基板26を通じて間接的に出力する。そして、メインC
PU25aからの指示を受けた前記各基板26〜28
は、該指示内容である変動パターンに基づき夫々制御を
実行する。
(変動パターン)に基づいて図柄表示装置20の図柄制
御を実行する図柄基板26の具体的な構成について図3
に基づき説明する。
パターン指定コマンドを直接的に入力することができる
形態で主基板25に対し接続されている。そして、図柄
基板26は、主基板25から入力した変動パターン指定
コマンドに対応する変動パターンに基づき図柄制御を実
行するための図柄制御情報(制御情報)を演算処理する
サブCPU26aを備えている。なお、図柄制御情報と
は、サブCPU26aが実行する図柄制御の具体的な処
理内容であって、当該図柄制御情報には、各列の図柄の
動作パターンが示されている。また、サブCPU26a
には、ROM26bが接続されている。そして、ROM
26bには、図柄制御情報の演算処理を行うための制御
プログラムや、主基板25に記憶保持された変動パター
ン1〜5に対応する複数(本実施形態では5種類)の図
柄制御情報が記憶保持されている。また、サブCPU2
6aにはRAM26cが接続されており、当該RAM2
6cには、パチンコ機10の稼動中に適宜書き換えられ
る各種情報などが記憶保持される。
から変動パターン指定コマンドを入力すると、当該コマ
ンドに対応する変動パターン(指示内容)に基づき図柄
制御情報を演算処理し、各列の図柄の動作パターンを決
定する。そして、サブCPU26aは、演算処理した図
柄制御情報(各列の図柄の動作パターン)を所定の信号
として、図柄表示装置20(可視表示部H)に対し出力
することにより図柄制御を実行する。
(変動パターン)に基づいて電飾ランプ16のランプ制
御を実行するランプ基板27の具体的な構成について図
3に基づき説明する。
した変動パターン指定コマンドを入力した図柄基板26
を通じて該コマンドに基づく制御の指示を入力すること
ができる形態で図柄基板26に対し接続されている。即
ち、図柄基板26のサブCPU26aは、主基板25か
らの指示を受けて、当該指示内容に基づく制御をランプ
基板27に対し指示するようになっている。そして、ラ
ンプ基板27は、図柄基板26からの指示を受けて、ラ
ンプ制御を実行するためのランプ制御情報(制御情報)
を演算処理するサブCPU27aを備えている。なお、
ランプ制御情報とは、サブCPU27aが実行するラン
プ制御の具体的な処理内容であって、当該ランプ制御情
報には、発光装飾用の動作パターン(例えば、所定時間
だけ点灯させるなど)が示されている。また、サブCP
U27aには、ROM27bが接続されている。そし
て、ROM27bには、ランプ制御情報の演算処理を行
うための制御プログラムや、主基板25に記憶保持され
た変動パターン1〜5に対応する複数(本実施形態では
5種類)のランプ制御情報が記憶保持されている。ま
た、サブCPU27aにはRAM27cが接続されてお
り、当該RAM27cには、パチンコ機10の稼動中に
適宜書き換えられる各種情報などが記憶保持される。
6からの指示(変動パターン指定コマンドに相当する指
示)を入力すると、当該指示内容に対応する変動パター
ンに基づきランプ制御情報を演算処理し、発光装飾用の
動作パターンを決定する。そして、サブCPU27a
は、演算処理したランプ制御情報(発光装飾用の動作パ
ターン)を所定の信号として、電飾ランプ16に対し出
力することによりランプ制御を実行する。
(変動パターン)に基づいてスピーカ17の音声制御を
実行する音声基板28の具体的な構成について図3に基
づき説明する。
た変動パターン指定コマンドを入力した図柄基板26を
通じて該コマンドに基づく制御の指示を入力することが
できる形態で図柄基板26に対し接続されている。即
ち、図柄基板26のサブCPU26aは、主基板25か
らの指示を受けて、当該指示内容に基づく制御を音声基
板28に対し指示するようになっている。そして、音声
基板28は、図柄基板26からの指示を受けて、音声制
御を実行するための音声制御情報(制御情報)を演算処
理するサブCPU28aを備えている。なお、音声制御
情報とは、サブCPU28aが実行する音声制御の具体
的な処理内容であって、当該音声制御情報には、音声用
の動作パターン(例えば、所定時間だけ所定の効果音を
発するなど)が示されている。また、サブCPU28a
には、ROM28bが接続されている。そして、ROM
28bには、音声制御情報の演算処理を行うための制御
プログラムや、主基板25に記憶保持された変動パター
ン1〜5に対応する複数(本実施形態では5種類)の音
声制御情報が記憶保持されている。また、サブCPU2
8aにはRAM28cが接続されており、当該RAM2
8cには、パチンコ機10の稼動中に適宜書き換えられ
る各種情報などが記憶保持される。
6からの指示(変動パターン指定コマンドに相当する指
示)を入力すると、当該指示内容に対応する変動パター
ンに基づき音声制御情報を演算処理し、音声用の動作パ
ターンを決定する。そして、サブCPU28aは、演算
処理した音声制御情報(音声用の動作パターン)を所定
の信号として、スピーカ17に対し出力することにより
音声制御を実行する。
変動パターン1〜5に対応する各種制御情報(図柄、ラ
ンプ、音声)について図4に基づきさらに詳細に説明す
る。まず、各基板26〜28の各制御情報には、単数又
は複数種類の動作パターンが振分けられている。また、
同一の変動パターンに対する各基板26〜28の各制御
情報に振分けられた動作パターンにおいては、前記各基
板26〜28(各サブCPU26a〜28a)によって
関連する動作パターンが夫々選択されるように関連付け
がなされている。なお、「関連する動作パターン」と
は、図柄組み合わせゲームの演出において、図柄表示装
置20の表示の内容に見合った発光装飾や効果音を出力
するために、表示の内容、発光装飾及び効果音を関連付
けたものである。また、図4(a)〜(c)において
は、各基板26〜28の各制御情報に振分けられた動作
パターンを「動作n(nは1〜10の数字)」と示して
いる。そして、同一の数字が付された動作は関連する動
作であって、例えば、動作1(図柄)、動作1(ラン
プ)及び動作1(音声)は、関連付けられた動作パター
ンである。即ち、動作1(図柄)によって可視表示部H
の表示の内容が制御される際に、動作1(ランプ)及び
動作1(音声)に基づいて発光装飾や効果音が制御され
ることにより、図柄表示装置20の表示の内容に見合っ
た発光装飾や効果音の出力がなされる演出を行うことが
できる。
6bに記憶保持された変動パターン1〜5に対応する図
柄制御情報に振分けられた図柄制御用の動作が示されて
いる。そして、変動パターン1に対応する図柄制御情報
には各列の図柄の動作パターンとして動作1(図柄)
が、変動パターン2に対応する図柄制御情報には各列の
図柄の動作パターンとして動作2(図柄)が夫々振分け
られている。また、変動パターン3に対応する図柄制御
情報には各列の図柄の動作パターンとして動作3(図
柄)、動作4(図柄)、動作5(図柄)が振分けられて
いる。また、変動パターン4に対応する図柄制御情報に
は各列の図柄の動作パターンとして動作6(図柄)、動
作7(図柄)が振分けられている。さらに、変動パター
ン5に対応する図柄制御情報には各列の図柄の動作パタ
