JP2003092386A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003092386A
JP2003092386A JP2001282803A JP2001282803A JP2003092386A JP 2003092386 A JP2003092386 A JP 2003092386A JP 2001282803 A JP2001282803 A JP 2001282803A JP 2001282803 A JP2001282803 A JP 2001282803A JP 2003092386 A JP2003092386 A JP 2003092386A
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Japan
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groove
insulating film
forming
semiconductor device
manufacturing
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Application number
JP2001282803A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Jitsuzawa
佳居 実沢
Makoto Izumi
誠 泉
Kazuhiko Komori
和彦 小森
Mayumi Nakazato
真弓 中里
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェル境界領域に不純物が注入されることに起
因するウェル耐圧の劣化を防止するとともに、素子分離
溝の側壁上部に位置する素子形成領域に電界集中が発生
してもリーク電流を抑制することが可能な半導体装置の
製造方法を提供する。 【解決手段】この半導体装置の製造方法は、シリコン基
板1に素子を分離するためのトレンチ5を形成する工程
と、トレンチ5を途中まで埋め込むように、高密度プラ
ズマCVD法を用いて酸化膜7aを形成する工程と、そ
の後、トレンチ5の側壁上部に位置する素子形成領域に
ボロンを注入する工程とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に関し、より特定的には、素子を分離するための
溝を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高密度化および高集
積化に伴って、素子の微細化が進められている。素子を
微細化するためには、素子自体の微細化と同時に、素子
分離領域の微細化が重要になってきている。従来の素子
分離技術としては、選択酸化法(LOCOS(Loca
l Oxidation of Silicon)法)
が知られている。
【0003】このLOCOS法では、リソグラフィ技術
およびエッチング技術による加工限界の最小寸法の微細
なパターンを形成した場合にも、横方向への酸化が進む
ので、素子分離領域の幅が広がってしまうという不都合
がある。また、LOCOS法では、微細な素子分離領域
を形成すると、酸化が進まずに素子分離が不完全になる
という不都合がある。このように、従来のLOCOS法
による素子分離では、分離幅を小さくすることが限界に
なりつつある。
【0004】また、LOCOS法では、素子分離領域に
凹凸形状が発生するため、その凹凸形状の素子分離領域
上での微細加工が困難であるという不都合もある。
【0005】そこで、これらのLOCOS法の問題点を
解消するために、最近では、STI(Shallow
Trench Isolation)法による素子分離
技術が検討されている。
【0006】STI法による素子分離方法としては、半
導体基板の表面に溝を形成した後、その溝の内部に絶縁
膜を埋め込むことによって、素子分離領域を形成する。
このSTI法における最小素子分離幅は、リソグラフィ
技術やエッチング技術の加工限界と同じ程度まで微細化
が可能である。
【0007】図22は、従来のSTI法による素子分離
領域を有する半導体装置を示した断面図である。この従
来の半導体装置では、シリコン基板101の表面にST
I法によるトレンチ(溝)104が形成されている。ト
レンチ104内には、シリコン酸化膜からなる素子分離
膜106が埋め込まれている。また、シリコン基板10
1の表面には、Nウェル102とPウェル103とが隣
接するように形成されている。トレンチ104の表面に
