JP2003091341A - ハンドヘルドデバイスの能力拡張方法及びシステム - Google Patents

ハンドヘルドデバイスの能力拡張方法及びシステム

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JP2003091341A
JP2003091341A JP2002090210A JP2002090210A JP2003091341A JP 2003091341 A JP2003091341 A JP 2003091341A JP 2002090210 A JP2002090210 A JP 2002090210A JP 2002090210 A JP2002090210 A JP 2002090210A JP 2003091341 A JP2003091341 A JP 2003091341A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドヘルドデバイスが、その制限された能
力を拡張するために、その周りのデバイスを識別し利用
することができるフレームワークを提供する。 【解決手段】 ハンドヘルドデバイスは、リソースを提
供するヘルパーデバイスを検出し、ヘルパーデバイスが
拡張リソースを提供するかどうかを判断する。ヘルパー
デバイスは拡張リソースへのアクセスを制御する。次
に、ハンドヘルドデバイスがヘルパーデバイスに対して
拡張リソースを要求する。これが許可された場合、ハン
ドヘルドデバイスからヘルパーデバイスにデータを転送
する。その後、ヘルパーデバイスが、拡張リソースを用
いて、転送されたデータを処理する。ヘルパーデバイス
が、拡張リソースへのハンドヘルドデバイスのアクセス
を拒否したときには、異なるヘルパーデバイスの検出を
行う。データに対する拡張リソースの動作は、ハンドヘ
ルドデバイスによって制御されることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドヘルドデバ
イスに関し、特に、付近のデバイスを使用することによ
りハンドヘルドデバイスの拡張するためのヘルパー環境
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルハンドヘルドデバイス、例え
ば、以下のものには限定されないが、携帯情報端末(P
DA)、携帯電話機、ディジタルカメラおよびポータブ
ルMP3プレーヤなどは、われわれの日常生活の一部と
なっている。各種のハンドヘルドデバイスはそれぞれ固
有の特性を有するが、それらは一般に、サイズが小さい
こと、モバイル環境で利用されること、および、データ
処理エンジンを含むことというような共通の特徴を共有
する。これらの共通の特徴は、ハンドヘルドデバイスを
非常に有用できわめて人気のあるものにしているが、こ
れらのデバイスにとってよい前兆ではないもう1つの共
通性がある。すなわち、これらのデバイスは一般に、能
力が制限され、特に、ディスプレイ画面、記憶スペース
およびネットワークアクセスに関して制限されることで
ある。小さい画面サイズのような、これらの制限のうち
のいくつかは、これらのデバイスの利用法モデルが与え
られている場合には、改善するのが本質的に困難であ
る。しばしば、ハンドヘルドデバイスは、上記の制限を
受けない固定デバイスの近くで使用される。したがっ
て、この技術分野で必要とされているのは、ハンドヘル
ドデバイスが、その小さいサイズやモビリティのような
好ましい特性を犠牲にすることなく、付近の固定デバイ
スの高い能力を利用するためのフレームワークである。
【0003】ハンドヘルドデバイスと付近の固定デバイ
スとの間のインタラクションを促進することに向けて、
これまでにいくつかの試みがある。例えば、AT&TTM
研究所は、アプリケーションが動作するコンピュータで
はなく、アプリケーションインタフェースが移動するこ
とができるような、テレポーティングシステム(telepor
ting system)を開発した。テレポーティングシステム
は、プロキシサーバを用いて実装される。ユーザのアプ
リケーションはすべて、正規のサーバの代わりにこのプ
ロキシサーバに接続される。これにより、プロキシサー
バは、ユーザ入出力を、ユーザの要求に従って異なるデ
ィスプレイに転送(reroute)することができる。テレポ
ーティングモデルのもう1つの改良点は、ユーザ位置を
識別するために、複数の部屋でセンサとともにディジタ
ルバッジを使用することである。これにより、ユーザデ
ィスプレイは、ユーザに最も近いディスプレイに自動的
に転送されることが可能となる。
【0004】その後、より一般化された形のテレポーテ
ィングであるVNC(Virtual Network Computing)プラ
ットフォームが開発されている。これは、テレポーティ
ングシステムを相異なるウィンドウズ(登録商標)環境
に拡張することによって、クロスプラットフォーム動作
をサポートしている。テレポーティングモデルとVNC
プラットフォームはいずれも、ユーザが、コンピューテ
ィング「デスクトップ」環境を、それが動作しているマ
シン上でのみならず、モバイルデバイスからも見ること
ができるような、リモートディスプレイシステムに焦点
を当てている。
【0005】テレポーティングモデルおよびVNCプラ
ットフォームの両方の欠点は、これらがユーザインタフ
ェースを、もとのデバイスと同様の能力を有するディス
プレイデバイスに移行(マイグレーション)するように
設計されていることである。テレポーティングモデルお
よびVNCプラットフォームの両方のもう1つの欠点
は、これらがディスプレイマイグレーションを実行する
だけであることである。
【0006】カーネギーメロン大学のPebblesプロジェ
クトは、ハンドヘルドデバイスと付近の固定デバイスと
の間のインタラクションを促進することに向けたもう1
つの試みを代表するものである。Pebblesプロジェクト
は、ネットワーク環境における固定コンピュータへのア
ジャンクト(付属装置)としてPDAを使用する可能性
を探求している。プロジェクトの一部として、いくつか
のアプリケーションが開発されている。例えば、SlideS
how Commanderアプリケーションは、PDAが、PDA
からのプレゼンテーションを管理するリモートコントロ
ールデバイスとして作用することを可能にする。リモー
トクリップボードやリモートマウスのような他のアプリ
ケーションも、必要なソフトウェアパッケージをPDA
およびコンピュータの両方にインストールすることによ
って使用可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】Pebblesプロジェクト
はヘルパー概念を具現化しているが、ヘルパーの役割
は、PDAによって果たされている。PDAは、固定デ
バイスにとって有益な周辺デバイスとして使用されてい
る。一般に、PebblesプロジェクトにおけるPDAは、
制御の目的のために使用される。Pebblesプロジェクト
の欠点は、新たなアプリケーションを追加する場合に、
PDAおよび固定デバイスの両方に追加ソフトウェアを
インストールすることが必要なことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的および効果は、ハンドヘルドモバイルデバイスが、そ
の制限された能力を拡張するために、その環境、その周
りのデバイスを識別し利用することができるようなフレ
ームワークを提供することである。このようなフレーム
ワークを「ヘルパー環境」といい、ヘルパー環境によっ
て提供されるサービスを「ヘルパーサービス」あるいは
「拡張サービス」といい、このようなサービスを提供す
るデバイスを「ヘルパーサーバ」という。ヘルパー環境
において実行されるタスクを一般に「拡張タスク」とい
う。
【0009】本発明のもう1つの目的および効果は、ハ
ンドヘルドデバイスが制御およびデータの両方について
中心となるような、表示、印刷、記憶およびネットワー
キングなどのさまざまな能力拡張をサポートする一般的
フレームワークを提供することである。
【0010】本発明のもう1つの目的および効果は、供
給されるヘルパーサービスに対する固有のあるいは特定
のリモート制御インタフェースをヘルパーサーバが管理
するため、固有のあるいは特定のリモート制御インタフ
ェースをハンドヘルドデバイスが管理する必要のない、
一般的なリモート制御メカニズムを提供することであ
る。ヘルパーサービスを利用するとき、ハンドヘルドデ
バイスは、ヘルパーサーバによって供給されるインタフ
ェース記述に基づいて、アプリケーション固有のインタ
フェースを構成することができる。また、ハンドヘルド
デバイスのインタフェースとのユーザインタラクション
は、ハンドヘルドデバイスによって解釈されるのではな
く、解釈のためにヘルパーサーバに返される。その結
果、ヘルパーサーバに対するヘルパーサービスの追加や
変更は、ハンドヘルドデバイス上のアプリケーションの
追加や変更を必要としない。
【0011】本発明のもう1つの目的および効果は、ハ
ンドヘルドデバイスに影響を及ぼすことなく、新たなヘ
ルパーサービスがヘルパーサーバで容易に追加されるこ
とが可能であるとともに、既存のヘルパーサービスが拡
張されることが可能であるような、スケーラブルなヘル
パー環境を提供することである。
【0012】以上の目的を達成するため、本発明は、付
近の固定デバイスを用いてハンドヘルドデバイスの能力
を拡張する方法において実現される。本発明はまた、上
記方法を実現するシステムに関する。
【0013】本発明の第1の観点による、ハンドヘルド
デバイスの1つ以上の能力を拡張する方法は、(a)前
記ハンドヘルドデバイスが、少なくとも1つのリソース
を提供するヘルパーデバイスを検出するステップと、
(b)前記ヘルパーデバイスが、前記少なくとも1つの
リソースのうちの選択されたリソースを提供するかどう
