JP2003088814A - 洗浄液管理システム - Google Patents

洗浄液管理システム

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JP2003088814A JP2001286912A JP2001286912A JP2003088814A JP 2003088814 A JP2003088814 A JP 2003088814A JP 2001286912 A JP2001286912 A JP 2001286912A JP 2001286912 A JP2001286912 A JP 2001286912A JP 2003088814 A JP2003088814 A JP 2003088814A
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徹哉 澤津橋
Masakazu Tateishi
正和 立石
Kiyoshi Tatsuhara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁油等のPCB含有物の洗浄液の汚染度合
いの管理を行う洗浄液管理システムを提供する。 【解決手段】 有機ハロゲン化物に汚染された被処理物
である容器、部材等1003を洗浄した洗浄液を管理す
る洗浄液管理システムにおいて、被処理物を洗浄する洗
浄槽1011と、上記洗浄槽1011からの汚染洗浄液
1012を試料側とし、上記洗浄槽内に供給する新規洗
浄液1010を対照側として吸光度計測する吸光光度計
203と、を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば変圧器等に
含まれる絶縁油等PCB含有物洗浄液の汚染度合いを管
理する洗浄液管理システムに関する。
【0002】
【背景技術】近年では、PCB(Polychlorinated biph
enyl, ポリ塩化ビフェニル:ビフェニルの塩素化異性体
の総称)が強い毒性を有することから、その製造および
輸入が禁止されている。このPCBは、1954年頃か
ら国内で製造開始されたものの、カネミ油症事件をきっ
かけに生体・環境への悪影響が明らかになり、1972
年に行政指導により製造中止、回収の指示(保管の義
務)が出された経緯がある。
【0003】PCBは、ビフェニル骨格に塩素が1〜1
0個置換したものである。置換塩素の数や位置によって
理論的に209種類の異性体が存在し、現在、市販のP
CB製品において約100種類以上の異性体が確認され
ている。また、この異性体間の物理・化学的性質や生体
内安定性および環境動体が多様であるため、PCBの化
学分析や環境汚染の様式を複雑にしているのが現状であ
る。さらに、PCBは、残留性有機汚染物質のひとつで
あって、環境中で分解されにくく、脂溶性で生物濃縮率
が高い。さらに半揮発性で大気経由の移動が可能である
という性質を持つ。また、水や生物など環境中に広く残
留することが報告されている。この結果、PCBは体内
で極めて安定であるので、体内に蓄積され慢性中毒(皮
膚障害、肝臓障害等)を引き起し、また発癌性、生殖・
発生毒性が認められている。
【0004】PCBは、従来からトランスやコンデンサ
などの絶縁油として広く使用されてきた経緯があるの
で、PCBを処理する必要がある。このため、PCBを
無害化処理する種々の分解方法が提案されている(例え
ば特開平11−253795号公報、特開平11−25
3796号公報、特開2000−126588号公報他
参照)。
【0005】ここで、上記PCB無害化装置はPCBの
みを処理するものであるが、一方のPCBを抜き出した
PCB汚染容器等は洗浄処理が施されて、容器の無害化
を図っている。
【0006】しかしながら、PCB汚染容器の洗浄に用
いた洗浄液中には高濃度のPCBが含有されることにな
り、その汚染の程度が問題となる。すなわち、PCB汚
染洗浄液がひどい場合には、洗浄効率が低下するからで
ある。
【0007】この洗浄液の判定の際にPCB濃度を測定
する方法の一例として、例えば公定法や抗体免疫法
等がある。この従来の計測手法の概要を図5及び図6を
参照して説明する。
【0008】従来の公定法 図5に示すように、環境省が公示する公定排水基準計測
