JP2003092411A - 有機半導体デバイス、有機電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

有機半導体デバイス、有機電界効果トランジスタ及びその製造方法

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JP2003092411A
JP2003092411A JP2002201704A JP2002201704A JP2003092411A JP 2003092411 A JP2003092411 A JP 2003092411A JP 2002201704 A JP2002201704 A JP 2002201704A JP 2002201704 A JP2002201704 A JP 2002201704A JP 2003092411 A JP2003092411 A JP 2003092411A
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バオ ゼナン
Jan Hendrik Schon
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な有機電界効果トランジスタ(OFE
T)を提供する。 【解決手段】 有機電界効果トランジスタ(OFET)
はゲート、ソース及びドレインを有する。OFETは、
ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極の間に形成さ
れた有機分子の単層も有する。この単層はOFETのた
めのチャネル及びゲート誘電体層として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機半導体デバイス
に関する。
【0002】
【従来の技術】有機回路に関する関心は高まり続けてい
る。有機回路の魅力は、プラスチックタイプの基板によ
り形成された回路に一般的に付随する可撓性、軽量性及
び強靱性などのようなこれらの機械的特性から生じる。
これらの特性は、例えば、スマートカード、電子タグ及
びディスプレイなどのような多くの用途に好適な低コス
ト集積回路(IC)技術に転用可能であると予想され
る。
【0003】有機回路は少なくとも1個の能動有機半導
体デバイスを包含する。このような能動有機半導体デバ
イスの一例は、有機電界効果トランジスタ(OFET)
である。OFETは有機半導体層内に形成された能動チ
ャネルを有する。この能動チャネルはドレインをソース
と連結する。能動チャネルの導電率は、ゲート誘電体層
を介してデート電極から印加された電界に反応する。そ
の導電率に応じて、電圧がドレインとソースとの間に印
加されたときに、電流はチャネルを介して流れることが
できる。従って、電界から導出されたゲート電極上の電
圧は、チャネルを介して流れる電流量を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】有機回路からは多くの
利点が想起されるが、能動有機半導体デバイスの製造上
の改善も期待される。更に詳細には、OFETのような
能動有機半導体デバイスの製造を単純化するための改良
が探し求められている。同様に、例えば、OFETの製
造コストを低減させるための研究努力が続けられてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、OFETな
どのような能動有機半導体デバイスの製造を単純化し、
かつ、製造コストを低減する本発明の製造方法により解
決される。更に詳細には、前記課題は、絶縁特性と、電
界に応じて変化する導電率を有する有機分子の層により
解決される。本発明によれば、少なくとも一つの有機絶
縁性分子と少なくとも一つの有機半導体分子から形成さ
れた有機分子層は誘電体層及び能動チャネルとして機能
する。従って、この有機分子層は例えば、OFETのゲ
ート誘電体層及びゲート誘電体層の両方であることがで
きる。更に、有機分子層は単分子層であることもでき
る。本発明の説明のために、「単分子層」又は「単層」
という用語は、1分子の厚さを有する層を意味する。こ
の場合、単層の各原子は少なくとも1個の化学結合を有
する。
【0006】本発明の一例において、OFETは例え
ば、有機分子の単層をゲート電極に結合することにより
自己集成される。有機分子の単層は、ゲート電極を有機