ーンとして動作8(図柄)、動作9(図柄)、動作10
(図柄)が振分けられている。
は、所定の条件下で変更される変数値が記憶保持されて
おり、該変数値は、0(零)〜10の範囲内で変更され
るようになっている。即ち、変数値は、下限値を0
(零)、上限値を10とし、その範囲に属する0
(零),1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の
自然数となるように変更される。なお、本明細書におい
ては、0(零)を含めて自然数としている。
1(図柄)〜動作10(図柄)には、前述した11種類
の自然数が対応付けられている。より詳しくは、変動パ
ターン1,2に対応する図柄制御情報に振り分けられた
動作1(図柄)及び動作2(図柄)には、0(零)〜1
0が対応付けられている。また、変動パターン3に対応
する図柄制御情報に振分けられた動作3(図柄)には0
(零)〜2が、動作4(図柄)には3〜7が、動作5
(図柄)には8〜10が対応付けられている。また、変
動パターン4に対応する図柄制御情報に振分けられた動
作6(図柄)には0(零)〜4が、動作7(図柄)には
5〜10が対応付けられている。また、変動パターン5
に対応する図柄制御情報に振分けられた動作8(図柄)
には0(零)〜3が、動作9(図柄)には4〜7が、動
作10(図柄)には8〜10が対応付けられている。
cに記憶保持される変数値を変更するための定数が予め
設定されている。より詳しくは、変動パターン1に対応
する図柄制御情報には定数「1」が、変動パターン2に
対応する図柄制御情報には定数「2」が、変動パターン
3に対応する図柄制御情報には定数「3」が設定されて
いる。また、変動パターン4に対応する図柄制御情報に
は定数「2」が、変動パターン5に対応する図柄制御情
報には定数「1」が設定されている。
a)は、主基板25から変動パターン指定コマンドを受
け取り、所望の動作パターンを選択する際(所定の条件
下)に、該変動パターンに対応する図柄制御情報に設定
された定数を変数値に加算するようになっている。従っ
て、RAM26cに記憶保持される変数値は、各図柄制
御情報に設定された定数を加算演算することにより変更
される。
サブCPU26aは、変動パターン3を指示する変動パ
ターン指定コマンドを入力すると、該変動パターン3に
対応する図柄制御情報に設定された定数「3」を変数値
に加算し、変数値を「0(零)」→「3」に変更する。
この状態においてサブCPU26aは、変動パターン3
に対応する図柄制御情報に振分けられた動作3(図柄)
〜動作5(図柄)のうち、変数値「3」が対応付けられ
た動作4(図柄)を選択し、当該動作4(図柄)に基づ
き図柄制御を実行する。
された後、当該上限値を越えた場合には、再び、下限値
0(零)からカウンタされるようになっている。従っ
て、変数値が「9」の場合に、サブCPU26aは、変
動パターン2を指示する変動パターン指定コマンドを入
力すると、該変動パターン2に対応する図柄制御情報に
設定された定数「2」を変数値に加算し、変数値を
「9」→「0(零)」に変更する。
ROM27bに記憶保持された変動パターン1〜5に対
応するランプ制御情報に振分けられたランプ制御用の動
作が示されている。そして、変動パターン1に対応する
ランプ制御情報には発光装飾用の動作パターンとして動
作1(ランプ)が、変動パターン2に対応するランプ制
御情報には発光装飾用の動作パターンとして動作2(ラ
ンプ)が夫々振分けられている。また、変動パターン3
に対応するランプ制御情報には発光装飾用の動作パター
ンとして動作3(ランプ)、動作4(ランプ)、動作5
(ランプ)が振分けられている。また、変動パターン4
に対応するランプ制御情報には発光装飾用の動作パター
ンとして動作6(ランプ)、動作7(ランプ)が振分け
られている。さらに、変動パターン5に対応するランプ
制御情報には発光装飾用の動作パターンとして動作8
(ランプ)、動作9(ランプ)、動作10(ランプ)が
振分けられている。
cには、図柄基板26と同様に、所定の条件下で変更さ
れる変数値が記憶保持されており、該変数値は、0
(零)〜10の範囲内で変更されるようになっている。
作1(ランプ)〜動作10(ランプ)には、変数値とな
る前述した11種類の自然数が対応付けられている。よ
り詳しくは、変動パターン1,2に対応するランプ制御
情報に振り分けられた動作1(ランプ)及び動作2(ラ
ンプ)には、0(零)〜10が対応付けられている。ま
た、変動パターン3に対応するランプ制御情報に振分け
られた動作3(ランプ)には0(零)〜2が、動作4
(ランプ)には3〜7が、動作5(ランプ)には8〜1
0が夫々対応付けられている。また、変動パターン4に
対応するランプ制御情報に振分けられた動作6(ラン
プ)には0(零)〜4が、動作7(ランプ)には5〜1
0が対応付けられている。また、変動パターン5に対応
するランプ制御情報に振分けられた動作8(ランプ)に
は0(零)〜3が、動作9(ランプ)には4〜7が、動
作10(ランプ)には8〜10が対応付けられている。
7cに記憶保持される変数値を変更するための定数が予
め設定されている。より詳しくは、変動パターン1に対
応するランプ制御情報には定数「1」が、変動パターン
2に対応するランプ制御情報には定数「2」が、変動パ
ターン3に対応するランプ制御情報には定数「3」が設
定されている。また、変動パターン4に対応するランプ
制御情報には定数「2」が、変動パターン5に対応する
ランプ制御情報には定数「1」が設定されている。
a)は、図柄基板26からの制御の指示(変動パターン
指定コマンドに相当する指示)を受けて、所望の動作パ
ターンを選択する際(所定の条件下)に、該変動パター
ンに対応するランプ制御情報に設定された定数を変数値
に加算するようになっている。従って、RAM27cに
記憶保持される変数値は、各ランプ制御情報に設定され
た定数を加算演算することにより変更される。
サブCPU27aは、変動パターン3に基づく制御の指
示を入力すると、該変動パターン3に対応するランプ制
御情報に設定された定数「3」を変数値に加算し、変数
値を「0(零)」→「3」に変更する。この状態におい
てサブCPU27aは、変動パターン3に対応するラン
プ制御情報に振分けられた動作3(ランプ)〜動作5
(ランプ)のうち、変数値「3」が対応付けられた動作
4(ランプ)を選択し、当該動作4(ランプ)に基づき
ランプ制御を実行する。
された後、当該上限値を越えた場合には、再び、下限値
0(零)からカウンタされるようになっている。従っ
て、変数値が「9」の場合に、サブCPU27aは、変
動パターン2に基づく制御の指示を入力すると、該変動
パターン2に対応するランプ制御情報に設定された定数
「2」を変数値に加算し、変数値を「9」→「0
(零)」に変更する。
OM28bに記憶保持された変動パターン1〜5に対応
する音声制御情報に振分けられた音声制御用の動作が示
されている。そして、変動パターン1に対応する音声制
御情報には音声用の動作パターンとして動作1(音声)
が、変動パターン2に対応する音声制御情報には音声用
の動作パターンとして動作2(音声)が夫々振分けられ
ている。また、変動パターン3に対応する音声制御情報
には音声用の動作パターンとして動作3(音声)、動作
4(音声)、動作5(音声)が振分けられている。ま
