JP2003091494A - チャットシステム - Google Patents

チャットシステム

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JP2003091494A
JP2003091494A JP2001281656A JP2001281656A JP2003091494A JP 2003091494 A JP2003091494 A JP 2003091494A JP 2001281656 A JP2001281656 A JP 2001281656A JP 2001281656 A JP2001281656 A JP 2001281656A JP 2003091494 A JP2003091494 A JP 2003091494A
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mobile phone
chat
server
mail
message
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JP2001281656A
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English (en)
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Shuji Otsuka
修司 大塚
Hideji Kawasaki
秀次 川崎
Takaomi Kashiyuu
啓臣 賀集
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Telecommunications Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Telecommunications Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 携帯電話機14をチャットサーバ12に接続
させて携帯電話機14間でチャットを行うチャットシス
テム10において、チャットサーバ12に接続していな
い携帯電話機14に対してチャットサーバ12への接続
(チャットへの参加)を促がす電子メール(チャット勧
誘メール)を送信する。チャット勧誘メールを受信した
携帯電話機14のユーザがチャットサーバへ12の接続
(チャットへの参加)を承諾すると自動的に携帯電話機
14がチャットサーバ12に接続されてチャットが可能
な状態となる。 【効果】 オフライン状態の相手とも即座にチャットを
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チャットシステムに
関し、特にたとえば、複数の携帯電話機と、複数の携帯
電話機が接続されるチャットサーバと、複数の携帯電話
機が接続されるメールサーバとを有する、チャットシス
テムに関する。
【0002】
【技術背景】従来、パーソナルコンピュータなどを用い
たチャットが行われている。パーソナルコンピュータな
どを用いてチャットを行う場合には、チャットが行われ
ているホームページにアクセスし、チャットルームに入
室して不特定の相手とチャットを行う。
【0003】また、ICQというソフトウェアウェアを用
いて、チャットを行うことも行われている。ICQを用い
てチャットを行う場合には、ICQのソフトウェアウェア
に相手を登録していると、その相手がインターネットに
接続しているかどうかがわかるので、インターネットに
接続している相手にメッセージを送ってチャットに誘
い、相手が誘いに応じればチャットが開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ホームページにアクセ
スしてチャットを行う方法では、チャットルームに入室
している相手としかチャットが行えない。所望の相手と
チャットを行いたい場合には、電話やメールなどを用い
て予めホームページ,チャットルーム,チャット開始の
日時を指定しておき、指定した日時に指定したチャット
ルームに双方が入室しなければならない。そのため、所
望の相手と即座にチャットを開始することができないと
いう問題がある。
【0005】また、ICQを用いてチャットを行う方法で
も、即座にチャットを行えるのは、現在インターネット
に接続している相手だけである。インターネットに接続
していない相手とチャットを行いたい場合には、やはり
日時を予め決めておかなければならない。そのため、こ
の場合にも、所望の相手と即座にチャットを開始できな
いという問題がある。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、所
望の相手と即座にチャットを行うことができる、チャッ
トシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1および第6の発明
は、複数の携帯電話機,複数の携帯電話機が接続される
チャットサーバおよび複数の携帯電話機が接続されるメ
ールサーバを用いてチャットを行うものであり、まず、
ある携帯電話機はチャットサーバに接続していない他の
携帯電話機にチャットサーバへの接続を促がす電子メー
ルをメールサーバに送信する。メールサーバは受信した
チャットサーバへの接続を促がす電子メールを他の携帯
電話機に送信する。そして、他の携帯電話機でこの電子
メールを受信する。他の携帯電話機のユーザがこの電子
メールを見てチャットサーバに接続する指示を携帯電話
機に対して行うと、接続指示に応答して自動的に携帯電
話機がチャットサーバに接続される。
【0008】第2の発明は、メールサーバおよびチャッ
トサーバに接続される携帯電話機である。この携帯電話
機では、チャットサーバに接続していない他の携帯電話
機電話機をチャットサーバに接続させることができる。
つまり、メール送信手段が他の携帯電話機にチャットサ
ーバへの接続を促がす電子メールを送信する。すると、
他の携帯電話機では、メール受信手段がこの電子メール
を受信する。他の携帯電話機のユーザが入力手段に対し
てチャットサーバへの接続を指示すると、接続手段が接
続指示に応答して自動的にチャットサーバに携帯電話機
を接続する。
【0009】第3の発明は、複数の携帯電話機が接続さ
れるサーバである。このサーバは、サーバに接続してい
る携帯電話機に対して他の携帯電話機がサーバに接続し
ているかどうかを知らせることができる。つまり、自己
ID受信手段がサーバに接続している携帯電話機から当
該携帯電話機の自己IDを受信するとともに、他者ID
受信手段がサーバに接続している携帯電話機から他の携
帯電話機の他者IDを受信する。すると、接続判断手段
が他者IDに対応する携帯電話機が当該サーバに接続さ
れているかどうかを判断する。そして、接続情報生成手
段が接続判断手段の判断結果に基づいて他者IDに対応
する携帯電話機が当該サーバに接続しているか否かを示
す接続情報を生成する。最後に、接続情報送信手段が接
続情報を他者IDの送信元の携帯電話機に送信する。
【0010】第4の発明は、携帯電話機上で動作するプ
ログラムである。このプログラムによれば、他の携帯電
話機がサーバに接続しているかどうかを知り、サーバに
接続していない他の携帯電話機をサーバに接続させるこ
とができる。つまり、このプログラムは、まず、起動す
ると同時に所定のサーバに接続する。そして、接続と同
時に携帯電話機の自己IDをサーバに送信する。また、
サーバに接続させたい他の携帯電話機の他者IDとをサ
ーバに送信する。さらに、サーバから他者IDに対応す
る携帯電話機がサーバに接続しているかどうかを示す接
続情報を受信する。他者IDに対応する他の携帯電話機
がサーバに接続していない場合には他の携帯電話機にサ
ーバへの接続を促がす電子メールを送信する。
【0011】第5の発明は、サーバ上で動作するプログ
ラムである。このプログラムによれば、サーバに接続し
ている携帯電話機に対して他の携帯電話機がサーバに接
続しているかどうかを知らせることができる。つまり、
このプログラムは、まず、携帯電話機の接続と同時に接
続された携帯電話機から携帯電話機の自己IDを受信す
る。また、サーバに接続している携帯電話機から他の携
帯電話機の他者IDを受信する。そして、他者IDに対
応する携帯電話機がサーバに接続されているかどうかを
判断し、この判断結果に基づいて他者IDに対応する他
の携帯電話機がサーバに接続しているかどうかを示す接
続情報を生成する。最後に、この接続情報を他者IDの
送信元である携帯電話機に送信する。
【0012】
【作用】この発明においては、チャットサーバを介して
携帯電話機間でチャットを行うが、相手の携帯電話機が
チャットサーバに接続していない(オフライン状態)場
合であっても、即座にチャットを開始することができ
る。
【0013】つまり、ユーザAがオフライン状態のユー
ザBと携帯電話機でチャットを行う場合、ユーザAの携
