JP2003093313A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP2003093313A
JP2003093313A JP2001288081A JP2001288081A JP2003093313A JP 2003093313 A JP2003093313 A JP 2003093313A JP 2001288081 A JP2001288081 A JP 2001288081A JP 2001288081 A JP2001288081 A JP 2001288081A JP 2003093313 A JP2003093313 A JP 2003093313A
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housing
washing
washing cabinet
cabinet
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Naoki Hayashi
直樹 林
Tetsuo Harada
哲夫 原田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗い機から出る音を効果的に抑制するこ
とができる食器洗い機を提供すること。 【解決手段】 筐体1上面の前部位置には、枠体1dと
上面板1bとの継ぎ目に跨るようにして、防音部材31
が取り付けられている。これにより、この防音部材31
は、筐体1上面と収納部83の天面、即ちシステムキッ
チン80の天板80aとの間にできる隙間Aの入口部分
を閉鎖する。洗浄運転時、上蓋5や洗浄槽2の壁面や食
器に洗浄水が当たることによってたたき音が発生する。
食器洗い機の上部で漏れた音は、隙間Aを通って収納部
83の前方に漏れ出ようとする。しかし、隙間Aの入口
部分は防音部材31によって閉鎖されているので、たた
き音の漏れ出しは極めて低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗い機に関し、
更に詳しくは、システムキッチンに組み込むためのビル
トインタイプに好適な引き出し式の食器洗い機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】家庭用の食器洗い機は、一般に、洗浄庫
内に水道水を導入し、その底部に貯めた水を洗浄ポンプ
でノズルへと送り、ノズルから洗浄庫内に収容した食器
に勢いよく水を噴射して食器を洗浄するよう構成してい
る。従来この種の食器洗い機は、筐体の内部に洗浄庫が
固定的に設けられ、筐体の前面には手前下方に回動する
ドアが設けられ、ドアを開いた状態で洗浄庫から食器か
ごを水平前方に引き出す構造となっている。
【0003】一方、このような食器洗い機とは別に、い
わゆる引き出し式食器洗い機と呼ばれるものがある。こ
の引き出し式食器洗い機では、食器かごを内装する洗浄
庫が前面パネルを兼ねるドアとともに前方に引き出し可
能に構成されており、洗浄庫を引き出した状態では洗浄
庫の上面が広く開口していて上から食器を出し入れでき
るようになっており、洗浄庫を筐体に押し入れた状態で
筐体内の上部空間に退避させていた上蓋を降下させて洗
浄庫の上面開口を閉塞する構造となっている。
【0004】こうした、引き出し式食器洗い機は、近
年、日本において、一般家庭へのシステムキッチンの普
及に伴い、システムキッチンに組み込むためのビルトイ
ンタイプの食器洗い機として注目され始めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな引き出し式食器洗い機をシステムキッチンに組み込
むようにした場合においては、次のような課題がある。
【0006】即ち、洗浄運転時に食器洗い機から発生す
る騒音の主となるものとしては、洗浄庫の壁面(特に天
面)や食器への洗浄水のたたき音がある。引き出し式食
器洗い機では、洗浄槽の上面開口と上蓋との間のパッキ
ンなどによるシール部分が他の部分に比べて防音性に劣
るため、洗浄槽内で発生するたたき音が食器洗い機の上
部から大きく漏れる傾向にある。
【0007】システムキッチンに設けられた食器洗い機
の収納部は、食器洗い機が余裕を持って収納できるよ
う、食器洗い機のサイズよりも大きくとられており、こ
のため、収納状態において、食器洗い機の筐体上面と収
納部の天面との間には多少の隙間が生ずる。したがっ
て、上述のように食器洗い機の上部から漏れたたたき音
がこの隙間を通って収納部から前方へ漏れやすく、これ