分子でソーキングすることにより結合させることができ
る。このソーキングステップは、例えば、アルキル鎖な
どのような少なくとも1個の有機絶縁分子と、芳香環、
融合環、共役ベンゼン及び大環状分子を含む共役分子又
は共役基などのような少なくとも1個の有機半導体分子
と共に、チオール、シラン又は有機感応性シランなどの
ような少なくとも1個の界面分子によるソーキングを含
むことができる。本発明の説明のために、「共役」とい
う用語は、分子が非局在化π電子を有し、これにより半
導体特性を生じることを意味する。別法として、界面分
子、有機絶縁分子及び有機半導体分子を連続的にソーキ
ングするか、又は部分的順次配列法(例えば、界面分子
と有機絶縁層を最初に一緒にソーキングし、次いで、そ
の後有機半導体分子をソーキングする)によりソーキン
グすることもできる。ソーキング完了後、有機分子層を
ゲート電極と結合する。過剰量の界面分子は、有機分子
の単層のような所望の厚さを創成するために除去するこ
とができる。最後に、有機分子層を乾燥させる。ドレイ
ン及びソース電極が形成されたら、OFETが完成され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明の或る実施
態様の概要断面図である。更に詳細には、例えば、有機
電界効果トランジスタ(OFET)のような半導体デバ
イス10が図示されている。代表的な無機電界効果トラ
ンジスタと全く同様に、OFET10はゲート、ソース
及びドレインからなる。OFET10は、電流を流すこ
とが出来る能動チャネルと、ゲートをチャネルから絶縁
するためのゲート誘電体層も有する。
【0008】構造的に、OFET10はゲート電極1
5、ソース電極20及びドレイン電極25を有する。電
極15、20及び25は、ドープドシリコン又は例え
ば、金(Au)、銀(Ag)又は白金(Pt)などのよ
うな導電性金属から構成することができる。ゲート電極
15と、ソース電極20及びドレイン電極25との間に
形成されているのは単分子層30又は分子1個の厚さの
鎖状構造を有する単層である。この場合、単層の各原子
は少なくとも1個の化学結合を有する。従って、単層3
0は約1nm〜3nmの範囲内の厚さを有する。
【0009】単層30は、OFET10のための多目的
層として機能する。単層30は、OFET10のチャネ
ル及びゲート誘電体層を構成する。従って、単層30
は、OFET10のチャネルとして機能する。これによ
り、チャネルを介して及びソース電極20とドレイン電
極25との間で電流をながすことができる。同様に、単
層30は、チャネルとゲート電極15との間に絶縁層を
配設することによりゲート誘電体層としても機能する。
【0010】これらの両方の機能的動作を実現するため
に、単層30は有機分子の層からなる。更に詳細には、
単層30は少なくとも1個の有機半導体分子35からな
る。有機半導体分子35内にはOFET10のチャネル
が形成される。有機半導体分子35の特徴は、単層30
を形成する有機分子鎖の第1の連続部分を有することで
ある。この分子鎖の第1の連続部分は非結合又はπ軌道
の、例えば、ベンゼンからなる。π軌道の特性はOFE
T10のソース電極20とドレイン電極25との間に延
在し、それにより、有機半導体分子35のチャネルを介
して電流を流すことが可能になる。
【0011】単層30は更に、少なくとも1個の有機絶
縁分子40から構成される。有機絶縁分子40の特徴
は、単層30を形成する有機分子鎖の第2の連続部分を
有することである。この分子鎖の第2の連続部分は結合
又はσ軌道からなる。σ軌道の特性は、電流の流れを阻
止し、絶縁体として挙動する。前記のような、分子鎖の
第2の連続部分(例えば、σ軌道)は、第1の連続部分
(例えば、π軌道)よりもゲート電極15の近くに配向
する。従って、有機絶縁分子40は、有機半導体分子3
5内のチャネルとゲート電極15との間のゲート誘電体
層として機能する。
【0012】単層30は更に、界面分子45から構成さ
れる。界面分子45は有機絶縁分子40とゲート電極1
5との間の一層大きな結合を有する。下記で詳細に説明
するように、界面分子45の選択は、ゲート電極15と
して使用するために選択された材料に応じて左右され
る。界面分子45はまた、OFET10のゲート誘電体
層のための追加的な絶縁も提供する。
【0013】σ軌道及びπ軌道は、物質の量子理論及び