帯電話機の第1メール送信手段がユーザBに対して携帯
電話機のチャットサーバへの接続を促がす電子メール
(チャット勧誘メール)をメールサーバに送信する。
【0014】メールサーバの第2メール受信手段が、ユ
ーザAの携帯電話機からチャット勧誘メールを受け取
り、第2メール送信手段がユーザBの携帯電話機にこの
チャット勧誘メールを送信する。
【0015】ユーザBの携帯電話機電話機の第1メール
受信手段は、チャットサーバを介してユーザAからのチ
ャット勧誘メールを受信する。ユーザBがユーザAとの
チャットを行う場合には、入力手段を用いてチャットサ
ーバへの接続(ユーザAとのチャット)を承諾する指示
を入力する。すると、ユーザBの携帯電話機の接続手段
が、入力手段からの承諾の入力に応答して自動的にユー
ザBの携帯電話機をチャットサーバに接続する。
【0016】通常、ユーザBの携帯電話機は電源がオン
状態にあってユーザBはチャット勧誘メールを即座に確
認できるので、ユーザAがチャット勧誘メールを送信し
てからユーザBの携帯電話機がチャットサーバに接続さ
れるまでの時間はごく短い時間である。
【0017】好ましい実施例においては、携帯電話機の
ユーザ、たとえばユーザAは、他のユーザ、たとえばユ
ーザBがオンライン状態にあるかどうかを確認すること
ができる。つまり、ユーザAの携帯電話機の自己ID保
持手段にはユーザAのユーザIDが記録されており、携
帯電話機がチャットサーバに接続されたときに自己ID
送信手段によってこの自己IDがチャットサーバに送信
される。また、ユーザAの携帯電話機の他者ID保持手
段には、ユーザAが登録した複数の他者、たとえばユー
ザBなどのユーザIDを保持することができ、他者ID
送信手段によってユーザBのユーザIDがチャットサー
バに送信される。
【0018】チャットサーバでは、ユーザAやユーザB
の携帯電話機が接続されたときに、自己ID受信手段が
ユーザAやユーザBの自己IDを受信している。そし
て、ユーザAの携帯電話機からユーザBのユーザIDが
送信されると他者ID受信手段がユーザBのユーザID
(他者ID)を受信し、接続判断手段がユーザBのユー
ザIDに基づいてユーザBが現在チャットサーバに接続
しているか(オンライン状態であるか)どうかを判断す
る。さらに、接続情報生成手段が接続判断手段の判断結
果に基づいてユーザBがオンライン状態であるかオフラ
イン状態であるかを示す接続情報を生成し、接続情報送
信手段がこの接続情報をユーザAの携帯電話機に送信す
る。
【0019】そして、ユーザAの携帯電話機では、接続
情報受信手段が接続情報を受信する。このことにより、
ユーザは自分の携帯電話機にユーザIDを登録してある
他のユーザがオンラインであるかどうかを知ることがで
きる。
【0020】チャットシステムの形態としては、2種類
の形態が考えられる。第1の形態のチャットシステムで
は、携帯電話機からチャットのメッセージをチャットサ
ーバに送り、チャットサーバがメッセージ自体をチャッ
ト相手の携帯電話機に送信する。つまり、チャットにお
いてユーザAがユーザBにメッセージを送る場合、ユー
ザAの携帯電話機の第1メッセージ送信手段がメッセー
ジとユーザBのユーザID(他者ID)とをチャットサ
ーバに送信する。
【0021】チャットサーバでは、第2メッセージ受信
手段がユーザAからメッセージとユーザBのユーザID
(他者ID)とを受信し、第2メッセージ送信手段が他
者IDに基づいてメッセージをユーザBの携帯電話機に
送信する。
【0022】ユーザBの携帯電話機では、第1メッセー
ジ受信手段がメッセージを受信する。ユーザBがユーザ
Aにメッセージを送る場合も同じである。なお、同時に
複数のユーザにメッセージを送ることも可能である。
【0023】第2の形態のチャットシステムは、チャッ
トサーバ上のWebページを用いてチャットを行うもの
であり、携帯電話機からチャットのメッセージをチャッ
トサーバに送ると、チャットサーバは受信したメッセー
ジをWebページに埋め込み、メッセージを埋め込んだ
Webページをチャットに参加しているすべての携帯電
話機に送信する。つまり、携帯電話機がチャットサーバ
に接続すると、Webページアクセス手段がチャットの
行われるWebページ(チャットルーム)にアクセスす
る。そして、メッセージ送信手段がチャットのメッセー
ジをチャットサーバに送信する。
【0024】チャットサーバでは、メッセージ受信手段
がメッセージを受信し、メッセージ埋め込み手段がメッ
セージをチャットルームのWebページに埋め込む。そ
して、Webページ送信手段がメッセージの埋め込まれ
たWebページをチャットルームのWebページにアク
セスしているすべての携帯電話機に送信する。
【0025】携帯電話機では、Webページ受信手段が
メッセージの埋め込まれたWebページを受信する。こ
のようにしてチャットが行われる。
【0026】第2の形態のチャットシステムについての
好ましい実施例では、チャット勧誘メールを受けてチャ
ットへの参加を承諾すると、チャット勧誘メールを送っ
てきたユーザがアクセス(入室)しているWebページ
(チャットルーム)に自動的にアクセス(入室)する。
つまり、ユーザAがユーザBをチャットに誘う場合、ユ
ーザAの携帯電話機において、自己ID埋め込み手段が
自己ID(ユーザAのユーザID)をチャット勧誘メー
ルの内部に埋め込む。チャットサーバがこのチャット勧
誘メールを受信すると、特定手段が自己ID(ユーザA
のユーザID)に基づいて、ユーザAがアクセス(入
室)しているWebページ(チャットルーム)のURL
を特定する。そして、特定されたURLをURL埋め込
み手段がチャット勧誘メールに埋め込む。このチャット
勧誘メールをユーザBの携帯電話機が受信すると、We
bページアクセス手段がチャット勧誘メールに埋め込ま
れたURLに基づいてユーザAがアクセス(入室)して
いるWebページ(チャットルーム)にアクセス(入
室)する。なお、チャット勧誘メールへのURLの埋め
込みはユーザAの携帯電話機で行うようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、チャットサーバに接
続していないユーザの携帯電話機に、チャットサーバへ
の接続を促がす電子メールを送信することができる。通
常、携帯電話機の電源はオン状態にあるので、電子メー
ルを受信したユーザは即座に電子メールを読むことがで
き、チャットをする意思があれば誘いに応じてチャット
サーバに携帯電話機を接続してチャットを開始する。し
たがって、相手がチャットサーバに接続しておらずオフ
ライン状態であっても、希望するときに直ちにチャット
を行うことができる。
【0028】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0029】
【実施例】図1を参照して、この実施例のチャットシス
テム10は、チャットサーバ12を含む。このチャット
サーバ12には複数の携帯電話機14(a〜c)が接続
される。このチャットシステム10においては、携帯電
話機14から送信されたチャットのメッセージをチャッ
トサーバ12が受け取り、チャット相手の携帯電話機1
4に送信する。
【0030】携帯電話機14は、具体的には図2に示す
ように構成されている。図2に示すように、携帯電話機
14の動作を制御するCPU20には、メモリ22,L
CD24,操作パネル26,スピーカ28,マイク3
0,受信回路32および送信回路34が接続される。そ
して、受信回路32および送信回路34は、デュプレク
サ36を介してアンテナ38にそれぞれ接続される。操
作パネル26を操作して入力されたチャットのメッセー
ジは、CPU20,送信回路34,デュプレクサ36お
よびアンテナ38を介してチャットサーバ12に送信さ
れる。また、チャットサーバ12から送信されたチャッ
トのメッセージは、アンテナ38,デュプレクサ36お
よび受信回路32を介して受信され、CPU20を介し
てLCD24に表示される。
【0031】操作パネル26は、図3に示すように、通
話ボタン26a,メニューボタン26b,電源ボタン2
6cおよびダイヤルボタン26dを備えている。メニュ
ーボタン26bは、押し下げ操作の他に、上下左右に操
作して上下左右の方向を入力することができる。また、
ダイヤルボタン26dのそれぞれは、仮名入力キーを兼
ねており、ダイヤルボタン26dを操作して仮名入力な
どを行うことができる。
【0032】さらに、通話ボタン26a,メニューボタ
ン26bおよび電源ボタン26cは、それぞれ複数の機
能を果たす。通話ボタン26a,メニューボタン26b
および電源ボタン26cが果たす機能は、その時々によ
って変化し、通話ボタン26a,メニューボタン26b
および電源ボタン26cを押したときに発動される機能
は、通話ボタン26a,メニューボタン26bおよび電
源ボタン26cの位置に対応させて、後で説明するLC
D24上のボタンガイド表示部に表示される。
【0033】この実施例のチャットシステム10では、
