JP2003089555A - 光ファイバ被覆装置 - Google Patents

光ファイバ被覆装置

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JP2003089555A JP2001280338A JP2001280338A JP2003089555A JP 2003089555 A JP2003089555 A JP 2003089555A JP 2001280338 A JP2001280338 A JP 2001280338A JP 2001280338 A JP2001280338 A JP 2001280338A JP 2003089555 A JP2003089555 A JP 2003089555A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UVランプからのUV光の放射効率が悪いた
め、電源装置が大型化する。 【解決段】 UV光の光源に紫外線LDまたは紫外線L
EDを1個または複数個使用した。プリフォームから線
引きされた裸光ファイバの外周に付着させたUV硬化型
樹脂の硬化に紫外線LDまたは紫外線LEDを使用し
た。被覆光ファイバの被覆を剥離して加工した被覆形成
部位を再被覆するときに、UV硬化型樹脂の硬化に紫外
線LDまたは紫外線LEDを使用した。1次元または2
次元または3次元に並べた紫外線LDまたは紫外線LE
Dを選択、制御して使用可能とした。モールド型の種別
を符号化してその符号をモールド型に附した。制御回路
がモールド型の種別に従った複数の機能動作のプログラ
ムを備え、モールド型に附された符号を読み取って認識
し、適切なプログラムを選択して動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリフォームから線
引きされる裸の光ファイバ、或は、被覆光ファイバの被
覆が除去された接続部とか加工部等の再被覆必要な部位
(被覆形成部位)を被覆するための光ファイバ被覆装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバ被覆装置の一つとし
て、図8、9に示す方法がある。これは光ファイバの製
造時に、プリフォーム2から線引きされた裸光ファイバ
1を巻取リール5に巻取る間に、裸光ファイバ1の外周
にUV硬化型樹脂を連続的に塗布し(付着させ)、その
樹脂にUV光を照射してUV硬化型樹脂を硬化させて被
覆する方法である。
【0003】図8の光ファイバ被覆装置は、プレート9
の上にUV樹脂被覆部3が設置され、プレート9の下に
光シールド4が配置されている。UV樹脂被覆部3はプ
レート9の上に設置されたハウジング8に楕円筒7が設
けられ、その内周面が反射構造であり、楕円筒7内に紫
外線を射出する放電管6が配置されている。放電管6に
は、例えば、長尺状の水銀放電アークランプとか、マイ
クロ波無電力ランプ等の連続点灯のものが使用されてい
る。放電管6は楕円筒7の二つの焦点のうちの一方の焦
点上に位置して、他方の焦点を通過する裸光ファイバ1
の外周のUV硬化型樹脂に紫外線を照射する。このと
き、楕円筒7の内面で反射された反射光もUV硬化型樹
脂に照射される。
【0004】UV樹脂被覆部3のハウジングには三つま
たは四つの螺設孔が形成され、水平なプレート9に前記
螺設孔よりも大きな差込み孔が形成され、その差込み孔
に差込んだボルト10を前記螺設孔へ螺合させることに
より、ハウジング8が二つの直交する方向xyの夫々の
方向へ並進運動することができ、且つ二つの直交する軸
φ及びθの周りを回転できるようにしてある。この構成
は放電管6を裸光ファイバ1と適切な整合状態にするた
めの工夫である。
【0005】図8の線引きされた裸光ファイバ1の外周
にUV硬化型樹脂を塗布する(付着させる)には、図9
のようにタンク16内のUV硬化型樹脂をポンプ15に
より汲み上げて供給管17を通してカップ18に送り、
カップ18から通路20に送って、通路20内を通過す
る裸光ファイバ1の外周に付着させる。そのUV硬化型
樹脂は放電管6から出力される紫外線と、楕円筒7の内
面で反射された反射光(紫外線)とが照射されて硬化す
る。
【0006】UV硬化型樹脂で被覆されてUV樹脂被覆