た、変動パターン4に対応する音声制御情報には音声用
の動作パターンとして動作6(音声)、動作7(音声)
が振分けられている。さらに、変動パターン5に対応す
る音声制御情報には音声用の動作パターンとして動作8
(音声)、動作9(音声)、動作10(音声)が振分け
られている。
には、図柄基板26(及びランプ基板27)と同様に、
所定の条件下で変更される変数値が記憶保持されてお
り、該変数値は、0(零)〜10の範囲内で変更される
ようになっている。
1(音声)〜動作10(音声)には、変数値となる前述
した11種類の自然数が対応付けられている。より詳し
くは、変動パターン1,2に対応する音声制御情報に振
り分けられた動作1(音声)及び動作2(音声)には、
0(零)〜10が対応付けられている。また、変動パタ
ーン3に対応する音声制御情報に振分けられた動作3
(音声)には0(零)〜2が、動作4(音声)には3〜
7が、動作5(音声)には8〜10が夫々対応付けられ
ている。また、変動パターン4に対応する音声制御情報
に振分けられた動作6(音声)には0(零)〜4が、動
作7(音声)には5〜10が対応付けられている。ま
た、変動パターン5に対応する音声制御情報に振分けら
れた動作8(音声)には0(零)〜3が、動作9(音
声)には4〜7が、動作10(音声)には8〜10が対
応付けられている。
cに記憶保持される変数値を変更するための定数が予め
設定されている。より詳しくは、変動パターン1に対応
する音声制御情報には定数「1」が、変動パターン2に
対応する音声制御情報には定数「2」が、変動パターン
3に対応する音声制御情報には定数「3」が設定されて
いる。また、変動パターン4に対応する音声制御情報に
は定数「2」が、変動パターン5に対応する音声制御情
報には定数「1」が設定されている。
a)は、図柄基板26からの制御の指示(変動パターン
指定コマンドに相当する指示)を受けて、所望の動作パ
ターンを選択する際(所定の条件下)に、該変動パター
ンに対応する音声制御情報に設定された定数を変数値に
加算するようになっている。従って、RAM28cに記
憶保持される変数値は、各音声制御情報に設定された定
数を加算演算することにより変更される。
サブCPU28aは、変動パターン3に基づく制御の指
示を入力すると、該変動パターン3に対応する音声制御
情報に設定された定数「3」を変数値に加算し、変数値
を「0(零)」→「3」に変更する。この状態において
サブCPU28aは、変動パターン3に対応する音声制
御情報に振分けられた動作3(音声)〜動作5(音声)
のうち、変数値「3」が対応付けられた動作4(音声)
を選択し、当該動作4(音声)に基づき音声制御を実行
する。
された後、当該上限値を越えた場合には、再び、下限値
0(零)からカウンタされるようになっている。従っ
て、変数値が「9」の場合に、サブCPU28aは、変
動パターン2に基づく制御の指示を入力すると、該変動
パターン2に対応する音声制御情報に設定された定数
「2」を変数値に加算し、変数値を「9」→「0
(零)」に変更する。
〜28aに記憶保持された変数値には、パチンコ機10
の電源投入時に所定の数値(「0(零)」)が設定され
るようになっている。そのため、各基板26〜28の変
数値は、何れも0(零)で一致した状態で遊技が開始さ
れる。その後、図柄基板26のサブCPU26aは、主
基板25からの変動パターン指定コマンドを受けて制御
を実行すると共に、該コマンドを入力する毎に変数値を
変更する。また、ランプ基板27のサブCPU27a及
び音声基板28のサブCPU28aは、図柄基板26か
らの制御の指示を受けて制御を実行すると共に、該指示
を入力する毎に変数値を変更する。そのため、各基板2
6〜28のうち何れかにおいて、制御の指示の受信ミス
が生じ、各基板26〜28の変数値にズレが生じた場合
であっても、電源投入により各基板26〜28の変数値
を0(零)に一致させることができる。従って、電源投
入後、遊技が開始される際には、各基板26〜28の変
数値のズレが解消され、図柄表示装置20の表示の内容
に見合った発光装飾や効果音の出力がなされる演出をよ
り確実に行うことができる。
て変動パターン指定コマンドを出力し、当該コマンドを
受けた図柄基板26は、ランプ基板27及び音声基板2
8に対し、該コマンドに基づく制御を指示するようにな
っている。そして、各基板26〜28の各制御情報に設
定された定数は、同一の変動パターンに対応する制御情
報において同数が設定されている。具体的には、変動パ
ターン1に対応する各制御情報には定数「1」が、変動
パターン2に対応する各制御情報には定数「2」が、変
動パターン3に対応する各制御情報には定数「3」が設
定されている。また、変動パターン4に対応する各制御
情報には定数「2」が、変動パターン5に対応する各制
御情報には定数「1」が設定されている。そのため、各
基板26〜28のRAM26c〜28cに記憶保持され
た変数値は、各基板26〜28が同一の変動パターンに
基づく制御の指示を入力したタイミングで、同じ定数の
値が加算され、互いが同数となるように変更される。従
って、各基板26〜28の変数値を一致させることがで
き、各基板26〜28は、該変数値に基づき関連付けさ
れた動作を選択して制御を行うことができる。
は、単数又は複数種類の動作パターンが振分けられてい
る。そのため、主基板25が、各基板26〜28に対し
て続けて同一の変動パターンに基づく制御を指示した場
合であっても、各基板26〜28では、変数値に基づき
異なる動作パターンを選択することができる。また、各
制御情報に動作パターンを振分けることにより、演出が
多様化した場合であっても、主基板25が記憶保持する
変動パターンの数を増加させることなく対応することが
できる。さらに、変動パターンの数を最小限にすること
ができるため、演出を行うための制御が複雑化すること
を抑制し、主基板25の負荷の軽減に貢献することがで
きる。
0において、図柄組み合わせゲームにおける演出が制御
される態様を図3及び図4に基づき説明する。前記主基
板25のメインCPU25aは、パチンコ機10の電源
が投入されると、ROM25bから遊技制御プログラム
を読み出し、当該プログラムに基づいてパチンコ機10
全体の制御を実行する。このとき、メインCPU25a
は、図柄基板26に対し、RAM26cに記憶保持され
た変数値を0(零)にセットするための指示を行う。そ
して、当該指示を受けた図柄基板26のサブCPU26
aは、RAM26cに記憶保持された変数値に0(零)
をセットすると共に、ランプ基板27及び音声基板28
に対し、RAM27c,28cに記憶保持された変数値
を0(零)にセットするための指示を行う。また、当該
指示を受けたランプ基板27のサブCPU27a及び音
声基板28のサブCPU28aは、各RAM27c,2
8cに記憶保持された変数値に夫々0(零)をセットす
る。
技盤13の遊技領域に打球された遊技球が始動入賞口2
1へ入賞すると、その入賞検知に基づきメインCPU2
5aは、遊技制御プログラムに基づき、各種乱数を抽出
し判定後、各基板26〜28に対して制御の指示を行
う。
ーン振分けテーブルから変動パターン3を選択した場
合、メインCPU25aは、変動パターン3を指示する
変動パターン指定コマンドを図柄基板26に対して出力
する。そして、該変動パターン指定コマンドを入力した
