JP2003090390A - チェーンシール用パッキン - Google Patents

チェーンシール用パッキン

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JP2003090390A
JP2003090390A JP2001287158A JP2001287158A JP2003090390A JP 2003090390 A JP2003090390 A JP 2003090390A JP 2001287158 A JP2001287158 A JP 2001287158A JP 2001287158 A JP2001287158 A JP 2001287158A JP 2003090390 A JP2003090390 A JP 2003090390A
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packing
chain
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Akihiro Nakao
彰寛 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーンにおけるピンリンクプレートおよび
ローラリンクプレート間に挟持され、ピンおよびブッシ
ュ間のグリースをシールするパッキン1において、装着
状態におけるパッキン1の圧縮荷重を低減させ、もって
チェーンおよびパッキン1の摺動抵抗を低減させてチェ
ーンの動力損失を低減させるとともに、グリースに対し
て優れたシール性を発揮するパッキン1を提供する。 【解決手段】 両プレート間に配置されるスクイーズ状
のパッキン本体2と、その内径部に一体成形されたリッ
プ部3とを有している。リップ部3は軸方向一対のシー
ルリップ4,5を有し、シールリップ4,5は径方向内
方に向けて断面ハの字状に広がるように形成され、シー
ルリップ4,5間におけるパッキン1の内径面6は凹部
状に形成されている。またリップ部3の軸方向幅w
りもパッキン本体2の軸方向幅wの方が小さく形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝動装置の一種で
あるチェーンに使用されるチェーンシール用パッキンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5および図6に示す伝動チ
ェーン21が知られており、以下のように構成されてい
る。
【0003】すなわち先ず、2枚のピンリンクプレート
23を2本のピン24により結合してピンリンク22が
設けられており、一方、2枚のローラリンクプレート2
6を2本のブッシュ27により結合するとともにブッシ
ュ27の外周にローラ28を回転自在に嵌合してローラ
リンク25が設けられている。このピンリンク22およ
びローラリンク25は、前者のピン24を後者のブッシ
ュ27の内周に回転自在に挿入することによって多数が
交互に連結され、無端状に構成される。また、ピン24
およびブッシュ27は作動時に互いに摺動するため、両
者24,27の摺動部を潤滑するグリース29が両者2
4,27間の隙間に充填されており、このグリース29
の漏出を防止するため、ピンリンクプレート23および
ローラリンクプレート26間にチェーンシール用パッキ
ン30が介装されている。
【0004】しかしながら、従来は、このチェーンシー
ル用パッキン30として、図7に示すようなシールリッ
プを持たないOリング等のスクイーズ状パッキンが使用
されているために、装着状態におけるパッキン30の圧
縮荷重が大きく、よってリンクプレート23,26およ
びパッキン30の摺動抵抗が大きく、よってチェーン2
1の動力損失が大きいという不都合がある。
【0005】また、パッキン30の圧縮荷重が大きい
と、上記したようにリンクプレート23,26およびパ
ッキン30の摺動抵抗が大きく、よってパッキン30が
摺動摩耗し易いために、そのシール性が低下し易い。パ
ッキン30のシール性が低下すると、グリース29が漏
出して潤滑不足を来たし、よってピン24またはブッシ
ュ27が摺動摩耗してチェーン21に伸びが発生するこ
とがある。
【0006】尚、上記Oリング等のスクイーズパッキン
に代えて、図8に示すように圧縮荷重の比較的小さな断
面X字形のXリングを用いることが考えられるが、この
種の用途に用いられるパッキン30には、グリース29
をシールする外に、ピンリンクプレート23およびロー
ラリンクプレート26間の隙間を保持するという役割が
あり、この役割からしてXリングでは隙間の変動が大と
なり、摩耗の促進が起こり、適当でない。
【0007】また、従来、図9または図10に示すよう
に、パッキン41の軸方向両端面にそれぞれ複数(図9
では3箇所、図10では2箇所)の頂部42,43,4
4を設けて内径側のコブ状部45,46と外径側のリッ
プ部47とを一体成形するとともに、前者のコブ状部4
5,46の軸方向幅w,wよりも後者のリップ部4
7の軸方向幅wの方を大きく形成することにより各頂
部42,43,44に略均等に圧力が作用するようにし
たパッキン41が提案されているが、この従来技術によ
ると、外径側のリップ部47がグリースの存在する径方