部3から出てくる被覆光ファイバ21は、図8、9の光
シールド4を通過して巻取リール5に巻取られる。光シ
ールド4には紫外線に応答する光検出器11がセットさ
れており、光検出器11が光シールド4を通過する被覆
光ファイバ21の被覆から離脱する紫外線を検知し、被
覆ファイバ21を検出する。
【0007】光シールド4は接合部12に沿って一体化
した二つの部材22から構成されている。これら二つの
部材22の接合部12には縦向きの凹部があり、その凹
部が対向して孔13が形成され、孔13を被覆光ファイ
バ21が通過できるようにしてある。光検知器11は電
気的にメータ14へ接続されており、メータ14は光検
知器11によって電気信号に変換された紫外線強度を読
み取る。この紫外線強度は被覆光ファイバ21に入射し
た紫外線強度に比例している。この読みを利用して、放
電管6の配向状態及び最良の配置位置を決定して、UV
光が裸光ファイバ1の外周に付着したUV硬化型樹脂へ
最大強度で照射されるようにする。
【0008】また従来は、例えば、被覆光ファイバの被
覆を剥いで光ファイバ同士を接続したり、分岐等の加工
を行った後、加工部を保護するために、加工部(被覆形
成部位)をUV硬化型樹脂で再被覆(リコート)して補
強することが行われている。再被覆部は収納や取扱いの
便宜等の面から、なるべく小さくすることが要求され
る。そのため近年は被覆剥離部だけをUV硬化型樹脂で
再被覆している。
【0009】UV硬化型樹脂で再被覆する光ファイバ被
覆装置として図10に示すものがある。この光ファイバ
被覆装置は固定された下型37と該下型37に回動可能
に設けられた上型36から構成されるモールド型35が
搭載された装置本体30と、装置本体30に回動可能に
取り付けられた遮蔽蓋34とを備えている。図10の3
2は被覆光ファイバを把持するクランプ、31は制御回
路、33は操作盤の操作釦、44はUVセンサである。
【0010】図10に示す光ファイバ被覆装置によって
被覆光ファイバの被覆形成部位を再被覆するには次のよ
うにする。 (1)前記遮蔽蓋34を開いてから、モールド型35の
上型36を同方向へ回動させ、下型37の上面に形成さ
れているリコート溝38内に被覆光ファイバ21の被覆
形成部位39をセットする。 (2)上型36を閉じて、上型36の下面に設けられて
いるリコート溝40を前記下型37のリコート溝38に
合せて、両リコート溝38、40の間に被覆形成部位3
9を収容する。 (3)前記(2)のように遮蔽蓋34を閉じて、モール
ド型35を外光から遮蔽してから、タンク45内のUV
硬化型樹脂をポンプ41で汲上げて、供給パイプ42か
ら被覆光ファイバ21の被覆形成部位39がセットされ
ている前記リコート溝38内にUV硬化型樹脂を注入す
る。このとき必要に応じて遮蔽蓋34を開けてモールド
型35内へのUV硬化型樹脂の注入状況を確認する。 (4)リコート溝38、40内に所定量のUV硬化型樹
脂が注入されたら、遮蔽蓋34の内側に取り付けられて
いるUV光源のランプ43を点灯させて、UV硬化型樹
脂にUV光を照射して同樹脂を硬化させる。このときも
必要に応じて遮蔽蓋34を開けてUV硬化型樹脂の硬化
状況を確認する。 (5)UV硬化型樹脂が十分に硬化したら、遮蔽蓋34
及びモールド型35を開いて光ファイバを取り出す。
【0011】図10の被覆装置を使用して樹脂を被覆す
る場合、次のことが要望されている。 1.光多重通信(WDM)技術の発達に伴って、大量の
光ファイバアンプや光部品の製造が要求されているた
め、光ファイバの切断、被覆の剥離、光ファイバの接
続、被覆形成部位の被覆等の作業の処理時間を短縮化す
ること。 2.再被覆装置は光部品の製造現場で使用されることが
増えているため、取扱の便宜上、小型、軽量であり、消
費電力が少ないこと。小型、軽量化のためにUV光の利
用効率を上げること。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図10の光ファイバ被
覆装置には次のような課題があった。 1.UV硬化型樹脂の注入状況や硬化状況を確認する度
に大きな遮蔽蓋34を開閉しなければならず、被覆作業
が面倒である。 2.遮蔽蓋34を開けると、リコート溝38、40内に
注入されているUV硬化型樹脂以外のUV硬化型樹脂