用の手法では、採取試料01を溶媒02としてn−ヘキ
サンを用いて分離し(S01)、その後、濃縮し(S0
2)、濃縮液をアルカリ分解し(S03)、抽出・洗浄
した後(S04)、この分解液からn−ヘキサンで抽出
し(S05),その後、脱水(S06)・濃縮(S0
7)をした後に、シリカゲルカラム分離し(S08)、
その後濃縮して(S09)、ガスクロマトグラフ分析す
る(S010)、という工程によって分析を行ってい
る。この工程は時間を要し、その分析結果を得るまでに
は、約2日間を要しているので、迅速分析には対応でき
ないという、問題がある。
【0009】抗体免疫法 図6に示すように、採取試料01に酵素03を添加し、
PCBと選択的に反応させて抗体結合し(S011)、
その後所定時間培養し(S012)、デカンテーション
し(S013)、発色溶液04を添加・静置して(S0
14)発色させ(S015)、吸光光度計で計測する
(S016)という工程を行っている。この工程では、
PCBに類似の中間生成物も酵素の抗体結合により反応
されているので、PCBの定量の精度と信頼性が低い、
という問題がある。
【0010】このため、多量のPCB汚染容器を連続し
て処理するような場合には、洗浄液中のPCB濃度の監
視が必須となるが、現時点においては迅速且つ適格な濃
度把握ができないという、問題がある。
【0011】本発明は、上記問題に鑑み、PCB等の有
機ハロゲン化物に汚染した汚染容器等の洗浄に用いた洗
浄液の汚染の度合いを迅速に管理することができる洗浄
液管理システムを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
第1の発明は、有機ハロゲン化物に汚染された被処理物
を洗浄した洗浄液を管理する洗浄液管理システムにおい
て、被処理物を洗浄する洗浄槽と、上記洗浄槽からの汚
染洗浄液を試料側とし、上記洗浄槽内に供給する新規洗
浄液を対照側として吸光度計測する吸光光度計と、を備
えてなることを特徴とする洗浄液管理システムにある。
【0013】第2の発明は、有機ハロゲン化物に汚染さ
れた被処理物を洗浄した洗浄液を管理する洗浄液管理シ
ステムの発明において、上記洗浄槽内に新規洗浄液を供
給する新規洗浄液供給ラインと、上記洗浄槽からの洗浄
液を一度外部へ取り出した後槽内に戻す洗浄液循環ライ
ンと、上記洗浄液循環ラインと上記新規洗浄液供給ライ
ンとに各々介装され、洗浄液の汚染度合いを測定する吸
光光度計と、上記吸光光度計で測定した結果により洗浄
液の濃度を管理することを特徴とする洗浄液管理システ
ムにある。
【0014】第3の発明は、第1又は2の発明におい
て、上記吸光光度計が紫外・可視吸光光度計又は赤外吸
収スペクトル計であることを特徴とする洗浄液管理シス
テムにある。
【0015】第4の発明は、第1乃至4のいずれか一の
発明において、上記紫外・可視吸光光度計の測定波長が
200〜280nm、赤外吸収スペクトル計の測定波長
が600−1600cm-1であることを特徴とする洗浄
液管理システムにある。
【0016】第5の発明は、第1又は2の発明におい
て、上記被処理物がPCB含有絶縁油を内蔵したコンデ
ンサ、トランス、蛍光灯安定器又はこれらの構成部材で
あることを特徴とする洗浄液管理システムにある。
【0017】第6の発明は、第1又は2の洗浄液管理シ
ステムと、上記洗浄槽からの汚染洗浄排液を貯蔵する汚
染洗浄液貯蔵槽と、上記汚染洗浄液を蒸留処理する蒸留
塔と、上記蒸留塔からの再生洗浄液を冷却する冷却器
と、冷却された再生洗浄液を貯蔵する再生洗浄液貯蔵槽
と、上記洗浄槽内に新規洗浄液を供給する新規洗浄液供
給ラインと、上記冷却器と上記再生洗浄液貯蔵タンクと
の再生洗浄液供給ラインと、上記再生洗浄液供給ライン
と上記新規洗浄液供給ラインとに各々介装され、再生洗
浄液の汚染度合いを測定する吸光光度計と、上記吸光光
度計で測定した結果により再生洗浄液貯蔵槽と汚染洗浄
液貯蔵槽とにラインを切替る切替弁とを備えてなること
を特徴とする洗浄液再生・管理システムにある。
【0018】第7の発明は、第1乃至5の洗浄液管理シ
ステムと、有機ハロゲン化物を解処理する処理設備とを
備えてなることを特徴とする有機ハロゲン化物処理シス
テムにある。
