JP2003075936A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2003075936A
JP2003075936A JP2001269931A JP2001269931A JP2003075936A JP 2003075936 A JP2003075936 A JP 2003075936A JP 2001269931 A JP2001269931 A JP 2001269931A JP 2001269931 A JP2001269931 A JP 2001269931A JP 2003075936 A JP2003075936 A JP 2003075936A
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Masahiko Yokota
理彦 横田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取手段の振動を少なくして良好な画像
読取動作が可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 原稿台ガラス501とスペーサ531と
の間の両者の摩擦係数は0.2以下で、スティック・ス
リップが発生せず、良好な画像が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を移動させな
がら画像を読み取ることと、原稿を静止させて画像を読
み取ることとが可能な画像読取装置に関するものであ
り、画像読取装置単体だけでなく、例えば複写機、ファ
クシミリ等の画像形成装置に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、複写機能とファクシミリ
機能を有する複合機等の画像形成装置、あるいはイメー
ジスキャナ等の画像読取装置において、原稿を原稿台ガ
ラス上に固定して走査する(以下、固定読み取りと称す
る。)機能と、光学系を固定して原稿をオートドキュメ
ントフィーダ(ADF)等によって移動させながら走査
する(以下、流し読みと称する。)機能の双方を持った
装置が知られている。
【0003】このような装置の場合には、たとえば、図
12,13に示すように、画像読取部において密着型イ
メージセンサ801が原稿台ガラス802の下に配置さ
れている。
【0004】この密着型イメージセンサ801は、図1
2,13に示すように、ガイド軸803に沿って移動可
能に設けられたキャリッジ804に対して、このキャリ
ッジ804に設けられた回動軸805により、アーム8
06を介して回動自在に構成されている。
【0005】そして、密着型イメージセンサ801は、
スプリング807によって原稿台ガラス802側に付勢
されており、スペーサ808が原稿台ガラス802の下
面に当接することで、原稿台ガラス802と密着型イメ
ージセンサ801との距離が一定となるように構成され
ている。
【0006】この構成により、図13に示すように、固
定読み取りの場合には、密着型イメージセンサ801を
副走査方向に移動させながら、原稿台ガラス802上に
載置された静止原稿D1を読み取り、流し読みの場合に
は、流し読みガラス809の下に、密着型イメージセン
サ801を静止させた状態で、ADFによって給送され
る原稿D2を読み取る。
【0007】特開平7−288656および特開平10
−186535において、分割されたガラスの間のガラ
ス支持部材を密着型イメージセンサが乗り越えて往復す
る発明が提案されている。
【0008】また、図15に示すように、密着型イメー
ジセンサ801の上部に穴801a,801bを設け、
その径よりも小さいダボ810a,810bを持つスペ
ーサ810を差し込む構成がとられており、穴801
a,801bとダボ810a,810bのガタを大きく
して、図16に示すように、ダボ810a,810bが
穴801a,801bへ奥まで差込みきれないでスペー
サ810が浮き上がってしまうような組立不具合を防い
でいる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、原稿台ガラス802裏面と
密着型イメージセンサ801の両端に設けられたスペー
サ810との摺動抵抗が大きく、密着型イメージセンサ
801が波打つような振動やスティック・スリップを起
こす不具合が報告されている。
【0010】また、原稿台ガラス802と流し読みガラ
ス809との間のガラス支持部材812を密着型イメー
ジセンサ801が乗り越える動作(以下、「潜行動作」
とする)では、潜行状態からキャリッジ804を加速さ
せ、密着型イメージセンサ801が原稿台ガラス802
裏面に接触した後に加速が終わると、図8に示したよう
に、画像読取位置に到達した後でも振動が収まらず、密
着型イメージセンサ801が揺れた状態で画像を読み取
ってしまう。
【0011】なお、図8の横軸は時間、縦軸は密着型イ
メージセンサ801の振動の加速度を示し、(4)は密
着型イメージセンサ801の左端の振動、(5)は同じ
く右端の振動、(6)はステッピングモータの電流波
形、dは密着型イメージセンサ801が原稿台ガラス8
02に接触するタイミング、eはステッピングモータの
加速期間、fは加速終了後から振動が収まるまでの時
間、sは画像読取位置を示している。
【0012】また、図17の従来技術では、潜行動作を
行う画像読取装置であって、ガイド813に沿って密着
