JP2003087518A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP2003087518A JP2003087518A JP2001279109A JP2001279109A JP2003087518A JP 2003087518 A JP2003087518 A JP 2003087518A JP 2001279109 A JP2001279109 A JP 2001279109A JP 2001279109 A JP2001279109 A JP 2001279109A JP 2003087518 A JP2003087518 A JP 2003087518A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレキシブルケーブルが移動するために必要
な空間を最小限に抑えることができるとともに、読取ユ
ニットの安定した走行を実現して読取画質の安定化を図
ることができる画像読取装置を提供すること。 【構成】 原稿台ガラス上に載置された原稿を読み取る
原稿読取部を有する画像読取装置において、前記原稿読
取部を、光源手段と、結像手段と、光電変換手段と、画
像信号送信手段を備えた密着型イメージセンサユニット
と、読取ユニットと、画像信号受信ユニットと、導電性
のシールド部材と、フレキシブルケーブル506aと、
前記読取ユニットを副走査方向に走査させる走査機構
と、を含んで構成するとともに、前記フレキシブルケー
ブル506aの画像信号受信ユニット側において、前記
フレキシブルケーブル506aを略水平、且つ、水平方
向の回動を規制するように保持する。
な空間を最小限に抑えることができるとともに、読取ユ
ニットの安定した走行を実現して読取画質の安定化を図
ることができる画像読取装置を提供すること。 【構成】 原稿台ガラス上に載置された原稿を読み取る
原稿読取部を有する画像読取装置において、前記原稿読
取部を、光源手段と、結像手段と、光電変換手段と、画
像信号送信手段を備えた密着型イメージセンサユニット
と、読取ユニットと、画像信号受信ユニットと、導電性
のシールド部材と、フレキシブルケーブル506aと、
前記読取ユニットを副走査方向に走査させる走査機構
と、を含んで構成するとともに、前記フレキシブルケー
ブル506aの画像信号受信ユニット側において、前記
フレキシブルケーブル506aを略水平、且つ、水平方
向の回動を規制するように保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、複
写機等に使用される画像読取装置に関するものである。
写機等に使用される画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、複写機等に使用さ
れる画像読取装置としては、例えば特開平8−1958
60号公報に記載されているように、主走査方向に線状
に照明する光源手段と、該光源手段により照らされた原
稿の反射光を結像する結像手段と、該結像手段により結
像された反射光を入射させて原稿の画像情報を読み取っ
て画像信号に変換する光電変換手段と、該光電変換手段
により作成された画像信号を送信する画像信号送信手段
とを備える密着型イメージセンサを原稿台ガラス裏面に
付勢するように支持するキャリッジ部材から成る読取ユ
ニットを移動走査することによって、ブック原稿を読み
取る画像読取装置が提案されている。
れる画像読取装置としては、例えば特開平8−1958
60号公報に記載されているように、主走査方向に線状
に照明する光源手段と、該光源手段により照らされた原
稿の反射光を結像する結像手段と、該結像手段により結
像された反射光を入射させて原稿の画像情報を読み取っ
て画像信号に変換する光電変換手段と、該光電変換手段
により作成された画像信号を送信する画像信号送信手段
とを備える密着型イメージセンサを原稿台ガラス裏面に
付勢するように支持するキャリッジ部材から成る読取ユ
ニットを移動走査することによって、ブック原稿を読み
取る画像読取装置が提案されている。
【0003】又、画像信号送信手段であるフレキシブル
ケーブルが原稿台ガラス裏面に接触して原稿台ガラス裏
面を汚さないように、フレキシブルケーブルを画像読取
範囲外に配設することが提案されている。
ケーブルが原稿台ガラス裏面に接触して原稿台ガラス裏
面を汚さないように、フレキシブルケーブルを画像読取
範囲外に配設することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、画像
読取装置の小型化や画像読取密度の向上が市場より益々
求められてきている。
読取装置の小型化や画像読取密度の向上が市場より益々
求められてきている。
【0005】装置の小型化要求によって従来例のように
フレキシブルケーブルを画像読取範囲外に配設する際に
使用可能な空間を小さくする必要がある。
フレキシブルケーブルを画像読取範囲外に配設する際に
使用可能な空間を小さくする必要がある。
【0006】又、画像読取密度の向上のために読取ユニ
ットの安定した走行が求められている。読取ユニットの
走行方向とフレキシブルケーブルの延設方向が異なって
いると、読取ユニットの走行によってフレキシブルケー
ブルの屈曲がスムースに行われず、捩れが生じて読取ユ
ニットに振動を与える可能性がある。従って、読取ユニ
ットの走行方向とフレキシブルケーブルの延設方向をよ
り近くする必要がある。
ットの安定した走行が求められている。読取ユニットの
走行方向とフレキシブルケーブルの延設方向が異なって
いると、読取ユニットの走行によってフレキシブルケー
ブルの屈曲がスムースに行われず、捩れが生じて読取ユ
ニットに振動を与える可能性がある。従って、読取ユニ
ットの走行方向とフレキシブルケーブルの延設方向をよ
り近くする必要がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、フレキシブルケーブルが移動
するために必要な空間を最小限に抑えることができると
ともに、読取ユニットの安定した走行を実現して読取画
質の安定化を図ることができる画像読取装置を提供する
ことにある。
で、その目的とする処は、フレキシブルケーブルが移動
するために必要な空間を最小限に抑えることができると
ともに、読取ユニットの安定した走行を実現して読取画
質の安定化を図ることができる画像読取装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、原稿台ガラス上に載置された原稿を読み
取る原稿読取部を有する画像読取装置において、前記原
稿読取部を、主走査方向に線状に照明する光源手段と、
該光源手段により照らされた原稿の反射光を結像する結
像手段と、該結像手段により結像された前記反射光を入
射させて原稿の画像情報を読取画像信号に変換する光電
変換手段と、該光電変換手段により作成された画像信号
を送信する画像信号送信手段と、を備えた密着型イメー
ジセンサユニットと、前記密着型イメージセンサを前記
原稿台ガラス裏面に付勢するように保持するキャリッジ
部材から成る副走査方向に移動可能な読取ユニットと、
前記読取ユニットから送信された画像信号を受信する画
像信号受信ユニットと、前記画像信号受信ユニットの前
記読取ユニット側を覆う導電性のシールド部材と、前記
密着型イメージセンサユニットから前記画像信号受信ユ
ニットに画像信号を伝送する伝送媒体としてのフレキシ
ブルケーブルと、前記読取ユニットを副走査方向に走査
させる走査機構と、を含んで構成するとともに、前記フ
レキシブルケーブルの画像信号受信ユニット側におい
て、前記フレキシブルケーブルを略水平、且つ、水平方
向の回動を規制するように保持したことを特徴とする。
め、本発明は、原稿台ガラス上に載置された原稿を読み
取る原稿読取部を有する画像読取装置において、前記原
稿読取部を、主走査方向に線状に照明する光源手段と、
該光源手段により照らされた原稿の反射光を結像する結
像手段と、該結像手段により結像された前記反射光を入
射させて原稿の画像情報を読取画像信号に変換する光電
変換手段と、該光電変換手段により作成された画像信号
を送信する画像信号送信手段と、を備えた密着型イメー
ジセンサユニットと、前記密着型イメージセンサを前記
原稿台ガラス裏面に付勢するように保持するキャリッジ
部材から成る副走査方向に移動可能な読取ユニットと、
前記読取ユニットから送信された画像信号を受信する画
像信号受信ユニットと、前記画像信号受信ユニットの前
記読取ユニット側を覆う導電性のシールド部材と、前記
密着型イメージセンサユニットから前記画像信号受信ユ
ニットに画像信号を伝送する伝送媒体としてのフレキシ
ブルケーブルと、前記読取ユニットを副走査方向に走査
させる走査機構と、を含んで構成するとともに、前記フ
レキシブルケーブルの画像信号受信ユニット側におい
て、前記フレキシブルケーブルを略水平、且つ、水平方
向の回動を規制するように保持したことを特徴とする。
【0009】従って、本発明によれば、フレキシブルケ
ーブルの読取装置本体側の姿勢を所望の方向に規制、保
持することができ、読取ユニットの走行方向とフレキシ
ブルケーブルの延設方向を所定の精度に保つことが可能
になる。この結果、フレキシブルケーブルが所定の範囲