一般的に、単一原子(原子軌道)又は更に特定的には、
本発明のような結合原子(分子軌道)に対するその応用
を用いて説明できる。シュレーディンガー(Schrodinge
r)の波動力学及びハイゼンベルグ(Heisenberg)の不確定
性原理の組合せからなる軌道理論は、電子は粒子ではな
く、幾つかのエネルギーレベルで存在できる三次元波動
と見做す。電子の正確な位置及び殻内の位置(例えば、
大多数の元素において、軌道群である)は数学的確率法
則では正確に予測できない。軌道準位及び軌道準位内の
電子の運動は波動関数及び量子数により表される。電子
が所定の容量で存在する確率(すなわち、1電子波動関
数の二乗)は、その電子の軌道と呼ばれ、その軌道の形
状は、定確率の表面(すなわち、球体及び楕円形ドーナ
ツ)により画成される。確率によって説明される電子軌
道は、不確定な境界を有する雲に似ている。各電子のエ
ネルギー状態は、その主準位、角運動量、磁気モーメン
ト及びスピンを記述する4量子数により得られる。
【0014】図1(b)は、図1(a)のOFET10
のようなデバイスで使用するための、単層60の一例を
使用する分子構造50を示す模式図である。単層60は
有機半導体分子75から構成されている。有機半導体分
子75は共役有機構造から構成されている。図示されて
いるように、有機半導体分子75は、共役分子又は共役
基により実現される。これらは例えば、芳香環、溶融
環、共役ベンゼン、大環状分子などである。また、これ
らの置換体も本発明の記載を参照することにより当業者
には自明である。有機半導体分子75からのπ軌道は、
チャネルの形成が可能な、y軸芳香に、共役ベンゼン間
を横方向に延在し、これにより、これらを介する電流の
流れを助ける。
【0015】単層60は有機絶縁分子70からも構成さ
れる。有機絶縁分子70は、例えば、酸化されると−C
OOH末端基を生成し、その後、ピレンメタノールによ
りエステル化されるビニル末端基を有するテトラデシル
−1−エニルトリクロロシランなどのようなアルキル鎖
又は尾からなる。有機絶縁分子70は、直鎖状又は僅か
に分枝した線状形状を有するアルキル鎖からなることが
好ましい。別法として、有機絶縁分子70は、ポリエー
テル鎖及びその他の不完共役鎖などからも構成できる。
しかし、様々な追加置換体もこの明細書の記載を参照す
れば当業者に自明である。有機絶縁分子70は有機半導
体分子75及び界面分子65に結合される。有機絶縁分
子70からのσ軌道は、有機半導体分子75と界面分子
65との間でx軸方向に垂直に延在する。従って、電流
は有機半導体分子75と界面分子65との間を流れるこ
とが阻止され、これにより、有機絶縁分子70は双方向
絶縁体として機能する。
【0016】単層60内の有機半導体分子75対有機絶
縁分子70の比率は1:1であることが好ましい。しか
し、これよりも高い有機半導体分子75対有機絶縁分子
70の比率は、単層60のような漸増高密度単分子層を
生成しやすい。単層60の密度が高くなればなるほど、
OFETにおけるピンホールの発生し易さ及びゲート誘
電体層を介するトンネル電流漏洩の起こり易さは低くな
る。
【0017】界面分子65は、単層60の一部として複
数の機能を果たす。従来技術と対照的に、本発明は、単
層と導体(例えば、OFETのゲート電極)との間の化
学結合(例えば、共役結合及び/又はイオン結合)を持
続させる。これに関して、界面分子65は有機絶縁分子
70とOFETのゲート電極との間の結合力を高める。
更に、界面分子65は、OFETのゲート電極により検
分されるように、ゲート誘電体層の誘電特性も高めるこ
とができる。
【0018】図2は、本発明による第1の実施例である
OFET構造100の模式的断面図である。OFET1
00は、前記に詳述した原理による有機分子の単層から
なる。更に詳細には、OFET100は、当業者に公知
の様々な物質によりドーピングされたシリコンから形成
されたゲート電極115を含む。更に、OFET100
は、ソース電極120及びドレイン電極125も含む。
【0019】ドープドシリコンゲート電極115上には
界面分子145が形成されている。界面分子145は二
酸化シリコンからなる。しかし、様々な代替物もこの明
細書の記載を参照すれば当業者に自明である。界面分子
145は、OFET100の単層とドープドシリコンゲ
ート電極115との間の結合力を助長する。また、界面