は熱酸化膜105が形成されている。また、トレンチ1
04が形成されない素子形成領域上には、ゲート絶縁膜
107を介して、ゲート電極108が形成されている。
【0008】図22に示した従来のSTI法による素子
分離領域を形成する方法では、素子分離膜106を埋め
込んだ後、洗浄や酸化膜除去の工程の際に、素子分離膜
106自体もエッチングを受けて膜減りしてしまう。こ
のように洗浄やウェットエッチングの際に、素子分離膜
106がシリコン基板101の素子形成領域の上面より
も低くなる部分が発生すると、ゲート電極108が素子
形成領域から素子分離膜106に跨る部分で、シリコン
基板101のエッジ部150に電界集中が発生する。こ
のため、シリコン基板101の素子形成領域のエッジ部
150において、しきい値電圧が低下する。そして、こ
のしきい値電圧が低下した部分を介して、リーク電流が
流れやすくなるという問題点があった。
【0009】そこで、従来、特許第3063834号公
報などにおいて、シリコン基板のエッジ部での電界集中
に起因するリーク電流を低減するために、素子形成領域
の側壁部に不純物を注入することによって、素子形成領
域の側壁部の不純物濃度を予め上げておく技術が提案さ
れている。図23は、この提案された方法を説明するた
めの断面図である。この提案された方法では、素子形成
領域上に絶縁膜110を形成した後、その絶縁膜110
をマスクとして全面に斜め方向からイオン注入すること
によって、素子形成領域の側壁部にボロンを注入してい
る。図23中の「x」は、イオン注入した不純物(ボロ
ン)の濃度の高い領域を示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
に示した従来の提案された方法では、絶縁膜110をマ
スクとしてシリコン基板101の全面にボロンをイオン
注入しているため、Nウェル102とPウェル103と
の境界部分のシリコン基板101にもボロンが注入され
る。このため、ウェル耐圧が劣化するという問題点が新
たに発生する。
【0011】上記のようなウェル境界付近への不純物注
入を抑制するために、図24に示すように、レジスト1
11を形成した後、不純物を注入する方法も考えられ
る。
【0012】しかし、素子形成領域への注入は斜め方向
からの注入であるため、図24に示すように、レジスト
111の影となるトランジスタへは不純物を注入するの
が困難であり、その結果、リーク電流の低減を図ること
が困難であるという問題点がある。この場合、注入領域
が影とならないようにレジスト111の形成領域と隣接
する素子形成領域を広くすることも考えられる。しか
し、このようにすると、微細化を図ることが困難にな
る。
【0013】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の1つの目的は、
ウェル耐圧の劣化を防止するとともに電界集中に起因す
るリーク電流を抑制することが可能な半導体装置の製造
方法を提供することである。
【0014】この発明のもう1つの目的は、上記の半導
体装置の製造方法において、微細な素子分離溝の場合に
も対応可能にすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1による半導体装
置の製造方法は、半導体基板に素子を分離するための溝
を形成する工程と、溝を途中まで埋め込むように、第1
絶縁膜を形成する工程と、その後、溝の側壁上部に位置
する素子形成領域に、不純物を注入する工程とを備えて
いる。
【0016】請求項1では、上記のように、溝を途中ま
で埋め込むように第1絶縁膜を形成した後、溝の側壁上
部に位置する素子形成領域に不純物を注入することによ
って、不純物が溝の底面に注入されるのを防止しなが
ら、溝の側壁上部に位置する素子形成領域にのみ不純物
を注入することができる。これにより、溝の底面に位置
するウェル境界領域に不純物が注入されることに起因す
るウェル耐圧の劣化を防止することができるとともに、
溝の側壁上部に位置する素子形成領域に電界集中が発生
してもリーク電流を抑制することができる。また、請求
項1では、不純物を注入する際、レジストマスクを用い
ないので、不純物を注入する際に、影となる領域が発生
しない。これにより、微細な素子分離溝の場合にも対応
することができるので、微細化に適した半導体装置の製
造方法を提供することができる。
【0017】請求項2による半導体装置の製造方法は、
請求項1の構成において、第1絶縁膜を形成する工程
は、注入される不純物が溝の底面に達しない程度の厚み
で第1絶縁膜を形成する工程を含む。このように構成す