を安定して移動することができ、フレキシブルケーブル
が移動するために必要な空間を最小限に抑えることがで
きる。
ーブルの読取装置本体側の姿勢を所望の方向に規制、保
持することができ、読取ユニットの走行方向とフレキシ
ブルケーブルの延設方向を所定の精度に保つことが可能
になる。この結果、フレキシブルケーブルが所定の範囲
を安定して移動することができ、フレキシブルケーブル
が移動するために必要な空間を最小限に抑えることがで
きる。
【0010】又、読取ユニットの走行によってフレキシ
ブルケーブルの屈曲がスムーズに行われるため、該フレ
キシブルケーブルの捩れが少なく、読取ユニットに振動
を与えないために読取ユニットの安定した走行が可能と
なり、読取画質の安定化が図られる。
ブルケーブルの屈曲がスムーズに行われるため、該フレ
キシブルケーブルの捩れが少なく、読取ユニットに振動
を与えないために読取ユニットの安定した走行が可能と
なり、読取画質の安定化が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0012】図7は本発明に係る画像読取装置を備える
複写装置の断面図、図8は同複写装置の外観斜視図であ
る。
複写装置の断面図、図8は同複写装置の外観斜視図であ
る。
【0013】図において、1は装置本体、2は原稿Dを
複数枚積載して1枚ずつ搬送する原稿搬送部、3は原稿
Dの画像情報を読み取る画像読取部、4はレーザービー
ムプリンタから成る記録部、5は表示部や入力キー等に
より構成される操作部、6は複数枚のシート材Sを収納
して1枚ずつ搬送するカセット給紙部、7はMP(マル
チペーパー)給紙部、8は装置全体の制御部、9は電源
である。
複数枚積載して1枚ずつ搬送する原稿搬送部、3は原稿
Dの画像情報を読み取る画像読取部、4はレーザービー
ムプリンタから成る記録部、5は表示部や入力キー等に
より構成される操作部、6は複数枚のシート材Sを収納
して1枚ずつ搬送するカセット給紙部、7はMP(マル
チペーパー)給紙部、8は装置全体の制御部、9は電源
である。
【0014】装置本体1の上部に画像読取部3が設けら
れ、該画像読取部3は、記録部4を支持する記録筐体1
0と本体制御部を支持する電装筐体11及び画像読取部
3の右手前を支持する支柱401によって支持されてい
る。
れ、該画像読取部3は、記録部4を支持する記録筐体1
0と本体制御部を支持する電装筐体11及び画像読取部
3の右手前を支持する支柱401によって支持されてい
る。
【0015】画像読取部3の下方には記録排紙部12が
設けられ、所謂機内排紙の構成を採っており、記録排紙
部12と画像読取部3は、画像読取部3に設けられたリ
ーダー底板516で仕切られている。
設けられ、所謂機内排紙の構成を採っており、記録排紙
部12と画像読取部3は、画像読取部3に設けられたリ
ーダー底板516で仕切られている。
【0016】尚、図8(a)は原稿搬送部2を搭載しな
い状態の図、図8(b)は原稿搬送部2を搭載した状態
の図である。
い状態の図、図8(b)は原稿搬送部2を搭載した状態
の図である。
【0017】[リーダー]画像読取部3の上面には、原
稿台ガラス501と流し読みガラス502及びジャンプ
台503が設けられている。又、画像読取部3の上部に
は、原稿圧着板504を備えた原稿搬送部2が画像読取
部3の後方に不図示のヒンジを介して設けられている。
稿台ガラス501と流し読みガラス502及びジャンプ
台503が設けられている。又、画像読取部3の上部に
は、原稿圧着板504を備えた原稿搬送部2が画像読取
部3の後方に不図示のヒンジを介して設けられている。
【0018】又、画像読取部3内には、画像読取手段で
ある密着型イメージセンサ506、キャリッジ507、
ガイドシャフト508、タイミングベルト509、駆動
プーリ510、画像処理中継基板511が設けられてお
り、必要に応じてオプションとして原稿サイズ検知セン
サ512を配置することが可能である。
ある密着型イメージセンサ506、キャリッジ507、
ガイドシャフト508、タイミングベルト509、駆動
プーリ510、画像処理中継基板511が設けられてお
り、必要に応じてオプションとして原稿サイズ検知セン
サ512を配置することが可能である。
【0019】密着型イメージセンサ506は、不図示の
一次元光電変換素子とセルフォックレンズ(商標)50
6aと及びセルフォックレンズ506aの両側に配置さ
れた光源506bを1つの筐体506cに収めたデバイ
スである。
一次元光電変換素子とセルフォックレンズ(商標)50
6aと及びセルフォックレンズ506aの両側に配置さ
れた光源506bを1つの筐体506cに収めたデバイ
スである。
【0020】密着型イメージセンサ506は、キャリッ
ジ507上に不図示のばねで弾性支持され、原稿台ガラ
ス501の方向に付勢され、原稿台ガラス501上に配
置した原稿Dまでの距離が焦点深度を外れないように一
定の距離を保っている。
ジ507上に不図示のばねで弾性支持され、原稿台ガラ
ス501の方向に付勢され、原稿台ガラス501上に配
置した原稿Dまでの距離が焦点深度を外れないように一
定の距離を保っている。
【0021】キャリッジ507は、読取駆動モータ51
3によって駆動されるタイミングベルト509に接続さ
れ、密着型イメージセンサ506内の一次元光電変換素
子に垂直なガイドシャフト508に沿って画像読取部3
内を往復運動する。尚、密着型イメージセンサ506の
位置は、ホームポジションセンサ514の検知タイミン
グを基点としてモータ513の回転周波数及び回転時間
により制御される。
3によって駆動されるタイミングベルト509に接続さ
れ、密着型イメージセンサ506内の一次元光電変換素
子に垂直なガイドシャフト508に沿って画像読取部3
内を往復運動する。尚、密着型イメージセンサ506の
位置は、ホームポジションセンサ514の検知タイミン
グを基点としてモータ513の回転周波数及び回転時間
により制御される。
【0022】原稿Dが原稿台ガラス501上に配置さ
れ、原稿圧着板504を備えた原稿搬送部2が閉じられ
ると、所定の開閉角度のタイミングで原稿サイズ検知セ
ンサ512により原稿Dのサイズが検出される。
れ、原稿圧着板504を備えた原稿搬送部2が閉じられ
ると、所定の開閉角度のタイミングで原稿サイズ検知セ
ンサ512により原稿Dのサイズが検出される。
【0023】而して、コピーのスタートキー601aが
押下されると、検出された原稿サイズと操作部5から入
力された変倍率の情報に従って所定のサイズの記録紙が
選択され、シート材Sの給紙動作が開始される。尚、適
切なサイズの記録紙が存在しない場合には、その旨表示
部602に表示する。
押下されると、検出された原稿サイズと操作部5から入
力された変倍率の情報に従って所定のサイズの記録紙が
選択され、シート材Sの給紙動作が開始される。尚、適
切なサイズの記録紙が存在しない場合には、その旨表示
部602に表示する。
【0024】スタートキー601aの押下後、シェーデ
ィングを行い、原稿Dの先端から走査し、画像読取部3
内に設けられた画像処理中継基板511でA/D変換が
行われ、画像情報は装置本体1の画像処理部52に送ら
れる。尚、密着型イメージセンサ506と画像処理中継
基板511は、不図示のフラットケーブルで電気的に接
続されている。
ィングを行い、原稿Dの先端から走査し、画像読取部3
内に設けられた画像処理中継基板511でA/D変換が
行われ、画像情報は装置本体1の画像処理部52に送ら
れる。尚、密着型イメージセンサ506と画像処理中継
基板511は、不図示のフラットケーブルで電気的に接
続されている。
【0025】そして、走査が終わると、読取駆動モータ
513が逆回転して密着型イメージセンサ506が元の
待機位置に戻される。
513が逆回転して密着型イメージセンサ506が元の
待機位置に戻される。
【0026】[DF]原稿搬送部2における構成及び動
作は以下の通りである。
作は以下の通りである。
【0027】原稿載置台21には、原稿Dの搬送方向と
直角方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ
21aが設けられており、該スライダ21aによって原
稿載置台21上に積載された原稿Dの両サイドを揃える
ことができるようになっている。
直角方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ
21aが設けられており、該スライダ21aによって原
稿載置台21上に積載された原稿Dの両サイドを揃える
ことができるようになっている。
【0028】原稿載置台21上に原稿Dを積載すると、
原稿検知センサ21bで原稿Dの存在が検知され、長さ
検知センサ21cとスライダ21aの移動量により検知
する幅検知センサ21dによって原稿Dのサイズが検知
され、装置本体1内の本体制御部に情報が渡され、操作
部5から入力された変倍率に従って所定のサイズの記録
紙が選択される。適切なサイズの記録紙が存在しない場
合には、その旨表示部602に表示する。
原稿検知センサ21bで原稿Dの存在が検知され、長さ
検知センサ21cとスライダ21aの移動量により検知
する幅検知センサ21dによって原稿Dのサイズが検知
され、装置本体1内の本体制御部に情報が渡され、操作
