JP2001148846A - 遠隔監視制御装置 - Google Patents

遠隔監視制御装置

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JP2001148846A JP33064299A JP33064299A JP2001148846A JP 2001148846 A JP2001148846 A JP 2001148846A JP 33064299 A JP33064299 A JP 33064299A JP 33064299 A JP33064299 A JP 33064299A JP 2001148846 A JP2001148846 A JP 2001148846A
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近藤  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラを複数のユーザで制御する隔監
視制御装置において、あるユーザがビデオカメラの制御
権を有している場合であっても、管理者や特定の権限を
持った者がビデオカメラの制御権を得てビデオカメラを
制御することができ、しかもこれらの者が制御権を有し
ている場合には他のユーザにビデオカメラの制御権を移
行することなるビデオカメラを占有して制御することが
できる遠隔監視制御装置を提供する。 【解決手段】 ユーザ毎の優先度を記憶したユーザ別優
先度記憶部42と、撮影装置30に対する複数のアクセ
ス要求があった場合に、ユーザ別優先度記憶部42を参
照して優先度の高いユーザに撮影装置30の制御権を設
定するカメラ制御権判断手段24とを備えるデータ処理
装置20を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視制御装置
に係り、特に遠隔設置されたビデオカメラをネットワー
ク経由で不特定多数のユーザが制御する遠隔監視制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のユーザが遠隔地に設置され
たビデオカメラを遠隔操作する技術が案出されている。
この技術においては、ネットワークを介してビデオカメ
ラとビデオカメラの操作を行う装置複数台とを接続し、
ビデオカメラの制御権を有する装置を操作しているユー
ザがビデオカメラの制御を行う。ここで、前提としてビ
デオカメラは1台のみであり、一時にビデオカメラを制
御することのできるユーザは一人のみである。どのユー
ザがビデオカメラを制御するかは上記制御権をどのよう
に制御するかにより決定されるが、従来の制御方法は主
として3通りの方法がある。
【0003】第1の制御方法は、あるユーザが制御権を
占有している時間中であっても他のユーザからアクセス
があった場合には無条件でアクセスを行った他のユーザ
に対してビデオカメラの制御権を移すという方法であ
る。この方法では、ユーザの優先度の区別ができないの
で、アクセス要求を行ったユーザは誰でも割り込んでビ
デオカメラの制御を行うことができる。よって、特権ユ
ーザは他のユーザがビデオカメラの制御権を有する場合
であっても、アクセス要求を行えばビデオカメラの制御
権を得ることができるが、特権ユーザがビデオカメラの
制御権を有しているときに、他のユーザによって割り込
まれてしまうと、アクセス要求を行ったユーザに制御権
が移ってしまうという可能性もあった。従って、この方
法を用いる場合には、特権ユーザの存在自体が余り意味
のないものとなる。
【0004】第2の制御方法は非キューイング方法であ
り、第3の制御方法はキューイング方法である。以下、
非キューイング方法及びキューイング方法について説明
する。非キューイング方法及びキューイング方法が共通
する点は、あるユーザが制御権を占有している時間内は
他のユーザのアクセス要求による割り込みを禁止し、あ
るユーザによって制御権が占有されていない場合にアク
セス要求があったとき、アクセス要求を行ったユーザに
ビデオカメラの制御権を移す点にある。非キューイング
方法とキューイング方法とが異なる点は、あるユーザが
制御権を占有している時間内に他のユーザからアクセス
要求があった場合、非キューイング方法では、占有時間
内にあったアクセス要求は保存せず、キューイング方法
では、占有時間内にあったアクセス要求を順次保存する
点である。
【0005】図4は、非キューイング方法及びキューイ
ング方法を説明するための説明図である。図4において
は、ユーザA、ユーザB、及びユーザCの三人のユーザ
が1台のビデオカメラを制御する場合を図示している。
尚、図4中の黒色の帯はあるユーザがビデオカメラの制
御権を有し、ビデオカメラを占有している状態を示し、