【0019】第8の発明は、第1乃至5の洗浄液管理シ
ステムと、有機ハロゲン化物を解処理する処理設備とを
備えてなることを特徴とする有機ハロゲン化物処理シス
テムにある。
【0020】第9の発明は、第7又は8の発明におい
て、有機ハロゲン化物を解処理する処理設備が、加熱・
加圧された反応塔内において炭酸ナトリウム(Na2
3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反応
および酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaC
l)、二酸化炭素(CO2)等に分解させる水熱酸化分
解装置であることを特徴とする有機ハロゲン化物処理シ
ステムにある。
【0021】第10の発明は、第7又は8の発明におい
て、上記水熱酸化分解装置が、筒形状の一次反応塔と、
油又は有機溶媒,有機ハロゲン化物,水(H2O)及び
水酸化ナトリウム(NaOH)の各処理液を加圧する加
圧ポンプと、当該水を予熱する予熱器と、配管を螺旋状
に巻いた構成の二次反応塔と、二次反応塔からの処理液
を冷却する冷却器と、処理液を気液分離する気液分離手
段と、減圧弁とを備えてなることを特徴とする有機ハロ
ゲン化物処理システムにある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明による洗浄液管理システム
の実施の形態を以下に説明するが、本発明はこれらの実
施の形態に限定されるものではない。
【0023】[第1の実施の形態]図1に洗浄液管理シ
ステムの概略を示す。図1に示すように、本実施の形態
にかかる洗浄液管理システム200は、有機ハロゲン化
物に汚染された被処理物である容器、部材等1003を
洗浄した洗浄液を管理する洗浄液管理システムにおい
て、被処理物を洗浄する洗浄槽1011と、上記洗浄槽
1011からの汚染洗浄液1012を試料側とし、上記
洗浄槽内に供給する新規洗浄液1010を対照側として
吸光度計測する吸光光度計203と、を備えてなるもの
である。
【0024】これにより、洗浄槽1011で被処理物1
003を洗浄した結果、洗浄液1010が汚染された場
合、上記洗浄槽1011内に供給される新規洗浄液10
10を対照として、汚染洗浄液1012を一度外部へ取
り出して試料側とし、汚染洗浄液1012の吸光度を吸
光光度計203で計測することで、洗浄液中のPCB濃
度をオンラインで判定することができる。この結果、汚
染洗浄液1012中のPCB濃度が高い場合には、新規
洗浄液1010を供給するようにして、その濃度を基準
値以下に下げることで、洗浄液の管理を効率的に行うこ
とができる。
【0025】すなわち、上記システムにおいて、洗浄槽
1011内で洗浄を続けていくと、一定基準値以上に汚
染された汚染洗浄液1012となるが、該汚染洗浄液1
012を一度外部へ取り出して、吸光光度計203のセ
ル203Dを通過する際に対照液である新規洗浄液10
10をセル203Rに入れて、下記式よりPCB濃度A
が計測される。その計測結果に応じて洗浄槽1011中
の洗浄液1011の汚染度合いを判断し、汚染がひどい
場合には、洗浄液の交換を行う。 PCB濃度(A)=AD −AN また、新規洗浄液1010と排出する汚染洗浄液101
2との流量のバランスを制御することもできる。例えば
汚染の程度が低い場合には、新規洗浄液1010の供給
量を少なくすることができる。
【0026】上記吸光光度計203は紫外・可視吸光光
度計又は赤外吸収スペクトル計を用いることが好まし
く、その測定波長は特に限定されるものではないが、紫
外・可視吸光光度計の場合には、200〜280nm、
赤外吸収スペクトル計の場合には、600−1600c
-1とするのが好ましい。赤外吸収スペクトルの主要な
スペクトルとしては、C−Clの伸縮振動による吸収
(700〜800cm-1近傍),芳香族炭化水素のC=
C伸縮振動、環Hの面内変角振動による吸収(1000
〜1600cm-1近傍)が挙げられる。
【0027】図2にPCB濃度と吸光度との関係図を示
す。測定波長は254nmである。吸光光度計203で
求めた吸光度からPCB濃度を求めるようにすればよ
い。なお、濃度が高い場合には別の吸光度からPCB濃
度を求めるようにすればよい。