部5から入力された変倍率に従って所定のサイズの記録
紙が選択される。適切なサイズの記録紙が存在しない場
合には、その旨表示部602に表示する。
【0029】尚、原稿検知センサ21bが原稿Dを検知
しない場合には、静止読み側である原稿台ガラス501
上に原稿Dが配置されたものと判断し、密着型イメージ
センサ506は原稿台ガラス501側を走査する。
しない場合には、静止読み側である原稿台ガラス501
上に原稿Dが配置されたものと判断し、密着型イメージ
センサ506は原稿台ガラス501側を走査する。
【0030】操作部5上のスタートキー601aが押下
されると、密着型イメージセンサ506はシェーディン
グを行い、ジャンプ台503を挟んで原稿台ガラス50
1と反対側の流し読みガラス502の下方に移動して静
止する。
されると、密着型イメージセンサ506はシェーディン
グを行い、ジャンプ台503を挟んで原稿台ガラス50
1と反対側の流し読みガラス502の下方に移動して静
止する。
【0031】原稿載置台21上に積載した複数枚の原稿
Dを分離パッド22aに圧接された分離ローラ22bで
1枚ずつ分離し、原稿搬送ローラ22cにより原稿Dを
Uターン通紙パス22dに搬送する。
Dを分離パッド22aに圧接された分離ローラ22bで
1枚ずつ分離し、原稿搬送ローラ22cにより原稿Dを
Uターン通紙パス22dに搬送する。
【0032】更に、原稿Dが原稿先端検知センサ22f
を通過した後、該原稿Dを給紙ローラ22e等で第1の
画像読取部515に搬送し、原稿Dの先端が密着型イメ
ージセンサ506が停止した画像読取位置に達するタイ
ミングで原稿画像を走査し始め、画像信号を画像処理中
継基板511でA/D変換して装置本体1の画像処理部
52へ送る。
を通過した後、該原稿Dを給紙ローラ22e等で第1の
画像読取部515に搬送し、原稿Dの先端が密着型イメ
ージセンサ506が停止した画像読取位置に達するタイ
ミングで原稿画像を走査し始め、画像信号を画像処理中
継基板511でA/D変換して装置本体1の画像処理部
52へ送る。
【0033】第1の原稿読取部515では、原稿Dは原
稿押えローラ22gにより流し読みガラス502に近接
させつつ原稿Dの画像情報が読み取られる。原稿Dは、
ジャンプ台503で流し読みガラス502上面からすく
い上げられ、原稿排紙ローラ22hを経て原稿排紙トレ
イ23上に排出される。
稿押えローラ22gにより流し読みガラス502に近接
させつつ原稿Dの画像情報が読み取られる。原稿Dは、
ジャンプ台503で流し読みガラス502上面からすく
い上げられ、原稿排紙ローラ22hを経て原稿排紙トレ
イ23上に排出される。
【0034】原稿載置台21に積載された全て原稿Dが
読み終わり、原稿検知センサ21bが「原稿なし」を検
知すると、密着型イメージセンサ506は元の待機位置
に戻る。
読み終わり、原稿検知センサ21bが「原稿なし」を検
知すると、密着型イメージセンサ506は元の待機位置
に戻る。
【0035】[カセット]カセット給紙部6は、装置本
体1に対して着脱可能なフィーダ部301と、該フィー
ダ部301に対して着脱可能な給紙カセット302とで
構成されている。ここで、フィーダ部301は装置本体
1を下から支持するための構造体としての機能を有して
おり、複数のフィーダ部301を装置本体1の下方に接
続することができる。
体1に対して着脱可能なフィーダ部301と、該フィー
ダ部301に対して着脱可能な給紙カセット302とで
構成されている。ここで、フィーダ部301は装置本体
1を下から支持するための構造体としての機能を有して
おり、複数のフィーダ部301を装置本体1の下方に接
続することができる。
【0036】給紙カセット302は、記録紙束をピック
アップローラ303へ付勢するカセット中板304と、
ピックアップローラ303と協働して記録紙の送り出し
枚数を制限するための分離爪305と、記録紙束の幅方
向を規制するサイド規制板305及び記録紙束の後端を
規制する後端規制板307から構成されている。
アップローラ303へ付勢するカセット中板304と、
ピックアップローラ303と協働して記録紙の送り出し
枚数を制限するための分離爪305と、記録紙束の幅方
向を規制するサイド規制板305及び記録紙束の後端を
規制する後端規制板307から構成されている。
【0037】シート材Sは、紙サイズに合わせて移動可
能に装着されたサイド規制板305によって側端面を規
制されることにより斜行や不送りの発生が防止されるよ
うになっている。
能に装着されたサイド規制板305によって側端面を規
制されることにより斜行や不送りの発生が防止されるよ
うになっている。
【0038】画像は、給紙カセット302に積載された
シート材Sの上面側に記録され、シート材Sの有無はカ
セットセンサ308により検出される。又、前記給紙カ
セット302は、本実施の形態では約500枚のシート
材Sの積載が可能であり、装置本体1に対して前面方向
に引き出し可能(フロントローディング方式)に構成さ
れている。又、給紙カセット302には、種々のシート
サイズ(例えばA3、A4、A5、B4、B5、レタ
ー、リーガルの7種類)のシート材Sが積載可能となっ
ている。
シート材Sの上面側に記録され、シート材Sの有無はカ
セットセンサ308により検出される。又、前記給紙カ
セット302は、本実施の形態では約500枚のシート
材Sの積載が可能であり、装置本体1に対して前面方向
に引き出し可能(フロントローディング方式)に構成さ
れている。又、給紙カセット302には、種々のシート
サイズ(例えばA3、A4、A5、B4、B5、レタ
ー、リーガルの7種類)のシート材Sが積載可能となっ
ている。
【0039】給紙カセット302に積載されたシート材
Sは、カセット中板304が中板ばね309によって上
方に付勢され、半円状のピックアップローラ303に圧
接され、カセット中板304の先端側に位置する分離爪
305との協働で送り出される。
Sは、カセット中板304が中板ばね309によって上
方に付勢され、半円状のピックアップローラ303に圧
接され、カセット中板304の先端側に位置する分離爪
305との協働で送り出される。
【0040】装置本体1内の本体制御部から、シート材
Sを送り出すトリガが掛かると、ピックアップローラ3
03は不図示のモータからの動力を受け、同じく不図示
の電磁クラッチによる動力の接続によってシート材Sの
送り出し動作を行う。そして、送り出しで重送したシー
ト材Sは、給紙ローラ310aとリタードローラ310
bにより1枚に分離される。
Sを送り出すトリガが掛かると、ピックアップローラ3
03は不図示のモータからの動力を受け、同じく不図示
の電磁クラッチによる動力の接続によってシート材Sの
送り出し動作を行う。そして、送り出しで重送したシー
ト材Sは、給紙ローラ310aとリタードローラ310
bにより1枚に分離される。
【0041】給紙ローラ310aの下流にはリトライセ
ンサ312と引き抜きローラ313が設けられており、
ピックアップローラ303を駆動するトリガが掛かった
後、所定の時間を経てもシート材Sがリトライセンサ3
12で検出されないときには、本体制御部は再度ピック
アップローラ303を回転させるトリガを発してシート
材Sの送り出し動作を行う。
ンサ312と引き抜きローラ313が設けられており、
ピックアップローラ303を駆動するトリガが掛かった
後、所定の時間を経てもシート材Sがリトライセンサ3
12で検出されないときには、本体制御部は再度ピック
アップローラ303を回転させるトリガを発してシート
材Sの送り出し動作を行う。
【0042】分離されたシート材Sは、所定時間後にレ
ジストセンサ209により先端が検出される。給紙が開
始されてから所定時間以内にレジストセンサ209がシ
ート材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断し、操
作部5に表示を行うようになっている。
ジストセンサ209により先端が検出される。給紙が開
始されてから所定時間以内にレジストセンサ209がシ
ート材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断し、操
作部5に表示を行うようになっている。
【0043】又、前記カセット給紙部6と装置本体1と
が着脱可能であることは既述であるが、当該カセット給
紙部6と同様の構成を有する2段目以降のカセット給紙
部を更に追加することが可能である。
が着脱可能であることは既述であるが、当該カセット給
紙部6と同様の構成を有する2段目以降のカセット給紙
部を更に追加することが可能である。
【0044】[MP]MP(マルチペーパー)給紙部7
は、MP給紙ローラ201、MP分離パッド202、M
P中板203、MPトレイ204、MP延長トレイ20
5、MP中板バネ(図示せず)、シート規制板206を
備えている。
は、MP給紙ローラ201、MP分離パッド202、M
P中板203、MPトレイ204、MP延長トレイ20
5、MP中板バネ(図示せず)、シート規制板206を
備えている。
【0045】このMP給紙部7からもシート材Sの搬送
は可能であり、複数枚のシート材Sは、MPトレイ20
4上に載置され、MP給紙ローラ201と分離パッド2
02との協働により装置本体1内部のレジストローラ対
