JP2006004919A - 光源装置、プロジェクタ及び発光管の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる光源装置を提供する。
【解決手段】 一対の電極間で発光する発光管112、この発光管112からの光を反射して被照明領域側に射出する楕円面リフレクタ114及び発光管112から被照明領域側に放射される光を楕円面リフレクタ114側に反射する補助ミラー116を有する光源ランプ110と、発光管112を交流駆動する発光管駆動装置120とを備えた光源装置102であって、発光管駆動装置120は、発光管112の一対の電極のうち補助ミラー116側の第1電極A近傍に生じる第1発光輝点LAの明るさが、補助ミラー116とは反対側の第2電極B近傍に生じる第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対の電極間で発光する発光管112、この発光管112からの光を反射して被照明領域側に射出する楕円面リフレクタ114及び発光管112から被照明領域側に放射される光を楕円面リフレクタ114側に反射する補助ミラー116を有する光源ランプ110と、発光管112を交流駆動する発光管駆動装置120とを備えた光源装置102であって、発光管駆動装置120は、発光管112の一対の電極のうち補助ミラー116側の第1電極A近傍に生じる第1発光輝点LAの明るさが、補助ミラー116とは反対側の第2電極B近傍に生じる第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光源装置、プロジェクタ及び発光管の駆動方法に関する。
プロジェクタ用の光源装置に用いられる光源ランプは、通常、発光管と、発光管からの光を反射して被照明領域側に射出するリフレクタとを有している。この種の光源ランプにおいては、発光管からの光をできるだけ有効に利用できることが好ましい。
そこで、発光管からの光をできるだけ有効に利用するための手段として、発光管から被照明領域側に放射される光をリフレクタ側に反射する補助ミラーをさらに備えた光源ランプが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
そこで、発光管からの光をできるだけ有効に利用するための手段として、発光管から被照明領域側に放射される光をリフレクタ側に反射する補助ミラーをさらに備えた光源ランプが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
図7は、特許文献1に開示された光源ランプを示す図である。図8は、特許文献2に開示された光源ランプを示す図である。
特許文献1に開示された光源ランプ710は、図7に示すように、発光管712から被照射領域側に放射される光が発光管712に取り付けられた補助ミラー716でリフレクタ714に向けて反射されるように構成されている。また、特許文献2に開示された光源ランプ810は、図8に示すように、発光管812から被照射領域側に放射される光が発光管812に形成された反射膜からなる補助ミラー816でリフレクタ814に向けて反射されるように構成されている。
特許文献1に開示された光源ランプ710は、図7に示すように、発光管712から被照射領域側に放射される光が発光管712に取り付けられた補助ミラー716でリフレクタ714に向けて反射されるように構成されている。また、特許文献2に開示された光源ランプ810は、図8に示すように、発光管812から被照射領域側に放射される光が発光管812に形成された反射膜からなる補助ミラー816でリフレクタ814に向けて反射されるように構成されている。
このため、これらの光源ランプ710,810によれば、発光管からの光のうち被照明領域側に放射されるために今まで有効に利用できなかった光も、補助ミラー716,816によって利用することができるようになり、光の利用効率を高めることができるようになる。また、発光管を覆うような大型のリフレクタを用いる必要がなくなるので、光源ランプの小型化を図ることも可能となる。
しかしながら、このような補助ミラーを備えた光源ランプにおいては、補助ミラーの基材や反射膜を赤外線透過性の材料により形成したとしても、発光管における一対の電極のうち補助ミラー側の電極(図7及び図8に示す電極A)の最高温度が30℃〜50℃ほど高くなってしまうのが現状であった。このため、補助ミラー側の電極は、補助ミラーを備えていない場合と比較して早く劣化してしまい、発光管の寿命が短くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる光源装置を提供することを目的とする。また、このような優れた光源装置を備えたプロジェクタを提供することを目的とする。さらにまた、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる発光管の駆動方法を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、一対の電極間で発光する発光管、この発光管からの光を反射して被照明領域側に射出するリフレクタ及び前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記リフレクタ側に反射する補助ミラーを有する光源ランプと、前記発光管を交流駆動する発光管駆動装置とを備えた光源装置であって、前記発光管駆動装置は、前記発光管の一対の電極のうち前記補助ミラー側の第1電極近傍に生じる第1発光輝点の明るさが、前記補助ミラーとは反対側の第2電極近傍に生じる第2発光輝点の明るさよりも暗くなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することを特徴とする。