図柄基板26は、所定の制御を実行する。
は、変動パターン指定コマンドの指示内容である変動パ
ターン3に対応する図柄制御情報を演算処理する。ま
た、サブCPU26aは、演算処理された図柄制御情報
に設定されている定数「3」を、RAM26cに記憶保
持された変数値に加算し、新たな変数値(「0(零)」
→「3」)に変更する。そして、サブCPU26aは、
変更後の変数値が対応付けられた動作パターンを、変動
パターン3に対応する図柄制御情報に振分けられた動作
パターンの中から選択する。即ち、サブCPU26a
は、変数値が「3」であることから、図4(a)に右下
がり斜線で示す動作4(図柄)を選択する。その後、サ
ブCPU26aは、図柄表示装置20に対して動作4
(図柄)に基づく図柄制御を実行する。そのため、図柄
表示装置20では、動作4(図柄)に対応する動作パタ
ーンによって各列の図柄が動作する。
基板27(サブCPU27a)及び音声基板28(サブ
CPU28a)に対して、主基板25から受けた変動パ
ターン指定コマンドに基づく制御の指示を行う。
aは、図柄基板26から変動パターン3に基づく制御の
指示を受けて、該変動パターン3に対応するランプ制御
情報を演算処理する。また、サブCPU27aは、演算
処理されたランプ制御情報に設定さている定数「3」
を、RAM27cに記憶保持された変数値に加算し、新
たな変数値(「0(零)」→「3」)に変更する。そし
て、サブCPU27aは、変更後の変数値が対応付けら
れた動作パターンを、変動パターン3に対応するランプ
制御情報に振分けられた動作パターンの中から選択す
る。即ち、サブCPU27aは、変数値が「3」である
ことから、図4(b)に右下がり斜線で示す動作4(ラ
ンプ)を選択する。その後、サブCPU27aは、電飾
ランプ16に対して動作4(ランプ)に基づくランプ制
御を実行する。そのため、電飾ランプ16は、動作4
(ランプ)に対応する動作パターンによって発光装飾さ
れる。
は、図柄基板26から変動パターン3に基づく制御の指
示を受けて、該変動パターン3に対応する音声制御情報
を演算処理する。また、サブCPU28aは、演算処理
された音声制御情報に設定された定数「3」を、RAM
28cに記憶保持された変数値に加算し、新たな変数値
(「0(零)」→「3」)に変更する。そして、サブC
PU28aは、変更後の変数値が対応付けられた動作パ
ターンを、変動パターン3に対応する音声制御情報に振
分けられた動作パターンの中から選択する。即ち、サブ
CPU28aは、変数値が「3」であることから、図4
(c)に右下がり斜線で示す動作4(音声)を選択す
る。その後、サブCPU28aは、スピーカ17に対し
て動作4(音声)に基づく音声制御を実行する。そのた
め、スピーカ17は、動作4(音声)に対応する動作パ
ターンによってスピーカ17から効果音が出力される。
26a〜28aは、変動パターン1〜5に夫々定められ
た変動時間T1〜T5の経過によって、夫々制御を終了
する。例えば、変動パターン3に基づく制御が行われて
いる場合、各サブCPU26a〜28aは、変動時間T
3の経過によって該制御を終了する。
情報に設定された同数の定数を各々変数値に加算し、変
数値を変更している。そのため、各基板26〜28で
は、各RAM26c〜28cに記憶保持される変更後の
変数値が同数となり、各基板26〜28は互いに関連付
けられた動作パターン(動作)を選択することができ
る。従って、各基板26〜28は、関連付けられた動作
パターンによって、各々、図柄制御、ランプ制御及び音
声制御を実行し、図柄表示装置20の表示の内容に見合
った発光装飾や効果音が出力される演出を行うことがで
きる。
が、変動パターン振分けテーブルから変動パターン4を
選択した場合、メインCPU25aは、変動パターン4
を指示する変動パターン指定コマンドを図柄基板26に
対して出力する。そして、該コマンドを入力した図柄基
板26は、前述同様に変動パターン4に対応する制御情
報の中から動作パターンを選択すると共に、ランプ基板
27及び音声基板28に対し、変動パターン4に基づく
制御の指示を行う。また、当該指示を受けたランプ基板
27及び音声基板28は、前述同様に変動パターン4に
対応する各制御情報の中から動作パターンを選択する。
は、現在の変数値「3」に対し、変動パターン4に対応
する図柄制御情報に設定された定数「2」を加算し、変
数値を変更する。そして、サブCPU26aは、変数値
が「5」であることから、図4(a)に左下がり斜線で
示す動作7(図柄)を選択する。また、ランプ基板27
のサブCPU27aも同様に、現在の変数値「3」に対
し、変動パターン4に対応するランプ制御情報に設定さ
れた定数「2」を加算し、変数値を変更する。そして、
サブCPU27aは、変数値が「5」であることから、
図4(b)に左下がり斜線で示す動作7(ランプ)を選
択する。さらに、音声基板28のサブCPU28aも同
様に、現在の変数値「3」に対し、変動パターン4に対
応する音声制御情報に設定された定数「2」を加算し、
変数値を変更する。そして、サブCPU28aは、変数
値が「5」であることから、図4(c)に左下がり斜線
で示す動作7(音声)を選択する。従って、各基板26
〜28は、関連付けられた動作パターンによって、各
々、図柄制御、ランプ制御及び音声制御を実行し、図柄
表示装置20の表示の内容に見合った発光装飾や効果音
が出力される演出を行うことができる。即ち、各基板2
6〜28は、変数値に基づき動作パターンを選択してい
るため、遊技中に繰り返し行われる図柄組み合わせゲー
ムの演出として、図柄表示装置20の表示の内容に見合
った発光装飾や効果音が出力される演出を安定して行う
ことができる。
示す効果を得ることができる。 (1)変動パターン1〜5に対応する各基板26〜28
の各制御情報に振分けられた動作パターンは、変数値に
基づき選択されるようになっている。そのため、各基板
26〜28は、互いに関連付けられた動作パターンをよ
り確実に選択することができる。即ち、各基板26〜2
8は、関連付けられた動作による演出を行うことができ
る。従って、図柄表示装置20の表示の内容に見合った
発光装飾や効果音が出力される演出を行うことができ
る。
御情報に設定された定数を加算することにより変更され
ている。そのため、各基板26〜28における演出の制
御を簡略化することができる。また、変数値は、同一の
変動パターンに対応する各制御情報に設定された同一の
定数に基づき変更されるため、各基板26〜28の変数
値を容易に同数とすることができる。そのため、各基板
26〜28が、動作パターンを選択する処理を同期させ
ることができると共に、関連付けられた動作パターンを
より確実に選択することができる。
ンコ機10の電源投入時に所定の数値が設定されるよう
になっている。そのため、各基板26〜28の変数値に
ズレが生じた場合であっても、電源投入時には、各基板
26〜28の変数値を一致させることができる。従っ
て、図柄表示装置20の表示の内容に見合った発光装飾
や効果音の出力がなされる演出をより確実に行うことが
できる。また、本実施形態の各基板26〜28の変数値
は、電源投入時に0(零)が設定されるようになってい
る。従って、電源投入後の1回転目に選択される動作パ
ターンが予め想定可能となるため(例えば、変動パター