かを判断するステップと、ただし、前記少なくとも1つ
のリソースのうちの前記選択されたリソースは、前記ハ
ンドヘルドデバイスの前記1つ以上の能力を拡張するよ
うに選択され、前記ハンドヘルドデバイスは独立の動作
が可能であり、かつ、前記ヘルパーデバイスは前記選択
されたリソースへのアクセスを制御するように設定さ
れ、(c)前記ハンドヘルドデバイスが、前記ヘルパー
デバイスに対して前記選択されたリソースを要求するス
テップと、(d)前記ヘルパーデバイスが前記ハンドヘ
ルドデバイスに前記選択されたリソースへのアクセスを
許可したことに応じて、前記ハンドヘルドデバイスから
前記ヘルパーデバイスにデータを転送するステップと、
(e)前記ヘルパーデバイスが、前記選択されたリソー
スを用いて、転送されたデータを処理するステップと、
を有し、前記選択されたリソースは、前記ハンドヘルド
デバイスの前記独立の動作によっては十分に提供されな
いものであり、前記ハンドヘルドデバイスの前記1つ以
上の能力は、前記ヘルパーデバイスの前記選択されたリ
ソースの動作を通じて拡張される、ことを特徴とする。
【0014】本発明の第2の観点による、ハンドヘルド
デバイスの1つ以上の能力を拡張する方法は、(a)前
記ハンドヘルドデバイスが、それぞれ少なくとも1つの
リソースを提供する複数のヘルパーデバイスを検出する
ステップと、(b)前記ヘルパーデバイスのうちのいず
れかが、前記少なくとも1つのリソースのうちの選択さ
れたリソースを前記ハンドヘルドデバイスに提供するこ
とが可能かどうかを判断するステップと、ただし、前記
少なくとも1つのリソースのうちの前記選択されたリソ
ースは、前記ハンドヘルドデバイスの前記1つ以上の能
力を拡張するように選択され、前記ハンドヘルドデバイ
スは独立の動作が可能であり、前記ヘルパーデバイスは
前記選択されたリソースへのアクセスを制御するように
設定され、(c−1)前記ハンドヘルドデバイスが、前
記選択されたリソースを提供する前記ヘルパーデバイス
のそれぞれに対して前記選択されたリソースを要求する
ステップと、(c−2)前記ヘルパーデバイスのそれぞ
れは、前記リソースが一時的に利用不能である場合には
前記要求をキューイングするステップと、(d)前記選
択されたリソースが、前記要求をキューイングした前記
ヘルパーデバイスのうちの1つのヘルパーデバイスで利
用可能になったとき、前記ヘルパーデバイスのうちの前
記1つのヘルパーデバイスが、前記ハンドヘルドデバイ
スに前記リソースへのアクセスを許可し、前記要求をキ
ューイングした他のヘルパーデバイスでは前記リソース
に対するすべてのキューイングされた要求を無視するス
テップと、(e)前記ヘルパーデバイスのうちの前記1
つのヘルパーデバイスが前記ハンドヘルドデバイスに前
記選択されたリソースへのアクセスを許可したことに応
じて、前記ハンドヘルドデバイスから前記ヘルパーデバ
イスのうちの前記1つのヘルパーデバイスにデータを転
送するステップと、(g)前記ヘルパーデバイスのうち
の前記1つのヘルパーデバイスが、前記選択されたリソ
ースを用いて、前記データを処理するステップと、を有
し、前記選択されたリソースに対するすべての要求は、
前記ハンドヘルドデバイスからの要求をキューイングし
た他のヘルパーデバイスでは無視され、前記選択された
リソースは、前記ハンドヘルドデバイスの前記独立の動
作によっては十分に提供されないものであり、前記ハン
ドヘルドデバイスの前記1つ以上の能力は、前記ヘルパ
ーデバイスの前記選択されたリソースの動作を通じて拡
張されることを特徴とする。
【0015】本発明の第3の観点による、モバイルデバ
イスの1つ以上の能力を拡張するシステムは、独立の動
作が可能なハンドヘルドデバイスと、それぞれ少なくと
も1つの拡張サービスを提供する複数のヘルパーデバイ
スと、を有し、前記ハンドヘルドデバイスは、前記ヘル
パーデバイスのそれぞれと通信して、前記ヘルパーデバ
イスのうちのいずれかが、前記少なくとも1つの拡張サ
ービスのうちの選択された拡張サービスを前記ハンドヘ
ルドデバイスに提供することが可能かどうかを判断し、
前記ヘルパーデバイスは前記選択された拡張サービスへ
のアクセスを制御するように設定され、前記ハンドヘル
ドデバイスは、前記ヘルパーデバイスのそれぞれに対し
て前記選択された拡張サービスを要求し、前記ヘルパー
デバイスのそれぞれは、前記選択された拡張サービスが
一時的に利用不能である場合には前記要求をキューイン
グし、前記選択された拡張サービスが、前記要求をキュ
ーイングした前記ヘルパーデバイスのうちの1つのヘル
パーデバイスで利用可能になったとき、前記ヘルパーデ
バイスのうちの前記1つのヘルパーデバイスは、前記ハ
ンドヘルドデバイスに前記選択された拡張サービスへの
アクセスを許可し、前記ハンドヘルドデバイスからの要
求をキューイングした他のヘルパーデバイスでは前記選
択された拡張サービスに対するすべてのキューイングさ
れた要求は無視され、前記ヘルパーデバイスのうちの前
記1つのヘルパーデバイスが前記ハンドヘルドデバイス
に前記選択された拡張サービスへのアクセスを許可した
ことに応じて、前記ハンドヘルドデバイスは前記ヘルパ
ーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバイスにデー
タを転送し、前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つの
ヘルパーデバイスは、前記選択された拡張サービスを用
いて、前記データを処理し、前記ヘルパーデバイスのそ
れぞれが、前記選択された拡張サービスへの前記ハンド
ヘルドデバイスのアクセスを拒否したとき、前記ハンド
ヘルドデバイスは、前記ヘルパーデバイスのそれぞれと
の前記通信を終了し、前記選択された拡張サービスは、
前記ハンドヘルドデバイスの前記独立の動作によっては
十分に提供されないものであり、前記ハンドヘルドデバ
イスの前記1つまたは複数の能力は、前記ヘルパーデバ
イスの前記選択された拡張サービスの動作を通じて拡張
される、ことを特徴とする。
【0016】本発明の第4の観点による、ハンドヘルド
デバイスの1つ以上の能力を拡張するシステムは、少な
くとも1つのリソースにアクセスする第1手段と、前記
少なくとも1つのリソースへのアクセスを制御する第2
手段と、前記第1手段と前記第2手段の間の通信を行う
第3手段と、を有し、前記第1手段は、前記第3手段を
用いて、前記第2手段が、前記少なくとも1つのリソー
スのうちの選択されたリソースを前記第1手段に提供す
ることが可能かどうかを判断し、前記第1手段は、前記
第3手段を用いて、前記第2手段に対して前記選択され
たリソースを要求し、前記第2手段は、前記選択された
リソースが一時的に利用不能である場合には前記要求を
キューイングし、前記選択されたリソースが、前記第2
手段で利用可能になったとき、前記第2手段は、前記第
1手段に前記選択されたリソースへのアクセスを許可
し、前記第1手段からの前記選択されたリソースに対す
る他のキューイングされた要求は無視され、前記第2手
段が前記第1手段に前記選択されたリソースへのアクセ
スを許可したことに応じて、前記第1手段は前記第3手
段を用いて前記第2手段にデータを転送し、前記第2手
段は、前記選択されたリソースを用いて前記データを処
理し、前記第1手段は移動可能であり独立の動作が可能
であり、前記選択されたリソースは、前記第1手段の前
記独立の動作によっては十分に提供されないものであ
り、前記第1手段の前記1つまたは複数の能力は、前記
第2手段の前記選択されたリソースの動作を通じて拡張
されることを特徴とする。
【0017】本発明のその他の目的および効果は、明細
書および図面の記載から、当業者には明らかとなるはず
である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に、2個のモバイルデバイ
ス、すなわち、PDA30および携帯(セルラ)電話機
32と、ヘルパーサービスを提供する4個のヘルパーサ
ーバ、すなわち、記憶デバイス22、表示デバイス2
4、印刷デバイス26および音響(オーディオ)デバイ
ス28、とからなる例示的なヘルパー環境34を示す。
ヘルパー環境34は、モバイルデバイスがその周りのデ
バイスを利用してその制限された能力を拡張することが
できるフレームワークを提供する。
【0019】例えば、PDAユーザが、PDAが表示で
きないか、非常にプリミティブな品質でしか表示できな
いデータを見ようとしている場合を考える。ヘルパー環
境34内では、PDA30は、大きな画面を有しコンテ
ンツを表示することができる付近のヘルパーサーバ24
を自動的に探索する。その後、PDA30は、ヘルパー
サーバ24とのコネクションを確立し、表示のために、
ヘルパーサーバ24へコンテンツを転送する。さらに、
PDA30は、ヘルパーサーバ24上のコンテンツの表
示を制御するリモート制御デバイスとなる。この例で
は、PDA30の表示能力は、ヘルパー環境34の利用
を通じて大幅に拡張される。
【0020】上の例に示されているように、ハンドヘル
ドデバイスによって、そのヘルパー環境と相互作用する
ためにとられる本質的なステップは次の通りである。
【0021】(1)デバイス発見: ハンドヘルドデバ
イスは、付近のヘルパーサーバを識別する。
【0022】(2)サービス問合せ: ハンドヘルドデ
バイスは、識別されたヘルパーサーバに対して、それが
ヘルパーサービスを提供することができるかどうかを判
断するために問合せを行う。
【0023】(3)要求転送: ハンドヘルドデバイス
は、ヘルパーサーバを選択し、それにタスクを委任す
る。
【0024】(4)リモート制御: ヘルパーサーバ
は、ハンドヘルドデバイスに、リモート制御インタフェ
ース記述を返す。ハンドヘルドデバイスは、このインタ
フェース記述からグラフィカルユーザインタフェース
(GUI)を構成し、ハンドヘルドデバイスとのユーザ