(例えば、リコート溝に樹脂を注入するための樹脂注入
路内や供給パイプ42内に残っている樹脂)が外光に曝
されるため、これら樹脂が硬化して詰まりの原因にな
り、作業性が悪い。 3.ランプ43は放電管の発光波長のごく一部を利用し
ているに過ぎない。例えば、タングステンランプは可視
光域より、長めの赤外光領域に多くの放射を行っている
ことから、UV光の放射効率は悪い。従って、ランプに
供給する電源装置も大型化する。 4.UV光の利用効率を上げるために、本件出願人は先
に、図10の被覆装置の上型36の上方に凹状の反射面
を備えた反射板を配置しておき、下型37の下方からU
V光を照射し、下型37と上型36を透過したUV光が
前記反射板により反射されて、上型36と下型37のリ
コート溝38、40内のUV硬化型樹脂に集光されるよ
うにした再被覆装置を開した。この被覆装置では下型3
7を透過して上型36まで届く光はUV光の一部だけで
あるため反射光量が少なく、UV光の利用効率の大幅な
向上は期待できない。また、上型36の上方に配置され
た反射板により上型36の上面が遮蔽されてしまい、上
型36の外から被覆装置の内部を見る視野が閉ざされて
しまい、被覆装置内の被覆光ファイバ21のセット状況
やUV硬化型樹脂の充填具合を確認することができな
い。更に、反射板の反射面が凹状であるため、反射面が
平面である反射板に比して厚くなり、反射板が大型化
し、再被覆装置の小型化の障害となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本件発明者は、被覆作業
の短縮化、再被覆装置の小型、軽量化を実現するために
鋭意研究した結果、UV光利用の光ファイバ被覆装置で
は、線引きされた裸光ファイバへの被覆でも、被覆を剥
離した被覆形成部位を被覆する場合でも、被覆部分が小
さく、硬化に必要とする総光量も少ないため、総光量を
確保することができれば、硬化時間は短くても良いこと
に着目し、強いUV光を短時間照射できるようにすれば
良いことを知得した。本件発明はこの知得に基づいて開
発されたものである。
【0014】本発明の請求項1の光ファイバ被覆装置
は、光ファイバの外周をUV硬化型樹脂で被覆し、その
UV硬化型樹脂にUV光を照射してUV硬化型樹脂を硬
化させて、光ファイバの外周を被覆する光ファイバ被覆
装置において、UV光の光源に紫外線LDまたは紫外線
LEDを1個または複数個使用したものである。
【0015】本発明の請求項2の光ファイバ被覆装置
は、光ファイバの外周をUV硬化型樹脂で被覆し、その
UV硬化型樹脂にUV光を照射してUV硬化型樹脂を硬
化させて、光ファイバの外周を被覆する光ファイバ被覆
装置において、光ファイバがプリフォームから線引きさ
れたものであり、UV光の光源に紫外線LDまたは紫外
線LEDを1個または複数個使用したものである。
【0016】本発明の請求項3の光ファイバ被覆装置
は、筐体内のモールド型の溝部にセットされた光ファイ
バの被覆形成部位の外周にUV硬化型樹脂を充填し、U
V硬化型樹脂にUV光を照射してUV硬化型樹脂を硬化
させて、光ファイバの被覆形成部位を被覆する光ファイ
バ被覆装置において、UV光の光源に紫外線LDまたは
紫外線LEDを1個または複数個使用したものである。
【0017】本発明の請求項4の光ファイバ被覆装置
は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイ
バ被覆装置において、UV光の光源、UV硬化型樹脂の
注入等の機能動作を制御する制御回路を備えたものであ
る。
【0018】本発明の請求項5の光ファイバ被覆装置
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光ファイ
バ被覆装置において、複数個の紫外線LDまたは紫外線
LEDを、1次元または2次元または3次元に並べたも
のである。
【0019】本発明の請求項6の光ファイバ被覆装置
は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光ファイ
バ被覆装置において、複数個の紫外線LDまたは紫外線
LED中は、任意のものを選択し、制御して使用可能な
ものである。
