JP2003087507A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP2003087507A
JP2003087507A JP2001279228A JP2001279228A JP2003087507A JP 2003087507 A JP2003087507 A JP 2003087507A JP 2001279228 A JP2001279228 A JP 2001279228A JP 2001279228 A JP2001279228 A JP 2001279228A JP 2003087507 A JP2003087507 A JP 2003087507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
electrodes
external
light
internal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001279228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3654222B2 (ja
Inventor
Yoshiya Imoto
善弥 伊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001279228A priority Critical patent/JP3654222B2/ja
Publication of JP2003087507A publication Critical patent/JP2003087507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3654222B2 publication Critical patent/JP3654222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光ランプの内部電極と外部電極とで切り替
えて発光を行うにあたり、黒化現象の抑制を図り蛍光ラ
ンプの長寿命化を図ること。 【解決手段】 本発明は、原稿画像へ照射する光源とし
て、放電により発光する蛍光材料が内部に配置された円
管2と、円管2の内部に配置される一対の内部電極A、
Bと、円管2の外部に配置される一対の外部電極a、b
とを有する蛍光ランプ1を用い、一対の外部電極a、b
への電圧印加による外部電極点灯モードと、一対の内部
電極A、Bへの電圧印加による内部電極点灯モードとを
切り替えて用いる画像読取装置であり、外部電極点灯モ
ードでは、一対の内部電極A、Bに対する電位VINと、
一対の外部電極a、bのうち電位の高い側の電極電位V
Hとを、VIN>VHもしくはVIN≒VHとなる条件に制御
するランプコントローラ6を備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプからの
光を原稿画像に照射して画情報を読み取る複写機やスキ
ャナ等の画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特定の画像に、例えば可視光
を透過し赤外線を吸収する材料で不可視の情報を印刷し
ておき、その画像に赤外線を照射させたときの反射光
を、赤外に感度を有するイメージセンサで読み取ること
で、不可視の情報を画像信号として得ることができると
いう技術が提案されている。
【0003】上述の技術を画像読取装置に適用するに際
しては、通常の画像情報読み取りのための構成ととも
に、前記不可視情報読み取りのための構成をいかに簡単
な構成として付加するかが課題となる。
【0004】これまで、可視情報と不可視情報との両方
を読み取るためには、その照明光源としてハロゲンラン
プを用い、ハロゲンランプがもともと有している赤外光
成分を利用し、途中の光路に挿入する光学フィルタを切
り替えることで、可視光読み取りモードと、赤外光読み
取りモードとを切り替えて読み取りを行なっていた(特
開平6−141145号公報参照)。
【0005】ところで、近年、消費電力削減や信頼性向
上を目的に、通常の画像情報読み取り用の光源には、ハ
ロゲンランプの代わりに稀ガス蛍光灯を用いることが多
くなってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、稀ガス
蛍光灯は、通常の点灯条件ではその照射光の成分に赤外
光をほとんど含まないため、前記不可視情報読み取りに
そのまま用いることができず、赤外LEDなどの別途の
光源を付加する必要性があり、コストや設置スペースの
問題が生じる。
【0007】この問題に対して、本願発明者らは、特開
2000−174984号公報で記載されるように、稀
ガス蛍光ランプの点灯モードを切り替えることで、照明
光の分光特性に含まれる赤外光成分を強める提案をして
いる。
【0008】その実施例の一つとして、対象物に光を照
射し反射光を読み取る画像読取装置であって、放電によ
り発光する蛍光材料が内部に配置された密閉容器と、上
記密閉容器の内部に配置される一対の内部電極と、上記
密閉容器の外部に配置される一対の外部電極とを持つ構
成とし、内部電極間に放電を起こさせるモードと、外部
電極間に放電を起こさせるモードとを切り替えること
で、赤外成分の大小を切り替えようとする提案をしてい
る。
【0009】これは、外部電極間に放電を起こさせるモ
ードでは、放電経路がガラス等の誘電体から形成されて