向内方ではなく反対向きの径方向外方に向けて断面ハの
字状に広がるように形成されているために、径方向内方
からグリース圧力が作用するとリップ部47がリンクプ
レートから離れてしまい、よってグリースに対するシー
ル性が余り良くない不都合がある(実公昭55−391
64号公報参照)。
【0008】また、図11に示すように、パッキン51
の軸方向両端面にそれぞれ環状の押圧部52を設けて上
記コブ状部に相当するスクイーズ状のパッキン本体53
を形成し、押圧部52の内径側に第一の凹部54を設け
るとともにパッキン51の内径面に第二の凹部55を設
けてパッキン本体53の内径側にリップ部56を形成す
るようにしたパッキン51が提案されているが、この従
来技術によると、前者のパッキン本体53の軸方向幅w
の方が後者のリップ部56の軸方向幅wよりも大き
く形成されているために、パッキン本体53による装着
時の圧縮荷重が大きく、よってチェーンの動力損失が大
きい点が改善されない不都合がある(実開平3−862
33号公報参照)。
【0009】更にまた、図12に示すように、パッキン
61の内径部に円弧面62を設けるとともに三箇所の頂
部63,64,65を設けてリップ部66を形成すると
ともに、その外径側にも二箇所の頂部67,68を備え
たリップ部69を形成するようにしたパッキン61が提
案されているが、この従来技術によると、前者の内径側
のリップ部66の軸方向幅wの方が後者の外径側のリ
ップ部69の軸方向幅wよりも大きく形成されるとと
もに、内径側のリップ部66において軸方向中央の第三
の頂部63の存在が軸方向両側の頂部64,65の弾性
変形を阻害することがあるために、この内径側のリップ
部66による装着時の圧縮荷重が大きく、やはりチェー
ンの動力損失が大きい点が改善されない不都合がある
(実公平6−2057号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、装着状態におけるパッキンの圧縮荷重を低減さ
せ、もってチェーンおよびパッキンの摺動抵抗を低減さ
せてチェーンにおける動力損失を低減させるとともに、
チェーンに封入するグリースに対して優れたシール性を
発揮することができるパッキンを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1のパッキンは、ピンリンクプレー
トおよびローラリンクプレート間に挟持され、ピンおよ
びブッシュ間に充填したグリースをシールするチェーン
シール用パッキンにおいて、前記両リンクプレート間に
配置されるスクイーズ状のパッキン本体と、前記パッキ
ン本体の内径部に一体成形されたリップ部とを有し、前
記リップ部は軸方向一対のシールリップを有し、前記一
対のシールリップは径方向内方に向けて断面ハの字状に
広がるように形成され、前記一対のシールリップ間にお
ける当該パッキンの内径面は凹部状に形成され、前記リ
ップ部の軸方向幅よりも前記パッキン本体の軸方向幅の
方が小さく形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明の請求項2によるパッキン
は、上記した請求項1のチェーンシール用パッキンにお
いて、装着状態におけるパッキン本体の圧縮率が10%
以下に設定されていることを特徴とするものである。
【0013】上記構成を備えた本発明の請求項1による
パッキンにおいては、その内径部に設けたリップ部にお
ける軸方向一対のシールリップ間の内径面が凹部状に形
成されているために、上記図12の従来技術における軸
方向中央の第三の頂部に相当するものが形成されておら
ず、よって軸方向両側のシールリップがその断面ハの字
の開角度を小さくするように弾性変形し易い構造を備え
ている。したがって、このリップ部の装着状態における
圧縮荷重を低減させることが可能となり、加えて、リッ
プ部の軸方向幅よりもパッキン本体の軸方向幅の方が小
さく形成されているために、パッキン本体の装着状態に
おける圧縮荷重もこれを低減させることが可能となる。
尚、このように圧縮荷重の低減作用を十分に確保するに
は、請求項2に記載したように、装着状態におけるパッ
キン本体の圧縮率を10%以下に設定するのが最も効果
的である。
【0014】また、上記構成のパッキンにおいては併せ
て、リップ部における軸方向一対のシールリップが径方
向内方に向けて断面ハの字状に広がるように形成されて
いるために、封入したグリースの圧力が上昇すると、こ
れに伴ってシールリップがリンクプレートに対して強く
押し付けられる。したがって、一種のセルフシール作用
を発揮し、よってグリースに対して十分なシール性を発
揮することが可能となる。
【0015】尚、本件出願には、以下の技術的事項が含
まれる。
【0016】すなわち、上記目的を達成するため、本件
出願が提案する一のパッキンは、内周側に内向きの凹状
のリップ形状を持ち、このリップの高さ寸法Hがリッ
プ部以外の高さ寸法Hに比べ、H>Hであるよう
なチェーンシール用パッキンである。
【0017】また、リップ部以外の高さ寸法Hの圧縮
率が最大でも10%以下となるチェーンシール用パッキ
ンである。
【0018】そして、このような構成によれば、封入し
ているグリースの圧力上昇とともにリップは開こうとす