【0028】上記被処理物としては特に限定されるもの
ではないが、PCB含有絶縁油を内蔵したコンデンサ、
トランス、蛍光灯安定器又はこれらの構成部材等であ
り、例えばPCBを抜き出した後の容器及びその構成部
材(金属片等)の洗浄処理をするものである。また、例
えばPCB等の有害物質を含有する塗料等を保存してい
る保存容器を例示することができるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0029】ここで、本発明において洗浄液とはPCB
等の有害物質を洗浄除去する機能を有する溶剤であれば
特に限定されるものではないが、例えばヘキサン、アセ
トン、トルエン、ジクロロメタン、ベンゼン、オクタ
ン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、炭化
水素、代替フロン等を挙げることができる。
【0030】[第2の実施の形態]また、図1を参照し
て本実施の形態にかかる洗浄液管理システムに洗浄液を
再利用するための再生手段を備えた洗浄液再生・管理シ
ステムについて説明する。図1に示すように、本実施の
形態の洗浄液再生・管理システムは、洗浄槽1011か
らの汚染洗浄液1012を貯蔵する汚染洗浄液貯蔵槽1
10と、上記洗浄槽1011からの汚染洗浄液1012
を試料側とし、上記洗浄槽内に供給する新規洗浄液10
10を対照側として吸光度計測する吸光光度計203
と、上記洗浄槽1011からの汚染洗浄液1012を蒸
留処理する蒸留塔101と、上記蒸留塔101からの再
生洗浄液111を冷却する冷却器112と、冷却された
再生洗浄液102を貯蔵する洗浄液回収槽113と、上
記洗浄槽1011内に新規洗浄液1010を供給する新
規洗浄液供給ライン114と、上記冷却器112と上記
洗浄液回収槽113との再生洗浄液供給ライン115
と、上記再生洗浄液供給ライン115と上記新規洗浄液
供給ライン114とに各々介装され、再生洗浄液102
の汚染度合いを測定する吸光光度計103と、吸光光度
計103で測定した結果により洗浄液回収槽113と汚
染洗浄液槽116とにラインを切替る切替弁117とを
備えてなるものである。なお、図中、符号118は制御
手段であり、吸光光度計103での計測結果からPCB
濃度の判定を行うと共に、その結果をもとにして切替弁
117の切替を制御及び蒸留塔の蒸留条件を設定するも
のである。
【0031】また、上記洗浄液回収槽113又は汚染洗
浄液槽116のいずれか一方又は両方に吸光光度計10
3を設けて、さらに個々の槽内のPCB濃度を計測する
ようにしてもよい。
【0032】上記システムにおいて、洗浄槽1011に
おいて、吸光光度計203により基準値以上に汚染され
たと判断された汚染洗浄液1012は汚染洗浄槽116
に送られ、その後蒸留塔101で蒸留される。再生洗浄
液102は蒸留塔101の後流側に設けられた冷却器1
12を通過して凝縮され吸光光度計103のセル103
Sを通過する際に対照液である新規洗浄液1010をセ
ル103Rに入れて、下記式よりPCB濃度Aが計測さ
れる。その計測結果に応じて制御手段118により切替
弁117を切替て洗浄液回収槽113又は汚染洗浄液槽
116に振り分ける。 PCB濃度(A)=AS −AN
【0033】すなわち、PCB濃度Aが基準値Xより高
い洗浄液は、切替弁の切替により汚染洗浄液槽116に
送られ、洗浄槽1011から送られる汚染洗浄液101
2と混合されて再度蒸留に供される。一方、洗浄液回収
槽113で回収された洗浄液は新規洗浄液1010の代
わりに洗浄槽1011に送られ、洗浄で使用される。
【0034】PCB濃度は仕上洗浄槽において、0.5μ
m/kg(500ppb)であることが求められている
ので、仕上洗浄の場合には、回収の切替の判断は500
ppb未満において行う必要がある。
【0035】上記洗浄液管理・再生システムによれば、
被処理物を洗浄処理した汚染洗浄液1012の汚染の程
度を常時監視すると共に、洗浄液の汚染の程度が所定の
基準値以上の場合には、システム100において、汚染
洗浄液を蒸留塔101で蒸留処理することができる。ま
た、その際に、蒸留条件に応じた洗浄液の回収状況を迅
速且つ連続的に監視することができる。また、システム