記号「×」はあるユーザがビデオカメラの制御権を有し
ている場合に、他のユーザからアクセス要求があった場
合に、そのアクセス要求が拒否されたことを示してい
る。また、ユーザCは管理者等の特権ユーザであるとす
る。
【0006】まず、非キューイング方法について説明す
る。時刻t0において、ユーザAがビデオカメラの制御
権を有しているとする。いま、時刻t1にユーザBがア
クセス要求を発した場合、既にユーザAがビデオカメラ
の制御権を有しているために、ユーザBはビデオカメラ
の制御権を獲得することはできず、アクセス要求は拒否
される。次に、時刻t2において、ユーザCがアクセス
要求を発した場合においてもユーザAがビデオカメラの
制御権を有しているために、ユーザCのアクセス要求は
拒否される。時刻t2経過後にユーザAがビデオカメラ
の制御権を放棄した場合、つまりユーザAがビデオカメ
ラを制御しなくなった場合には、ユーザA、ユーザB、
及びユーザCの何れもビデオカメラの制御権を有してい
ない状態となる。この状態において、時刻t3におい
て、ユーザCがアクセス要求を行うと、ユーザCにビデ
オカメラの制御権が移ることになる。このように、非キ
ューイング方法においては、ビデオカメラを制御するユ
ーザの内、ユーザ全てが制御権を有していない状態にお
いて、最初にアクセス要求を発したユーザが制御権を獲
得することになる。
【0007】次に、キューイング方法について説明す
る。時刻t0において、ユーザAがビデオカメラの制御
権を有しているとする。いま、時刻t1にユーザBがア
クセス要求を発した場合、既にユーザAがビデオカメラ
の制御権を有しているために、ユーザBはビデオカメラ
の制御権を獲得することはできず、アクセス要求は拒否
されるが、キューイング方法では、時刻t1にユーザB
がアクセスした旨が記録される。つまり、ユーザBの制
御権がキューイングされる。次に、時刻t2において、
ユーザCがアクセス要求を発した場合においてもユーザ
Aがビデオカメラの制御権を有しているために、ユーザ
Cのアクセス要求は拒否される。この場合には、時刻t
2にユーザCの制御権がキューイングされる。
【0008】時刻t2経過後にユーザAがビデオカメラ
の制御権を放棄した場合、つまりユーザAがビデオカメ
ラを制御しなくなった場合には、時刻t0以後に最初に
制御権がキューイングされているユーザに制御権が移行
する。図4に示した例では、時刻t1にユーザBの制御
権がキューイングされているので、ユーザAが制御権を
放棄した時点において制御権がユーザBに移行し、ユー
ザBがビデオカメラを占有する事になる。ユーザBが制
御権を有している状態において、ユーザA及びユーザC
の何れもがアクセス要求を行わなかったとし、ユーザB
が制御権を放棄すると、制御権は時刻t2においてアク
セス要求を行っているユーザCに移行する。このよう
に、キューイング方法は、ビデオカメラを制御するユー
ザの内、ユーザ全てが制御権を有していない状態におい
て、最初にアクセス要求を発したユーザが制御権を獲得
することはもちろんであるが、他のユーザが制御権を有
している状態で制御権をキューイングしている場合に
は、制御権を放棄した時点においてキューイングを行っ
たユーザの順に制御権が移行する方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ネットワー
クを介してビデオカメラとビデオカメラの操作を行う装
置複数台とを接続し、ビデオカメラの制御権を有する装
置を操作しているユーザがビデオカメラの制御を行う制
御方法は、上述したように主として3通りの方法がある
が、従来の方法は何れも管理者等の特権ユーザのみが、
他のユーザの操作中に割り込んで、更に定められた占有
時間内は誰からも割り込まれずに操作をすることはでき
ないという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ビデオカメラを複数のユーザで制御する隔監視
制御装置において、あるユーザがビデオカメラの制御権
を有している場合であっても、管理者や特定の権限を持
った者がビデオカメラの制御権を得てビデオカメラを制
御することができ、しかもこれらの者が制御権を有して
いる場合には他のユーザにビデオカメラの制御権を移行
することなるビデオカメラを占有して制御することがで
きる遠隔監視制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、遠隔に配置した撮影装置を複数のユーザ
によって制御する遠隔監視制御装置において、前記ユー
ザ毎の優先度を記憶した記憶部と、前記撮影装置に対す
る複数のアクセス要求があった場合に、前記記憶部を参
照して優先度の高いユーザに前記撮影装置の制御権を設