たとえば、携帯電話機14aのユーザAが携帯電話機1
4bのユーザBとチャットを行う場合には、ユーザAお
よびユーザBのユーザIDがともにチャットサーバ12
に登録されており、携帯電話機14aにユーザBのユー
ザIDが、携帯電話機14bにユーザAのユーザIDが
それぞれ登録されている必要がある。また、チャットに
はチャット専用ソフトウェアを使用するが、携帯電話機
14aおよび携帯電話機14bの双方にこのチャット専
用ソフトウェアがインストールされている必要がある。
【0034】まず、ユーザAは、携帯電話機14aのメ
モリ22に記録されたチャット専用ソフトウェアを起動
して、チャットサーバ12に接続する。そして、携帯電
話機14aからチャットサーバ12にユーザBのユーザ
IDを送信する。するとチャットサーバ12はユーザB
が現在チャットサーバ12に接続しているか(チャット
ソフトウェアを起動しているか)どうかを判断し、その
結果を携帯電話機14aに送信する。ユーザBがチャッ
トサーバ12に接続している場合は、チャット専用ソフ
トウェアを用いてそのままチャットを開始する。
【0035】一方、ユーザBがチャットサーバに接続し
ていない場合は、ユーザAはユーザBをチャットに誘う
チャット勧誘メールを携帯電話機14aから携帯電話機
14bに送信する。このチャット勧誘メールはチャット
サーバ12を介して携帯電話機14bに送信されるが、
チャット勧誘メールはチャットサーバ12以外のWeb
サーバなどを介して送信するようにしてもよい。ユーザ
BはユーザAからのチャットへの誘いのメールを受け取
り、チャットを行う場合には、チャットへの参加を承諾
する。するとチャット専用ソフトウェアが自動的に起動
されてチャットサーバ12に接続され、ユーザAとのチ
ャットを開始する。
【0036】通常、携帯電話機14aは電源が常にオン
状態にあるので、ユーザBは即座にユーザAからのチャ
ットへの誘いのメールを見ることができる。したがっ
て、ユーザBにチャットをする意思があれば、ユーザA
はオンライン状態にないユーザBとでも直ちにチャット
を開始することができる。
【0037】このようなチャットシステム10における
チャットサーバ12および携帯電話機14の動作を図4
から図12の携帯電話機14のLCD24の表示画面お
よび図13から図18のフロー図を用いて説明する。な
お、図13から図17は携帯電話機14の動作を示すフ
ロー図であり、図18はチャットサーバの動作を示すフ
ロー図である。
【0038】まず、たとえば、携帯電話機14のユーザ
が、操作パネル26に対してチャットを開始する操作を
行うと、携帯電話機14のCPU20は、図13のステ
ップS1において、チャット開始の操作が行われたと判
断し、ステップS9においてチャット専用ソフトウェア
を用いた「チャットソフトウェアルーチン」に入る。
【0039】一方、他の携帯電話機14のユーザからチ
ャットへの誘いのメールを受信すると、ステップS3に
おいて、チャット勧誘メールを受信したと判断し、ステ
ップS5において、受信した図6に示すようなチャット
勧誘メールをLCD24に表示する。図6に示すよう
に、LCD24の画面は、メイン表示部40とボタンガ
イド表示部42とに分かれており、メイン表示部40に
メールの内容が表示される。チャット勧誘メールには、
チャットを誘ってきた相手のユーザID(図6の例では
ユーザAのユーザID)が表示される。また、ボタンガ
イド表示部42には、メニューボタン26bの機能ガイ
ド50および電源ボタン26cの機能ガイド52が表示
される。図6には表示されていないが、通話ボタン26
aに機能が割り当てられているときには、メニューボタ
ンガイド50の左側に通話ボタンガイド(48)が表示
される。図6の例では、ユーザAからユーザDにチャッ
ト勧誘メールが送信されている。
【0040】図6の状態で、メニューボタン26bを押
し下げると(ユーザAのユーザIDをクリックする
と)、CPU20はステップS7において、チャットへ
の参加を承諾したと判断し、ステップS9においてチャ
ット専用ソフトウェアを用いた「チャットソフトウェア
ルーチン」に入る。つまり、チャットへの参加を承諾す
るメニューボタン26bを押し下げると、自動的にチャ
ット専用ソフトウェアが起動される。
【0041】一方、図6の状態で電源ボタン26cを押
し下げると、ステップS9の「チャットソフトウェアル
ーチン」をスキップしてステップS1に戻る。
【0042】ステップS9の「チャットソフトウェアル
ーチン」は、図14のフロー図に示す手順で実行され
る。まず、CPU20はステップS11において、チャ
ット専用ソフトウェアを起動する。そして、ステップS
13において、チャット専用ソフトウェアに予め登録さ
れているURLに基づいてチャットサーバ12に接続す
る。ステップS15においては、当該携帯電話機14の
ユーザのIDである自己IDとメンバーIDとをチャッ
トサーバに送信する。メンバーIDとは、当該携帯電話
機14のユーザが携帯電話機14に登録している、知り
合い達のユーザのユーザIDであり、メンバーIDとし
てユーザIDが登録されているユーザとのみチャットを
行うことができる。したがって、メンバーIDには複数
のユーザのIDが含まれ得る。
【0043】携帯電話機14から自己IDおよびメンバ
ーIDが送信されると、チャットサーバ12のCPU
は、図18のステップS91において、自己IDを送信
してきた、たとえばユーザAがオンライン化したと判断
し、ステップS93において、ユーザAのステータスを
オフラインからオンラインに変更する。次に、ステップ
S94において、ユーザAの携帯電話機14から送信さ
れてきたユーザAのメンバーのユーザIDをユーザAの
ユーザIDと関連させて記録する。そして、ステップS
95において、現在オンラインとなっている(チャット
サーバに接続している)ユーザのうち、ユーザAをメン
バーとして登録しているユーザを特定し、特定されたメ
ンバーの携帯電話機14にユーザAがオンラインとなっ
たことを示す接続状況情報をステップS97において送
信する。このとき、ユーザAにも接続状況情報が送信さ
れる。
【0044】ユーザAの携帯電話機14のCPU20
は、図14のステップS17において、チャットサーバ
12から送信された接続状況情報を受信し、図4に示す
ように、LCD24のメイン表示部40のたとえば右側
に、オンラインメンバーリスト44およびオフラインメ
ンバーリスト46を表示する。図4の例では、ユーザA
の携帯電話機14には、ユーザB,ユーザCおよびユー
ザDがメンバーとして登録されており、そのうちユーザ
Bだけがオンライン状態であることを示している。
【0045】図4に示す状態でユーザAが電源ボタン2
6cを押し下げると、CPU20はステップS19にお
いて、チャット専用ソフトウェアの終了であると判断
し、ステップS21において、自己IDをチャットサー
バ12に送信し、ステップS23においてチャットサー
バ12との接続を切断する。そして、ステップS25に
おいて、チャット専用ソフトウェアを終了して、「チャ
ットソフトウェアルーチン」を抜け出し、図13のステ
ップS1に戻る。
【0046】チャットサーバ12では、ユーザAの携帯
電話機14から自己ID(ユーザAのID)のみを受け
取ると、図18のステップS107において、ユーザA
がオフライン化したと判断し、ユーザAのステータスを
オンラインからオフラインに変更する。そして、ステッ
プS109において、オンラインであるユーザのうち、
ユーザAをメンバーとして登録しているユーザを特定
し、ステップS111において、特定されたメンバーの
携帯電話機14にユーザAがオフラインとなったことを
示す接続状況情報を送信する。
【0047】チャット専用ソフトウェアを終了せず、図
4の状態で、メニューボタン26bを押し下げると、C
PU20は図14のステップS27において、ユーザの
呼び出しであると判断し、ステップS29において、
「呼び出し処理」を行う。「呼び出し処理」では、オフ
ラインメンバーリスト46に表示されているユーザにチ
ャットに誘うメールを送信して、オフラインのユーザを
オンラインにさせることができる。
【0048】また、図4の状態で、通話ボタン26aを
押し下げると、CPU20はステップS31において、
チャットの新規なメッセージの発信であると判断し、ス
テップS33において「新規発信処理」を行う。「新規
発信処理」では、オンラインメンバーリスト44に表示
されているオンライン状態のユーザにチャットのメッセ
ージを送信することができる。
【0049】他のユーザの携帯電話機14からチャット
のメッセージが送信されてくると、CPU20はステッ
プS35において、メッセージを受信したと判断し、ス
テップS37において「受信返信処理」を行う。「受信
返信処理」では、メッセージを受信して表示するととも
に、希望する場合にはメッセージを返信することができ
る。
【0050】ユーザAのオンライン中に、メンバーの接