200において、回収洗浄液と新規洗浄液との供給度合
いの調整を洗浄槽1011に設けた吸光光度計203に
よりその洗浄液の汚染具合を判別しつつ選定することが
できる。これにより、洗浄処理システムの長期間の最適
な蒸留条件を維持することが可能となる。
【0036】さらに、PCB洗浄液中のPCB濃度を監
視することで、再生洗浄液の回収量を把握することで
き、新規洗浄液の供給量の削減を図ることができる。
【0037】なお、蒸留塔101において排出される残
渣119にはPCBが濃縮されているので、水熱酸化分
解装置120で水熱分解処理される。
【0038】上記水熱分解処理装置120は、加熱・加
圧された反応塔内において炭酸ナトリウム(Na2 CO
3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反応お
よび酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaCl)、
二酸化炭素(CO2)等に分解させる水熱酸化分解装置
を例示することができるが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0039】図3に水熱分解処理装置120の概略を示
す。図3に示すように、サイクロンセパレータ121を
併設した筒形状の一次反応塔122と、油(又は有機溶
剤)、PCB、水(H2O)および水酸化ナトリウム
(NaOH)の各処理液123a〜123dを加圧する
加圧ポンプ124と、当該水を予熱する熱交換器125
と、該熱交換器125の前において、水酸化ナトリウム
123cと水123dとを混合する混合器101と、配
管を螺旋状に巻いた構成又は筒状の構成の二次反応塔1
26と、冷却器127および減圧弁128とを備えてな
るものである。また、減圧弁127の下流には、気液分
離器129、活性炭槽130が配置されている。排ガス
(CO2 )131は煙突132から外部へ排出されて、
排水(H2O,NaCl)133は放出タンク134に
溜められ、別途必要に応じて排水処理される。
【0040】処理液123となる油(又は有機溶剤)、
PCB、H2OおよびNaOHの各処理液123a〜1
23dは処理液タンク135a〜135dから配管13
6a〜136d及びエジェクタ137を介してそれぞれ
導入されるが、本実施の形態では、水酸化ナトリウム1
23cは供給水123dと予め混合器101で混合して
から熱交換器125に供給するようにしている。これに
より、水酸化ナトリウムの高アルカリ液を一次反応塔1
22内に直接投入しないので、高アルカリによる腐蝕を
防止することができる。また、給水123dに対するア
ルカリ添加効果により、沸点が上昇して、熱交換器12
5における給水温度の上昇を図ることができる。
【0041】また、酸素(O2 )等の酸化剤は高圧酸素
供給設備138により供給され、供給配管139は、一
次反応塔122に対して直結されている。なお、油(又
は有機溶剤)を入れるのは、特に高濃度PCBの分解反
応促進のためと、分解装置120の起動時において反応
温度を最適温度まで昇温させるためである。また、処理
液としてさらに、上記PCB、H2OおよびNaOHを
混合させて一次反応塔122に投入するようにしてもよ
い。
【0042】上記装置において、加圧ポンプ124によ
る加圧により一次反応塔122内は、26MPaまで昇
圧される。また、熱交換器125は、水酸化ナトリウム
と混合したH2Oを300℃以上に予熱する。また、一
次反応塔122内には酸素が噴出しており、内部の反応
熱により380℃〜400℃まで昇温する。サイクロン
セパレータ121は、一次反応塔122内で析出したN
2CO3の結晶粒子の大きなものを分離し、Na2CO3
の微粒子を二次反応塔126に送る。このサイクロンセ
パレータ121の作用により、二次反応塔126の閉塞
が防止される。この段階までに、PCBは、脱塩素反応
および酸化分解反応を起こし、NaCl、CO2および
2Oに分解されている。つぎに、冷却器127では、
二次反応塔126からの流体を100℃程度に冷却する
と共に後段の減圧弁128で大気圧まで減圧する。そし
て、気液分離器129によりCO2および水蒸気と処理
液とが分離され、CO2および水蒸気は、活性炭槽13
