JP2003089446A - 搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents
搬送装置及び画像記録装置Info
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- JP2003089446A JP2003089446A JP2001285305A JP2001285305A JP2003089446A JP 2003089446 A JP2003089446 A JP 2003089446A JP 2001285305 A JP2001285305 A JP 2001285305A JP 2001285305 A JP2001285305 A JP 2001285305A JP 2003089446 A JP2003089446 A JP 2003089446A
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- electrode
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- conveyor belt
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/007—Conveyor belts or like feeding devices
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 エンコーダを必要としないで、搬送体の駆動
状態を検出できる搬送装置及び画像記録装置を提供す
る。 【解決手段】 搬送ベルト２のベースとなる誘電体フィ
ルム層の搬送面と反対側の面に静電吸着手段として短冊
状の電極を交互に配設したくし歯電極１０，１１を検出
する光学センサ４を備え、光学センサ４の検出結果に応
じて搬送ベルト２の動作状態を認識可能とする。
状態を検出できる搬送装置及び画像記録装置を提供す
る。 【解決手段】 搬送ベルト２のベースとなる誘電体フィ
ルム層の搬送面と反対側の面に静電吸着手段として短冊
状の電極を交互に配設したくし歯電極１０，１１を検出
する光学センサ４を備え、光学センサ４の検出結果に応
じて搬送ベルト２の動作状態を認識可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材上に画像
を記録する機能を備えた画像記録装置に関し、これらの
装置に備えられる、シート材などの被搬送体を搬送する
ための搬送装置に関するものである。
を記録する機能を備えた画像記録装置に関し、これらの
装置に備えられる、シート材などの被搬送体を搬送する
ための搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の画像記録装置として、例
えば、静電吸着方式のシート材搬送装置を有するインク
ジェット記録装置について、図６，図７を用いて説明す
る。図６は従来の画像記録装置の概略断面図、図７はシ
ート材搬送装置の平面図および拡大断面図である。
えば、静電吸着方式のシート材搬送装置を有するインク
ジェット記録装置について、図６，図７を用いて説明す
る。図６は従来の画像記録装置の概略断面図、図７はシ
ート材搬送装置の平面図および拡大断面図である。
【０００３】図６に示す画像記録装置５０は画像記録を
行うための記録ヘッド５１，静電吸着方式のシート材搬
送装置である搬送ベルト５２を有している。
行うための記録ヘッド５１，静電吸着方式のシート材搬
送装置である搬送ベルト５２を有している。
【０００４】記録ヘッド５１は搬送されるシート材幅と
略等しい幅に吐出ロを配置したライン型であり、記録ヘ
ッドをキャリッジに搭載して走査させるシリアル型と比
較して高速な画像形成が可能である。
略等しい幅に吐出ロを配置したライン型であり、記録ヘ
ッドをキャリッジに搭載して走査させるシリアル型と比
較して高速な画像形成が可能である。
【０００５】しかし、高速であるが故に、記録直後は吐
出されたインクが未定着であり、シート材保持のために
記録面に接触すると画像を乱してしまうおそれがある。
出されたインクが未定着であり、シート材保持のために
記録面に接触すると画像を乱してしまうおそれがある。
【０００６】そこで、このような装置に於いては静電吸
着手段を備えた搬送ベルト５２にシート材の記録面裏側
を吸着させ、記録面に接触せずに搬送するように構成し
ている。
着手段を備えた搬送ベルト５２にシート材の記録面裏側
を吸着させ、記録面に接触せずに搬送するように構成し
ている。
【０００７】搬送ベルト５２は円環状の帯部材であって
駆動ローラ５８，複数の支持ローラ５９〜６１に張架さ
れ、回転駆動することにより用紙またはプラスチックシ
ートなどの記録媒体であるシート材を搬送するものであ
る。
駆動ローラ５８，複数の支持ローラ５９〜６１に張架さ