定する設定部とを備えるデータ処理装置を具備すること
を特徴としている。また、本発明は、前記設定部が、優
先度の低いユーザの有する制御権を優先度の高いユーザ
に設定した場合、前記優先度の高いユーザには制御権を
獲得した旨を通知し、優先度の低いユーザには制御権を
失った旨を通知することを特徴としている。また、本発
明は、前記設定部が、優先度の高いユーザが制御権を有
している場合に、優先度の低いユーザからアクセス要求
があった場合には、当該アクセス要求を拒否することを
特徴としている。
【0012】以上の構成における本発明の遠隔監視制御
装置について、より具体的に説明する。図1は、本発明
の遠隔監視制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図1において、10a,10bは制御装置であり、
ユーザが制御装置10a,10bを操作することによっ
て、データ処理装置20を介してビデオカメラを備える
撮影装置30を制御する。制御装置10a,10bは、
各々入力装置12a,12b及び出力装置14a,14
bを備える。入力装置12a,12bは、ユーザの操作
内容を入力するものであり、例えば撮影装置30に対す
る制御内容や、ユーザに予め与えられているユーザ名等
を入力する。出力装置14a,14bは例えばディスプ
レイであり、制御権の失効や獲得をユーザに通知する。
【0013】データ処理装置20は、制御装置10a,
10bからの制御信号に基づいて、撮影装置30を制御
するカメラ制御手段22と、どのユーザが撮影装置30
の制御権を有しているかを判断するカメラ制御権判断手
段24を有する。このカメラ制御権判断手段24は、記
憶装置40内のユーザ別優先度記憶部42に記憶されて
いる情報に基づいて、制御装置10a,10bを操作し
ているユーザの内、どのユーザの優先度が高いか否かを
判断する。制御装置10a,10bを制御するユーザの
識別は、入力装置12a,12bから入力されるユーザ
名によって識別する。
【0014】次に、以上の構成における本発明の遠隔監
視制御装置の動作について説明する。ここで、ユーザU
1が制御装置10aを操作しており、ユーザU2が制御
装置10bを操作しているものとする。また、ユーザU
1は与えられている優先度が低く、ユーザU2は与えら
れている優先度が高いとし、現時点においてはユーザU
1に撮影装置30の制御権が与えられているとする。更
に、撮影装置30の制御権をひとたび制御権を獲得すれ
ば、そのユーザにある時間内で撮影装置30の制御の占
有権が与えられていることを前提とする。
【0015】この状態で、ユーザU2が入力装置12b
から撮影装置30を制御するアクセス要求を入力すると
(D1)、カメラ制御権判断手段24は、ユーザ別優先
度記憶部42を検索し、現在制御権を有しているユーザ
U1の優先度とアクセス要求を発したユーザU2の優先
度を得て、その優先度を比較する。いま、アクセス要求
を発したユーザU2の優先度は、現在制御権を有してい
るユーザU1よりも高いので、撮影装置30の制御権を
ユーザU2に移行する。この時、カメラ制御権判断手段
24は、撮影装置30の制御権の失効を示す信号を制御
装置10aに出力し(S1)、制御権の獲得を示す信号
制御装置10bに出力する(S2)。これらの信号が入
力されると、制御装置10aが備える出力装置14aに
は制御権が失効した旨が表示され、制御装置10bが備
える出力装置14bには制御権を獲得した旨が表示され
る。ユーザU2が撮影装置30の制御権を有している場
合に、ユーザU2よりも優先度が低いユーザU1がアク
セス要求を発したとしても(D2)、カメラ制御権判断
手段24は、優先度の低いユーザU1に撮影装置30の
制御権を移行しない。
【0016】このようにして本発明では、撮影装置30
の制御権を移行するか否かの判断において、ユーザ毎の
優先度を考慮することにより、管理者等の特権的な立場
にある者のみが、突発的にカメラの制御権を得ることが
可能になり、更に特権的な立場にある者が制御権を有し
ている場合には他のユーザの割り込みを受けずにすむ。
これにより管理作業の効率化や一般社員と管理職の区別
を付け管理職には優先的に操作することができるように
する等の運用が可能になる。また、本発明を遠隔監視シ
ステム等に応用した場合には、監視担当者が監視中にシ
ステム管理者が割り込んで他の場所を監視したり、ま
た、システム管理者が使用中である場合には他の者のカ
メラ制御を禁止することができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による遠隔監視制御装置について詳細に説明す
る。図2は、本発明の一実施形態による遠隔監視制御装
置の構成を示すブロック図である。図1において、50
