JP2003091039A - 接写用ストロボ - Google Patents
接写用ストロボInfo
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- JP2003091039A JP2003091039A JP2001284228A JP2001284228A JP2003091039A JP 2003091039 A JP2003091039 A JP 2003091039A JP 2001284228 A JP2001284228 A JP 2001284228A JP 2001284228 A JP2001284228 A JP 2001284228A JP 2003091039 A JP2003091039 A JP 2003091039A
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- JP
- Japan
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- light emitting
- space
- circuit
- strobe
- reflector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 極力発光部が大型化しない回路基板のレイア
ウトを実現する。 【解決手段】 制御部と、断面形状が、透光性を有する
略平面状の発光パネル11が配置される面を一辺として
およそ矩形状をした発光部と、前記制御部と前記発光部
を電気的に接続する連結コードにより成り、前記発光部
には、リフレクター8や回路25が実装可能であり、連
結コードの複数の心線を接続可能とする大きさの面を有
する回路基板1が内蔵され、該回路基板は、筐体内に、
該筐体内を二つの空間に分割するように前記発光パネル
の平面に対して角度を持って斜設され、前記二つの空間
のうち、前記発光パネルに面する一方の第1の空間11
1aは、前記リフレクターや前記回路を実装する空間と
して用いられ、他方の第2の空間111bは、前記連結
コードを取り付け、複数の心線を処理する空間として用
いられるようにしている。
ウトを実現する。 【解決手段】 制御部と、断面形状が、透光性を有する
略平面状の発光パネル11が配置される面を一辺として
およそ矩形状をした発光部と、前記制御部と前記発光部
を電気的に接続する連結コードにより成り、前記発光部
には、リフレクター8や回路25が実装可能であり、連
結コードの複数の心線を接続可能とする大きさの面を有
する回路基板1が内蔵され、該回路基板は、筐体内に、
該筐体内を二つの空間に分割するように前記発光パネル
の平面に対して角度を持って斜設され、前記二つの空間
のうち、前記発光パネルに面する一方の第1の空間11
1aは、前記リフレクターや前記回路を実装する空間と
して用いられ、他方の第2の空間111bは、前記連結
コードを取り付け、複数の心線を処理する空間として用
いられるようにしている。
Description
【0001】
[発明の詳細な説明]本発明は、制御部と発光部と連結
コードより成る接写用ストロボの改良に関するものであ
る。
コードより成る接写用ストロボの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、実開昭53−49428号や
実公昭55−7926号に開示されているものをはじめ
として、電源やメインコンデンサを収納する制御部とは
分離された、キセノン管を内蔵する複数の発光部を、装
着装置を用いてカメラのレンズ鏡筒部に装着して使用す
る、いわゆるツインタイプの接写ストロボが提案されて
おり、実際に製品化もなされている。
実公昭55−7926号に開示されているものをはじめ
として、電源やメインコンデンサを収納する制御部とは
分離された、キセノン管を内蔵する複数の発光部を、装
着装置を用いてカメラのレンズ鏡筒部に装着して使用す
る、いわゆるツインタイプの接写ストロボが提案されて
おり、実際に製品化もなされている。
【0003】接写時はレンズ先端が被写体に非常に近接
し、被写体がカメラや撮影者の影となって暗くなり、焦
点調節が困難になる。よって、上記提案装置に示される
ようにレンズ先端部に装着される装着装置には、発光部
のキセノン管によるストロボ光とは別に、焦点調節時等
に被写体を照明するための照明手段(観察ランプ)が配
置されている。
し、被写体がカメラや撮影者の影となって暗くなり、焦
点調節が困難になる。よって、上記提案装置に示される
ようにレンズ先端部に装着される装着装置には、発光部
のキセノン管によるストロボ光とは別に、焦点調節時等
に被写体を照明するための照明手段(観察ランプ)が配
置されている。
【0004】また、近年ではストロボシステムの進化も
めざましく、発光量の誤差の影響を受けやすい近接撮影
に使用する接写ストロボにおいては、より高度なストロ
ボシステムの採用が必要とされている。特開平9−61
908号等では、撮影直前にフラット発光を用いたプリ
発光を行って被写体の輝度分布をカメラ内に搭載された
測光センサによって計測し、計測された輝度分布を用い
て所定のアルゴリズムから撮影時のメイン発光量をあら
かじめ決定する方式を用いたストロボシステムが提案さ
れている。ストロボ撮影時にフィルム面の反射光を測光
積分してストロボの発光を制御する従来のTTL調光と
比較すると、フィルムを使用するという不安定要素が無
いばかりか、近年多くのカメラに搭載されている多分割
測光を用いることで、被写体の状態に応じたより綿密な
調光が可能である。
めざましく、発光量の誤差の影響を受けやすい近接撮影
に使用する接写ストロボにおいては、より高度なストロ
ボシステムの採用が必要とされている。特開平9−61
908号等では、撮影直前にフラット発光を用いたプリ
発光を行って被写体の輝度分布をカメラ内に搭載された
測光センサによって計測し、計測された輝度分布を用い
て所定のアルゴリズムから撮影時のメイン発光量をあら
かじめ決定する方式を用いたストロボシステムが提案さ
れている。ストロボ撮影時にフィルム面の反射光を測光
積分してストロボの発光を制御する従来のTTL調光と
比較すると、フィルムを使用するという不安定要素が無
いばかりか、近年多くのカメラに搭載されている多分割
測光を用いることで、被写体の状態に応じたより綿密な
調光が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】但し、上記のストロボ
システムにおいては、発光量の誤差を抑えるために、正
確なプリ発光強度を得ることと、メイン発光量を正確に
制御することが必要であり、ストロボ内にそれらをモニ
ターする回路を必要とる。従って、制御部と分離された
発光部内にはキセノン管の発光状態を検知するセンサ等
を搭載しなければならない。
システムにおいては、発光量の誤差を抑えるために、正
確なプリ発光強度を得ることと、メイン発光量を正確に
制御することが必要であり、ストロボ内にそれらをモニ
ターする回路を必要とる。従って、制御部と分離された
発光部内にはキセノン管の発光状態を検知するセンサ等
を搭載しなければならない。
【0006】通常、キセノン管近傍には数千ボルトの電
圧を印加してキセノン管の発光を開始させるためのトリ
ガー回路が配置され、発光部内には該トリガー回路を搭
載する回路基板が必要とされる。上記ストロボシステム
に必要なセンサ類が加えられた回路基板は実装規模が増
大し、大型化する。
圧を印加してキセノン管の発光を開始させるためのトリ
ガー回路が配置され、発光部内には該トリガー回路を搭
載する回路基板が必要とされる。上記ストロボシステム
に必要なセンサ類が加えられた回路基板は実装規模が増
大し、大型化する。
【0007】装着装置に着脱可能な発光部の場合、前記
実開昭57−49428号のように、制御部と装着装置
をいったん連結コードによって電気的に接続した上で、
装着装置と発光部をコネクタにて電気的に接続する方法
も考えられるが、上記ストロボシステムにおいてはコネ
クター規模が大きくなることと、電力ロスや、センサ出
力誤差を考慮すると、制御部と発光部が連結コードによ
って直接電気的に接続されているもの方が望ましい。従
って、前記の焦点調節用の照明手段は電気的に直接接続
されている発光部内に納めなければならない。
実開昭57−49428号のように、制御部と装着装置
をいったん連結コードによって電気的に接続した上で、
装着装置と発光部をコネクタにて電気的に接続する方法
も考えられるが、上記ストロボシステムにおいてはコネ
クター規模が大きくなることと、電力ロスや、センサ出
力誤差を考慮すると、制御部と発光部が連結コードによ
って直接電気的に接続されているもの方が望ましい。従
って、前記の焦点調節用の照明手段は電気的に直接接続
されている発光部内に納めなければならない。
【0008】その結果、上記のストロボシステムを用い
た接写ストロボにおいては、大型化した回路基板や照明
手段を収納することによって発光部が大型化する可能性
があり、使用者にとっては取り扱いが不便になるもので
あった。
た接写ストロボにおいては、大型化した回路基板や照明
手段を収納することによって発光部が大型化する可能性
があり、使用者にとっては取り扱いが不便になるもので
あった。
【0009】(発明の目的)本発明の第1の目的は、極
力発光部が大型化しない回路基板のレイアウトを実現す
ることのできる接写用ストロボを提供しようとするもの
である。
力発光部が大型化しない回路基板のレイアウトを実現す
ることのできる接写用ストロボを提供しようとするもの
である。
【0010】本発明の第2の目的は、発光部を大型化す
ることなく、該発光部内にストロボ光以外の照明光を照
射する照明手段を配置することのできる接写用ストロボ
を提供しようとするものである。
ることなく、該発光部内にストロボ光以外の照明光を照
射する照明手段を配置することのできる接写用ストロボ
を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、ストロボを制御する制御手
段を内蔵し、カメラに装着される制御部と、断面形状
が、透光性を有する略平面状の発光パネルが配置される
面を一辺としておよそ矩形状をしており、装着装置を用