【0020】本発明の請求項7の光ファイバ被覆装置
は、請求項3乃至請求項6いずれかに記載の光ファイバ
被覆装置において、モールド型を交換可能としたもので
ある。
【0021】本発明の請求項8の光ファイバ被覆装置
は、請求項3乃至請求項7いずれかに記載の光ファイバ
被覆装置において、モールド型の種別を符号化し、その
種別を示す符号をモールド型に附したものである。
【0022】本発明の請求項9の光ファイバ被覆装置
は、請求項3乃至請求項8いずれかに記載の光ファイバ
被覆装置において、制御回路がモールド型の種別に従っ
た複数の機能動作のプログラムを備え、モールド型に附
された符号を読み取って認識し、適切なプログラムを選
択して動作するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下に本発明の光
ファイバ被覆装置の実施形態の一例を説明する。この実
施形態は、被覆光ファイバの被覆を除去した後に融着接
続された2本の被覆光ファイバの被覆形成部位を被覆す
る場合の実施例である。図1の光ファイバ被覆装置はモ
ールド型50が搭載された装置本体51と、装置本体5
1に開閉可能に取り付けられてモールド型50を外光か
ら遮蔽可能な遮蔽蓋54と、遮蔽蓋54の内側に取り付
けられた光源67を備え、被覆光ファイバ21の被覆形
成部位55がセットされたモールド型50内にUV硬化
型樹脂を充填し、充填されたUV硬化型樹脂に光源67
のUV光を照射して硬化させることによって被覆形成部
位55をUV硬化型樹脂によって被覆するものである。
遮蔽蓋54は下方開口の箱型である。
【0024】図1に示すように、モールド型50は装置
本体51の上面に固定された石英ガラス製の下型57
と、下型57に回動可能に取り付けられた石英ガラス製
の上型56とから構成されている。図1に示すように上
型56及び下型57の接合面(上型56の下面61及び
57の上面62)の夫々の中央には、前記被覆光ファイ
バ21の被覆形成部位55を嵌合可能な断面半円弧状の
細長溝(以下「リコート溝」)58、59が形成されて
おり、下型57のリコート溝59内に前記被覆形成部位
55を嵌合させてから、上型56を下型57の上に重ね
て互いの接合面同士を接合させると、夫々の接合面に形
成されている前記リコート溝58、59が突き合わされ
て、両リコート溝58、59の間に被覆形成部位55が
収容されるようにしてある。上型56及び下型57のリ
コート溝58、59の長手方向両外側には、リコート溝
58、59の間にセットされた被覆光ファイバ21の被
覆形成部位55に連なる被覆部分の一部を嵌合可能な嵌
合溝63、64が形成されている。モールド型50は交
換可能とすることができる。
【0025】図1に示すように上型56の下面61と下
型57の上面62の夫々には、前記リコート溝58、5
9と直交する方向に供給溝65、66が形成されてお
り、前記のように互いのリコート溝58、59同士を突
き合せると(下型57の上に上型56を重ねると)、夫
々の供給溝65、66同士も突き合わされて、被覆光フ
ァイバ21の被覆形成部位55がセットされた互いのリ
コート溝58、59間にUV硬化型樹脂を注入するため
の流路が形成されるようにしてある。モールド型50は
交換可能にしてある。モールド型50を交換することに
よって様々な形の樹脂モールドに対応可能にしてある。
【0026】遮蔽蓋54の天井板32の内側には光源6
7が取り付けられている。本発明ではこの光源67に紫
外線LD(UVLD)または紫外線LED(UVLE
D)を使用してある。使用する個数は1個または複数個
とすることができる。複数個の紫外線LDまたは紫外線
LEDを使用した場合は、任意のものを選択制御して使
用することができる。複数個のUVLDまたはUVLE
Dは1次元または2次元または3次元に並べることがで
きる。図1ではUVLDを前後と左右の2次元に配置し
てある。
【0027】図1の光ファイバ被覆装置は、機能動作を
統轄する制御回路60を備えている。モールド型50は
種々あるものを符号化し、その符号を夫々のモールド型
50に表示してある。制御回路60はモールド型50毎
の種別に従った複数の機能動作のプログラムを備え、モ
ールド型50に表示してある符号を読み取ってモールド
型50を認識し、そのモールド型50に合った適切なプ