ン3が選択された場合には変数値が「3」となり、動作
4が選択される。また、変動パターン4が選択された場
合には、変数値が「2」となり動作6が選択される)、
該動作パターンを特別な演出ができる形態にしておくこ
とで、遊技開始時には、該動作パターンに基づく演出を
行うことができ、遊技により高い興趣を持たせることが
できる。
は、単数又は複数種類の動作パターンが振分けられてい
る。そのため、主基板25が、各基板26〜28に対し
て続けて同一の変動パターンに基づく制御を指示した場
合であっても、各基板26〜28では、変数値に基づき
異なる動作パターンを選択することができる。即ち、乱
数に基づき動作パターンを選択した場合には、同じ動作
パターンが続けて選択されて同じ演出が行われる可能性
があるが、変数値に基づき動作パターンを選択すれば、
その可能性を回避することができる。また、各制御情報
に動作パターンを振分けることにより、演出が多様化し
た場合であっても、主基板25が記憶保持する変動パタ
ーンの数を増加させることなく対応することができる。
さらに、変動パターンの数を最小限にすることができる
ため、演出を行うための制御が複雑化することを抑制
し、主基板25の負荷の軽減に貢献することができる。
5からの変動パターン指定コマンドを入力したタイミン
グで、各制御情報に設定された定数が加算されて変更さ
れている。また、ランプ基板27及び音声基板28の変
数値は、図柄基板26から制御の指示を入力したタイミ
ングで、各制御情報に設定された定数が加算されて変更
されている。従って、各基板26〜28が動作パターン
を選択する際には、各変数値が同数となっており、各基
板26〜28は、関連付けされた動作をより確実に選択
することができる。
基板26が、ランプ基板27及び音声基板28に対して
制御の指示を行うようになっている。そのため、主基板
25が、各基板26〜28に対して制御の指示を行う場
合に比して、主基板25の負荷を軽減することができ
る。即ち、主基板25のさらなる負荷軽減に貢献するこ
とができる。
種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」とい
う。)に具体化した第2の実施形態を図3及び図5に基
づき説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態及
び応用例では、既に説明した実施形態と同一の構成(又
は、同一の制御内容)には、同一の符号を付し、その重
複する説明を省略又は簡略する。
と同様に、主基板25から変動パターン指定コマンドを
入力した図柄基板26が、ランプ基板27及び音声基板
28に対して制御の指示を行う形態となっている(図3
参照。)。そして、本実施形態では、図柄表示装置20
の表示の内容に見合った発光装飾や効果音が出力される
演出を行うための制御態様が前記第1の実施形態とは異
なっている。
ROM26b及びRAM26cを備えている。そして、
ROM26bには、図5(a)に示した主基板25に記
憶保持された変動パターン1〜5に対応する5種類の図
柄制御情報が記憶保持されていると共に、各図柄制御情
報には、前述同様に、動作1(図柄)〜動作10(図
柄)が振分けられている。また、RAM26cには、各
図柄制御情報に設定された定数が加算されて変更される
変数値が記憶保持されている。
a)は、主基板25から変動パターン指定コマンドを受
け取り、所望の動作パターンを選択する際に、該変動パ
ターンに対応する図柄制御情報に設定された定数を変数
値に加算するようになっている。そして、サブCPU2
6aは、変更後の変数値に基づき、図柄制御情報に振分
けられた動作パターンを選択し、当該動作パターンに基
づき図柄制御を実行する。
6から制御の指示を受けて、ランプ制御を実行するラン
プ基板27が接続されている。そして、ランプ基板27
は、サブCPU27a、ROM27b及びRAM27c
を備えている。また、ROM27bには、図5(b)に
示すように、図柄基板26の各図柄制御情報に振分けら
れた動作1(図柄)〜動作10(図柄)に関連付けられ
た動作1(ランプ)〜動作10(ランプ)が記憶保持さ
れている。
6から制御の指示を受けて、音声制御を実行する音声基
板28が接続されている。そして、音声基板28は、サ
ブCPU28a、ROM28b及びRAM28cを備え
ている。また、ROM28bには、図5(c)に示すよ
うに、図柄基板26の各図柄制御情報に振分けられた動
作1(図柄)〜動作10(図柄)に関連付けられた動作
1(音声)〜動作10(音声)が記憶保持されている。
a)は、主基板25から変動パターン指定コマンドを入
力すると、該変動パターンに対応する図柄制御情報から
動作パターンを選択する。また、サブCPU26aは、
選択した動作パターンに基づく制御をランプ基板27及
び音声基板28に対して指示する。そして、図柄基板2
6から制御の指示を受けたランプ基板27(サブCPU
27a)は、図柄基板26が選択した動作パターンに関
連付けられた動作パターンを選択し、当該動作パターン
に基づいてランプ制御を実行する。また、図柄基板26
から制御の指示を受けた音声基板28のサブCPU28
aは、図柄基板26が選択した動作パターンに関連付け
られた動作パターンを選択し、当該動作パターンに基づ
いて音声制御を実行する。
0において、図柄組み合わせゲームにおける演出が制御
される態様を説明する。パチンコ機10の電源が投入さ
れると、図柄基板26のRAM26cに記憶保持された
変数値は、前述同様に、0(零)にセットされる。そし
て、メインCPU25aは、遊技制御プログラムに基づ
き、各種乱数を抽出し判定後、各基板26〜28に対し
て制御の指示(直接指示又は間接指示)を行う。
ーン振分けテーブルから変動パターン3を選択した場
合、メインCPU25aは、変動パターン3を指示する
変動パターン指定コマンドを図柄基板26に対して出力
する。そして、該変動パターン指定コマンドを入力した
図柄基板26は、所定の制御を実行する。
は、変動パターン指定コマンドの指示内容である変動パ
ターン3に対応する図柄制御情報を演算処理し、当該図
柄制御情報に設定されている定数「3」を変数値に加算
する。そして、サブCPU26aは、変更後の変数値
「3」に基づき、変動パターン3に関連付けられた図柄
制御情報に振分けられた動作パターンの中から図5
(a)に右下がり斜線で示す動作4(図柄)を選択す
る。その後、サブCPU26aは、図柄制御装置20に
対して動作4(図柄)に基づく図柄制御を実行する。
基板27(サブCPU27a)及び音声基板28(サブ
CPU28a)に対して、選択した動作4(図柄)に基
づく制御の指示を行う。そして、ランプ基板27のサブ
CPU27aは、該指示を受けて、図柄基板26が選択
した動作4(図柄)に関連付けられた動作パターンであ
る図5(b)に右下がり斜線で示す動作4(ランプ)を
選択する。その後、サブCPU27aは、電飾ランプ1
6に対して動作4(ランプ)に基づくランプ制御を実行
する。また、音声基板28のサブCPU28aは、該指
示を受けて、図柄基板26が選択した動作4(図柄)に
関連付けられた動作パターンである図5(c)に右下が
り斜線で示す動作4(音声)を選択する。その後、サブ
CPU28aは、スピーカ17に対して動作4(音声)
に基づく音声制御を実行する。