分子145は、OFET100のドープドシリコンゲー
ト電極115により検分されるように、ゲート誘電体層
の誘電特性も高める。
【0020】界面分子145には有機絶縁分子140が
結合される。有機絶縁分子140は基本的に、OFET
100のゲート誘電体層として機能する。有機絶縁分子
140はアルキル鎖を含む。有機絶縁分子140は、直
鎖状又は僅かに分枝した線状形状を有するアルキル鎖か
らなることが好ましい。別法として、有機絶縁分子14
0は、ポリエーテル鎖及びその他の不完共役鎖などから
も構成できる。しかし、様々な代替物もこの明細書の記
載を参照すれば当業者に自明である。
【0021】OFET100は更に、有機半導体分子1
35も有する。有機絶縁分子140に結合した有機半導
体分子135は能動チャネルを有するOFET100を
もたらす。有機半導体分子135は共役有機分子又は共
役基からなる。これらは例えば、芳香環、溶融環、共役
ベンゼン、大環状分子などである。また、これらの代替
物も本発明の記載を参照することにより当業者には自明
である。
【0022】図3は、本発明による第2の実施例である
OFET構造200の模式的断面図である。図2のOF
ET100と同様に、OFET200は有機分子の単層
からなる。OFET200は、金属から形成されたゲー
ト電極215を有する。ゲート電極215のために選択
される金属は金(Au)であることが好ましい。しか
し、銀(Ag)又は白金(Pt)などのような当業者に
公知の他の代替物及びその他の金属や合金類も使用でき
る。OFET200はシース電極220及びドレイン電
極225も有する。
【0023】ドープドシリコンゲート電極215上には
界面分子245が形成されている。ここで、図2の界面
分子145と異なり、界面分子245は硫黄(S)から
なる。しかし、様々な代替物もこの明細書の記載を参照
すれば当業者に自明である。界面分子245は、OFE
T200の単層とドープドシリコンゲート電極215と
の間の結合力を高める。
【0024】界面分子245には有機絶縁分子240が
結合される。有機絶縁分子140と同様に、有機絶縁分
子240も基本的に、OFET200のためのゲート誘
電体層として機能する。有機絶縁分子240はアルキル
鎖からなる。しかし、様々な代替物もこの明細書の記載
を参照すれば当業者に自明である。
【0025】更に、OFET200は有機半導体分子2
35を含む。有機半導体分子235は、有機半導体分子
135と同様に、能動チャネルを有するOFET200
をもたらす。有機半導体分子235は有機絶縁分子24
0に結合される。有機半導体分子235は、共役有機分
子又は共役基からなる。これらは例えば、芳香環、溶融
環、共役ベンゼン、大環状分子などである。また、これ
らの代替物も本発明の記載を参照することにより当業者
には自明である。
【0026】図4は、本発明の原理を使用するOFET
の一例の第1の特性群を示すグラフ図である。更に詳細
には、図4のグラフ図は、このようなOFETの室温に
おける、ドレイン電流(μA)対ドレイン電圧(V)特
性を示す。
【0027】図5は、本発明の原理を使用するOFET
の別の例の第2の特性群を示すグラフ図である。このグ
ラフ図は、このようなOFETの、移動度(cm2/V
/s)対逆温度(1/゜K)特性を示す。
【0028】図6は、本発明の原理によるOFETの第
1の製造方法を示す流れ図300である。流れ図300
の最初のステップを実行する前に、ドープドシリコンか
らなる基板を準備する。ドープドシリコン基板からOF
ET用のゲート電極を形成する。
【0029】最初に、ドープドシリコンゲート電極をシ
ラン又は有機官能基シランに曝露させる。この曝露ステ
ップ310は、ドープドシリコンゲート電極をシラン又
は有機官能基シランでソーキングすることにより行われ
る。このソーキングステップを実行することにより、シ
ラン又は有機官能基シランは、ドープドシリコンゲート
電極上に少なくとも1個の界面分子を生成する。更に詳
細には、シラン又は有機官能基シランは、二酸化シリコ
ン膜を生成する。この二酸化シリコン膜はドープドシリ
コンゲート電極に結合する。ここで、十分に高品質の二
酸化シリコン膜を生成するために、約100℃〜200
℃の範囲内の低温度加熱ステップも実行できる。言うま
でもなく、高温加熱ステップも本発明において使用でき
る。
【0030】その後、曝露ステップ310により形成さ