210へ搬送される。
は可能であり、複数枚のシート材Sは、MPトレイ20
4上に載置され、MP給紙ローラ201と分離パッド2
02との協働により装置本体1内部のレジストローラ対
210へ搬送される。
【0046】MP給紙部7の使用時において、通常サイ
ズの記録紙については開閉可能なMPトレイ204を使
用し、又、MPトレイ204に積載できないサイズの記
録紙についてはMP延長トレイ205を引き出すことに
より、記録紙の後端がMPトレイ204からはみ出して
垂れ下がるのを防止するようにしている。又、MP中板
203はMP中板バネにより上方に付勢されているが、
当該MP中板203は待機状態では不図示のカムにより
押し下げられているため、シート材SをMP中板203
に積載することが可能となっている。
ズの記録紙については開閉可能なMPトレイ204を使
用し、又、MPトレイ204に積載できないサイズの記
録紙についてはMP延長トレイ205を引き出すことに
より、記録紙の後端がMPトレイ204からはみ出して
垂れ下がるのを防止するようにしている。又、MP中板
203はMP中板バネにより上方に付勢されているが、
当該MP中板203は待機状態では不図示のカムにより
押し下げられているため、シート材SをMP中板203
に積載することが可能となっている。
【0047】而して、装置本体1の本体制御部からMP
給紙の開始を指示する信号が出力された場合は、不図示
のカムが回動し、MP中板203の押し下げ解除により
積載されたシート材Sは半円状のMP給紙ローラ201
に圧接され、MP分離パッド202により摩擦片分離方
式で1枚ずつ分離されて搬送される。そして、分離され
たシート材Sは、MP給紙ローラ201及びMP分離パ
ッド202により圧接搬送が続行され、カセット給紙搬
送路211と合流し、レジストローラ対210に受け渡
される。
給紙の開始を指示する信号が出力された場合は、不図示
のカムが回動し、MP中板203の押し下げ解除により
積載されたシート材Sは半円状のMP給紙ローラ201
に圧接され、MP分離パッド202により摩擦片分離方
式で1枚ずつ分離されて搬送される。そして、分離され
たシート材Sは、MP給紙ローラ201及びMP分離パ
ッド202により圧接搬送が続行され、カセット給紙搬
送路211と合流し、レジストローラ対210に受け渡
される。
【0048】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材Sは、MP給紙ローラ20
1とMP分離パッド202によって圧接搬送され続け、
レジストローラ対210の圧接ニップ部に案内される。
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材Sは、MP給紙ローラ20
1とMP分離パッド202によって圧接搬送され続け、
レジストローラ対210の圧接ニップ部に案内される。
【0049】一方、給紙が開始されてから所定時間以内
にレジストセンサ209がシート材Sの先端を検出しな
い場合はジャムと判断し、操作部5に表示を行うように
なっている。
にレジストセンサ209がシート材Sの先端を検出しな
い場合はジャムと判断し、操作部5に表示を行うように
なっている。
【0050】[レジスト]レジストローラ対210は、
シート材Sの先端がレジストローラ対210の圧接ニッ
プ部に到達した時点では回転停止状態となるよう制御さ
れている。シート材Sの先端が回転停止状態にあるレジ
ストローラ対210の圧接ニップ部に突き当たって係止
され、その後もMP給紙ローラ201若しくは給紙カセ
ット302側の引き抜きローラ313によるシート材S
の給送が行われると、シート材Sに或る程度の撓みルー
プが形成されるため、当該撓みループの反力でシート材
Sの先端辺が圧接ニップ部のニップ線に倣って平行化さ
れることにより、シート材Sの斜行が補正される。
シート材Sの先端がレジストローラ対210の圧接ニッ
プ部に到達した時点では回転停止状態となるよう制御さ
れている。シート材Sの先端が回転停止状態にあるレジ
ストローラ対210の圧接ニップ部に突き当たって係止
され、その後もMP給紙ローラ201若しくは給紙カセ
ット302側の引き抜きローラ313によるシート材S
の給送が行われると、シート材Sに或る程度の撓みルー
プが形成されるため、当該撓みループの反力でシート材
Sの先端辺が圧接ニップ部のニップ線に倣って平行化さ
れることにより、シート材Sの斜行が補正される。
【0051】[画像形成部]画像形成部13は、作像部
14と定着器15とで構成されている。そして、作像部
14は、レーザースキャナ701とトナー一体型のプロ
セスカートリッジ702及び転写ローラ703から成
り、プロセスカートリッジ702は、感光ドラム702
a、帯電ローラ702b、現像スリーブ702c、クリ
ーニングブレード、トナーホッパー702e及びカート
リッジ筐体702fから成り、該プロセスカートリッジ
702は、装置本体1に対して向かって左方向に着脱可
能に構成されている。
14と定着器15とで構成されている。そして、作像部
14は、レーザースキャナ701とトナー一体型のプロ
セスカートリッジ702及び転写ローラ703から成
り、プロセスカートリッジ702は、感光ドラム702
a、帯電ローラ702b、現像スリーブ702c、クリ
ーニングブレード、トナーホッパー702e及びカート
リッジ筐体702fから成り、該プロセスカートリッジ
702は、装置本体1に対して向かって左方向に着脱可
能に構成されている。
【0052】又、前記レーザースキャナ701は、不図
示のレーザービーム発振器、ポリゴンミラー701b、
折り返しミラー701cを備えており、レーザービーム
発振器から変調信号を射出し、ポリゴンミラー701b
により感光ドラム702aに走査光を照射し、折り返し
ミラー701cにより走査光を反射する。
示のレーザービーム発振器、ポリゴンミラー701b、
折り返しミラー701cを備えており、レーザービーム
発振器から変調信号を射出し、ポリゴンミラー701b
により感光ドラム702aに走査光を照射し、折り返し
ミラー701cにより走査光を反射する。
【0053】[プロセスカートリッジ(CRG)]前記
感光ドラム702aは、帯電ローラ702bと現像スリ
ーブ702c及びクリーニングブレードと共にプロセス
カートリッジ702の内部に一体に組み込まれており、
装置本体1に対して着脱自在となっている。感光ドラム
702aの表面は帯電ローラ702bにより均一に帯電
され、その表面にレーザービーム発振器からの走査光が
照射されることにより潜像が形成され、当該潜像が現像
スリーブ702cから供給されるトナーによりトナー像
として顕像化される。
感光ドラム702aは、帯電ローラ702bと現像スリ
ーブ702c及びクリーニングブレードと共にプロセス
カートリッジ702の内部に一体に組み込まれており、
装置本体1に対して着脱自在となっている。感光ドラム
702aの表面は帯電ローラ702bにより均一に帯電
され、その表面にレーザービーム発振器からの走査光が
照射されることにより潜像が形成され、当該潜像が現像
スリーブ702cから供給されるトナーによりトナー像
として顕像化される。
【0054】[定着]作像部14の下流側のシート搬送
経路には、熱定着器704と第1の排紙ローラ451が
配置されている。
経路には、熱定着器704と第1の排紙ローラ451が
配置されている。
【0055】熱定着器704は、熱定着ローラ704
a、加圧ローラ704b、加圧ローラ704bを熱定着
ローラ704aの方向へ付勢する加圧ばね(図示せ
ず)、両ローラ704a,704bの付勢圧を解除する
定着解除レバー704c、それらを支持する定着フレー
ム704dから成り、熱定着ローラ704aの内部には
ヒータ704eが設けられ、熱定着ローラ704aの表
面に接して温度検知センサ(図示せず)が設けられてい
る。
a、加圧ローラ704b、加圧ローラ704bを熱定着
ローラ704aの方向へ付勢する加圧ばね(図示せ
ず)、両ローラ704a,704bの付勢圧を解除する
定着解除レバー704c、それらを支持する定着フレー
ム704dから成り、熱定着ローラ704aの内部には
ヒータ704eが設けられ、熱定着ローラ704aの表
面に接して温度検知センサ(図示せず)が設けられてい
る。
【0056】而して、レジストセンサ209の信号に基
づいて所定のタイミングでレジストローラ対210が駆
動されると、レジストローラ対210によりシート材S
が作像部14に搬送される。ここで、所定のタイミング
とは、感光ドラム702aに形成されたトナー像の先端
とシート材Sの先端が一致するようなタイミングであ
る。
づいて所定のタイミングでレジストローラ対210が駆
動されると、レジストローラ対210によりシート材S
が作像部14に搬送される。ここで、所定のタイミング
とは、感光ドラム702aに形成されたトナー像の先端
とシート材Sの先端が一致するようなタイミングであ
る。
【0057】シート材Sは、転写ローラ703により感
光ドラム702a表面に形成されたトナー像が転写され
た後、シート搬送部705に沿って搬送され、更に熱定
着器704によりトナー像が定着されてから、第1の排
紙ローラ451により第1の排紙トレイ452へ排出さ
れる。