いてカメラに装着される発光部と、前記制御部と前記発
光部を電気的に接続する連結コードにより構成される接
写用ストロボであって、前記発光部には、前記発光パネ
ルの内側にキセノン管を内包するリフレクターや前記制
御手段によって制御される前記キセノン管にトリガー電
圧を与えるトリガー回路を含む回路が実装可能であり、
さらには前記連結コードの複数の心線を接続可能とする
大きさの面を有する回路基板が内蔵されており、前記回
路基板は、前記発光部のおよそ矩形状をした筐体内に、
該筐体内を二つの空間に分割するように前記発光パネル
の平面に対して角度を持って斜設され、前記二つの空間
のうち、前記発光パネルに面する一方の第1の空間は、
前記リフレクターや前記回路を実装する空間として用い
られ、他方の第2の空間は、前記連結コードを取り付
け、複数の心線を処理する空間として用いられる接写用
ストロボとするものである。
に請求項1に記載の発明は、ストロボを制御する制御手
段を内蔵し、カメラに装着される制御部と、断面形状
が、透光性を有する略平面状の発光パネルが配置される
面を一辺としておよそ矩形状をしており、装着装置を用
いてカメラに装着される発光部と、前記制御部と前記発
光部を電気的に接続する連結コードにより構成される接
写用ストロボであって、前記発光部には、前記発光パネ
ルの内側にキセノン管を内包するリフレクターや前記制
御手段によって制御される前記キセノン管にトリガー電
圧を与えるトリガー回路を含む回路が実装可能であり、
さらには前記連結コードの複数の心線を接続可能とする
大きさの面を有する回路基板が内蔵されており、前記回
路基板は、前記発光部のおよそ矩形状をした筐体内に、
該筐体内を二つの空間に分割するように前記発光パネル
の平面に対して角度を持って斜設され、前記二つの空間
のうち、前記発光パネルに面する一方の第1の空間は、
前記リフレクターや前記回路を実装する空間として用い
られ、他方の第2の空間は、前記連結コードを取り付
け、複数の心線を処理する空間として用いられる接写用
ストロボとするものである。
【0012】上記第2の目的を達成するために、請求項
2に記載の発明は、前記筐体内に斜設した状態における
前記回路基板の、前記発光パネルと平行な方向の長さ
は、前記発光パネルの長さよりも長くなっており、該発
光パネルの長さよりも長いことにより前記第1の空間に
形成される余った領域に、前記リフレクターとは別の照
明光を発する照明手段を配置した請求項1に記載の接写
用ストロボとするものである。
2に記載の発明は、前記筐体内に斜設した状態における
前記回路基板の、前記発光パネルと平行な方向の長さ
は、前記発光パネルの長さよりも長くなっており、該発
光パネルの長さよりも長いことにより前記第1の空間に
形成される余った領域に、前記リフレクターとは別の照
明光を発する照明手段を配置した請求項1に記載の接写
用ストロボとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の一形態に係る接写用
ストロボの全体構成を示した正面図、図2は前記発光部
102,103および装着装置104を主体に示した斜
視図、図3は一眼レフカメラ301とレンズ302先端
に装着された接写用ストロボを示す側面図、図4は一眼
レフカメラのレンズ鏡筒先端へ取り付けられた装着装置
104と発光部102,103を示した上面図である。
ストロボの全体構成を示した正面図、図2は前記発光部
102,103および装着装置104を主体に示した斜
視図、図3は一眼レフカメラ301とレンズ302先端
に装着された接写用ストロボを示す側面図、図4は一眼
レフカメラのレンズ鏡筒先端へ取り付けられた装着装置
104と発光部102,103を示した上面図である。
【0015】本発明の実施の一形態に係る接写用ストロ
ボは、ストロボ全体を制御するマイコンや電源およびメ
インコンデンサ等を内蔵し、カメラ本体に装着される制
御部101と、ストロボ光を外部へ放出する発光パネル
11や焦点調節時の被写体への照明光を外部へ放出する
ランプ窓17が配置され、装着装置104を用いてレン
ズ鏡筒先端部に装着される二つの発光部102,103
と、伸縮性を有するカール部16aが形成され、前記制
御部101と前記各発光部102,103を電気的に接
続する連結コード16とによって構成される。
ボは、ストロボ全体を制御するマイコンや電源およびメ
インコンデンサ等を内蔵し、カメラ本体に装着される制
御部101と、ストロボ光を外部へ放出する発光パネル
11や焦点調節時の被写体への照明光を外部へ放出する
ランプ窓17が配置され、装着装置104を用いてレン
ズ鏡筒先端部に装着される二つの発光部102,103
と、伸縮性を有するカール部16aが形成され、前記制
御部101と前記各発光部102,103を電気的に接
続する連結コード16とによって構成される。
【0016】制御部101は筐体の下面に設けられた、
カメラ接続用接点101b(図1参照)を有する装着部
材101a(図1参照)をカメラ301のアクセサリー
シュー301aに挿入され、一般的なクリップオンスト
ロボのようにカメラ本体301に装着される。
カメラ接続用接点101b(図1参照)を有する装着部
材101a(図1参照)をカメラ301のアクセサリー
シュー301aに挿入され、一般的なクリップオンスト
ロボのようにカメラ本体301に装着される。
【0017】発光部102,103を取り付ける装着装
置104は、図1に示すように、下部105bが切りか
かれた略環状のリング部105と、該リング部105の
外周上に形成された台座ガイド105a(図2参照)の
範囲内でレンズ光軸まわりに旋回可能な台座部106,
107とで構成される。前記発光部102,103は、
脚部113先端のシュー挿入部材41を台座部106,
107のシュー部106a,107aに挿入すること
で、装着装置104に取り付けられる。前記装着装置1
04は、リング部105の内周に付勢力をもって突出す
る図12にて後述する複数のフックの爪部64a,65
bをレンズ301の鏡筒先端に形成された溝301aに
係合させることで、レンズ301に装着される。なお、
レンズ301の着脱時には、フック解除釦42を押圧操
作してフックの爪部64a,64bを退避させる。
置104は、図1に示すように、下部105bが切りか
かれた略環状のリング部105と、該リング部105の
外周上に形成された台座ガイド105a(図2参照)の
範囲内でレンズ光軸まわりに旋回可能な台座部106,
107とで構成される。前記発光部102,103は、
脚部113先端のシュー挿入部材41を台座部106,
107のシュー部106a,107aに挿入すること
で、装着装置104に取り付けられる。前記装着装置1
04は、リング部105の内周に付勢力をもって突出す
る図12にて後述する複数のフックの爪部64a,65
bをレンズ301の鏡筒先端に形成された溝301aに
係合させることで、レンズ301に装着される。なお、
レンズ301の着脱時には、フック解除釦42を押圧操
作してフックの爪部64a,64bを退避させる。
【0018】通常、発光部102,103は装着装置1
04に取り付けられて使用されるが、いずれかの発光部
を取り外して手持ちとしたり、脚部113のシュー挿入
部材41や三脚ネジを用いて市販のアクセサリー類に固
定することも可能であり、二つの発光部の照射位置を自
由に組み合わせて,より多彩な配光を得ることが出来
る。
04に取り付けられて使用されるが、いずれかの発光部
を取り外して手持ちとしたり、脚部113のシュー挿入
部材41や三脚ネジを用いて市販のアクセサリー類に固
定することも可能であり、二つの発光部の照射位置を自
由に組み合わせて,より多彩な配光を得ることが出来
る。
【0019】前記各発光部102,103は、互いに直
交する、第1の回動軸iまわりの第1の回動と第2の回
動軸jまわりの第2の回動を可能とする。図4に示すよ
うに、発光部102の第1の回動は装着装置104に取
り付けられた状態においてレンズ302の径方向の回動
であり、使用するレンズや撮影倍率によって変化する被
写体の距離に応じた、ストロボ照射光の光軸調整に用い
る(102’参照)。従って、実使用において最も使用
頻度の高い動作となる。一方、第2の回動はレンズ光軸
の円周方向の回動となり、これは一般のストロボでも用
られるバウンス撮影の効果を狙うものであるが、使用頻
度は第1の回動と比較して非常に少ない。
交する、第1の回動軸iまわりの第1の回動と第2の回
動軸jまわりの第2の回動を可能とする。図4に示すよ
うに、発光部102の第1の回動は装着装置104に取
り付けられた状態においてレンズ302の径方向の回動
であり、使用するレンズや撮影倍率によって変化する被
写体の距離に応じた、ストロボ照射光の光軸調整に用い
る(102’参照)。従って、実使用において最も使用
頻度の高い動作となる。一方、第2の回動はレンズ光軸
の円周方向の回動となり、これは一般のストロボでも用
られるバウンス撮影の効果を狙うものであるが、使用頻
度は第1の回動と比較して非常に少ない。
【0020】本実施の形態の接写用ストロボに用いるス
トロボシステムは、特開平9−61908号等で公示さ
れているものと同様であり、撮影直前にフラット発光を
用いたプリ発光を行って被写体の輝度分布をカメラ内に
搭載された測光センサによって計測し、計測された輝度
分布を用いて所定のアルゴリズムから撮影時のメイン発
光量をあらかじめ決定する方式のものである。よって、
ストロボ撮影時にフィルム面の反射光を測光積分してス
トロボ光を制御する従来のTTL調光と比較すると、フ
ィルムを使用するという不安定要素が無いばかりか、近
年多くのカメラに搭載されている多分割測光を用いるこ
とで、被写体の状態に応じたより綿密な調光が可能であ
り、発光量の誤差の影響を受けやすい近接撮影において
は非常に適したストロボシステムである。
トロボシステムは、特開平9−61908号等で公示さ
れているものと同様であり、撮影直前にフラット発光を
用いたプリ発光を行って被写体の輝度分布をカメラ内に
搭載された測光センサによって計測し、計測された輝度
分布を用いて所定のアルゴリズムから撮影時のメイン発
光量をあらかじめ決定する方式のものである。よって、
ストロボ撮影時にフィルム面の反射光を測光積分してス
トロボ光を制御する従来のTTL調光と比較すると、フ