れば、溝の底面に位置するウェル形成領域に不純物が注
入されるのを容易に防止することができる。
【0018】請求項3による半導体装置の製造方法は、
請求項1または2の構成において、第1絶縁膜を形成す
る工程は、高密度プラズマCVD法を用いて、溝の側壁
上端部には第1絶縁膜をほとんど堆積しない状態で、溝
を途中まで埋め込むように、実質的に平坦な上面を有す
る第1絶縁膜を形成する工程を含む。このように高密度
プラズマCVD法を用いれば、実質的に平坦な上面を有
する第1絶縁膜を形成することができるとともに、溝の
側壁上端部には第1絶縁膜がほとんど形成されないの
で、容易に、溝の底面に不純物が注入されるのを防止し
ながら、溝の側壁上端部に不純物を注入することができ
る。
【0019】請求項4による半導体装置の製造方法は、
請求項3の構成において、第1絶縁膜を形成する工程
は、高密度プラズマCVD法を用いて、溝が形成される
領域以外の半導体基板の上面上に、テーパ形状の上面を
有する第1絶縁膜を形成する工程を含む。このように構
成すれば、不純物を斜め方向から注入する際に、第1絶
縁膜が影になるのを防止することができる。
【0020】請求項5による半導体装置の製造方法は、
請求項1〜4のいずれかの構成において、不純物を注入
する工程は、溝の側壁上部に位置する素子形成領域に、
半導体基板の主表面に対して斜め方向から不純物を注入
する工程を含む。このように構成すれば、溝が形成され
る領域以外の半導体基板の上面上の全面にシリコン窒化
膜などが形成されていたとしても、容易に、溝の側壁上
部に位置する素子形成領域に不純物を注入することがで
きる。
【0021】請求項6による半導体装置の製造方法は、
請求項1〜4のいずれかの構成において、溝を形成する
工程は、半導体基板の上面上の所定領域に、第2絶縁膜
を形成する工程と、第2絶縁膜をマスクとして、半導体
基板をエッチングすることによって、溝を形成する工程
とを含み、溝の形成後に、第2絶縁膜の溝の側壁上部上
に位置する部分を除去する工程をさらに備え、不純物を
注入する工程は、溝の側壁上部に位置する素子形成領域
に、半導体基板の主表面に対して実質的に垂直方向から
不純物を注入する工程を含む。このように構成すれば、
垂直方向から不純物を注入したとしても、容易に、溝の
側壁上部に位置する素子形成領域に不純物を注入するこ
とができる。
【0022】請求項7による半導体装置の製造方法は、
請求項1〜6のいずれかの構成において、溝の側壁上部
に位置する素子形成領域に注入される不純物は、ボロン
を含む。このように構成すれば、Pウェルからなるチャ
ネル領域のしきい値電圧を容易に上昇させることができ
る。
【0023】請求項8による半導体装置の製造方法は、
請求項1〜7のいずれかの構成において、不純物を注入
する工程の後、急速加熱による熱処理を施すことによっ
て、注入した不純物の拡散を抑制する工程をさらに備え
る。このような急速加熱による熱処理を用いれば、素子
形成領域に注入されたたとえばボロンなどの不純物と、
素子形成領域を構成するたとえばシリコンとを結合する
ことができるので、後の熱処理時に、ボロンなどの不純
物が拡散するのを抑制することができる。
【0024】請求項9による半導体装置の製造方法は、
請求項1〜8のいずれかの構成において、不純物を注入
する工程の後、溝を完全に埋め込むように、第3絶縁膜
を形成する工程と、少なくとも第3絶縁膜を研磨するこ
とによって、素子分離領域を形成する工程とをさらに備
える。このように構成すれば、容易に、STI法による
素子分離領域を形成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】(第1実施形態)図1〜図10は、本発明
の第1実施形態による半導体装置のプロセスを説明する
ための断面図である。図1〜図10を参照して、以下に
第1実施形態の半導体装置の製造方法について説明す
る。
【0027】まず、図1に示すように、シリコン基板1
上に、約10nmの厚みを有するシリコン酸化膜2を形
成した後、シリコン酸化膜2上に、約150nmの厚み
を有するシリコン窒化膜3を形成する。このシリコン窒
化膜3は、後のCMP(Chemical Mecha
nical Polishing)工程の際のストッパ
膜となる。なお、シリコン基板1は、本発明の「半導体
基板」の一例である。
【0028】次に、図2に示すように、シリコン窒化膜
3上の素子が形成される領域に対応する領域に、レジス
ト膜4を形成する。そして、そのレジスト膜4をマスク
として、シリコン窒化膜3およびシリコン酸化膜2をエ