0を通過して環境中に排出される。なお、サイクロンセ
パレータ121は必要に応じて設けるようにしてもよ
い。
【0043】このような処理装置120を用いてPCB
含有油(例えばトランスやコンデンサ等の絶縁油)等及
び残渣119を処理することで、PCBが脱塩素化され
ビフェニル((C6 5 2 )等の脱塩素化物とされ、
該ビフェニルが酸化剤等の作用によりCO2 、H2 O等
へと完全無害化がなされている。
【0044】[第3の実施の形態]次に、本発明の洗浄
液再生・管理システムを備えた有機ハロゲン化物無害化
処理設備システムについて図4を参照して説明する。図
4に示すように、本実施の形態にかかる有機ハロゲン化
物無害化処理システムは、有害物質であるPCBが付着
又は含有又は保存されている被処理物を無害化する有害
物質処理システムであって、被処理物1001である有害物
質( 例えばPCB)1002 を保存する容器1003から有害物
質1002を分離する分離手段1004と、被処理物1001を構成
する構成材1001a,b,…を解体する解体手段1005のい
ずれか一方又は両方を有する前処理手段1006と前処理手
段1006において処理された被処理物を構成する構成材で
あるコア1001aをコイル1001bと鉄心1001cとに分離す
るコア分離手段1007と、分離されたコイル1001bを銅線
1001dと紙・木1001eとに分離するコイル分離手段1008
と、上記コイル分離手段1008で分離された鉄心1001cと
解体手段1005で分離された金属製の容器 (容器本体及び
蓋等)1003 とコイル分離手段1008で分離された銅線1001
dとを洗浄液1010で洗浄する洗浄槽1011と、前処理手段
で分離した有害物質1002を分解処理する有害物質分解処
理手段1013と、洗浄槽1011内洗浄液の汚染度合いを判断
する洗浄液管理システム200と、洗浄槽1011から排出
される汚染洗浄液1012を再生処理する再生処理システム
100とを具備してなるものである。有害物質分解処理
手段1013は上記図3に示すような水熱酸化分解処理装置
を例示することができる。
【0045】ここで、本発明で無害化処理する有害物質
としては、PCBの他に例えば、塩化ビニルシート、有
害廃棄塗料、廃棄燃料、有害薬品、廃棄樹脂、未処理爆
薬等を挙げることができるが、環境汚染に起因する有害
物質であればこれらに限定されるものではない。
【0046】また、洗浄槽1011は上記有害物質を保
存等した容器や汚染部材や物質を洗浄するものである。
【0047】本システムによれば、PCBを完全分解す
ると共に、洗浄槽1011において汚染容器等を洗浄し
て無害化すると共に、該洗浄槽1011の洗浄液の管理
と、汚染の程度において洗浄液を供給したり、洗浄液を
蒸留して再利用したりすることができ、一貫して効率的
な処理を長期間に亙って安定して行うことができる。
【0048】
【実施例】洗浄槽内に洗浄液(NS100)を入れてP
CBを液抜きしたトランス容器を洗浄する粗洗浄槽での
制御の一例を示す。洗浄槽内の洗浄液が吸光光度計20
1で監視し、50mg/kg(50ppb)になったと
ころで、汚染洗浄液を排出する。その後、新規洗浄液を
洗浄槽内に供給する一方、汚染洗浄液を蒸留塔で蒸留
し、500ppb以下(好ましくは100ppb以下)
の再生洗浄液を洗浄液回収槽で回収する。洗浄槽内での
汚染の程度に応じて、順次排出しつつ新規洗浄液又は再
生洗浄液を供給する。
【0049】粗洗浄が終了した後に、仕上洗浄槽にトラ
ンス容器を移行し、仕上洗浄を行う。この仕上洗浄槽に
おいても洗浄液を管理する管理システム200を備える
ことで、洗浄液の効率的な管理が可能となる。
【0050】仕上洗浄は0.5mg/kg(500pp
b)以下の濃度であることが基準となるので、その濃度
を監視することで洗浄の終了を判定する。
【0051】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれ
ば、有機ハロゲン化物に汚染された被処理物を洗浄した
洗浄液を管理する洗浄液管理システムにおいて、被処理
物を洗浄する洗浄槽と、上記洗浄槽からの汚染洗浄液を
試料側とし、上記洗浄槽内に供給する新規洗浄液を対照