れた二酸化シリコン/ドープドシリコンゲート電極上
に、少なくとも1個の有機絶縁分子と少なくとも1個の
有機半導体分子を自己結合させる。この自己結合ステッ
プ320は、ドープドシリコンゲート電極に結合された
二酸化シリコン膜を、事前に結合された有機絶縁分子と
有機半導体分子で同時にソーキングする事により行われ
る。このソーキングステップによる有機分子(絶縁分子
及び半導体分子の両方)の濃度は、約10ミリモル/リ
ットル未満であることが好ましい。更に、有機絶縁分子
対有機半導体分子の比率は約少なくとも1:1である。
有機絶縁分子対有機半導体分子の比率は1:1である。
言うまでもなく、合成単層を作製する自己結合ステップ
の副生物は水(HO)である。
【0031】別法として、ドープドシリコンゲート電極
は、シラン又は有機官能基シラン及び事前結合有機絶縁
分子及び有機半導体分子により全て同時にソーキングす
ることができる。第2の別法では、有機絶縁分子を第1
のソーキングステップにより、ドープドシリコンゲート
電極と結合された二酸化シリコン層に最初に自己結合さ
せる。その後、有機半導体分子を有機絶縁分子に自己結
合させるために、第2のソーキングステップを行う。
【0032】結合ステップ320が完了したら、過剰量
のシラン又は有機官能基シランを除去する。この除去ス
テップ330は、ドープドシリコンゲート電極上に形成
された合成単層を水(HO)のような溶剤で濯洗する
ことにより行われる。化学的に結合されていない、物理
的に吸着されているシラン又は有機官能基シランがこの
ステップにより除去される。更に、過剰量の有機絶縁分
子及び有機半導体分子もこのステップで同様に除去され
る。
【0033】その後、例えば、溶剤及び水(HO)の
ような残留副生物を除去することによりOFETが完成
される。この除去ステップ340は、様々な異なる方法
により行うことができる。例えば、約100℃〜200
℃の範囲内の“温和”な加熱ステップで、創製構造物を
比較的低い温度で乾燥させることにより行うことができ
る。別法として、除去ステップ340は、溶剤及び残留
副生物を除去するために、真空ポンプを使用することに
より行うこともできる。
【0034】図7は、本発明の原理によるOFETの第
2の製造方法を示す流れ図400である。流れ図400
の最初のステップを実行する前に、基板(好ましくは、
金(Au)のような金属からなる基板)を準備する。ゲ
ート電極を形成するために、銀(Ag)又は白金(P
t)及びその他の金属類及び姻族合金類などのような当
業者に公知の様々な代替物も基板として使用できる。O
FET用のゲート電極は金属基板から形成される。
【0035】先ず、金ゲート電極をチオール(SH)基
に曝露させる。この曝露ステップ410は、金ゲート電
極をチオールでソーキングすることにより行われる。こ
のソーキングステップを行うことにより、チオール基は
金ゲート電極上に少なくとも1個の界面分子を生成す
る。更に詳細には、チオール基は硫黄(S)分子を金ゲ
ート電極に結合させる。
【0036】曝露ステップ410が完了したら、過剰量
のチオールを除去する。この除去ステップは、金ゲート
電極上に生成された合成単層をエタノール又はイソプロ
パノールのような溶剤で濯洗することにより行われる。
過剰量の有機絶縁分子及び有機半導体分子もこのステッ
プで同様に除去される。
【0037】その後、少なくとも1個の有機絶縁分子及
び少なくとも1個の有機半導体分子を、曝露ステップ4
10により形成された硫黄/金ゲート電極構造物に自己
結合される。この自己結合ステップ420は、金ゲート
電極に結合された硫黄分子を、事前に結合された有機絶
縁分子と有機半導体分子で同時にソーキングする事によ
り行われる。このソーキングステップによる有機分子
(絶縁分子及び半導体分子の両方)の濃度は、約10ミ
リモル/リットル未満であることが好ましい。更に、有
機絶縁分子対有機半導体分子の比率は約少なくとも1:
1である。有機絶縁分子対有機半導体分子の比率は1:
1である。言うまでもなく、合成単層を作製する自己結
合ステップの副生物は水(HO)である。
【0038】別法として、金ゲート電極は、チオール及
び事前結合有機絶縁分子及び有機半導体分子により全て
同時にソーキングすることができる。第2の別法では、
有機絶縁分子を第1のソーキングステップにより、金ゲ
ート電極と結合された硫黄分子に最初に自己結合させ