ッチングすることによって、図3に示されるようなパタ
ーンニングされたシリコン窒化膜3およびシリコン酸化
膜2を形成する。この後、レジスト膜4を除去する。そ
して、シリコン窒化膜3をマスクとしてシリコン基板1
の素子分離領域となる部分を、約300nmの深さまで
エッチングすることによって、素子分離溝としてのトレ
ンチ5を形成する。
【0029】次に、図4に示すように、トレンチ5の表
面を熱酸化することによって、約20nmのシリコン酸
化膜からなる熱酸化膜6を形成する。
【0030】次に、図5に示すように、高密度プラズマ
CVD法を用いて、トレンチ5を途中まで埋め込むとと
もに、シリコン窒化膜3上に、酸化膜7aを約250n
mの厚みで形成する。高密度プラズマCVD法を用いて
酸化膜7aを形成すると、トレンチ5内部には、設定膜
厚通りに上面が平坦な状態で堆積されるとともに、トレ
ンチ5の側壁上端部には、ほとんど堆積されない。この
高密度プラズマCVD法は、酸化膜をCVD法により形
成する膜形成と、スパッタによるエッチングとを同時に
行うという原理に基づいている。これにより、トレンチ
5の側壁上部にはほとんど酸化膜7aが堆積されない状
態で、トレンチ5内を途中まで埋め込んだ酸化膜7aの
上面をほぼ平坦にすることができる。また、シリコン窒
化膜3上に形成される酸化膜7aは、スパッタによるエ
ッチングの影響によって、上面が両側に約45°のテー
パ形状となる。なお、酸化膜7aは、本発明の「第1絶
縁膜」の一例である。
【0031】次に、図6に示すように、シリコン基板1
の素子形成領域の側壁に、斜め方向から3価の不純物
(ボロン)をイオン注入する。このボロンのイオン注入
は、注入エネルギ:15keV〜25keV、注入量:
1×1012cm-2〜2×1013cm-2、注入角度:7°
から45°の条件下で行う。図6において、「x」は、
イオン注入したボロンの不純物濃度の高い領域を示して
いる。
【0032】このイオン注入の際には、トレンチ5を途
中まで埋め込むように酸化膜7aが形成されているの
で、ボロンは素子形成領域の側壁上部のみに注入され、
トレンチ5の底面には注入されない。また、シリコン窒
化膜3上に形成された酸化膜7aの上面は両側に約45
°のテーパ形状を有しているので、隣接する素子形成領
域側壁へのイオン注入に際して、影を作らない。このた
め、トレンチ5の幅が小さくなった場合にも、容易に素
子形成領域の側壁にボロンをイオン注入することができ
る。このようなボロンのイオン注入を行った後、約10
00℃で約5秒間のRTA(Rapid Therma
l Annealing)法による急速加熱を行うこと
によって、注入したボロンと素子形成領域を構成するシ
リコンとを結合する。これにより、注入したボロンが、
後のソース/ドレイン領域の活性化のための熱処理時に
拡散するのを抑制することができる。
【0033】次に、図7に示すように、酸化膜7a上
に、高密度プラズマCVD法を用いて酸化膜7bを形成
する。この酸化膜7bは、シリコン基板1の素子形成領
域の上面よりも高い位置まで堆積する。なお、酸化膜7
bは、本発明の「第3絶縁膜」の一例である。この後、
シリコン窒化膜3をストッパ膜として、CMP法を用い
て、酸化膜7bおよびシリコン窒化膜3上に位置する酸
化膜7aを研磨により除去する。その後、シリコン窒化
膜3を燐酸により除去するとともに、シリコン酸化膜2
をフッ酸により除去することによって、図8に示される
ような形状の素子分離酸化膜7が得られる。
【0034】この後、図9に示すように、素子形成領域
の上面上に犠牲酸化膜13を形成した後、素子形成領域
にイオン注入を行うことによって、Nウェル9およびP
ウェル10を形成する。このNウェル9およびPウェル
10は、レジスト膜(図示せず)を用いて交互にn型不
純物(砒素)およびp型不純物(ボロン)をイオン注入
することによって形成する。この後、犠牲酸化膜13を
除去する。なお、図9に示したウェル形成工程で用いた
レジスト膜を除去する際の溶液によって、高密度プラズ
マCVD法によって形成されたシリコン酸化膜からなる
素子分離酸化膜7の上面もある程度除去される。さら
に、犠牲酸化膜13を除去する際にも、シリコン酸化膜
からなる素子分離酸化膜7の上面はある程度除去され
る。これにより、最終的に、素子分離酸化膜7の上面
は、図10に示すように、シリコン基板1の素子形成領
域の上面とほぼ同じ高さになる。
【0035】そして、素子形成領域上にゲート酸化膜1
1を形成した後、ゲート電極12を形成する。ゲート電
極12をマスクとして素子形成領域に不純物を注入する
ことによって、ソース/ドレイン領域(図示せず)を形