a,50bは制御装置であり、ユーザが制御装置50
a,50bを操作することによって、データ処理装置2
0を介してビデオカメラを備える撮影装置30を制御す
る。制御装置50a,50bは、各々撮影映像表示装置
52a,52b、制御権獲得正否表示装置54a,54
b、ユーザ識別情報入力装置56a,56b、及びカメ
ラ制御命令入力装置58a,58bを備える。
【0018】上記撮影映像表示装置52a,52bは撮
影装置30が備えるビデオカメラで撮影されている映像
を表示する表示装置であり、例えばディスプレイで実現
される。制御権獲得成否表示装置54a,54bは制御
権の有無をユーザに知らせるための出力装置であり、例
えばディスプレイで実現される。ユーザ識別情報入力装
置56a,56bは、制御装置50a,50bを操作す
るユーザに予め割り振られている一意に識別できるユー
ザの識別情報を入力するための装置である。カメラ制御
命令入力装置58a,58bは撮影装置30が備えるビ
デオカメラの制御命令、例えば横旋回、縦旋回、ズーム
イン、ズームアウト等の命令を入力する装置である。
【0019】データ処理装置20が備えるカメラ制御手
段22は、カメラ制御命令入力装置58a又はカメラ制
御命令入力装置58bから入力された制御命令に基づい
て撮影装置30が備えるビデオカメラを制御する。ま
た、カメラ制御権判断手段24は、ユーザ識別情報入力
装置56a,56bから入力されたユーザ識別情報に基
づいて制御装置50a,50bを制御しているユーザを
認識するとともに、ユーザ識別情報に基づいて記憶装置
40内のユーザ別優先度記憶部40に設定されている優
先度から撮影装置30が備えるビデオカメラの制御権を
どのユーザに割り当てるかを決定する。
【0020】次に、以上の構成における本発明の一実施
形態による遠隔監視制御装置の動作について説明する。
本実施形態においては、撮影装置30の制御権をひとた
び制御権を獲得すれば、そのユーザにある時間内で撮影
装置30の制御の占有権が与えられていること前提とす
る。本実施形態においては、ユーザU10は与えられて
いる優先度が高く、ユーザU20は与えられている優先
度が低いとする。
【0021】いま、ユーザU10が制御装置50aを使
用し、ユーザU20が制御装置50bを使用する場合を
考える。まず、ユーザU10は、ユーザ識別情報入力装
置56aから自己に割り振られた識別情報を入力し(D
10)、ユーザU20は、ユーザ識別情報入力装置56
bから自己に割り振られた識別情報を入力する(D1
2)。これらの識別情報がカメラ制御権判断手段24に
入力されることにより、カメラ制御権判断手段24は制
御装置50a,50bを操作しているユーザを知ること
ができる。
【0022】いま、ユーザU10は撮影装置30の制御
を行わず、ユーザU20がカメラ制御命令入力装置58
bからアクセス要求を入力すると、カメラ制御権判断手
段24は、撮影装置30を制御しているユーザが他にい
ないため、制御権をユーザU20に与える。制御権を有
しているユーザU20がカメラ制御命令入力装置58b
から制御命令を入力すると(D14)、この制御命令に
基づいてカメラ制御手段22は撮影装置30が備えるビ
デオカメラを制御する。ビデオカメラによって撮像され
た画像信号は、撮影映像表示装置52bに表示される
(P1)。
【0023】この状態においてユーザU10がカメラ制
御命令入力装置58aからアクセス要求を入力すると
(D16)、カメラ制御権判断手段24はユーザ別優先
度記憶部42を検索し、現在制御権を有しているユーザ
U20の優先度とアクセス要求を発したユーザU10の
優先度を得て、その優先度を比較する。いま、アクセス
要求を発したユーザU10の優先度は、現在制御権を有
しているユーザU20よりも高いので、撮影装置30の
制御権をユーザU10に移行する。
【0024】この時、カメラ制御権判断手段24は、制
御権獲得成否表示装置54aには制御権を獲得したこと
を表すメッセージを出力し(S10)、制御権獲得成否
表示装置54bには制御権を失ったことを表すメッセー
ジを出力する(S12)。この後、ユーザU10はある
一定の時間内において、撮影装置30が備えるビデオカ
メラの制御を占有することができる。この状態におい
て、ユーザU20は撮影装置30が備えるビデオカメラ
の制御権を失い、少なくともユーザU10が撮影装置3
0を制御している間はユーザU20がカメラ制御命令入
力装置58bを操作しても撮影装置30が備えるビデオ
カメラを制御することはできなくなる(D18)。
【0025】以上説明した実施形態においては、ユーザ
が二人の場合であって、一方のユーザの優先度が他方の
ユーザの優先度よりも高い場合を例に挙げて説明した
が、次に、優先度が「低」、「中」、「高」の3通りの