ィルムを使用するという不安定要素が無いばかりか、近
年多くのカメラに搭載されている多分割測光を用いるこ
とで、被写体の状態に応じたより綿密な調光が可能であ
り、発光量の誤差の影響を受けやすい近接撮影において
は非常に適したストロボシステムである。
【0021】但しこのシステムにおいては、発光量の誤
差を抑えるために、正確なプリ発光強度を得ることと、
メイン発光量を正確に制御することが必要であり、スト
ロボ側にそれらをモニターする回路が具備されている。
差を抑えるために、正確なプリ発光強度を得ることと、
メイン発光量を正確に制御することが必要であり、スト
ロボ側にそれらをモニターする回路が具備されている。
【0022】図5を用いて、上記のモニター回路を含
む、ストロボシステムを用いた本発明の実施の一形態に
係る接写用ストロボの回路構成について説明する。な
お、詳細な動作は本件とは直接関連しないので回路構成
と動作の概要のみを説明する。
む、ストロボシステムを用いた本発明の実施の一形態に
係る接写用ストロボの回路構成について説明する。な
お、詳細な動作は本件とは直接関連しないので回路構成
と動作の概要のみを説明する。
【0023】制御部101内において、各発光部10
2,103に接続される発光強度検出回路205
(A),(B)および積分回路206(A),(B)
は、前述のモニター回路の構成要素の一つである。な
お、205の後の(A)は発光部102側を意味し、
(B)は発光部103側を意味している。その他の素子
についても同様であり、以下説明においては、(A),
(B)の表記は省略する。
2,103に接続される発光強度検出回路205
(A),(B)および積分回路206(A),(B)
は、前述のモニター回路の構成要素の一つである。な
お、205の後の(A)は発光部102側を意味し、
(B)は発光部103側を意味している。その他の素子
についても同様であり、以下説明においては、(A),
(B)の表記は省略する。
【0024】発光制御回路207は発光部内のキセノン
管7の放電を制御する回路である。マイコン201はこ
れらの回路を制御して各発光部102,103のフラッ
ト発光の強度および発光時間、メイン発光量などを制御
する。また、マイコン201はカメラ接続接点群101
bにて接続されるカメラとシリアル通信を行い、前述の
プリ発光時の測光データに基づいた発光量データや、発
光開始の指示などをカメラより受け取る。
管7の放電を制御する回路である。マイコン201はこ
れらの回路を制御して各発光部102,103のフラッ
ト発光の強度および発光時間、メイン発光量などを制御
する。また、マイコン201はカメラ接続接点群101
bにて接続されるカメラとシリアル通信を行い、前述の
プリ発光時の測光データに基づいた発光量データや、発
光開始の指示などをカメラより受け取る。
【0025】202はの操作スイッチ群であり、ストロ
ボの電源スイッチを始め、二つの発光部の光量比など、
ストロボの動作の各種設定値を入力するものである。2
03はストロボの電源である電池、210はDC/DC
コンバータであり、マイコン201によって制御され、
電池電圧を数100Vに昇圧し、メインコンデンサ20
4に充電する。
ボの電源スイッチを始め、二つの発光部の光量比など、
ストロボの動作の各種設定値を入力するものである。2
03はストロボの電源である電池、210はDC/DC
コンバータであり、マイコン201によって制御され、
電池電圧を数100Vに昇圧し、メインコンデンサ20
4に充電する。
【0026】発光部102,103内は同一の回路構成
である。キセノン管7の陽極7a側はコイル26を介し
て制御部101内のメインコンデンサ204に、陰極7
b側は発光制御回路207に接続される。209は、マ
イコン201からのTRIG信号に従ってキセノン管7
のトリガー電極7cに数千ボルトの電圧を印加し、キセ
ノン管7の放電を誘発させるためのトリガー回路であ
る。
である。キセノン管7の陽極7a側はコイル26を介し
て制御部101内のメインコンデンサ204に、陰極7
b側は発光制御回路207に接続される。209は、マ
イコン201からのTRIG信号に従ってキセノン管7
のトリガー電極7cに数千ボルトの電圧を印加し、キセ
ノン管7の放電を誘発させるためのトリガー回路であ
る。
【0027】12,34はキセノン管7の発光の状態を
検出する光電素子であり、以下前者をFPセンサ、後者
を積分センサとも記す。FPセンサ12は発光強度検出
回路205に接続され、プリ発光を含むフラット発光時
のモニター回路の構成要素を成す。発光強度検出回路2
05はキセノン管7の発光強度に応じて出力されるFP
センサ12の電圧とマイコン201によって設定された
所定の電圧とを比較し、前記FPセンサ12の出力が所
定の電圧、即ちキセノン管7の発光強度が所定値に達し
た瞬間に発光制御回路207にキセノン管7の放電を停
止させる。そして、発光強度が減衰して所定の強度にな
ると再び放電を開始し、以降短時間に放電の開始と停止
を繰り返させて適切な強度のフラット発光を得るように
する。なお、前述のコイル26は放電停止後の発光の減
衰をなだらかにし、フラット発光の平滑化を図ってい
る。
検出する光電素子であり、以下前者をFPセンサ、後者
を積分センサとも記す。FPセンサ12は発光強度検出
回路205に接続され、プリ発光を含むフラット発光時
のモニター回路の構成要素を成す。発光強度検出回路2
05はキセノン管7の発光強度に応じて出力されるFP
センサ12の電圧とマイコン201によって設定された
所定の電圧とを比較し、前記FPセンサ12の出力が所
定の電圧、即ちキセノン管7の発光強度が所定値に達し
た瞬間に発光制御回路207にキセノン管7の放電を停
止させる。そして、発光強度が減衰して所定の強度にな
ると再び放電を開始し、以降短時間に放電の開始と停止
を繰り返させて適切な強度のフラット発光を得るように
する。なお、前述のコイル26は放電停止後の発光の減
衰をなだらかにし、フラット発光の平滑化を図ってい
る。
【0028】積分センサ34は積分回路206に接続さ
れ、メイン発光時のモニター回路の構成要素を成す。積
分回路206はキセノン管7の発光強度に応じて出力さ
れる電圧を対数圧縮して積分し、積分値がマイコン20
1によって設定された所定の値、即ちキセノン管7の発
光量が所定の量となった時点で発光制御回路207にキ
セノン管7の放電を停止させる。
れ、メイン発光時のモニター回路の構成要素を成す。積
分回路206はキセノン管7の発光強度に応じて出力さ
れる電圧を対数圧縮して積分し、積分値がマイコン20
1によって設定された所定の値、即ちキセノン管7の発
光量が所定の量となった時点で発光制御回路207にキ
セノン管7の放電を停止させる。
【0029】19は被写体照明用のフォーカシングラン
プであり、使用者が制御部101の操作スイッチ群20
2内の所定のスイッチを操作することによってランプ駆
動回路208により駆動されて発光する。また、フォー
カシングランプ19内に並列に接続される24はLED
であり、放電開始時にキセノン管7の陰極に赤外光を一
瞬照射し、暗中時における初期放電の不安定さを解消す
る目的で搭載される。
プであり、使用者が制御部101の操作スイッチ群20
2内の所定のスイッチを操作することによってランプ駆
動回路208により駆動されて発光する。また、フォー
カシングランプ19内に並列に接続される24はLED
であり、放電開始時にキセノン管7の陰極に赤外光を一
瞬照射し、暗中時における初期放電の不安定さを解消す
る目的で搭載される。
【0030】制御部101と各発光部102,103の
間を結ぶ連結コード16内には、キセノン管7に繋がる
高電圧、大電流の放電ライン213と、各モニター回路
の構成要素である各センサ12,34に繋がる低電圧、
微電流のセンサライン211,212およびその他の低
電圧ライン214,215が混在する。キセノン管7の
放電時には放電ライン213に数アンペアの大電流が流
れ、センサライン211,212の出力にノイズの影響
を及ぼす可能性があるため、少なくとも放電ライン21
3、センサライン211,212に用いる心線には適切
なシールド処理が必要である。従って、連結コード16
はこれらの心線を内包するだけの十分な太さを有するこ
ととなる。
間を結ぶ連結コード16内には、キセノン管7に繋がる
高電圧、大電流の放電ライン213と、各モニター回路
の構成要素である各センサ12,34に繋がる低電圧、
微電流のセンサライン211,212およびその他の低
電圧ライン214,215が混在する。キセノン管7の
放電時には放電ライン213に数アンペアの大電流が流
れ、センサライン211,212の出力にノイズの影響
を及ぼす可能性があるため、少なくとも放電ライン21
3、センサライン211,212に用いる心線には適切
なシールド処理が必要である。従って、連結コード16
はこれらの心線を内包するだけの十分な太さを有するこ
ととなる。
【0031】連結コード16は制御部101もしくは発
光部102,103との接続部分において使用者が取り
外すことが出来れば収納時等において取り扱いが楽にな
る。しかしながら、本実施の形態における接写用ストロ
ボは、前述のようにコード内に多くのラインを含むため
に、接続端子が大型化する事はもとより、放電ライン2
13の電力ロスや接点不良によるセンサライン211,
212の出力誤差が生ずる可能性があり、制御部101
と発光部102,103を直接接続する方式を用いてい
る。
光部102,103との接続部分において使用者が取り
外すことが出来れば収納時等において取り扱いが楽にな
る。しかしながら、本実施の形態における接写用ストロ
ボは、前述のようにコード内に多くのラインを含むため
に、接続端子が大型化する事はもとより、放電ライン2
13の電力ロスや接点不良によるセンサライン211,
212の出力誤差が生ずる可能性があり、制御部101
と発光部102,103を直接接続する方式を用いてい
る。
【0032】次に、本実施の形態における接写用ストロ
ボの機械的構造について説明するが、制御部101の構
造については本件とは直接関連が無いため説明は省略
し、まずは発光部102,103の構造を説明する。な
お、発光部102,103は連結コード16の引き出し