ログラムを選択して動作するようにしてある。
【0028】図1の光ファイバ被覆装置は、遮蔽蓋54
を閉じて光源67を点灯させると、光源67から出射さ
れた光がモールド型50に照射され、モールド型50の
リコート溝58、59間に充填されているUV硬化型樹
脂が硬化する。また、遮蔽蓋54の天井には遮蔽蓋54
を開けなくても内部のUV硬化型樹脂の注入状況や硬化
状況を確認可能な長方形の確認窓68が開設され、その
確認窓68にそれを開閉口可能なスライド式の開閉蓋6
9が取り付けられている。開閉蓋69はスライドさせて
確認窓68を開くと、UV硬化型樹脂の注入状況や硬化
状況を確認することができ、スライドさせて確認窓68
を閉じると外光の侵入を防止することができるようにし
てある。
【0029】図1に示すように前記装置本体51には、
操作盤70、UV硬化型樹脂を溜めておく樹脂タンク7
1、樹脂タンク71内のUV硬化型樹脂を汲み上げるポ
ンプ72が内蔵されている。操作盤70の上の所定の操
作釦73を押して前記ポンプ72を作動させると、樹脂
タンク71内に収容されているUV硬化型樹脂が汲み出
されて供給パイプ74へ送られ、供給パイプ74に送ら
れたUV硬化型樹脂が供給溝65、66を介して被覆形
成部位55がセットされているリコート溝58、59の
間の空間に充填されるようにしてある。
【0030】図1に示す光ファイバ被覆装置によって、
光ファイバの被覆形成部位55を被覆するには次のよう
にする。 (1)遮蔽蓋54を開けてから、上型56を同方向へ回
動させる。 (2)下型57の上面62に形成されているリコート溝
59内に、その上方から被覆光ファイバ21の被覆形成
部位55をセットし、被覆ファイバ21のうち被覆形成
部位55の外側の被覆部分を下型57の嵌合溝64内に
セットする。 (3)上型56を閉じて下型57の上に重ね、上型56
と下型57のリコート溝58、59同士及び嵌合溝6
3、64同士を突き合せ、突き合わされたリコート溝5
8、59間に被覆形成部位55を収容し、互いの嵌合溝
63、64の間に前記被覆形成部位55の外側の被覆部
分を収容する。 (4)モールド型50より外側に突出した夫々の被覆光
ファイバ21の被覆部分を装置本体1の長手方向両側面
から外側に突設されたクランプ75によって夫々挟着保
持する。 (5)遮蔽蓋54を閉じてモールド型50を覆う。図1
のように遮蔽蓋54の長手方向両側面には、細長の切り
欠き76が形成された側板78が交換可能に取付けら
れ、被覆光ファイバ21が遮蔽蓋54を閉じたときに遮
蔽蓋54に挟まれないようにしてある。尚、この側板7
8は、モールド型50の交換に合わせて交換される。 (6)次に、操作盤70の上の所定の操作釦73を押し
てポンプ72を作動させ、樹脂タンク71内のUV硬化
型樹脂(例えば、紫外線硬化エポキシ系アクリレート樹
脂)90を先に突き合わされたリコート溝58、59の
間に注入して、被覆形成部位55の周囲に充填する。こ
のとき、必要に応じて遮蔽蓋54の開閉蓋69を操作し
て確認窓68を開口し、UV硬化型樹脂の注入状況を確
認する。 (7)操作盤70の操作釦73を押して光源67を点灯
させて、被覆光ファイバ21の被覆形成部位55の周囲
に充填されたUV硬化型樹脂に紫外線を照射し、同樹脂
を硬化させる。このときも必要に応じて遮蔽蓋54の開
閉蓋69を操作して確認窓68を開口し、UV硬化型樹
脂90の硬化状況を確認する。図1の光ファイバ被覆装
置はモールド型50に照射される紫外線量を検出可能な
受光センサ(例えば紫外線センサ)77を備えており、
同センサ77の検出結果を予め設定されているテーブル
値と比較して、その差分を算出し、差分が可及的に少な
くなるように光源67の光量が自動調整されるようにし
てある。 (8)UV硬化型樹脂が十分に硬化したら、遮蔽蓋54
を開けてから、上型56を同方向へ回動させて被覆済の
被覆光ファイバ21を取り出す。
【0031】前記作業中の一部の作業は図2に示す制御
系により制御して行う。モールド型50へのUV硬化型
樹脂の注入は作業者が図1の操作盤70の操作釦73を
押すことにより制御回路60に指示をして行う。指示を
受けた制御回路60は図2のポンプ72を動作させてU
V硬化型樹脂をタンク71から供給パイプ74へ適量送