インタラクションに従って、ヘルパーサーバ上のタスク
をリモート制御する。
【0025】図4に、これらの4つの本質的ステップを
具体化した方法の概略を示す。まず、ヘルパーサービス
を提供するローカルデバイスを見つける(S400)。
ローカルデバイスが、ハンドヘルドデバイスによって必
要とされるヘルパーサービスを提供するかどうかを判断
するために、ローカルデバイスに問合せを行う(S40
2)。ローカルデバイスが、必要とされるヘルパーサー
ビスを提供しない場合、ハンドヘルドデバイスは、サー
ビスを提供する他のローカルデバイスを探索することを
試み(S410)、何も見つからなければ終了する(S
412)。
【0026】ローカルデバイスが、必要とされるヘルパ
ーサービスを提供する場合、ハンドヘルドデバイスは、
ヘルパーサービスを要求する(S404)。ローカルデ
バイスが要求を拒否した場合、ハンドヘルドデバイス
は、ヘルパーサービスを提供する他のローカルデバイス
を探索することを試み(S410)、何も見つからなけ
れば終了する(S412)。ローカルデバイスが要求を
許可した場合、ハンドヘルドデバイスは、ローカルデバ
イスへのデータの転送を開始する(S406)。最後
に、ローカルデバイスは、受け取ったデータに対する操
作を行う(S408)。
【0027】図5もまた、これらの4つの本質的ステッ
プを具体化した方法の概略を示すが、図5の方法はさら
に、一時的に利用不能なサービスに対する要求のキュー
イング(待ち合わせ)をサポートする。まず、ヘルパー
サービスを提供するローカルデバイスを見つける(S5
00)。ローカルデバイスが、ハンドヘルドデバイスに
よって必要とされるヘルパーサービスを提供するかどう
かを判断するために、ローカルデバイスに問合せを行う
(S502)。ローカルデバイスが、必要とされるヘル
パーサービスを提供しない場合、ハンドヘルドデバイス
は、サービスを提供する他のローカルデバイスを探索す
ることを試み(S510)、何も見つからなければ終了
する(S512)。
【0028】ローカルデバイスが、必要とされるヘルパ
ーサービスを提供する場合、ハンドヘルドデバイスは、
ヘルパーサービスを要求する(S504)。ローカルデ
バイスが要求を拒否した場合、ハンドヘルドデバイス
は、ヘルパーサービスを提供する他のローカルデバイス
を探索することを試み(S510)、何も見つからなけ
れば終了する(S512)。
【0029】ヘルパーサービスが一時的に利用不能であ
ることをローカルデバイスが示した場合、要求はキュー
イングされる(S504)。ヘルパーサービスが再び利
用可能になったとき(S514)、ローカルデバイス
は、ハンドヘルドデバイスが依然としてサービスを必要
としているのであれば、要求を許可する(S516)。
ハンドヘルドデバイスがもはやヘルパーサービスを必要
としていない場合(S516)、ローカルデバイスは、
そのキュー内の次の要求の処理に進み(S518)、キ
ューがからであれば終了する(S512)。
【0030】ローカルデバイスが要求を許可した場合、
ハンドヘルドデバイスは、ローカルデバイスへのデータ
の転送を開始する(S506)。最後に、ローカルデバ
イスは、受け取ったデータに対する操作を行う(S50
8)。
【0031】ハンドヘルドデバイスは、ヘルパーサービ
スにアクセスする手段を表す。このようなモバイルデバ
イスには、例として、以下のものには限定されないが、
PDA、ディジタルカメラ、MP3プレーヤおよび携帯
電話機がある。ヘルパーサーバは、ヘルパーサービスへ
のアクセスを制御する。このようなヘルパーサーバに
は、例として、以下のものには限定されないが、表示デ
バイス、印刷デバイス、スキャンデバイス、記憶デバイ
ス、ネットワークデバイス、および音響デバイスがあ
る。ヘルパー環境概念の全体のフレームワークはまた、
ヘルパー環境内のこれらのモバイルデバイスとヘルパー
サーバの間の通信手段も必要とする。
【0032】フレームワークは、多くのさまざまな種類
の通信媒体の上に構築することができる。そのような通
信媒体には、例として、以下のものには限定されない
が、BluetoothTMワイヤレステクノロジー、I
EEE802.11ワイヤレスLAN、赤外線、Hom
eRFTMがあり、Ethernet(登録商標)のよう
な有線ネットワークでもよい。BluetoothTM
イヤレステクノロジーのように、これらの媒体のうちに
は、ヘルパー環境を構成する際に利用可能なリンク層デ
バイス発見およびサービス問合せメカニズムをサポート
するものがある。これらの利点およびその他の利点のた
め、実施例では、リンク層としてBluetoothTM
ワイヤレステクノロジーを用いて説明する。しかし、注
意すべき点であるが、全体のシステムフレームワーク
は、相異なるリンク層プロトコルを通じて同一のままで
ある。
【0033】BluetoothTM(米国Bluetooth SI
G, Inc.の登録商標)ワイヤレステクノロジーは、主と
して短いケーブルを置き換えるように設計された短距離
無線技術である。これは、Bluetooth Special Interest
Groupによって標準化されている。Bluetooth
TMデバイスは、免許不要の2.4GHz帯で送信を行
い、1MHz間隔の79ホップ(一部の国では23ホッ
プ)の周波数ホッピング型スペクトラム拡散技術を使用
する。省電力モードでは、その到達範囲は10メートル
までであり、720Kbpsまでのデータレートを提供
する。その低消費電力と比較的シンプルな技術のため、
BluetoothTM仕様を実装するチップセットはき
わめて手ごろな価格になると期待される。デバイスが互
いに(見通し線)向き合うことが要求される赤外線とは
異なり、BluetoothTMワイヤレステクノロジー
は、壁やその他の非金属障壁を通過することができる全
方向電波を使用する。これらのすべてのことにより、B
luetoothTMワイヤレステクノロジーは、デスク
トップコンピュータのケーブル置き換えに適するととも
に、特に、小型のモバイルデバイスのユビキタス接続に
適している。
【0034】BluetoothTM仕様は、プロトコル
スタックと利用プロファイルという2つの部分からな
る。図2に、プロトコルスタックを示す。Blueto
oth TM RF48、ベースバンド46およびリンクマ
ネージャプロトコル(LMP:Link Manager Protoco
l)44は、物理層およびリンク層のプロトコルを規定
し、これらは、リンクの設定および制御とともに、無線
伝送、デバイス発見およびアドレシングを含む。これら
は全体として、上位層プロトコルへのホストコントロー
ラインタフェース(HCI:host controller interfac
e)66を提供する。論理リンク制御・アダプテーショ
ンプロトコル(L2CAP:Logical Link Control and
Adaptation Protocol)42は、上位レベルのプロトコ
ル多重化、パケットの分解および再組み立て、ならび
に、サービス品質情報の伝達をサポートする。RFCO
MMプロトコル50は、L2CAP層42上で、RS−
232(EIATIA−232−E)シリアルポートの
9個の回路をエミュレートする。これは、ケーブル置き
換えメカニズムが提供されるところである。
【0035】サービスディスカバリ(発見)プロトコル
(SDP:Service Discovery Protocol)40もまた、
L2CAP42上に構成され、BluetoothTM
バイスが、互いに提供するサービスについて問合せを行
うために使用される。サービスは、SDP40に登録さ
れ、他のデバイスによる問合せのためにサービスディス
カバリデータベース(SDDB:Service Discovery Da
tabase)(図示せず)に入れられる。プロトコルスタッ
クは、PPP52、IP54、UDP/TCP56、W
AP58、OBEX64およびvCard/vCal6
2のような、他のハイレベルプロトコルを含む。
【0036】BluetoothTMプロファイルは、B
luetoothTMワイヤレステクノロジーを使用する
アプリケーションの利用形態を記述する。各プロファイ
ルは、プロトコルスタック内のプロトコルコンポーネン
トがまとまってあるタスクを実行するためにどのように
使用されるかを説明する。例えば、LANアクセスプロ
ファイル(LAP:LAN Access Profile)は、デバイス
がLANアクセスポイントとPPPコネクションをどの
ようにして確立することができるかを規定する。
【0037】仕様によって現在規定されている他のいく
つかのプロファイルには次のものがある。
【0038】・汎用アクセスプロファイル(GAP:Ge
neric Access Profile)は、デバイス発見およびリンク
管理の一般的手順を規定し、他のすべてのプロファイル
の基礎を提供する。
【0039】・サービスディスカバリアプリケーション
プロファイル(SDAP:ServiceDiscovery Applicati
on Profile)は、一般的なサービス発見手順を規定す
る。
【0040】・シリアルポートプロファイル(SPP:
Serial Port Profile)は、エミュレートされたシリア
ルケーブル接続を設定するための要件を規定する。
【0041】・汎用オブジェクト交換プロファイル(G
OEP:Generic Object ExchangeProfile)は、同期、
ファイル転送、あるいはオブジェクトプッシュモデルの
ための手順を規定する。
【0042】・オブジェクトプッシュプロファイル(O
PP:Object Push Profile)は、Bluetooth
TMデバイス間のデータオブジェクトのプッシュ/プルの
ための要件を規定する。
【0043】・ファイル転送プロファイル(FTP:Fi
le Transfer Profile)は、ファイル転送利用モデルを