型イメージセンサ801が潜行する際、スペーサ810
が原稿台ガラス802に付勢されない状態が発生するた
め、はめ込みガタが大きいとスペーサ810が外れてし
まう可能性がある。そのため、スペーサ810が密着型
イメージセンサ801から外れないように固定する方法
も考えられるが、軟らかい摺動樹脂でかつ小さな部品で
あるため、固定する際に変形しやすく、寸法が狂う可能
性がある。
【0013】また、図12において、モータ814の駆
動制御に関して、図示しないCPUからパルス数を監視
する方式では画像処理の演算が遅延するため、スター
ト、ストップのトリガのみをCPUが管理し、回転数や
加減速はサブCPUやASICが管理するようにしてい
る。
【0014】しかし、この場合、密着型イメージセンサ
801が原稿読取開始位置に到達するタイミングを検出
できないため、キャリッジ804の位置検出のためのフ
ォトインタラプタ815を設け、予め画像読取位置とフ
ォトインタラプタ815との距離をシステムにパラメー
タとして与えておき、フォトインタラプタ815がキャ
リッジ804の位置を検出した後、そのパラメータに従
ってタイミングを計って画像読取位置に達したと判断し
て画像読取を開始する。
【0015】しかしながら、フォトインタラプタ815
でキャリッジ804を検出した後にモータ814の加速
が続いていると、画像読取位置を判断するためには非常
に複雑な演算処理が必要となり、また、副走査速度を変
更することによって副走査倍率を変更するシステムでは
さらに複雑な演算となり、画像読取開始位置の誤差を生
じさせる問題がある。
【0016】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
読取手段の振動を少なくして良好な画像読取動作が可能
な画像読取装置及び画像形成装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、光電変換素子と光源を搭載した画
像読取手段と、該画像読取手段を1次元方向に移動させ
る駆動源及び動力伝達手段と、前記画像読取手段の移動
範囲を包含する筐体と、該筐体上部に配置される透明平
板と、前記透明平板の裏側に接触して前記画像読取手段
との距離が一定になるようにするスペーサと、前記画像
読取手段を前記透明平板に対して前記スペーサを介して
付勢する付勢手段と、を有し、前記画像読取手段を移動
させることによって、前記透明平板上の画像の走査を行
う画像読取装置において、前記透明平板の裏側に接触し
て前記画像読取手段との距離が一定になるようにする前
記スペーサと前記透明平板との摩擦係数が0.2以下と
なるように設けたことを特徴とする。
【0018】したがって、スペーサと透明平板との摩擦
係数が低下して、画像読取手段に生じる振動を防ぐこと
ができる。
【0019】前記スペーサの材料は、ポリオレフィン系
樹脂であることが好適である。
【0020】これにより、5℃、10%RHの低温低湿
環境から35℃、90%RHの高温高湿環境に渡るま
で、スペーサと透明平板の摩擦係数が低下して、画像読
取手段に生じる振動を防ぐことができる。
【0021】光電変換素子と光源を搭載した画像読取手
段と、該画像読取手段を1次元方向に移動させる駆動源
及び動力伝達手段と、前記画像読取手段の移動範囲を包
含する筐体と、該筐体上部に配置される透明平板と、前
記透明平板の裏側に接触して前記画像読取手段との距離
が一定になるようにするスペーサと、前記画像読取手段
を前記透明平板に対して前記スペーサを介して付勢する
付勢手段と、を有し、前記画像読取手段を移動させるこ
とによって、前記透明平板上の画像の走査を行う画像読
取装置において、前記スペーサは、前記画像読取手段に
対して遠近方向に所定の範囲で移動可能な自由度を持つ
ことを特徴とする。
【0022】したがって、スペーサの変形や脱落を防ぐ
ことができる。
【0023】光電変換素子と光源を搭載した画像読取手
段と、該画像読取手段を1次元方向に移動させる駆動源
及び動力伝達手段と、前記画像読取手段の移動範囲を包
含する筐体と、該筐体上部に配置される二つの第1、第
2の透明平板と、該第1、第2の透明平板の間に設けら
れる前記第1、第2の透明平板の支持部材と、を有し、
前記画像読取手段は、前記第1、第2の透明平板のそれ
ぞれに対して前記画像読取手段に設けたスペーサを介し
て接触し、前記第1、第2の透明平板に対してスペーサ
を介して付勢手段で付勢され、前記画像読取手段が前記
第1、第2の透明平板との間の前記支持部材を通過する
ときに前記画像読取手段の前記支持部材への前記付勢手
段の付勢に抗するガイド手段で潜行ガイドする画像読取
装置において、前記画像読取手段が移動しながら副走査
を行う際、前記画像読取手段に設けた前記スペーサが前
記第1の透明平板に接触する前に加速動作を終了するこ
とを特徴とする。
【0024】したがって、画像読取手段に生じる振動を
小さくし、読み取る画像の画像揺れの不具合を防ぐこと
ができる。
【0025】前記画像読取手段の副走査位置のある一点
を検出する検出手段を有し、該検出手段は、前記画像読
取手段の副走査方向の加速が終わってから副走査位置を
検出するような位置に設けられたことが好適である。
【0026】これにより、画像読取位置検出の演算や加
速の演算を簡易にすることができる。
【0027】本発明の画像形成装置にあっては、上記の
画像読取装置と、シートに画像を形成する記録部と、を
有することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0029】図1〜図11を参照して、実施の形態につ
いて説明する。本実施の形態の画像形成装置である複写
装置の断面図を図9に示し、斜視図を図10に示す。
【0030】1は装置本体、2は原稿Dを複数枚積載し
て一枚ずつ搬送する原稿搬送部、3は原稿Dの画像情報
を読み取る画像読取装置が適用された画像読取部、4は
レーザービームプリンタからなる記録部、5は表示部・
入力キー等により構成される操作部、6は複数枚のシー
トとしてのシート材Sを収納し、一枚ずつ搬送するカセ
ット給紙部、7はMP(マルチペーパー)給紙部、8は
装置全体の制御部、9は電源である。
【0031】装置本体1の上部に画像読取部3が設けら
れ、画像読取部3は記録部4を支持する記録筐体(図示
せず)と、本体制御部51を支持する電装筐体11と、
画像読取部3の右手前を支持する支柱401とによって
支持されている。
【0032】画像読取部3の下方は記録排紙部12が設
けられ、いわゆる機内排紙の構成をとっており、記録排
紙部12と画像読取部3は画像読取部3に設けられたリ
ーダー底板516で仕切られている。
【0033】図10において、図10(a)は原稿搬送
部2を搭載せず、原稿圧着板ユニット25を装着した状
態の図、図10(b)は原稿搬送部2を搭載した状態の
図である。
【0034】以下に、まずこの複写機の画像読取装置に
ついて説明する。
【0035】(画像読取装置)断面図を図3に示した。
画像読取部3の上面には第1の透明平板としての原稿台
ガラス501、第2の透明平板としての流し読みガラス
502、ジャンプ台503が設けられている。
【0036】画像読取部3の上部には原稿圧着板504
を備えた原稿搬送部2が画像読取部3の後方に図示しな
いヒンジを介して設けられている。
【0037】原稿搬送部2の開閉は図示しない圧板開閉
センサ26により検知される。
【0038】画像読取部3内には、画像読取手段である
密着型イメージセンサ506、キャリッジ507、ガイ
ドシャフト508、タイミングベルト509、駆動プー
リ510、画像処理中継基板511を設け、オプション
として原稿サイズ検知センサ512を配置することが可
能である。
【0039】密着型イメージセンサ506は、図示しな
い一次元光電変換素子と、セルフォックレンズ(商標)
506dと、セルフォックレンズ(商標)506dの両
側に光源506bを配置し、それらを一つの筐体506
cに収めたデバイスである。
【0040】密着型イメージセンサ506はキャリッジ
507上に図示しないばねで弾性支持され、原稿台ガラ
ス501の方向に付勢され、原稿台ガラス501上に配
置した原稿Dまでの距離が焦点深度を外れないように一
定の距離を保っている。
【0041】原稿台ガラス501と流し読みガラス50
2との間に設けられたジャンプ台503および、ガラス
端部の補強のためのガラスステー536を密着型イメー
ジセンサ506が潜るようにするため、2つのガイド手
段としての潜行ガイド535が密着型イメージセンサ5
06の長手方向両端近傍に位置するように上フレーム5
37に設けられている。
【0042】キャリッジ507はステッピングモータ5
13によって駆動されるタイミングベルト509に接続
され、密着型イメージセンサ506内の一次元光電変換
素子に垂直なガイドシャフト508に沿って画像読取部
3内を往復運動する。
【0043】密着型イメージセンサ506の位置は、フ
ォトインタラプタ514の検知タイミングを基点として
モータの回転周波数および回転時間により制御される。
【0044】原稿Dが原稿台ガラス501上に配置さ
れ、原稿圧着板504を備えた原稿搬送部2が閉じられ
ると、所定の開閉角度のタイミングで原稿サイズ検知セ
ンサ512により原稿Dのサイズが検出される。
【0045】コピーのスタートキー601aが押下され
ると、検出された原稿Dサイズと操作部5から入力され
た変倍率の情報に従って所定のサイズのシート材が選択
され、シート材Sの給紙動作が開始される。適切なサイ
ズのシート材が存在しない場合には、その旨表示部60
2に表示する。
【0046】スタートキー601aの押下後、シェーデ
ィングを行い、原稿先端から走査し、画像読取部3内に
設けた画像処理中継基板511でA/D変換が行われ、
装置本体の画像処理部52へ送られる。密着型イメージ
センサ506と画像処理中継基板511は図示しないフ
ラットケーブルで電気的に接続されている。
【0047】走査が終わるとステッピングモータ513
が逆回転して密着型イメージセンサ506をもとの待機
位置に戻す。
【0048】図1は密着型イメージセンサ506と、そ
の長手方向両端に設けられたスペーサ531の詳細図で
ある。スペーサ531は門形で、密着型イメージセンサ
506に跨るように組み合わされる。スペーサ531の
内側の幅w1は密着型イメージセンサ506の幅w2よ
りも大きい。そのため、組み合わさった状態で幅方向の
ストレスが生じないため、スペーサ531の変形を避け
ることが出来、原稿台ガラス501に対する距離を精度
良く決めることが出来る。
【0049】図2に図1のAA断面を示した。スペーサ
531の二つの腕部内側には凸部531bが設けられ、
その凸部は密着型イメージセンサ506に設けられた二
つの馬蹄形溝506aに嵌合する。
【0050】溝506aと凸部531bは高さ方向で寸