方向を除いて全く同一の構成となるため、発光部102
を代表としている。
ボの機械的構造について説明するが、制御部101の構
造については本件とは直接関連が無いため説明は省略
し、まずは発光部102,103の構造を説明する。な
お、発光部102,103は連結コード16の引き出し
方向を除いて全く同一の構成となるため、発光部102
を代表としている。
【0033】図6は、発光部のユニット構成を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【0034】発光部102は外装部材であるミドルケー
ス2とトップケース4を筐体とし、キセノン管を初めと
する前述の回路を収納する発光部本体ユニット111
と、外装部材であるボトムケース40と脚部113が組
み合わされた脚部ユニット112にて構成される。
ス2とトップケース4を筐体とし、キセノン管を初めと
する前述の回路を収納する発光部本体ユニット111
と、外装部材であるボトムケース40と脚部113が組
み合わされた脚部ユニット112にて構成される。
【0035】ミドルケース2の幅いっぱいに形成された
開口部2aの一端には、連結コード16に一体化された
若干の可撓性を有するブッシュ16cがはめ込まれ、連
結コード16はその軸方向が脚部ユニット上の第1の回
動軸iの方向と平行になるように発光部本体ユニット1
11に取り付けられる。一方、開口部2aの他端側に
は、一部がブッシュ16cと同形状をなすキャップ22
が取り付けられ、開口部2aは脚部ユニット112を取
り付けることによって閉塞される。ブッシュ16cとキ
ャップ22は第1の回動軸iと平行同一軸上に位置し、
取付け箇所を逆転させることによって発光部102と発
光部103の使い分けを行う。
開口部2aの一端には、連結コード16に一体化された
若干の可撓性を有するブッシュ16cがはめ込まれ、連
結コード16はその軸方向が脚部ユニット上の第1の回
動軸iの方向と平行になるように発光部本体ユニット1
11に取り付けられる。一方、開口部2aの他端側に
は、一部がブッシュ16cと同形状をなすキャップ22
が取り付けられ、開口部2aは脚部ユニット112を取
り付けることによって閉塞される。ブッシュ16cとキ
ャップ22は第1の回動軸iと平行同一軸上に位置し、
取付け箇所を逆転させることによって発光部102と発
光部103の使い分けを行う。
【0036】次に、図7〜図9を用いて、発光部本体ユ
ニット111内の構成を説明する。
ニット111内の構成を説明する。
【0037】図7は発光部102を、図1におけるA−
A断面図、図8は発光部本体ユニット111の部材構成
を示した分解斜視図、図9は後述する積分センサユニッ
トの分解斜視図である。なお、内部に用いられているリ
ード線類の図示は特に必要が無い限り省略してある。
A断面図、図8は発光部本体ユニット111の部材構成
を示した分解斜視図、図9は後述する積分センサユニッ
トの分解斜視図である。なお、内部に用いられているリ
ード線類の図示は特に必要が無い限り省略してある。
【0038】図7および図8において、1は前述の回路
が実装されるメイン基板、8は高輝度アルミ等で作ら
れ、キセノン管7によるストロボ光を効率良く投射させ
るための反射曲面を有するリフレクター、6はシリコン
ゴムなどの収縮性を有する材料で作られたゴムバンド、
9はリフレクター8が保持されるリフレクターケース、
10はリフレクターケース9の開口部分以外を覆い隠す
化粧板、11はリフレクター8ならびにキセノン管7を
保護するとともにストロボ光の配光を調節するレンズ面
を有した略平面状の発光パネルである。また、3はメイ
ン基板1の固定に用いる樹脂製のインナーカバーであ
り、該インナーカバー3に取り付けられている18はア
ルミ蒸着が施されたランプリフレクターであって、収納
されるフォーカシングランプ19の光を有効に投射する
ための反射面が形成されている。
が実装されるメイン基板、8は高輝度アルミ等で作ら
れ、キセノン管7によるストロボ光を効率良く投射させ
るための反射曲面を有するリフレクター、6はシリコン
ゴムなどの収縮性を有する材料で作られたゴムバンド、
9はリフレクター8が保持されるリフレクターケース、
10はリフレクターケース9の開口部分以外を覆い隠す
化粧板、11はリフレクター8ならびにキセノン管7を
保護するとともにストロボ光の配光を調節するレンズ面
を有した略平面状の発光パネルである。また、3はメイ
ン基板1の固定に用いる樹脂製のインナーカバーであ
り、該インナーカバー3に取り付けられている18はア
ルミ蒸着が施されたランプリフレクターであって、収納
されるフォーカシングランプ19の光を有効に投射する
ための反射面が形成されている。
【0039】前記リフレクター8に挿入されたキセノン
管7の両端には、ゴムバンド6の円筒部6aが被せら
れ、ゴムバンド6の伸縮性によりキセノン管7はリフレ
クター8の内面に突き当てられる。7cはキセノン管7
に巻き付けられたトリガー線であり、ゴムバンド6の不
図示の微少な穴から引き出されている。図8の状態から
ゴムバンド6の二つの穴6b(図8中、一方は隠れてい
る)はリフレクターケース9の突起9aに掛けられ、リ
フレクター8を抱きかかえるように保持する。リフレク
ター8にはトリガー線7cからの数千ボルトのトリガー
電圧が印可されるため、ゴムバンド6はリフレクター8
の保持だけではなく、キセノン管7の両端の極7a,7
cや後述のメイン基板1上の回路へのトリガー電圧のシ
ョートを防止する役目を持つ。なお、キセノン管7の軸
方向の動きに対してはゴムバンド6のみでは確実に保持
されないため、陽極7aにはXe基板38を半田付け
し、リフレクターケース9の不図示のスリット部に差し
込んで動きを防止している。
管7の両端には、ゴムバンド6の円筒部6aが被せら
れ、ゴムバンド6の伸縮性によりキセノン管7はリフレ
クター8の内面に突き当てられる。7cはキセノン管7
に巻き付けられたトリガー線であり、ゴムバンド6の不
図示の微少な穴から引き出されている。図8の状態から
ゴムバンド6の二つの穴6b(図8中、一方は隠れてい
る)はリフレクターケース9の突起9aに掛けられ、リ
フレクター8を抱きかかえるように保持する。リフレク
ター8にはトリガー線7cからの数千ボルトのトリガー
電圧が印可されるため、ゴムバンド6はリフレクター8
の保持だけではなく、キセノン管7の両端の極7a,7
cや後述のメイン基板1上の回路へのトリガー電圧のシ
ョートを防止する役目を持つ。なお、キセノン管7の軸
方向の動きに対してはゴムバンド6のみでは確実に保持
されないため、陽極7aにはXe基板38を半田付け
し、リフレクターケース9の不図示のスリット部に差し
込んで動きを防止している。
【0040】前記リフレクターケース9の一端には、前
述のFPセンサ12を収納するFPセンサケース13が
赤外カットフィルター14をはさんで固定されており、
発光パネルより外部に照射されないストロボ光の一部
は、光透過性を有する樹脂材料にて形成されたリフレク
ターケース9をライトガイドとしてFPセンサ12に入
射する。
述のFPセンサ12を収納するFPセンサケース13が
赤外カットフィルター14をはさんで固定されており、
発光パネルより外部に照射されないストロボ光の一部
は、光透過性を有する樹脂材料にて形成されたリフレク
ターケース9をライトガイドとしてFPセンサ12に入
射する。
【0041】以上のように、ユニット状態に組み立てら
れたリフレクターケース9の前面には化粧板10を挟持
する形で発光パネル11が被せられ、ミドルケース2の
開口部の溝2cに差し込まれる。
れたリフレクターケース9の前面には化粧板10を挟持
する形で発光パネル11が被せられ、ミドルケース2の
開口部の溝2cに差し込まれる。
【0042】メイン基板1には、前述のトリガー回路2
09、LED24、コイル26ならびに積分センサ34
を内包する積分センサユニット25等が実装され、ほと
んどの部品がメイン基板1の片面側に取り付けられてい
る。
09、LED24、コイル26ならびに積分センサ34
を内包する積分センサユニット25等が実装され、ほと
んどの部品がメイン基板1の片面側に取り付けられてい
る。
【0043】前記トリガー回路209は、トリガーコイ
ル21、トリガーコンデンサー23、IGBT22およ
び不図示のチップコンデンサー、チップ抵抗等で構成さ
れ、トリガコイル21の端子21aにはトリガー線7c
が結線される。
ル21、トリガーコンデンサー23、IGBT22およ
び不図示のチップコンデンサー、チップ抵抗等で構成さ
れ、トリガコイル21の端子21aにはトリガー線7c
が結線される。
【0044】積分センサユニット25は、次のように構
成される(図9参照)。
成される(図9参照)。
【0045】積分センサ34は樹脂性の積分センサケー
ス33内に納められ、赤外カットフィルター35、ND
フィルター36を挟み込んで光透過性を有するセンサキ
ャップ37にて蓋をされる。センサケース33後方より
リブ33aにて分離される形で露出する積分センサ34
の各リード34a,34bには、センサライン212内
の心線212a,212bが半田付けされる。
ス33内に納められ、赤外カットフィルター35、ND
フィルター36を挟み込んで光透過性を有するセンサキ
ャップ37にて蓋をされる。センサケース33後方より
リブ33aにて分離される形で露出する積分センサ34
の各リード34a,34bには、センサライン212内
の心線212a,212bが半田付けされる。
【0046】以上の状態のセンサケース33には、さら
に金属製のシールド板31,32が被せられ、少なくと
も一方のシールド板にセンサライン212のシールド線
212cが半田付けされる。これにより、積分センサ3
4の回路は厳重にシールドされる。
に金属製のシールド板31,32が被せられ、少なくと
も一方のシールド板にセンサライン212のシールド線
212cが半田付けされる。これにより、積分センサ3
4の回路は厳重にシールドされる。
【0047】以上の様に組み立てられた積分センサユニ
ット25は、シールド板31の足31aをメイン基板1
上の長穴に差し込んで取り付けられる。
ット25は、シールド板31の足31aをメイン基板1
上の長穴に差し込んで取り付けられる。
【0048】29は連結コード16の心線群16dのう