が洗浄運転時の騒音の大きな要因になる、という課題が
ある。
【0008】また、食器洗い機内の上部位置にある上蓋
が開閉するときの上蓋の動きによる音も、たたき音と同
じように隙間を通って収納部から漏れ出る。よって、こ
のような開閉音もできる限り聞こえないようにしたい、
という課題もある。
【0009】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、引き出し式の食器洗い機がシステムキッチンに
組み込まれた状態において、食器洗い機から出る音を効
果的に抑制することができる食器洗い機を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決する本発明の食器洗い機は、前面が開口する筐体
と、この筐体から前方に引き出し自在に設けられ、上面
に食器を出し入れするための開口を有する洗浄庫と、こ
の洗浄庫を前記筐体内に収納した状態において、前記洗
浄庫の上面開口を閉塞するための上蓋とを備えた食器洗
い機であって、システムキッチンに用意された収納部に
組み込まれる食器洗い機において、食器洗い機をシステ
ムキッチンの前記収納部に組み込んだときに前記筐体上
面と前記収納部の天面との間にできる隙間の入口部分を
閉鎖して前記収納部からの音漏れを小さくするために、
前記筐体上面の前部位置において、前記筐体前面と前記
収納部の天面との間に設けた防音部材を備えたことを特
徴としている。
【0011】この構成では、食器洗い機の上部から漏れ
出た洗浄水のたたき音や上蓋の開閉音の収納部からの漏
れが抑制される。このため、洗浄運転時等に生じる騒音
を効果的に低減させることができる。
【0012】なお、例えば、食器洗い機を専用のキャビ
ネット内に収納した後、このキャビネットをシステムキ
ッチンに組み込むような形態の場合には、キャビネット
の天板が、収納部の天面となる。また、食器洗い機を直
接、或いは専用の置台に載せてシステムキッチンに組み
込むような形態の場合には、システムキッチンの天板が
収納部の天面となる。
【0013】更に、本発明の食器洗い機では、前記防音
部材を、上下方向の厚みが変るよう弾性体で構成するこ
とが好ましい。
【0014】システムキッチンや専用キャビネットの種
類によって、筐体上面と収納部の天面との間にできる隙
間の大きさは若干ばらつくが、防音部材を弾性体で構成
することによりこの隙間寸法の変化に対応させることが
でき、防音部材による隙間の閉鎖をより良く行うことが
できる。
【0015】更に、食器を乾燥させるために前記洗浄庫
内に送風する送風装置を備え場合には、前記送風装置の
動作により、主に前記筐体下部から外気が取り込まれ
て、前記洗浄庫内に導入されるよう構成するとともに、
前記筐体を支える脚を筐体底面から設け、前記筐体底面
と前記収納部における食器洗い機の設置面との間に外気
が通る隙間ができるよう構成することが好ましい。
【0016】この構成では、乾燥時、主として、外気は
前記筐体底面と前記収納部における食器洗い機の設置面
との間の隙間を通り筐体下部から内部に取り込まれるの
で、前記筐体上面と前記収納部の天面との間にできる隙
間の入口部分を防音部材で閉鎖してしまっても、外気を
スムーズに取り込むことができ、乾燥効率を低下させて
しまうことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
食器洗い機について図面を参照して説明する。まず、図
1〜図4により本実施形態の食器洗い機の全体構成を説
明する。図1は本食器洗い機をシステムキッチンに取り
付けた状態を示す正面図、図2は同じく側面図である。
【0018】本食器洗い機はビルトインタイプであり、
置台81の上に載置されてシステムキッチン80に用意
された収納部83に収納される。食器洗い機本体から出
た排水ホース30は、例えば、図2に示すように、シス
テムキッチン80の後方下部に配置された家屋の排水管
82に直接接続される。このような設置形態は、マンシ
ョンなどの集合住宅に見られるものである。このような
集合住宅では排水管82として、一般に、塩化ビニル製
の排水管(例えば、JIS規格のVP管)が使われてお
り、その耐熱温度は60℃である。勿論、設置形態とし
ては、上記のものに限られない。例えば、一戸建住宅で
は、排水ホースが、分岐管などを用いてシステムキッチ
ンの排水管の途中に接続される場合もある。
【0019】図3及び図4は本食器洗い機の全体構成を
示す概略縦断面図であり、図3は洗浄庫を筐体内に完全
に収納した状態、図4は洗浄庫を筐体から引き出す途中
の状態である。