る力が働くため、グリースのシール性については、従来
のスクイーズ断面タイプと変わることは無く、過度の圧
縮荷重(反力)が無い分、耐久でのシール性が向上す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にし
たがって説明する。
【0020】図1は、本発明の実施例に係るパッキン1
の半裁断面を示しており、その装着状態が図2に示され
ている。
【0021】当該実施例に係るパッキン1は、図2に示
すように、チェーンにおけるピンリンクプレート(外プ
レート)23およびローラリンクプレート(内プレー
ト)26間に挟持され、ピン24およびブッシュ27間
の隙間に充填したグリース(潤滑油)29をシールする
チェーンシール用パッキンとして用いられるものであっ
て、以下のように構成されている。
【0022】すなわち先ず、図1に示すように、両リン
クプレート23,26間に配置されるスクイーズ状(中
実状)を呈する環状のパッキン本体(中実部)2が設け
られており、このパッキン本体2の内径部に環状のリッ
プ部3が一体成形されている。
【0023】リップ部3には、軸方向一対のシールリッ
プ4,5が設けられていて、この一対のシールリップ
4,5は径方向内方に向けて断面ハの字状に広がるよう
に形成されており、かつこの一対のシールリップ4,5
間における当該パッキン1の内径面6は断面円弧形の凹
部状に形成されている。
【0024】また、パッキン本体2には、その外径面お
よび軸方向両端面にそれぞれ環状の凹部(溝)7,8,
9が設けられていて、これによりパッキン本体2の外径
部に軸方向一対の環状の凸部10,11が形成されてい
る。この凸部10,11はそれぞれ、パッキン本体2の
外径面に設けられた凹部7の底面よりも径方向外方に突
出しており、かつパッキン本体2の軸方向端面に設けら
れた凹部8,9の底面よりも軸方向に突出している。
【0025】また、一対のシールリップ4,5はそれぞ
れ凸部10,11の先端よりも更に軸方向に突出してお
り、これにより装着前の自由状態におけるリップ部3の
軸方向幅(高さ寸法)wよりもパッキン本体2の軸方
向幅(高さ寸法)wの方が小さく形成されている。
【0026】当該パッキン1は、所定のゴム状弾性体に
より一体成形されており、チェーンの組立て時にピン2
4およびピンリンクプレート23をかしめると、リップ
部3が両リンクプレート23,26間で圧縮され、パッ
キン本体2も圧縮される。
【0027】上記構成を備えたパッキン1においては、
その内径部に設けたリップ部3における軸方向一対のシ
ールリップ4,5間の内径面6が凹部状に形成されてい
るために、上記図12の従来技術における軸方向中央の
第三の頂部に相当するものがここには形成されておら
ず、よって軸方向一対のシールリップ4,5がその断面
ハの字の開角度(∠α)を小さくするように弾性変形し
易い構造を備えている。したがって、このリップ部3の
装着状態における圧縮荷重を小さく設定することができ
(従来のスクイーズタイプと比較して1/20以下)、
加えて、リップ部3の軸方向幅wよりもパッキン本体
2の軸方向幅wの方が小さく形成されているために、
パッキン本体2の装着状態における圧縮荷重もこれを小
さく設定することができる。したがって、パッキン1全
体としての圧縮荷重を小さくしてパッキン1およびリン
クプレート23,26の摺動抵抗を低減させ、これによ
りチェーンの動力損失を低減させることができる。
【0028】また、このようにして圧縮荷重が小さく設
定されるために、パッキン1がリンクプレート23,2
6に強く密接することがなく、よってパッキン1の摺動
摩耗を低減させることができる。したがって、パッキン
1の摺動摩耗によるグリース29の漏出を抑え、潤滑不
足によるピン24またはブッシュ27の摺動摩耗を抑
え、よってチェーンの伸びを抑えてその耐久性を向上さ
せることができる。
【0029】また、リップ部3における軸方向一対のシ
ールリップ4,5が径方向内方に向けて断面ハの字状に
広がるよう形成されているために、封入したグリース2
9の圧力が上昇すると、この圧力によってシールリップ
4,5がリンクプレート23,26に押し付けられ、シ
ールリップ4,5はリンクプレート23,26から離れ
ることがない。したがって、グリース29に対して十分
なシール性を発揮することができる。
【0030】また、パッキン本体2の外径面および軸方
向端面にそれぞれ凹部7,8,9が設けられるとともに
パッキン本体2の外径部に軸方向一対の凸部10,11
が設けられているために、装着時にはパッキン本体2に
おいて凸部10,11のみがリンクプレート23,26
に密接し、この凸部10,11のリンクプレート23,
26に対する密接荷重(反力)を小さく設定することが
できる。したがって、パッキン本体2とリンクプレート
23,26との摺動抵抗を低減させ、これによってもチ
ェーンの動力損失を低減させることができる。
【0031】但し、この凹部7,8,9および凸部1
0,11の形成は本願発明において必須ではなく、パッ
キン本体2の断面形状は正方形や長方形等の四角形等で
あっても良い。また、図3に示すように、パッキン本体
2の外径面のみに凹部7を設ける形状としても良い。