いるため、放電は特定の場所に集中しない。従って、極
めて短時間のインパルス状の放電が随所で発生する。こ
の結果、ガスのキセノン原子から放出される光の成分は
高いエネルギを持った紫外線が主となり、蛍光体を励起
して可視成分を発光させやすくなっている。
【0010】それに対して、内部電極間に放電を起こさ
せるモードでは、放電経路に誘電体が介在せず、両極の
間に陽光柱が持続的に結ばれる。この結果、ガス中のキ
セノン原子から放出される光の成分中、低いエネルギを
持つ赤外線の比率が高くなり、蛍光体を励起せずに、直
接赤外成分が外界に発光される。この2つの電極を持っ
たランプを本願発明者らは実際に試作を行い、発光成分
を切り替えられることを確認している。
【0011】しかし、この外部電極によりランプを点灯
させるモードにおいて、外部電極からの放電によって内
部電極がダメージを受けるという新たな問題が生じてい
る。
【0012】上記ダメージを含む黒化現象の対策として
は、内部電極タイプのおいて、特開平5−144412
号公報では、内部封止ガスに、微量の水銀を含ませるこ
とで黒化現象の軽減を図っている。また、稀ガス蛍光ラ
ンプと類似の構造であるガス放電表示パネルにおいて
は、重水素ガスを封入することが提案されている。
【0013】しかし、内部電極と外部電極を切り替える
場合は、ガラス等の誘電体を通して放電させる外部電極
点灯モードの駆動電位が、内部電極に直にかかることか
ら、黒化の影響が標準的な内部電極の場合よりもひどく
なる。
【0014】また、内部電極と外部電極とを持つものと
しては、特開2000−106146号公報に構造の提
案があるが、これは2つの電極を切り替え点灯させるも
のではない。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、原稿画像へ照射する光源として、放電により発
光する蛍光材料が内部に配置された密閉容器と、密閉容
器の内部に配置される一対の内部電極と、密閉容器の外
部に配置される一対の外部電極とを有する蛍光ランプを
用い、一対の外部電極への電圧印加による外部電極点灯
モードと、一対の内部電極への電圧印加による内部電極
点灯モードとを切り替えて用いる画像読取装置であり、
外部電極点灯モードでは、一対の内部電極に対する電位
INと、一対の外部電極のうち電位の高い側の電極電位
Hとを、VIN>VHもしくはVIN≒VHとなる条件に制
御するランプコントローラを備えているものである。
【0016】このような本発明では、一対の内部電極の
電位に対して、一対の外部電極の電位がプラス側に大き
くふれることが無くなるため、外部電極と内部電極との
間に発生する放電は、常に内部電極側が陽極となり、ダ
メージの原因となっていた内部電極における陰極スパッ
タリング現象が発生しなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る画像読取
装置で適用される蛍光ランプの構成を説明する図であ
る。すなわち、この蛍光ランプ1は、可視光だけでなく
赤外線が透過できる透明体、具体的にはガラスまたは石
英からなる円管2と、円管2の両端部をそれぞれ気密に
封止する一対の口金3と、口金3にそれぞれ取り付けら
れて円管2の内部に配置された一対の内部電極A、内部
電極Bとを備える。
【0018】この円管2の内部には、稀ガス、好ましく
はキセノンガスを主成分とするガスが封入されている。
円管2の内面には、蛍光体21が一層として配置されて
いる。蛍光体21は一様な厚さを有するようにコートさ
れている。ただし、円管2から出て行ける光量を増大す
るために、ある範囲だけ円管2の内面には蛍光体がコー
トされない部分がある。この部分は円管2の軸方向に沿
って帯状に延びている。円管2と蛍光体21との間に、
ある範囲を除き反射膜を設けてもよい。
【0019】また、円管2の外面には、一対の外部電極
a、外部電極bが配置されている。外部電極a、外部電
極bは、例えば導電性金属材料の蒸着や箔状金属の接着
などにより円管に固着されている。外部電極a、外部電
極bは、互いに離れた位置に配置され、それぞれ円管2
の軸方向に沿って延びている。
【0020】上記範囲には、外部電極a、外部電極bは
配置されていない。従って、蛍光ランプ1の光は、帯状
の開口部から放射される。このような構成のもと、内部
電極A、内部電極Bに電圧を印加することにより、両者
の間に放電が行われる。また、外部電極a、外部電極b
に電圧を印加することにより、両者の間に放電が行われ
る。後述するように、内部電極相互間の放電と外部電極
相互間の放電とでは、態様が異なる。
【0021】内部電極A、内部電極Bは内部電極用給電
回路(内部電極用一次コイル41、内部電極用二次コイ
ル42、内部電極用トランス43、内部電極用インバー
タ回路44)により給電され、外部電極a、外部電極b
は外部電極用給電回路(外部電極用一次コイル51、外
部電極用二次コイル52、外部電極用トランス53、外
部電極用インバータ回路54)により給電される。各給
電回路は、直流電源7からの直流電流をインバータ回路
44、54で交流電流に変換し、トランス43、53の
一次コイル41、51に交流電流を流し、その交流電流
を二次コイル42、52で昇圧している。
【0022】インバータ回路44、54は、スイッチ、
トランジスタ、キャパシタなどにより構成されている。
それぞれのインバータ回路44、54には、ランプコン
トローラ6から点灯指令信号が供給される。
【0023】点灯指令信号により、インバータ回路4