【0020】前面が開口した筐体1の内部には上面開口
3を有する洗浄庫2が配設され、洗浄庫2の内部には食
器類を整列配置するための食器かご4が設置されてい
る。筐体1内の上方空間には、洗浄庫2の上面開口3を
閉塞するための上蓋5が、前後一対のリンク6、6'を
含む左右一対の平行リンク機構により上下動自在に配置
されている。洗浄庫2の前壁2aには、筐体1の前面開
口を閉塞するドアを兼ねた前面パネル7が着脱可能に取
り付けられており、前面パネル7と洗浄庫2とは一体
に、筐体1の両側壁内側に略水平に架設された案内レー
ル8に沿って前方に引き出し自在となっている。
【0021】前面パネル7の上部は庇状に突出した斜面
部7aを有しており、その斜面部7aには各種の操作キ
ーや表示器を備える操作パネル9が設けられている。こ
の斜面部7aの下側は内側に窪んだ把手部10に形成さ
れており、把手部10には左右方向に回動可能な操作レ
バー11が設けられている。この操作レバー11の左右
方向の回動動作は、洗浄庫2の前壁2aと前面パネル7
との間で上方に突出した、ラッチバー12に連動してお
り、使用者による操作レバー11の操作に連動して洗浄
庫2の引き出し動作を阻止する(つまりラッチする)又
はその阻止を解除することができるようになっている。
【0022】本食器洗い機では、操作レバー11の操作
に連動して上記ラッチバー12のほか、上蓋5の上下
動、つまり洗浄庫2の上面開口3の閉塞・開放動作が行
われるように構成されている。すなわち、図3に示すよ
うに、洗浄庫2が筐体1内に完全に収納された状態にお
いて操作レバー11をラッチ方向に回動させると、ラッ
チバー12が回動して洗浄庫2が引き出せない状態(ロ
ック状態)に係止するとともに、上蓋5が降下して洗浄
庫2の上面に密着して上面開口3を閉塞する。一方、使
用者が操作レバー11をラッチ解除方向に回動させる
と、図4に示すように上蓋5が上昇して洗浄庫2の上面
開口3に接しない状態となり、またラッチバー12の係
止も解除されるため、洗浄庫2を筐体1内から前方へと
自由に引き出すことができるようなる。
【0023】洗浄庫2の後方には図示しない給水バルブ
を備えた伸縮自在の給水ホース13が接続されており、
給水バルブが開かれると外部の水道栓等から供給された
水が給水ホース13を通して洗浄庫2内に注がれる。洗
浄庫2の前部底面には大きく窪んだ貯水槽14が連通し
て配設されており、洗浄庫2内に注がれた水は貯水槽1
4に流れ込んで貯留される。この貯水槽14の上部に
は、食器洗浄時に食器から流れ落ちる食物の残滓を捕集
するためのメッシュ状のフィルタ15が着脱自在に設け
られている。洗浄庫2の底部中央には、上面に複数の水
噴出穴が形成された回転自在のノズルアーム16が設け
られ、洗浄庫2の底面下方には洗浄兼排水ポンプ17が
配置されている。洗浄兼排水ポンプ17は両回転方向に
回転駆動可能なモータを含み、このモータが正転方向に
回転するとき洗浄兼排水ポンプ17は洗浄ポンプとして
機能し、逆転方向に回転するとき排水ポンプとして機能
する。洗浄庫2の底部には、洗浄庫2の底面と風路カバ
ー19とで送風路20が形成されており、この送風路2
0内にヒータ18が配置されている。風路カバー19に
は、水は出入りさせるが後述する送風手段からの送風は
漏らさない形状を有する通水孔(図示しない)が適当に
設けられている。
【0024】図1に示すように洗浄庫2が筐体1内に完
全に収納された状態にあって洗い運転やすすぎ運転時に
は、図示しない給水バルブが開放されて、給水ホース1
3を通して洗浄庫2内に水が供給される。洗浄庫2内に
供給された水は貯水槽14を含む洗浄庫2の底部に溜ま
る。この貯留水は洗浄庫2の底部に配設されたヒータ1
8により適度に加熱される。この状態で洗浄兼排水ポン
プ17が洗浄ポンプとして駆動されると、貯水槽14か
ら吸引された温水がノズルアーム16へと圧送され、水
噴出穴から洗浄庫2内に噴射される。この噴射の勢いに
よりノズルアーム16は回転する。これにより、食器籠
4に収容されている食器類に水が吹き掛かって汚れが落
ちる。食器に付着していた食物の残滓はフィルタ15に
捕集され、水は貯水槽14に流れ込んで再び循環して使
用される。洗い運転やすすぎ運転が終わり、洗浄ポンプ
17が排水ポンプとして駆動されると、洗浄庫2底部の
水が排水ホース30を通って機外、即ち家屋の排水管8
2に排出される。
【0025】洗浄庫2の前壁2aと前面パネル7との間
には送風ファン21を含む送風手段22と排気手段23
とが備えられている。送風手段22は、送風路20につ
ながっており、乾燥行程時には送風手段22から送風路