側として吸光度計測する吸光光度計とを備えてなるの
で、洗浄液の汚染状況を迅速且つ連続的に監視すること
ができ、これにより、洗浄システムを長期間に亙って適
格に維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる洗浄液管理システムの概
略図である。
【図2】PCB濃度と吸光度との関係図である。
【図3】水熱酸化分解装置の概要図である。
【図4】本実施の形態にかかる有機ハロゲン化物無害化
処理システム
【図5】従来技術にかかる公定法の公定概略図である。
【図6】従来技術にかかる抗体法の公定概略図である。
【符号の説明】
100 洗浄液再生処理システム 101 蒸留塔 102 再生洗浄液 103 吸光光度計 112 冷却器 113 洗浄液回収槽 114 新規洗浄液供給ライン 115 再生洗浄液供給ライン 116 汚染洗浄液槽 117 切替弁 118 制御手段 119 残渣 120 水熱酸化分解装置 150 切替弁 121 サイクロンセパレータ 122 一次反応器 123a〜123d 処理液 124a〜124d 加圧ポンプ 125 熱交換器 126 二次反応器 127 冷却器 128 減圧弁 129 気液分離器 130 活性炭槽 131 排ガス(CO2 ) 132 煙突 133 排水(H2 O,NaCl) 134 放出タンク 135a〜135d 処理液タンク 136a〜136d 配管 137 エジェクタ 138 高圧酸素供給設備 203 吸光光度計 1001 被処理物 1002 有害物質(例えばPCB) 1003 容器 1004 分離手段 1005 解体手段 1006 前処理手段 1007 有機物 1008 無機物 1009 分離手段 1010 洗浄液 1011 洗浄槽 1012 汚染洗浄液 1013 有害物質分解処理手段 1014 スラリー 1015 スラリー化手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 1/00 101 G01N 1/10 ZABW 1/10 ZAB 21/33 21/33 21/35 Z 21/35 B09B 5/00 Z (72)発明者 龍原 潔 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 2G052 AA08 AB22 AC21 AD06 AD26 AD46 BA02 BA21 CA03 CA12 DA09 DA25 DA26 EB11 FC06 FC15 GA11 HA17 HA18 HB09 HC04 HC16 HC24 HC43 JA07 JA09 2G059 AA01 BB04 CC12 CC20 DD12 DD13 EE01 EE12 HH01 HH03 3B201 AA46 AB45 BB02 BB82 BB90 BB95 CC21 CD01 CD22 CD41 CD43 4D004 AA07 AA08 AA22 AB02 AB06 CA02 CA12 CA40 4G075 AA37 BA05 BA06 CA02 CA03 DA01 EA01 EB04 EB21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機ハロゲン化物に汚染された被処理物
    を洗浄した洗浄液を管理する洗浄液管理システムにおい
    て、 被処理物を洗浄する洗浄槽と、 上記洗浄槽からの汚染洗浄液を試料側とし、上記洗浄槽
    内に供給する新規洗浄液を対照側として吸光度計測する
    吸光光度計と、 を備えてなることを特徴とする洗浄液管理システム。
  2. 【請求項2】 有機ハロゲン化物に汚染された被処理物
    を洗浄した洗浄液を管理する洗浄液管理システムにおい
    て、 上記洗浄槽内に新規洗浄液を供給する新規洗浄液供給ラ
    インと、 上記洗浄槽からの洗浄液を一度外部へ取り出した後槽内
    に戻す洗浄液循環ラインと、 上記洗浄液循環ラインと上記新規洗浄液供給ラインとに
    各々介装され、洗浄液の汚染度合いを測定する吸光光度
    計と、 上記吸光光度計で測定した結果により洗浄液の濃度を管
    理することを特徴とする洗浄液管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記吸光光度計が紫外・可視吸光光度計又は赤外吸収ス