続状況が変化すると、つまり、ユーザBがオフラインと
なったり、ユーザCもしくはユーザDがオンラインとな
ったりすると、チャットサーバ12から最新の接続状況
情報が送信される。すると、CPU20はステップS3
9において、接続状況情報を受信したと判断し、ステッ
プS41において、接続状況情報に基づいてオンライン
メンバーリスト44およびオフラインメンバーリスト4
6を更新する。
【0051】ステップS29の「呼び出し処理」は、図
15のフロー図に示す手順で実行される。まず、ステッ
プS51において、呼び出す相手の選択を行う。図4の
状態においてメニューボタン26bを押し下げた時点
で、図5に示すようにオフラインメンバーリスト46に
カーソル46aが現れる。ユーザAはメニューボタン2
6bを操作して上下を入力してカーソル46aを移動さ
せ、呼び出すユーザを選択する。そして、電源ボタン2
6cを押し下げると呼び出すユーザ、たとえばユーザD
が決定される。呼び出すユーザを決定すると、次に、ス
テップS53において、ユーザDをチャットに誘うため
の図6に示したようなチャット勧誘メールを生成し、生
成したチャット勧誘メールをステップS55においてチ
ャットサーバ12に送信する。
【0052】チャットサーバ12は、ユーザAの携帯電
話機14からチャット勧誘メールが送信されると図18
のステップS99において、チャット勧誘メールを受信
したと判断し、ステップS101において、チャット勧
誘メールをユーザDに送信する。
【0053】上述したように、ユーザDの携帯電話機1
4が図6に示すようなチャット勧誘メールを受信し(図
13のステップS3)、チャットへの参加を承諾してチ
ャットサーバ12に接続すると、チャットサーバ12か
らユーザAの携帯電話機14にユーザDがオンラインに
なったことを示す接続状況情報が送信され(図18のス
テップS97)、ユーザAの携帯電話機14では受信し
た接続状況情報に基づいて接続状況が更新される(図1
4のステップS41)。その結果、ユーザAの携帯電話
機14のLCD24の表示は図7に示すように、ユーザ
Dがオンラインメンバーリスト44に表示される。通
常、ユーザDの携帯電話機14の電源はオンの状態にあ
るので、ユーザDはユーザAから送信されたチャット勧
誘メールを即座に確認することができる。したがって、
ユーザDにチャットをする意思があれば、ユーザAはユ
ーザDのようにオンラインでないユーザとであっても希
望するときにいつでもチャットを開始することができ
る。
【0054】一方、オンラインとなったユーザDの携帯
電話機14のLCD24には、たとえば図8に示すよう
な画面が表示される。図8の例では、ユーザDの携帯電
話機14には、メンバーとしてユーザAのみが登録され
ている。
【0055】オンラインとなったユーザDにチャットの
メッセージを送信するときには、ユーザAは、図7の状
態で通話ボタン26aを押し下げる。するとユーザAの
携帯電話機14のCPU20は、図14のステップS3
1において、新規発信であると判断し、ステップS33
において、「新規発信処理」を実行する。この「新規発
信処理」は、図16のフロー図に示す手順で実行され
る。まず、ステップS61において、メッセージの送信
相手を選択する。図7の状態において通話ボタン26a
を押し下げた時点で、図9に示すように、オンラインメ
ンバーリスト44に「全員」の項目が表示されるととも
に、カーソル44aが表示される。ユーザAは、メニュ
ーボタン26bを操作して上下の入力を行ってカーソル
を移動し、ユーザDを選択する。そして、電源ボタン2
6cを押し下げると、メッセージの送信相手がユーザD
に決定される。なお、このとき「全員」を選択すると、
オンラインメンバーリスト44に表示されているすべて
のユーザ(自身であるユーザAは除く)が送信相手とな
る。つまり、複数のユーザに同時に同じメッセージを送
信することができる。
【0056】電源ボタン26cを押し下げて送信相手を
決定すると、図10に示すように、メッセージボックス
54が表示されるので、このメッセージボックス54を
用いてステップS63においてメッセージを作成する。
メッセージボックス54の送信先/送信元表示部54a
には、選択された送信相手が表示される。そして、送信
相手に送信するメッセージを、操作パネル26の仮名入
力キーを兼ねたダイヤルボタン26dを操作してメッセ
ージ欄54bに、たとえば、「お久しぶり。元気?」を
入力する。このとき、メニューボタン26bおよび電源
ボタン26cが有効であり、メニューボタンガイド50
および電源ボタンガイド52が示すように、メニューボ
タン26bを押し下げると、メッセージ欄54bに入力
されたメッセージの送信が行われ、電源ボタン26cを
押し下げると、メッセージの送信がキャンセルされる。
【0057】メッセージ欄54bにメッセージを入力し
てメニューボタン26bを押し下げると、ステップS6
5において、メッセージ欄54bに入力したメッセー
ジ,自己ID(ユーザAのユーザID)および送信相手
ID(ユーザDのユーザID)がチャットサーバ12に
送信される。
【0058】ユーザAの携帯電話機14から、メッセー
ジ,自己IDおよび送信相手IDが送信されると、チャ
ットサーバ12では、図18のステップS103におい
て、メッセージを受信したと判断し、ステップS105
において、メッセージおよび送信元ID(ユーザAのI
D)を送信相手IDに基づいてユーザDの携帯電話機1
4に送信する。
【0059】チャットサーバ12からメッセージおよび
送信元IDが送信されると、ユーザDの携帯電話機14
のCPU20は、図14のステップS35において、メ
ッセージを受信したと判断し、ステップS37において
「受信返信処理」を実行する。「受信返信処理」は、図
17のフロー図に示す手順で実行される。まず、受信し
たメッセージをステップS71において、LCD24に
表示する。このとき、LCD24のメイン表示部40に
は、図11に示すようなメッセージボックス54が表示
される。メッセージボックス54の送信元/送信先表示
部54aにはユーザAが表示され、メッセージ欄54b
にはユーザAからのメッセージ「お久しぶり。元気?」
が表示される。このとき、通話ボタン26a,メニュー
ボタン26bおよび電源ボタン26cが有効であり、通
話ボタンガイド48,メニューボタンガイド50および
電源ボタンガイド52がそれぞれ示すように、通話ボタ
ン26aを押し下げるとメッセージボックス54が閉じ
られ、メニューボタン26bを押し下げるとユーザAへ
の返信が行われ、電源ボタン26cを押し下げるとオン
ラインメンバーリスト44に表示されているすべてのユ
ーザ(自身であるユーザDは除く)への返信が行われ
る。だだし、ユーザDはメンバーとしてユーザAのみを
登録しているので、「返信」を選択しても「全員返信」
を選択しても結果は同じである。
【0060】図11の状態でメニューボタン26bを押
し下げると、CPU20はステップS73において、
「返信」であると判断してステップS75において返信
用のメッセージの作成を行う。図11の状態においてメ
ニューボタン26bを押し下げた時点で、図12に示す
ような新たなメッセージボックス54が表示され、メッ
セージ欄54bにユーザAへのメッセージ、たとえば、
「元気ですよ。ところで今度映画に行かない?」を入力
する。メニューボタン26bを押し下げるとメッセージ
の送信が行われ、電源ボタン26cを押し下げるとメッ
セージの送信がキャンセルされる。メニューボタン26
bを押し下げると、CPU20はステップS77におい
て、メッセージ欄54bに入力したメッセージ,自己I
D(ユーザDのユーザID)および送信相手ID(ユー
ザAのユーザID)をチャットサーバ12に送信し、
「受信返信処理」を終了する。ユーザDの携帯電話機1
4から送信されたメッセージはチャットサーバ12によ
ってユーザAの携帯電話機14に送信され、携帯電話機
14のLCD24上にメッセージボックス54とともに
表示される。
【0061】図11の状態で電源ボタン26cを押し下
げると、CPU20はステップS79において、「全員
返信」であると判断し、オンラインメンバーリスト44
に表示されているすべてのユーザ(自身であるユーザA
は除く)へのメッセージの送信を行う。「返信」の場合
と同様に、ステップS81においてメッセージボックス
54を用いてメッセージを作成し、ステップS83にお
いてメッセージをチャットサーバ12に送信する。この
とき、チャットサーバ12にはメッセージとともに、自
己ID(ユーザD)およびオンラインメンバーリスト4
4に表示されているすべてのユーザ(自身であるユーザ
Dは除く)のユーザIDが送信される。そして、「受信
返信処理」を終了する。ユーザDの携帯電話機14から
送信されたメッセージはチャットサーバ12によってオ
ンラインであるすべてのメンバーの携帯電話機14に送
信される。
【0062】なお、図11の状態で通話ボタン26aを