このため、本発明の光源装置によれば、第1発光輝点の温度が第2発光輝点の温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極の温度が第2電極の温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる光源装置となる。
なお、本発明においては、補助ミラー側の電極を「第1電極」といい、補助ミラーとは反対側の電極を「第2電極」ということとする。また、第1電極の近傍に生じる発光輝点を「第1発光輝点」といい、第2電極の近傍に生じる発光輝点を「第2発光輝点」ということとする。
なお、本発明においては、補助ミラー側の電極を「第1電極」といい、補助ミラーとは反対側の電極を「第2電極」ということとする。また、第1電極の近傍に生じる発光輝点を「第1発光輝点」といい、第2電極の近傍に生じる発光輝点を「第2発光輝点」ということとする。
本発明の光源装置においては、前記発光管駆動装置は、前記第1発光輝点における温度が前記第2発光輝点における温度とほぼ同じとなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することが好ましい。
このように構成することにより、第1発光輝点における温度を第2発光輝点における温度とほぼ同じ温度にすることができるため、第1電極の温度を第2電極の温度とほぼ同じ温度にすることが可能となる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
なお、本発明においては、「第1発光輝点における温度が第2発光輝点における温度とほぼ同じとなる」とは、第1発光輝点における温度と第2発光輝点における温度との差の絶対値が10℃以下となることをいう。
また、本発明において、発光管内部における温度(発光輝点の温度及び電極の温度)を計測するための手段としては、例えば、非接触赤外線温度計を用いることができる。
このように構成することにより、第1発光輝点における温度を第2発光輝点における温度とほぼ同じ温度にすることができるため、第1電極の温度を第2電極の温度とほぼ同じ温度にすることが可能となる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
なお、本発明においては、「第1発光輝点における温度が第2発光輝点における温度とほぼ同じとなる」とは、第1発光輝点における温度と第2発光輝点における温度との差の絶対値が10℃以下となることをいう。
また、本発明において、発光管内部における温度(発光輝点の温度及び電極の温度)を計測するための手段としては、例えば、非接触赤外線温度計を用いることができる。
また、本発明の光源装置においては、前記発光管駆動装置は、前記第1電極における最高温度が前記第2電極における最高温度とほぼ同じとなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することもまた好ましい。
このように構成することにより、第1電極における最高温度を第2電極における最高温度とほぼ同じ温度にすることができるため、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
なお、本発明においては、「第1電極における最高温度が第2電極における最高温度とほぼ同じとなる」とは、第1電極における最高温度と第2電極における最高温度との差の絶対値が10℃以下となることをいう。
このように構成することにより、第1電極における最高温度を第2電極における最高温度とほぼ同じ温度にすることができるため、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
なお、本発明においては、「第1電極における最高温度が第2電極における最高温度とほぼ同じとなる」とは、第1電極における最高温度と第2電極における最高温度との差の絶対値が10℃以下となることをいう。
また、本発明の光源装置においては、前記発光管駆動装置は、前記第1発光輝点における累積点灯時間が前記第2発光輝点における累積点灯時間よりも短くなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することが好ましい。
このように構成することにより、第1発光輝点の明るさを第2発光輝点の明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点の温度が第2発光輝点の温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極の温度が第2電極の温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
このように構成することにより、第1発光輝点の明るさを第2発光輝点の明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点の温度が第2発光輝点の温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極の温度が第2電極の温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
また、本発明の光源装置においては、前記発光管駆動装置は、前記第1発光輝点の点灯中におけるピーク電流値が前記第2発光輝点の点灯中におけるピーク電流値よりも小さくなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することもまた好ましい。