    ペクトル計であることを特徴とする洗浄液管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至4のいずれか一において、 上記紫外・可視吸光光度計の測定波長が200〜280
    nm、赤外吸収スペクトル計の測定波長が600−16
    00cm-1であることを特徴とする洗浄液管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、 上記被処理物がPCB含有絶縁油を内蔵したコンデン
    サ、トランス、蛍光灯安定器又はこれらの構成部材であ
    ることを特徴とする洗浄液管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2の洗浄液管理システム
    と、 上記洗浄槽からの汚染洗浄排液を貯蔵する汚染洗浄液貯
    蔵槽と、 上記汚染洗浄液を蒸留処理する蒸留塔と、 上記蒸留塔からの再生洗浄液を冷却する冷却器と、 冷却された再生洗浄液を貯蔵する再生洗浄液貯蔵槽と、 上記洗浄槽内に新規洗浄液を供給する新規洗浄液供給ラ
    インと、 上記冷却器と上記再生洗浄液貯蔵タンクとの再生洗浄液
    供給ラインと、 上記再生洗浄液供給ラインと上記新規洗浄液供給ライン
    とに各々介装され、再生洗浄液の汚染度合いを測定する
    吸光光度計と、 上記吸光光度計で測定した結果により再生洗浄液貯蔵槽
    と汚染洗浄液貯蔵槽とにラインを切替る切替弁とを備え
    てなることを特徴とする洗浄液再生・管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5の洗浄液管理システム
    と、 有機ハロゲン化物を解処理する処理設備とを備えてなる
    ことを特徴とする有機ハロゲン化物処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6の洗浄液管理システムと、 有機ハロゲン化物を解処理する処理設備とを備えてなる
    ことを特徴とする有機ハロゲン化物処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、 有機ハロゲン化物を解処理する処理設備が、加熱・加圧
    された反応塔内において炭酸ナトリウム(Na2
    3 )の存在下、有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化反応
    および酸化分解反応により塩化ナトリウム(NaC
    l)、二酸化炭素(CO 2)等に分解させる水熱酸化分
    解装置であることを特徴とする有機ハロゲン化物処理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8において、 上記水熱酸化分解装置が、筒形状の一次反応塔と、油又
    は有機溶媒,有機ハロゲン化物,水(H2O)及び水酸
    化ナトリウム(NaOH)の各処理液を加圧する加圧ポ
    ンプと、当該水を予熱する予熱器と、配管を螺旋状に巻
    いた構成の二次反応塔と、二次反応塔からの処理液を冷
    却する冷却器と、処理液を気液分離する気液分離手段
    と、減圧弁とを備えてなることを特徴とする有機ハロゲ
    ン化物処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010233873A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Tokyo Electric Power Co Inc:The 有機ハロゲン化合物の処理システム
JP2017039059A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 光治郎 大川 被洗浄物の洗浄方法、及び洗浄装置
TWI808416B (zh) * 2020-05-29 2023-07-11 日商加藤創研有限公司 變壓器之洗淨系統及使用其之洗淨方法

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