れ、回転駆動することにより用紙またはプラスチックシ
ートなどの記録媒体であるシート材を搬送するものであ
る。
【０００８】この搬送ベルト５２における静電吸着手段
とは、例えば図７（ａ）に示す如く異なる極性の短冊状
の電極を交互に配設した電極群（以下、くし歯電極５
３，５４という）を形成し、搬送ベルト５２の両端に給
電手段として図７（ｂ）に示す如く導電ブラシ５５を設
けたものがある。
とは、例えば図７（ａ）に示す如く異なる極性の短冊状
の電極を交互に配設した電極群（以下、くし歯電極５
３，５４という）を形成し、搬送ベルト５２の両端に給
電手段として図７（ｂ）に示す如く導電ブラシ５５を設
けたものがある。
【０００９】このような構成において、くし歯電極５
３，５４の一方をアース電位に接続し、他方を所定の電
圧を印加して電位差を生じせしめると、静電力により吸
着力を得ることができる。
３，５４の一方をアース電位に接続し、他方を所定の電
圧を印加して電位差を生じせしめると、静電力により吸
着力を得ることができる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【００１１】搬送ベルト５２は駆動ローラ５８により高
速に駆動されるものであり、駆動ローラ５８に紙粉や油
等の異物の付着による搬送ベルト５２との摩擦力の低下
や、紙やごみの詰まりによるジャム等の原因により、搬
送ベルト５２が正常に駆動されないことがある。
速に駆動されるものであり、駆動ローラ５８に紙粉や油
等の異物の付着による搬送ベルト５２との摩擦力の低下
や、紙やごみの詰まりによるジャム等の原因により、搬
送ベルト５２が正常に駆動されないことがある。
【００１２】このような場合、放置するとベルトが破損
し、ヘッドの破損や漏電事故等の重大な結果をもたらす
ことが考えられ、直ちに停止する必要がある。
し、ヘッドの破損や漏電事故等の重大な結果をもたらす
ことが考えられ、直ちに停止する必要がある。
【００１３】搬送ベルト５２の駆動状態の異常を検出す
るために、支持ローラ５９に取り付けたエンコーダ５６
を光学センサ５７で検出し搬送ベルト５２の異常駆動を
検出していた。あるいは図示しないが、搬送ベルトにエ
ンコーダパターンを印刷して光学センサで読み取り搬送
ベルトの駆動状態を検出していた。
るために、支持ローラ５９に取り付けたエンコーダ５６
を光学センサ５７で検出し搬送ベルト５２の異常駆動を
検出していた。あるいは図示しないが、搬送ベルトにエ
ンコーダパターンを印刷して光学センサで読み取り搬送
ベルトの駆動状態を検出していた。
【００１４】上述したように、従来の搬送ベルトの駆動
状態を検出するにはエンコーダを取り付けたり、搬送ベ
ルトに印刷したりする手間やコストがかかっていた。
状態を検出するにはエンコーダを取り付けたり、搬送ベ
ルトに印刷したりする手間やコストがかかっていた。
【００１５】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、エン
コーダを必要としないで、搬送体の駆動状態を検出でき
る搬送装置及び画像記録装置を提供することにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、エン
コーダを必要としないで、搬送体の駆動状態を検出でき
る搬送装置及び画像記録装置を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、所定の表面性状を有する載置部上
に被搬送体を載置して搬送する搬送部材と、前記載置部
上の被搬送体が搬送方向に搬送されるように前記搬送部
材を駆動させる駆動手段と、を備えた搬送装置におい
て、前記搬送部材の載置部の表面性状を検出する検出手
段を備え、該検出手段の検出結果に応じて前記搬送部材
の動作状態を認識可能とすることを特徴とする。
に本発明にあっては、所定の表面性状を有する載置部上
に被搬送体を載置して搬送する搬送部材と、前記載置部
上の被搬送体が搬送方向に搬送されるように前記搬送部
材を駆動させる駆動手段と、を備えた搬送装置におい
て、前記搬送部材の載置部の表面性状を検出する検出手
段を備え、該検出手段の検出結果に応じて前記搬送部材
の動作状態を認識可能とすることを特徴とする。
【００１７】前記搬送部材の載置部の表面性状は、搬送
方向に沿って所定の間隔をもって設けられる複数の電極
を有する第１の電極群と、前記第１の電極群の各電極間
にそれぞれ電極を有する第２の電極群とにより形成さ
れ、前記第１及び第２の電極群の間に電位差を設け、発
生する静電気により被搬送体を前記載置部上に吸着させ
る静電吸着手段を備えることも好適である。
方向に沿って所定の間隔をもって設けられる複数の電極
を有する第１の電極群と、前記第１の電極群の各電極間
にそれぞれ電極を有する第２の電極群とにより形成さ
れ、前記第１及び第２の電極群の間に電位差を設け、発
生する静電気により被搬送体を前記載置部上に吸着させ