法dだけの自由度があるため、遠近方向に移動でき、両
者が組み合わさった状態でストレスがなく、変形によっ
て密着型イメージセンサ506と原稿台ガラス501と
の距離h(即ち、焦点位置)が狂うことがない。なお、
本実施の形態ではd=0.5mmで設定している。
【0051】また、密着型イメージセンサ506の幅w
2よりもスペーサ531の幅w1のほうが大きいため、
幅方向においてもストレスがなく、変形による寸法ずれ
を防ぐことが出来る。
【0052】また、図3の画像読取装置の断面図に示し
たように、密着型イメージセンサ506は原稿台ガラス
501と流し読みガラス502との間を往来するとき、
両ガラスを支持している支持部材としてのガラスステー
536の下方を図5に示したように潜る。
【0053】ここで、密着型イメージセンサ506の潜
行動作を説明する。画像読取装置の筐体上部を構成する
上カバー515の裏側(筐体の内側)に二つのスロープ
535aもしくは曲面を有する潜行ガイド535を、図
4の手前側と奥側に各1ヶ所ずつ設ける。
【0054】潜行ガイド535は、図5に示すように詳
しくは二つのスロープ535aのほかに、水平部分53
5bを有する摺動性樹脂材料で構成されている。
【0055】潜行ガイド535は、図3においては、原
稿台ガラス501と流し読みガラス502との間に位置
している。
【0056】密着型イメージセンサ506が両ガラスの
間を移動するとき、図5,6に示すように、密着型イメ
ージセンサ506の長手方向両端部から突出した二つの
軸506bがそれぞれ潜行ガイド535のスロープ面5
35aに接触し、密着型イメージセンサ506を原稿台
ガラス501側に付勢させているばね533に抗して密
着型イメージセンサ506を押し下げて、ガラスステー
536の下方を通過する。
【0057】なお、ガラスステー536は、流し読みガ
ラス502上を通過する原稿Dをすくい上げるジャンプ
台503と共に構成されており、原稿台ガラス501に
100Nの荷重がかかってもガラスが破損しないような
強度を持っている。
【0058】図1,2において、スペーサ531はガラ
スと接触する表面中央部を凹形状にして凹部531aを
形成している。これは、一つには原稿台ガラス501と
スペーサ531との接触面積を減らして摺動抵抗を低下
させる効果があり、もう一つは、中央部が凸形状のもの
に比べて密着型イメージセンサ506の原稿台ガラス5
01に対する安定性を確保する効果がある。
【0059】また、スペーサ531は摺動樹脂で構成さ
れているが、中でもポリオレフィン系の材料の摺動抵抗
が小さく、原稿台ガラス501とスペーサ531との間
で起こるスティック・スリップが発生せず、良好な画像
が得られた。このときの両者の摩擦係数は0.2以下
で、実験ではこれを超えるような材料や形状の場合にス
ティックスリップが発生した。
【0060】このスペーサ531の材料がポリオレフィ
ン系樹脂であることで、5℃、10%RHの低温低湿環
境から35℃、90%RHの高温高湿環境に渡るまで、
スペーサ531と原稿台ガラス501の摩擦係数が低下
して、密着型イメージセンサ506に生じる振動を防ぐ
ことができる。
【0061】原稿台ガラス501上の原稿Dの画像を読
み取るとき、密着型イメージセンサ506は図5に示し
た位置P1から加速を始め、原稿台ガラス501に接触
する前の位置P2付近で加速を終了して等速運動にな
る。そして、位置P3付近でキャリッジ507の遮光部
507aのエッジがフォトインタラプタ514を通過
し、読取駆動制御部54(図11参照)内の図示しない
タイマーによって、画像読取先端位置までの到達時間を
カウントし、画像読取位置P4に達したところから原稿
Dの走査を開始する。
【0062】図7の密着型イメージセンサ506の振動
を示した図で説明する。(1)は密着型イメージセンサ
506の奥側の副走査方向の振動、(2)は手前側の副
走査振動を示し、(3)はステッピングモータ513の
電流波形を示している。
【0063】加速期間bが終わったとき、フォトインタ
ラプタ514がキャリッジ507の通過を検知し、図7
のaのところでスペーサ531が原稿台ガラス501に
接触する。その後、振動は期間cで収束し、密着型イメ
ージセンサ506が画像読取位置Sに到達する。
【0064】従来系の場合を図8に示しているが、この
系では加速期間eの中にスペーサ531と原稿台ガラス
501との接触dがあり、そのため、振動の収束期間f
は前述の収束期間cよりも長くなってしまっている。そ
のため、従来系では画像読取位置Sより手前で振動が収
束出来ないばかりか、加速中にフォトインタラプタ51
4を切ることになるので、タイマーによる正確な頭だし
演算が出来ない。
【0065】なお、本実施の形態では、各距離を、加速
開始位置を0基準とする、 加速加速終了・・・20mm、 フォトインタラプタがキャリッジ通過を検出・・・27mm、 スペーサが原稿D台ガラスに接触・・・31.5mm、 画像読取位置・・・41.5mm、 のように設定している。
【0066】以下、本画像読取装置を画像処理装置であ
る複写機に適用した実施の形態の各構成動作を示す。
【0067】(原稿搬送)原稿搬送部2における構成お
よび動作は以下のとおり。原稿載置台21には原稿Dの
搬送方向と直角方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能
なスライダ21aが設けられていて、前記スライダ21
aによって原稿載置台21上に積載された原稿Dの両サ
イドを揃えることが出来るようになっている。
【0068】原稿載置台21上に原稿Dを積載すると、
原稿検知センサ21bで原稿Dの存在が検知され、長さ
検知センサ21cとスライダ21aの移動量により検知
する幅検知センサ21dにより、原稿Dのサイズが検知
され、装置本体1内の本体制御部51に情報が渡され、
操作部5から入力された変倍率に従って所定のサイズの
シート材が選択される。適切なサイズのシート材が存在
しない場合には、その旨表示部602に表示する。
【0069】なお、原稿検知センサ21bが原稿Dを検
知しない場合には、固定読み取り側である原稿台ガラス
501上に原稿Dが配置されたものと判断して、密着型
イメージセンサ506は原稿台ガラス501側を走査す
る。
【0070】操作部5上のスタートキー601aが押下
されると、密着型イメージセンサ506はシェーディン
グを行い、ジャンプ台503を挟んで原稿台ガラス50
1と反対側の流し読みガラス502の下方に移動し静止
する。
【0071】原稿載置台21上に積載した複数枚の原稿
Dを分離パッド22aと圧接した分離ローラ22bで1
枚ずつ分離し、原稿搬送ローラ22cにより、Uターン
通紙パス22dにて搬送される。
【0072】さらに原稿Dが原稿先端検知センサ22f
を通過した後、給紙ローラ22e等で第一の画像読取部
に搬送し、原稿先端が密着型イメージセンサ506が停
止した画像読取位置に達するタイミングで原稿Dの画像
を走査し始め、画像信号が画像処理中継基板511でA
/D変換が行われ、装置本体1の画像処理部52へ送ら
れる。
【0073】第一の原稿読取部では、原稿Dは原稿押え
ローラ22gにより流し読みガラス502に近接させつ
つ原稿Dの画像情報が読み取られる。
【0074】原稿Dはジャンプ台503で流し読みガラ
ス502上面から掬い上げられ、原稿D排紙ローラ22
hを経て原稿排紙トレイ23上に排出される。
【0075】原稿載置台21に積載されたすべての原稿
Dが読み終わり、原稿検知センサ21bが「原稿なし」
を検知すると、密着型イメージセンサ506はもとの待
機位置に戻る。
【0076】(カセット給紙)カセット給紙部6は、装
置本体1に対して着脱可能なフィーダ部301と、フィ
ーダ部301に対して着脱可能な給紙カセット302と
で構成される。
【0077】フィーダ部301は装置本体1を下から支
持するための構造体としての機能を有しており、複数の
フィーダ部301を装置本体1の下方に接続することが
できる。
【0078】給紙カセット302はシート材束をピック
アップローラ303へ付勢するカセット中板304と、
ピックアップローラ303と協働してシート材の括りだ
し枚数を制限するための分離爪305と、シート材束の
幅方向を規制するサイド規制板306、シート材束の後
端を規制する後端規制板307から構成される。
【0079】シート材Sは、サイズに合わせて移動可能
に装着されたサイド規制板306によって側端面を規制
されることにより、斜行や不送りの発生が防止されるよ
うになっている。
【0080】画像は、給紙カセット302に積載された
シート材Sの下面側に記録される。また、シート材Sの
有無はカセットセンサ308により検出される。また、
上述した給紙カセット302は、本実施の形態では約5
00枚のシート材の積載が可能であり、装置本体1に対
して前面方向に引き出し可能(フロントローディング方
式)に構成されている。また、給紙カセット302に
は、種々のシートサイズ(例えばA3,A4,A5,B
4,B5,レター,リーガルの7種類)のシート材が積
載可能となっている。
【0081】給紙カセット302に積載されたシート材
Sはカセット中板304が中板ばね309によって上方
に付勢され、半円状のピックアップローラ303に圧接
され、カセット中板304の先端側に位置する分離爪3
05との協働で括り出される。
【0082】装置本体1内の本体制御部51から、シー
ト材Sを括りだすトリガがかかると、ピックアップロー
ラ303は図示しないモータからの動力を受け、同じく
図示しない電磁クラッチによる動力の接続により、シー
ト材Sの括りだし動作を行う。
【0083】括り出しで重送したシート材Sは給紙ロー
ラ310aとリタードローラ310bにより、1枚に分
離される。
【0084】給紙ローラ310aの下流にリトライセン
サ312と引き抜きローラ313が設けられており、ピ
ックアップローラ303を駆動するトリガがかかったあ
と、所定の時間を経てもシート材Sがリトライセンサ3
12で検出されないときには、制御部51は再度ピック
アップローラ303を回転させるトリガを発してシート
材Sの括り出し動作を行う。
【0085】分離されたシート材Sは所定時間後にレジ
ストセンサ209により先端を検出される。給紙が開始
されてから所定時間以内にレジストセンサ209がシー
ト材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断し、操作
部5に表示を行うようになっている。
【0086】また、上述したカセット給紙部6と装置本
体1とが着脱可能であることは既述であるが、当該カセ
ット給紙部6と同様の構成を有する2段目以降のカセッ
ト給紙部6をさらに追加することが可能である。
【0087】(MP給紙)MP(マルチペーパー)給紙
部7は、MP給紙ローラ201、MP分離パッド20
2、MP中板203、MPトレイ204、MP延長トレ
イ205、MP中板バネ(図示せず)、シート規制板2
06を備えている。
【0088】このMP給紙部7からもシート材Sの搬送
は可能で、複数枚のシート材SはMPトレイ204上に
載置され、MP給紙ローラ201と分離パッド202と
の協働により本体内部のレジストローラ対210へ搬送
される。
【0089】MP給紙部7の使用時において、通常サイ
ズのシート材については開閉可能なMPトレイ204を
使用し、また、MPトレイ204に積載できないサイズ
のシート材についてはMP延長トレイ205を引き出す
ことにより、シート材の後端がMPトレイ204からは
み出して垂れ下がることを防止するようにしている。
【0090】また、MP中板203はMP中板バネしか
くにより上方に付勢されているが、当該MP中板203
は待機状態ではカム(図示略)により押下げられている
ため、シート材SをMP中板203に積載することが可
能となっている。
【0091】装置本体1の本体制御部51からMP給紙
の開始を指示する信号が出力された場合は、カム(図示
略)が回動し、MP中板203の押下げ解除により積載
されたシート材Sは半円状のMP給紙ローラ201に圧
接され、MP分離パッド202により摩擦片分離方式で
1枚ずつ分離され搬送される。分離されたシート材S
は、MP給紙ローラ201及びMP分離パッド202に
より圧接搬送が続行され、カセット給紙搬送路211と
合流し、レジストローラ対210に受け渡される。
【0092】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材SはMP給紙ローラ201
とMP分離パッド202によって圧接搬送し続け、レジ
ストローラ対210の圧接ニップ部Nに案内される。
【0093】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出しない場合
はジャムと判断し、操作部5に表示を行うようになって
いる。
【0094】(レジスト)レジストローラ対210は、
シート材Sの先端がレジストローラ対210の圧接ニッ
プ部に到達した時点では回転停止状態に制御されてい
る。シート材Sの先端が回転停止状態にあるレジストロ
ーラ対210の圧接ニップ部に突き当たって係止され、
その後もMP給紙ローラ201もしくはカセット側の引
き抜きローラ313によるシート材Sの給送が行われる
と、シート材Sにある程度のたわみループが形成される
ため、当該たわみループの反力でシート材Sの先端辺が
レジストローラ対210の圧接ニップ部のニップ線にな
らって平行化されることにより、シート材Sの斜行が補
正される。
【0095】(記録)記録部4は、作像部と熱定着器7
04からなる。作像部はレーザースキャナ701とトナ
ー一体型のプロセスカートリッジ702および、転写ロ
ーラ703からなり、プロセスカートリッジ702内は
感光ドラム702a、帯電ローラ702b、現像スリー
ブ702c、クリーニングブレード702d、トナーホ
ッパー702e、カートリッジ筐体702fからなり、
プロセスカートリッジ702は本体に対して向かって左
方向に着脱可能である。
【0096】レーザースキャナ701は、レーザービー
ム発振器、ポリゴンミラー701b、折り返しミラー7
01cを備えており、レーザービーム発振器から変調信
号を射出し、ポリゴンミラー701bにより感光体ドラ
ム702aに走査光を照射し、折り返しミラー701c
により走査光を反射する。
【0097】(CRG)前記感光体ドラム702aは、
帯電ローラ702b、現像スリーブ702c、クリーニ
ングブレード702dと共にプロセスカートリッジ70
2の内部に一体に組み込まれており、装置本体1に対し
て着脱自在となっている。感光体ドラム702aの表面
は帯電ローラ702bにより均一に帯電され、その表面
にレーザービーム発振器からの走査光が照射されること
により潜像が形成され、当該潜像が現像スリーブ702
cから供給されるトナーにより顕像化されるようになっ
ている。
【0098】(定着)作像部の下流側のシート搬送経路
には、熱定着器704、第一の排紙ローラ451が配置
されている。
【0099】熱定着器704は熱定着ローラ704a、
加圧ローラ704b、加圧ローラ704bを熱定着ロー
ラ704aの方向へ付勢する加圧ばね(図示せず)、両
ローラの付勢圧を解除する定着解除レバー704c、そ
れらを支持する定着フレーム704dからなり、熱定着
ローラ704aの内部にはヒータ704eが設けられ、
熱定着ローラ704aの表面に接して温度検知センサ
(図示せず)が設けられている。
【0100】レジストセンサ209の信号に基づいて所
定のタイミングでレジストローラ対210が駆動される
と、レジストローラ対210によりシート材Sが作像部
に搬送される。所定のタイミングとは、感光体ドラム7
02aに形成されたトナー像の先端とシート材Sの先端
が一致するようなタイミングである。
【0101】シート材Sは、転写ローラ703により感
光体ドラム702a表面に形成されたトナー像が転写さ
れた後、シート搬送部705に沿って搬送され、更に熱
定着器704によりトナー像が定着されてから、第一の
排紙ローラ451により第一の排紙トレイ452へ排出
される。
【0102】定着部15の後方にはファンダクト17が
あり、図示しない冷却ファンで装置内の熱を外部へ逃が
している。
【0103】(カバー)装置本体1にはカートリッジカ
バー212が開閉可能に設けられていて、MPトレイ2
04とカートリッジカバー212を開くことによってプ
ロセスカートリッジ702を装置本体1の外に引出して
交換できるようになっている。また、カートリッジカバ
ー212にはインターロック機構が備わっており、カー
トリッジカバー212が開いているか、プロセスカート
リッジ702が装置本体1にセットされていない場合は
装置本体1が動作しないようになっている。
【0104】また記録中にジャムが発生した場合、フィ
ーダカバー314、カートリッジカバー212、排紙カ
バー453のいずれかを開けることによって内部に滞留
しているシート材Sを取り出すことができるようになっ
ている。
【0105】(排紙)定着後のシート材Sは第一の反転
パス454によって記録画像面を下にしながら3つのロ
ーラからなる第一の排紙ローラ451によって第一の排
紙トレイ452に排出される。3つの第一の排紙ローラ
451は、第一の反転パス454の外側に一つ、内側に
二つ設けられており、内側の二つのローラが外側の一つ
のローラにそれぞれ付勢されている。シート材Sは外側
のローラの外周に沿いながら逆カール補正を受ける。
【0106】第一の排紙トレイ452にシート材Sが大
量に積載され、第一の満載検知センサ455で検知され
ると、操作部5に満載を表示して記録動作を停止する。
【0107】また、第一の排紙トレイ452の上方には
オプションで第二の排紙トレイを設けることも可能であ
る。
【0108】定着後のシート材Sを第二の排紙トレイに
排出する場合には、排紙フラッパ456でシート材Sの
搬送方向を変え、第二の反転パス458と第二の排紙ロ
ーラ449を経て第二の排紙トレイに排出される。第二
の排紙ローラ449、第二の満載検知センサはそれぞれ
第一の排紙ローラ451と第一の満載検知センサ455
と同様の構成である。
【0109】第二の排紙トレイが装着されている場合に
は、第一の排紙トレイ452が満載になったときに記録
動作を停止せずに第二の排紙トレイにシート材Sを排出
させることも可能である。
【0110】また、本装置はコピー機能以外に、ファク
シミリ送受信機能、ネットワークプリント機能を有して
おり、第一の排紙トレイ452、第二の排紙トレイ45
7の出力用途を選択的に切り替えることが可能である。
【0111】(制御系)図11は本実施の形態における
LBPを使用した複写機の本体制御部51のブロック図
である。図において53は複写機全体を制御するCPU
であり、MPU53a、MPU53aの制御プログラム
等を格納するROM53b、各種データ処理のワークエ
リアや画像情報の一時的記憶部として使用されるRAM
53c、画像の変倍、解像度変換等を行う読取画像処理
部52等により構成されている。
【0112】またCPU53には公知の構成からなるカ
レンダ、時計機能などが備えられ、RAM53cのうち
ワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。
【0113】操作部5は図示しない各種キースイッチ等
からなる。表示部602は各種メッセージの表示を行う
LCDと複数のLED、複写機モードとファクシミリ送
信モードを切り替えるモード切替キーからなる(いずれ
も図示せず)。
【0114】画像読取部3は、読取モータ等の読取駆動
制御部54、画像の読取を行う読取センサ55、読取っ
た画像のシェーディングや2値化、エッジ強調、スムー
ジング等を行う読取画像処理部52、原稿D検知等を行
う各種センサ56を有している。
【0115】記録部4は記録モータ等の記録駆動制御部
57、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等を
行う記録ユニット58、記録する画像のスムージング等
を行う記録画像処理部64、記録紙等の検知を行う各種
センサ62を有している。
【0116】本装置がファクシミリ送受機として機能す
る場合の制御系は以下のものから構成される。発呼、着
呼、画像データの符号化等を行う通信制御部63はMO
DEM、NCU等からなる接続部59を持ち、接続部5
9には通信網59a、ハンドセット59bが接続され
る。外部インタフェイス60はCPU53から直接デー
タの送受信を行うインタフェイスであり、例えばRS2
32C、SCSI、LAN、USB、IEE1394、
赤外線等の回線を通じて装置外部のコンピュータや周辺
機器と接続することで装置を外部のコンピュータのスキ
ャナプリンタ等として使用したり、外部周辺機器に対す
るホストとして機能したりする。
【0117】HDD61は大容量の不揮発性メモリとし
て画像情報等の保存に使用される。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画像ム
ラや画像揺れのない良好な読取動作を行なうことが出来
る。
【0119】また、さらに振動のない良好な読取動作を
行なうことが出来る。
【0120】さらに、焦点ボケや部品落下を防止するこ
とが出来る。
【0121】さらにまた、画像先端での画像揺れを防ぐ
ことが出来る。
【0122】そして、画像読取位置の制御を簡潔にし、
位置精度を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像読取装置の一部を拡大し
て示す斜視図である。
【図2】実施の形態に係る画像読取装置の一部を示す断
面図である。
【図3】実施の形態に係る画像読取装置を示す断面図で
ある。
【図4】実施の形態に係る画像読取装置を示す上面図で