る。その後、有機半導体分子を有機絶縁分子に自己結合
させるために、第2のソーキングステップを行う。
【0039】結合ステップ420が完了したら、過剰量
のチオールを除去する。この除去ステップ430は、金
ゲート電極上に形成された合成単層をエタノール又はイ
ソプロパノールのような溶剤で濯洗することにより行わ
れる。過剰量の有機絶縁分子及び有機半導体分子もこの
ステップで同様に除去される。
【0040】その後、溶剤を除去することによりOFE
Tが完成される。この除去ステップ440は、様々な異
なる方法により行うことができる。例えば、約25℃〜
90℃の範囲内の“温和”な加熱ステップで、創製構造
物を比較的低い温度で乾燥させることにより行うことが
できる。別法として、除去ステップ440は、溶剤及び
残留副生物を除去するために、真空ポンプを使用するこ
とにより行うこともできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも一つの有機絶縁性分子と少なくとも一つの有
機半導体分子から形成された有機分子層は誘電体層及び
能動チャネルとして機能する。従って、この有機分子層
は例えば、OFETのゲート誘電体層及びゲート誘電体
層の両方であることができる。このように、絶縁特性
と、電界に応じて変化する導電率を有する有機分子層を
使用することにより、OFETなどのような能動有機半
導体デバイスの製造を単純化し、かつ、製造コストを低
減することができる。
【0042】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号がある場合は、発明の容易な理解のためで、その
技術的範囲を制限するよう解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の或る実施態様の概要断面図で
あり、(b)は前記(a)の実施態様の模式的構成断面
図である。
【図2】本発明の原理による第1の有機電界効果トラン
ジスタ(OFET)構造物の模式的構成断面図である。
【図3】本発明の原理による第2のOFETの模式的構
成断面図である。
【図4】本発明の原理によるドレイン電流(μA)対ド
レイン電圧(V)特性のグラフ図である。
【図5】本発明の原理による移動度(cm/V/s)
対逆温度(1/゜K)特性のグラフ図である。
【図6】本発明の原理によるデバイスの第1の製造方法
の流れ図である。
【図7】本発明の原理によるデバイスの第2の製造方法
の流れ図である。
【符号の説明】
10 有機電界効果トランジスタ(OFET) 15 ゲート電極 20 ソース電極 25 ドレイン電極 30 単分子層(単層) 35 有機半導体分子 40 有機絶縁分子 45 界面分子 50 分子構造 60 単層 65 界面分子 70 有機絶縁分子 75 有機半導体分子 100 OFET構造 115 ゲート電極 120 ソース電極 125 ドレイン電極 135 有機半導体分子 140 有機絶縁分子 145 界面分子 200 OFET構造 215 ゲート電極 220 ソース電極 225 ドレイン電極 235 有機半導体分子 240 有機絶縁分子 245 界面分子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ゼナン バオ アメリカ合衆国、07041 ニュージャージ ー州、ミルバーン、クリントン プレース 6 (72)発明者 ジャン ヘンドリック シェーン アメリカ合衆国、07901 ニュージャージ ー州、サミット、パーク アベニュー 21 Fターム(参考) 5F110 AA16 CC07 EE02 EE06 EE08 FF01 FF02 FF09 FF21 FF23 GG05 GG25 HK02 HK09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体層及びチャネルを付与する有機分
    子の層を有し、 前記有機分子の層は、少なくとも1個の有機絶縁分子と
    少なくとも1個の有機半導体分子とから構成されてい
    る、ことを特徴とする有機半導体デバイス。
  2. 【請求項2】 前記有機分子の層は、少なくとも1個の
    分子の厚さを有する単層であり、各原子は少なくとも1
    個の化学結合を有する、ことを特徴とする請求項1に記
    載の有機半導体デバイス。
  3. 【請求項3】 前記有機分子は第1及び第2の連続部分