押し下げると、CPU20はステップS85において
「閉じる」が選択されたと判断し、ステップS87にお
いて、メッセージボックス54を閉じて「受信返信処
理」を終了する。
【0063】以上に説明したように、この実施例のチャ
ットシステム10では、オフライン状態(チャット専用
ソフトウェアを起動していない、もしくはチャットサー
バ12に接続していない)にある相手とチャットをした
い場合、チャットを希望する相手の携帯電話機14にチ
ャット勧誘メールを送信する。相手がチャットへの参加
を承諾すると、自動的にチャット専用ソフトウェアが起
動してチャットサーバに接続し、オンライン状態とな
る。そして、チャットが開始される。
【0064】通常、携帯電話機14の電源はオン状態に
あるので、相手は即座にチャット勧誘メールを確認する
ことができる。したがって、相手にチャットをする意思
があれば、オンライン状態にない相手であっても、すぐ
にチャットを開始することができる。
【0065】図19に示すのは、携帯電話機14(a〜
c)を用いてWebサーバ(チャットサーバ)16にア
クセスし、Webサーバ16上のWebページにおいて
チャットを行うチャットシステム10である。このチャ
ットシステム10では、携帯電話機14からチャットの
メッセージをWebサーバ16に送信し、Webサーバ
16は携帯電話機14から受け取ったメッセージを、W
ebページを表記するHTML(Hyper Text Markup La
nguage)文書に埋め込み、メッセージが埋め込まれたW
ebページのHTML文書を各携帯電話機14に送信す
ることによってチャットを行う。
【0066】このチャットシステム10では、ユーザA
がユーザBとチャットを行いたい場合、ユーザAは、ま
ず、Webサーバ16に接続してチャットルームを選択
し、選択したチャットルームに入室する。Webサーバ
16にはユーザAの携帯電話機14からユーザAのユー
ザIDが送信され、このユーザIDはユーザAが入室し
たチャットルームに登録される。ユーザAは携帯電話機
14からメンバーのID(ユーザBのIDが含まれてい
る)をWebサーバ16に送信する。すると、Webサ
ーバ16は、ユーザAのメンバー(ユーザAの携帯電話
機14のメモリ22にユーザIDが登録されているユー
ザ)がWebサーバ16にアクセスしているか(オンラ
インであるか)、アクセスしているのであれば、どのチ
ャットルームに登録されているかを判断し、その結果を
ユーザAの携帯電話機14に送信する。ユーザBがオフ
ラインである場合には、ユーザAはユーザBの携帯電話
機14にチャットに誘うメールを送信する。ユーザAか
らのチャットへの誘いのメールを受け取ったユーザBが
チャットへの参加を承諾する操作を操作パネル26に対
して行うと、ユーザBの携帯電話機14が自動的にWe
bサーバ16に接続し、ユーザAが入室しているチャッ
トルームに自動的に入室する。こうしてユーザAはユー
ザBとのチャットが可能となる。なお、ユーザAが入室
するチャットルームを決定する前に、メンバーのWeb
サーバ16への接続状況がわかるようにしてもよい。な
お、Webページを用いてチャットを行うには、ユーザ
IDがWebサーバに登録されている必要がある。
【0067】このような実施例のチャットシステム10
におけるWebサーバ16および携帯電話機14の動作
を図20から図26の携帯電話機14のLCDの表示画
面および図27から図30のフロー図を用いて説明す
る。なお、図27および図28は携帯電話機14の動作
を示すフロー図であり、図29および図30はWebサ
ーバ16の動作を示すフロー図である。
【0068】たとえば、携帯電話機14のユーザAがチ
ャットを行う場合、まず、操作パネル26からチャット
開始の操作を行う、すると、携帯電話機14のCPU2
0は図27のステップS121において、チャット開始
操作が行われたと判断する。そして、予めメモリ22に
記録されたWebサーバ16のホームページ(Webサ
ーバ16が公開するすべてのWebページの入り口とな
るWebページ)のURLに基づいてWebサーバ16
に接続する。
【0069】Webサーバ16は、携帯電話機14が接
続されると、図29のステップS191において接続が
あったと判断し、ステップS193において、ホームペ
ージへのアクセスであるかどうかを携帯電話機14から
送られてきたURLに基づいて判断する。携帯電話機1
4から送信されたのはホームページのURLであるか
ら、ステップS193においては、ホームページへのア
クセスであると判断する。そして、Webサーバ16は
ステップS195において、ホームページのHTML文
書をユーザAの携帯電話機14に送信する。
【0070】携帯電話機14では、図27のステップS
125において、Webサーバ16から送信されたHT
ML文書を受信し、LCD24にWebページ(ホーム
ページ)を表示する。ホームページにはユーザIDを入
力する入力欄が設けられているので、ユーザAは操作パ
ネル26を操作して自分のユーザIDを入力し、入力し
たユーザID(自己ID)をステップS127において
Webサーバ16に送信する。
【0071】Webサーバ16では、携帯電話機14か
ら送信されたユーザIDを図29のステップS197に
おいて受信し、ステップS199においてユーザIDの
認証を行う。そして、ユーザIDの認証を終えると、ス
テップS201において、チャットルームの選択を行う
ためのWebページのHTML文書をユーザAの携帯電
話機14に送信する。
【0072】携帯電話機14では、Webサーバ16か
ら送信されたHTML文書を図27のステップS129
において受信し、図20に示すようなチャットルーム選
択画面をLCD24に表示する。図20に示すように、
LCD24の表示は、メイン表示部60とボタンガイド
表示部62に分かれている。Webサーバ16には、話
題のテーマが異なる、「〇〇の部屋」,「△△の部
屋」,「◇◇の部屋」,「××の部屋」などの複数のチ
ャットルームが用意されている。ユーザAはメニューボ
タン26cを操作して上下を入力することによってカー
ソル60aを移動させ、入室するチャットルームを選択
する(図20の例では「△△の部屋」)。カーソル60
aを入室したい部屋に合わせてメニューボタン26bを
押し下げるとチャットルームが決定し、決定したチャッ
トルームのURLをステップS131においてWebサ
ーバ16に送信する。
【0073】Webサーバ16では、チャットルームの
URLをユーザAの携帯電話機14から受信すると、図
29のステップS203において、ユーザAのユーザI
DをURLで指定されたチャットルームに登録する。そ
して、ステップS205において、ユーザAが入室する
チャットルームのWebページのHTML文書にユーザ
Aが入室した旨のメッセージを埋め込み、ステップS2
07において、このHTML文書をユーザAが入室する
チャットルームに登録されているすべてのユーザ(ユー
ザAを含む)の携帯電話機14に送信する。
【0074】Webサーバ16からHTML文書が送信
されると、携帯電話機14のCPU20は、図27のス
テップS147において、HTML文書を受信したと判
断し、ステップS149において、受信したHTML文
書によるWebページをLCD24に表示してWebペ
ージを更新する。ユーザAがチャットルームに入室する
と、チャットルームに入室しているすべてのユーザの携
帯電話機14のLCD24には、図21に示すような画
面が表示される。図21に示すように、チャットのメッ
セージ表示の最下部にユーザAが入室した旨が表示され
る。チャットルームのWebページにおいては、メイン
表示部60にさらにメッセージ入力部70が表示され
る。
【0075】たとえばユーザAがチャットルームにメッ
セージを書き込む場合には、操作パネル26を操作し
て、図21に示すようにメッセージ入力部70の入力欄
70aにメッセージ(図21の例では、「こんにち
は。」というメッセージ)を入力し、メニューボタン2
6bを押し下げる。すると、携帯電話機14のCPU2
0は図27のステップS143において、メッセージの
送信であると判断し、ステップS145において、入力
部70aに入力されたメッセージと自己ID(ユーザA
のID)をWebサーバ16に送信する。
【0076】携帯電話機14からメッセージが送信され
ると、Webサーバ16では、図30のステップS23
1において、メッセージの受信であると判断し、ステッ
プS233において、チャットルームのWebページの
HTML文書に受信したメッセージを埋め込む。そし
て、新しいメッセージが埋め込まれたHTML文書を当
該チャットルーム(この例では、「△△の部屋」)に登
録されているすべてのユーザの携帯電話機14に送信す
る。
【0077】HTML文書を受け取った携帯電話機14
では、上述したように図27のステップS149におい
てWebページの表示を更新する。その結果、ユーザA
を含む「△△の部屋」に入室しているすべてのユーザの