4、54では、内部のスイッチがオンに切り替えられ、
直流電源からの直流電流が交流電流に変換される。従っ
て、内部電極用インバータ回路44がオンされると、内
部電極A、内部電極Bに放電が行われ、蛍光ランプ1が
内部電極モードで発光する。
【0024】一方、外部電極用インバータ回路54がオ
ンされると、外部電極a、外部電極b間に放電が行わ
れ、蛍光ランプ1が外部電極モードで発光する。いずれ
のインバータ回路44、54にもランプコントローラ6
が点灯指令信号を供給しないときには、どちらの対の電
極にも給電されず、蛍光ランプ1は発光しない。
【0025】ここで、外部電極モードで発光を行った場
合、無制御状態にある内部電極との間でも放電が発生す
る。外部電極への印加電圧波形を図2に示す。外部電極
a、外部電極bの電位は交互に正負の高い電位となり、
このうち、高い電位となった外部電極と、内部電極との
間に、内部電極側の電位が低くなる電位差が生じる。
【0026】このとき発生する放電現象により、内部封
入ガス中のキセノンなどの陽イオンが、相対的に電位レ
ベルが低い内部電極側に、電位差によって、たたきつけ
られる陰極スパッタ現象が生じて、電極表面層がダメー
ジをうけたり、電極からたたき出された物質が周囲に付
着して黒化をひきおこしたりしてしまう。
【0027】この対策として、本実施形態では、図1に
示す直流高電圧源8を備えている。すなわち、ランプコ
ントローラ6からの制御信号により、外部電極点灯モー
ドにおいて、この直流高電圧源8との間を短絡させるこ
とで、内部電極A,内部電極Bの電位レベルVINを、直
流高電圧源8の電位レベルに固定する。この外部電極に
印加される電圧の最大値VHに対して、VIN>VHまたは
IN≒VHとしておけば、内部電極と外部電極との間
に、内部電極側の電位が低くなるような、大きな電圧差
が生じることが無くなり、陰極スパッタ現象も現れなく
なる。
【0028】放電により、円管内部のガスは励起されて
光を放射し、蛍光体21を刺激する。これにより蛍光体
21は、その成分に応じた光を発生する。蛍光体21
は、ガスに含まれるキセノン原子の発する光のうち波長
147nmの共鳴線または波長147nmおよび172
nmの共鳴線に励起されて、青色(B)、緑色(G)、
赤色(R)の光をそれぞれ発する各蛍光体を発光させて
可視光の光を発生させる。
【0029】それとは別に、キセノン原子は、赤外光も
発光する。その赤外と紫外の発光の割合は、ガスの放電
状態により変化する。こうして内部電極点灯モード、外
部電極点灯モードを切り替えた場合の、分光特性を図
3、図4に示す。従来技術の項で述べたように、外部電
極点灯モードで駆動した場合は、キセノン原子からの発
光は紫外光が効率よく放射され、蛍光体により可視光に
変換される(図3参照)。
【0030】一方、内部電極点灯モードでは、従来技術
で述べた理由により、キセノンガスからの発光成分のう
ち赤外光成分が大きくなることから、図4に示す分光特
性を得ることができる。
【0031】この特性変化を利用した画像読取装置を以
下に示す。図5は、画像読取装置全体の構成図である。
装置のプラテンに置かれた読取原稿を、走査ユニットU
1に搭載されている蛍光ランプ1で照明し、その反射光
を、走査ユニットU1・走査ユニットU2の走査ミラー
で結像レンズLに導いて、3ラインカラーイメージセン
サ(CCD)に結像させる。この機構により、原稿情報
を副走査方向に順次走査することで、イメージセンサに
走査露光させて読取を行なう。
【0032】ここで、装置全体を制御する装置制御部1
00の働きにより、蛍光ランプ1の点灯制御をランプ制
御手段101が行い、走査ユニットU1、U2の移動制
御を走査制御手段102が行い、読取信号の処理回路の
制御を画像処理部103が行い、結像光路にあるフィル
タの切り替え制御をフィルタ切り替え制御手段104が
行なっている。
【0033】ランプ制御手段101による蛍光ランプ1
の点灯制御では、点灯/消灯・可視発光/赤外発光の切
り替えを行なう。走査制御手段102による走査ユニッ
トU1、U2の制御は、走査読取位置・走査読取速度・
走査方向の制御を行なっている。フィルタ切り替え制御
手段104によるフィルタの切り替え制御は、図6に示
す、可視光透過・赤外カットフィルタF1と、可視光カ
ット・赤外透過フィルタF2とを切り替えるものであ
る。
【0034】これは、レンズの前に並列に置いた2枚の
フィルタF1、F2をレンズ光軸と直交する方向に移動
させて(図中矢印参照)、2枚のフィルタF1、F2の
うち、一方が、結像光路に挿入するように、切り替え制
御するものである。
【0035】ここで、カラー画像読取装置に使用される
3ラインカラーイメージセンサ(CCD)は、1チップ
上に作成された3本の読取画素列上に、各々RGB3色
のカラーフィルタを形成したものである。そのセンサの
分光感度特性を、図7に示す。
【0036】こうしたカラーフィルタの特性として、波
長700nm以下の可視光波長では、各読取色に対応し
た波長域の透過特性を持つものの、波長700nm以上
の近赤外線の領域では各色とも不要な透過波長域を持っ
ている。
【0037】通常の読み取りにおいてはノイズ情報とな
ってしまうこうした不要透過域の特性をカットするため
に、図6に示すような可視光透過・赤外カットフィルタ
F1を組み合わせて読み取りを行なっている。
【0038】一方、赤外読取を行なう場合には、このカ
ラーフィルタの不要透過波長域の感度を逆用して、図6