る静電吸着手段を備えることも好適である。
【００１８】前記検出手段は、前記搬送部材の載置部上
における前記第１及び第２の電極群の有無を検出するこ
とも好適である。
における前記第１及び第２の電極群の有無を検出するこ
とも好適である。
【００１９】前記検出手段の検出結果に応じて、前記搬
送部材を駆動させる駆動手段を制御する制御手段を備え
ることも好適である。
送部材を駆動させる駆動手段を制御する制御手段を備え
ることも好適である。
【００２０】画像記録装置にあっては、上記記載の搬送
装置と、該搬送装置により搬送されるシート材に画像を
記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
装置と、該搬送装置により搬送されるシート材に画像を
記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【００２２】図１は本実施の形態に係る画像記録装置の
概略断面図、図２はシート材搬送装置の平面図および拡
大断面図である。
概略断面図、図２はシート材搬送装置の平面図および拡
大断面図である。
【００２３】図１に示す画像記録装置１は所謂インクジ
ェット方式を採用した構成例であって、記録ヘッド３は
インクジェット方式のヘッドであり、図示しない制御部
により駆動されインク滴を吐出し記録を行う。
ェット方式を採用した構成例であって、記録ヘッド３は
インクジェット方式のヘッドであり、図示しない制御部
により駆動されインク滴を吐出し記録を行う。
【００２４】シート材Ｓは、図示しない給送部から給送
され、搬送部材としての搬送ベルト２に静電吸着されて
移動しつつ記録ヘッド３の下を通過する際に記録が行わ
れる。
され、搬送部材としての搬送ベルト２に静電吸着されて
移動しつつ記録ヘッド３の下を通過する際に記録が行わ
れる。
【００２５】搬送ベルト２は円環状の帯部材であって、
駆動手段としての駆動ローラ５，支持ローラ６，７，８
によって張架され、回転駆動することにより用紙または
プラスチックシートなどの被搬送体としてのシート材Ｓ
を搬送するものである。
駆動手段としての駆動ローラ５，支持ローラ６，７，８
によって張架され、回転駆動することにより用紙または
プラスチックシートなどの被搬送体としてのシート材Ｓ
を搬送するものである。
【００２６】この搬送ベルト２はベースとなる誘電体フ
ィルム層９の搬送面と反対側の面に、図２（ａ）に示す
如く静電吸着手段として短冊状の電極を交互に配設した
第１の電極群としての、くし歯電極１０，第２の電極群
としての、くし歯電極１１を形成している（搬送部材の
載置部の表面性状）。
ィルム層９の搬送面と反対側の面に、図２（ａ）に示す
如く静電吸着手段として短冊状の電極を交互に配設した
第１の電極群としての、くし歯電極１０，第２の電極群
としての、くし歯電極１１を形成している（搬送部材の
載置部の表面性状）。
【００２７】くし歯電極１１の各電極は、くし歯電極１
０の各電極間に設置され、すなわち搬送方向に交互に配
置されている。
０の各電極間に設置され、すなわち搬送方向に交互に配
置されている。
【００２８】くし歯電極１０，１１は、例えば、誘電体
フィルム層９の表面に厚み３５μｍ，幅８ｍｍの電極
を、８ｍｍの間隔をおいて配置している。搬送ベルト２
の両端には給電手段として図２（ｂ）に示す如く導電ブ
ラシ１２，１３を設けている。
フィルム層９の表面に厚み３５μｍ，幅８ｍｍの電極
を、８ｍｍの間隔をおいて配置している。搬送ベルト２
の両端には給電手段として図２（ｂ）に示す如く導電ブ
ラシ１２，１３を設けている。
【００２９】導電ブラシ１２，１３は、基材１２ａ，１
３ａに導電性のブラシ１２ｂ，１３ｂを植えて構成して
おり、図３に示す如く搬送ベルト２のくし歯電極１０，
１１に接触して給電を行っている。
３ａに導電性のブラシ１２ｂ，１３ｂを植えて構成して
おり、図３に示す如く搬送ベルト２のくし歯電極１０，
１１に接触して給電を行っている。
【００３０】このように構成したくし歯電極１０，１１
に電位差を生じせしめると、静電力により吸着力を得る
ことができる。本実施の形態においては導電ブラシ１３
を接地して構成している。なお、所定の静電気力を得る
ためには、導電ブラシ１２に１〜２ＫＶ程度の電圧を印
加する必要がある。
に電位差を生じせしめると、静電力により吸着力を得る
ことができる。本実施の形態においては導電ブラシ１３
を接地して構成している。なお、所定の静電気力を得る
ためには、導電ブラシ１２に１〜２ＫＶ程度の電圧を印
加する必要がある。
【００３１】そして、搬送ベルト２が回転すると、くし
歯電極１０，１１は導電ブラシ１２，１３と摺動接触に
より給電を受けて静電吸着力を発生させ、シート材が搬
送ベルト２に吸着搬送される。
歯電極１０，１１は導電ブラシ１２，１３と摺動接触に
より給電を受けて静電吸着力を発生させ、シート材が搬
送ベルト２に吸着搬送される。