ち放電ライン213が結線されたメインコネクタであ
り、心線の導体に直接かしめられた端子29aがメイン
基板1の裏面側より差し込まれて半田付けによって確実
に固定される。また、27はキセノン管7の両極7a,
7bに接続するリード線が取付けられたXeコネクタで
あり、メインコネクタ29と同様に、リード線に直接か
しめられた端子がメイン基板1に差し込まれて半田付け
されている。
ち放電ライン213が結線されたメインコネクタであ
り、心線の導体に直接かしめられた端子29aがメイン
基板1の裏面側より差し込まれて半田付けによって確実
に固定される。また、27はキセノン管7の両極7a,
7bに接続するリード線が取付けられたXeコネクタで
あり、メインコネクタ29と同様に、リード線に直接か
しめられた端子がメイン基板1に差し込まれて半田付け
されている。
【0049】メイン基板1のミドルケース2への取付け
は次のように行われる。
は次のように行われる。
【0050】メイン基板1の短辺側の端部1bはミドル
ケース2の内壁両サイドに一体形成された斜面部2b上
に、長辺側の端部1cは斜面部2bと同一の平面が形成
されたリブ2f上に、それぞれ載せられる。端部1bの
およそ中央に形成された凹部1dはミドルケース2の斜
面部2b上の凸部2dと嵌合し、メイン基板1の平面方
向の位置決めがなされる。そして、端部1bはミドルケ
ース2にビス止めされるインナーカバー3の斜面部3a
に挟持され、メイン基板1は完全に固定される。
ケース2の内壁両サイドに一体形成された斜面部2b上
に、長辺側の端部1cは斜面部2bと同一の平面が形成
されたリブ2f上に、それぞれ載せられる。端部1bの
およそ中央に形成された凹部1dはミドルケース2の斜
面部2b上の凸部2dと嵌合し、メイン基板1の平面方
向の位置決めがなされる。そして、端部1bはミドルケ
ース2にビス止めされるインナーカバー3の斜面部3a
に挟持され、メイン基板1は完全に固定される。
【0051】図7に示すように、発光部本体ユニット1
11の筐体の断面は発光パネル11が配置される側の面
を一辺としておよそ矩形状に形成されており、メイン基
板1は発光パネル11に対して約45度ほど傾いた状態
で筐体内に斜設され、インナーカバー3を考えない場合
において筐体内を斜めに二つの空間に分断する格好とな
る。
11の筐体の断面は発光パネル11が配置される側の面
を一辺としておよそ矩形状に形成されており、メイン基
板1は発光パネル11に対して約45度ほど傾いた状態
で筐体内に斜設され、インナーカバー3を考えない場合
において筐体内を斜めに二つの空間に分断する格好とな
る。
【0052】発光パネル11側の第1の空間111aに
は、リフレクター8やランプリフレクター18をはじ
め、メイン基板1上の実装部品に至るまでほとんどの内
蔵部品(回路群)が収容され、一方、メイン基板1の裏
側となるの第2の空間111bには、連結コード16
(断面図中には対向して取り付けられるキャップ22が
図示されている)が取り付けられるのみである。
は、リフレクター8やランプリフレクター18をはじ
め、メイン基板1上の実装部品に至るまでほとんどの内
蔵部品(回路群)が収容され、一方、メイン基板1の裏
側となるの第2の空間111bには、連結コード16
(断面図中には対向して取り付けられるキャップ22が
図示されている)が取り付けられるのみである。
【0053】なお、斜設されるメイン基板1上の積分セ
ンサ34はシールド板31,32に形成された開口部3
1b,32a(図9参照)を通して、矢印SAに示すよ
うにまっすぐにキセノン管7(正確にはリフレクター8
より露出する陰極側端部)を見る状態となる。
ンサ34はシールド板31,32に形成された開口部3
1b,32a(図9参照)を通して、矢印SAに示すよ
うにまっすぐにキセノン管7(正確にはリフレクター8
より露出する陰極側端部)を見る状態となる。
【0054】ここで、連結コード16のブッシュ16c
よりメイン基板1に至るまでの配線処理に関して簡単に
説明しておく。
よりメイン基板1に至るまでの配線処理に関して簡単に
説明しておく。
【0055】連結コード16が取り付けられる第2の空
間111bは、配線処理の空間として使用される。第2
の空間111b内には、ブッシュ16cより露出し、メ
イン基板1やFPセンサ12等に接続される連結コード
16内の心線群16dが収められ、図5に示すように、
センサライン211,212と他の低圧ライン214,
215の心線は、ミドルケース2内壁に突出するボス2
e(図8参照)に掛けられて放電ライン215と分離さ
れる。これは、放電ライン213の心線がメインコネク
タ29等への結線の都合上、シールド部分の分離処理を
されるため、シールドが不完全となり、センサライン2
11,212と放電ライン213が絡まった場合にノイ
ズの影響を受けてしまうからである。また、上記心線群
は組み付け作業の関係上、空間111b内にある程度た
るみをもって収納され、心線との干渉を避けるためにメ
イン基板1の第2の空間111bに面する側には実装部
品をほとんど取り付けていない。
間111bは、配線処理の空間として使用される。第2
の空間111b内には、ブッシュ16cより露出し、メ
イン基板1やFPセンサ12等に接続される連結コード
16内の心線群16dが収められ、図5に示すように、
センサライン211,212と他の低圧ライン214,
215の心線は、ミドルケース2内壁に突出するボス2
e(図8参照)に掛けられて放電ライン215と分離さ
れる。これは、放電ライン213の心線がメインコネク
タ29等への結線の都合上、シールド部分の分離処理を
されるため、シールドが不完全となり、センサライン2
11,212と放電ライン213が絡まった場合にノイ
ズの影響を受けてしまうからである。また、上記心線群
は組み付け作業の関係上、空間111b内にある程度た
るみをもって収納され、心線との干渉を避けるためにメ
イン基板1の第2の空間111bに面する側には実装部
品をほとんど取り付けていない。
【0056】インナーカバー3を組み付けによりメイン
基板1を固定した後、フォーカシングランプ19のリー
ド19aに結線される不図示のコネクタ付きのリード線
が、メイン基板1上のランプコネクタ28への取付けら
れ、最後にランプ窓17が接着されたトップケース2を
被せて、ミドルケース2の底面よりビス止めすると発光
部本体111が完成する。
基板1を固定した後、フォーカシングランプ19のリー
ド19aに結線される不図示のコネクタ付きのリード線
が、メイン基板1上のランプコネクタ28への取付けら
れ、最後にランプ窓17が接着されたトップケース2を
被せて、ミドルケース2の底面よりビス止めすると発光
部本体111が完成する。
【0057】前記のインナーカバー3は、メイン基板1
の固定以外に以下の役割を有する。数百ボルトの高電圧
部位が存在するメインコネクタ29とキセノン管7の両
極の端子は、ミドルケース2とトップケース4の境界1
11c近傍に位置しており、二つのケースの間には少な
からず隙間(空気層)が存在するため、最悪の場合この
隙間を通して使用者が感電する可能性がある。そこで、
境界111cとメインコネクタ29およびキセノン管7
の両極の端子の間に入り込む形でインナーカバー3に側
壁3b,3cが形成され、高電位部位からの外部までの
沿面距離を稼いで感電のおそれが無いようにしている。
の固定以外に以下の役割を有する。数百ボルトの高電圧
部位が存在するメインコネクタ29とキセノン管7の両
極の端子は、ミドルケース2とトップケース4の境界1
11c近傍に位置しており、二つのケースの間には少な
からず隙間(空気層)が存在するため、最悪の場合この
隙間を通して使用者が感電する可能性がある。そこで、
境界111cとメインコネクタ29およびキセノン管7
の両極の端子の間に入り込む形でインナーカバー3に側
壁3b,3cが形成され、高電位部位からの外部までの
沿面距離を稼いで感電のおそれが無いようにしている。
【0058】次に、前出の図7と、図10ならびに図1
1を用いて、脚部ユニット112の構造について説明す
る。
1を用いて、脚部ユニット112の構造について説明す
る。
【0059】図10は脚部ユニットの構成を示した分解
斜視図、図11は後述説明する2つのクリック機構を示
した断面および平面図である。
斜視図、図11は後述説明する2つのクリック機構を示
した断面および平面図である。
【0060】脚部ユニット112は主に次の部材で構成
される。40は半円筒部40aの内周に所定角度ごとに
配置された第1クリック溝40bを有するボトムケー
ス、脚部113を構成する41は装着装置104の台座
部に挿入される前述のシュー挿入部材、42は内周にネ
ジが切られた金属製の三脚ネジである。43は内部が貫
通された胴体部43cと、該胴体部43cの貫通方向に
直交して延びる半円柱部43a,43bが一体形成され
た脚部ケースである。44は溝44aが形成されるとと
もに中央に軸44bが一体形成された回転板(図11参
照)、50は脚部ケース43の半円柱部43a,43b
と相対する半円柱部50a,50bを有する脚部カバー
である。
される。40は半円筒部40aの内周に所定角度ごとに
配置された第1クリック溝40bを有するボトムケー
ス、脚部113を構成する41は装着装置104の台座
部に挿入される前述のシュー挿入部材、42は内周にネ
ジが切られた金属製の三脚ネジである。43は内部が貫
通された胴体部43cと、該胴体部43cの貫通方向に
直交して延びる半円柱部43a,43bが一体形成され
た脚部ケースである。44は溝44aが形成されるとと
もに中央に軸44bが一体形成された回転板(図11参
照)、50は脚部ケース43の半円柱部43a,43b
と相対する半円柱部50a,50bを有する脚部カバー
である。
【0061】小判状の穴41bに三脚ネジ42が挿入さ
れたシュー挿入部材41は、脚部ケースの胴体部43c
に挿入され、回転板44の取付けによって抜け止めされ
る。回転板44の溝44aには、図11に示すように、
圧縮コイルバネである第2クリックバネ45と、二つの
クリックピン46が納められ、クリックピン46は第2
クリックバネ45の付勢力によって第2クリック溝43
dと係合する。
れたシュー挿入部材41は、脚部ケースの胴体部43c
に挿入され、回転板44の取付けによって抜け止めされ
る。回転板44の溝44aには、図11に示すように、
圧縮コイルバネである第2クリックバネ45と、二つの
クリックピン46が納められ、クリックピン46は第2
クリックバネ45の付勢力によって第2クリック溝43
dと係合する。
【0062】上記の状態に組み付けられた脚部113
(シュー挿入部材41)は、脚部ケース43の半円柱部
43a先端に形成された円盤部43fをボトムケースの
穴40cと嵌合させてボトムケース40内に納められ、
各半円柱部43a,43bを貫通する計4つの穴43e
にはボール49と圧縮バネである第1クリックバネが挿
入される。
(シュー挿入部材41)は、脚部ケース43の半円柱部
43a先端に形成された円盤部43fをボトムケースの
穴40cと嵌合させてボトムケース40内に納められ、
各半円柱部43a,43bを貫通する計4つの穴43e
にはボール49と圧縮バネである第1クリックバネが挿
入される。
【0063】脚部カバー50は、半円柱部50bの先端
に形成された円盤部50cがボトムケースの穴40dと
嵌合するように、脚部ケース43上をスライドさせなが
ら組み付けられ、ビスにて固定される。
に形成された円盤部50cがボトムケースの穴40dと
嵌合するように、脚部ケース43上をスライドさせなが
ら組み付けられ、ビスにて固定される。
【0064】脚部ケース43の半円筒部43b(43
a)と脚部カバー50の半円筒部50b(50a)は組
み合わされて、各部材の円盤部43f,50cとともに
同一軸上の円柱形状をなす。円盤部43f,50cとボ
トムケース40の穴40c,40dの回転嵌合によっ
て、脚部113は前述の第1の回動を提供する。また、
一体となったシュー挿入部材41と回転板44は、シュ
ー挿入部材41の嵌合面41cが脚部ケース43に、回
転板44の軸44bと脚部カバー50の嵌合穴50cが
それぞれ回転嵌合し、前述の第2の回動を提供する。
a)と脚部カバー50の半円筒部50b(50a)は組
み合わされて、各部材の円盤部43f,50cとともに
同一軸上の円柱形状をなす。円盤部43f,50cとボ
トムケース40の穴40c,40dの回転嵌合によっ
て、脚部113は前述の第1の回動を提供する。また、
一体となったシュー挿入部材41と回転板44は、シュ
ー挿入部材41の嵌合面41cが脚部ケース43に、回
転板44の軸44bと脚部カバー50の嵌合穴50cが
それぞれ回転嵌合し、前述の第2の回動を提供する。
【0065】第1および第2の回動に対して、以下にて
説明する、所定ピッチで回動を係止する為の第1および
第2のクリック機構が具備されている。
説明する、所定ピッチで回動を係止する為の第1および
第2のクリック機構が具備されている。
【0066】図11(a)は図11(b)中に示す脚部
ケース43の穴43e中心であるB−B断面であり、脚
部ユニット112を切断した断面を示す図であって、第
1のクリック機構を示している。他の3箇所の穴43e
の部分についても同様の構成となっており、計4箇所の
係合部が設けられている。脚部113はボトムケース4
0の第1クリック溝40bが形成された範囲内で回動可
能であり(規制方法は不図示)、第1クリックバネ48
の付勢力を受けるボール49と第1クリック溝40bと
の係合によって、係止ピッチP1ごとに係止される。
ケース43の穴43e中心であるB−B断面であり、脚
部ユニット112を切断した断面を示す図であって、第
1のクリック機構を示している。他の3箇所の穴43e
の部分についても同様の構成となっており、計4箇所の
係合部が設けられている。脚部113はボトムケース4
0の第1クリック溝40bが形成された範囲内で回動可
能であり(規制方法は不図示)、第1クリックバネ48
の付勢力を受けるボール49と第1クリック溝40bと
の係合によって、係止ピッチP1ごとに係止される。
【0067】図11(b)は脚部カバー50が取り付け
られていない状態の脚部113を見た平面図であり、二
つのクリックピン46による計2箇所の係合部を有する
第2のクリック機構を示している。回転板44は脚部ケ
ース43の第2クリック溝43dが形成された範囲内で
回動可能であり(規制方法は不図示)、第2クリックバ
ネ46の付勢力を受ける二つのクリックピン46の先端
と、第2クリック溝43dの係合によって、係止ピッチ
P2ごとに係止される。
られていない状態の脚部113を見た平面図であり、二
つのクリックピン46による計2箇所の係合部を有する
第2のクリック機構を示している。回転板44は脚部ケ
ース43の第2クリック溝43dが形成された範囲内で
回動可能であり(規制方法は不図示)、第2クリックバ
ネ46の付勢力を受ける二つのクリックピン46の先端
と、第2クリック溝43dの係合によって、係止ピッチ
P2ごとに係止される。
【0068】第1の回動は前述のように頻繁に用いる被
写体距離に応じたフラッシュ光の光軸調整用であり、極
力細かな調整が可能なように係止ピッチP1は第2の回
動の係止ピッチP2より小く設定されている。そして、
溝間の山の強度を確保するために、クリック溝の傾斜角
度A1は第2クリック溝の斜面角度A2より緩く設定さ
れ、ボール49の掛かり量h1は第2クリック機構にお
けるクリックピン46の掛かり量h2に対して極端に小
さい。従って、倍の数の係合部が設けられているもの
の、第1のクリック機構の係止力すなわちクリックトル
クは、第2のクリック機構のそれよりも小さい。
写体距離に応じたフラッシュ光の光軸調整用であり、極
力細かな調整が可能なように係止ピッチP1は第2の回
動の係止ピッチP2より小く設定されている。そして、
溝間の山の強度を確保するために、クリック溝の傾斜角
度A1は第2クリック溝の斜面角度A2より緩く設定さ
れ、ボール49の掛かり量h1は第2クリック機構にお
けるクリックピン46の掛かり量h2に対して極端に小
さい。従って、倍の数の係合部が設けられているもの
の、第1のクリック機構の係止力すなわちクリックトル
クは、第2のクリック機構のそれよりも小さい。
【0069】最後に、装着装置104の構造ついて簡単
に説明する。
に説明する。
【0070】図12は装着装置104の構成を示した分
解斜視図である。リアケース61の上部に突出するクラ
ンク軸61eには、フック解除釦62が被せられたクラ
ンク63が回動可能に取り付けられ、4つのボス61a
〜61dには一対のフック64と該フック64とほぼ対
称形の一対のフック65が回動可能に取り付けられる。
隣り合うフック64とフック65の間にはトーションバ
ネ48が掛けられ、フック64,65の係止爪64a,
65aをリング内周側へと付勢する。
解斜視図である。リアケース61の上部に突出するクラ
ンク軸61eには、フック解除釦62が被せられたクラ
ンク63が回動可能に取り付けられ、4つのボス61a
〜61dには一対のフック64と該フック64とほぼ対
称形の一対のフック65が回動可能に取り付けられる。
隣り合うフック64とフック65の間にはトーションバ
ネ48が掛けられ、フック64,65の係止爪64a,
65aをリング内周側へと付勢する。
【0071】解除リング69はフック64,65に重な
るように取り付けられ、解除リング69の係合穴69a
にクランク63の係合ピン63aが係合する。フック解
除釦42の押圧操作によってクランク軸61e回りに旋
回するクランク63は、係合ピン63aにより解除リン
グ69をリング中心まわりに回動させる。解除リング6
9にはフック64,65に形成された突起64b,65
bと係合可能な不図示のカムが形成されており、解除リ
ング69の回動動作によってこのカムが各フック64,
65に作用して、トーションバネ68の付勢力に抗し係
止爪64a,65bをリング内周より退避させる。
るように取り付けられ、解除リング69の係合穴69a
にクランク63の係合ピン63aが係合する。フック解
除釦42の押圧操作によってクランク軸61e回りに旋
回するクランク63は、係合ピン63aにより解除リン
グ69をリング中心まわりに回動させる。解除リング6
9にはフック64,65に形成された突起64b,65
bと係合可能な不図示のカムが形成されており、解除リ
ング69の回動動作によってこのカムが各フック64,
65に作用して、トーションバネ68の付勢力に抗し係
止爪64a,65bをリング内周より退避させる。
【0072】解除リング69の上からはバヨネットリン
グ70がリアケース61に固定され、係止フック64,
65、トーションバネ68および解除リング49の保持
し、その上からフロントケース71が被せられる。
グ70がリアケース61に固定され、係止フック64,
65、トーションバネ68および解除リング49の保持
し、その上からフロントケース71が被せられる。
【0073】台座部106,107は台座ケース72と
台座カバー75で構成され、内部には爪部74aを有す
るラチェット爪74および保持板77が納められ、間に
挟み込まれた付勢バネ76によって互いに外側へ付勢さ
れている。ラチェット爪74の爪部74aは前記の付勢
力をもってリアケース61に形成されたラチェット61
fと係合し、台座部106,107の位置を保持する。
台座カバー75で構成され、内部には爪部74aを有す
るラチェット爪74および保持板77が納められ、間に
挟み込まれた付勢バネ76によって互いに外側へ付勢さ
れている。ラチェット爪74の爪部74aは前記の付勢
力をもってリアケース61に形成されたラチェット61
fと係合し、台座部106,107の位置を保持する。
【0074】保持板77に一体形成される係止爪77a
は、シュー部106,107に挿入される発光部のシュ
ー挿入部材41の係合穴41aに付勢バネ76の付勢力
をもって入り込み、発光部102,103を係止する。
係止状態の解除は保持板77を一体形成された操作レバ
ー77bにて回動させて行う。
は、シュー部106,107に挿入される発光部のシュ
ー挿入部材41の係合穴41aに付勢バネ76の付勢力
をもって入り込み、発光部102,103を係止する。
係止状態の解除は保持板77を一体形成された操作レバ
ー77bにて回動させて行う。
【0075】一対の解除釦73はラチェット爪74の係
合を解除するための操作部材であり、押圧することによ
って一体形成されたテーパー面73aがラチェット爪1
5の当接面74bに作用し、ラチェット爪74の係合状