に示す可視光カット・赤外透過フィルタF2を組み合わ
せることで、赤外域の読み取りを行なう。
【0039】可視光カット・赤外透過フィルタF2を組
み合わせた場合の分光レスポンスは、RGBの3チャン
ネルともほとんど差は無いが、カラーフィルタの赤領域
から赤外にかけての吸収が少ないRチャンネルの出力
を、赤外読取信号として使用する。
【0040】上記説明した蛍光ランプ1のモード切り替
え、およびフィルタF1、F2の切り替えによって、各
モードともノイズ成分を除去した高精細の読み取りを行
うことができるようになる。
【0041】次に、第2実施形態の説明を行う。図8
は、第2実施形態を説明する模式図である。第2実施形
態の画像読取装置で用いられる蛍光ランプ1の発光シス
テムは、外部電極点灯モードでの内部電極A、Bへの印
加電圧制御手段に特徴がある。
【0042】すなわち、先に説明した第1実施形態で
は、外部電極点灯モードにおける内部電極電圧VINを、
外部電極の電位VHに対して、VIN>VHまたはVIN≒V
Hとする手段として、直流高電圧源8(図1参照)を設
けることで実現したが、第2実施形態では、制御回路9
とスイッチ手段10とによって実現している。
【0043】例えば、外部電極と内部電極の間に、スイ
ッチ手段10を設け、内部電極A、Bの電位を、外部電
極a、外部電極bのうちの電位が高い方と同じ電位に合
せるよう制御回路9で制御する。
【0044】つまり、外部電極点灯モードでは、図2に
示すような波形で外部電極a、bへの電圧を印加してい
るが、この波形の電位が高い方と同じ電位に合わせて内
部電極A、Bへ電圧を与える。
【0045】これにより、外部電極点灯モードにおける
内部電極A、bの電圧VINを、外部電極の電位VHに対
して、VIN>VHまたはVIN≒VHとすることができ、内
部電極A、Bと外部電極a、bとの間に、内部電極A、
B側の電位が低くなるような、大きな電圧差が生じるこ
とが無くなり、陰極スパッタ現象を無くして黒化現象を
抑制できるようになる。
【0046】また、内部電極A、Bの電位を、外部電極
a、bのうちの電位が高い方と同じ電位に合わせるため
の他の手段としては、高耐圧の整流手段を設けることで
も実現することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、可視読取モードと赤外
読取モードとを切り替えて使用する画像読取装置におい
て、外部電極と内部電極との切り替えに伴う、蛍光ラン
プの黒化現象を抑制し、蛍光ランプの長寿命化を図るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を説明する模式図である。
【図2】 外部電極への印加電圧波形を示す図である。
【図3】 外部電極モードで駆動した場合の分光特性を
示す図である。
【図4】 内部電極モードで駆動した場合の分光特性を
示す図である。
【図5】 画像読取装置全体の構成図である。
【図6】 フィルタの分光特性を示す図である。
【図7】 CCDセンサの分光感度特性を示す図であ
る。
【図8】 第2実施形態を説明する模式図である。
【符号の説明】
1…蛍光ランプ、2…円管、3…口金、21…蛍光体、
6…ランプコントローラ、7…直流電源、8…直流高電
圧源
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BA02 BB02 BC05 BC07 BC09 BC11 BC14 CA17 CA19 CB04 CB16 5C051 AA01 BA03 DA03 DA06 DB01 DB22 DB23 DB24 DB28 DC04 DC05 DC07 DE09 DE29 EA01 FA01 5C072 AA01 BA20 CA04 CA11 DA02 DA04 DA09 DA23 EA05 FA08 XA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像へ照射する光源として、放電に
    より発光する蛍光材料が内部に配置された密閉容器と、
    前記密閉容器の内部に配置される一対の内部電極と、前
    記密閉容器の外部に配置される一対の外部電極とを有す
    る蛍光ランプを用い、前記一対の外部電極への電圧印加
    による外部電極点灯モードと、前記一対の内部電極への
    電圧印加による内部電極点灯モードとを切り替えて用い
    る画像読取装置において、 前記外部電極点灯モードでは、前記一対の内部電極に対
    する電位VINと、前記一対の外部電極のうち電位の高い
    側の電極の電位VHとを、VIN>VHもしくはV IN≒VH
    となる条件に制御するランプコントローラを備えている
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記ランプコントローラは、前記外部電
    極点灯モードにおいて、前記一対の内部電極の電圧を、
    前記一対の内部電極に対する電位VINと、前記一対の外
    部電極のうち電位の高い側の電極の電位VHとを、VIN
    >VHもしくはVIN≒VHとなる条件の直流電圧値に固定
    することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記外部電極点灯モードと前記内部電極
    点灯モードとの切り替えに合わせて、前記原稿画像から
    の反射光における結像光路中に結像光の分光帯域を制限