光ドラム702a表面に形成されたトナー像が転写され
た後、シート搬送部705に沿って搬送され、更に熱定
着器704によりトナー像が定着されてから、第1の排
紙ローラ451により第1の排紙トレイ452へ排出さ
れる。
【0058】尚、定着部15の後方には不図示の冷却フ
ァンが設けられており、この冷却ファンによって装置本
体1内の熱を外部へ逃がしている。
ァンが設けられており、この冷却ファンによって装置本
体1内の熱を外部へ逃がしている。
【0059】[カバー]装置本体1にはカートリッジカ
バー212が開閉可能に設けられており、MPトレイ2
04とカートリッジカバー212を開くことによってプ
ロセスカートリッジ702を装置本体1の外に引き出し
て交換できるようになっている。又、カートリッジカバ
ー212にはインターロック機構が備えられており、カ
ートリッジカバー212が開いているか、プロセスカー
トリッジ702が装置本体1にセットされていない場合
は装置本体1が動作しないようになっている。
バー212が開閉可能に設けられており、MPトレイ2
04とカートリッジカバー212を開くことによってプ
ロセスカートリッジ702を装置本体1の外に引き出し
て交換できるようになっている。又、カートリッジカバ
ー212にはインターロック機構が備えられており、カ
ートリッジカバー212が開いているか、プロセスカー
トリッジ702が装置本体1にセットされていない場合
は装置本体1が動作しないようになっている。
【0060】又、記録中にジャムが発生した場合、フィ
ーダカバー314、カートリッジカバー212、排紙カ
バー453の何れかを開けることによって内部に滞留し
ているシート材Sを取り出すことができるようになって
いる。
ーダカバー314、カートリッジカバー212、排紙カ
バー453の何れかを開けることによって内部に滞留し
ているシート材Sを取り出すことができるようになって
いる。
【0061】[排紙]定着後のシート材Sは、第1の反
転パス454によって記録画像面を下にしながら3つの
ローラから成る第1の排紙ローラ451によって第1の
排紙トレイ452に排出される。3つの第1の排紙ロー
ラ451は、第1の反転パス454の外側に1つ、内側
に2つ設けられており、内側の2つのローラが外側の1
つのローラにそれぞれ付勢されている。そして、シート
材Sは、外側のローラの外周に沿いながら逆カール補正
を受ける。
転パス454によって記録画像面を下にしながら3つの
ローラから成る第1の排紙ローラ451によって第1の
排紙トレイ452に排出される。3つの第1の排紙ロー
ラ451は、第1の反転パス454の外側に1つ、内側
に2つ設けられており、内側の2つのローラが外側の1
つのローラにそれぞれ付勢されている。そして、シート
材Sは、外側のローラの外周に沿いながら逆カール補正
を受ける。
【0062】第1の排紙トレイ452にシート材Sが大
量に積載され、第1の満載検知センサ455でシート材
Sの満載状態が検知されると、操作部5に満載を表示し
て記録動作を停止する。尚、第1の排紙トレイ452の
上方にはオプションで第2の排紙トレイ457を設ける
ことも可能である。
量に積載され、第1の満載検知センサ455でシート材
Sの満載状態が検知されると、操作部5に満載を表示し
て記録動作を停止する。尚、第1の排紙トレイ452の
上方にはオプションで第2の排紙トレイ457を設ける
ことも可能である。
【0063】定着後のシート材Sを第2の排紙トレイ4
57に排出する場合には、排紙フラッパ456でシート
材Sの搬送方向を変え、シート材Sを第2の反転パス4
58と第2の排紙ローラ459を経て第2の排紙トレイ
457に排出する。尚、第2の排紙ローラ459、第2
の満載検知センサ460は、それぞれ第1の排紙ローラ
451と第1の満載検知センサ455と同様に構成され
ている。
57に排出する場合には、排紙フラッパ456でシート
材Sの搬送方向を変え、シート材Sを第2の反転パス4
58と第2の排紙ローラ459を経て第2の排紙トレイ
457に排出する。尚、第2の排紙ローラ459、第2
の満載検知センサ460は、それぞれ第1の排紙ローラ
451と第1の満載検知センサ455と同様に構成され
ている。
【0064】第2の排紙トレイ457が装着されている
場合には、第1の排紙トレイ452が満載になったとき
に記録動作を停止しないで第2の排紙トレイ457にシ
ート材Sを排出させることも可能である。
場合には、第1の排紙トレイ452が満載になったとき
に記録動作を停止しないで第2の排紙トレイ457にシ
ート材Sを排出させることも可能である。
【0065】又、本装置は、コピー機能以外にファクシ
ミリ送受信機能とネットワークプリント機能を有してお
り、第1の排紙トレイ452、第2の排紙トレイ457
の出力用途を選択的に切り替えることが可能である。
ミリ送受信機能とネットワークプリント機能を有してお
り、第1の排紙トレイ452、第2の排紙トレイ457
の出力用途を選択的に切り替えることが可能である。
【0066】[制御系]図9は本発明におけるLBPを
使用した複写装置の本体制御部の構成を示すブロック図
である。
使用した複写装置の本体制御部の構成を示すブロック図
である。
【0067】図9において、53は複写装置全体を制御
するCPUであり、このCPU53は、MPU53a、
該MPU53aの制御プログラム等を格納するROM5
3b、各種データ処理のワークエリアや画像情報の一時
的記憶部として使用されるRAM53c、画像の変倍、
解像度変換等を行う画像処理部52等により構成されて
いる。
するCPUであり、このCPU53は、MPU53a、
該MPU53aの制御プログラム等を格納するROM5
3b、各種データ処理のワークエリアや画像情報の一時
的記憶部として使用されるRAM53c、画像の変倍、
解像度変換等を行う画像処理部52等により構成されて
いる。
【0068】又、CPU53には、公知の構成から成る
カレンダ、時計機能等が備えられており、RAM53c
のうちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ
情報等の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッ
テリーバックアップによって停電等の不慮の障害から保
護されている。
カレンダ、時計機能等が備えられており、RAM53c
のうちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ
情報等の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッ
テリーバックアップによって停電等の不慮の障害から保
護されている。
【0069】操作部5は、前記スタートキー601aの
他、テンキー601c、ファンクションキー601d、
ワンタッチキー601e、ストップキー601b、エナ
ジーセーバーキー601f等の各種キースイッチ等を備
えている。又、表示部602は、各種メッセージの表示
を行うLCDと複数のLED、複写機モードとファクシ
ミリ送信モードを切り替えるモード切替キーから成る。
他、テンキー601c、ファンクションキー601d、
ワンタッチキー601e、ストップキー601b、エナ
ジーセーバーキー601f等の各種キースイッチ等を備
えている。又、表示部602は、各種メッセージの表示
を行うLCDと複数のLED、複写機モードとファクシ
ミリ送信モードを切り替えるモード切替キーから成る。
【0070】画像読取部3は、読取モータ等の読取系駆
動制御部54、画像の読み取りを行う読取センサ55、
中継基板157、原稿検知等を行う各種センサ56等か
ら成る。
動制御部54、画像の読み取りを行う読取センサ55、
中継基板157、原稿検知等を行う各種センサ56等か
ら成る。
【0071】読取センサ55には、光電変換を行う撮像
素子155、該撮像素子155で発生した画素毎の信号
を整列、増幅、転送を行う転送回路156等が搭載され
ている。
素子155、該撮像素子155で発生した画素毎の信号
を整列、増幅、転送を行う転送回路156等が搭載され
ている。
【0072】中継基板157には、転送された画像信号
を受信する受信回路158、受信した画像信号のシェー
ディングや2値化、エッジ強調、スムージング等を行う
2値化回路159が搭載されている。尚、読取センサ5
5と中継基板157は中継ケーブル160で接続されて
いる。
を受信する受信回路158、受信した画像信号のシェー
ディングや2値化、エッジ強調、スムージング等を行う
2値化回路159が搭載されている。尚、読取センサ5
5と中継基板157は中継ケーブル160で接続されて
いる。
【0073】記録部4は、記録モータ等の記録系駆動制
御部57、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御
等を行う記録ユニット58、記録する画像のスムージン
グ等を行う記録画像処理部64、記録紙等の検知を行う
各種センサ62から成る。
御部57、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御
等を行う記録ユニット58、記録する画像のスムージン
グ等を行う記録画像処理部64、記録紙等の検知を行う
各種センサ62から成る。
【0074】本装置がファクシミリ送受機等の拡張機能
を制御系を有する場合、該制御系は更に以下のものから
構成される。
を制御系を有する場合、該制御系は更に以下のものから
構成される。
【0075】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部63はMODEM、NCU等から成る接続部
59を有し、該接続部59には通信網59aとハンドセ
ット59bが接続される。外部インタフェイス60は、
CPU53から直接データの送受信を行うインタフェイ
スであり、例えばRS232C、SCSI、LAN、U
SB、IEE1394、赤外線等の回線を通じて装置外
部のコンピュータや周辺機器と接続することによって装
置を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等として使
用したり、外部周辺機器に対するホストとして機能す
る。尚、HDD61は、大容量の不揮発性メモリとして
画像情報等の保存に使用される。
通信制御部63はMODEM、NCU等から成る接続部
59を有し、該接続部59には通信網59aとハンドセ
ット59bが接続される。外部インタフェイス60は、
CPU53から直接データの送受信を行うインタフェイ
スであり、例えばRS232C、SCSI、LAN、U
SB、IEE1394、赤外線等の回線を通じて装置外
部のコンピュータや周辺機器と接続することによって装
置を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等として使
用したり、外部周辺機器に対するホストとして機能す
る。尚、HDD61は、大容量の不揮発性メモリとして
画像情報等の保存に使用される。
【0076】次に、前記画像読取部3の詳細を図1〜図
4を用いて説明する。
4を用いて説明する。
【0077】図1、図2、図3は画像読取部3のそれぞ
れ前方、上方、右方からの透視図であり、図4はフレキ
シブルケーブル506aの部品図、図5はフレキシブル
ケーブル506aの取付部付近の部分を上方、前方、左
方から見た拡大説明図、図6はフレキシブルケーブル5
06aの部品作製時の説明図である。
れ前方、上方、右方からの透視図であり、図4はフレキ
シブルケーブル506aの部品図、図5はフレキシブル
ケーブル506aの取付部付近の部分を上方、前方、左
方から見た拡大説明図、図6はフレキシブルケーブル5
06aの部品作製時の説明図である。
【0078】図1〜図6において、3aはリーダ上フレ
ーム、506aは密着型イメージセンサ506と画像処
理中継基板511を接続するフレキシブルケーブル、5
06bはフレキシブルケーブル506aの密着型イメー
ジセンサ側コネクタ、506cはフレキシブルケーブル
506aの画像処理中継基板側固定位置、507aはキ
ャリッジ507が画像読取部3の左端に移動した状態、
506a1は状態507aでのフレキシブルケーブル5
06aの状態、507bはキャリッジ507が画像読取
部3の右端に移動した状態、506a2は状態507b
でのフレキシブルケーブル506aの状態、507dは
キャリッジ507が画像読取部3の右端に近い位置に移
動した状態、506a3は状態507dでのフレキシブ
ルケーブル506aの状態、507cはフレキシブルケ
ーブル506aをキャリッジ507に保持するフレキ押
さえ、507eは密着型イメージセンサ506を原稿台
ガラス501裏面へ付勢する密着型イメージセンサ付勢
バネである。
ーム、506aは密着型イメージセンサ506と画像処
理中継基板511を接続するフレキシブルケーブル、5
06bはフレキシブルケーブル506aの密着型イメー
ジセンサ側コネクタ、506cはフレキシブルケーブル
506aの画像処理中継基板側固定位置、507aはキ
ャリッジ507が画像読取部3の左端に移動した状態、
506a1は状態507aでのフレキシブルケーブル5
06aの状態、507bはキャリッジ507が画像読取
部3の右端に移動した状態、506a2は状態507b
でのフレキシブルケーブル506aの状態、507dは
キャリッジ507が画像読取部3の右端に近い位置に移
動した状態、506a3は状態507dでのフレキシブ
ルケーブル506aの状態、507cはフレキシブルケ
ーブル506aをキャリッジ507に保持するフレキ押
さえ、507eは密着型イメージセンサ506を原稿台
ガラス501裏面へ付勢する密着型イメージセンサ付勢
バネである。
【0079】又、511aはフレキシブルケーブル50
6aの画像処理中継基板511側コネクタ、511bは
画像処理中継基板511上に配設された画像処理チッ
プ、511cは画像処理中継基板511からの出力側コ
ネクタ、511dは画像処理中継基板511を保持して
リーダー底板516に固定される中継基板保持板、51
1eは画像処理中継基板511から放射されるノイズを
遮蔽するシールド板、511fはフレキシブルケーブル
506aをシールド板511e部で固定するフレキ固定
部材511gはフェライトコア、511hはPPE樹脂
フィルムから成る非導電性のフレキ下シートである。
6aの画像処理中継基板511側コネクタ、511bは
画像処理中継基板511上に配設された画像処理チッ
プ、511cは画像処理中継基板511からの出力側コ
ネクタ、511dは画像処理中継基板511を保持して
リーダー底板516に固定される中継基板保持板、51
1eは画像処理中継基板511から放射されるノイズを
遮蔽するシールド板、511fはフレキシブルケーブル
506aをシールド板511e部で固定するフレキ固定
部材511gはフェライトコア、511hはPPE樹脂
フィルムから成る非導電性のフレキ下シートである。
【0080】更に、516a,516bはリーダー底板
516に一体的に形成されたレール、516cは板金の
絞り出しによりリーダー底板516に一体的に形成され
た画像処理中継基板収納部、516dは板金の絞り出し
によりリーダー底板516に一体的に形成された補強形
状である。
516に一体的に形成されたレール、516cは板金の
絞り出しによりリーダー底板516に一体的に形成され
た画像処理中継基板収納部、516dは板金の絞り出し
によりリーダー底板516に一体的に形成された補強形
状である。
【0081】本実施の形態においては、画像読取部3の
最大原稿対応サイズはA3/レジャーサイズである。
又、ブック原稿及びシート原稿読取のためキャリッジ5
07は、最大約500mmの走査範囲を有している。
最大原稿対応サイズはA3/レジャーサイズである。
又、ブック原稿及びシート原稿読取のためキャリッジ5
07は、最大約500mmの走査範囲を有している。
【0082】画像処理中継基板側固定位置506cを上
記走査範囲の略中央、左端に移動した状態507a位置
から約250mmの位置に配置することによってフレキ
シブルケーブル506aの長さを約400mmとするこ
とができる。
記走査範囲の略中央、左端に移動した状態507a位置
から約250mmの位置に配置することによってフレキ
シブルケーブル506aの長さを約400mmとするこ
とができる。
【0083】通常、高速の画像信号をアナログ伝送可能
なケーブル長は約500mm程度までであるため、本構
成によるフレキシブルケーブル506aの長さはアナロ
グ伝送が可能な長さの条件を満たしている。
なケーブル長は約500mm程度までであるため、本構
成によるフレキシブルケーブル506aの長さはアナロ
グ伝送が可能な長さの条件を満たしている。
【0084】シールド板511eは、リーダー底板51
6より高い位置にあることによって、キャリッジ507
が画像読取部3の左端に移動した状態507aの付近で
のフレキシブルケーブル506aの屈曲に対する空間を
広く確保することができ、フレキシブルケーブル506
aに曲げ癖が付く等の悪影響を低減することができる。
6より高い位置にあることによって、キャリッジ507
が画像読取部3の左端に移動した状態507aの付近で
のフレキシブルケーブル506aの屈曲に対する空間を
広く確保することができ、フレキシブルケーブル506
aに曲げ癖が付く等の悪影響を低減することができる。
【0085】シールド板511e上にはフレキ下シート
511hが接着されており、キャリッジ507の移動で
フレキシブルケーブル506aの姿勢が変化しても、フ
レキシブルケーブル506aとシールド板511eの距
離を所定の距離以上にして放射ノイズの影響を受けにく
くすることができる。
511hが接着されており、キャリッジ507の移動で
フレキシブルケーブル506aの姿勢が変化しても、フ
レキシブルケーブル506aとシールド板511eの距
離を所定の距離以上にして放射ノイズの影響を受けにく
くすることができる。
【0086】画像処理中継基板511は、中継基板保持
板511dに保持され、画像読取部3の奥側から差し込
まれた後にリーダー底板516に固定される。このよう
に構成することによって画像処理中継基板511をレー
ル516aの下部をくぐらせて配設することが可能とな
る。この結果、画像処理中継基板収納部516cの奥側
に配置し、且つ、出力側コネクタ511cをリーダー底
板516の奥側に出た状態の位置に配置することがで
き、ケーブルの短縮と出力側ケーブルの組立性の向上を
図ることができる。