ン振分けテーブルから変動パターン4を選択した場合、
メインCPU25aは、変動パターン4を指示する変動
パターン指定コマンドを図柄基板26に対して出力す
る。そして、図柄基板26は、現在の変数値「3」に対
し、変動パターン4に対応する図柄制御情報に設定され
た定数「2」を加算し、変数値を変更する。その結果、
図柄基板26は、変更後の変数値に基づいて図5(a)
に左下がり斜線で示す動作7(図柄)を選択して制御を
行うと共に、選択した動作7(図柄)に基づく制御をラ
ンプ基板27及び音声基板28に指示する。そして、ラ
ンプ基板27及び音声基板28は、図柄基板26が選択
した動作7(図柄)に関連付けられた図5(b),
(c)に夫々左下がり斜線で示す動作7(ランプ)及び
動作7(音声)を選択して制御を行う。
各RAM27c,28cには、変数値が記憶されておら
ず、前記両基板27,28は、図柄基板26が選択した
動作パターンを直接受けて、当該動作パターンに対応す
る動作パターンを選択している。そのため、本実施形態
においても、各基板26〜28は、互いに関連付けられ
た動作パターン(動作)を選択することができる。従っ
て、各基板26〜28は、関連付けられた動作パターン
によって、各々、図柄制御、ランプ制御及び音声制御を
実行し、図柄表示装置20の表示の内容に見合った発光
装飾や効果音が出力される演出を行うことができる。
1の実施形態の効果(6)に加えて、以下に示す効果を
得ることができる。 (7)変動パターン1〜5に対応する図柄基板26の図
柄制御情報に振分けられた動作パターンは、変数値に基
づき選択されるようになっている。また、ランプ基板2
7及び音声基板28は、図柄基板26のサブCPU26
aが選択した動作パターンに基づきランプ制御用及び音
声制御用の動作パターンを夫々選択するようになってい
る。そのため、各基板26〜28は、互いに関連付けら
れた動作パターンをより確実に選択することができる。
従って、図柄表示装置20の表示の内容に見合った発光
装飾や効果音が出力される演出を行うことができる。
単数又は複数種類の動作パターンが振分けられている。
そのため、主基板25が、図柄基板26に対して続けて
同一の変動パターンに基づく制御を指示した場合であっ
ても、図柄基板26では、変数値に基づき異なる動作パ
ターンを選択することができる。即ち、乱数に基づき動
作パターンを選択した場合には、同じ動作パターンが続
けて選択されて同じ演出が行われる可能性があるが、変
数値に基づき動作パターンを選択すれば、その可能性を
回避することができる。また、図柄制御情報に動作パタ
ーンを振分けることにより、演出が多様化した場合であ
っても、主基板25が記憶保持する変動パターンの数を
増加させることなく対応することができる。さらに、変
動パターンの数を最小限にすることができるため、演出
を行うための制御が複雑化することを抑制し、主基板2
5の負荷の軽減に貢献することができる。
基づき動作パターンを選択する形態となっている。即
ち、ランプ基板27及び音声基板28は、変数値を有し
ていない。そのため、主基板25からの変動パターン指
定コマンドの受信ミスが生じた場合に、各基板26〜2
8の変数値にズレが生じ、その後の演出で図柄表示装置
20の表示の内容と発光装飾や効果音の出力が一致しな
いというような不具合を回避することができる。
いが、図柄表示装置20の表示の内容に見合った発光装
飾や効果音が出力される演出を行うための制御態様であ
る前記第1の実施形態の応用例について図4及び図6に
基づき説明する。
基板26、ランプ基板27及び音声基板28の接続態様
が異なっていると共に、主基板25が各基板26〜28
に対して制御を指示する形態が異なっている。
メインCPU25a、ROM25b及びRAM25cを
備えている。そして、主基板25には、当該主基板25
から指示された指示内容に基づいて図柄制御を実行する
図柄基板26、ランプ制御を実行するランプ基板27及
び音声制御を実行する音声制御手段が接続されている。
即ち、主基板25は、変動パターン指定コマンドを各基
板26〜28に対して各別に出力し、各基板26〜28
は、該コマンドを直接的に入力することができる形態で
主基板25に接続されている。
a、ROM26b及びRAM26cを備えている。ま
た、ROM26bには、図4(a)に示した主基板25
に記憶保持された変動パターン1〜5に対応する5種類
の図柄制御情報が記憶保持されていると共に、各図柄制
御情報には、前述同様に、動作1(図柄)〜動作10
(図柄)が振分けられている。また、RAM26cに
は、各図柄制御情報に設定された定数が加算されて変更
される変数値が記憶保持されている。
a)は、主基板25から変動パターン指定コマンドを受
け取り、所望の動作パターンを選択する際に、該変動パ
ターンに対応する図柄制御情報に設定された定数を変数
値に加算するようになっている。そして、サブCPU2
6aは、変更後の変数値に基づき、図柄制御情報に振分
けられた動作パターンを選択し、当該動作パターンに基
づき図柄制御を実行する。
a、ROM27b及びRAM27cを備えている。そし
て、ROM27bには、図4(b)に示した主基板25
に記憶保持された変動パターン1〜5に対応する5種類
のランプ制御情報が記憶保持されていると共に、各ラン
プ制御情報には、前述同様に、動作1(ランプ)〜動作
10(ランプ)が振分けられている。また、RAM27
cには、各ランプ制御情報に設定された定数が加算され
て変更される変数値が記憶保持されている。
a)は、主基板25から変動パターン指定コマンドを受
け取り、所望の動作パターンを選択する際に、該変動パ
ターンに対応するランプ制御情報に設定された定数を変
数値に加算する。そして、サブCPU27aは、変更後
の変数値に基づき、ランプ制御情報に振分けられた動作
パターンを選択し、当該動作パターンに基づきランプ制
御を実行する。
a、ROM28b及びRAM28cを備えている。ま
た、ROM28bには、図4(c)に示した主基板25
に記憶保持された変動パターン1〜5に対応する5種類
の音声制御情報が記憶保持されていると共に、各音声制
御情報には、前述同様に、動作1(音声)〜動作10
(音声)が振分けられている。また、RAM28cに
は、各音声制御情報に設定された定数が加算されて変更
される変数値が記憶保持されている。
a)は、主基板25から変動パターン指定コマンドを受
け取り、所望の動作パターンを選択する際に、該変動パ
ターンに対応する音声制御情報に設定された定数を変数
値に加算する。そして、サブCPU28aは、変更後の
変数値に基づき、音声制御情報に振分けられた動作パタ
ーンを選択し、当該動作パターンに基づき音声制御を実
行する。
0において、図柄組み合わせゲームにおける演出が制御
される態様を説明する。パチンコ機10の電源が投入さ
れると、メインCPU25aは、各基板26〜28に対
し、各RAM26c〜28cに記憶保持された変数値を
0(零)にセットするための指示を行う。そして、当該
指示を受けた各基板26〜28のサブCPU26a〜2
8aは、変数値に0(零)をセットする。また、メイン
CPU25aは、遊技制御プログラムに基づき、各種乱
数を抽出し判定後、各基板26〜28に対して制御の指
示を行う。
ーン振分けテーブルから変動パターン3を選択した場
合、メインCPU25aは、変動パターン3を指示する
変動パターン指定コマンドを各基板26〜28に対して
各別に出力する。そして、該変動パターン指定コマンド
を入力した各基板26〜28は、所定の制御を実行す
る。
は、変動パターン指定コマンドの指示内容である変動パ
ターン3に対応する図柄制御情報を演算処理し、当該図
柄制御情報に設定されている定数「3」を変数値に加算
する。そして、サブCPU26aは、変更後の変数値
「3」に基づき、変動パターン3に対応する図柄制御情
報に振分けられた動作パターンの中から動作4(図柄)
を選択する。その後、サブCPU26aは、図柄制御装
置20に対して動作4(図柄)に基づく図柄制御を実行
する。
は、変動パターン指定コマンドの指示内容である変動パ
ターン3に対応するランプ制御情報を演算処理し、当該
ランプ制御情報に設定されている定数「3」を変数値に
加算する。また、サブCPU27aは、変更後の変数値
「3」に基づき、変動パターン3に対応するランプ制御
情報に振分けられた動作パターンの中から動作4(ラン
プ)を選択する。その後、サブCPU27aは、電飾ラ
ンプ16に対して動作4(ランプ)に基づくランプ制御
を実行する。
は、変動パターン指定コマンドの指示内容である変動パ
ターン3に対応する音声制御情報を演算処理し、当該音
声制御情報に設定されている定数「3」を変数値に加算
する。また、サブCPU28aは、変更後の変数値
「3」に基づき、変動パターン3に対応する音声制御情
報に振分けられた動作パターンの中から動作4(音声)
を選択する。その後、サブCPU28aは、スピーカ1
7に対して動作4(音声)に基づく音声制御を実行す
る。
ン振分けテーブルから変動パターン4を選択した場合、
メインCPU25aは、変動パターン4を指示する変動
パターン指定コマンドを各基板26〜28に対して各別
に出力する。そして、各基板26〜28は、現在の変数
値「3」に対し、変動パターン4に対応する各制御情報
に設定された定数「2」を加算し、変数値を変更する。
その結果、各基板26〜28は、変更後の変数値に基づ
いて図柄基板26は動作7(図柄)を、ランプ基板27
は動作7(ランプ)を、音声基板28は動作7(音声)
を夫々選択し、制御を行う。
板26〜28は、変動パターン指定コマンドを受け取る
と、当該コマンドに対応する制御情報に設定された同数
の定数を各々変数値に加算し、変数値を変更している。
そのため、各基板26〜28では、各RAM26c〜2
8cに記憶保持される変更後の変数値が同数となり、各
基板26〜28は互いに関連付けられた動作パターン
(動作)を選択することができる。従って、各基板26
〜28は、関連付けられた動作パターンによって、各
々、図柄制御、ランプ制御及び音声制御を実行し、図柄
表示装置20の表示の内容に見合った発光装飾や効果音
が出力される演出を行うことができる。
実施形態の効果(1)〜(4)に加えて、以下に示す効
果を得ることができる。 (10)各基板26〜28の変数値は、各基板26〜2
8が変動パターン指定コマンドを入力したタイミング
で、各制御情報に設定された定数が加算されて変更され
ている。従って、各基板26〜28が動作パターンを選
択する際には、各変数値が同数となっており、各基板2
6〜28は、関連付けされた動作をより確実に選択する
ことができる。
更しても良い。 ・前記第1の実施形態では、パチンコ機10の電源投入
時に、各基板26〜28の変数値に0(零)が設定され
ているが、その他のタイミングで変数値に0(零)を設
定するように構成しても良い。例えば、大当り状態が生
起された後に、変数値に0(零)を設定し、一旦、変数
値をクリアしても良い。また、所定回数の図柄組み合わ
せゲームが行われる毎に変数値をクリアしても良い。さ
らに、各基板26〜28の何れかが変動パターン指定コ
マンドを受信ミスした場合に、変数値をクリアしても良
く、このようにすれば、該コマンドの受信ミスをした基
板の変数値が他の基板の変数値と一致しなくなることを
抑制することができる。
0の電源投入時に、各基板26〜28の変数値に0
(零)が設定されているが、その設定値(初期値)は、
任意に変更することができる。即ち、その設定値は、各
基板26〜28の変数値が同数となれば、その値は特に
限定されない。なお、この変更例は、第2の実施形態に
おける図柄基板26にも同様に適用することができる。
また、第2の実施形態では、図柄基板25のみが変数値
を有しているため、電源投入時に、0(零)が設定され
る必要は必ずしもなく、前回の変数値を用いて遊技を開
始するようにしても良い。
は、変動パターン指定コマンドを入力し、動作パターン
を選択する際に変数値を定数に基づき変更しているが、
その他のタイミングで変数値を定数に基づき変更しても
良い。例えば、変動パターン指定コマンドを入力した際
に、各基板26〜28は、既に記憶保持している変数値
に基づいて動作パターンを選択し、該動作パターンによ
る制御が終了した後に、変数値を定数に基づき変更して
も良い。なお、この変更例は、第2の実施形態における
図柄基板26にも同様に適用することができる。
6〜28の各制御情報に設定された定数は、任意に変更
することができる。例えば、変動パターン1〜5に対応
する各制御情報に対して「1」〜「5」の定数を設定し
ても良い。なお、この変更例は、第2の実施形態におけ
る図柄基板26にも同様に適用することができる。
6〜28は、定数を加算することにより変数値を変更し
ているが、定数を減算することにより変数値を変更して
も良い。具体的には、変数値が「8」である場合に、変
動パターン2を指示する変動パターン指定コマンドを入
力すると、該変動パターン2に対応する制御情報に設定
された定数「2」を減算し、変数値を「8」→「6」に
変更しても良い。なお、この変更例は、第2の実施形態
における図柄基板26にも同様に適用することができ
る。
(零)〜10の範囲内で変更されるようになっている
が、その範囲は任意に変更することができる。また、各
制御情報に振分けられた動作パターンに対応付けされた
変数値の範囲も任意に変更することができる。例えば、
図4(a)において、変動パターン3に対応する図柄制
御情報に振分けられた動作3(図柄)に0(零)〜4
を、動作4(図柄)に5〜8を、動作5(図柄)に9,
10を対応付けしても良い。なお、このように変更する
場合には、図4(b),(c)に示すランプ制御用及び
音声制御用の動作についても同様に変更する。なお、こ
の変更例は、第2の実施形態における図柄基板26にも
同様に適用することができる。
25に5種類の変動パターン1〜5が記憶保持されてい
るが、変動パターンの数は、任意に変更することができ
る。また、各変動パターン1〜5に振分けられる動作パ
ターンの数も任意に変更することができる。
示装置20の表示の内容に見合った発光装飾や効果音が
出力される演出を行うために、図柄基板26、ランプ基
板27及び音声基板28を対象としているが、ランプ基
板27又は音声基板28の何れか一方を除いても良い。
即ち、図柄基板26とランプ基板27の組み合わせ、又
は、図柄基板26と音声基板28の組み合わせに基づい
て図柄組み合わせゲームの演出を制御する場合にも前記
実施形態と同様に適用することができる。
からなる可視表示部Hを備えた図柄表示装置20以外の
図柄表示装置であっても同様に適用することができる。
例えば、7セグメントLED式、ドットマトリクス式、