    するフィルタを切り替えるフィルタ切り替え手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP2001279228A 2001-09-14 2001-09-14 画像読取装置 Expired - Fee Related JP3654222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279228A JP3654222B2 (ja) 2001-09-14 2001-09-14 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279228A JP3654222B2 (ja) 2001-09-14 2001-09-14 画像読取装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003316523A Division JP3654297B2 (ja) 2003-09-09 2003-09-09 光源

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003087507A true JP2003087507A (ja) 2003-03-20
JP3654222B2 JP3654222B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=19103462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001279228A Expired - Fee Related JP3654222B2 (ja) 2001-09-14 2001-09-14 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3654222B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6900593B2 (en) 2003-09-09 2005-05-31 Fuji Xerox, Co., Ltd. Light source and image reading device using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6900593B2 (en) 2003-09-09 2005-05-31 Fuji Xerox, Co., Ltd. Light source and image reading device using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3654222B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070228996A1 (en) High pressure discharge lamp lighting apparatus
JP2006004919A (ja) 光源装置、プロジェクタ及び発光管の駆動方法
US6806647B2 (en) Light source device with discontinuous electrode contact portions and liquid crystal display
US20080192210A1 (en) Light source device and projector
JPS6266555A (ja) メタルハライド放電ランプ
JP3654297B2 (ja) 光源
US6982526B2 (en) Dielectric barrier discharge lamp and method and circuit for igniting and operating said lamp
JP3654222B2 (ja) 画像読取装置
EP1263266A1 (en) Device for operating a dielectric barrier discharge lamp
JP2000032236A (ja) 画像読取り装置および画像読取り方法
JPH08273863A (ja) 外部電極式蛍光放電管点灯方式
JP2003109544A (ja) 希ガス蛍光ランプ装置
JP2002075269A (ja) 放電ランプおよび画像投影装置
JP2003309707A (ja) 画像読取装置
JP2002075674A (ja) 放電灯駆動装置
JPH10289791A (ja) 外面電極希ガス蛍光ランプの点灯回路および照明装置
JPH10247595A (ja) 光源装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置
JPH1032680A (ja) 画像読取装置及び蛍光ランプ
JP2004281367A (ja) 光源装置およびそれを用いた液晶ディスプレイ
JP2009199734A (ja) 希ガス蛍光ランプ
JPH10106497A (ja) 照明装置、表示装置および読取装置
JP2001093477A (ja) 外部電極式蛍光ランプ
JPH06349453A (ja) 高周波照明装置
JP2002367792A (ja) 放電ランプ点灯装置および機器
JP2000277056A (ja) 希ガス放電ランプ、希ガス放電ランプ点灯装置および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees