JP2003088594A - 自動車用防災設備 - Google Patents
自動車用防災設備Info
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- JP2003088594A JP2003088594A JP2001284217A JP2001284217A JP2003088594A JP 2003088594 A JP2003088594 A JP 2003088594A JP 2001284217 A JP2001284217 A JP 2001284217A JP 2001284217 A JP2001284217 A JP 2001284217A JP 2003088594 A JP2003088594 A JP 2003088594A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンルーム内でエアコンガスを消火ガス
として放出して、ボンネットを開放しない安全な消火が
可能になる自動車用防災設備を得る。 【解決手段】 自動車のエンジンルーム１内や車内など
の火災時に、エアコンガスを消火ガスとして放出して消
火するようにしてなる。
として放出して、ボンネットを開放しない安全な消火が
可能になる自動車用防災設備を得る。 【解決手段】 自動車のエンジンルーム１内や車内など
の火災時に、エアコンガスを消火ガスとして放出して消
火するようにしてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用車などの自
動車用防災設備に関するものである。
動車用防災設備に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来、自動車の防災手
段としては、車内に小型消火器を常備するのがせいぜい
であるが、エンジンルーム内で火災が発生したとき、ボ
ンネットを開けるのが大変危険であるし、ましてや小型
消火器を用いてボンネットを開放せずに消火するのはき
わめて困難である。
段としては、車内に小型消火器を常備するのがせいぜい
であるが、エンジンルーム内で火災が発生したとき、ボ
ンネットを開けるのが大変危険であるし、ましてや小型
消火器を用いてボンネットを開放せずに消火するのはき
わめて困難である。
【０００３】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る自
動車用防災設備はかかる問題点を解消するためになされ
たもので、エンジンルーム内でエアコンガスを消火ガス
として放出することにより、ボンネットを開放しない安
全な消火が可能になる。
動車用防災設備はかかる問題点を解消するためになされ
たもので、エンジンルーム内でエアコンガスを消火ガス
として放出することにより、ボンネットを開放しない安
全な消火が可能になる。
【０００４】また、請求項２の発明に係る自動車用防災
設備はエンジンルーム内で火災が発生して自動車の停止
が確認されると、ボンネットが自動的に開くので、エン
ジンルーム内の火災を外部から小型消火器等を用いて容
易に消火できる。
設備はエンジンルーム内で火災が発生して自動車の停止
が確認されると、ボンネットが自動的に開くので、エン
ジンルーム内の火災を外部から小型消火器等を用いて容
易に消火できる。
【０００５】
【発明の実施の形態】実施の形態１．請求項１の発明の
一実施の形態を図１について説明する。図１は自動車の
エンジンルーム部分を示す概略図である。
一実施の形態を図１について説明する。図１は自動車の
エンジンルーム部分を示す概略図である。
【０００６】図１において、１は自動車のエンジンルー
ム、２はエアコンガス（フッ素ガス）の貯蔵容器、３は
貯蔵容器２から延ばしてエンジンルーム１内に配置した
噴射ヘッド、４はエンジンルーム１内に配置した火災感
知器で、制御部５に接続されて貯蔵容器２の開閉を制御
する。
ム、２はエアコンガス（フッ素ガス）の貯蔵容器、３は
貯蔵容器２から延ばしてエンジンルーム１内に配置した
噴射ヘッド、４はエンジンルーム１内に配置した火災感
知器で、制御部５に接続されて貯蔵容器２の開閉を制御
する。
【０００７】今、エンジンルーム１内の火災を火災感知
器４が感知すると、貯蔵容器２内のエアコンガスが噴射
ヘッド３から放出されて消火する。このようにエンジン
ルーム１内において火災の初期の段階での感知が可能で
あるので、エンジンルーム１内の火災を有効に抑制でき
て初期消火が可能になる。
器４が感知すると、貯蔵容器２内のエアコンガスが噴射
ヘッド３から放出されて消火する。このようにエンジン
ルーム１内において火災の初期の段階での感知が可能で
あるので、エンジンルーム１内の火災を有効に抑制でき
て初期消火が可能になる。
【０００８】また、エアコンガスを消火ガスとして利用
するので、新たに消火ガスの貯蔵容器を設ける必要がな
く、設置スペースならびにコスト面で有利になる。な
お、走行中の消火は危険であるので、走行中に火災を感
知してもガスの放出は行わずに警告表示にとどめておく
のがよい。
するので、新たに消火ガスの貯蔵容器を設ける必要がな
く、設置スペースならびにコスト面で有利になる。な
お、走行中の消火は危険であるので、走行中に火災を感
知してもガスの放出は行わずに警告表示にとどめておく
のがよい。
【０００９】実施の形態２．請求項２の発明の一実施の
形態を図２について説明する。図２は自動車のボンネッ
ト部分を示す概略図で、図中前記した実施の形態１と同
一または相当部分には同一符号を付けて説明を省略す
る。
形態を図２について説明する。図２は自動車のボンネッ
ト部分を示す概略図で、図中前記した実施の形態１と同
一または相当部分には同一符号を付けて説明を省略す
る。
【００１０】図２において、６は自動車のボンネット
で、油圧や空気圧による押上げ機構（図示せず）が制御
部５からの火災信号を受けて上方に開放するようになっ
ている。かかるボンネット６の開放は、車の走行中では
警告表示のみにとどめ、車の停止を待って図２の如く開
放するように制御する。
で、油圧や空気圧による押上げ機構（図示せず）が制御
部５からの火災信号を受けて上方に開放するようになっ
ている。かかるボンネット６の開放は、車の走行中では
警告表示のみにとどめ、車の停止を待って図２の如く開
放するように制御する。
【００１１】今、エンジンルーム１内で火災が発生する
と、制御部５からの火災信号を受けてボンネット６が自
動的に開くので、ボンネット６が邪魔になって外部から
消火しにくいということがなく、エンジンルーム１内の
火災に対して直に消火が行える。
と、制御部５からの火災信号を受けてボンネット６が自
動的に開くので、ボンネット６が邪魔になって外部から