出する。制御回路60は予め入力されているデータテー
ブルの値に従って、低電圧電源80からUVLD(また
はUVLED)67に電源を供給してUVLD(または
UVLED)67を点灯させ、UVLD(またはUVL
ED)67からのUV光を光学フィルタ85を透過させ
て、被覆形成部位55の周囲に照射する。受光センサ7
7が受けた光強度をテーブル値と比較し、その比較結果
に基づいて光量調整をドライバIC81に指示する。制
御回路60はマイクロコンピュータを用いた電子回路で
構成され、プログラムを内蔵して、前述の光量調整の他
にポンプ72の制御や操作盤70からの指令の授受とい
った、光ファイバ被覆装置の制御全般を統轄する。制御
回路60はON/OFF制御部と、調光制御部とを備え
ている。
【0032】図3のように横一列(1次元)に並べた複
数のUVLD(またはUVLED)67の個々の点灯を
制御回路60の操作で行うこともできる。この場合は、
操作盤70の操作釦73の操作により、各UVLD(ま
たはUVLED)67に個別に接続されているドライバ
IC81に指令を出して、発光させるUVLDまたはU
VLEDを選択することにより、任意の光量(輝度)分
布を与えるようにしたものである。図4(b)は図4
(a)の複数のUVLD(またはUVLED)67中の
右側のUVLD(またはUVLED)を点灯させない場
合の光量分布、図4(c)は左側のUVLD(またはU
VLED)を点灯させない場合の光量分布、図4(d)
は中間のUVLD(またはUVLED)を点灯させない
場合の光量分布である。この場合、図4の個々のUVL
D(またはUVLED)に流れる電流を制御回路60で
変えることにより、個々のUVLD(またはUVLE
D)を消灯させるのではなく、それらから発光される光
の強度を弱めることもできる。制御回路60はON/O
FF制御部と、調光制御部とを備えている。
【0033】(実施例2)本発明の第2の実施例を図5
に示す。これは光源67に複数個のUVLDまたはUV
LEDを使用し、それらを横一列に複数個並べ、その列
を前後に数列並べて2次元に配列してある。各列の個々
のUVLDまたはUVLEDは個々のドライバIC81
と接続して、発光または光量を弱めるUVLDまたはU
VLEDを選択することにより、任意の輝度分布を与え
ることができるようにしてある。
【0034】モールド型50は種別に符号化され、それ
を示す符号(コードラベル)91(図5)がモールド型
5に表示され(附され)ている。制御回路60はモール
ド型50の種別に則った複数の機能動作のプログラムを
備えており、モールド型50に附されているコードラベ
ル91の符号をコードリーダ92(図5)で読み取って
モールド型50の種別を判定、認識し、適切なプログラ
ムを選択して、使用するUVLDまたはUVLEDを選
択し、調光を行うことができるようにしてある。
【0035】(実施例3)本発明の第3の実施例を図6
に示す。これはプリフォーム2から線引きする裸光ファ
イバ1の外周にUV硬化型樹脂を被覆する場合の例であ
る。図6は光源67に複数個のUVLDまたはUVLE
Dを使用し、それらをプレート9の上に横一列に複数個
並べると共にその列を前後にも並べ、更に、縦方向にも
並べて3次元に配置してある。この3次元のUVLDま
たはUVLEDの選択、点灯、調光は操作盤の操作釦の
操作により行って光量分布を調節することができる。ま
た、点灯させるUVLDまたはUVLEDを選択するこ
とにより光の照射方向を制御することもできる。図6の
光ファイバ被覆装置は、図8の光ファイバ被覆装置と同
様に、光シールド4、巻取リール5、メータ14を備え
ており、それらの構造、機能等は、図8の光ファイバ被
覆装置のそれらと同じである。
【0036】図6の、線引きされた裸光ファイバ1の外
周へのUV硬化型樹脂の付着は図7の様にして行う。こ
れは樹脂タンク71内のUV硬化型樹脂をポンプ72に
より汲み上げて供給管74を通してカップ83に送り、
カップ83から通路84に送る。これにより、線引きさ
れて通路84内を通過する裸光ファイバ1の外周に自動
的にUV硬化型樹脂90が付着する。そのUV硬化型樹
脂90は複数個のUVLDまたはUVLED67から出
力される紫外線が照射されて硬化する。