態を解除するよう動作させる。解除釦73の間に掛けら
れる釦バネ78は解除釦73を待機位置に復帰させるも
のである。
合を解除するための操作部材であり、押圧することによ
って一体形成されたテーパー面73aがラチェット爪1
5の当接面74bに作用し、ラチェット爪74の係合状
態を解除するよう動作させる。解除釦73の間に掛けら
れる釦バネ78は解除釦73を待機位置に復帰させるも
のである。
【0076】以上が本発明の実施の形態に係る接写用ス
トロボの機械的構成の説明である。
トロボの機械的構成の説明である。
【0077】図1等から明らかなように、連結コード1
6は、発光部102,103を構成する筐体に対して、
第1の回動軸iを構成する脚部113と隣接する位置
で、第1の回動軸iの方向とその軸方向が平行となるよ
うに取り付けられる。これは以下を理由とする。
6は、発光部102,103を構成する筐体に対して、
第1の回動軸iを構成する脚部113と隣接する位置
で、第1の回動軸iの方向とその軸方向が平行となるよ
うに取り付けられる。これは以下を理由とする。
【0078】例えば図13に示すように、発光部10
2,103を全長の長いレンズ302”の先端に縦方向
に配置されるように取り付けた場合、連結コード16の
カール部16aが引き伸ばされ、発光部103は連結コ
ード16のテンションによって引っ張られる格好とな
る。すると、連結コード16のテンションによって第1
の回動軸iに加わるモーメントが第1のクリック機構の
係止力(クリックトルク)に打ち勝つと、発光部103
は不用意に回動してしまう。従って、図13に示す状態
にかかわらず、通常の使用状態において連結コード16
の影響で発光部102,103が不用意に回動しないよ
うに、連結コード16の取付位置と第1の回動軸iとの
距離L1を極力短くして(隣接させて取り付け)、第1
の回動軸iまわりに加わるモーメントを小さくしてい
る。
2,103を全長の長いレンズ302”の先端に縦方向
に配置されるように取り付けた場合、連結コード16の
カール部16aが引き伸ばされ、発光部103は連結コ
ード16のテンションによって引っ張られる格好とな
る。すると、連結コード16のテンションによって第1
の回動軸iに加わるモーメントが第1のクリック機構の
係止力(クリックトルク)に打ち勝つと、発光部103
は不用意に回動してしまう。従って、図13に示す状態
にかかわらず、通常の使用状態において連結コード16
の影響で発光部102,103が不用意に回動しないよ
うに、連結コード16の取付位置と第1の回動軸iとの
距離L1を極力短くして(隣接させて取り付け)、第1
の回動軸iまわりに加わるモーメントを小さくしてい
る。
【0079】これに対して、連結コード16によって第
2の回動軸jまわりに加わるモーメントを考えると、短
く見積もってもブッシュ16cの頂点位置となる距離L
2(図1参照)において連結コードのテンションがかか
ると考えられるので、第1の回動軸iまわりよりも大き
なモーメントを生ずる。そこで前述の通り、第2のクリ
ック機構には第1のクリック機構より大きな係止力(保
持力)をもたせている。
2の回動軸jまわりに加わるモーメントを考えると、短
く見積もってもブッシュ16cの頂点位置となる距離L
2(図1参照)において連結コードのテンションがかか
ると考えられるので、第1の回動軸iまわりよりも大き
なモーメントを生ずる。そこで前述の通り、第2のクリ
ック機構には第1のクリック機構より大きな係止力(保
持力)をもたせている。
【0080】細かく角度調節可能とし、かつ頻繁に用ら
れる発光部の第1の回動に対しては、クリック機構の耐
久性などを考慮して弱めの係止力を設定せざるを得ない
ので、連結コード16は第1の回動軸iに平行に取り付
けることを優先させている。
れる発光部の第1の回動に対しては、クリック機構の耐
久性などを考慮して弱めの係止力を設定せざるを得ない
ので、連結コード16は第1の回動軸iに平行に取り付
けることを優先させている。
【0081】また他の利点として、図4に示すように発
光部102,103を短いレンズ302´に水平に取り
付けた場合、発光部103はカメラ本体のグリップ30
1bを掌握する使用者の手303に近接するが、連結コ
ード16は発光部の上方に取り付けられた状態となるた
め、使用者の手と干渉することがなく、図3に示す通
り、カメラのレリーズ釦301cの操作の邪魔にもなら
ない。加えて、前記L2で示すブッシュ16cの頂点位
置は第1の回動軸iにかかるモーメントに影響を与えな
いので、第2の空間111bの部分の発光部筐体のL2
方向の幅を、第2のクリック機構の係止力が許す限り広
げることが可能であり、その結果、第2の空間内での連
結コード16の心線群の処理が容易に出来る。
光部102,103を短いレンズ302´に水平に取り
付けた場合、発光部103はカメラ本体のグリップ30
1bを掌握する使用者の手303に近接するが、連結コ
ード16は発光部の上方に取り付けられた状態となるた
め、使用者の手と干渉することがなく、図3に示す通
り、カメラのレリーズ釦301cの操作の邪魔にもなら
ない。加えて、前記L2で示すブッシュ16cの頂点位
置は第1の回動軸iにかかるモーメントに影響を与えな
いので、第2の空間111bの部分の発光部筐体のL2
方向の幅を、第2のクリック機構の係止力が許す限り広
げることが可能であり、その結果、第2の空間内での連
結コード16の心線群の処理が容易に出来る。
【0082】なお、連結コード16が取り付けられる発
光部筐体内の第2の空間111bは、メイン基板1が斜
設されていることにより脚部113に向かって広がるよ
うに形成されており、連結コード16を第1の回動軸i
に極力隣接させることが可能となっている。
光部筐体内の第2の空間111bは、メイン基板1が斜
設されていることにより脚部113に向かって広がるよ
うに形成されており、連結コード16を第1の回動軸i
に極力隣接させることが可能となっている。
【0083】図7の断面図に示すように、ストロボシス
テムが必要とする回路構成として多数の部品が実装さ
れ、大型化したメイン基板1は、断面が略矩形をなす発
光部本体ユニット111の筐体を二つの空間に区切るよ
うに斜めに配置され、発光部を大型化させない最適なレ
イアウトとなっている。
テムが必要とする回路構成として多数の部品が実装さ
れ、大型化したメイン基板1は、断面が略矩形をなす発
光部本体ユニット111の筐体を二つの空間に区切るよ
うに斜めに配置され、発光部を大型化させない最適なレ
イアウトとなっている。
【0084】図4に示すように、この接写用ストロボを
短いレンズ302’に装着した場合には、発光部103
の後面103aがカメラ本体のグリップ301bを把握
する使用者の手303に近接する。もしもメイン基板1
をストロボ光の光軸方向と平行(即ち、図4の発光部1
03においてレンズ光軸方向と平行)にレイアウトした
場合には、発光部103の筐体が後方に伸びるように大
型し、使用者はグリップ301bを掴めなくなってしま
う。メイン基板1をストロボ光の光軸と垂直な方向にレ
イアウトする方法も考えられるが、その場合、発光部1
02,103は外側(レンズ光軸方向より遠ざかる方
向)へと大型し、野外等の撮影の際に障害物に接触し易
くなるなど不具合が生ずる。
短いレンズ302’に装着した場合には、発光部103
の後面103aがカメラ本体のグリップ301bを把握
する使用者の手303に近接する。もしもメイン基板1
をストロボ光の光軸方向と平行(即ち、図4の発光部1
03においてレンズ光軸方向と平行)にレイアウトした
場合には、発光部103の筐体が後方に伸びるように大
型し、使用者はグリップ301bを掴めなくなってしま
う。メイン基板1をストロボ光の光軸と垂直な方向にレ
イアウトする方法も考えられるが、その場合、発光部1
02,103は外側(レンズ光軸方向より遠ざかる方
向)へと大型し、野外等の撮影の際に障害物に接触し易
くなるなど不具合が生ずる。
【0085】そこで、本実施の形態では、断面形状が、
発光パネル11の平面を一辺としておよそ矩形状をした
筐体内を、大型化するメイン基板1によって二つの空間
(111a,111b)に分割するように斜設すること
によって、発光部の筐体が上記のいずれの方向へも極端
に大きくならないようにしている。
発光パネル11の平面を一辺としておよそ矩形状をした
筐体内を、大型化するメイン基板1によって二つの空間
(111a,111b)に分割するように斜設すること
によって、発光部の筐体が上記のいずれの方向へも極端
に大きくならないようにしている。
【0086】そして、一方の第1の空間111aに、リ
フレクター8,18および前記トリガー回路等を含む実
装部品(回路群)のほとんどを配置し、他方の第2の空
間111bには、連結コード16を取り付けるように構
成することで、発光部内のスペースを有効に利用してい
る。よって、発光部を極端に大型化させることなく、高
性能な接写ストロボを提供することが可能となる。
フレクター8,18および前記トリガー回路等を含む実
装部品(回路群)のほとんどを配置し、他方の第2の空
間111bには、連結コード16を取り付けるように構
成することで、発光部内のスペースを有効に利用してい
る。よって、発光部を極端に大型化させることなく、高
性能な接写ストロボを提供することが可能となる。
【0087】また、第2の空間111bに対して連結コ
ード16の取り付けと配線処理に不都合がでない必要最
小限の広さを確保した上で、発光部筐体の後面103a
を、図4や図7等に示すように斜設するメイン基板1に
沿うようになだらかな斜面状に形成することで、グリッ
プ301bを掌握する使用者の手303との干渉を回避
している。
ード16の取り付けと配線処理に不都合がでない必要最
小限の広さを確保した上で、発光部筐体の後面103a
を、図4や図7等に示すように斜設するメイン基板1に
沿うようになだらかな斜面状に形成することで、グリッ
プ301bを掌握する使用者の手303との干渉を回避
している。
【0088】さらには、第1の空間111aには、メイ
ン基板1が大きすぎるためにキセノン管7を内包するリ
フレクター8を配置してもデッドスペースとなる領域が
生じるので、該デットスペースとなる、前記リフレクタ
ー8の隣の空間に、図7に示すようにフォーカシングラ