消火しにくいということがなく、エンジンルーム１内の
火災に対して直に消火が行える。
【００１２】実施の形態３．前記実施の形態２ではボン
ネット６を上方に開いてエンジンルーム１を開放するも
のを示したが、図３に示すようにボンネット６を前方に
滑り落としてエンジンルーム１を開放するようにしても
同様の効果が得られる。
ネット６を上方に開いてエンジンルーム１を開放するも
のを示したが、図３に示すようにボンネット６を前方に
滑り落としてエンジンルーム１を開放するようにしても
同様の効果が得られる。
【００１３】実施の形態４．請求項３の発明の一実施の
形態は、自動車タイヤに消火ガス（例えばフッ素系ガ
ス）を加圧充填してなるものである。このように自動車
タイヤに消火ガスを加圧充填しておくと、タイヤが延焼
したときに、タイヤから消火ガスが出て、タイヤの初期
消火，抑制が見込める。
形態は、自動車タイヤに消火ガス（例えばフッ素系ガ
ス）を加圧充填してなるものである。このように自動車
タイヤに消火ガスを加圧充填しておくと、タイヤが延焼
したときに、タイヤから消火ガスが出て、タイヤの初期
消火，抑制が見込める。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、請求項１の発明によれば
エンジンルーム内でエアコンガスが消火ガスとして放出
されるので、ボンネットを開放しない安全な消火が可能
になるという効果が得られる。
エンジンルーム内でエアコンガスが消火ガスとして放出
されるので、ボンネットを開放しない安全な消火が可能
になるという効果が得られる。
【００１５】また、請求項２の発明によればエンジンル
ーム内で火災が発生して自動車の停止が確認されると、
ボンネットが自動的に開くので、エンジンルーム内の火
災を外部から小型消火器等を用いて容易に消火できると
いう効果が得られる。
ーム内で火災が発生して自動車の停止が確認されると、
ボンネットが自動的に開くので、エンジンルーム内の火
災を外部から小型消火器等を用いて容易に消火できると
いう効果が得られる。
【図１】この発明の実施の形態１を示す自動車エンジン
ルーム部分の概略図である。
ルーム部分の概略図である。
【図２】この発明の実施の形態２を示す自動車ボンネッ
ト部分の概略図である。
ト部分の概略図である。
【図３】この発明の実施の形態３を示す自動車ボンネッ
ト部分の概略図である。
ト部分の概略図である。
１ エンジンルーム
２ エアコンガス貯蔵容器
３ 噴射ヘッド
４ 火災感知器
５ 制御部
６ ボンネット
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車のエンジンルーム内や車内などの
火災時に、エアコンガスを消火ガスとして放出して消火
するようにしたことを特徴とする自動車用防災設備。 - 【請求項２】 自動車のエンジンルーム内で火災が発生
したとき、自動車の停止状態でボンネットを自動的に開
放するようにしたことを特徴とする自動車用防災設備。 - 【請求項３】 自動車タイヤに加圧空気に変えて消火ガ
スを加圧充填したことを特徴とする自動車用防災設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284217A JP2003088594A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 自動車用防災設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001284217A JP2003088594A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 自動車用防災設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003088594A true JP2003088594A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19107578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001284217A Pending JP2003088594A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 自動車用防災設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003088594A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008541937A (ja) * | 2005-05-31 | 2008-11-27 | キッデ テクノロジーズ インコーポレーテッド | タイヤ消火装置およびそれを備えた車両 |
| JP2010110356A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Mitsubishi Motors Corp | 消火装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09135917A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-05-27 | Nippon Soken Inc | 自動車用消火装置 |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284217A patent/JP2003088594A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09135917A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-05-27 | Nippon Soken Inc | 自動車用消火装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008541937A (ja) * | 2005-05-31 | 2008-11-27 | キッデ テクノロジーズ インコーポレーテッド | タイヤ消火装置およびそれを備えた車両 |
| JP2010110356A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Mitsubishi Motors Corp | 消火装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101005 |
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