JP2003092488A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003092488A
JP2003092488A JP2001281126A JP2001281126A JP2003092488A JP 2003092488 A JP2003092488 A JP 2003092488A JP 2001281126 A JP2001281126 A JP 2001281126A JP 2001281126 A JP2001281126 A JP 2001281126A JP 2003092488 A JP2003092488 A JP 2003092488A
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insertion hole
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JP2001281126A
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Ryoji Wake
亮二 和気
Kazuo Yoshinaga
一男 吉永
Seiichi Sakurai
清一 桜井
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、回路基板の裏面にハンダが突出す
ることなく、シールドケースの回路基板に対する取付強
度を十分に確保するようにした、電子機器を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 表面に各種電子部品11dが実装された
平坦な積層回路基板11と、この積層回路基板の表面全
体を覆うように積層回路基板に取り付けられたシールド
ケース12と、を含んでおり、上記シールドケースが積
層回路基板のアース接続用ランドに対して接続される、
電子機器10において、上記積層回路基板11が、その
中間層11cにアース接続用ランドと、このアース接続
用ランドから表面まで延びる挿入孔13と、を備えてお
り、上記シールドケース12の足部12aが、上記挿入
孔13内に挿入され、上記アース接続用ランドに対して
ハンダ付けされるように、電子機器10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関し、
特に回路基板を覆うシールドケースの回路基板へのハン
ダ付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような電子機器は、例えば図
3に示すように、構成されている。図3において、電子
機器1は、平坦な回路基板2と、この回路基板2の表面
を覆うシールドケース3と、を含んでいる。
【0003】上記回路基板2は、その表面に導電パター
ン(図示せず)が形成されていると共に、回路を構成す
るために必要な電子部品2aが実装されている。これに
対して、シールドケース3は、金属製であって、回路基
板2を周囲の電磁ノイズから保護するようになってい
る。このシールドケース3は、下方が開放したほぼ直方
体状に形成されており、そのほぼ四隅から下方に延びる
取付用の足部3aを有している。
【0004】ここで、シールドケース3は、回路基板2
への取付の際に、これらの足部3aが、回路基板2のほ
ぼ四隅に備えられた貫通孔2b内に挿入されると共に、
端縁が、回路基板2の表面に当接することにより、位置
決めされる。この際、シールドケース3の端縁3bは、
回路基板2の表面に形成された導電パターンのうち、側
縁に形成されたアース接続用ランド2cに対して、当接
し、ハンダ付けされることにより、シールドケース3全
体がアース接続されるようになっている。
【0005】このように構成された電子機器1は、回路
基板2上に構成された回路に対して、周囲の電磁ノイズ
がシールドケース3により遮断されることにより、周囲
の電磁ノイズの混入による誤動作等が防止され得るよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の電子機器1においては、シールドケース3の位置
決めを行なうための貫通孔2b内にシールドケース3の
足部3aが挿入されるようになっている。従って、この
部分にハンダ付けを行なうと、溶融ハンダが貫通孔2b
に沿って下方に流れ、回路基板2の裏面にハンダがはみ
だしてしまう。
【0007】これに対して、各種機器の小型・薄型化の
要請に伴って、例えばBluetoothモジュール等
において、このような電子機器1も薄型化に対応する必
要があるが、上述したように回路基板2の裏面にハンダ
がはみだしてしまうと、このハンダはみだし分だけ電子
機器1の高さが増大してしまう。このため、回路基板2
の表面にアース接続用ランド2cを設けて、このアース
接続用ランド2cに対して、上記シールドケース3の端
縁3bをハンダ付けするようにしている。
【0008】しかしながら、このようなシールドケース
3の取付方法では、シールドケース3の回路基板2への
取付強度が比較的弱くなってしまうので、シールドケー
ス3に不用意に外力が加えられた場合に、シールドケー
ス3が回路基板2から剥離してしまうという問題があっ
た。このため、上記取付強度を強くするために、回路基
板2のアース接続用ランド2cを大きくすると、アース
接続用ランド2cの占める面積が増大することになるの
で、回路基板2が大型化してしまうと共に、回路基板2
の回路設計の自由度が低くなってしまう。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、回路基板の裏
面にハンダが突出することなく、シールドケースの回路
基板に対する取付強度を十分に確保するようにした、電
子機器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、表面に各種電子部品(11d)が実装された平坦
な積層回路基板(11)と、この積層回路基板(11)
の表面全体を覆うように積層回路基板(11)に取り付
けられたシールドケース(12)と、を含んでおり、上
記シールドケース(12)が積層回路基板(11)のア
ース接続用ランドに対して接続される、電子機器(1
0)において、上記積層回路基板(11)が、その中間
層(11c)にアース接続用ランドと、このアース接続
用ランドから表面まで延びる挿入孔(13)と、を備え
ており、上記シールドケース(12)の足部(12a)
が、上記挿入孔(13)内に挿入され、上記アース接続
用ランドに対してハンダ付けされることを特徴とする、
電子機器(10)により、達成される。
【0011】本発明による電子機器(10)は、好まし
くは、上記挿入孔(13)がスルーホール(13a)と
して構成されている。
【0012】上記構成によれば、シールドケース(1
2)の足部(12a)が、回路基板(11)の表面に開
口した挿入孔(13)内に挿入されることにより、足部
(12a)の先端が、回路基板(11)の中間層(11
c)に備えられたアース接続用ランドに当接する。そし
て、この足部(12a)がアース接続用ランドに対して
ハンダ付けされ、電気的に接続されることにより、シー
ルドケース(12)が回路基板(11)に対してアース
接続されることになる。
【0013】この場合、シールドケース(12)の足部
(12a)が、回路基板(11)の挿入孔(13)内に
てハンダ付けされることから、回路基板(11)の裏面
にハンダがはみだすようなことはないので、回路基板
(11)が確実に薄型に構成され得ると共に、十分な取
付強度が得られることになる。さらに、シールドケース
(12)の足部(12a)が、回路基板(11)の挿入
孔(13)内で、中間層(11c)のアース接続用ラン
ドに当接することから、このアース接続用ランドを最小
面積に抑えることができるので、回路基板(11)の小
型化に寄与することになる。従って、例えばBluet
oothモジュール等の小型化が重要であるような電子
機器(10)に最適な電子機器(10)が得られること
になる。
【0014】上記挿入孔(13)がスルーホール(13
a)として構成されている場合には、シールドケース
(12)の足部(12a)が挿入孔(13)内でハンダ
付けされる際に、挿入孔(13)内全体でハンダ付けが
行なわれることになり、シールドケース(12)の取付
強度がより一層高められることになる。尚、上記括弧内
の参照符号は、理解を容易にする為に付したものであ
り、一例に過ぎず、これらに限定されるものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明によ
る電子機器の一実施形態を示している。図1において、
電子機器10は、平坦な回路基板11と、この回路基板
11を覆うシールドケース12と、を含んでいる。
【0016】上記回路基板11は、図2に示すように、
多層の基板、図示の場合、三層の基板11a,11b,
11cを積層した積層基板であって、その表面,間及び
裏面にそれぞれ導電パターンL1,L2,L3,L4が
形成されていると共に、その表面に回路を構成するため
に必要な電子部品11dが実装されている。
【0017】これに対して、シールドケース12は、金
属製であって、回路基板11を周囲の電磁ノイズから保
護するようになっている。このシールドケース12は、
下方が開放したほぼ直方体状に形成されており、そのほ
ぼ四隅から下方に延びる取付用の足部12aを有してい
る。
【0018】以上の構成は、図3に示した従来の電子機
器1と同様の構成であるが、本発明実施形態による電子
機器10においては、上記回路基板11は、そのほぼ四
隅にてシールドケース12の位置決めを行なうために、
それぞれ図2に示すように、シールドケース12の各足
部12aを受容する挿入孔13を備えている。各挿入孔
13は、回路基板11の各基板11a,11b,11c
のうち、上方の二つの基板11a,11bのみを貫通
し、最下の基板11cを貫通していない。
【0019】ここで、各挿入孔13は、それぞれスルー
ホールとして、その内面から基板11aの上面及び基板
11bの下面にて周囲に広がる導電パターン13aを備
えている。そして、この導電パターン13aは、最下の
基板(中間層)11cの上面に設けられたアース接続用
ランド(図示せず)に当接し、あるいは一体に形成され
ている。
【0020】本発明実施形態による電子機器10は、以
上のように構成されており、シールドケース12は、以
下のようにして回路基板11に対して取り付けられる。
即ち、先づシールドケース12の各足部12aが、それ
ぞれ対応する回路基板11上の挿入孔13内に上方から
挿入される。これにより、各足部12aは、回路基板1
1の各挿入孔13の底部にて、アース接続用ランドに当
接する。そして、各足部12aがアース接続用ランドに
対してハンダ付けされると、溶融したハンダが、挿入孔
13内の導電パターン13aに沿って流れた後、硬化す
ることにより、各足部12aが対応する挿入孔13内に
てスルーホールを構成する導電パターン13a及びアー
ス接続用ランドに対して電気的に接続されると共に、機
械的に取り付けられることになる。
【0021】従って、ハンダ付けの際に、溶融するハン
ダは、挿入孔13内から回路基板11の裏面にはみだす
ようなことはなく、挿入孔13内で硬化するので、回路
基板11の薄型化が達成されると共に、挿入孔13内で
スルーホールとしての導電パターン13aにハンダ付け
されることによって、シールドケース12の取付強度が
十分に高められる。
【0022】さらに、最下の基板11cの表面に形成さ
れるアース接続用ランドは、ハンダが接する領域が挿入
孔13内に限定されるので、挿入孔13の大きさより僅
かに大きくすればよいので、できるだけ小さくすること
ができる。これにより、回路基板11の最下の基板11
cの表面におけるアース接続用ランドの占有面積が低減
され、基板11の表面の設計の自由度が大きくなる。従
って、電子機器10が例えばBluetoothモジュ
ール等であっても、小型化・薄型化に容易に対応するこ
とができる。
【0023】上述した実施形態においては、シールドケ
ース12は、回路基板11の表面全体を覆うように形成
されているが、これに限らず、回路基板11の表面の少
なくとも一部を覆うように形成されていてもよい。ま
た、上述した実施形態においては、回路基板11は、三
層の積層基板として構成されているが、これに限らず、
二層または四層以上の積層基板であってもよいことは明
らかである。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、シ
ールドケースの足部が、回路基板の挿入孔内にてハンダ
付けされることから、回路基板の裏面にハンダがはみだ
すようなことはないので、回路基板が確実に薄型に構成
され得ると共に、十分な取付強度が得られることにな
る。さらに、シールドケースの足部が、回路基板の挿入
孔内で、中間層のアース接続用ランドに当接することか
ら、このアース接続用ランドを最小面積に抑えることが
できるので、回路基板の小型化に寄与することになる。
従って、例えばBluetoothモジュール等の小型
化が重要であるような電子機器に最適な電子機器が得ら
れることになる。
【0025】かくして、本発明によれば、回路基板の裏
面にハンダが突出することなく、シールドケースの回路
基板に対する取付強度を十分に確保するようにした、極
めて優れた電子機器が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子機器の一実施形態の構成を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の電子機器におけるシールドケースと回路
基板とのハンダ付け部分を示す部分拡大断面図である。
【図3】従来の電子機器の一例の構成を示す概略斜視図
である。
【符号の説明】
10 電子機器 11 回路基板 11a,11b 基板 11c 最下の基板(中間層) 11d 電子部品 12 シールドケース 12a 足部 13 挿入孔(スルーホール) 13a 導電パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に各種電子部品が実装された平坦な
    積層回路基板と、この積層回路基板の表面全体を覆うよ
    うに積層回路基板に取り付けられたシールドケースと、
    を含んでおり、上記シールドケースが積層回路基板のア
    ース接続用ランドに対して接続される、電子機器におい
    て、 上記積層回路基板が、その中間層にアース接続用ランド
    と、このアース接続用ランドから表面まで延びる挿入孔
    と、を備えており、 上記シールドケースの足部が、上記挿入孔内に挿入さ
    れ、上記アース接続用ランドに対してハンダ付けされる
    ことを特徴とする、電子機器。
  2. 【請求項2】 上記挿入孔がスルーホールとして構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載の電子機
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101065929B1 (ko) * 2008-10-13 2011-09-19 아스키 컴퓨터 코포레이션 통신 제품의 회로기판과 그 제조 방법
CN101742895B (zh) * 2008-11-25 2012-04-18 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电子装置的屏蔽构造
JP2019125752A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 キヤノン電子株式会社 電子部品の保護部品およびその保護部品が実装された回路基板

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