成する。そして、そのソース/ドレイン領域に注入した
不純物を活性化するために熱処理を行う。これにより、
nチャネルMOSFETおよびpチャネルMOSFET
が形成される。このようにして、第1実施形態の半導体
装置が形成される。
【0036】第1実施形態では、図6に示したように、
高密度プラズマCVD法を用いて、トレンチ5を途中ま
で埋め込むとともにトレンチ5の側壁上部にはほとんど
堆積されないように、平坦な上面を有するシリコン酸化
膜7aを形成した後、トレンチ5の側壁上部に不純物を
斜め方向からイオン注入することによって、ボロンがト
レンチ5の底面に注入されるのを防止しながら、トレン
チ5の側壁上部に位置する素子形成領域にのみボロンを
注入することができる。これにより、トレンチ5の底面
に位置するウェル境界領域にボロンが注入されることに
起因するウェル耐圧の劣化を防止することができるとと
もに、トレンチ5の側壁上部に位置する素子形成領域に
電界集中が発生してもリーク電流を抑制することができ
る。
【0037】また、第1実施形態では、ボロンを注入す
る際に、レジストマスクを用いないので、ボロンを注入
する際に、影となる領域が発生しない。これにより、微
細なトレンチの場合にも対応することができるので、微
細化に適した半導体装置の製造方法を提供することがで
きる。
【0038】また、第1実施形態では、nチャネルMO
SFETが形成される領域(Pウェル10)およびpチ
ャネルMOSFETが形成される領域(Nウェル9)の
両方の領域において、素子形成領域の側壁上部にp型の
不純物であるボロンをイオン注入している。この場合、
nチャネルMOSFETの側壁上部の素子形成領域で
は、ボロンの濃度が増大することによって、p型不純物
濃度が増大し、その結果、しきい値電圧が上昇する。こ
れにより、nチャネルMOSFETのトレンチ5の側壁
上部におけるリーク電流の増大を抑制することができ
る。
【0039】その一方、pチャネルMOSFETの側壁
上部では、pチャネルMOSFETのチャネルを構成す
るn型不純物である砒素がパイルアップしているため、
注入したp型の不純物であるボロンによりそのパイルア
ップされたn型不純物である砒素を相殺することができ
る。これにより、pチャネルMOSFETにおいて、ボ
ロンを注入することに起因するしきい値電圧の低下は発
生しない。
【0040】(第2実施形態)図11〜図21は、本発
明の第2実施形態による半導体装置の製造プロセスを説
明するための断面図である。図11〜図21を参照し
て、以下に第2実施形態による半導体装置の製造プロセ
スについて説明する。
【0041】まず、図11に示すように、シリコン基板
21の上面上に、約10nmの厚みを有するシリコン酸
化膜22を形成する。シリコン酸化膜22上に、約15
0nmの厚みを有するシリコン窒化膜23を形成する。
なお、シリコン基板21は、本発明の「半導体基板」の
一例である。
【0042】次に、図12に示すように、シリコン窒化
膜23上の素子形成領域に対応する領域に、レジスト膜
24を形成する。そして、レジスト膜24をマスクとし
て、シリコン窒化膜23およびシリコン酸化膜22をエ
ッチングすることによって、図13に示されるようなパ
ターンニングされたシリコン窒化膜23およびシリコン
酸化膜22を形成する。その後、レジスト膜24を除去
する。そして、パターンニングされたシリコン窒化膜2
3をマスクとして、シリコン基板21を約300nmの
深さまでエッチングすることによって、素子分離溝とし
てのトレンチ25を形成する。
【0043】次に、図14に示すように、トレンチ25
の内面に熱酸化法を用いて、約20nmの厚みを有する
シリコン酸化膜からなる熱酸化膜26を形成する。
【0044】次に、H3PO4液を用いて160℃の温度
条件下で、シリコン窒化膜23の両側を約50nmずつ
エッチングすることによりシリコン窒化膜23を横方向
からウェットエッチングする。これにより、図15に示
すように、開口部がトレンチ25の開口部よりも大きい
シリコン窒化膜23aを形成する。なお、このシリコン
窒化膜23aは、本発明の「第2絶縁膜」の一例であ
る。
【0045】次に、図16に示すように、高密度プラズ
マCVD法を用いて、トレンチ25を途中まで埋め込む
とともに、トレンチ25の側壁上部にはほとんど堆積さ
れないように、酸化膜27aを形成する。この酸化膜2
7aは、約250nmの厚みで形成する。高密度プラズ
マCVD法によって形成される酸化膜27aは、平坦部
には設定膜厚通り堆積されるが、トレンチ25の側壁部
分にはほとんど堆積されない。また、シリコン窒化膜2