【0037】UV硬化型樹脂で被覆されてUV樹脂被覆
部3から出てくる被覆光ファイバ21は光シールド4を
通過して巻取リール5に巻取られる。光シールド4には
紫外線に応答する光検出器がセットされており、光検出
器が光シールド4を通過する被覆光ファイバ21の被覆
から離脱する紫外線を検知し、被覆ファイバ21を検出
する。
【0038】
【発明の効果】本件出願の請求項1〜請求項9記載の光
ファイバ被覆装置は、UV光の光源に紫外線LDまたは
紫外線LEDを1個または複数個使用したので、次のよ
うな効果がある。 1.電力のUV光への変換効率が良いことから、電源を
放電管の場合に比して低圧電源にすることができる。電
源の一例として、放電管が100〜300Vであるのに
対し、UVLD/UVLEDは5〜12Vとなり、電源
装置が小型、軽量になる。 2.光ファイバ被覆装置が低消費電力になり、従来の高
電圧電源の出力電力の1/3になる。このため、光ファ
イバ被覆装置の体積が小さくなり、重量が軽くなる。 3.調整が楽になる。 4.光源であるUVLD/UVLEDが小さいので、そ
れらを任意に並べて使用することができ、UV光を、照
射する対象物に応じて配列したり、対象物に応じた細か
い調光制御が可能となった。
【0039】本件出願の請求項2記載の光ファイバ被覆
装置は、プリフォームから線引きされた裸光ファイバの
外周に付着させたUV硬化型樹脂に、紫外線LDまたは
紫外線LEDからの紫外線を照射するので、光ファイバ
製造時に、プリフォームから線引きしながら、UV硬化
型樹脂を硬化させるのに適する。
【0040】本件出願の請求項3記載の光ファイバ被覆
装置は、筐体内のモールド型の溝部にセットされた光フ
ァイバの被覆形成部位の外周に充填したUV硬化型樹脂
に、紫外線LDまたは紫外線LEDからの紫外線を照射
するので、被覆を剥離して加工した後に、被覆形成部位
を補強のために被覆するのに適する。
【0041】本件出願の請求項4記載の光ファイバ被覆
装置は、UV光の光源、UV硬化型樹脂の注入等の機能
動作を制御する制御回路を備えているので、UV光の強
度制御、UV硬化型樹脂の注入量、タイミングといった
各種機能を制御して、UV硬化型樹脂を最適な状態で硬
化させることができる。
【0042】本件出願の請求項5記載の光ファイバ被覆
装置は、複数個の紫外線LDまたは紫外線LEDを、1
次元または2次元または3次元に並べたので、UV光を
照射する対象物に応じた配列や細かい調光制御が可能と
なった。
【0043】本件出願の請求項6記載の光ファイバ被覆
装置は、複数個の紫外線LDまたは紫外線LEDは、任
意のものを選択し、制御して使用可能であるため、その
選択、制御により、UV硬化型樹脂を最適な状態で硬化
させることができる。
【0044】本件出願の請求項7記載の光ファイバ被覆
装置は、モールド型を交換可能としたので、モールド型
の外形、長さ等に合わせて交換することができ、被覆形
成部位のUV硬化型樹脂を最適な状態で硬化させること
ができる。
【0045】本件出願の請求項8記載の光ファイバ被覆
装置は、モールド型の種別を符号化し、その種別を示す
符号をモールド型に附したので、その符号に基づいてモ
ールド型を選別することができ、モールド型の交換、管
理が容易になる。
【0046】本件出願の請求項9記載の光ファイバ被覆
装置は、制御回路がモールド型の種別毎に機能動作する
プログラムを備え、モールド型に附された符号を読み取
って適切なプログラムを選択して動作するので、モール
ド型を交換するだけで、モールド型に合った、UV硬化
型樹脂の注入、UV光の照射等を自動的に制御して、U
V硬化型樹脂を最適な状態で硬化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ被覆装置の実施形態の一例
を示す斜視図。
【図2】本発明の光ファイバ被覆装置の制御系の原理を
示す説明図。
【図3】本発明の光ファイバ被覆装置の制御系の一例を
示す説明図。
【図4】(a)〜(d)は本発明の光ファイバ被覆装置
の光源を一次元に配列して、それらの点灯を制御した場
合の光量説明図。
【図5】本発明の光ファイバ被覆装置の光源を二次元に
配列した一例を示す説明図。
【図6】本発明の光ファイバ被覆装置により線引きされ
た裸光ファイバの被覆する場合の一例を示す説明図。
