JP2003087949A - バスダクトハウジング - Google Patents

バスダクトハウジング

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JP2003087949A
JP2003087949A JP2002245760A JP2002245760A JP2003087949A JP 2003087949 A JP2003087949 A JP 2003087949A JP 2002245760 A JP2002245760 A JP 2002245760A JP 2002245760 A JP2002245760 A JP 2002245760A JP 2003087949 A JP2003087949 A JP 2003087949A
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housing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な強度及び塵埃等の侵入防止が確保で
き、しかも製造コストの低減が可能なバスダクトハウジ
ングを提供すること。 【課題を解決するための手段】 断面コ字形の収納凹部
22と、この収納凹部の開口部両端に延設されて互いに
離反するように形成されたフランジ部23,24及びフ
ランジ部の端縁に付加形成された補強部25,26とを
有する一対のハウジング半体21を前記フランジ部相互
を接合させ、対向する収納凹部によって形成された導体
収容部20A内に絶縁被覆導体を収容すると共に、互い
に接合された前記フランジ部相互を結合するバスダクト
ハウジングにおいて、前記補強部25,26が、閉断面
形状を有するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバスダクトハウジン
グ、特に絶縁被覆導体を収容する収納凹部を有する一対
のハウジング半体を互いに対向せしめてなる二分割体の
バスダクトハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】バスダクトは、一般に平板状の電気導体
を電気絶縁層で被覆した絶縁被覆導体をバスダクトハウ
ジング内に収容するよう構成されている。
【0003】このように構成されるバスダクトは、複数
のケーブルを束ねて配線する配線システムに比べて火災
等の発生防止や漏洩磁束防止等に極めて優れた機能を有
することから工場施設やビル等における主電力供給ライ
ン等に広く用いられている。
【0004】このバスダクトは、例えば実公昭58−9
472号公報に開示され、かつ図7に示すように断面コ
字形の収納凹部101aと、この収納凹部101aの開
口部両端に延設されたフランジ部101b及びフランジ
部101bの外方端縁に沿って付設形成された補強部1
01cとからなる一対のハウジング半体101を有して
いる。
【0005】そしてこれら一対のハウジング半体101
を前記収納凹部101aの開口部側を互いに対向せしめ
互いのフランジ部101bを接合し、互いに接合するフ
ランジ部101bに穿設されたボルト挿通孔101dに
挿入するボルト102によって一体結合してバスダクト
ハウジング103を形成すると共に、対向する収納凹部
101aによって形成された導体収納部103A内に電
気導体104aを電気絶縁層104bで被覆した絶縁被
覆導体104を複数積層して収容している。
【0006】しかし、このように構成されるバスダクト
において絶縁被覆導体は塵埃等から保護する必要があ
り、このため実開昭50−85799号公報や実公昭5
1−2317号公報に開示されるように対向するハウジ
ング半体の接合部に水膨張発泡性物質或いは間隔調整部
材を介在せしめることにより導体収納部内への塵埃等の
侵入を防止する方策がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記実開昭50−85
799号公報或いは実開昭51−2317号公報に開示
される先行技術にあっては、互いに対向するハウジング
半体の接合部に水膨張発泡物質や間隔調整部材を介在せ
しめることから導体収納部内への塵埃等の侵入が防止さ
れ、絶縁被覆導体の保護が得られる。
【0008】しかしバスダクトハウジングが比較的長尺
でかつ重量が大であることから接合部に水膨張発泡物質
や間隔調整部材を介在せしめるバスダクトの組立作業は
煩雑になり作業性に劣り製造コストの増大を招き、かつ
対向するハウジング半体が互いにボルトにより結合する
のみであることからバスダクトハウジングの十分な機械
的強度が得られず、特に補強部に荷重や衝撃等の外力が
作用した場合バスダクトの変形を招く虞れがある等の不
具合がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、上記絶縁被覆導体の噛み込みによ
る絶縁被覆導体の損傷を防止し、十分な強度及び塵埃等
の侵入防止が確保でき、しかも製造コストの低減が可能
なバスダクトハウジングを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に係るバスダクトハウジングは、断面コ字形の収納
凹部と、この収納凹部の開口部両端に延設されて互いに
離反するように形成されたフランジ部及びフランジ部の
端縁に付加形成された補強部とを有する一対のハウジン
グ半体を前記フランジ部相互を接合させ、対向する収納
凹部によって形成された導体収容部内に絶縁被覆導体を
収容すると共に、互いに接合された前記フランジ部相互
を結合するバスダクトハウジングにおいて、前記補強部
が、閉断面形状を有するように構成されている。
【0011】このように補強部が閉断面形状とされたこ
とにより、バスダクトハウジングの機械的強度が確保さ
れ、更に、導体収容部内への塵埃等の侵入も防止され
る。
【0012】請求項2に係るバスダクトハウジングは、
前記補強部が、前記接合されたフランジ部から互いに離
反するように外方に延設された第1補強部と、該第1補
強部の外側端から前記フランジ部と略平行に延設された
第2補強部と、該第2補強部の端部から互いに近接する
よう延設された第3補強部とから構成され、補強部の閉
断面形状が、前記第3補強部の端部を相互に連結して係
合部を形成することにより構成されている。
【0013】この構成によれば、上記請求項1のバスダ
クトハウジングと同様の作用に加え、係合部の存在によ
り、対向するハウジング半体の相対位置決めが自動的に
なされて組立作業の効率化が得られ、かつ接合する補強
部の一体係合に伴ってバスダクトハウジングの機械的強
度の向上が得られる。
【0014】請求項3に係るバスダクトハウジングは、
前記係合部が、一方の前記第3補強部の端部に他方の第
3補強部の端部の板厚に相応する階段状の段差部を設
け、前記他方の第3補強部の端部と前記段差部との係合
により構成されている。
【0015】この構成によれば、第3補強部相互の係合
の結果、係合部の外表面が平坦に連続して形成されるの
で、上記請求項3の発明による作用に加え、バスダクト
ハウジング組立及び取扱作業中に作業者が誤って手等を
怪我する虞れがなく作業の安全性が確保できる。
【0016】請求項4に係るバスダクトハウジングは、
一方の前記補強部の第1補強部の内側端部に係合凹部を
形成し、他方の前記補強部の第1補強部の内側端部に前
記接合状態で前記係合凹部に嵌合する係合突起を設けて
係合部を形成している。
【0017】この構成により、上記バスダクトハウジン
グの機械的強度、導体収容部内への塵埃等の侵入の防止
機能が更に向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバスダクトハ
ウジングの第1の実施の形態を図1乃至図3によって説
明する。
【0019】図1はバスダクト1の斜視図であり、バス
ダクト1は例えば断面矩形或いは隅丸矩形の平板形状で
アルミニウム或いは銅等からなる電気導体11をポリエ
ステルシート等の電気絶縁層12で被覆した絶縁被覆導
体13と、複数の絶縁被覆導体13を積層して収容保持
するバスダクトハウジング20とを有している。
【0020】バスダクトハウジング20は、同一断面形
で相対向する一対のハウジング半体21による2分割体
によって形成される。
【0021】各ハウジング半体21は、断面コ字形の収
納凹部22と、この収納凹部22の開口部両端に沿って
互いに離反するように延設される所定幅のフランジ部2
3、24及び各フランジ部23、24の外側端縁に沿っ
て付加形成される補強部25、26を有している。
【0022】補強部25、26は、図2に図1のA−A
線断面を示すように、互いに接合するフランジ部23、
24に互いに離反するように外方に延設する第1補強部
25a、26aと、第1補強部25a、26aの外側端
から互いに対峙するようにフランジ部23、24と略平
行に延設される第2補強部25b、26bと、第2補強
部25b、26bの端部に互いに近接するよう延設され
る第3補強部25c、26cとからなる断面略U字状乃
至コ字状であって、これら対向する補強部25及び26
との共同によってバスダクトハウジング20の両側縁に
沿って一対の閉断面形状を形成するよう構成されてい
る。
【0023】この補強部25、26の各第2補強部25
b、26bの外側端面25b′、26b′は前記収納凹
部22の外側面部22′に対して少なくとも一部が面一
に形成されている。
【0024】一方の補強部25を形成する第3補強部2
5cの内側端部には他方の補強部26を形成する第3補
強部26cの内側端縁27aの板厚に相応する段差寸法
を有して補強部25、26内に形成される階段状の段差
部27bを有し、これら内側端縁27aと段差部27b
との係合により互いの第3補強部25c及び26cの内
側端部を連結する係合部27を構成している。
【0025】そして、係合部27の内側端縁27aと段
差部27bとを嵌合することにより互いに接合する第3
補強部25cと26cとの外表面が平坦に連続し、かつ
対向する両ハウジング半体21の相対移動が規制されて
両ハウジング半体21の相対位置決めがなされる。
【0026】更に、バスダクトハウジング20は、互い
に対向するハウジング半体21の接合するフランジ部2
3及び24を結合する結合手段28を有している。結合
手段28は、図2に示すようにハウジング半体21のフ
ランジ部23及び24に予め各々形成されるボルト挿通
孔23a、24aにバネ座金28a及び座金28bを介
して挿入するボルト28c及びボルト28cに螺合する
ナット28dによって両フランジ部23、24を締付け
固定するよう構成されている。
【0027】この結合手段28は、両ハウジング半体2
1の第2補強部25b、26bの外側端面25b′、2
6b′から突出しない範囲、即ち収納凹部22の外側面
部22′と外側端面25b′、26b′を結ぶ仮想線2
9から外方に突出しないよう構成されている。
【0028】次に、このように構成されるバスダクト1
の組立作業について説明する。先ず、一方のハウジング
半体21に形成される収納凹部22内に前記平板形状の
電気導体11を電気絶縁層12で被覆した絶縁被覆導体
13を複数、本実施の形態では3層に積層する。
【0029】次に、一方のハウジング半体21の収納凹
部22内に積層され、かつ収納凹部22から突出する絶
縁被覆導体13を他方のハウジング半体21の収納凹部
22内に収容するようハウジング半体21を対向せし
め、対向する一対の収納凹部22によって形成される導
体収納部20A内に絶縁被覆導体13を収容固定すると
共に、結合部27の内側端縁27aと段差部27bとを
嵌合することにより対向するハウジング半体21の相対
位置決めを行う。
【0030】そして、互いに対向するハウジング半体2
1を係合位置決めした状態で各ハウジング半体21のフ
ランジ部23、24に予め各々形成されるボルト挿通孔
23a、24aにバネ座金28a、座金28bを介在し
て挿入するボルト28c及びボルト28cに螺合するナ
ット28dによってフランジ部23、24を圧接せしめ
て固定する。
【0031】このように構成されるバスダクトハウジン
グ20によると、一対のハウジング半体21を、その収
納凹部22の開口部側が対向するよう対向せしめてフラ
ンジ部23と24とを接合することにより係合部27を
構成する内側端縁27aと段差部27bとが互いに係合
して相対向するハウジング半体21の相対移動が規制さ
れて相対位置決めが自動的に行われ、かつ係合部27が
フランジ部23、24を介して収納凹部22から離間し
て形成されることから組立にあたり導体収納部20A内
に収容される絶縁被覆体13の電気絶縁層12を係合部
27によって噛み込むことが回避されて絶縁被覆体13
の損傷を招くことなく極めて効率的に組立てられる。
【0032】また、係合部27の内側端縁27aと段差
部27bとを係合することにより互いに接合する第3補
強部25cと26cとの外表面が平坦に連続して形成さ
れ、バスダクトハウジング20の組立及び取扱作業中に
作業者が誤って手等を怪我する虞れがなく作業の安全性
が確保できる。
【0033】更に、接合する補強部25、26の内側端
部が係合部27によって一体的に連結され、かつ補強部
25、26によってバスダクトハウジング20の両側縁
に沿って長手方向に伸びる閉断面形が形成されてバスダ
クトハウジング20の機械的強度を確保すると共に、補
強部25、26間を係合する係合部27によって導体収
容部20A内への塵埃等の侵入が防止される。
【0034】一方、補強部25、26の第2補強部25
b、26bの外側端面25b′、26b′と収納凹部2
2の外側面部22′とが面一に形成され、かつ結合手段
28が収納凹部22の外側面部22′と第2補強部25
b、26bの外側端面25b′、26b′とを結ぶ仮想
線29内に位置することと相俟って、特にバスダクト1
を横配置した場合、例えば図3に示す如く床面L上に配
設した場合バスダクト1の荷重が床面Lに接する収納凹
部22と両補強部25及び26によって分散支持され
る。
【0035】従って、絶縁被覆導体13を収納する収納
凹部22の下方への湾曲変形が防止され、絶縁被覆導体
13、特に電気絶縁層12の損傷が回避されると共に、
地震等に起因する衝撃荷重による導体収納部20Aの上
下振動など種々の事故誘発が防止できる。
【0036】更に、第2補強部25b、26bの外側端
面25b′、26b′と収納凹部22の外側面部22′
とが面一であることからバスダクト1の占有空間の断面
形状が略矩形となり、バスダクト1の梱包作業が極めて
容易でかつ運搬、保管等に伴う積載に際して安定的に維
持される。また対向するハウジング半体21の断面形状
が同一に形成することから製造及び保管等の管理が容易
になりコスト低減が期待できる。
【0037】次に、本発明におけるバスダクトハウジン
グの第2実施の形態を図4によって説明する。
【0038】図4は本実施の形態によるバスダクトハウ
ジングの要部断面を示し、図1乃至3と対応する部位に
同一符号を付することで詳細な説明を省略するが、第1
の実施の形態におけるバスダクトハウジング20の強度
を更に向上せしめるものである。
【0039】具体的には、一方の補強部25の第1補強
部25a或いは他方の補強部26の第1補強部26aの
内側端部、例えば第1補強部26aの内側端部に係合凹
部30aを形成し、かつ他方の第1補強部25aの内側
端部に前記係合凹部30aに嵌合する係合突起30bを
形成して係合部30を構成する。
【0040】このように構成することにより、第1の実
施の形態におけるバスダクトハウジング20に比較して
補強部25、26の第3補強部25cと26cの内側端
が互いに係合部27によって係合され、更に補強部25
aと26aの内側端部間が係合部30によって相互に係
合されてバスダクトハウジング20の強度が更に増大し
てバスダクトの強度向上がより確実なものとなり、かつ
導体収納部20A内への塵埃等の侵入防止がより確実に
達成できる。
【0041】以上説明した各実施の形態では対向するハ
ウジング半体21のフランジ部23及び24に開口する
ボルト挿通孔23a、24aに挿通するボルト28c及
びナット28d等によって両ハウジング半体21を結合
してバスダクトハウジング20を形成したが、ボルト挿
通孔23a、24a等の穿設等の予備加工を省略して両
ハウジング半体21を結合することにより製造作業の効
率化を図ることも可能である。
【0042】次に、この予備加工を不要とする結合手段
を図5によって説明する。なお図5において図1と対応
する部位に同一符号を付することで詳細な説明を省略す
るが、ここで使用するハウジング半体21のフランジ部
23、24にはボルト挿通孔の穿設等の予備加工は施さ
れてない。
【0043】先ず、図5(A)に示すように一対のハウ
ジング半体21を対向せしめ、対向する一対の収納凹部
22によって形成される導体収納部20A内に絶縁被覆
導体(図示せず)を収容固定すると共に、係合部27の
内側端縁27aと段差部27bとを係合してハウジング
半体21を相対位置決めする。
【0044】そして、重合するフランジ部23、24を
リベット結合する。このリベット41は図5(A)に示
すよう軸41aに中空部を有するチューブラリベットで
あり、リベッタでかしめることにより一方のフランジ
部、例えばフランジ部24を穿孔すると共に貫通し、押
し広げられる軸41aの先端により他方のフランジ部2
3を延出拡張せしめることによりかしめ結合する。
【0045】このリベット41により結合されたバスダ
クトハウジング20は図5(B)に断面を示すようにフ
ランジ部23、24からの突出部が極めて少なく、かつ
前記ボルト締めによる結合方法に比べてボルト挿通孔の
穿設等の予備加工が不要になり、ボルト等の締付作業等
が省略でき、作業の簡素化が得られしかも短時間で効率
的に低コストで実行できる。
【0046】また、他の結合手段を図6によって説明す
る。なお図6と対応する部位に同一符号を付することで
詳細な説明を省略する。
【0047】先ず、図6(A)に示すようにハウジング
半体21を対向せしめ、導体収納部20A内に絶縁被覆
導体(図示せず)を収容固定すると共に、内側端縁27
aと段差部27bとを係合して対向するハウジング半体
21の相対位置決めを行う。
【0048】続いて、互いに重合するフランジ部23と
24を相対向する一対の電極42によってクランプし、
加圧した状態で電極42間に通電して接合部にナゲット
43を形成して溶着するいわゆるスポット溶接により結