ある。
【図5】実施の形態に係る画像読取装置の動作を示す説
明図である。
【図6】実施の形態に係る画像読取装置の動作を示す説
明図である。
【図7】実施の形態に係る画像読取装置の動作を示す説
明図である。
【図8】従来系の画像読取装置の動作を示す説明図であ
る。
【図9】実施の形態に係る複写機を示す断面図である。
【図10】実施の形態に係る複写機を示す斜視図であ
る。
【図11】実施の形態に係る複写機の制御を示す制御ブ
ロック図である。
【図12】従来技術の画像読取装置を示す斜視図であ
る。
【図13】従来技術の画像読取装置の一部を拡大して示
す断面図である。
【図14】従来技術の画像読取装置の一部を拡大して示
す斜視図である。
【図15】従来技術の画像読取装置の一部を拡大して示
す斜視図である。
【図16】従来技術の画像読取装置の一部を拡大して示
す側面図である。
【図17】従来技術の画像読取装置の一部を拡大して示
す斜視図である。
【符号の説明】
501 原稿台ガラス 503 ジャンプ台 504 原稿圧着板 506 密着型イメージセンサ 507 キャリッジ 512 原稿サイズ検知センサ 513 ステッピングモータ 514 フォトインタラプタ 531 スペーサ 535 潜行ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 AA07 AA58 BA15 BA24 BA35 BA36 BA47 2H108 AA19 DA01 FB01 FB04 FB22 FB41 5C072 AA01 BA13 BA15 EA07 LA02 LA18 MA02 MA06 MB03 XA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換素子と光源を搭載した画像読取手
    段と、 該画像読取手段を1次元方向に移動させる駆動源及び動
    力伝達手段と、 前記画像読取手段の移動範囲を包含する筐体と、 該筐体上部に配置される透明平板と、 前記透明平板の裏側に接触して前記画像読取手段との距
    離が一定になるようにするスペーサと、 前記画像読取手段を前記透明平板に対して前記スペーサ
    を介して付勢する付勢手段と、を有し、 前記画像読取手段を移動させることによって、前記透明
    平板上の画像の走査を行う画像読取装置において、 前記透明平板の裏側に接触して前記画像読取手段との距
    離が一定になるようにする前記スペーサと前記透明平板
    との摩擦係数が0.2以下となるように設けたことを特
    徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記スペーサの材料は、ポリオレフィン系
    樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】光電変換素子と光源を搭載した画像読取手
    段と、 該画像読取手段を1次元方向に移動させる駆動源及び動
    力伝達手段と、 前記画像読取手段の移動範囲を包含する筐体と、 該筐体上部に配置される透明平板と、 前記透明平板の裏側に接触して前記画像読取手段との距
    離が一定になるようにするスペーサと、 前記画像読取手段を前記透明平板に対して前記スペーサ
    を介して付勢する付勢手段と、を有し、 前記画像読取手段を移動させることによって、前記透明
    平板上の画像の走査を行う画像読取装置において、 前記スペーサは、前記画像読取手段に対して遠近方向に
    所定の範囲で移動可能な自由度を持つことを特徴とする
    画像読取装置。
  4. 【請求項4】光電変換素子と光源を搭載した画像読取手
    段と、 該画像読取手段を1次元方向に移動させる駆動源及び動
    力伝達手段と、 前記画像読取手段の移動範囲を包含する筐体と、 該筐体上部に配置される二つの第1、第2の透明平板
    と、 該第1、第2の透明平板の間に設けられる前記第1、第
    2の透明平板の支持部材と、を有し、 前記画像読取手段は、前記第1、第2の透明平板のそれ
    ぞれに対して前記画像読取手段に設けたスペーサを介し
    て接触し、前記第1、第2の透明平板に対してスペーサ
    を介して付勢手段で付勢され、前記画像読取手段が前記
    第1、第2の透明平板との間の前記支持部材を通過する
    ときに前記画像読取手段の前記支持部材への前記付勢手
    段の付勢に抗するガイド手段で潜行ガイドする画像読取
    装置において、 前記画像読取手段が移動しながら副走査を行う際、前記
    画像読取手段に設けた前記スペーサが前記第1の透明平
    板に接触する前に加速動作を終了することを特徴とする
    画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記画像読取手段の副走査位置のある一点
    を検出する検出手段を有し、 該検出手段は、前記画像読取手段の副走査方向の加速が
    終わってから副走査位置を検出するような位置に設けら
    れたことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画
    像読取装置と、 シートに画像を形成する記録部と、を有することを特徴
    とする画像形成装置。
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