    を有する鎖からなり、前記第1の連続部分は、これらの
    内部に非結合軌道を有し、前記第2の連続部分は、これ
    らの内部に存在しない非結合軌道を有する、ことを特徴
    とする請求項2に記載の有機半導体デバイス。
  4. 【請求項4】 前記有機分子の層は少なくとも1個の界
    面分子からなり、前記界面分子はチオール、シラン又は
    有機官能基シランからなり、前記有機絶縁分子はアルキ
    ル鎖からなり、前記有機半導体分子は少なくとも1個の
    共役有機分子及び共役基からなり、前記有機絶縁分子対
    前記有機半導体分子の比率は少なくとも約1:1であ
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の有機半導体デバ
    イス。
  5. 【請求項5】 ゲート、ソース及びドレインと、チャネ
    ル及びゲート誘電体層を付与する有機分子の単層とから
    なり、 前記有機分子の単層は前記ゲート、ソース及びドレイン
    に結合されており、 前記有機分子の単層は少なくとも1個の有機絶縁分子と
    少なくとも1個の有機半導体分子からなり、 前記単層は前記ソースと前記ドレインとの間のチャネル
    を介して電流を流すことができ、前記チャネルを前記ゲ
    ートから絶縁し、そして、前記ゲートに分子的に結合し
    ている、ことを特徴とする有機電界効果トランジスタ。
  6. 【請求項6】 前記有機分子は第1及び第2の連続部分
    を有する鎖からなり、前記第1の連続部分は、これらの
    内部に非結合軌道を有し、前記第2の連続部分はこれら
    の中に存在しない非結合軌道を有し、前記第1の連続部
    分は前記ソース及び前記ドレイン間に延在しており、前
    記有機分子は、前記第2の連続部分を前記第1の連続部
    分よりもゲートに接近して配置させるように配向してい
    る、ことを特徴とする請求項5に記載の有機電界効果ト
    ランジスタ。
  7. 【請求項7】 前記有機絶縁分子はアルキル鎖からな
    り、前記有機半導体分子は少なくとも1個の共役有機分
    子及び共役基からなり、前記有機分子の層は少なくとも
    1個の界面分子からなり、前記有機絶縁分子対前記有機
    半導体分子の比率は少なくとも約1:1である、ことを
    特徴とする請求項5に記載の有機電界効果トランジス
    タ。
  8. 【請求項8】 ゲートに結合され、そして、ソースとド
    レインとの間に配置された有機分子の単層を形成するス
    テップからなり、 前記単層は、絶縁性と、電界に応答して変化する導電率
    を有する、ことを特徴とする有機電界効果トランジスタ
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記有機分子の単層は少なくとも1個の
    界面分子と、少なくとも1個の有機絶縁分子と少なくと
    も1個の有機半導体分子からなり、前記単層の形成ステ
    ップは、 (a)前記ゲートを前記界面分子、前記有機絶縁分子及
    び前記有機半導体分子でソーキングする、 (b)界面分子が結合されたゲートを、有機絶縁分子及
    び有機半導体分子でソーキングする、及び、 (c)界面分子及び有機絶縁分子が結合されたゲート
    を、有機半導体分子でソーキングする、うちの少なくと
    も一つからなる、ことを特徴とする請求項8に記載の有
    機電界効果トランジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記界面分子はチオール、シラン及び
    有機官能基シランのうちの少なくとも一つからなり、前
    記有機絶縁分子はアルキル鎖からなり、前記有機半導体
    分子は少なくとも1個の共役有機分子及び共役基からな
    り、前記有機絶縁分子対前記有機半導体分子の比率は少
    なくとも約1:1である、ことを特徴とする請求項に記
    載の有機電界効果トランジスタの製造方法。
JP2002201704A 2001-07-26 2002-07-10 有機半導体デバイス、有機電界効果トランジスタ及びその製造方法 Withdrawn JP2003092411A (ja)

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