20内に外気が供給され、その外気はヒータ18により
加熱されて送風口20aから洗浄庫2内へと吹き出す。
そして、食器に当たり、食器から発する水蒸気を含んだ
空気は排気手段23により機外へと排出される。
【0026】操作パネル9には、図1に示すように、操
作キーとして、電源スイッチ24、スタートキー25、
コースキー26、予約キー27が設けられている。ま
た、表示器として、コース表示部28、セグメント表示
部29が設けられている。コースキー26は、「標準」
「スピーディ」「高温80℃」「蒸気」「予約」の5つ
の洗浄運転コースの中から所望のコースを選択するため
のキーである。予約キー27は予約時間を設定するため
のキーである。コース表示部28は、各コースに対応し
て設けたLEDからなり、コースキー26により選択さ
れたコースのLEDを点灯させる。セグメント表示部2
9は、洗浄運転の残時間やエラー情報など各種情報を数
字やアルファベットで表示する。スタートキー25は一
時停止のキーを兼ねており、運転動作中にスタートキー
25が押されるとその時点で運転を一時中断し、その状
態から再度このスタートキー25が押されると、先に中
断した時点での続きから運転を再開する。
【0027】さて、次に、本食器洗い機の特徴部分につ
いて詳細に説明する。
【0028】前記筐体1は、左右の側面板と底面板とが
一体となった略U字形のフレーム本体1aと、フレーム
本体1aの上面に取り付けられた上面板1bと、フレー
ム本体1aの後面に取り付けられた後面板1cと、フレ
ーム本体1aの前面に取り付けられた枠体1dとで構成
される。
【0029】図1及び図2に示すように、筐体1上面の
前部位置には、枠体1dと上面板1bとの継ぎ目に跨る
ようにして、防音部材31が取り付けられている。例え
ば、防音部材31は、筐体1上面に接着剤にて固定され
ている。これにより、この防音部材31は、筐体1上面
と収納部83の天面、即ちシステムキッチン80の天板
80aとの間にできる隙間Aの入口部分を閉鎖する。
【0030】防音部材31は、細長の長方体形状をな
し、その厚さ(高さ)が変るように弾性体、具体的には
発泡ポリエチレンで構成されている。防音部材31の横
幅は、筐体1の横幅よりわずかに大きく、収納部83の
横幅と同じにしている。本食器洗い機では横幅を450
mmとしている。防音部材31の厚さは、筐体1上面と
システムキッチン80の天板80aとの間にできる隙間
Aの平均的な大きさよりも若干大きくしている。本食器
洗い機では、隙間Aの平均的な大きさが5mmとなるよ
うにしており、このため防音部材31の厚さは7mmと
している。したがって、隙間Aが平均的な大きさである
場合は、防音部材31は少し圧縮されてシステムキッチ
ン80の天板80aに密着した状態になる。そして、シ
ステムキッチン80の種類などにより隙間Aの大きさが
若干変化しても、防音部材31の厚みが変ることにより
密着状態を確保できる。防音部材31の奥行は防音効果
と材料コストとを考慮して決めている。奥行が大きけれ
ば防音効果は大きくなるがその分材料コストが高くな
る。本食器洗い機では奥行を20mmとしている。
【0031】洗浄運転時、上蓋5や洗浄槽2の壁面や食
器に洗浄水が当たることによってたたき音が発生する。
上蓋5と洗浄槽2との間のパッキンなどのシール部分
は、他の部分に比べ防音性が劣るので、たたき音はここ
から漏れやすい。即ち、食器洗い機の上部で音漏れしや
すい。漏れた音は、筐体1上面とシステムキッチン80
の天板80aとの間を通って収納部83の前方に漏れ出
ようとする。しかし、隙間Aの入口部分は、防音部材3
1によって閉鎖されているので、たたき音の漏れ出しは
極めて低減される。また、上蓋5が開閉するときに上蓋
5の動きによって生じる音、即ち開閉音も同様に防音部
材31によって漏れにくくなる。したがって、洗浄運転
時などに収納部83から出る騒音を効果的に抑制するこ
とができる。
【0032】なお、防音部材31は、枠体1dと上面板
1bとの継ぎ目に跨って設けられており、この継ぎ目部
分からの音漏れも抑えられる。
【0033】さて、図3及び図4に示すように、送風手
段22においては、吸気口22aが下方に向いて開口し
ている。また、洗浄兼排水ポンプ17を覆うポンプカバ
ー32の底面後部には多数の通気孔33が設けられ、後
面には通気口34が設けられている。後面板1cは、フ
レーム本体1aの後面を下部を除いて覆っており、した
がって、筐体1の後面下部には開口35が形成されてい
る。
【0034】筐体1底面には四隅にそれぞれ脚36が取