機械式(ドラム式又はベルト式)などの図柄表示装置に
おいても同様に適用することができる。
技術的思想について、以下に追記する。 (イ)請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の
遊技機において、前記変数値には、上限値及び下限値が
定められていると共に、前記各制御情報に振分けられた
動作パターンには、前記変数値の上限値及び下限値の範
囲に属する自然数が所定の割合で振分けられており、前
記各サブ制御手段は、制御の指示を受けて、該指示内容
に対応する制御情報から前記変数値と一致する自然数が
振分けられた前記動作パターンを選択し制御を行うよう
に構成した。
一項に記載の遊技機において、前記他のサブ制御手段
は、音声制御手段及びランプ制御手段のうち少なくとも
何れか一方の制御手段である。
前記図柄制御手段は、前記制御情報毎に予め設定された
定数を前記変数値に対して加算又は減算することにより
前記変数値を変更するように構成した。
機において、前記図柄制御手段は、前記動作パターンの
選択時又は選択した動作パターンによる制御終了時の何
れかのタイミングで前記定数に基づき前記変数値を変更
するように構成した。
する動作パターンをより確実に選択することができ、該
動作パターンに基づいて関連付けられた動作による演出
を行うことができる。
図柄制御基板、ランプ制御基板、音声制御基板の接続態
様を示すブロック図。
の動作を説明する説明図、(b)は同じくランプ制御用
の動作を説明する説明図、(c)は同じく音声制御用の
動作を説明する説明図。
の動作を説明する説明図、(b)は同じくランプ制御用
の動作を説明する説明図、(c)は同じく音声制御用の
動作を説明する説明図。
ランプ制御基板、音声制御基板の接続態様を示すブロッ
ク図。
制御用の動作を説明する説明図、(b)は同じくランプ
制御用の動作を説明する説明図、(c)は同じく音声制
御用の動作を説明する説明図。
プ制御用の動作を説明する説明図、(b)は同じく音声
制御用の動作を説明する説明図。
る図柄制御用の動作を説明する説明図、(b)は従来の
第3の制御態様におけるランプ制御用の動作を説明する
説明図、(c)は従来の第3の制御態様における同じく
音声制御用の動作を説明する説明図。
(メイン制御手段)、26…図柄制御基板(サブ制御手
段、図柄表示手段)、27…ランプ制御基板(サブ制御
手段、ランプ制御手段)、28…音声制御基板(サブ制
御手段、音声制御手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 メイン制御手段から指示された指示内容
に基づいて所定の制御を行う複数のサブ制御手段を備
え、前記メイン制御手段が前記複数のサブ制御手段のう
ち図柄制御手段に対して制御を指示し、該指示を受けた
前記図柄制御手段から他のサブ制御手段に対して制御の
指示が行われる遊技機において、 前記各サブ制御手段には、前記指示内容に対応して複数
の制御情報が記憶されており、当該各制御情報には単数
又は複数種類の動作パターンが振分けられていると共
に、同一の指示内容に対応する前記各サブ制御手段の制
御情報に振分けられた動作パターンにおいては、前記各
サブ制御手段によって関連する動作パターンが夫々選択
されるように関連付けがなされており、 前記各サブ制御手段は互いが同数となるように所定の条
件下で変更される変数値を有し、前記図柄制御手段は前
記メイン制御手段からの制御の指示を受ける一方で前記
他のサブ制御手段は該図柄制御手段からの制御の指示を
受けて、前記各サブ制御手段が該指示内容に対応する制
御情報から前記変数値に基づき互いに関連する前記動作
パターンを選択し制御を行うように構成した遊技機。 - 【請求項2】 前記各サブ制御手段は、前記制御情報毎
に予め設定された定数を前記変数値に対して加算又は減
算することにより前記変数値を変更するように構成され
た請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記各サブ制御手段は、前記動作パター
ンの選択時又は選択した動作パターンによる制御終了時
の何れかのタイミングで前記定数に基づき前記変数値を
変更するように構成された請求項2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記各サブ制御手段の変数値は、遊技機
の電源投入時に所定の数値が設定されるようになってお
り、 前記各サブ制御手段の変数値が一致した状態で遊技が開
始されるように構成された請求項1〜請求項3のうちい
ずれか一項に記載の遊技機。 - 【請求項5】 メイン制御手段から指示された指示内容
に基づいて所定の制御を行う複数のサブ制御手段を備
え、前記メイン制御手段が前記複数のサブ制御手段のう
ち図柄制御手段に対して制御を指示し、該指示を受けた
前記図柄制御手段から他のサブ制御手段に対して制御の
指示が行われる遊技機において、 前記図柄制御手段には、前記指示内容に対応して複数の
制御情報が記憶されており、当該各制御情報には単数又
は複数種類の動作パターンが振分けられていると共に、
前記図柄制御手段は所定の条件下で変更される変数値を
有し、前記メイン制御手段からの制御の指示を受けて、
該指示内容に対応する制御情報から前記変数値に基づき
前記動作パターンを選択して制御を行う一方で、当該動
作パターンに基づく制御を前記他のサブ制御手段に対し
て指示し、 前記他のサブ制御手段にあっては、前記図柄制御手段の
前記各制御情報に振分けられた前記各動作パターンに対
応する複数の動作パターンが記憶されており、前記図柄
制御手段からの制御の指示を受けて、所望の動作パター
ンを選択し制御を行うように構成した遊技機。
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JP (1) | JP3933900B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005118463A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2010029235A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-12 | Sammy Corp | パチンコ遊技機 |
-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001297356A patent/JP3933900B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005118463A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2010029235A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-12 | Sammy Corp | パチンコ遊技機 |
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JP3933900B2 (ja) | 2007-06-20 |
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