JP2003090591A - 室内に開口した空気吸込口構造 - Google Patents

室内に開口した空気吸込口構造

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JP2003090591A
JP2003090591A JP2001287796A JP2001287796A JP2003090591A JP 2003090591 A JP2003090591 A JP 2003090591A JP 2001287796 A JP2001287796 A JP 2001287796A JP 2001287796 A JP2001287796 A JP 2001287796A JP 2003090591 A JP2003090591 A JP 2003090591A
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JP2001287796A
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Wataru Shimizu
亘 清水
Yoshimitsu Iwama
良光 岩間
Shigeki Okamoto
繁己 岡本
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気吸込口の施工を簡単にし、吸込口内部の
清掃を容易にする。 【解決手段】 室内側に開口した空気吸込口に固定した
固定枠体1と、固定枠体に着脱可能に固定される可動グ
リル2とからなり、前記固定枠体を、建物に形成された
開口部5を縁取る第一の枠11と、この枠から前記開口
部内に延びる第一の短管12とから構成し、前記可動グ
リルを、前記第一の枠に密接する第二の枠21と、第二
の枠から前記第一の短管内に延びて空気の流路を形成す
る第二の短管22と、第二の短管における室内側に設け
られて空気が通過するスリットを形成する複数の羽24
と、第二の短管に設けられて流路を通過する空気を濾過
するフィルタ25と、第二の短管に設けられて空気の流
路を開閉するシャッター26とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、クリーンルーム等の
室内に開口した空気吸込口に固定される固定枠体と、こ
れに着脱可能に固定される可動グリルとから構成される
空気吸込口構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の空気吸込口の構造は、短
管ダクトにシャッター及び吸込口フェイス枠の取付用ピ
ースを付けておき、この短管ダクトを室内に開口した空
気吸込口に固定したうえ、短管ダクトと建物側との間に
シールを施した後、前記取付用ピースに吸込口フェイ
ス,シャッター,フィルターを取付けることが行われて
いた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術によれば、納まりが複雑なことが原因して、空
気のリークを抑えるためにシールを施す箇所が多いため
施工が複雑になるという不具合があった。また空気吸込
口やその内部の清掃には短管ダクトを取り外す必要があ
るためにシール部分を切断することが行われる。このた
め短管ダクトの再取付時に再度シールを施す手間が必要
になるという不具合もある。さらに、吸込口近くの床の
水洗い清掃時に吸込口内部に水が入ると、この水を排除
するためには吸込口内部の前記清掃と同様の手間が必要
になり、この手間を省略すると水の排除が困難であると
いう不具合もある。 【0004】そこで、この発明の目的は、空気吸込口の
施工を簡単にすることにあり、またこの発明の目的は、
空気吸込口やその内部の清掃時にシールの切断や再シー
ルの必要がなく容易に清掃できるようにすることにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明の室内に開口し
た空気吸込口構造は、建物の室内側に開口した空気吸込
口に固定される固定枠体と、前記固定枠体に着脱可能に
固定される可動グリルとからなる。前記固定枠体は、建
物に形成された開口部を縁取る第一の枠と、この枠から
前記開口部内に延びる第一の短管とから構成され、ま
た、前記可動グリルは、前記第一の枠に密接する第二の
枠と、第二の枠から前記第一の短管内に延びて空気の流
路を形成する第二の短管と、第二の短管における室内側
に設けられて空気が通過するスリットを形成する複数の
羽と、第二の短管に設けられて流路を通過する空気を濾
過するフィルタと、第二の短管に設けられて空気の流路
を開閉するシャッターとから構成される。したがって、
可動グリルを構成する第二の枠と第二の短管とスリット
を形成する複数の羽とフィルタとシャッターは第一の枠
に対して一体に着脱可能になっている。 【0006】 【発明の実施の形態】図1,2に示す実施の形態はクリ
ーンルームの壁からクリーンルーム内に開口して、同ク
リーンルーム内の空気を吸い込んで循環させ或いは排気
させるための空気吸込口構造であり、固定枠体1と、前
記固定枠体1に着脱可能に固定される可動グリル2とか
らなる。前記固定枠体1は、建物の壁3に室内(クリー
ンルーム内)4側に向けて開口している開口部5に固定
される。この開口部5が室内4からの空気吸込口となっ
ている。 【0007】壁3は開口部5の裏側に開口部5に沿って
固定された補強材31によって補強されており、その開
口部5には壁3の裏側からダクト6が連続していて、そ
のダクト6の開口端の内側に前記固定枠体1が固定され
る。固定枠体1は、前記開口部5を縁取る第一の枠11
と、この枠11から前記開口部5内のダクト開口端の内
面に沿う第一の短管12とから構成されている。第一の
枠11と第一の短管12とは同一の材料により一体に成
形されたものでもよいし、別体のものを溶接してなるも
のであってもよい。 【0008】かかる固定枠体1の第一の短管12が取付