携帯電話機14のLCD24には、図22に示すような
画面が表示される。このようにして、ユーザAが入力し
たチャットメッセージ「こんにちは。」が「△△の部
屋」に入室しているユーザに伝えられる。
【0078】メンバーのWebサーバ16への接続状況
を知りたい場合には、図21,図22などの状態で、通
話ボタン26aを押し下げる。すると、携帯電話機14
のCPU20は図28のステップS161において、リ
スト表示であると判断し、ステップS163において、
リスト要求,自己ID(ユーザAのユーザID)および
メンバー全員のユーザIDをWebサーバ16に送信す
る。
【0079】携帯電話機14からリスト要求を送信され
たWebサーバ16は、図30のステップS253にお
いて、リスト要求であると判断し、ステップS255に
おいて、送信されたメンバーのユーザIDに基づいて、
メンバーがWebサーバ16に接続しているかどうか、
接続しているのであればどのチャットルームに入室して
いるかを調査して接続状況情報を生成する。そして、生
成した接続状況情報をステップS257においてリスト
の要求元(ユーザAの携帯電話機14)に送信する。
【0080】ユーザAの携帯電話機14は、図28のス
テップS165において、接続状況情報を受信し、図2
3に示すような接続状況画面をLCD24に表示する。
図23に示すように、オンラインメンバーリスト72に
は、オンライン(Webサーバ16に接続している)状
態にあるユーザとそのユーザが入室しているチャットル
ームとが表示され、オフラインメンバーリスト74に
は、オフライン状態にあるユーザが表示される。このと
き、オフラインメンバーリスト74には、カーソル74
が表示される。
【0081】図23の状態で、電源ボタン26cを押し
下げると、CPU20はステップS173において、
「戻る」が選択されたと判断し、接続状況画面を閉じて
図27のステップS143に戻る。このとき、LCD2
4の表示は図22のようになる。
【0082】この実施例のチャットシステム10では、
オフライン状態にあるユーザ(図23の例では、ユーザ
EおよびユーザH)にメールを送信してチャットルーム
に誘うことができる。オフライン状態にあるユーザをチ
ャットに誘う場合には、図23に示すように接続状況画
面が表示された状態で、ユーザAはメニューボタン26
bを操作して上下を入力してオフラインメンバーリスト
74に表示されたカーソル74aを移動させ、チャット
を希望するユーザを選択する(図23の例ではユーザ
E)。そして、メニューボタン26bを押し下げるとチ
ャットを希望するユーザが決定され、CPU20は、ス
テップS167においてチャット勧誘メールの送信であ
ると判断する。そして、ステップS169において、ユ
ーザEをチャットに誘うチャット勧誘メールを生成し、
生成したチャット勧誘メールをステップS171におい
てWebサーバ16に送信する。なお、このチャット勧
誘メールには、ユーザAのユーザIDが含まれている。
【0083】ユーザAの携帯電話機14からチャット勧
誘メールが送信されると、Webサーバ16では、図3
0のステップS237においてチャット勧誘メールを受
信したと判断する。まず、ステップS239において、
チャット勧誘メールに含まれているユーザAのユーザI
Dに基づいて、ユーザAが入室しているチャットルーム
(「△△の部屋」)を特定し、特定したチャットルーム
のWebページのURLをステップS241において、
チャット勧誘メールに埋設する。そして、ステップS2
43において、このチャット勧誘メールを送信先である
ユーザEの携帯電話機14に転送する。なお、チャット
勧誘メールにユーザAが入室しているチャットルームの
WebページのURLを埋設するのは、Webサーバ1
6においてではなく、ユーザAの携帯電話機14でチャ
ット勧誘メールを生成するときでもよい。この場合に
は、チャット勧誘メールをユーザAの携帯電話機14か
ら受け取ってユーザEの携帯電話機14に転送するのは
Webサーバ16に限らず、Webサーバ16とは別の
他のメールサーバなどであってもよい。
【0084】Webサーバ16からチャット勧誘メール
が送信されると、ユーザEの携帯電話機14のCPU2
0は、図27のステップS133において、メールを受
信したと判断し、図24に示すようなチャット勧誘メー
ルをLCD24のメイン表示部60に表示する。ユーザ
EはユーザAの誘いに乗ってチャットを行う場合には、
メニューボタン26bを押し下げて(ユーザAのユーザ
IDをクリック)チャットへの参加を承諾し、チャット
を行わない場合には、電源ボタン26cを押し下げてチ
ャット勧誘メールを閉じる。
【0085】図24の状態で、メニューボタン26bを
押し下げてユーザAのユーザIDをクリックすると、C
PU20はチャットへの参加を承諾したと判断し、ステ
ップS137において、チャット勧誘メールに含まれて
いるURLに基づいてWebサーバ16に接続する。
【0086】Webサーバ16は、ユーザEの携帯電話
機14が接続されると、図29のステップS191にお
いて、接続ありと判断し、ステップS193において、
ホームページへのアクセスであるかどうかを送信された
URLに基づいて判断する。この場合、ホームページへ
のアクセスではない(URLはユーザAが入室している
チャットルームのものである)ので、ステップS193
においてはNOと判断し、ステップS209に進む。ス
テップS209では、チャットルーム入室前のWebペ
ージのHTML文書をユーザEの携帯電話機14に送信
する。
【0087】ユーザEの携帯電話機14では、図27の
ステップS139において、Webサーバ16から送信
されたチャットルーム入室前のWebページのHTML
文書を受信し、そのWebページ(図示せず)をLCD
24に表示する。チャットルーム入室前のWebページ
にはユーザIDの入力欄が設けられており、ユーザEは
操作パネル26を操作してユーザIDの入力欄に自分の
ユーザIDを入力する。すると、ステップS141にお
いて、ユーザID(自己ID)をWebサーバ16に送
信する。
【0088】Webサーバ16では、図29のステップ
S211において、ユーザEのユーザID(自己ID)
を受信し、ステップS213においてユーザIDの認証
を行う。ユーザIDの認証を終えると、ステップS20
3において、ユーザEのユーザIDをユーザEの携帯電
話機14から送信されたURLが示すWebページのチ
ャットルーム(ユーザAが入室しているチャットルー
ム)に登録する。そして次に、ステップS205におい
て、ユーザEが入室するチャットルームのWebページ
のHTML文書にユーザEが入室した旨のメッセージを
埋め込み、ステップS207において、このHTML文
書をユーザEが入室するチャットルームに登録されてい
るすべてのユーザの携帯電話機14に送信する。
【0089】Webサーバ16からHTML文書が送信
されると、携帯電話機14のCPU20は、図27のス
テップS147において、HTML文書を受信したと判
断し、ステップS149において、LCD24に表示さ
れているWebページを更新する。ユーザEがチャット
ルームに入室すると、チャットルーム(「△△の部
屋」)に入室しているすべてのユーザの携帯電話機14
のLCD24には、図25に示すような画面が表示され
る。図25に示すように、チャットのメッセージ表示の
最下部にユーザEが入室した旨が表示される。こうして
ユーザEはユーザEをチャットに誘ったユーザAが入室
しているチャットルーム(この例では「△△の部屋」)
に自動的に入室できる。
【0090】このようにして、ユーザAはオフライン状
態にあったユーザEをメールを使ってチャットに誘うこ
とによってユーザEを同じチャットルームに入室させて
チャットを行うことができる。
【0091】チャットを終了してチャットルームから退
出する時には、図21,図22,図25のような状態に
あるときに、電源ボタン26cを押し下げる。すると、
携帯電話機14のCPU20は、図28のステップS1
75において、チャットルームからの退出であると判断
し、退出要求および自己ID(たとえば、ユーザEのI
D)をステップS177においてWebサーバ16に送
信し、ステップS179においてWebサーバ16との
接続を切断する。
【0092】ユーザEの携帯電話機14からの退出要求
を受信すると、Webサーバ16は、図30のステップ
S245において、退出要求であると判断する。する
と、まず、ステップS247において、ユーザEが登録
されているチャットルームのWebページのHTML文
書にユーザEが退出した旨のメッセージを埋め込む。次
に、ステップS249において、ユーザEのユーザID
が登録されているチャットルームからユーザEのユーザ
IDを削除する。そして、ステップS251において、
ユーザEが退出した旨のメッセージが埋め込まれたHT
ML文書をユーザEが退出したチャットルームに登録さ