提供するアプリケーションのための要件を規定する。
【0044】・同期プロファイル(SP:Synchronizat
ion Profile)は、データ同期を提供するアプリケーシ
ョンのための要件を規定する。実施例では、ヘルパー環
境は、新たなBluetoothTMプロファイルとして
構築される。これは、便宜上、プロトコルスタックと、
いくつかのプロファイル、特に、SDAPおよびLAP
プロファイルに基づくことになる。
【0045】代表的なヘルパー環境は、要求を受け付
け、通信媒体の動作範囲内のクライアントにヘルパーサ
ービスを提供するいくつかのヘルパーサーバからなる。
ヘルパー環境の適切な動作を保証するため、クライアン
トおよびサーバにおけるプロトコルスタックは、クライ
アントとサーバの間のインタラクションについて規定さ
れなければならない。
【0046】フレームワークは、例として、限定はされ
ないが、TCP/IPの上に構築することができる。こ
れは、モバイルデバイスが、ヘルパーデバイスとのRF
COMMリンク(シリアルケーブルエミュレーション)
上にPPPコネクションを確立することを要求する。い
くつかのアプリケーションについては、OBEXのよう
な、よりシンプルなプロトコルでも十分であるが、IP
ベースの解決法のほうが、より一般的であり、ネットワ
ークアクセスのような新たなアプリケーションを収容す
るのが容易であるため、好ましい。
【0047】図3において、ヘルパークライアント92
は、ハンドヘルドデバイス114上で動作しているプロ
セスである。これは、デーモンとして動作することも可
能であり、あるいは、オンデマンドでアクティベートさ
れることも可能である。これは、PPPプロトコルスタ
ック88上のTCP/IP90とやりとりする。ヘルパ
ークライアント92は、本質的にリモートプロシージャ
コール(RPC)クライアントスタブと類似しており、
BluetoothTMワイヤレステクノロジーのインク
ワイアリ108およびサービスディスカバリ110を通
じて「環境能力」(environment capability)テーブルを
管理する。このテーブルは、周期的に、または、ハンド
ヘルドデバイス114の使用によりオンデマンドで、リ
フレッシュされる。ヘルパークライアント92はまた、
ハンドヘルドデバイス114上のすべてのヘルパー要求
112を、選択されたヘルパーサーバ94に転送するこ
とによって処理し、キューイングされた要求についての
サービス利用可能性に関してユーザに通知し、ユーザイ
ンタラクションをリモート制御コマンドに翻訳してそれ
をヘルパーサーバ94に送り、ユーザの要求に基づいて
ヘルパーセッションを終了する。
【0048】ヘルパーサーバ94は、ヘルパーデバイス
116上で動作する別個のプロセスである。ヘルパーサ
ーバ94は、PPPプロトコルスタック98上のTCP
/IP96とやりとりする。ヘルパーサーバ94は、本
質的にリモートプロシージャコール(RPC)サーバス
タブと類似しており、その存在および能力について、B
luetoothTMサービスディスカバリデータベース
(SDDB)に登録する。ヘルパーサーバ94はまた、
受付制御、要求キューイング112およびクライアント
通知を処理し、クライアント要求を受け付けてクライア
ントデータを表示し、リモート制御インタフェース記述
をクライアントに返し、データ/URL(Uniform Resou
rce Locator)転送およびリモート制御インタラクション
交換のためのヘルパープロトコルを通じてクライアント
と通信し、クライアントの要求に基づいてセッションを
終了する。
【0049】図6および図7に、ヘルパー環境の実施例
内にあるハンドヘルドデバイスおよびヘルパーデバイス
の両方での制御フローを示す。ハンドヘルドデバイス
は、拡張タスクを開始しようとする前に、まず、その環
境内に、要求されるタスクを実行できるヘルパーデバイ
スがあるかどうかを判断しなければならない。これを実
現するため、実際には次の3つのステップが含まれる。
すなわち、(1)付近のデバイスを探索し、(2)要求
されるヘルパーサービスの存在についてそれらのデバイ
スに問い合わせ、(3)ヘルパーデバイスが現在の要求
をサービスすることができるかどうかを判断する。
【0050】BluetoothTMサービスディスカバ
リデータベースはサービス利用可能性についてのレコー
ドを含むことができるだけであるため、ステップ2およ
び3は分けられている。より複雑なサービス受付制御お
よびサービスキューイングは、アプリケーション層での
み行うことができる。BluetoothTMサービスデ
ィスカバリアプリケーションプロファイルは、最初の2
つのステップを実行するための手順を含む。
【0051】まず、ヘルパークライアントは、Blue
toothTMベースバンドに、インクワイアリ状態に入
るように命令することによって、デバイス発見プロセス
を開始する。環境内でヘルパーサービスを提供すること
ができるすべてのデバイスは、インクワイアリスキャン
状態においてコネクションを待機しており(S64
4)、デバイスインクワイアリ(S642)に応答する
と仮定される。このため、ハンドヘルドデバイスは、そ
の環境内のデバイスを識別することができ、それらのデ
バイスのアドレスを知ることができる(S600)。次
に、ハンドヘルドデバイスは、リンク層コネクションを
確立するために、これらのデバイスのそれぞれに対する
ページングプロセスを試みる。コネクションが設定され
た後、ハンドヘルドデバイスは、接続されたデバイスが
要求されるヘルパーサービスを提供するかどうかを判断
するために、接続されたデバイスへのサービスインクワ
イアリを開始する(S606)。ヘルパーフレームワー
クは、対応するプロファイルを有し、固有のプロファイ
ルIDが割り当てられているはずである一方、それぞれ
の特定のヘルパーサービスは、プロファイル内の対応す
るアトリビュートによって識別される(S640)。各
ヘルパーサーバは、ヘルパープロファイルIDと、その
提供するサービスを反映するアトリビュートで、サービ
スディスカバリデータベース(SDDB)を更新しなけ
ればならない。
【0052】要求されるヘルパーサービスを有するデバ
イスが発見された場合、ハンドヘルドデバイスは、LA
Nアクセスプロファイルを開始し、ヘルパーデバイスと
のPPPコネクションを確立することができる(S60
8)。PPPコネクションが確立されると、ヘルパーク
ライアントは、TCPを通じてヘルパーサーバに接続
し、そのサービス要求を送ることができる。要求は、サ
ーバ受付制御のための次のような情報を含むことが可能
である。その情報はすなわち、ユーザデータのMIME
タイプ、データに対して要求されるサービス(例えば、
表示、印刷あるいは記憶)、実データまたはURLのい
ずれが続くかを示すフラグ、データのバイト長、サービ
スの予想継続時間、および、オプションとして、認証情
報である。
【0053】クライアントデータは、実際のデータであ
ることも、データへのURLであることも可能である。
ネットワーク環境では、URLがしばしば使用されるこ
とが予想される。URLの使用のほうがずっと効率が良
く高速である。その理由は、モバイルデバイスがデータ
を取得してヘルパーデバイスに送る必要がないからであ
る。ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP:
Wireless ApplicationProtocol)電話機のように非常に
小さいメモリサイズしか有しないハンドヘルドデバイス
の場合、URLは、データを表示するための唯一の方法
であり得る。
【0054】サーバは、受付判定を行い(S648)、
クライアントに対して、そのサービス要求を直ちに許可
することができるか、キューイングしなければならない
か、それとも、拒否されるか(例えば、サーバ上の全リ
ソースが十分でない、あるいは、認証失敗)を通知する
(S646)。図5に示されるように、要求がキューイ
ングされなければならないとき、クライアントには、後
でサービスが利用可能になった時点で通知されることに
なる(S514)。この場合を扱うために、クライアン
トは、複数のサーバと連絡を取ることも可能である。サ
ーバのうちの1つが要求に対するサービスを開始したら
直ちに、クライアントは、他のキューイングしているサ
ーバがあればそれに対して、そのキューから同一のサー
ビス要求を削除するよう通知する。
【0055】クライアント要求がサービスキューに入っ
たあとは、クライアントがサーバとPPPコネクション
を維持するのは現実的でない。クライアントは、複数の
要求を相異なるヘルパーに送ることがあり得るからであ
る。あまり多くのPPPコネクションを維持すること
は、モバイルデバイス上で多量の電力を消費することが
ある。代わりに、いったんクライアント要求がサーバキ
ューに入ったら、クライアントとサーバの間のPPPコ
ネクションを破棄することができる。クライアントのB
luetoothTMアドレスIDを含むクライアント情
報はサーバキューに格納されるため、サーバは、クライ
アント要求がサービス可能になったらページングプロセ
スを開始することができる。クライアントがしなければ
ならないことは、ページングスキャンモードで待機する
ことだけである。サーバがクライアントのページングを
開始したら直ちに、クライアントは、ページング信号を
受け取り、サーバとのPPPセッションを再確立するこ
とになる。
【0056】クライアントは、要求するサービスを取得
した後は、単に、他のサーバからのページングを無視す
ることができる。これらのサーバについては、ページン
グ失敗は、クライアントが、もはやそのサービスに興味
がないか、または、到達範囲外に移動したかのいずれか
を意味する。それらのサーバは、その後、それらのキュ
ー内の次の要求に対するサービスを開始することができ
る。なお、クライアントは、要求するサービスをあるサ
ーバから取得したら他のすべてのサーバに通知すること
も可能である。これを行うためには、これらのそれぞれ
のサーバをページングし、PPPコネクションを確立し
てそのサーバに通知しなければならない。このような方
式は、サーバページングメカニズムよりも処理量がずっ
と多いため、あまり好ましくない。
【0057】サービス要求がヘルパーサーバによって受
け付けられると(S650)、クライアントに通知され
(S610)、クライアントは、サービスデータをサー
バに転送することを開始することができる(S61
2)。クライアントがサービスデータの転送に失敗した
場合(S614)、ハンドヘルドデバイスは、その環境
内の別のデバイスを識別しようと試みる(S602,S
604)。ヘルパーサーバは、ヘッダおよびデータを受
け取った後、適当なアプリケーションを開始して、要求
されたようにデータに対する操作を行う(S652)。
データに対するヘルパーサーバの操作中にエラーに遭遇
した場合(S654)、クライアントに通知され(S6
62)、コネクションは切断される(S664)。その
後、クライアントは、エラー情報に基づくアクションを
とることができる。例えば、エラーが、データが壊れて
いて表示できないことを示している場合、クライアント
は、コネクションを切断すべきである。
【0058】図6および図7には示されていないが、ク
ライアントとサーバの間のTCPコネクションが切断し
たときの異常状態に対する遷移がある。これは、コネク
ションが確立された後のいずれのステップでも起こる可
能性があり、クライアントがサーバの通信到達範囲外に
移動したことによる可能性が高い。この異常状態を処理
する1つの方法は、クライアントが「デバイス探索」ス
テップS600に戻る一方、サーバが「クライアントコ
ネクション待機」ステップS644に戻ることである。
【0059】ユーザデータがヘルパーデバイス上に表示
される場合、ユーザは、ハンドヘルドデバイスおよびB
luetoothTMコネクションを用いて、データの表
示をリモート制御することができる(S616,S61
8,S620,S622)。例えば、データをストリー
ミングする場合、ユーザは、「停止」(stop)、「再開」
(resume)および「早送り」(fast forward)コマンドをサ
ーバへ送ることが可能である。リモート制御のアプリケ
ーション固有の性質のため、ハンドヘルドデバイスおよ
びヘルパーデバイスは、互いに協調して制御を実行しな
ければならない。ヘルパーサービスの多様な性質のた
め、クライアントデバイスは、各サービスアプリケーシ
ョンごとにリモート制御インタフェースを記憶してしな
いことが好ましい。そのようなことをすると、新たなサ
ービスの追加や既存のサービスの改良が非常に困難とな
る。それにはハンドヘルドデバイスに対する変更が必要
となるからである。
【0060】図8に示すように、好ましいアプローチ
は、サーバが、図4のステップS408または図5のス
テップS508で、受け取ったデータに対する操作を開
始した後、アプリケーション固有の制御インタフェース
をクライアントに引き渡す(S700)ことである。こ
のアプローチは、クライアントが、各サービスアプリケ
ーションごとに固有のインタフェースを記憶する必要が
ないことを保証する。サーバからクライアントに送られ
るインタフェース記述は、汎用のマークアップ言語、例
えば、以下のものには限定されないが、XMLやHTM
Lで規定することができる。この記述は、ボタンやメニ
ューのようなグラフィカルインタフェース表示ととも
に、特定のボタンが押された場合に"page down"メッセ
ージを送信するというようなユーザインタラクションを
含む。次に、クライアントデバイスは、その記述を解釈
し、ユーザインタフェースを表示する(S702)。イ
ンタフェースとのユーザインタラクションは(S70
4)、ハンドヘルドデバイスによっては解釈されず、そ
の代わりに、サーバへ返され、サーバが、個々のアプリ
ケーションに従ってそれを解釈する(S706)。さら
にカスタマイズするためには、クライアントは、サービ
ス要求を発行するときにデバイスの能力についてサーバ
に通知することも可能である。これにより、サーバは、
例えば、グラフィカルインタフェースあるいはテキスト
ベースのインタフェースを返すことが可能となる。
【0061】このアプローチをさらに詳しく説明するた
め、図7にあるような、ヘルパーサーバ上のビデオ表示
アプリケーションを考える。サーバは、アプリケーショ
ンを開始した後(S652)、図6のクライアントに、
クライアントのデバイスタイプに従ったインタフェース
を返す。例えば、クライアントデバイスがPDAである
場合、「再生」(play)、「一時停止」(pause)および
「早送り」(fast forward)のような制御ボタンを有する
シンプルなグラフィカルインタフェースとなる。クライ
アントデバイスがシンプルなWAP電話機である場合、
サーバは、制御コマンド(例えば、"play"や"pause")
でマークされたリンクを有するWMLページを返すこと
が可能である。これらのリンクのうちの1つをアクティ
ベートする(S616,S618,S620)ことによ
り、サーバは、制御コマンドを受け取った後、適当なア
クションをとる(S656,658,660)ことにな
る。
【0062】アプリケーション固有のインタフェースは
ヘルパーサーバに記憶されてハンドヘルドデバイスには
記憶されないため、また、ハンドヘルドデバイスはヘル
パーサーバによって提供されるインタフェース記述に基
づいてアプリケーション固有のインタフェースを構成す
るため、さらに、構成されたインタフェースとのユーザ
インタラクションの解釈はヘルパーサーバで行われるた
め、ハンドヘルドデバイスに対する変更を必要とせず
に、新たなヘルパーサービスを追加したり、既存のヘル
パーサービスを変更したりすることができる。
【0063】ヘルパー環境は、ハンドヘルドデバイスの
能力の拡張である。すなわち、ヘルパー環境は、ハンド
ヘルドデバイス上の既存のアプリケーションが、あるデ
ータコンテンツを適切に処理することができないときに
呼び出される。したがって、ほとんどの場合、ハンドヘ
ルドデバイスへのヘルパーサポートの統合のために、既
存のアプリケーションを変更する必要がない。ヘルパー
を認識するアプリケーションは、ハンドヘルドデバイス
上のレガシーアプリケーションと共存することになる。
いくつかのアプリケーション、特にウェブ閲覧ツール
は、ヘルパーサービスを利用するために変更を必要とす
る。ヘルパーメカニズムが相異なるOSプラットフォー
ム上でこれらの相異なるツールにどのようにして統合さ
れることが可能かを調べれば、ヘルパー環境がさまざま
なオペレーティングシステムのもとで実装可能であるこ
とが例証される。
【0064】例えば、次のものには限定されないが、W
indows(登録商標) CETMが動作するプラットフ
ォームへのヘルパーの統合は比較的容易である。Win
dows(登録商標) CETMは、ファイルの概念を保
持し、ファイルタイプとそれに対応するアプリケーショ
ンとの間の関連づけを維持している。ヘルパー環境を要
求するファイルのタイプをサポートするために、ファイ
ルタイプとヘルパークライアントの間の関連づけを設定
することができる。この関連づけは、ウェブ閲覧に有効
であるだけでなく、Windows(登録商標) CE
TM環境全体にも適用される。
【0065】これに対して、Palm OSTMでは、上
記のようなある種のシームレスなヘルパー統合は困難で
ある。Palm OSTMにはファイルシステムがないか
らである。例として、次のものには限定されないが、ク
エリアプリケーションおよびウェブクリッピングを通じ
てサポートされるウェブ閲覧にヘルパー概念を統合する
というアプローチを考える。HTMLページ内の関連す
る静的なコンテンツはアプリケーション(Palm O
TMではPalmTMクエリアプリケーション(PalmTM Qu
ery Application)という)へとコンパイルされた後、P
almTMデバイスにインストールされる。アプリケーシ
ョン内部でURLに相当するものは、アプリケーション
内のデータを指すことが可能であり、この場合、リンク
は直ちに取得することができる。アプリケーションの外
部のリンクについては、プロキシサーバを用いて、正規
のウェブコンテンツをPalmTMクエリアプリケーショ
ン表示可能フォーマットに変換する。このプロセスをウ
ェブクリッピングという。ウェブクリッピングにより、
コンテンツ(例えば、Java(登録商標)アプレッ
ト)がフィルタリングにより除去されることがある。ヘ
ルパーサービスを統合するためには、ある一定のタイプ
のコンテンツがヘルパークライアント手続きを通して処
理されるように、アプリケーションコンパイラを変更す
る必要がある。プロキシサーバでは、ウェブクリッピン
グは、フィルタリングおよび変換を行うときに、Pal
TMデバイス上のアプリケーションがヘルパー能力を有
するかどうかを考慮に入れる必要がある。
【0066】最後に、WAPへのヘルパー統合は、Pa
lmTMクエリアプリケーションの場合と同様である。W
APブラウザは、より複雑なタイプをサポートするよう
にヘルパークライアント機能で改良される必要がある。
【0067】TCPは、少なくとも次の3つの理由で、
ヘルパークライアントとヘルパーサーバの間のコネクシ
ョンに対する好ましいプロトコルである。
【0068】(1)それぞれの拡張タスクについて、セ
ッションが維持される必要がある。このセッションは、
クライアント要求がサーバによって受け入れられたとき
に開始し、ユーザがヘルパーサービスの使用を終了した
ときに終了する。セッション中、データおよび制御の両
方の情報が交換される。ヘルパーモデルがシンプルであ
るため、各セッションは、クライアントとサーバの間の
TCPコネクションに自然に対応する。
【0069】(2)TCPは、クライアントとサーバの
