JP2003091397A - 複合装置 - Google Patents

複合装置

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JP2003091397A
JP2003091397A JP2001281350A JP2001281350A JP2003091397A JP 2003091397 A JP2003091397 A JP 2003091397A JP 2001281350 A JP2001281350 A JP 2001281350A JP 2001281350 A JP2001281350 A JP 2001281350A JP 2003091397 A JP2003091397 A JP 2003091397A
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Takao Otsuka
隆雄 大塚
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は受信データを宛先に近いプリント端末
で記録出力し、また、通信トラフィックを考慮したデー
タ転送を行う複合装置を提供する。 【解決手段】回線3に接続されるとともにネットワーク
2に接続され、相手局4との間でデータの送受信を行
い、ファクシミリ機能動作、データ通信動作及びコピー
機能動作等の各種動作を行う複合装置MFUが、宛先情
報とプリンタPr1、Pr2、・・・及び複合装置MF
Uの端末識別コードを一義的に登録記憶し、データを受
信すると、当該受信したデータの宛先を判別し、当該宛
先の宛先情報に対応して登録されている端末識別コード
に対応するプリンタPr1、Pr2、・・・または複合
装置MFUのプロッタで受信データを記録出力する。し
たがって、確実にかつ利用形態に応じたプリンタPr
1、Pr2、・・・または複合装置MFUでプリント出
力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合装置に関し、
詳細には、受信データを宛先に近いプリント端末で秘密
性を確保しつつ記録出力するとともに、通信トラフィッ
クを考慮したデータ転送を行って利用性の良好な複合装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、従来、それ自体単
独で動作するいわゆるスタンドアロンで使用されてお
り、データ量の少ないファクシミリデータや簡単なテキ
ストデータが対象であったり、通信子機の数が少ない場
合には、無線通信トラフィックを考慮する必要がなかっ
た。
【0003】ところが、近時、アプリケーションファイ
ルのデータ量が多くなり、その機能の向上と通信網の発
達によって、LAN(Local Area Network)やインター
ネット等のネットワーク網を介して相手装置との間で画
情報を通信する機能を備えたファクシミリ装置が出現し
ている。
【0004】そして、ネットワーク環境においては、通
常、ファクシミリ装置の解像度に比較して、ネットワー
クに接続されているプリンタの解像度のほうが数倍高く
なっているため、データをファクシミリ装置で出力する
と、プリンタで出力する場合よりも、画質が劣化する。
【0005】そこで、本出願人は、先に、データ通信及
びファクシミリ通信できる無線親機が受信すると、送信
元情報などとともに着信の旨を、子機に通知し、子機
で、着信情報を表示し、転送や削除の指示を行うことの
できるファクシミリ装置の着信通知方法を提案している
(特開平7−288667号公報参照)。
【0006】また、従来、無線機能を備えたファクシミ
リ装置が、公衆網からの着信を受けると、無線子機のユ
ーザーに対して、視覚的や聴覚的に通知し、子機からの
指示で、転送したりする無線通信システム及び無線通信
システムの制御方法が提案されている(特開2000−
253179号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、画像品質を向上させつつ、
利用性を向上させる上で、なお、改良の必要があった。
【0008】すなわち、上記特開平7−288667号
公報記載の技術にあっては、子機で着信情報を表示し
て、転送や削除の指示を行うことはできるが、転送時に
データ量が大きい場合には、転送時間がかかり、子機を
占有してしまうおそれがあるとともに、LANを介して
別のファクシミリ装置に転送すると、受信データをファ
クシミリ通信で転送することとなるため、解像度を下げ
なければならず、画像の劣化が発生する。
【0009】また、上記特開2000−253179号
公報記載の技術にあっては、親機と子機での通信がコマ
ンドレベルの場合には問題はないが、データ量が大きい
場合には、通信トラフィックが混雑し、利用性が悪化す
るという問題があった。
【0010】そこで、請求項1記載の発明は、所定の回
線に接続されるとともに所定のネットワークに接続さ
れ、データ通信手段で、相手端末との間でファクシミリ
通信またはデータ通信を行ってデータの送受信を行い、
ファクシミリ機能動作、データ通信動作及びコピー機能
動作等の各種動作を行うに際して、ネットワークに接続
されたプリント端末のネットワーク上のアドレスとプリ
ント言語をプリント情報記憶手段に登録記憶し、宛先情
報とプリント端末及び複合装置の端末識別コードを一義
的に識別情報記憶手段に登録記憶し、通信手段でデータ
を受信すると、当該受信したデータの宛先を宛先判別手
段で判別し、当該宛先の宛先情報に対応して識別情報記
憶手段に登録されている端末識別コードに対応するプリ
ント端末または複合装置の記録手段で受信データを記録
出力することにより、予め宛先毎に登録したプリント端
末または複合装置でプリント出力し、確実にかつ利用形
態に応じたプリント端末または複合装置でプリント出力
して、利用性の良好な複合装置を提供することを目的と
している。
【0011】請求項2記載の発明は、複合装置に、無線
通信端末と通信する無線通信手段を設け、識別情報記憶
手段に、無線通信端末の宛先情報と当該無線通信端末の
近くのプリント端末または複合装置の端末識別コードを
も登録記憶することにより、予め宛先毎に登録した無線
通信端末のユーザの近くのプリント端末または複合装置
でプリント出力し、より利用性の良好な複合装置を提供
することを目的としている。
【0012】請求項3記載の発明は、通信手段を介して
データを受信すると、当該受信データをデータ記憶手段
に記憶するとともに、メール作成手段でデータ受信を通
知する受信通知メールを作成して、メール通信手段から
当該宛先にメール送信し、当該宛先から受信データの出
力先を指定する端末識別コードを付加した返信メールを
メール通信手段で受信すると、当該端末識別コードに対
応するプリント端末または複合装置の記録手段に、デー
タ記憶手段に蓄積した当該宛先宛の受信データを転送し
て記録出力するとともに、当該受信データをデータ記憶
手段から削除することにより、データの宛先のユーザの
指定するプリント端末または複合装置でプリント出力
し、確実にかつより一層近くのプリント端末または複合
装置でプリント出力するとともに、出力済みのデータを
削除してデータの秘密を確保して、より一層利用性の良
好な複合装置を提供することを目的としている。
【0013】請求項4記載の発明は、受信通知メールに
対する返信メールで受信データの出力先として当該宛先
の端末を指定していると、データ記憶手段に蓄積した当
該宛先宛の受信データを当該宛先の端末に転送するとと
もに、当該受信データをデータ記憶手段から削除するこ
とにより、確実にかつより一層データの利用性を向上さ
せるとともに、出力済みのデータを削除してデータの秘
密を確保して、より一層利用性の良好な複合装置を提供
することを目的としている。
【0014】請求項5記載の発明は、複合装置に、受信
データのデータ量を判別するデータ量判別手段と、受信
データを所定の暗号鍵で暗号化・符号化する暗号鍵を生
成する暗号鍵生成手段と、当該生成した暗号鍵に基づい
て受信データを暗号化・符号化してデータ圧縮する暗号
化手段と、暗号鍵に基づいて暗号化手段でデータ圧縮さ
れた受信データを元データに復号化する復号化手段と、
をさらに設け、受信データを当該受信データの宛先の端
末に転送する際、データ量判別手段が受信データが予め
設定されたデータ量を超えていると判別すると、暗号鍵
生成手段の生成した暗号鍵に基づいて暗号化手段で当該
受信データをデータ圧縮して、当該データ圧縮した受信
データをデータ記憶手段に蓄積するとともに、宛先の端
末に受信データが大きい旨及び当該生成した暗号鍵を添
付した受信通知メールを当該受信データを添付すること
なく送信して、当該生成した暗号鍵を削除し、当該宛先
から暗号鍵を付加した返信メールを受信すると、データ
記憶手段に蓄積した当該宛先宛のデータ圧縮されている
受信データを当該返信メールに添付されている暗号鍵に
基づいて復号化手段で復号して、記録出力するととも
に、当該受信データをデータ記憶手段から削除すること
により、データ転送による通信トラフィックを軽減し
て、速やかな通信を行うとともに、データの秘密性を確
保しつつ、宛先のユーザの意図するプリント端末または
複合装置でプリント出力し、より一層利用性の良好な複
合装置を提供することを目的としている。
【0015】請求項6記載の発明は、複合装置の接続さ
れているネットワークに、メールの送受信を行うととも
に、予め設定されたパスワードが入力されると、所定の
暗号鍵でデータを復号化するアプリケーションソフトを
搭載したコンピュータと、当該ネットワークに接続され
ている当該コンピュータ及び複合装置等の間でのデータ
及びメールのやり取りを管理するサーバと、が接続され
ている場合に、受信データをデータ圧縮してデータ記憶
手段に蓄積して、暗号鍵を添付した受信通知メールを送
信した宛先からコンピュータを出力先として指定した返
信メールを受信すると、メール作成手段で当該コンピュ
ータ宛の転送メールを作成して、データ記憶手段に蓄積
されているデータ圧縮された受信データにパスワードを
設定したデータを転送メールに添付して、サーバを介し
て当該指定されたコンピュータに送信し、当該コンピュ
ータで、パスワードと暗号鍵が入力されることで、受信
したデータを復号することにより、データ転送による通
信トラフィックを軽減して、速やかな通信を行うととも
に、データの秘密性を確保しつつ、宛先のユーザの意図
するコンピュータにデータを転送して利用できるように
し、より一層利用性の良好な複合装置を提供することを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の複
合装置は、所定の回線に接続されるとともに所定のネッ
トワークに接続され、相手端末との間でファクシミリ通
信またはデータ通信を行ってデータの送受信を行うデー
タ通信手段と、データを記録出力する記録手段と、原稿
の画像を読み取る読取手段と、データを記憶するデータ
記憶手段と、を備え、ファクシミリ機能動作、データ通
信動作及び前記読取手段で読み取った前記原稿の画像デ
ータを前記記録手段で記録出力するコピー機能動作等の
各種動作を行う複合装置において、前記ネットワークに
少なくとも複数のプリント端末が接続され、当該プリン
ト端末の前記ネットワーク上のアドレスとプリント言語
を登録記憶するプリント情報記憶手段と、前記通信手段
を介して受信したデータの宛先を判別する宛先判別手段
と、前記宛先情報と前記プリント端末及び複合装置の端
末識別コードを一義的に登録記憶する識別情報記憶手段
と、を備え、前記通信手段でデータを受信すると、当該
受信したデータの宛先を宛先判別手段で判別し、当該宛
先の宛先情報に対応して前記識別情報記憶手段に登録さ
れている端末識別コードに対応するプリント端末または
前記複合装置の記録手段で前記受信データを記録出力す
ることにより、上記目的を達成している。
【0017】上記構成によれば、所定の回線に接続され
るとともに所定のネットワークに接続され、データ通信
手段で、相手端末との間でファクシミリ通信またはデー
タ通信を行ってデータの送受信を行い、ファクシミリ機
能動作、データ通信動作及びコピー機能動作等の各種動
作を行うに際して、ネットワークに接続されたプリント
端末のネットワーク上のアドレスとプリント言語をプリ
ント情報記憶手段に登録記憶し、宛先情報とプリント端
末及び複合装置の端末識別コードを一義的に識別情報記
憶手段に登録記憶し、通信手段でデータを受信すると、
当該受信したデータの宛先を宛先判別手段で判別し、当
該宛先の宛先情報に対応して識別情報記憶手段に登録さ
れている端末識別コードに対応するプリント端末または
複合装置の記録手段で受信データを記録出力するので、
予め宛先毎に登録したプリント端末または複合装置でプ
リント出力することができ、確実にかつ利用形態に応じ
たプリント端末または複合装置でプリント出力して、複
合装置の利用性を向上させることができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記複合装置は、無線通信端末と通信する無線通
信手段を備え、前記識別情報記憶手段は、前記無線通信
端末の宛先情報と当該無線通信端末の近くの前記プリン
ト端末または前記複合装置の前記端末識別コードをも登
録記憶するものであってもよい。
【0019】上記構成によれば、複合装置に、無線通信
端末と通信する無線通信手段を設け、識別情報記憶手段
に、無線通信端末の宛先情報と当該無線通信端末の近く
のプリント端末または複合装置の端末識別コードをも登
録記憶するので、予め宛先毎に登録した無線通信端末の
ユーザの近くのプリント端末または複合装置でプリント
出力することができ、複合装置の利用性をより向上させ
ることができる。
【0020】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記複合装置は、メールを作成するメール作成手段
と、メールを送受信するメール通信手段と、をさらに備
え、前記通信手段を介して前記データを受信すると、当
該受信データを前記データ記憶手段に記憶するととも
に、前記メール作成手段でデータ受信を通知する受信通
知メールを作成して、前記メール通信手段から当該宛先
にメール送信し、当該宛先から前記受信データの出力先
を指定する前記端末識別コードを付加した返信メールを
前記メール通信手段で受信すると、当該端末識別コード
に対応する前記プリント端末または前記複合装置の記録
手段に、前記データ記憶手段に蓄積した当該宛先宛の受
信データを転送して記録出力するとともに、当該受信デ
ータを前記データ記憶手段から削除するものであっても
よい。
【0021】上記構成によれば、通信手段を介してデー
タを受信すると、当該受信データをデータ記憶手段に記
憶するとともに、メール作成手段でデータ受信を通知す
る受信通知メールを作成して、メール通信手段から当該
宛先にメール送信し、当該宛先から受信データの出力先
を指定する端末識別コードを付加した返信メールをメー
ル通信手段で受信すると、当該端末識別コードに対応す
るプリント端末または複合装置の記録手段に、データ記
憶手段に蓄積した当該宛先宛の受信データを転送して記
録出力するとともに、当該受信データをデータ記憶手段
から削除するので、データの宛先のユーザの指定するプ
リント端末または複合装置でプリント出力することがで
き、確実にかつより一層近くのプリント端末または複合
装置でプリント出力することができるとともに、出力済
みのデータを削除してデータの秘密を確保して、複合装
置の利用性をより一層向上させることができる。
【0022】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記複合装置は、前記受信通知メールに対する前記
返信メールで前記受信データの出力先として当該宛先の
端末を指定していると、前記データ記憶手段に蓄積した
当該宛先宛の受信データを当該宛先の端末に転送すると
ともに、当該受信データを前記データ記憶手段から削除
するものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、受信通知メールに対す
る返信メールで受信データの出力先として当該宛先の端
末を指定していると、データ記憶手段に蓄積した当該宛
先宛の受信データを当該宛先の端末に転送するととも
に、当該受信データをデータ記憶手段から削除するの
で、確実にかつより一層データの利用性を向上させるこ
とができるとともに、出力済みのデータを削除してデー
タの秘密を確保することができ、複合装置の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0024】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記複合装置は、前記受信データのデータ量を判別
するデータ量判別手段と、前記受信データを所定の暗号
鍵で暗号化・符号化する暗号鍵を生成する暗号鍵生成手
段と、当該生成した暗号鍵に基づいて前記受信データを
暗号化・符号化してデータ圧縮する暗号化手段と、前記
暗号鍵に基づいて前記暗号化手段でデータ圧縮された受
信データを元データに復号化する復号化手段と、をさら
に備え、前記受信データを当該受信データの宛先の端末
に転送する際、前記データ量判別手段が前記受信データ
が予め設定されたデータ量を超えていると判別すると、
前記暗号鍵生成手段の生成した暗号鍵に基づいて前記暗
号化手段で当該受信データをデータ圧縮して、当該デー
タ圧縮した受信データを前記データ記憶手段に蓄積する
とともに、前記宛先の端末に受信データが大きい旨及び
当該生成した暗号鍵を添付した受信通知メールを当該受
信データを添付することなく送信して、当該生成した暗
号鍵を削除し、当該宛先から前記暗号鍵を付加した返信
メールを前記メール通信手段で受信すると、前記データ
記憶手段に蓄積した当該宛先宛のデータ圧縮されている
受信データを当該返信メールに添付されている暗号鍵に
基づいて前記復号化手段で復号して、記録出力するとと
もに、当該受信データを前記データ記憶手段から削除す
るものであってもよい。
【0025】上記構成によれば、複合装置に、受信デー
タのデータ量を判別するデータ量判別手段と、受信デー
タを所定の暗号鍵で暗号化・符号化する暗号鍵を生成す
る暗号鍵生成手段と、当該生成した暗号鍵に基づいて受
信データを暗号化・符号化してデータ圧縮する暗号化手
段と、暗号鍵に基づいて暗号化手段でデータ圧縮された
受信データを元データに復号化する復号化手段と、をさ
らに設け、受信データを当該受信データの宛先の端末に
転送する際、データ量判別手段が受信データが予め設定
されたデータ量を超えていると判別すると、暗号鍵生成
手段の生成した暗号鍵に基づいて暗号化手段で当該受信
データをデータ圧縮して、当該データ圧縮した受信デー
タをデータ記憶手段に蓄積するとともに、宛先の端末に
受信データが大きい旨及び当該生成した暗号鍵を添付し
た受信通知メールを当該受信データを添付することなく
送信して、当該生成した暗号鍵を削除し、当該宛先から
暗号鍵を付加した返信メールを受信すると、データ記憶
手段に蓄積した当該宛先宛のデータ圧縮されている受信
データを当該返信メールに添付されている暗号鍵に基づ
いて復号化手段で復号して、記録出力するとともに、当
該受信データをデータ記憶手段から削除するので、デー
タ転送による通信トラフィックを軽減して、速やかな通
信を行うことができるとともに、データの秘密性を確保
しつつ、宛先のユーザの意図するプリント端末または複
合装置でプリント出力することができ、複合装置の利用
性をより一層向上させることができる。
【0026】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記複合装置の接続されている前記ネットワーク
に、メールの送受信を行うとともに、予め設定されたパ
スワードが入力されると、所定の暗号鍵でデータを復号
化するアプリケーションソフトを搭載したコンピュータ
と、当該ネットワークに接続されている当該コンピュー
タ及び前記複合装置等の間でのデータ及びメールのやり
取りを管理するサーバと、が接続され、前記複合装置
は、前記受信データをデータ圧縮して前記データ記憶手
段に蓄積して、前記暗号鍵を添付した受信通知メールを
送信した宛先から前記コンピュータを出力先として指定
した返信メールを受信すると、前記メール作成手段で当
該コンピュータ宛の転送メールを作成して、前記データ
記憶手段に蓄積されている前記データ圧縮された受信デ
ータに前記パスワードを設定したデータを前記転送メー
ルに添付して、前記サーバを介して当該指定されたコン
ピュータに送信し、当該コンピュータが、前記パスワー
ドと前記暗号鍵が入力されることで、受信したデータを
復号するものであってもよい。
【0027】上記構成によれば、複合装置の接続されて
いるネットワークに、メールの送受信を行うとともに、
予め設定されたパスワードが入力されると、所定の暗号
鍵でデータを復号化するアプリケーションソフトを搭載
したコンピュータと、当該ネットワークに接続されてい
る当該コンピュータ及び複合装置等の間でのデータ及び
メールのやり取りを管理するサーバと、が接続されてい
る場合に、受信データをデータ圧縮してデータ記憶手段
に蓄積して、暗号鍵を添付した受信通知メールを送信し
た宛先からコンピュータを出力先として指定した返信メ
ールを受信すると、メール作成手段で当該コンピュータ
宛の転送メールを作成して、データ記憶手段に蓄積され
ているデータ圧縮された受信データにパスワードを設定
したデータを転送メールに添付して、サーバを介して当
該指定されたコンピュータに送信し、当該コンピュータ
で、パスワードと暗号鍵が入力されることで、受信した
データを復号するので、データ転送による通信トラフィ
ックを軽減して、速やかな通信を行うことができるとと
もに、データの秘密性を確保しつつ、宛先のユーザの意
図するコンピュータにデータを転送して利用できるよう
にすることができ、複合装置の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0029】図1及び図2は、本発明の複合装置の一実
施の形態を示す図であり、図1は、本発明の複合装置の
一実施の形態を適用した複合装置MFUの適用される通
信システム1のシステム構成図である。
【0030】図1において、通信システム1は、ネット
ワークであるLAN(Local Area Network)2に、複合
装置MFU及び複数のプリンタPr1、Pr2、・・・
が接続されているとともに、図示しないコンピュータや
サーバ等が接続されている。
【0031】複合装置MFUは、LAN2を介してLA
N2に接続されたプリンタPr1、Pr2、・・・との
間でコマンドやデータの授受を行い、また、ISDN
(Integrated Services Digital Network )やPSTN
(Public Swiched Telephone Network)等の公衆回線網
3を介して相手局4との間で通信を行う。また、複合装
置MFUは、構内PHS(Personal Handy Phone Syste
m )網5にも接続し、当該構内PHS網5は、複数のP
HS端末(無線通信端末)6a、6b、・・・が割り付
けられている。
【0032】上記複合装置MFUは、図2に示すよう
に、主に、コピー制御部10、通信制御部30及び電源
供給部50等にブロック構成されており、ファクシミリ
通信機能、コピー機能、ファクシミリ通信機能、データ
通信機能、無線通信機能等の各種機能を実行する。
【0033】コピー制御部10は、メインCPU(Cent
ral Processing Unit)11、ROM(Read Only Memor
y)12、RAM(Random Access Memory )13、ワー
クRAM14、圧縮伸長制御部15、大容量メモリ1
6、操作パネル制御部17、操作パネル18、スキャナ
制御部19、スキャナ20、プリンタ制御部21、プリ
ンタ22、IO制御部23及び各種IO24等を備えて
おり、上記各部はバス25で接続され、また、バス25
に接続されているブリッジ60を介して通信制御部50
と接続されている。
【0034】ROM12には、複合装置MFUとしての
基本プログラムや後述するプリント制御処理プログラム
等の各種プログラム及びこれらの各プログラムを実行す
るのに必要な各種データが格納されている。
【0035】RAM13は、情報蓄積用のメモリであ
り、電池26でバックアップされていて、各種情報を複
合装置MFUの電源がオフされた場合や停電の場合にも
保持する。
【0036】ワークRAM14は、メインCPU11に
よりデータ処理のワーク領域として使用される。
【0037】メインCPU11は、ROM12内のプロ
グラムに基づいて、ワークRAM14をデータ処理で使
用しつつ、コピー制御部10の各部及び後述する通信制
御部30の各部を制御して、コピー機能及び複合装置M
FUとしての基本処理を実行するとともに、後述するプ
リント制御処理を実行する。
【0038】圧縮伸長制御部15は、画像データの大容
量メモリ16への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を
図るためのものであり、所定の符号化方式に従って画像
データを符号化し、また、符号化された画像データを復
号化する。
【0039】大容量メモリ(データ記憶手段)16は、
RAMあるいはハードディスク等で構成され、スキャナ
制御部19に接続されているスキャナ20の読み取った
原稿の画像データ及び受信した画像データ等を蓄積す
る。
【0040】操作パネル制御部17には、操作パネル1
8が接続れており、操作パネル18は、テンキーやスタ
ートキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプ
レイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備えている。操作
パネル18では、操作キーにより送信先の指定やその他
の送信操作等の各種命令が入力操作され、表示部には、
操作キーで入力された各種命令内容や複合装置MFUか
らオペレータに通知する各種情報が表示される。そし
て、操作パネル制御部17は、操作パネル18での操作
内容を取得して、メインCPU11に出力し、また、メ
インCPU11の制御下で、表示部に上記各種情報を表
示させる。
【0041】スキャナ制御部19には、スキャナ(読取
手段)20が接続されており、スキャナ20は、例え
ば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したイメ
ージスキャナが利用されて、スキャナ制御部19の制御
下で動作して、原稿を走査して原稿の画像を所定の解像
度で読み取る。スキャナ制御部19は、メインCPU1
1からの制御信号に応じて、スキャナ20の動作を制御
して、スキャナ20により原稿の画像を読み取らせ、ス
キャナ20の読み取った原稿の画像を大容量メモリ16
に転送する。
【0042】プロッタ制御部21には、プロッタ(記録
手段)22が接続されており、プロッタ22としては、
例えば、電子写真方式等の記録装置が使用されている。
プロッタ制御部21は、大容量メモリ16から転送され
てくる画像データ(書込データ)に基づいてプロッタ2
2を制御し、プロッタ22により画像データに対応した
画像を記録出力させる。
【0043】IO制御部23には、用紙センサ、ドアセ
ンサ、ヒーター温度センサ等の各種センサやモータ類等
の各種IO24が接続されており、IO制御部23は、
これらの各種IO24との信号の授受を行って、受け取
った信号をメインCPU11に出力する。
【0044】通信制御部30は、通信制御コントローラ
31、ROM32、RAM33、ワークRAM34、通
信データ処理部35、通信データ蓄積メモリ36、LA
N制御部37、ファックスモデム38、アナログ回線I
F39、デジタル回線制御部40、デジタル回線IF4
1、無線回線制御部42及び変調復調無線IF43等を
備えており、上記各部は、上記ブリッジ60に接続され
たバス44に接続されている。すなわち、通信制御部3
0には、通信ポートとして、アナログ回線IF39、デ
ジタル回線IF41及び変調復調無線IF4を備えてお
り、ネットワークポートとして、LAN制御部37を備
えている。
【0045】ROM32には、通信制御部30としての
基本プログラム及びシステムデータ等が格納されてお
り、RAM33は、電池45でバックアップされてい
て、各種情報を複合装置MFUの電源がオフされた場合
や停電の場合にも保持する。RAM(プリント情報記憶
手段、識別情報記憶手段)33には、特に、Fコード、
メールアドレス等に対応して、構内PHS網5で割り当
てられているPHS端末のアドレス及びLAN2に接続
されているプリンタPr1、Pr2、・・・と複合装置
MFUのプロッタ22のLAN2上のアドレス及びその
プリント言語が登録され、通信制御コントローラ31に
より管理される。
【0046】通信制御コントローラ(宛先判別手段)3
1は、ROM32内のプログラムに基づいて、ワークR
AM34を使用しつつ、通信制御部30の各部を制御し
て通信制御部30としての処理を実行する。
【0047】通信データ処理部35は、通信制御コント
ローラ31の制御下で、送受信するデータを通信ポート
に適した応じた方式で送信データの圧縮処理及び受信デ
ータの伸長処理し、また、デジタル信号処理を行う。
【0048】通信データ蓄積メモリ(データ記憶手段)
36は、通信制御コントローラ31の制御下で、送受信
する通信データ等を蓄積する。
【0049】LAN制御部37には、上記LAN2が接
続されており、LAN制御部37は、LAN2上のパー
ソナルコンピュータやサーバ及びプリンタPr1、Pr
2、・・・との間でデータやコマンドをやり取りする。
【0050】ファックスモデム38には、アナログ回線
IF39が接続されており、アナログ回線IF39に
は、上記公衆回線網3のPSTNや内線網が接続されて
いる。ファックスモデム38は、通信制御コントローラ
31の制御下で動作して、送信信号の変調及び受信信号
の復調を行うとともに、アナログ回線IF39を介して
相手ファクシミリ装置との間でG3ファクシミリ通信手
順を実行する。
【0051】デジタル回線制御部40には、デジタル回
線IF41が接続されており、デジタル回線IF41に
は、上記公衆回線網3のD+2Bを備えたISDN等の
デジタル回線網が接続されている。デジタル回線制御部
40は、通信制御コントローラ31の制御下で、デジタ
ル回線IF41を介して相手端末との間でデータ通信手
順、例えば、G4ファクシミリ通信手順を実行する。上
記ファックスモデム38、アナログ回線IF39、デジ
タル回線制御部40及びデジタル回線IF41は、全体
として通信手段として機能している。
【0052】無線回線制御部42には、変調復調無線I
F43が接続されており、変調復調無線IF43は、変
調器や復調器及びアンテナ等を備えている。無線回線制
御部42は、変調復調無線IF43を制御して、通信信
号の変調及び復調を行うとともに、PHS制御やコーデ
ィックを制御し、PHS網5との間で無線通信を行う。
上記無線回線制御部42及び変調復調無線IF43は、
全体として無線通信手段として機能している。
【0053】上記電源供給部50は、電源コード51の
接続された直流電源供給部52を備えており、電源コー
ド51から供給される交流の商用電源を、直流電源供給
部52で各種電圧値の直流電源に変換して、複合装置M
FUの各部に供給するとともに、交流電源をモータ等に
供給する。
【0054】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の複合装置MFUは、通信制御部30の通信
制御コントローラ31の制御下で、PHS網5との間で
PHSメールの授受を行い、無線回線制御部42で処理
されたデータがPHSメールである場合には、メールサ
ーバーとして機能して、通信データ蓄積メモリ36に蓄
積するとともに、メール管理し、また、逆に、PHS網
5に対してメール配信したりする。
【0055】また、複合装置MFUは、相手局4がファ
クシミリ通信端末の場合に、Fコード等により特定のP
HS端末6、例えば、PHS端末6aの使用者宛てにフ
ァクシミリ送信してくると、通信制御コントローラ31
が、Fコード等を解釈して、受信した画像データを、プ
リント出力することなく、一旦、通信データ蓄積メモリ
36にストアし、RAM33に格納されている管理デー
タから、当該特定のPHS端末6aへの受信と判別す
る。
【0056】そして、複合装置MFUは、PHS端末6
a宛のファクシミリ受信を認識すると、予め設定されて
いる受信着信通知メール(受信通知メール)を当該PH
S端末6aに対してメール送信する。通常、この受信着
信通知メールは、Eメール(E−mail)であるが、
Subjectのみで、受信データ種別なども予め決め
られた記号等で表すことができ、また、本文に詳細情報
をテキスト文として送信することもできる。
【0057】PHS端末6aのユーザは、受け取ったメ
ールを編集し、返信の"Re"を付加して返信メールを作
成して、送信する。
【0058】複合装置MFUは、返信メールを受け取る
と、通信データ蓄積メモリ36に格納した対応した画像
データを読み出して、コピー制御部10のプリンタ22
または予めRAM33に登録されているプリンタPr
1、Pr2、・・・で、プリントアウトする。
【0059】一方、PHS端末6aが、位置的に複合装
置MFUから離れた位置に居て、例えば、プリンタPr
1に近い場所(図1のPHS端末6a)に居たとする
と、いま、プリンタPr1、Pr2、・・・はLAN2
上に接続され、プリンタPr1、Pr2、・・・のIP
アドレスは複合装置MFUのRAM33に記憶されてい
る。なお、プリンタPr1、Pr2、・・・を特定する
プリンタ特定情報は、IPアドレスそのものでもよい
が、一義的に決められた番号(例えば、##+数字)や
英数文字(例えば、愛称)などでもよく、このプリンタ
特定情報は、複合装置MFUのRAM33に、IPアド
レスと関連つけて登録されている。
【0060】そこで、PHS端末6a、6b、・・・の
ユーザは、上記返信メールで、"Re"文字以外に、上記
プリンタPr1、Pr2、・・・を特定する番号/英数
文字などのプリンタ特定情報を追加して返信メールとす
ることができる。
【0061】複合装置MFUは、送信した送ったメール
に付加された文字データ(プリンタ特定情報)を判読
し、上記RAM33に登録されたプリンタPr1、Pr
2、・・・のプリンタ特定情報と一致すると、当該一致
したプリンタPr1、Pr2、・・・、例えば、プリン
タPr1に対応するエミュレーションを行って、LAN
2を介して画像データを送信して、当該プリンタPr
1、Pr2、・・・、例えば、プリンタPr1に出力さ
せる。
【0062】したがって、予め宛先毎に登録したプリン
タPr1、Pr2、・・・または複合装置MFUのプロ
ッタ22でプリント出力することができ、確実にかつ利
用形態に応じたプリンタPr1、Pr2、・・・、また
は、複合装置MFUのプロッタ22でプリント出力し
て、複合装置MFUの利用性を向上させることができ
る。
【0063】また、本実施の形態の複合装置MFUは、
PHS端末6a、6b、・・・と通信する無線回路制御
部42と変調復調無線IF43を設け、RAM33に、
PHS端末6a、6b、・・・の宛先情報とPHS端末
6a、6b、・・・の近くのプリンタPr1、Pr2、
・・・、または、複合装置MFUの端末識別コードをも
登録記憶している。
【0064】したがって、予め宛先毎に登録したPHS
端末6a、6b、・・・のユーザの近くのプリンタPr
1、Pr2、・・・または複合装置MFUでプリント出
力することができ、複合装置MFUの利用性をより向上
させることができる。
【0065】さらに、本実施の形態の複合装置MFU
は、データを受信すると、当該受信データを通信データ
蓄積メモリ36に記憶するとともに、データ受信を通知
する受信通知メールを作成して、当該宛先にメール送信
し、当該宛先から受信データの出力先を指定する端末識
別コードを付加した返信メールを受信すると、当該端末
識別コードに対応するプリンタPr1、Pr2、・・
・、または、複合装置MFUのプロッタ22に、通信デ
ータ蓄積メモリ36に蓄積した当該宛先宛の受信データ
を転送して記録出力するとともに、当該受信データを通
信データ蓄積メモリ36から削除している。
【0066】したがって、データの宛先のユーザの指定
するプリンタPr1、Pr2、・・・、または、複合装
置MFUでプリント出力することができ、確実にかつよ
り一層近くのプリンタPr1、Pr2、・・・または複
合装置MFUでプリント出力することができるととも
に、出力済みのデータを削除してデータの秘密を確保し
て、複合装置MFUの利用性をより一層向上させること
ができる。
【0067】また、PHS端末6a、6b、・・・のユ
ーザは、返信メールに付加して、自局のPHS端末6
a、6b、・・・への画像データの転送の旨の文字列を
付加することができる。この文字列は、予め登録されて
いてもよいが、簡単な例としては、"##+数字"で、プ
リンタPr1、Pr2、・・・は、「01」、「0
2」、・・・とし、転送は、数字=00とする。
【0068】複合装置MFUは、上記転送依頼の返信メ
ールを受け取ると、さらに返信メールを作成し、受信デ
ータ(画像データを付加して、再度送信するとともに、
通信データ蓄積メモリ36内の当該画像データを削除す
る。
【0069】このように通信データ蓄積メモリ36の画
像データを削除すると、当該画像データが不用意に出力
されて、秘密性が消失することを防止することができ
る。
【0070】また、この場合、PHS端末6a、6b、
・・・では、受信した画像データの添付されている返信
メールを、メールとして蓄積しておき、後日等に、再
度、複合装置MFUに、この画像データの添付されてい
る返信メールに、"Re"を付加しただけの返信メールを
送信することもでき、複合装置MFUは、この偏新芽る
を受信すると、このメール文字から一旦PHS端末6
a、6b、・・・に退避した画像データであると解釈
し、返信メールに添付されているファイル(画像デー
タ)を受け取ると、プリント出力する。
【0071】このプリント出力では、上述のように、複
合装置MFUのプロッタ22で行ってもよいし、LAN
2に接続されたプリンタPr1、Pr2、・・・で行っ
てもよい。
【0072】さらに、複合装置MFUは、受信して通信
データ蓄積メモリ36に蓄積した画像データのデータ量
をチェックして、当該データ量が予め設定されている設
定スレッシュ量(構内PHS網5の管理者が設定でき
る)を超えているか判断する。複合装置MFUは、画像
データのデータ量が当該設定スレッシュ量を超えている
場合には、当該画像データに対してPHS端末6a、6
b、・・・から転送要求メールがくると、当該画像デー
タに対して所定の演算処理し、暗号鍵を生成して画像デ
ータを暗号化する。
【0073】複合装置MFUは、画像データを暗号化す
ると、当該転送要求をしてきたPHS端末6a、6b、
・・・に送信する返信メールに対して、画像データを添
付することなく、データ量が大きい旨の文字表現を加え
て、上記生成した暗号鍵を添付して送信し、返信メール
の送信を完了すると、暗号鍵の演算結果をクリア(消
去)して、複合装置MFU内に保存しない。したがっ
て、暗号化された画像データが不用意にプリント出力等
されることを防止し、秘密性を確保することができる。
【0074】返信メールを受信したPHS端末6a、6
b、・・・は、後日等に、複合装置MFUに再度"Re"
を付加しただけの返信メールを送信する。
【0075】複合装置MFUは、"Re"の付加された返
信メールを受信すると、当該返信メールに添付されてい
る暗号鍵で、通信データ蓄積メモリ36に蓄積されてい
る画像データを復号し、プリント出力して、通信データ
蓄積メモリ36内の当該画像データをクリア(消去)す
る。
【0076】また、本実施の形態の通信システム1で
は、LAN2に、メールアドレスの割り振られたコンピ
ュータが接続され、また、インターネットメールサーバ
ーが配置されている状態で、PHS端末6a、6b、・
・・から暗号鍵付きの返信メールを送信する場合、暗号
鍵の部分を削除し、任意の文字列を付加するとともに、
ccアドレスに、コンピュータのネットワークアドレス
を付加して複合装置MFUに返信することができる。こ
の場合、PHSメールであるので、LAN2には送信さ
れない。
【0077】なお、このコンピュータには、暗号鍵によ
り復号化する演算処理を行うアプリケーションソフトが
インストールされており、このアプリケーションソフト
は、任意の文字列が入力されることで、初めて復号化を
行い、この任意の文字列が入力されないと、復号化を行
わないものとする。
【0078】複合装置MFUは、PHS端末6a、6
b、・・・から暗号鍵が削除されて、ccアドレスにコ
ンピュータのネットワークアドレスの付加されている返
信メールを受信すると、任意の文字列を使用して、通信
データ蓄積メモリ36内の画像データをさらに暗号化し
て、当該付加されているccアドレス宛に、LAN2の
インターネットメールサーバーを介してインターネット
メールを送信し、通信データ蓄積メモリ36内の当該画
像データをクリア(消去)する。インターネットメール
サーバーには、暗号鍵と任意の文字列で2重に暗号化さ
れた画像データが添付されたメールが送信されることに
なる。したがって、画像データの秘密性を確保すること
ができる。
【0079】そして、インターネットメールを受信した
コンピュータは、インターネットメールサーバーにアク
セスし、このインターネットメールサーバーのメールを
削除する。その後、インターネットメールを受信したコ
ンピュータで、暗号鍵により復号化する演算処理を行う
アプリケーションソフトが立ち上げられ、任意の文字列
が入力されると、このアプリケーションが符号化された
画像データを暗号鍵に基づいて元の画像データに復元す
る。
【0080】なお、この場合には、ファクシミリデータ
よりも、ワープロデータや表データの場合が効果的であ
る。
【0081】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0082】
【発明の効果】請求項1記載の発明の複合装置によれ
ば、所定の回線に接続されるとともに所定のネットワー
クに接続され、データ通信手段で、相手端末との間でフ
ァクシミリ通信またはデータ通信を行ってデータの送受
信を行い、ファクシミリ機能動作、データ通信動作及び
コピー機能動作等の各種動作を行うに際して、ネットワ
ークに接続されたプリント端末のネットワーク上のアド
レスとプリント言語をプリント情報記憶手段に登録記憶
し、宛先情報とプリント端末及び複合装置の端末識別コ
ードを一義的に識別情報記憶手段に登録記憶し、通信手
段でデータを受信すると、当該受信したデータの宛先を
宛先判別手段で判別し、当該宛先の宛先情報に対応して
識別情報記憶手段に登録されている端末識別コードに対
応するプリント端末または複合装置の記録手段で受信デ
ータを記録出力するので、予め宛先毎に登録したプリン
ト端末または複合装置でプリント出力することができ、
確実にかつ利用形態に応じたプリント端末または複合装
置でプリント出力して、複合装置の利用性を向上させる
ことができる。
【0083】請求項2記載の発明の複合装置によれば、
複合装置に、無線通信端末と通信する無線通信手段を設
け、識別情報記憶手段に、無線通信端末の宛先情報と当
該無線通信端末の近くのプリント端末または複合装置の
端末識別コードをも登録記憶するので、予め宛先毎に登
録した無線通信端末のユーザの近くのプリント端末また
は複合装置でプリント出力することができ、複合装置の
利用性をより向上させることができる。
【0084】請求項3記載の発明の複合装置によれば、
通信手段を介してデータを受信すると、当該受信データ
をデータ記憶手段に記憶するとともに、メール作成手段
でデータ受信を通知する受信通知メールを作成して、メ
ール通信手段から当該宛先にメール送信し、当該宛先か
ら受信データの出力先を指定する端末識別コードを付加
した返信メールをメール通信手段で受信すると、当該端
末識別コードに対応するプリント端末または複合装置の
記録手段に、データ記憶手段に蓄積した当該宛先宛の受
信データを転送して記録出力するとともに、当該受信デ
ータをデータ記憶手段から削除するので、データの宛先
のユーザの指定するプリント端末または複合装置でプリ
ント出力することができ、確実にかつより一層近くのプ
リント端末または複合装置でプリント出力することがで
きるとともに、出力済みのデータを削除してデータの秘
密を確保して、複合装置の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0085】請求項4記載の発明の複合装置によれば、
受信通知メールに対する返信メールで受信データの出力
先として当該宛先の端末を指定していると、データ記憶
手段に蓄積した当該宛先宛の受信データを当該宛先の端
末に転送するとともに、当該受信データをデータ記憶手
段から削除するので、確実にかつより一層データの利用
性を向上させることができるとともに、出力済みのデー
タを削除してデータの秘密を確保することができ、複合
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0086】請求項5記載の発明の複合装置によれば、
複合装置に、受信データのデータ量を判別するデータ量
判別手段と、受信データを所定の暗号鍵で暗号化・符号
化する暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、当該生成し
た暗号鍵に基づいて受信データを暗号化・符号化してデ
ータ圧縮する暗号化手段と、暗号鍵に基づいて暗号化手
段でデータ圧縮された受信データを元データに復号化す
る復号化手段と、をさらに設け、受信データを当該受信
データの宛先の端末に転送する際、データ量判別手段が
受信データが予め設定されたデータ量を超えていると判
別すると、暗号鍵生成手段の生成した暗号鍵に基づいて
暗号化手段で当該受信データをデータ圧縮して、当該デ
ータ圧縮した受信データをデータ記憶手段に蓄積すると
ともに、宛先の端末に受信データが大きい旨及び当該生
成した暗号鍵を添付した受信通知メールを当該受信デー
タを添付することなく送信して、当該生成した暗号鍵を
削除し、当該宛先から暗号鍵を付加した返信メールを受
信すると、データ記憶手段に蓄積した当該宛先宛のデー
タ圧縮されている受信データを当該返信メールに添付さ
れている暗号鍵に基づいて復号化手段で復号して、記録
出力するとともに、当該受信データをデータ記憶手段か
ら削除するので、データ転送による通信トラフィックを
軽減して、速やかな通信を行うことができるとともに、
データの秘密性を確保しつつ、宛先のユーザの意図する
プリント端末または複合装置でプリント出力することが
でき、複合装置の利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0087】請求項6記載の発明の複合装置によれば、
複合装置の接続されているネットワークに、メールの送
受信を行うとともに、予め設定されたパスワードが入力
されると、所定の暗号鍵でデータを復号化するアプリケ
ーションソフトを搭載したコンピュータと、当該ネット
ワークに接続されている当該コンピュータ及び複合装置
等の間でのデータ及びメールのやり取りを管理するサー
バと、が接続されている場合に、受信データをデータ圧
縮してデータ記憶手段に蓄積して、暗号鍵を添付した受
信通知メールを送信した宛先からコンピュータを出力先
として指定した返信メールを受信すると、メール作成手
段で当該コンピュータ宛の転送メールを作成して、デー
タ記憶手段に蓄積されているデータ圧縮された受信デー
タにパスワードを設定したデータを転送メールに添付し
て、サーバを介して当該指定されたコンピュータに送信
し、当該コンピュータで、パスワードと暗号鍵が入力さ
れることで、受信したデータを復号するので、データ転
送による通信トラフィックを軽減して、速やかな通信を
行うことができるとともに、データの秘密性を確保しつ
つ、宛先のユーザの意図するコンピュータにデータを転
送して利用できるようにすることができ、複合装置の利
用性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合装置の一実施の形態を適用した通
信システムのシステム構成図。
【図2】図1の複合装置のブロック構成図。
【符号の説明】
1 通信システム 2 LAN MFU 複合装置 Pr1、Pr2、・・・ プリンタ 3 公衆回線網 4 相手局 5 構内PHS網 6a、6b、・・・ PHS端末 10 コピー制御部 11 メインCPU 12 ROM 13 RAM 14 ワークRAM 15 圧縮伸長制御部 16 大容量メモリ 17 操作パネル制御部 18 操作パネル 19 スキャナ制御部 20 スキャナ 21 プリンタ制御部 22 プリンタ 23 IO制御部 24 各種IO 25 バス 26 電池 30 通信制御部 31 通信制御コントローラ 32 ROM 33 RAM 34 ワークRAM 35 通信データ処理部 36 通信データ蓄積メモリ 37 LAN制御部 38 ファックスモデム 39 アナログ回線IF 40 デジタル回線制御部 41 デジタル回線IF 42 無線回線制御部 43 変調復調無線IF 44 バス 45 電池 50 電源供給部 51 電源コード 52 直流電源供給部 60 ブリッジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回線に接続されるとともに所定のネ
    ットワークに接続され、相手端末との間でファクシミリ
    通信またはデータ通信を行ってデータの送受信を行うデ
    ータ通信手段と、データを記録出力する記録手段と、原
    稿の画像を読み取る読取手段と、データを記憶するデー
    タ記憶手段と、を備え、ファクシミリ機能動作、データ
    通信動作及び前記読取手段で読み取った前記原稿の画像
    データを前記記録手段で記録出力するコピー機能動作等
    の各種動作を行う複合装置において、前記ネットワーク
    に少なくとも複数のプリント端末が接続され、当該プリ
    ント端末の前記ネットワーク上のアドレスとプリント言
    語を登録記憶するプリント情報記憶手段と、前記通信手
    段を介して受信したデータの宛先を判別する宛先判別手
    段と、前記宛先情報と前記プリント端末及び複合装置の
    端末識別コードを一義的に登録記憶する識別情報記憶手
    段と、を備え、前記通信手段でデータを受信すると、当
    該受信したデータの宛先を宛先判別手段で判別し、当該
    宛先の宛先情報に対応して前記識別情報記憶手段に登録
    されている端末識別コードに対応するプリント端末また
    は前記複合装置の記録手段で前記受信データを記録出力
    することを特徴とする複合装置。
  2. 【請求項2】前記複合装置は、無線通信端末と通信する
    無線通信手段を備え、前記識別情報記憶手段は、前記無
    線通信端末の宛先情報と当該無線通信端末の近くの前記
    プリント端末または前記複合装置の前記端末識別コード
    をも登録記憶することを特徴とする請求項1記載の複合
    装置。
  3. 【請求項3】前記複合装置は、メールを作成するメール
    作成手段と、メールを送受信するメール通信手段と、を
    さらに備え、前記通信手段を介して前記データを受信す
    ると、当該受信データを前記データ記憶手段に記憶する
    とともに、前記メール作成手段でデータ受信を通知する
    受信通知メールを作成して、前記メール通信手段から当
    該宛先にメール送信し、当該宛先から前記受信データの
    出力先を指定する前記端末識別コードを付加した返信メ
    ールを前記メール通信手段で受信すると、当該端末識別
    コードに対応する前記プリント端末または前記複合装置
    の記録手段に、前記データ記憶手段に蓄積した当該宛先
    宛の受信データを転送して記録出力するとともに、当該
    受信データを前記データ記憶手段から削除することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の複合装置。
  4. 【請求項4】前記複合装置は、前記受信通知メールに対
    する前記返信メールで前記受信データの出力先として当
    該宛先の端末を指定していると、前記データ記憶手段に
    蓄積した当該宛先宛の受信データを当該宛先の端末に転
    送するとともに、当該受信データを前記データ記憶手段
    から削除することを特徴とする請求項3記載の複合装
    置。
  5. 【請求項5】前記複合装置は、前記受信データのデータ
    量を判別するデータ量判別手段と、前記受信データを所
    定の暗号鍵で暗号化・符号化する暗号鍵を生成する暗号
    鍵生成手段と、当該生成した暗号鍵に基づいて前記受信
    データを暗号化・符号化してデータ圧縮する暗号化手段
    と、前記暗号鍵に基づいて前記暗号化手段でデータ圧縮
    された受信データを元データに復号化する復号化手段
    と、をさらに備え、前記受信データを当該受信データの
    宛先の端末に転送する際、前記データ量判別手段が前記
    受信データが予め設定されたデータ量を超えていると判
    別すると、前記暗号鍵生成手段の生成した暗号鍵に基づ
    いて前記暗号化手段で当該受信データをデータ圧縮し
    て、当該データ圧縮した受信データを前記データ記憶手
    段に蓄積するとともに、前記宛先の端末に受信データが
    大きい旨及び当該生成した暗号鍵を添付した受信通知メ
    ールを当該受信データを添付することなく送信して、当
    該生成した暗号鍵を削除し、当該宛先から前記暗号鍵を
    付加した返信メールを前記メール通信手段で受信する
    と、前記データ記憶手段に蓄積した当該宛先宛のデータ
    圧縮されている受信データを当該返信メールに添付され
    ている暗号鍵に基づいて前記復号化手段で復号して、記
    録出力するとともに、当該受信データを前記データ記憶
    手段から削除することを特徴とする請求項4記載の複合
    装置。
  6. 【請求項6】前記複合装置の接続されている前記ネット
    ワークに、メールの送受信を行うとともに、予め設定さ
    れたパスワードが入力されると、所定の暗号鍵でデータ
    を復号化するアプリケーションソフトを搭載したコンピ
    ュータと、当該ネットワークに接続されている当該コン
    ピュータ及び前記複合装置等の間でのデータ及びメール
    のやり取りを管理するサーバと、が接続され、前記複合
    装置は、前記受信データをデータ圧縮して前記データ記
    憶手段に蓄積して、前記暗号鍵を添付した受信通知メー
    ルを送信した宛先から前記コンピュータを出力先として
    指定した返信メールを受信すると、前記メール作成手段
    で当該コンピュータ宛の転送メールを作成して、前記デ
    ータ記憶手段に蓄積されている前記データ圧縮された受
    信データに前記パスワードを設定したデータを前記転送
    メールに添付して、前記サーバを介して当該指定された
    コンピュータに送信し、当該コンピュータが、前記パス
    ワードと前記暗号鍵が入力されることで、受信したデー
    タを復号することを特徴とする請求項5記載の複合装
    置。
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