り付けられている。これら脚36により、筐体1底面と
置台81における食器洗い機の設置面81a(収納部に
おける食器洗い機の設置面)との間には外気が通る隙間
Bが形成される。
【0035】乾燥行程において、送風ファン21が動作
すると、主として、外気は収納部83の前方から隙間B
を通り、開口35から筐体1内に取り込まれる。更に外
気は、ポンプカバー32の通気孔33や通気口34から
ポンプカバー32内に入り、吸気口22aから送風手段
22内へと取り込まれる。このように、乾燥運転時、主
として、外気は脚36によってできる隙間Bを通り筐体
1下部から食器洗い機の内部に取り込まれ、送風手段2
2内に取り込まれるので、筐体1上面とシステムキッチ
ン80の天板80aとの間にできる隙間Aの入口部分を
防音部材31で閉鎖してしまっても、外気をスムーズに
取り込むことができ、乾燥効率を低下させてしまうこと
がない。
【0036】以上、本発明実施形態の食器洗い機の構成
について説明したが、本発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範
囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態よる食器洗い機をシステ
ムキッチンに取り付けた状態を示す正面図である。
【図2】 同じく、食器洗い機をシステムキッチンに取
り付けた状態を示す側面図である。
【図3】 本実施形態の食器洗い機において洗浄庫を筐
体内に収納した状態を示す側面略断面図である。
【図4】 本実施形態の食器洗い機において洗浄庫を筐
体から引き出した状態を示す側面略断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 洗浄庫 5 上蓋 21 送風ファン(乾燥装置) 22 乾燥手段(乾燥装置) 31 防音部材 36 脚 80 システムキッチン 80a 天板(天面) 83 収納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口する筐体と、この筐体から前
    方に引き出し自在に設けられ、上面に食器を出し入れす
    るための開口を有する洗浄庫と、この洗浄庫を前記筐体
    内に収納した状態において、前記洗浄庫の上面開口を閉
    塞するための上蓋とを備えた食器洗い機であって、シス
    テムキッチンに用意された収納部に組み込まれる食器洗
    い機において、 食器洗い機をシステムキッチンの前記収納部に組み込ん
    だときに前記筐体上面と前記収納部の天面との間にでき
    る隙間の入口部分を閉鎖して前記収納部からの音漏れを
    小さくするために、前記筐体上面の前部位置において、
    前記筐体前面と前記収納部の天面との間に設けた防音部
    材を備えたことを特徴とする食器洗い機。
  2. 【請求項2】 前記防音部材を、上下方向の厚みが変る
    よう弾性体で構成することを特徴とする請求項1記載の
    食器洗い機。
  3. 【請求項3】 食器を乾燥させるために前記洗浄庫内に
    送風する送風装置を備え、前記送風装置の動作により、
    主に前記筐体下部から外気が取り込まれて、前記洗浄庫
    内に導入されるよう構成するとともに、前記筐体を支え
    る脚を筐体底面から設け、前記筐体底面と前記収納部に
    おける食器洗い機の設置面との間に外気が通る隙間がで
    きるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の食
    器洗い機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7568487B2 (en) 2006-04-20 2009-08-04 Maytag Corporation Lid mechanism for a drawer-type dishwasher
US7607444B2 (en) 2005-11-29 2009-10-27 Maytag Corporation Latching and sealing mechanism for a drawer-type dishwasher
US7731804B2 (en) 2006-08-09 2010-06-08 Maytag Corporation Lid operating mechanism for a drawer-type dishwasher

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