ンプ19を内包するランプリフレクター18を配置して
いるので、効率的な配置となった。
ン基板1が大きすぎるためにキセノン管7を内包するリ
フレクター8を配置してもデッドスペースとなる領域が
生じるので、該デットスペースとなる、前記リフレクタ
ー8の隣の空間に、図7に示すようにフォーカシングラ
ンプ19を内包するランプリフレクター18を配置して
いるので、効率的な配置となった。
【0089】(変形例)上記実施の形態において、発光
部102,103には揺動可能で装着装置104に着脱
される脚部113が設けられているが、本発明を採用す
るにあたっては、発光部は揺動可能でなくても良く、装
着装置104に固定されたものであっても構わない。
部102,103には揺動可能で装着装置104に着脱
される脚部113が設けられているが、本発明を採用す
るにあたっては、発光部は揺動可能でなくても良く、装
着装置104に固定されたものであっても構わない。
【0090】また、図7に示すように、発光部102,
103が装着装置104に取り付られた状態において、
メイン基板1は内側(レンズ中心側)から外側へ向かっ
て筐体の後方へと倒れるように斜設され、内側より順番
にリフレクター8とランプリフレクター18を配置して
いるが、本発明を採用するにあたっては、リフレクター
8とランプリフレクターの順番は逆でも良く、さらには
メイン基板1の傾きが逆であっても構わない。
103が装着装置104に取り付られた状態において、
メイン基板1は内側(レンズ中心側)から外側へ向かっ
て筐体の後方へと倒れるように斜設され、内側より順番
にリフレクター8とランプリフレクター18を配置して
いるが、本発明を採用するにあたっては、リフレクター
8とランプリフレクターの順番は逆でも良く、さらには
メイン基板1の傾きが逆であっても構わない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、極力発光部が大型化しない回路基板のレイ
アウトを実現することができる接写用ストロボを提供で
きるものである。
明によれば、極力発光部が大型化しない回路基板のレイ
アウトを実現することができる接写用ストロボを提供で
きるものである。
【0092】また、請求項2に記載の発明によれば、発
光部を大型化することなく、該発光部内にストロボ光以
外の照明光を照射する照明手段を配置することができる
接写用ストロボを提供できるものである。
光部を大型化することなく、該発光部内にストロボ光以
外の照明光を照射する照明手段を配置することができる
接写用ストロボを提供できるものである。
【図1】本発明の実施の一形態に係る接写ストロボの構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る接写ストロボのう
ち発光部および装着装置を主に示した斜視図である。
ち発光部および装着装置を主に示した斜視図である。
【図3】一眼レフカメラのレンズに装着された本発明の
実施の一形態に係る接写用ストロボを示す側面図であ
る。
実施の一形態に係る接写用ストロボを示す側面図であ
る。
【図4】一眼レフカメラのレンズに装着された本発明の
実施の一形態に係る接写用ストロボを示す上面図であ
る。
実施の一形態に係る接写用ストロボを示す上面図であ
る。
【図5】本発明の実施の一形態に係る接写ストロボの回
路構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る発光部のユニット
構成を示す分解斜視図である。
構成を示す分解斜視図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る発光部の内部構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る発光部本体ユニッ
トの構成を示す分解斜視図である。
トの構成を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の実施の一形態に係る積分センサユニッ
トの構成を示す分解斜視図である。
トの構成を示す分解斜視図である。
【図10】本発明の実施の一形態に係る脚部ユニットの
構成を示す分解斜視図である。
構成を示す分解斜視図である。
【図11】本発明の実施の一形態に係る第1と第2のク
リック機構の構造を示す断面および平面を示す図であ
る。
リック機構の構造を示す断面および平面を示す図であ
る。
【図12】本発明の実施の一形態に係る装着装置の構成
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
1 メイン基板
2 ミドルケース
2b 斜面部
3 インナーカバー
8 リフレクター
7 キセノン管
12 FPセンサ
16 連結コード
16c ブッシュ
18 ランプリフレクター
19 フォーカシングランプ
25 積分センサユニット
34 積分センサ
40 ボトムケース
40b 第1クリック溝
41 シュー挿入部材
43 脚部ケース
43d 第2クリック溝
44 回転板
45 第2クリックバネ
46 クリックピン
48 第1クリックバネ
49 ボール
101 制御部
102,103 発光部
104 装着装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03B 15/03 G03B 15/03 C
P
Q
R
17/56 17/56 E
Claims (2)
- 【請求項1】 ストロボを制御する制御手段を内蔵し、
カメラに装着される制御部と、断面形状が、透光性を有
する略平面状の発光パネルが配置される面を一辺として
およそ矩形状をしており、装着装置を用いてカメラに装
着される発光部と、前記制御部と前記発光部を電気的に
接続する連結コードにより構成される接写用ストロボで
あって、 前記発光部には、前記発光パネルの内側にキセノン管を
内包するリフレクターや前記制御手段によって制御され
る前記キセノン管にトリガー電圧を与えるトリガー回路
を含む回路が実装可能であり、さらには前記連結コード
の複数の心線を接続可能とする大きさの面を有する回路
基板が内蔵されており、 前記回路基板は、前記発光部のおよそ矩形状をした筐体
内に、該筐体内を二つの空間に分割するように前記発光
パネルの平面に対して角度を持って斜設され、前記二つ
の空間のうち、前記発光パネルに面する一方の第1の空
間は、前記リフレクターや前記回路を実装する空間とし
て用いられ、他方の第2の空間は、前記連結コードを取
り付け、複数の心線を処理する空間として用いられるこ
とを特徴とする接写用ストロボ。 - 【請求項2】 前記筐体内に斜設した状態における前記
回路基板の、前記発光パネルと平行な方向の長さは、前
記発光パネルの長さよりも長くなっており、該発光パネ
ルの長さよりも長いことにより前記第1の空間に形成さ
れる余った領域に、前記リフレクターとは別の照明光を
発する照明手段を配置したことを特徴とする請求項1に
記載の接写用ストロボ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284228A JP2003091039A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 接写用ストロボ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284228A JP2003091039A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 接写用ストロボ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003091039A true JP2003091039A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19107585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001284228A Pending JP2003091039A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 接写用ストロボ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003091039A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006308817A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Sigma Corp | フラッシュシステム |
JP2015092230A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-05-14 | キヤノン株式会社 | 静電気からの保護機能を有する発光装置及び撮像装置 |
JP2018120093A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | キヤノン株式会社 | 照明装置および撮像システム |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284228A patent/JP2003091039A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006308817A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Sigma Corp | フラッシュシステム |
JP2015092230A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-05-14 | キヤノン株式会社 | 静電気からの保護機能を有する発光装置及び撮像装置 |
JP2018120093A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | キヤノン株式会社 | 照明装置および撮像システム |
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