板511dに保持され、画像読取部3の奥側から差し込
まれた後にリーダー底板516に固定される。このよう
に構成することによって画像処理中継基板511をレー
ル516aの下部をくぐらせて配設することが可能とな
る。この結果、画像処理中継基板収納部516cの奥側
に配置し、且つ、出力側コネクタ511cをリーダー底
板516の奥側に出た状態の位置に配置することがで
き、ケーブルの短縮と出力側ケーブルの組立性の向上を
図ることができる。
【0087】又、画像処理中継基板収納部516cは、
板金の絞り出しによりリーダー底板516に一体的に形
成されているため、画像処理中継基板収納部516cと
リーダー底板516の隙間からの不要な電波の漏れ出し
を抑制することができる。
板金の絞り出しによりリーダー底板516に一体的に形
成されているため、画像処理中継基板収納部516cと
リーダー底板516の隙間からの不要な電波の漏れ出し
を抑制することができる。
【0088】このように構成することによって、一般的
なフレキシブルケーブル506aで画像信号をアナログ
伝送とすることができ、A/D変換、2値化を行う画像
処理チップ511bを固定配置される画像処理中継基板
511に配設することができる。
なフレキシブルケーブル506aで画像信号をアナログ
伝送とすることができ、A/D変換、2値化を行う画像
処理チップ511bを固定配置される画像処理中継基板
511に配設することができる。
【0089】ここで、一般的なフレキシブルケーブルと
は、単層の信号伝達層を被覆用の樹脂(例えばポリイミ
ド樹脂フィルム)で被覆した電磁波シールド層を有さな
いフレキシブルケーブルを指す。
は、単層の信号伝達層を被覆用の樹脂(例えばポリイミ
ド樹脂フィルム)で被覆した電磁波シールド層を有さな
いフレキシブルケーブルを指す。
【0090】次に、フレキシブルケーブル506aをシ
ールド板511e部で固定する方法について説明する。
ールド板511e部で固定する方法について説明する。
【0091】図4(a)はフレキシブルケーブル506
aのフレキシブル基板部の説明図である。
aのフレキシブル基板部の説明図である。
【0092】フレキシブル基板部は、導電層を内層に持
つ信号伝達部506a4と導電層を内層に持たない取付
タブ部506a5から成っており、取付タブ部506a
5には位置決め穴506a6が開けられている。
つ信号伝達部506a4と導電層を内層に持たない取付
タブ部506a5から成っており、取付タブ部506a
5には位置決め穴506a6が開けられている。
【0093】図4(b)はフレキシブルケーブル506
aの組み立て後の状態を示す。
aの組み立て後の状態を示す。
【0094】PPE樹脂フィルム(厚さ0.3mm)か
ら成る位置調整シート506a7は、位置決め穴506
a9と位置決め穴506a6を共通にし、フレキシブル
ケーブル506aの延伸方向と所定の角度(本実施の形
態では90°±0.1°)になるよう不図示の調整冶具
にて調整された状態で接着部507a8にて接着されて
いる。そして、位置調整シート506a7には更に位置
決め長穴506a10が設けられている。
ら成る位置調整シート506a7は、位置決め穴506
a9と位置決め穴506a6を共通にし、フレキシブル
ケーブル506aの延伸方向と所定の角度(本実施の形
態では90°±0.1°)になるよう不図示の調整冶具
にて調整された状態で接着部507a8にて接着されて
いる。そして、位置調整シート506a7には更に位置
決め長穴506a10が設けられている。
【0095】図5(a)はフレキシブルケーブル506
aの取付部付近の部分を上方から見た拡大説明図、図5
(b)は前方から見た拡大説明図、図5(c)は左方か
ら見た拡大説明図(フレキ固定部材511fのみ図示)
である。
aの取付部付近の部分を上方から見た拡大説明図、図5
(b)は前方から見た拡大説明図、図5(c)は左方か
ら見た拡大説明図(フレキ固定部材511fのみ図示)
である。
【0096】シールド板511eに設けられた位置決め
穴511e1、511e2にフレキ固定部材511fに
設けられた位置決めピン511f1、511f2が嵌合
し、上方から下方へと刺さるようになっている。そし
て、フレキシブルケーブル506aは、シールド板51
1eとフレキ固定部材511fの間に挟まる形で固定さ
れる。その際、位置決め穴506a9と位置決め長穴5
06a10が位置決めピン511f1,511f2に嵌
合して位置が決められる。
穴511e1、511e2にフレキ固定部材511fに
設けられた位置決めピン511f1、511f2が嵌合
し、上方から下方へと刺さるようになっている。そし
て、フレキシブルケーブル506aは、シールド板51
1eとフレキ固定部材511fの間に挟まる形で固定さ
れる。その際、位置決め穴506a9と位置決め長穴5
06a10が位置決めピン511f1,511f2に嵌
合して位置が決められる。
【0097】フレキシブルケーブル506aがシールド
板511eとフレキ固定部材511fの間に挟まれるの
は信号伝達部506a4の無い位置決め穴506a9、
位置決め長穴506a10の周辺のみであるため、信号
伝達部506a4が固定によるストレスを受けることは
ない。
板511eとフレキ固定部材511fの間に挟まれるの
は信号伝達部506a4の無い位置決め穴506a9、
位置決め長穴506a10の周辺のみであるため、信号
伝達部506a4が固定によるストレスを受けることは
ない。
【0098】このようにフレキシブルケーブル506a
を固定することによってフレキシブルケーブル506a
を水平、且つ、水平方向に回動することがない状態に固
定することができる。この結果、キャリッジ507の位
置によらず、画像処理中継基板側固定位置506c周辺
で安定した姿勢を保つことができ、画像処理中継基板5
11側コネクタ部にフレキシブルケーブル506aの屈
曲によるストレスが及ぶことがない。
を固定することによってフレキシブルケーブル506a
を水平、且つ、水平方向に回動することがない状態に固
定することができる。この結果、キャリッジ507の位
置によらず、画像処理中継基板側固定位置506c周辺
で安定した姿勢を保つことができ、画像処理中継基板5
11側コネクタ部にフレキシブルケーブル506aの屈
曲によるストレスが及ぶことがない。
【0099】次に、フレキシブルケーブル506aの製
造について説明する。
造について説明する。
【0100】フレキシブルケーブル506aは、樹脂製
フィルム(本実施の形態ではポリイミド樹脂フィルム)
に導電層を形成し、更に樹脂製フィルムで覆うことによ
って製造される。その際、フレキシブルケーブル506
aは1つずつ作製されるのではなく、図6に示すよう
に、所定の面積を有するフィルム506sに複数まとめ
て作られたものをプレス機で打ち抜いて作製される。
フィルム(本実施の形態ではポリイミド樹脂フィルム)
に導電層を形成し、更に樹脂製フィルムで覆うことによ
って製造される。その際、フレキシブルケーブル506
aは1つずつ作製されるのではなく、図6に示すよう
に、所定の面積を有するフィルム506sに複数まとめ
て作られたものをプレス機で打ち抜いて作製される。
【0101】本実施の形態でフレキシブルケーブル50
6aに位置調整シート506a7を接着しているのは、
図6(b)に示すように位置調整シート506a7部の
形状をフレキシブルケーブル506aに一体的に形成し
た場合、所定の面積を有するフィルム506s1枚で作
ることができるフレキシブルケーブル506aが別体に
した図6(a)に示す状態に比較して少なくなってしま
うからである。フレキシブルケーブル506aは導電層
を形成し、被覆を行う工程があるために面積当たりの単
価が単純な樹脂フィルムである位置調整シート506a
7と比較して高価である。このため、フレキシブルケー
ブル506aを別体の位置調整シート506a7を接着
して構成する方が安価となる。
6aに位置調整シート506a7を接着しているのは、
図6(b)に示すように位置調整シート506a7部の
形状をフレキシブルケーブル506aに一体的に形成し
た場合、所定の面積を有するフィルム506s1枚で作
ることができるフレキシブルケーブル506aが別体に
した図6(a)に示す状態に比較して少なくなってしま
うからである。フレキシブルケーブル506aは導電層
を形成し、被覆を行う工程があるために面積当たりの単
価が単純な樹脂フィルムである位置調整シート506a
7と比較して高価である。このため、フレキシブルケー
ブル506aを別体の位置調整シート506a7を接着
して構成する方が安価となる。
【0102】更に、位置調整シート506a7を別体と
することによって、位置調整シート506a7部分に所
望の厚さと材質のものを使用することができ、必要な強
度を確保し易い(一体の場合はフレキシブルケーブル5
06aの被覆層の特性に依存してしまう)。
することによって、位置調整シート506a7部分に所
望の厚さと材質のものを使用することができ、必要な強
度を確保し易い(一体の場合はフレキシブルケーブル5
06aの被覆層の特性に依存してしまう)。
【0103】・フィルム506sからプレス機で打ち抜
く際の機械的誤差によって発生するフレキシブルケーブ
ル506aの延伸方向と位置決め穴506a9、位置決