3aの上部には、上面が両側に約45°のテーパ形状を
有する酸化膜27aが形成される。また、シリコン窒化
膜23aの側部には、高密度プラズマCVD法による酸
化膜27aはほとんど堆積されない。また、シリコン酸
化膜22の露出した上部は、面積が少ないため、高密度
プラズマCVD法による酸化膜27aは、ほとんど堆積
されない。なお、酸化膜27aは、本発明の「第1絶縁
膜」の一例である。これにより、図16に示すような形
状が得られる。
【0046】この状態から、図17に示すように、シリ
コン基板21の主表面に対して垂直方向からボロンをイ
オン注入することによって、トレンチ25の側壁上部に
上方からボロンを注入する。このボロンのイオン注入
は、注入エネルギ:50keV、注入量:5×1012
-2の条件下で行う。この場合、トレンチ25には途中
まで酸化膜27aが埋め込まれているので、全面にボロ
ンをイオン注入したとしても、トレンチ25の底面には
ボロンは注入されない。また、シリコン基板1の素子形
成領域の上面よりも幅の小さいシリコン窒化膜23aが
イオン注入の際のマスクとなるので、垂直方向からボロ
ンをイオン注入したとしても、容易に素子形成領域の側
壁上部にのみボロンを注入することができる。なお、図
17に示した工程において、「x」は、イオン注入した
ボロンの不純物濃度の高い領域を示している。
【0047】次に、約1000℃で約5秒間のRTA
(Rapid Thermal Annealing)
法による急速加熱を行うことによって、注入したボロン
と素子形成領域を構成するシリコンとを結合する。これ
により、注入したボロンが、後のソース/ドレイン領域
の活性化のための熱処理時に拡散するのを抑制すること
ができる。そして、図18に示すように、高密度プラズ
マCVD法を用いて、酸化膜27a上に酸化膜27bを
形成する。この酸化膜27bは、シリコン基板21の素
子形成領域の上面よりも高くなるように形成する。な
お、酸化膜27bは、本発明の「第3絶縁膜」の一例で
ある。
【0048】この後、シリコン窒化膜23aをストッパ
膜として、シリコン窒化膜23a上に位置する酸化膜2
7aおよび酸化膜27bを研磨によって除去する。そし
て、シリコン窒化膜23aを燐酸によって除去するとと
もに、シリコン酸化膜22を希フッ酸によって除去する
ことにより、図19に示されるような素子分離酸化膜2
7が得られる。
【0049】次に、図20に示すように、活性領域上に
熱酸化法を用いて犠牲酸化膜33を形成した後、レジス
ト膜(図示せず)を用いて交互にn型不純物(砒素)お
よびp型不純物(ボロン)をイオン注入することによっ
て、Nウェル29およびPウェル30を形成する。この
場合のレジスト膜の除去の際の溶液処理によって、素子
分離酸化膜27の上面もある程度除去される。これによ
り、図20に示されるような形状になる。この後、犠牲
酸化膜33を希フッ酸により除去することによって、活
性領域を露出させる。
【0050】そして、図21に示すように、ゲート絶縁
膜31を形成した後、ポリシリコン膜からなるゲート電
極32を形成する。さらに、ゲート電極32を挟んだ両
側にイオン注入することによって、一対のソース/ドレ
イン領域(図示せず)を形成する。そして、そのソース
/ドレイン領域に注入した不純物を活性化するために、
熱処理を行う。これにより、nチャネルMOSFETお
よびpチャネルMOSFETが形成される。上記のよう
なプロセスによって、第2実施形態の半導体装置が完成
される。
【0051】第2実施形態では、図17に示したよう
に、素子形成領域の上面よりも幅の小さいシリコン窒化
膜23aを形成するとともに、トレンチ25を途中まで
埋め込むように高密度プラズマCVD法を用いて酸化膜
27aを形成した後、垂直方向からボロンをイオン注入
することによって、トレンチ25の底面に位置するウェ
ル境界領域に不純物が注入されるのを防止しながら、ト
レンチ25の側壁上部に位置する素子形成領域にのみボ
ロンを注入することができる。これにより、ウェル耐圧
の劣化を防止することができるとともに、素子形成領域
に電界集中が発生してもリーク電流を抑制することがで
きる。
【0052】また、第2実施形態では、上記第1実施形
態と同様、図17の工程において、レジストマスクを用
いないでボロンを注入することによって、ボロンを注入
する際に影となる領域が発生しない。これにより、微細
なトレンチ25の場合にも対応することができるので、
微細化に適した半導体装置の製造方法を提供することが
できる。
【0053】また、第2実施形態では、第1実施形態と