合する。
【0049】スポット溶接によって結合されたバスダク
トハウジング20は図6(B)に要部断面を示すよう
に、そのフランジ部23、24に突出部がなく、前記ボ
ルト締めによる結合方法に比べ重量が軽減され、ボルト
挿通孔の穿設等の予備加工が不要となり作業の簡素化が
得られ、極めて短時間で効率的に低コストで実行でき
る。
【0050】また、これらリベット或いはスポット溶接
による結合方法はバスダクトハウジングの組立完了後に
おいても必要に応じて結合部を追加することが極めて容
易に行える。
【0051】
【発明の効果】以上説明した本発明のバスダクトハウジ
ングによれば、バスダクトハウジングの強度、バスダク
トハウジング内への塵埃等の侵入防止及び作業の安全が
確保できると共に製造が容易で製造コストの低減が得ら
れる等本発明特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するバスダク
トの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】バスダクトの使用状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
【図5】本発明におけるバスダクトハウジングに用いら
れる結合手段の説明図であり、(A)はリベットによる
結合手段の説明図を示し、(B)はリベットによる結合
手段によって結合されたバスダクトハウジングの要部断
面図である。
【図6】本発明におけるバスダクトハウジングに用いら
れる結合手段の説明図であり、(A)はスポット溶接に
よる結合手段の説明図を示し、(B)はスポット溶接に
よる結合手段によって結合されたバスダクトハウジング
の要部断面図である。
【図7】従来のバスダクトハウジングを説明する斜視図
である。
【符号の説明】
1 バスダクト 13 絶縁被覆導体 20 バスダクトハウジング 20A 導体収納部 21 ハウジング半体 22 収納凹部 22′ 外側面部 23 フランジ部 24 フランジ部 25 補強部 26 補強部 28 結合手段 30 結合手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面コ字形の収納凹部と、この収納凹部
    の開口部両端に延設されて互いに離反するように形成さ
    れたフランジ部及びフランジ部の端縁に付加形成された
    補強部とを有する一対のハウジング半体を前記フランジ
    部相互を接合させ、対向する収納凹部によって形成され
    た導体収容部内に絶縁被覆導体を収容すると共に、互い
    に接合された前記フランジ部相互を結合するバスダクト
    ハウジングにおいて、 前記補強部は、閉断面形状を有するように構成されたこ
    とを特徴とするバスダクトハウジング。
  2. 【請求項2】 前記補強部は、 前記接合されたフランジ部から互いに離反するように外
    方に延設された第1補強部と、該第1補強部の外側端か
    ら前記フランジ部と略平行に延設された第2補強部と、
    該第2補強部の端部から互いに近接するよう延設された
    第3補強部とから構成され、 前記補強部の閉断面形状は、 前記第3補強部の端部相互を連結して係合部を形成する
    ことにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    バスダクトハウジング。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、 一方の前記第3補強部の端部に他方の第3補強部の端部
    の板厚に相応する階段状の段差部を設け、前記他方の第
    3補強部の端部と前記段差部との係合により構成された
    ことを特徴とする請求項2に記載のバスダクトハウジン
    グ。
  4. 【請求項4】 一方の前記補強部の第1補強部の内側端
    部に係合凹部を設け、他方の前記補強部の第1補強部の
    内側端部に前記接合状態で前記前記係合凹部に嵌合する
    係合突起を設けて係合部を形成したことを特徴とする請
    求項2又は3の何れかに記載のバスダクトハウジング。
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KR100897340B1 (ko) 2007-04-06 2009-05-15 엘에스전선 주식회사 절연 샤프트의 길이 조절이 가능한 부스 덕트 연결용조인트 키트

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