【図7】図6の光ファイバ被覆装置の制御系の説明図。
【図8】従来の光ファイバ被覆装置により線引きされた
裸光ファイバの被覆する場合の説明図。
【図9】図8の光ファイバ被覆装置の制御系の説明図。
【図10】本件出願人が先に開発した光ファイバ被覆装
置の蓋を開いた状態の斜視図。
【符号の説明】
1 裸光ファイバ 2 プリフォーム 3 UV樹脂被覆部 50 モールド型 51 装置本体 60 制御回路 91 符号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 俊生 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H050 BA03 BA14 BA18 BA22 BA25 BB02W BB33W BD05 BD07 4G060 AA01 AA03 AC15 AD22 AD43 AD58

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバの外周をUV硬化型樹脂で被覆
    し、そのUV硬化型樹脂にUV光を照射してUV硬化型
    樹脂を硬化させて、光ファイバの外周を被覆する光ファ
    イバ被覆装置において、UV光の光源に紫外線LDまた
    は紫外線LEDを1個または複数個使用したことを特徴
    とする光ファイバ被覆装置。
  2. 【請求項2】光ファイバの外周をUV硬化型樹脂で被覆
    し、そのUV硬化型樹脂にUV光を照射してUV硬化型
    樹脂を硬化させて、光ファイバの外周を被覆する光ファ
    イバ被覆装置において、光ファイバがプリフォームから
    線引きされたものであり、UV光の光源に紫外線LDま
    たは紫外線LEDを1個または複数個使用したことを特
    徴とする光ファイバ被覆装置。
  3. 【請求項3】筐体内のモールド型の溝部にセットされた
    光ファイバの被覆形成部位の外周にUV硬化型樹脂を充
    填し、UV硬化型樹脂にUV光を照射してUV硬化型樹
    脂を硬化させて、光ファイバの被覆形成部位を被覆する
    光ファイバ被覆装置において、UV光の光源に紫外線L
    Dまたは紫外線LEDを1個または複数個使用したこと
    を特徴とする光ファイバ被覆装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    光ファイバ被覆装置において、UV光の光源、UV硬化
    型樹脂の注入等の機能動作を制御する制御回路を備えた
    ことを特徴とする光ファイバ被覆装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    光ファイバ被覆装置において、複数個の紫外線LDまた
    は紫外線LEDを、1次元または2次元または3次元に
    並べたことを特徴とする光ファイバ被覆装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    光ファイバ被覆装置において、複数個の紫外線LDまた
    は紫外線LEDは、任意のものを選択し、制御して使用
    可能であることを特徴とする光ファイバ被覆装置。
  7. 【請求項7】請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の
    光ファイバ被覆装置において、モールド型を交換可能と
    したことを特徴とする光ファイバ被覆装置。
  8. 【請求項8】請求項3乃至請求項7のいずれかに記載の
    光ファイバ被覆装置において、モールド型の種別を符号
    化し、その種別を示す符号をモールド型に附したことを
    特徴とする光ファイバ被覆装置。
  9. 【請求項9】請求項3乃至請求項8のいずれかに記載の
    光ファイバ被覆装置において、制御回路がモールド型の
    種別に従った複数の機能動作のプログラムを備え、モー
    ルド型に附された符号を読み取って認識し、適切なプロ
    グラムを選択して動作することを特徴とする光ファイバ
    被覆装置。
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