ビス13によって前記補強材31に固定され、以て固定
枠体1が壁3の開口部5に固定されている。前記取付ビ
ス13の頭の周囲と第一の短管12との間はシール剤1
4によりシールされ、また第一の枠11の外側の縁と壁
3との間もシール剤15によりシールされている。この
シール剤15により壁3の開口部5と固定枠体1との間
における空気のリークを防止している。さらに、第一の
短管12の内部には第一の枠11に近い位置にステー1
6が突設されていて、これにはボルト穴16aが開設さ
れている。 【0009】また、前記可動グリル2は、前記第一の枠
11に密接する第二の枠21と、第二の枠21から前記
第一の短管12内に延びて内側に空気の流路を形成する
第二の短管22と、第二の短管22における室内4側に
設けられて空気が通過するスリット23を形成する複数
の羽24と、第二の短管22に設けられて流路を通過す
る空気を濾過するフィルタ25と、第二の短管22に設
けられて空気の流路を開閉するシャッター26とから構
成される。 【0010】この実施形態では、第二の短管22は前記
第一の短管12の内側に入る寸法を有し、フィルタ25
は濾材の周囲を金属フレームで囲んでいて全体が板状を
なし、第二の短管22により形成される空気の流路を通
過する空気を濾過するようになっている。そして、第二
の短管22を形成する左右の縦板と底板には第二の短管
22の内側に凹状のレール27が設けられ、且つ天板に
はスリット28が形成されて、フィルタ25がこのスリ
ット28から第二の短管22の内部に出し入れ可能に構
成されている。この出し入れは前記左右の縦板のレール
27に案内され、またフィルタ25は第二の短管22内
で両縦板及び底板の各レール27に支持されることにな
る。 【0011】第二の短管22の最も奥側にはシャッター
26が配置される。このシャッターは第二の短管22の
天板と底板との間に架設された複数の相互に平行な回転
軸と、これらに固定された長板とからなり、回転軸の回
転により複数の長板が前記流路を開閉するようになって
いる。各回転軸は図示しないリンク機構により同期して
同一角度の回転をするようになっているから、フィルタ
25とシャッター26との位置を前後逆転させて、シャ
ッター26をスリット23の近くに配置し、その奥にフ
ィルタ25を配置すると、スリット23から手を入れて
シャッター26の開閉を操作することができる。 【0012】かかる可動グリル2は、第二の短管22を
固定枠体1の第一の短管12に挿入し且つ第二の枠21
を第一の枠11の内側に密接させたうえ、第二の枠21
に前面から貫通して取り付けられるローレットビス29
を、固定枠体1のステー16のボルト穴16aに螺合す
ることにより固定枠体1に固定することができ、しかも
固定枠体1と可動グリル2との間にはシール剤の施工は
不要となっている。そしてローレットビス29の螺合を
開放することにより可動グリル2を固定枠体1から取り
外すことができ、このとき両者間にはシール剤は存在し
ないからシール剤を切断する必要もない。したがって、
ローレットビス29の操作と可動グリル2の抜き差しだ
けで、可動グリル2を固定枠体1に対して着脱すること
ができる。なお、第一の枠11と第二の枠21との間の
密接状態を確実にするために、これらのいずれかに固定
することにより、両者間に弾性体からなるパッキンを介
在させることもできる。 【0013】また壁3の開口部5に対して固定枠体1を
固定しておき、この固定枠体1に可動グリル2を着脱可
能に固定するため納まりが簡単になるから、空気のリー
クを抑えるためにシールを施す箇所を少なくすることが
でき、したがって施工が簡単になる。しかも可動グリル
2は前記のように着脱可能であるから可動グリル2を固
定枠体1から取り外すことにより奥側の塵埃や跳ね水の
除去が容易になる。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、空気吸込口の施工を簡単にすることができるととも
に、空気吸込口やその内部の清掃時にシールの切断や再
シールの手間をなくすことができ、さらに吸込口付近の
床の水洗い時に水が浸入してもこれの排除が容易になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施形態の分解斜視図。 【図2】実施形態の縦断面図。 【符号の説明】 1 固定枠体 2 可動グリル 3 壁 4 室内 5 開口部 6 ダクト 11 第一の枠 12 第一の短管 21 第二の枠 22 第二の短管 23 スリット 24 羽 25 フィルタ 26 シャッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 繁己 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 Fターム(参考) 3L080 AA05 AA06 AB03 AC03 AE04 AE05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物の室内側に開口した空気吸込口に固
    定される固定枠体と、前記固定枠体に着脱可能に固定さ
    れる可動グリルとからなり、前記固定枠体を、建物に形
    成された開口部を縁取る第一の枠と、この枠から前記開
    口部内に延びる第一の短管とから構成するとともに、前
    記可動グリルを、前記第一の枠に密接する第二の枠と、
    第二の枠から前記第一の短管内に延びて空気の流路を形
    成する第二の短管と、第二の短管における室内側に設け
    られて空気が通過するスリットを形成する複数の羽と、
    第二の短管に設けられて流路を通過する空気を濾過する
    フィルタと、第二の短管に設けられて空気の流路を開閉
    するシャッターとから構成したことを特徴とする室内に
    開口した空気吸込口構造。
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