場合について説明する。図3は、3通りの優先度がある
場合の遠隔監視制御装置の動作を説明する説明図であ
る。図3に示した例では、ユーザAに対して「低」の優
先度が割り当てられており、ユーザBに対して「中」の
優先度が割り当てられており、ユーザCに対して「高」
の優先度が割り当てられている。尚、図3中の黒色の帯
はあるユーザが撮影装置30が備えるビデオカメラの制
御権を有しており、ビデオカメラを占有している状態を
示し、記号「×」はあるユーザがビデオカメラの制御権
を有している場合に、他のユーザからアクセス要求があ
った場合に、そのアクセス要求が拒否されたことを示し
ている。
【0026】いま、時刻t0においてユーザAがアクセ
ス要求を発し、ビデオカメラの制御権を占有しているも
のとする。この状態において、時刻t1にユーザBがア
クセス要求を発すると、ユーザBはユーザAよりも優先
度が高いので、ビデオカメラの制御権はユーザBに移
る。次に、時刻t2にユーザCがアクセスした場合、ユ
ーザCは制御権を有しているユーザBよりも優先度が高
いので、ビデオカメラの制御権はユーザCに移る。次
に、時刻t3にユーザAがアクセス要求を発した場合、
ユーザAはユーザCよりも優先度が低いのでカメラの制
御権はユーザAには移らず、ユーザAはビデオカメラの
制御権の獲得を拒否される。時刻t4にユーザBがアク
セスした場合も同様である。このようにして、優先度を
3つ設定することにより、例えば、一般ユーザ、スーパ
ーバイザー、システム管理者というような3種類のユー
ザのカメラ制御権を管理することができる。以上、本発
明の一実施形態による遠隔監視制御装置について詳細に
説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発
明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実
施形態においては、優先度として2通り、又は3通りの
場合を例に挙げて説明したが、本発明の任意の数の優先
度を設定することが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ユーザ毎の優先度を考慮することにより、管理者等
の特権的な立場にある者のみが、突発的にカメラの制御
権を得ることが可能になり、更に特権的な立場にある者
が制御権を有している場合には他のユーザの割り込みを
受けずにすむ。これにより管理作業の効率化や一般社員
と管理職の区別を付け管理職には優先的に操作すること
ができるようにする等の運用が可能になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の遠隔監視制御装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態による遠隔監視制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】 3通りの優先度がある場合の遠隔監視制御装
置の動作を説明する説明図である。
【図4】 非キューイング方法及びキューイング方法を
説明するための説明図である。
【符号の説明】
20 データ処理装置 24 カメラ制御権判断手段(設定部) 30 撮影装置 42 ユーザ別優先度記憶部(記憶部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔に配置した撮影装置を複数のユーザ
    によって制御する遠隔監視制御装置において、 前記ユーザ毎の優先度を記憶した記憶部と、前記撮影装
    置に対する複数のアクセス要求があった場合に、前記記
    憶部を参照して優先度の高いユーザに前記撮影装置の制
    御権を設定する設定部とを備えるデータ処理装置を具備
    することを特徴とする遠隔監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定部は、優先度の低いユーザの有
    する制御権を優先度の高いユーザに設定した場合、前記
    優先度の高いユーザには制御権を獲得した旨を通知し、
    優先度の低いユーザには制御権を失った旨を通知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記設定部は、優先度の高いユーザが制
    御権を有している場合に、優先度の低いユーザからアク
    セス要求があった場合には、当該アクセス要求を拒否す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遠隔監
    視制御装置。
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