め長穴506a10の角度ばらつきを吸収することがで
きる。
く際の機械的誤差によって発生するフレキシブルケーブ
ル506aの延伸方向と位置決め穴506a9、位置決
め長穴506a10の角度ばらつきを吸収することがで
きる。
【0104】・取付先のシールド板511eの位置決め
穴511e1,511e2がキャリッジ507の移動方
向と正確に合っていなくても(正確に直交する位置にな
くても)、位置調整シート506a7を接着する際の角
度設定を変更することで対応することができる。
穴511e1,511e2がキャリッジ507の移動方
向と正確に合っていなくても(正確に直交する位置にな
くても)、位置調整シート506a7を接着する際の角
度設定を変更することで対応することができる。
【0105】以上のようにすることによって、キャリッ
ジ507の移動方向とフレキシブルケーブル506aの
延伸方向とを正確に合わせることができ、キャリッジ5
07の移動によってフレキシブルケーブル506aが屈
曲状態を変えてもフレキシブルケーブル506aが主走
査方向に捩れてぶれる量を小さく抑えることができ、フ
レキシブルケーブル506aが通過するための空間を最
小限に抑えることができる。
ジ507の移動方向とフレキシブルケーブル506aの
延伸方向とを正確に合わせることができ、キャリッジ5
07の移動によってフレキシブルケーブル506aが屈
曲状態を変えてもフレキシブルケーブル506aが主走
査方向に捩れてぶれる量を小さく抑えることができ、フ
レキシブルケーブル506aが通過するための空間を最
小限に抑えることができる。
【0106】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、フレキシブルケーブルの読取装置本体側の姿勢
を所望の方向に規制、保持することができ、読取ユニッ
トの走行方向とフレキシブルケーブルの延設方向を所定
の精度に保つことができ、フレキシブルケーブルを所定
の範囲で安定して移動させることができ、フレキシブル
ケーブルが移動するために必要な空間を最小限に抑える
ことができるという効果が得られる。
よれば、フレキシブルケーブルの読取装置本体側の姿勢
を所望の方向に規制、保持することができ、読取ユニッ
トの走行方向とフレキシブルケーブルの延設方向を所定
の精度に保つことができ、フレキシブルケーブルを所定
の範囲で安定して移動させることができ、フレキシブル
ケーブルが移動するために必要な空間を最小限に抑える
ことができるという効果が得られる。
【0107】又、本発明によれば、読取ユニットの走行
によってフレキシブルケーブルの屈曲がスムーズに行わ
れ、該フレキシブルケーブルの捩れを小さく抑えること
ができるため、読取ユニットに振動を与えず、読取ユニ
ットの安定した走行が可能となって読取画像の安定化が
図られるという効果が得られる。
によってフレキシブルケーブルの屈曲がスムーズに行わ
れ、該フレキシブルケーブルの捩れを小さく抑えること
ができるため、読取ユニットに振動を与えず、読取ユニ
ットの安定した走行が可能となって読取画像の安定化が
図られるという効果が得られる。
【図1】画像読取部3前方からの透視図である。
【図2】画像読取部の上方からの透視図である。
【図3】画像読取部の右方からの透視図である。
【図4】フレキシブルケーブルの部品説明図である。
【図5】フレキシブルケーブル取付部付近の説明図であ
る。
る。
【図6】フレキシブルケーブルの部品作製時の説明図で
ある。
ある。
【図7】本発明に係る画像読取装置を備える複写装置の
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明に係る画像読取装置を備える複写装置の
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図9】本発明に係る画像読取装置を備える複写装置の
制御部の構成を示すブロック図である。
制御部の構成を示すブロック図である。
1 装置本体
2 原稿搬送部
3 画像読取部
4 記録部
5 操作部
6 カセット給紙部
7 MP(マルチペーパー)給紙部
8 制御部
9 電源
155 撮像素子
156 転送回路
157 中継基板
158 受信回路
159 2値化回路
160 接続ケーブル
501 原稿台ガラス
502 流し読みガラス
503 ジャンプ台
504 原稿圧着板
506 密着型イメージセンサ
506a フレキシブルケーブル
507 キャリッジ
508 ガイドシャフト
509 タイミングベルト
510 駆動プーリ
511 画像処理中継基板
512 原稿サイズ検知センサ
513 読取駆動モータ
514 ホームポジションセンサ
515 第1の画像読取部
516 リーダー底板
D 原稿
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H108 AA01 CA01 CB01
5B047 AA01 BA02 BB02 BC20
5C072 AA01 BA01 BA13 DA25 EA07
MA06 SA03 XA01
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿台ガラス上に載置された原稿を読み
取る原稿読取部を有する画像読取装置において、 前記原稿読取部を、 主走査方向に線状に照明する光源手段と、該光源手段に
より照らされた原稿の反射光を結像する結像手段と、該
結像手段により結像された前記反射光を入射させて原稿
の画像情報を読取画像信号に変換する光電変換手段と、
該光電変換手段により作成された画像信号を送信する画
像信号送信手段と、を備えた密着型イメージセンサユニ
ットと、 前記密着型イメージセンサを前記原稿台ガラス裏面に付
勢するように保持するキャリッジ部材から成る副走査方
向に移動可能な読取ユニットと、 前記読取ユニットから送信された画像信号を受信する画
像信号受信ユニットと、 前記画像信号受信ユニットの前記読取ユニット側を覆う
導電性のシールド部材と、 前記密着型イメージセンサユニットから前記画像信号受
信ユニットに画像信号を伝送する伝送媒体としてのフレ
キシブルケーブルと、 前記読取ユニットを副走査方向に走査させる走査機構
と、を含んで構成するとともに、前記フレキシブルケー
ブルの画像信号受信ユニット側において、前記フレキシ
ブルケーブルを略水平、且つ、水平方向の回動を規制す
るように保持したことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 前記画像信号受信ユニットの前記読取ユ
ニット側を覆う導電性のシールド部材を設け、前記フレ
キシブルケーブルの画像信号受信ユニット側の保持を前
記シールド部材に対して行うことを特徴とする請求項1
記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 前記フレキシブルケーブルの画像信号伝
送パターンが無い部分に保持部の位置決め部を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項4】 前記フレキシブルケーブルの位置決め部
と位置決め部を共有する回動規制補助部材を前記フレキ
シブルケーブルと一体的に設けたことを特徴とする請求
項2記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001279109A JP2003087518A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001279109A JP2003087518A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003087518A true JP2003087518A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19103363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001279109A Withdrawn JP2003087518A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003087518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016157089A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 原稿読取装置 |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001279109A patent/JP2003087518A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016157089A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 原稿読取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060201 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |