JP3549345B2 - Rfユニット取付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、RFユニットに複数の枠足を設け、前記回路基板の取付孔に挿入して当該枠足を半田付けして固定するRFユニット取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話等に送受信機であるRFユニットが内蔵されているが、例えば、携帯電話の小型化に伴い、内部に備えられ、マイクロコンピュータ部を搭載してあるロジックPCB(メイン基板)の集積度がアップしてロジックPCBは多層PCBとなっている。
また、携帯電話内の、RFユニットをロジックPCBに接続、固定する方法として、RFユニットに枠足を4ヶ所設け、ロジックPCBに枠足固定用の取付孔を明けて、RFユニットの枠足を4ヶ所半田付けするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術においては、インターフェース・コネクタが回路上、アンテナに対して反対側に位置されるため、小型化に伴って電子部品の自由度が無くなることから、携帯電話を組み込むとき、ロジックPCBの中央部に位置することになる。しかしながら、ロジックPCBの中央部には配線パターンが密集しており、ロジックPCBの中央に枠足固定用の取付孔を明けることはセット設計を難しくし、また、小型化の障害となっていた。また、携帯電話を落しても衝撃によってロジックPCBからRFユニットが脱落しないように対衝撃性を充分に考慮する必要がある。
【0004】
本発明の第1の課題は、インターフェース・コネクタによって接続面積が増大し接続力も強くなって、枠足が多いほど枠足の寸法バラツキが大きくなることを抑えることができて一層インターフェース・コネクタの嵌合不良を無くすことができ、更にインターフェース・コネクタで兼用して削除した枠足以外にも枠足の本数を減らしても安定して取り付けることができると共に更に一層前記嵌合不良も無くすことができ、また、枠足の設置位置の自由度が大きくなり、小型化を図れるRFユニット取付装置を提供することである。
【0005】
本発明の第2の課題は、アンテナのグランドを強化してノイズを入りにくくしアンテナの特性を安定させられるRFユニット取付装置を提供することである。
【0006】
本発明の第3の課題は、他の電子部品として例えばLCDを使用する携帯電話に適用した場合、携帯電話を落しても衝撃によって回路基板からRFユニットが脱落しないような対衝撃性を得られ、かつ一層小型化を図れるRFユニット取付装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題は、取付孔を穿設した回路基板と、四角形状の枠体を有し、前記取付孔に挿入される枠足を前記枠体の一方の隅近傍に設け、前記回路基板に実装されて当該枠足を固定するRFユニットとを備え、前記RFユニットと前記回路基板とにインターフェース・コネクタを前記一方の隅と前記四角形状の一方の対角線上で対向する他方の隅に設けて接続固定する第1の手段により達成される。
【0008】
上記第2の課題は、第1の手段において、前記一方の隅の近傍にアンテナを接続するアンテナ接続部を配設した第2の手段により達成される。
【0009】
上記第3の課題は、第1の手段において、前記回路基板の前記インターフェース・コネクタを実装した面と反対の面に他の電子部品を実装した第3の手段により達成される。
上記第1の課題は、第1の手段において、前記枠体には、四角形状の他方の対角線上の隅近傍に対向して枠足を設けた第4の手段により達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1(a),(b)は本発明に係るRFユニット取付装置の一実施の形態の概略を示す説明図、図2は図1に示すRFユニット取付装置の分解斜視図、図3はRFユニットの底面図、図4はRFユニットをマザー基板に実装した状態を示す一部切欠き側面図、図5(a),(b)はRFユニットの枠足の変形例を示す説明図である。
【0011】
以下、本発明に係るRFユニット取付装置を形態電話に適用した例を説明する。
図1において、1は携帯電話で、この携帯電話1はケース2内にロジックPCB(メイン基板)3が取り付けられ、このロジックPCB3には斜線を施した部分にLCD4が実装されている。そして、このLCD4はケース2の透光部からその表示面が見えるようになっている。また、“1”,“2”,“3”などを表示したプッシュボタン5が外部から操作可能にロジックPCB3に実装されている。
6は送受信機であるRFユニットで、RFユニット6はロジックPCB3のLCD4と反対の面に対応して実装され、アンテナ7に接続されている。また、後述するインターフェース・コネクタを介してロジックPCB3に接続されている。
【0012】
このRFユニット6は、図2〜図4に示すように、四角箱状の枠体8を有し、枠体8の上下開口部分には上下カバー9,10がそれぞれ嵌装されて塞がれている。11は内蔵されたRF回路基板、12はRF回路基板11に形成されたアンテナ7との接続部、13は接続部12,12…を露出させるために上下カバー9,10に形成された切欠き部である。
この枠体8には、図3及び図4に示すように、両側板の両端寄りに1ヶ所を除いて枠足14,14,14が形成されている。枠足14,14,14にはロジックPCB3から下カバー10まで所定の隙間が形成されるように段部14aがそれぞれ形成されている。そして、この枠足が形成されていないRFユニット6の隅は、図3に示すように、アンテナ接続部12,12の一方を対角線の一方とし、前記対角線の他方の隅に前記インターフェース・コネクタの一方のコネクタ15がRF回路基板11に実装されて配設されている。このコネクタ15を露出させるために下カバー10に切欠き部16が形成されている。
【0013】
また、アンテナ接続部12,12の近傍に配設した枠足14はアンテナ7のアース端子としてある。これにより、アンテナ7のグランドを強化してノイズを入りにくくしアンテナの特性を安定させられる。
【0014】
ロジックPCB3には、枠足14,14,14を挿入する枠足固定用の取付孔18,18,18が対応する位置に明けられている。また、ロジックPCB3には、RFユニット6のインターフェース・コネクタの一方のコネクタ15と嵌合されるインターフェース・コネクタの他方のコネクタ17が実装されており、RF回路基板11の回路とロジックPCB3の回路とが接続される。
【0015】
インターフェース・コネクタ15,17は、図4に示すように、他の3つの枠足14,14,14の段部14aがロジックPCB3上に突き当たる位置で、突き当たるようにインターフェース・コネクタ15,17のそれぞれの高さが設定されている。これにより、RFユニット6をロジックPCB3に対して平行にあるいは所定の配置で安定して取り付けることができる。
19はロジックPCB3に実装されたマイクロコンピュータ部、20はバッテリーである。
【0016】
なお、上述した実施の形態では、枠足14をロジックPCB3の取付孔18に挿入したが、上述したように枠足の1つをインターフェース・コネクタ15,17による接続で兼用したことからインターフェース・コネクタによって接続面積が増大し接続力も強くなるので、3つの枠足を本数を減らすこともできる。この際、例えば、図5に示すように、下部で屈曲形成しネジ挿通穴21を有する枠足22を1つだけとし、かつロジックPCB3にはネジ23を捩じ込む孔24を形成するようにしてもよい。
【0017】
このような前記実施の形態にあっては、取付孔18を穿設したロジックPCB3と、取付孔18に挿入される複数の枠足14を設け、ロジックPCB3に実装されて当該枠足14を半田付けして固定するRFユニット6とを備え、RFユニット6とロジックPCB3とにインターフェース・コネクタ15,17を設けて接続固定するとともに、複数の枠足14の1つに代えて当該インターフェース・コネクタ15を枠足14として兼用させたため、インターフェース・コネクタ15,17によって接続面積が増大し接続力も強くなるので、枠足14が多いほど枠足14の寸法バラツキが大きくなることを抑えることができて一層インターフェース・コネクタ15,17の嵌合不良を無くすことができ、更にインターフェース・コネクタ15,17で兼用して削除した枠足14以外にも枠足14の本数を減らしても安定して取り付けることができると共に更に一層前記嵌合不良も無くすことができ、また、枠足14の設置位置の自由度が大きくなり、小型化を図れる。
【0018】
また、前記実施の形態にあっては、RFユニット6は四角箱形状で、その底面の対角線の一方の隅にアンテナ接続部12を配設するとともに当該アンテナ接続部12の近傍に枠足14を配設し、対角線の他方の隅にインターフェース・コネクタ15を配設したため、アンテナ7のグランドを強化してノイズを入りにくくしアンテナ7の特性を安定させられる。
【0019】
また、前記実施の形態にあっては、ロジックPCB3のインターフェース・コネクタ17を実装した面と反対の面に対応して他の電子部品として例えばLCD4を実装したため、LCD4を使用する携帯電話に適用した場合、携帯電話を落しても衝撃によってロジックPCB3からRFユニット6が脱落しないような対衝撃性を得られ、かつ一層小型化を図れる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1、4記載の発明によれば、枠足の1つをインターフェース・コネクタにて兼用させたため、インターフェース・コネクタによって接続面積が増大し接続力も強くなるので、枠足が多いほど枠足の寸法バラツキが大きくなることを抑えることができて一層インターフェース・コネクタの嵌合不良を無くすことができ、更にインターフェース・コネクタで兼用して削除した枠足以外にも枠足の本数を減らしても安定して取り付けることができると共に更に一層前記嵌合不良も無くすことができ、また、枠足の設置位置の自由度が大きくなり、小型化を図れる。
【0021】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による作用効果に加えて、アンテナのグランドを強化してノイズを入りにくくしアンテナの特性を安定させられる。
【0022】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明による作用効果に加えて、ロジックPCBにはインターフェース・コネクタ面の反対面に他の電子部品が実装されているので、他の電子部品として例えばLCDを使用する携帯電話に適用した場合、携帯電話を落しても衝撃によって回路基板からRFユニットが脱落しないような対衝撃性を得られ、かつ一層小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明に係るRFユニット取付装置の一実施の形態の概略を示す説明図である。
【図2】図1に示すRFユニット取付装置の分解斜視図である。
【図3】RFユニットの底面図である。
【図4】RFユニットをマザー基板に実装した状態を示す一部切欠き側面図である。
【図5】(a),(b)はRFユニットの枠足の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
3 ロジックPCB
4 LCD
6 RFユニット
7 アンテナ
12 接続部
14 枠足
15,17 インターフェース・コネクタ
18 取付孔
Claims (4)
- 取付孔を穿設した回路基板と、
四角形状の枠体を有し、前記取付孔に挿入される枠足を前記枠体の一方の隅近傍に設け、前記回路基板に実装されて当該枠足を固定するRFユニットとを備え、
前記RFユニットと前記回路基板とにインターフェース・コネクタを前記一方の隅と前記四角形状の一方の対角線上で対向する他方の隅に設けて接続固定することを特徴とするRFユニット取付装置。 - 請求項1記載において、前記一方の隅の近傍にアンテナを接続するアンテナ接続部を配設したことを特徴とするRFユニット取付装置。
- 請求項1記載において、前記回路基板の前記インターフェース・コネクタを実装した面と反対の面に他の電子部品を実装したことを特徴とするRFユニット取付装置。
- 請求項1記載において、前記枠体には、四角形状の他方の対角線上の隅近傍に対向して枠足を設けたことを特徴とするRFユニット取付装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP32417296A JP3549345B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | Rfユニット取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32417296A JP3549345B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | Rfユニット取付装置 |
Publications (2)
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JPH10163650A JPH10163650A (ja) | 1998-06-19 |
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ID=18162909
Family Applications (1)
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JP32417296A Expired - Fee Related JP3549345B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | Rfユニット取付装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3549345B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3570894B2 (ja) | 1998-06-23 | 2004-09-29 | アルプス電気株式会社 | 携帯電話機用送受信ユニット |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32417296A patent/JP3549345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10163650A (ja) | 1998-06-19 |
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