れているすべてのユーザの携帯電話機14に送信する。
【0093】Webサーバ16からHTML文書が送信
されると、携帯電話機14のCPU20は、図27のス
テップS147において、HTML文書を受信したと判
断し、ステップS149において、LCD24に表示さ
れているWebページの更新を行う。ユーザEがチャッ
トルームから退出すると、チャットルーム(「△△の部
屋」)に入室しているすべてのユーザの携帯電話機14
のLCD24には、図26に示すような画面が表示され
る。図26に示すように、チャットのメッセージ表示の
最下部にユーザEが退出した旨が表示される。
【0094】以上に説明したように、この実施例のチャ
ットシステム10では、オフライン状態(Webサーバ
16に接続していない)にある相手とチャットをしたい
場合、チャットを希望する相手の携帯電話機14のチャ
ットに誘うメールを送信する。相手がチャットへの参加
を承諾すると、相手の携帯電話機14が自動的にWeb
サーバ16に接続されてオンライン状態となり、チャッ
トを誘った相手が入室しているチャットルームに自動的
に入室する。
【0095】携帯電話機14の電源は、通常オン状態に
あるので、チャットに誘われた相手は即座にチャット勧
誘メールを確認することができる。したがって、相手に
チャットをする意思があれば、オンライン状態にない相
手であっても、すぐにチャットを開始することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体構成を示す図解図で
ある。
【図2】携帯電話機の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】携帯電話機の外観を示す図解図である。
【図4】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図で
ある。
【図5】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図で
ある。
【図6】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図で
ある。
【図7】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図で
ある。
【図8】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図で
ある。
【図9】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図で
ある。
【図10】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図11】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図12】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図13】図1の実施例における携帯電話機の動作を示
すフロー図である。
【図14】図1の実施例における携帯電話機の動作を示
すフロー図である。
【図15】図1の実施例における携帯電話機の動作を示
すフロー図である。
【図16】図1の実施例における携帯電話機の動作を示
すフロー図である。
【図17】図1の実施例における携帯電話機の動作を示
すフロー図である。
【図18】図1の実施例におけるチャットサーバの動作
を示すフロー図である。
【図19】この発明のその他の一実施例の全体構成を示
す図解図である。
【図20】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図21】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図22】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図23】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図24】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図25】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図26】携帯電話機のLCDの一表示例を示す図解図
である。
【図27】図19の実施例における携帯電話機の動作を
示すフロー図である。
【図28】図19の実施例における携帯電話機の動作を
示すフロー図である。
【図29】図19の実施例におけるWebサーバの動作
を示すフロー図である。
【図30】図19の実施例におけるWebサーバの動作
を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …チャットシステム 12 …チャットサーバ 14 …携帯電話機 16 …Webサーバ 20 …CPU 22 …メモリ 26 …操作パネル 32 …受信回路 34 …送信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 秀次 大阪府大東市三洋町1番1号 三洋テレコ ミュニケーションズ株式会社内 (72)発明者 賀集 啓臣 大阪府大東市三洋町1番1号 三洋テレコ ミュニケーションズ株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA06 HC01 HC09 JT09 KA01 KA06 LD02 5K101 KK02 KK07 LL00 LL12 NN21 PP03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の携帯電話機,前記複数の携帯電話機
    が接続されるチャットサーバおよび前記複数の携帯電話
    機が接続されるメールサーバとを有するチャットシステ
    ムであって、 前記携帯電話機は、他の前記携帯電話機に前記チャット
    サーバへの接続を促がす電子メールを前記メールサーバ
    に送信する第1メール送信手段、前記メールサーバから
    前記電子メールを受信する第1メール受信手段、前記チ
    ャットサーバへの接続指示を入力する入力手段、および
    前記接続指示に応答して前記チャットサーバに接続する
    接続手段を備え、 前記メールサーバは、前記チャットサーバに接続してい
    る前記携帯電話機から前記電子メールを受信する第2メ
    ール受信手段、および前記チャットサーバに接続してい
    ない前記携帯電話機に前記電子メールを送信する第2メ
    ール送信手段を備える、チャットシステム。
  2. 【請求項2】前記接続手段は、自己の携帯電話機の自己
    IDを保持する自己ID保持手段、前記チャットサーバ
    への接続時に前記自己IDを前記チャットサーバに送信
    する自己ID送信手段を含み、 前記第1メール送信手段は、他の携帯電話機の他者ID
    を保持する他者ID保持手段、前記他者IDを前記チャ
    ットサーバに送信する他者ID送信手段、および前記チ
    ャットサーバから前記他者IDに対応する携帯電話機が
    前記チャットサーバに接続しているか否かを示す接続情
    報を受信する接続情報受信手段を含み、 前記チャットサーバは、前記携帯電話機から前記自己I
    Dを受信する自己ID受信手段、前記携帯電話機から前
    記他者IDを受信する他者ID受信手段、前記他者ID
    に対応する携帯電話機が接続されているかどうかを判断
    する接続判断手段、前記接続判断手段の判断結果に基づ
    いて前記接続情報を生成する接続情報生成手段、前記接
    続情報を前記他者IDの送信元の前記携帯電話機に送信
    する接続情報送信手段をさらに備える、請求項2記載の
    チャットシステム。
  3. 【請求項3】前記携帯電話機は、メッセージおよび前記
    他者IDを前記チャットサーバに送信する第1メッセー
    ジ送信手段、および前記チャットサーバから前記メッセ
    ージを受信する第1メッセージ受信手段をさらに備え、 前記チャットサーバは、前記メッセージおよび前記他者
    IDを受信する第2メッセージ受信手段、および前記メ
    ッセージを前記他者IDに対応する前記携帯電話機に送
    信する第2メッセージ送信手段をさらに備える、請求項
    1または2記載のチャットシステム。
  4. 【請求項4】前記携帯電話機は、前記チャットサーバ上
    のチャットが行われるWebページにアクセスするWe
    bページアクセス手段、メッセージを前記チャットサー
    バに送信するメッセージ送信手段、および前記チャット
    サーバから前記メッセージを含むWebページを受信す
    るWebページ受信手段をさらに備え、 前記チャットサーバは、前記メッセージを前記携帯電話