同様、nチャネルMOSFETが形成される領域(Pウ
ェル30)およびpチャネルMOSFETが形成される
領域(Nウェル29)の両方の領域において、素子形成
領域の側壁上部にp型の不純物であるボロンをイオン注
入している。この場合、nチャネルMOSFETの側壁
上部の素子形成領域では、ボロンの濃度が増大すること
によって、p型不純物濃度が増大し、その結果、しきい
値電圧が上昇する。これにより、nチャネルMOSFE
Tのトレンチ25の側壁上部におけるリーク電流の増大
を抑制することができる。
【0054】その一方、pチャネルMOSFETの側壁
上部では、pチャネルMOSFETのチャネルを構成す
るn型不純物である砒素がパイルアップしているため、
注入したp型の不純物であるボロンによりそのパイルア
ップされたn型不純物である砒素を相殺することができ
る。これにより、pチャネルMOSFETにおいて、ボ
ロンを注入することに起因するしきい値電圧の低下は発
生しない。
【0055】なお、今回開示された実施形態は、すべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
【0056】たとえば、上記実施形態では、シリコン窒
化膜をCMPの際のストッパ膜として用いたが、本発明
はこれに限らず、CMPによって研磨されるシリコン酸
化膜(酸化膜7a、7b、27a、27b)よりもCM
Pにおける研磨速度が遅い膜であれば他の材料からなる
膜を用いてもよい。例えば、ポリシリコン膜などが考え
られる。
【0057】また、上記実施形態では、レジスト膜を除
去した後シリコン窒化膜をマスクとしてシリコン基板を
エッチングすることによってトレンチを形成するように
したが、本発明はこれに限らず、レジスト膜をマスクと
してそのままシリコン基板をエッチングすることによっ
てトレンチを形成するようにしてもよい。
【0058】また、上記実施形態では、トレンチを途中
まで埋め込む酸化膜を高密度プラズマCVD法によって
形成したが、本発明はこれに限らず、側壁にほとんど堆
積されずに平坦部に設定膜厚通りに堆積することが可能
な方法であれば、他の方法を用いてもよい。
【0059】また、上記実施形態では、半導体基板とし
てシリコン基板を用いたが、本発明はこれに限らず、絶
縁性基板の上に形成された半導体層を本発明の半導体基
板として用いてもよい。例えば、薄膜トランジスタなど
が考えられる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ウェル
境界領域に不純物が注入されることに起因するウェル耐
圧の劣化を防止することができるとともに、溝の側壁上
部に位置する素子形成領域に電界集中が発生してもリー
ク電流を抑制することができる。また、不純物を注入す
る際にレジストマスクを用いないので、微細な素子分離
溝の場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
プロセスを説明するための断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図12】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図13】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図14】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図15】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図16】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図17】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図18】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図19】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図20】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図21】本発明の第2実施形態による半導体装置の製
造プロセスを説明するための断面図である。
【図22】従来のSTI法による素子分離領域を有する
半導体装置を示した断面図である。
【図23】従来の提案された半導体装置の製造方法を説
明するための断面図である。
【図24】従来の他の半導体装置の製造方法を説明する