【００３２】さらに、搬送ベルト２内部には、くし歯電
極１０，１１を検出するための検出手段としての光学セ
ンサ４を設けている。光学センサ４は搬送ベルト２のく
し歯電極１０，１１が通過する位置に配置されると共
に、信号線４ａを図示しない回路に接続して流れる電流
を検出することにより、搬送ベルト２上のくし歯電極１
０，１１の有無を検出している。
極１０，１１を検出するための検出手段としての光学セ
ンサ４を設けている。光学センサ４は搬送ベルト２のく
し歯電極１０，１１が通過する位置に配置されると共
に、信号線４ａを図示しない回路に接続して流れる電流
を検出することにより、搬送ベルト２上のくし歯電極１
０，１１の有無を検出している。
【００３３】従って、図４に示すように、光学センサ４
により、例えばくし歯電極を通過する際にはＳ１に示す
如く信号が検出され、電極間を通過する際にはＳ２に示
す如く信号が検出されるので、電極の通過状態を認識す
ることができる。
により、例えばくし歯電極を通過する際にはＳ１に示す
如く信号が検出され、電極間を通過する際にはＳ２に示
す如く信号が検出されるので、電極の通過状態を認識す
ることができる。
【００３４】すなわち、Ｓ１及びＳ２信号の長さを測定
すれば搬送ベルトの駆動状態を認識することができる。
すれば搬送ベルトの駆動状態を認識することができる。
【００３５】ここで、紙粉などの影響により搬送ベルト
が正常に駆動されなくなり、搬送速度にむらが生じた場
合、前記信号Ｓ１，Ｓ２の持続時間が変化するので、通
常の持続時間と比較することにより駆動状態の異常を認
識することができる。この様子を図５に示す。
が正常に駆動されなくなり、搬送速度にむらが生じた場
合、前記信号Ｓ１，Ｓ２の持続時間が変化するので、通
常の持続時間と比較することにより駆動状態の異常を認
識することができる。この様子を図５に示す。
【００３６】図５（ａ）は正常の場合の信号波形を示
し、図５（ｂ）はベルトが滑って駆動速度が部分的に遅
くなった場合の信号波形を示す。Ｓ１，Ｓ２の信号持続
時間が正常の場合に比べて長くなっている。
し、図５（ｂ）はベルトが滑って駆動速度が部分的に遅
くなった場合の信号波形を示す。Ｓ１，Ｓ２の信号持続
時間が正常の場合に比べて長くなっている。
【００３７】図５（ｃ）はジャムなどによりベルトの駆
動がされなくなった場合の信号波形を示す。Ｓ２の信号
が出たままになっている。
動がされなくなった場合の信号波形を示す。Ｓ２の信号
が出たままになっている。
【００３８】以上のようにして、駆動状態の異常を発見
したならば、制御手段により直ちにベルトの駆動を停止
し、印刷動作を停止させる。
したならば、制御手段により直ちにベルトの駆動を停止
し、印刷動作を停止させる。
【００３９】くし歯電極１０，１１の有無を検出する検
出手段は、上述の光学センサほか探針やローラやブラシ
であっても良いし、磁気センサ等も利用可能である。こ
のように、検出手段を問わず本発明を適用することがで
きる。
出手段は、上述の光学センサほか探針やローラやブラシ
であっても良いし、磁気センサ等も利用可能である。こ
のように、検出手段を問わず本発明を適用することがで
きる。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送部材の載置部の表面性状を検出する検出手段を備
え、該検出手段の検出結果に応じて前記搬送部材の動作
状態を認識可能とすることにより、エンコーダを設置し
たり、搬送ベルトに印刷したりする必要がなくなり、構
成の簡素化及びコストの削減を図ることが可能となる。
搬送部材の載置部の表面性状を検出する検出手段を備
え、該検出手段の検出結果に応じて前記搬送部材の動作
状態を認識可能とすることにより、エンコーダを設置し
たり、搬送ベルトに印刷したりする必要がなくなり、構
成の簡素化及びコストの削減を図ることが可能となる。
【００４１】また、搬送部材による搬送状態の異常が認
識可能となり、制御手段により速やかにその異常に対処
することができるので、致命的故障を回避でき装置の性
能及び信頼性を向上させることが可能となる。
識可能となり、制御手段により速やかにその異常に対処
することができるので、致命的故障を回避でき装置の性
能及び信頼性を向上させることが可能となる。
【図１】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の概略
断面図である。
断面図である。
【図２】図２（ａ）は本発明の実施の形態に係る搬送装
置の平面図、同図（ｂ）は拡大断面図である。
置の平面図、同図（ｂ）は拡大断面図である。
【図３】本発明の実施の形態に係る搬送装置の正面図で
ある。
ある。
【図４】搬送ベルトの要部を説明する概略斜視図と検出
される信号波形を表す図である。
される信号波形を表す図である。
【図５】駆動状態を説明するための信号波形を表す図で
ある。
ある。
【図６】従来の画像記録装置の概略断面図である。