間に、シーケンシャルで信頼性の高いトランスポートチ
ャネルを提供する。これは特に、コマンド転送、すなわ
ち、コマンドがサーバに確実に、かつ、ユーザによって
発行されたのと同じ順序で、転送されることを、クライ
アントが確かめる必要がある場合に、重要である。
【0070】(3)クライアントの移動性のため、クラ
イアントとサーバの両方が、依然として通信の到達範囲
内にあることを定常的に確かめる必要がある。TCPコ
ネクション切断は、到達範囲外(したがってサービス範
囲外)状態について、クライアントおよびサーバに自動
的に通知する。
【0071】しかし、本発明は、TCPを使用すること
に限定されない。例えば、UDPを用いた別の実施例で
は、UDPのkeep-aliveメッセージが、クライアントと
サーバの間で定期的に交換されなければならない。
【0072】セキュリティの維持もまた、ヘルパー環境
フレームワークの重要な側面である。ヘルパーサービス
はヘルパーサーバによって完全に制御されるため、モバ
イルクライアントは、サーバ上のセキュリティを弱める
ことはできない。どのヘルパー要求も、受付制御を通ら
なければならず、サーバによって提供される制御された
サービスのセットにのみアクセスすることができる。リ
モート制御インタフェースもまたサーバによって提供さ
れ、制御コマンドはサーバによって解釈される。さら
に、ヘルパー環境の主要な目的は、データの処理および
表示を支援することである。したがって、クライアント
は、任意のプログラムをサーバ上で実行することができ
るのではなく、サーバ上にある既存のプログラムをクラ
イアントデータで呼び出すことができるだけである。
【0073】セキュリティのもう1つの側面は、クライ
アント認証および課金である。公開のヘルパー環境で
は、ペイパーユース(pay-per-use)方式はユーザにとっ
て非常に不便であり、環境の有用性を大きく制限する。
BluetoothTMワイヤレステクノロジーを用いた
われわれの実施例では、認証およびセキュリティは、2
つの通信デバイスに共通のPIN(暗証番号)をインス
トールすることを通じて実現することができる。モバイ
ルクライアントがヘルパーサービスを利用するときには
常に、この共通のPINがまずインストールされなけれ
ばならない(手動で、または、第三者による複雑な相互
認証プロセスを通じて)のであれば、わずかのユーザし
かヘルパーサービスを利用したいとは思わないであろ
う。
【0074】この問題点を解決するため、ヘルパー環境
フレームワークの実施例は、「認証1回・利用多数回」
(authenticate once, use many times)方式を採用す
る。ユーザは、公開のファシリティでヘルパー環境を利
用することを決定すると、手動のPIN設定(例えば、
コーリングカードメカニズムと同様に、ユーザIDおよ
びPIN番号を購入する)、または、第三者を利用した
複雑な相互認証プロセスを用いて、いずれかのヘルパー
環境で認証を行うことができる。認証の結果、ユーザ
は、そのファシリティのヘルパー環境で使用可能な固有
のIDおよびPINを取得する。
【0075】ファシリティの中央データベースが、ユー
ザIDとそれに対応するPIN番号を格納するために使
用される。ユーザは、異なるヘルパー環境の利用を開始
するとき、可能性のあるヘルパーデバイスとのコネクシ
ョンを確立しようとする。まず、そのデバイスに自己の
ユーザIDを告げる。次に、デバイスは、このIDを用
いて、データベースからPINをフェッチし、そのPI
Nをサーバに設定する。すると、サーバとユーザデバイ
スの間に安全なリンクを確立することができる。
【0076】上記の実施例に対する最後の考慮点とし
て、モバイルユーザの移動可能性は、ヘルパー環境内で
維持される。ノマディック(nomadic)かつシームレス(se
amless)な移動可能性が考慮される。ノマディックな移
動可能性を有する実施例では、代表的な利用場面は次の
ようなものである。モバイルユーザはヘルパー環境に移
動し、ヘルパーサーバ上のサービスを開始する。ユーザ
が移動し、サーバを変えることに決めると、到達範囲内
の別のヘルパーサーバで新たなセッションが開始される
前に、現在のサービスセッションをまず終了させる。こ
れらの2つのサービスセッションの間に連続性はない。
【0077】シームレスな移動可能性をサポートする代
替実施例では、ユーザが移動してサーバの変更を生じる
ときに、状態情報が保持される。この状態情報は、新た
なヘルパーサーバが、保存された状態情報に示されたデ
ータに対するヘルパーサービスの提供を再開することが
できるように、新たなヘルパーサーバに渡される。この
シームレスな移動可能性は、例えば、ビデオストリーム
が表示連続性を伴ってあるヘルパーから別のヘルパーに
移動するようなストリーミングの場合に、特に有用とな
る。
【0078】本発明は、その技術的範囲あるいは本質的
な特性から離れることなく、他の具体的形態でも実施可
能である。上記の実施例は、すべての点において、単な
る例示であって限定的なものではないとみなされるべき
である。特許請求の範囲の意味および均等の範囲に入る
すべての変形例は、その技術的範囲に包含される。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドヘルドデバイス
がリソースを提供するヘルパーデバイスを検出し、ヘル
パーデバイスが拡張リソースを提供するかどうかを判断
する。ハンドヘルドデバイスがヘルパーデバイスに対し
て拡張リソースを要求し、これが許可された場合には、
ハンドヘルドデバイスからヘルパーデバイスにデータが
転送される。その後、ヘルパーデバイスが、拡張リソー
スを用いて、転送されたデータを処理する。データに対
する拡張リソースの動作は、ハンドヘルドデバイスによ
って制御される。
【0080】これによって、ハンドヘルドデバイスが、
その制限された能力を拡張するために、その周りのデバ
イスを識別し利用することができるフレームワークを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘルパー環境の概念図である。
【図2】BluetoothTMプロトコルスタックを示
す図である。
【図3】実施例において、ヘルパークライアントおよび
ヘルパーサーバに属するヘルパー環境プロトコルスタッ
クと、2つのプロトコルスタックの間のさまざまな通信
パスとを示す図である。
【図4】リソースにリモートアクセスする方法を示す流
れ図である。
【図5】リソースにリモートアクセスするとともに、一
時的に利用不能なリソースのキューイングを行う方法を
示す流れ図である。
【図6】ヘルパーデバイスからヘルパーサービスを取得
するハンドヘルドデバイス(クライアント)上での制御
フローを示す図である。
【図7】ヘルパーサービスをハンドヘルドデバイスに提
供するヘルパーデバイス(サーバ)上での制御フローを
示す図である。
【図8】ハンドヘルドデバイスが、ヘルパーサーバによ
って提供される記述に基づいて制御インタフェースを構
成するステップを示す図である。
【符号の説明】
22 記憶デバイス 24 表示デバイス 26 印刷デバイス 28 音響デバイス 30 PDA 32 携帯電話機 34 ヘルパー環境 40 サービス発見プロトコル(SDP) 42 論理リンク制御・アダプテーションプロトコル
(L2CAP) 44 リンクマネージャプロトコル(LMP) 46 ベースバンド 48 BluetoothTM RF 50 RFCOMMプロトコル 52 PPP 54 IP 56 UDP/TCP 58 WAP 62 vCard/vCal 64 OBEX 66 ホストコントローラインタフェース(HCI) 88 PPPプロトコルスタック 90 TCP/IP 92 ヘルパークライアント 94 ヘルパーサーバ 96 TCP/IP 98 PPPプロトコルスタック 108 インクワイアリ 110 サービスディスカバリ 112 ヘルパー要求 114 ハンドヘルドデバイス 116 ヘルパーデバイス

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドヘルドデバイスの1つ以上の能力
    を拡張する方法において、 (a)前記ハンドヘルドデバイスが、少なくとも1つの
    リソースを提供するヘルパーデバイスを検出するステッ
    プと、 (b)前記ヘルパーデバイスが、前記少なくとも1つの
    リソースのうちの選択されたリソースを提供するかどう
    かを判断するステップと、 ただし、前記少なくとも1つのリソースのうちの前記選
    択されたリソースは、前記ハンドヘルドデバイスの前記
    1つ以上の能力を拡張するように選択され、前記ハンド
    ヘルドデバイスは独立の動作が可能であり、かつ、前記
    ヘルパーデバイスは前記選択されたリソースへのアクセ
    スを制御するように設定され、 (c)前記ハンドヘルドデバイスが、前記ヘルパーデバ
    イスに対して前記選択されたリソースを要求するステッ
    プと、 (d)前記ヘルパーデバイスが前記ハンドヘルドデバイ
    スに前記選択されたリソースへのアクセスを許可したこ
    とに応じて、前記ハンドヘルドデバイスから前記ヘルパ
    ーデバイスにデータを転送するステップと、 (e)前記ヘルパーデバイスが、前記選択されたリソー
    スを用いて、転送されたデータを処理するステップと、 を有し、 前記選択されたリソースは、前記ハンドヘルドデバイス
    の前記独立の動作によっては十分に提供されないもので
    あり、 前記ハンドヘルドデバイスの前記1つ以上の能力は、前
    記ヘルパーデバイスの前記選択されたリソースの動作を
    通じて拡張される、 ことを特徴とするハンドヘルドデバイスの能力拡張方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ヘルパーデバイスが、前記リソース
    への前記ハンドヘルドデバイスのアクセスを拒否したと
    き、異なるヘルパーデバイスで前記ステップ(a)を繰
    り返すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 (f)前記ハンドヘルドデバイスが前記
    データに対する前記選択されたリソースの動作を制御す
    るステップをさらに有することを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 (f)前記ヘルパーデバイスが、前記ハ
    ンドヘルドデバイスにインタフェース記述を送信するス
    テップと、 (g)前記ハンドヘルドデバイスが、前記インタフェー
    ス記述から制御インタフェースを構成し表示するステッ
    プと、 (h)前記ハンドヘルドデバイスが、前記制御インタフ
    ェースとの処理されたユーザインタラクションを前記ヘ
    ルパーデバイスに転送するステップと、 (i)前記ヘルパーデバイスが、前記選択されたリソー
    スに基づいて前記ユーザインタラクションを解釈するス
    テップと、をさらに有し、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記ユーザインタラクシ
    ョンに基づいて前記ヘルパーデバイスを操作し、 前記ハンドヘルドデバイスに対する変更を必要とせず
    に、新たなリソースの追加および既存のリソースの変更
    の少なくとも一方が可能であることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 (f)前記ヘルパーデバイスが、前記デ
    ータに対する前記選択されたリソースの動作のステータ
    ス報告を前記ハンドヘルドデバイスに送信するステップ
    と、 (g)前記ハンドヘルドデバイスが、前記ステータス報
    告に基づいてアクションをとるステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 ハンドヘルドデバイスの1つ以上の能力
    を拡張する方法において、 (a)前記ハンドヘルドデバイスが、それぞれ少なくと
    も1つのリソースを提供する複数のヘルパーデバイスを
    検出するステップと、 (b)前記ヘルパーデバイスのうちのいずれかが、前記
    少なくとも1つのリソースのうちの選択されたリソース
    を前記ハンドヘルドデバイスに提供することが可能かど
    うかを判断するステップと、 ただし、前記少なくとも1つのリソースのうちの前記選
    択されたリソースは、前記ハンドヘルドデバイスの前記
    1つ以上の能力を拡張するように選択され、前記ハンド
    ヘルドデバイスは独立の動作が可能であり、前記ヘルパ
    ーデバイスは前記選択されたリソースへのアクセスを制
    御するように設定され、 (c−1)前記ハンドヘルドデバイスが、前記選択され
    たリソースを提供する前記ヘルパーデバイスのそれぞれ
    に対して前記選択されたリソースを要求するステップ
    と、 (c−2)前記ヘルパーデバイスのそれぞれは、前記リ
    ソースが一時的に利用不能である場合には前記要求をキ
    ューイングするステップと、 (d)前記選択されたリソースが、前記要求をキューイ
    ングした前記ヘルパーデバイスのうちの1つのヘルパー
    デバイスで利用可能になったとき、前記ヘルパーデバイ
    スのうちの前記1つのヘルパーデバイスが、前記ハンド
    ヘルドデバイスに前記リソースへのアクセスを許可し、
    前記要求をキューイングした他のヘルパーデバイスでは
    前記リソースに対するすべてのキューイングされた要求
    を無視するステップと、 (e)前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つのヘルパ
    ーデバイスが前記ハンドヘルドデバイスに前記選択され
    たリソースへのアクセスを許可したことに応じて、前記
    ハンドヘルドデバイスから前記ヘルパーデバイスのうち
    の前記1つのヘルパーデバイスにデータを転送するステ
    ップと、 (g)前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つのヘルパ
    ーデバイスが、前記選択されたリソースを用いて、前記
    データを処理するステップと、 を有し、 前記選択されたリソースに対するすべての要求は、前記
    ハンドヘルドデバイスからの要求をキューイングした他
    のヘルパーデバイスでは無視され、 前記選択されたリソースは、前記ハンドヘルドデバイス
    の前記独立の動作によっては十分に提供されないもので
    あり、 前記ハンドヘルドデバイスの前記1つ以上の能力は、前
    記ヘルパーデバイスの前記選択されたリソースの動作を
    通じて拡張されることを特徴とするハンドヘルドデバイ
    スの能力拡張方法。
  7. 【請求項7】 前記ハンドヘルドデバイスと前記ヘルパ
    ーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバイスとの間
    のステップ(e)の通信が、前記ハンドヘルドデバイス
    が前記選択されたリソースの利用を完了する前に切断さ
    れたとき、ステップ(a)を繰り返すことを特徴とする
    請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 (f)前記ハンドヘルドデバイスが前記
    データに対する前記選択されたリソースの動作を制御す
    るステップをさらに有することを特徴とする請求項6記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 (g)ステップ(e)の後、前記ヘルパ
    ーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバイスが、前
    記ハンドヘルドデバイスにインタフェース記述を送信す
    るステップと、 (h)前記ハンドヘルドデバイスが、前記インタフェー
    ス記述から制御インタフェースを構成し表示するステッ
    プと、 (i)前記ハンドヘルドデバイスが、前記制御インタフ
    ェースとのユーザインタラクションを処理するステップ
    と、 (j)前記ハンドヘルドデバイスが、前記ユーザインタ
    ラクションに基づいて前記ヘルパーデバイスのうちの前
    記1つのヘルパーデバイスを操作するステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 (g)ステップ(e)の後、前記ヘル
    パーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバイスが、
    前記データに対する前記選択されたリソースの動作のス
    テータス報告を前記ハンドヘルドデバイスに送信するス
    テップと、 (h)前記ハンドヘルドデバイスが、前記ステータス報
    告に基づいてアクションをとるステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項6記載の方法。
  11. 【請求項11】 モバイルデバイスの1つ以上の能力を
    拡張するシステムにおいて、 独立の動作が可能なハンドヘルドデバイスと、 それぞれ少なくとも1つの拡張サービスを提供する複数
    のヘルパーデバイスと、を有し、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記ヘルパーデバイスの
    それぞれと通信して、前記ヘルパーデバイスのうちのい
    ずれかが、前記少なくとも1つの拡張サービスのうちの
    選択された拡張サービスを前記ハンドヘルドデバイスに
    提供することが可能かどうかを判断し、前記ヘルパーデ
    バイスは前記選択された拡張サービスへのアクセスを制
    御するように設定され、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記ヘルパーデバイスの
    それぞれに対して前記選択された拡張サービスを要求
    し、前記ヘルパーデバイスのそれぞれは、前記選択され
    た拡張サービスが一時的に利用不能である場合には前記
    要求をキューイングし、 前記選択された拡張サービスが、前記要求をキューイン
    グした前記ヘルパーデバイスのうちの1つのヘルパーデ
    バイスで利用可能になったとき、前記ヘルパーデバイス
    のうちの前記1つのヘルパーデバイスは、前記ハンドヘ
    ルドデバイスに前記選択された拡張サービスへのアクセ
    スを許可し、前記ハンドヘルドデバイスからの要求をキ
    ューイングした他のヘルパーデバイスでは前記選択され
    た拡張サービスに対するすべてのキューイングされた要
    求は無視され、 前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバ
    イスが前記ハンドヘルドデバイスに前記選択された拡張
    サービスへのアクセスを許可したことに応じて、前記ハ
    ンドヘルドデバイスは前記ヘルパーデバイスのうちの前
    記1つのヘルパーデバイスにデータを転送し、 前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバ
    イスは、前記選択された拡張サービスを用いて、前記デ
    ータを処理し、 前記ヘルパーデバイスのそれぞれが、前記選択された拡
    張サービスへの前記ハンドヘルドデバイスのアクセスを
    拒否したとき、前記ハンドヘルドデバイスは、前記ヘル
    パーデバイスのそれぞれとの前記通信を終了し、 前記選択された拡張サービスは、前記ハンドヘルドデバ
    イスの前記独立の動作によっては十分に提供されないも
    のであり、 前記ハンドヘルドデバイスの前記1つまたは複数の能力
    は、前記ヘルパーデバイスの前記選択された拡張サービ
    スの動作を通じて拡張される、 ことを特徴とするモバイルデバイスの1つ以上の能力を
    拡張するシステム。
  12. 【請求項12】 前記データに対する前記選択された拡
    張サービスの動作は、前記ハンドヘルドデバイスによっ
    て制御されることを特徴とする請求項11記載のシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記ヘルパーデバイスのうちの前記1
    つのヘルパーデバイスは、前記ハンドヘルドデバイスに
    インタフェース記述を送信し、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記インタフェース記述
    から制御インタフェースを構成し表示し、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記制御インタフェース
    との処理されたユーザインタラクションを前記ヘルパー
    デバイスのうちの前記1つのヘルパーデバイスに転送
    し、 前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つのヘルパーデバ
    イスは、前記選択された拡張サービスに基づいて前記ユ
    ーザインタラクションを解釈し、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記ユーザインタラクシ
    ョンに基づいて前記ヘルパーデバイスのうちの前記1つ
    のヘルパーデバイスを操作し、 前記ハンドヘルドデバイスに対する変更を必要とせず
    に、新たな拡張サービスの追加または既存の拡張サービ
    スの変更が可能である、 ことを特徴とする請求項11記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記インタフェース記述は、マークア
    ップ言語で規定されることを特徴とする請求項13記載
    のシステム。
  15. 【請求項15】 前記ヘルパーデバイスのそれぞれによ
    って提供される前記少なくとも1つの拡張サービスにつ
    いてのサービス情報を記憶する記憶デバイスをさらに有
    することを特徴とする請求項11記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記ハンドヘルドデバイスに関連する
    認証データを記憶するアクセスデータベースをさらに有
    し、 前記ヘルパーデバイスは、前記認証データを用いて前記
    選択された拡張サービスへのアクセスを制御することを
    特徴とする請求項11記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記ハンドヘルドデバイスから転送さ
    れる前記データは1つのURLからなることを特徴とす
    る請求項11記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記ハンドヘルドデバイスから転送さ
    れる前記データは1つまたは複数のURLを含むことを
    特徴とする請求項11記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記ハンドヘルドデバイスは、オンデ
    マンドでアクティベートされて前記ヘルパーデバイスの
    それぞれと通信するクライアントを有することを特徴と
    する請求項11記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記ハンドヘルドデバイスは、デーモ
    ンとして動作して前記ヘルパーデバイスのそれぞれと通
    信するクライアントを有することを特徴とする請求項1
    1記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記ヘルパーデバイスのうちの前記1
    つのヘルパーデバイスは、前記データに対する前記選択
    された拡張サービスの動作のステータス報告を前記ハン
    ドヘルドデバイスに送信し、 前記ハンドヘルドデバイスは、前記ステータス報告に基
    づいてアクションをとることを特徴とする請求項11記
    載のシステム。
  22. 【請求項22】 ハンドヘルドデバイスの1つ以上の能
    力を拡張するシステムにおいて、 少なくとも1つのリソースにアクセスする第1手段と、 前記少なくとも1つのリソースへのアクセスを制御する
    第2手段と、 前記第1手段と前記第2手段の間の通信を行う第3手段
    と、を有し、 前記第1手段は、前記第3手段を用いて、前記第2手段
    が、前記少なくとも1つのリソースのうちの選択された
    リソースを前記第1手段に提供することが可能かどうか
    を判断し、 前記第1手段は、前記第3手段を用いて、前記第2手段
    に対して前記選択されたリソースを要求し、前記第2手
    段は、前記選択されたリソースが一時的に利用不能であ
    る場合には前記要求をキューイングし、 前記選択されたリソースが、前記第2手段で利用可能に
    なったとき、前記第2手段は、前記第1手段に前記選択
    されたリソースへのアクセスを許可し、前記第1手段か
    らの前記選択されたリソースに対する他のキューイング
    された要求は無視され、 前記第2手段が前記第1手段に前記選択されたリソース
    へのアクセスを許可したことに応じて、前記第1手段は
    前記第3手段を用いて前記第2手段にデータを転送し、 前記第2手段は、前記選択されたリソースを用いて、前
    記データを処理し、 前記第1手段は、移動可能であり、独立の動作が可能で
    あり、 前記選択されたリソースは、前記第1手段の前記独立の
    動作によっては十分に提供されないものであり、 前記第1手段の前記1つまたは複数の能力は、前記第2
    手段の前記選択されたリソースの動作を通じて拡張され
    ることを特徴とする、ハンドヘルドデバイスの1つまた
    は複数の能力を拡張するシステム。
  23. 【請求項23】 前記データに対する前記リソースの動
    作は、前記第1手段によって前記第3手段を用いて制御
    されることを特徴とする請求項22記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前記第2手段は、前記第3手段を用い
    て、前記第1手段にインタフェース記述を送信し、 前記第1手段は、前記インタフェース記述から制御イン
    タフェースを構成し表示し、 前記第1手段は、前記第3手段を用いて、前記制御イン
    タフェースとのユーザインタラクションを前記第2手段
    に転送し、 前記第2手段は、前記選択されたリソースに基づいて前
    記ユーザインタラクションを解釈し、 前記第1手段は、前記第3手段を用いて、前記ユーザイ
    ンタラクションに基づいて前記第2手段を操作し、 前記第1手段に対する変更を必要とせずに、新たなリソ
    ースの追加または既存のリソースの変更が可能であるこ
    とを特徴とする請求項22記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記インタフェース記述は、マークア
    ップ言語で規定されることを特徴とする請求項24記載
    のシステム。
  26. 【請求項26】 前記リソースに対する要求は、前記第
    1手段に関連する能力情報を含み、 前記能力情報は、前記第2手段によって、前記第1手段
    へ送信する適当なインタフェース記述を決定するために
    使用されることを特徴とする請求項24記載のシステ
    ム。
  27. 【請求項27】 前記第1手段からの前記リソースに対
    する要求は、転送されるデータのタイプおよび該データ
    のサイズを含むことを特徴とする請求項22記載のシス
    テム。
  28. 【請求項28】 前記第1手段から転送される前記デー
    タは1つのURLからなることを特徴とする請求項22
    記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記第1手段から転送される前記デー
    タは1つまたは複数のURLを含むことを特徴とする請
    求項22記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記第1手段は、オンデマンドでアク
    ティベートされて前記少なくとも1つのリソースにアク
    セスするクライアントを有することを特徴とする請求項
    22記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記第1手段は、デーモンとして動作
    して前記少なくとも1つのリソースにアクセスするクラ
    イアントを有することを特徴とする請求項22記載のシ
    ステム。
  32. 【請求項32】 前記第2手段は、前記第3手段を用い
    て、前記データに対する前記リソースの動作のステータ
    ス報告を前記第1手段に送信し、前記第1手段は、前記
    ステータス報告に基づいてアクションをとることを特徴
    とする請求項22記載のシステム。
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