ための断面図である。
【符号の説明】
1、21 シリコン基板(半導体基板) 3、23 シリコン窒化膜 5、25 トレンチ(素子分離溝) 6、26 熱酸化膜 7、27 素子分離酸化膜 7a、27a 酸化膜(第1絶縁膜) 7b、27b 酸化膜(第3絶縁膜) 12、32 ゲート電極 23a シリコン窒化膜(第2絶縁膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森 和彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中里 真弓 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5F032 AA35 AA45 AA70 AA77 AB00 CA03 CA17 DA04 DA16 DA24 DA33 DA44 DA53 DA74 DA77 5F048 AA04 AA07 AC03 BB05 BB18 BD04 BE01 BE03 BG14 BG15 DA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に素子を分離するための溝を
    形成する工程と、 前記溝を途中まで埋め込むように、第1絶縁膜を形成す
    る工程と、 その後、前記溝の側壁上部に位置する素子形成領域に、
    不純物を注入する工程とを備えた、半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1絶縁膜を形成する工程は、 前記注入される不純物が前記溝の底面に達しない程度の
    厚みで前記第1絶縁膜を形成する工程を含む、請求項1
    に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1絶縁膜を形成する工程は、 高密度プラズマCVD法を用いて、前記溝の側壁上端部
    には前記第1絶縁膜をほとんど堆積しない状態で、前記
    溝を途中まで埋め込むように、実質的に平坦な上面を有
    する前記第1絶縁膜を形成する工程を含む、請求項1ま
    たは2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1絶縁膜を形成する工程は、 高密度プラズマCVD法を用いて、前記溝が形成される
    領域以外の前記半導体基板の上面上に、テーパ形状の上
    面を有する前記第1絶縁膜を形成する工程を含む、請求
    項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記不純物を注入する工程は、 前記溝の側壁上部に位置する素子形成領域に、前記半導
    体基板の主表面に対して斜め方向から不純物を注入する
    工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記溝を形成する工程は、 前記半導体基板の上面上の所定領域に、第2絶縁膜を形
    成する工程と、 前記第2絶縁膜をマスクとして、前記半導体基板をエッ
    チングすることによって、前記溝を形成する工程とを含
    み、 前記溝の形成後に、前記第2絶縁膜の前記溝の側壁上部
    上に位置する部分を除去する工程をさらに備え、 前記不純物を注入する工程は、 前記溝の側壁上部に位置する素子形成領域に、前記半導
    体基板の主表面に対して実質的に垂直方向から前記不純
    物を注入する工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記溝の側壁上部に位置する素子形成領
    域に注入される不純物は、ボロンを含む、請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記不純物を注入する工程の後、急速加
    熱による熱処理を施すことによって、前記注入した不純
    物の拡散を抑制する工程をさらに備える、請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記不純物を注入する工程の後、前記溝
    を完全に埋め込むように、第3絶縁膜を形成する工程
    と、 少なくとも前記第3絶縁膜を研磨することによって、素
    子分離領域を形成する工程とをさらに備える、請求項1
    〜8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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