    機から受信するメッセージ受信手段、前記メッセージを
    前記Webページに埋め込むメッセージ埋め込み手段、
    前記メッセージが埋め込まれた前記Webページを前記
    Webページにアクセスしている前記携帯電話機に送信
    するWebページ送信手段をさらに備える、請求項1な
    いし3のいずれかに記載のチャットシステム。
  5. 【請求項5】前記第1メール送信手段は、前記電子メー
    ルに前記自己IDを埋め込むID埋め込み手段をさらに
    含み、 前記第2メール受信手段は、前記自己IDに基づいて、
    前記チャットサーバに接続している前記携帯電話機がア
    クセスしている前記WebページのURLを特定する特
    定手段、前記特定手段によって特定されたURLを前記
    電子メールに埋め込むURL埋め込み手段を含み、 前記Webページアクセス手段は前記電子メールに埋め
    込まれた前記URLに基づいて前記チャットサーバの前
    記Webページにアクセスする、請求項3記載のチャッ
    トシステム。
  6. 【請求項6】前記第1メール送信手段は、当該携帯電話
    機がアクセスしている前記WebページのURLを埋め
    込んだ前記電子メールを生成するメール生成手段を含
    み、 前記Webページアクセス手段は前記電子メールに埋め
    込まれた前記URLに基づいて前記チャットサーバの前
    記Webページにアクセスする、請求項3記載のチャッ
    トシステム。
  7. 【請求項7】メールサーバおよびチャットサーバに接続
    される携帯電話機であって、 他の前記携帯電話機に前記チャットサーバへの接続を促
    がす電子メールを前記メールサーバに送信するメール送
    信手段、 前記メールサーバから前記電子メールを受信するメール
    受信手段、 前記チャットサーバへの接続指示を入力する入力手段、
    および前記接続指示に応答して前記チャットサーバに接
    続する接続手段を備える、携帯電話機。
  8. 【請求項8】前記メール送信手段は、他の携帯電話機の
    IDを保持するID保持手段、および前記IDを前記チ
    ャットサーバに送信するID送信手段を含み、 前記IDに対応する携帯電話機が前記チャットサーバに
    接続されているか否かを示す接続情報を前記チャットサ
    ーバから受信する接続情報受信手段をさらに備える、請
    求項7記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】前記チャットサーバにメッセージを送信す
    るメッセージ送信手段、および前記チャットサーバから
    前記メッセージを受信するメッセージ受信手段をさらに
    備える、請求項7または8記載の携帯電話機。
  10. 【請求項10】前記チャットサーバにメッセージを送信
    するメッセージ送信手段、および前記チャットサーバか
    ら前記メッセージが埋め込まれた前記Webページを受
    信するWebページ受信手段をさらに備える、請求項7
    または8記載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】前記メール送信手段は、当該携帯電話機
    がアクセスしている前記WebページのURLを前記電
    子メールに埋め込むURL埋め込み手段を含み、 前記接続手段は、前記電子メールに埋め込まれた前記U
    RLに基づいて前記Webページにアクセスする、請求
    項10記載の携帯電話機。
  12. 【請求項12】前記メール送信手段は、前記自己IDを
    前記電子メールに埋め込む自己ID埋め込み手段を含
    み、 前記接続手段は、前記チャットサーバによって、前記自
    己IDに基づいて特定された前記自己IDに対応する前
    記携帯電話機がアクセスしている前記WebページのU
    RLに基づいて前記Webページにアクセスする、請求
    項10記載の携帯電話機。
  13. 【請求項13】複数の携帯電話機が接続されるサーバで
    あって、 当該サーバに接続された前記携帯電話機から前記携帯電
    話機の自己IDを受信する自己ID受信手段、 接続された前記携帯電話機から他の前記携帯電話機の他
    者IDを受信する他者ID受信手段、 前記他者IDに対応する携帯電話機が当該サーバに接続
    されているかどうかを判断する接続判断手段、 前記接続判断手段の判断結果に基づいて前記他者IDに
    対応する携帯電話機が接続されているかどうかを示す接
    続情報を生成する接続情報生成手段、および前記接続情
    報を前記他者IDの送信元の前記携帯電話機に送信する
    接続情報送信手段を備える、サーバ。
  14. 【請求項14】前記携帯電話機からメッセージと前記他
    者IDとを受信するメッセージ受信手段、および前記メ
    ッセージを前記他者IDに対応する前記携帯電話機に送
    信するメッセージ送信手段をさらに備える、請求項12
    記載のサーバ。
  15. 【請求項15】前記携帯電話機からURLを受信するU
    RL受信手段、 前記URLに対応するWebページを前記URLの送信
    元に送信する第1Webページ送信手段、 前記携帯電話機からメッセージを受信するメッセージ受
    信手段、 前記メッセージを前記Webページに埋め込むメッセー
    ジ埋め込み手段、および前記メッセージが埋め込まれた
    前記Webページを前記Webページにアクセスしてい
    るすべての前記携帯電話機に送信する第2Webページ
    送信手段をさらに備える、請求項12記載のサーバ。
  16. 【請求項16】前記Webページにアクセスしている前
    記携帯電話機から他の前記携帯電話機に宛てた当該サー
    バへの接続を促がす電子メールを受信する電子メール受
    信手段、 前記電子メールの送信元である前記携帯電話機がアクセ
    スしているWebページのURLを特定するURL特定
    手段、 特定された前記URLを前記電子メールに埋め込むUR
    L埋め込み手段、および前記URLが埋め込まれた前記
    電子メールを前記他の携帯電話機に送信する電子メール
    送信手段をさらに備える、請求項15記載のサーバ。
  17. 【請求項17】携帯電話機上で動作するプログラムであ
    って、 (a)プログラムの起動とともに所定のサーバに接続す
    るステップ、 (b)前記サーバに前記携帯電話機の自己IDを送信す
    るステップ、 (c)前記サーバに他の前記携帯電話機の他者IDを送
    信するステップ、 (d)前記他者IDに対応する携帯電話機がサーバに接
    続しているかどうかを示す接続情報を受信するステッ
    プ、および (e)前記サーバに接続していない他の前記携帯電話機
    に対して、前記サーバへの接続を促がす電子メールを送
    信するステップを含む、プログラム。
  18. 【請求項18】サーバで動作するプログラムであって、 (a)当該サーバに接続している携帯電話機から前記携
    帯電話機の自己IDを受信するステップ、 (b)当該サーバに接続している前記携帯電話機から他
    の前記携帯電話機の他者IDを受信するステップ、 (c)前記他者IDに対応する他の前記携帯電話機が当
    該サーバに接続しているかどうかを判断するステップ、 (d)前記ステップ(c)の判断結果に基づいて他の前
    記携帯電話機が当該サーバに接続しているかどうかを示
    す接続情報を生成するステップ、および (e)前記接続情報を前記他者IDの送信元である前記
    携帯電話機に送信するステップを含む、プログラム。
  19. 【請求項19】複数の携帯電話機,前記複数の携帯電話
    機が接続されるチャットサーバおよび前記複数の携帯電
    話機が接続されるメールサーバとを用いたチャット方法
    であって、 (a)前記携帯電話機において他の前記携帯電話機に前
    記チャットサーバへの接続を促がす電子メールを前記メ
    ールサーバに送信するステップ、 (b)前記メールサーバにおいて前記チャットサーバに
    接続している前記携帯電話機から前記電子メールを受信
    するステップ、 (c)前記メールサーバにおいて前記チャットサーバに
    接続していない前記携帯電話機に前記電子メールを送信
    するステップ、 (d)前記他の携帯電話機において前記メールサーバか
    ら前記電子メールを送信するステップ、 (e)前記他の携帯電話機において前記チャットサーバ
    への接続指示を入力するステップ、および (f)前記他の携帯電話機において前記接続指示に応答
    して前記チャットサーバに接続するステップを含む、チ
    ャット方法。
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