【0032】本願発明者らが行なった比較検討による
と、パッキン1の装着前の自由状態におけるシールリッ
プ4,5の開角度(∠α)は、90°を超え、120°
以下であることが好ましい。これは以下の理由による。
【0033】すなわち、リップ部3と内外プレート2
3,26との間のシール性を高めるには、リップ部3の
剛性を高くする方が効果的であるが、このようにすると
摺動抵抗が高くなる(動力損失が大きくなる)ので、好
ましくない。そして比較検討の結果として、その両方
(シール性の確保と摺動抵抗の低減)をバランスさせ得
るのがこの角度である。尚、ゴムの硬度やリップ部3の
厚さも剛性に関係するが、ほぼこの範囲に含まれる。
【0034】また、耐久試験の結果は、図4の表図に示
すとおりであり、従来技術によると10万回転で既に漏
れが発生するところ、本願発明によれば、20万回転ま
では漏れがないことを確認することができた。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0036】すなわち、上記構成を備えた本発明の請求
項1または2によるパッキンにおいては、その内径部に
設けたリップ部における軸方向一対のシールリップ間の
内径面が凹部状に形成されているために、軸方向一対の
シールリップがその断面ハの字の開角度を小さくするよ
うに弾性変形し易い構造を備えている。したがって、こ
のリップ部の装着状態における圧縮荷重を小さく設定す
ることができ、加えて、リップ部の軸方向幅よりもパッ
キン本体の軸方向幅の方が小さく形成されているため
に、パッキン本体の装着状態における圧縮荷重もこれを
小さく設定することができる。したがって、パッキン全
体としての圧縮荷重を小さくしてパッキンおよびリンク
プレートの摺動抵抗を低減させ、これによりチェーンの
動力損失を低減させることができる。
【0037】また、このように圧縮荷重が小さく設定さ
れると、パッキンがリンクプレートに強く密接せず、よ
ってその摺動摩耗を低減させることができる。したがっ
て、パッキンの摺動摩耗によるグリースの漏出を抑え、
潤滑不足によるピンまたはブッシュの摺動摩耗を抑え、
よってチェーンの伸びを抑えてその耐久性を向上させる
ことができる。
【0038】また、上記構成のパッキンにおいては併せ
て、リップ部における軸方向一対のシールリップが径方
向内方に向けて断面ハの字状に広がるように形成されて
いるために、封入したグリースの圧力が上昇すると、こ
れに伴ってシールリップがリンクプレートに対して強く
押し付けられる。したがって、一種のセルフシール作用
を発揮し、よってグリースに対して十分なシール性を発
揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るパッキンの半裁断面図
【図2】同パッキンの装着状態を示す半裁断面図
【図3】本発明の他の実施例に係るパッキンの半裁断面
【図4】比較試験の結果を示す表図
【図5】チェーンの要部分解斜視図
【図6】チェーンの要部断面図
【図7】従来例に係るパッキンの半裁断面図
【図8】他の従来例に係るパッキンの半裁断面図
【図9】他の従来例に係るパッキンの半裁断面図
【図10】他の従来例に係るパッキンの半裁断面図
【図11】他の従来例に係るパッキンの半裁断面図
【図12】他の従来例に係るパッキンの半裁断面図
【符号の説明】
1 パッキン 2 パッキン本体 3 リップ部 4,5 シールリップ 6 内径面 7,8,9 凹部 10,11 凸部 21 チェーン 22 ピンリンク 23 ピンリンクプレート 24 ピン 25 ローラリンク 26 ローラリンクプレート 27 ブッシュ 28 ローラ 29 グリース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンリンクプレート(23)およびロー
    ラリンクプレート(26)間に挟持され、ピン(24)
    およびブッシュ(27)間に充填したグリース(29)
    をシールするチェーンシール用パッキン(1)におい
    て、前記両リンクプレート(23)(26)間に配置さ
    れるスクイーズ状のパッキン本体(2)と、前記パッキ
    ン本体(2)の内径部に一体成形されたリップ部(3)
    とを有し、 前記リップ部(3)は軸方向一対のシールリップ(4)
    (5)を有し、前記一対のシールリップ(4)(5)は
    径方向内方に向けて断面ハの字状に広がるように形成さ
    れ、前記一対のシールリップ(4)(5)間における当
    該パッキン(1)の内径面(6)は凹部状に形成され、
    前記リップ部(3)の軸方向幅(w)よりも前記パッ
    キン本体(2)の軸方向幅(w)の方が小さく形成さ
    れていることを特徴とするチェーンシール用パッキン。
  2. 【請求項2】 請求項1のチェーンシール用パッキンに
    おいて、 装着状態におけるパッキン本体(2)の圧縮率が10%
    以下に設定されていることを特徴とするチェーンシール
    用パッキン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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