【図７】従来の搬送装置の平面図及び拡大断面図であ
る。
る。
１ 画像記録装置
２ 搬送ベルト
３ 記録ヘッド
４ 光学センサ
４ａ 信号線
５ 駆動ローラ
６，７，８ 支持ローラ
９ 誘電体フィルム層
１０ くし歯電極
１１ くし歯電極
Ｓ シート材
Claims (5)
- 【請求項１】所定の表面性状を有する載置部上に被搬送
体を載置して搬送する搬送部材と、 前記載置部上の被搬送体が搬送方向に搬送されるように
前記搬送部材を駆動させる駆動手段と、 を備えた搬送装置において、 前記搬送部材の載置部の表面性状を検出する検出手段を
備え、該検出手段の検出結果に応じて前記搬送部材の動
作状態を認識可能とすることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項２】前記搬送部材の載置部の表面性状は、搬送
方向に沿って所定の間隔をもって設けられる複数の電極
を有する第１の電極群と、 前記第１の電極群の各電極間にそれぞれ電極を有する第
２の電極群とにより形成され、 前記第１及び第２の電極群の間に電位差を設け、発生す
る静電気により被搬送体を前記載置部上に吸着させる静
電吸着手段を備えることを特徴とする請求項１に記載の
搬送装置。 - 【請求項３】前記検出手段は、前記搬送部材の載置部上
における前記第１及び第２の電極群の有無を検出するこ
とを特徴とする請求項２に記載の搬送装置。 - 【請求項４】前記検出手段の検出結果に応じて、前記搬
送部材を駆動させる駆動手段を制御する制御手段を備え
ることを特徴とする請求項１，２または３に記載の搬送
装置。 - 【請求項５】請求項１，２，３または４に記載の搬送装
置と、該搬送装置により搬送されるシート材に画像を記
録する記録手段とを備えることを特徴とする画像記録装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001285305A JP2003089446A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 搬送装置及び画像記録装置 |
| US10/237,777 US6871947B2 (en) | 2001-09-19 | 2002-09-10 | Conveying device and image recording apparatus having the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001285305A JP2003089446A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 搬送装置及び画像記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003089446A true JP2003089446A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19108473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001285305A Withdrawn JP2003089446A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 搬送装置及び画像記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6871947B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003089446A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210725A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Seiko Epson Corp | スケールパターン付きベルト、これを用いた搬送装置及び画像形成装置 |
| JP2012242433A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 無端状環状体および画像形成装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102018127658A1 (de) * | 2018-11-06 | 2020-05-07 | Asm Assembly Systems Gmbh & Co. Kg | Elektrostatisches Aufspannen von Elektronikplatten |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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