このように構成することによっても、第1発光輝点の明るさを第2発光輝点の明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点の温度が第2発光輝点の温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極の温度が第2電極の温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
なお、本発明においては、第1電極の近傍に第1発光輝点が生じることを「第1発光輝点が点灯する」という表現を用い、第2電極の近傍に第2発光輝点が生じることを「第1発光輝点が点灯する」という表現を用いる。
このように構成することによっても、第1発光輝点の明るさを第2発光輝点の明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点の温度が第2発光輝点の温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極の温度が第2電極の温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
なお、本発明においては、第1電極の近傍に第1発光輝点が生じることを「第1発光輝点が点灯する」という表現を用い、第2電極の近傍に第2発光輝点が生じることを「第1発光輝点が点灯する」という表現を用いる。
本発明のプロジェクタは、照明光を被照明領域側に射出する照明装置と、この照明装置からの照明光を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置からの変調光を投写する投写光学系とを備えたプロジェクタにおいて、前記照明装置は、本発明の光源装置を有することを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタによれば、上記した効果を有する優れた光源装置を備えているので、光源装置中の光源ランプの交換頻度を少なくすることのできる優れたプロジェクタとなる。
このため、本発明のプロジェクタによれば、上記した効果を有する優れた光源装置を備えているので、光源装置中の光源ランプの交換頻度を少なくすることのできる優れたプロジェクタとなる。
本発明の発光管の駆動方法は、一対の電極間で発光する発光管、この発光管からの光を反射して被照明領域側に射出するリフレクタ及び前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記リフレクタ側に反射する補助ミラーを有する光源ランプと、前記発光管を交流駆動する発光管駆動装置とを備えた光源装置における発光管の駆動方法であって、前記発光管の一対の電極のうち補助ミラー側の第1電極近傍に生じる第1発光輝点の明るさが、補助ミラーとは反対側の第2電極近傍に生じる第2発光輝点の明るさよりも暗くなるように前記発光管を交流駆動することを特徴とする。
このため、本発明の発光管の駆動方法によれば、第1発光輝点の温度が第2発光輝点の温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極の温度が第2電極の温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
以下、本発明の光源装置、プロジェクタ及び発光管の駆動方法について、図に示す実施形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
まず、実施形態1に係る光源装置102について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る光源装置102の構成を示す図である。図2は、実施形態1における光源ランプ110の構成を示す図である。
まず、実施形態1に係る光源装置102について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る光源装置102の構成を示す図である。図2は、実施形態1における光源ランプ110の構成を示す図である。
実施形態1に係る光源装置102は、図1に示すように、光源ランプ110と、光源ランプ110の発光管112を交流駆動する発光管駆動装置120とを備えている。
光源ランプ110は、発光管112、楕円面リフレクタ114及び補助ミラー116を有している。
発光管112は、例えば、石英ガラスなどからなり、図2に示すように、タングステン製の一対の電極(第1電極A及び第2電極B)を内蔵する発光部10及びこの発光部10の両側部に連接する封止部12,22を有している。発光部10は中空であり、内部には水銀、希ガス及びハロゲンが封入されている。また、発光部10は、楕円面リフレクタ114における2つの焦点F1,F2のうち焦点F1の位置近傍に配置されている。封止部12,22には、第1電極A及び第2電極Bにそれぞれ接続する金属箔14,24が密封されている。金属箔14,24には、発光管駆動装置120に接続するためのリード線16,26がそれぞれ接続されている。
楕円面リフレクタ114は、被照明領域側に開口し、発光管112の発光部10後方に配置されている。そして、発光管112からの光を反射して被照明領域側に射出するように構成されている。楕円面リフレクタ114には、発光管112(封止部22)を挿通固定するための貫通孔が設けられている。貫通孔内にはセメントなどの無機系接着剤28が充填され、この貫通孔に発光管112の封止部22が固着されている。
楕円面リフレクタ114の楕円曲面状の反射面には、金属薄膜蒸着によって増反射膜である誘電体多層膜が成膜されている。また、この反射面は、可視光を反射して赤外線および紫外線を透過するコールドミラーが形成された仕様となっている。
楕円面リフレクタ114の楕円曲面状の反射面には、金属薄膜蒸着によって増反射膜である誘電体多層膜が成膜されている。また、この反射面は、可視光を反射して赤外線および紫外線を透過するコールドミラーが形成された仕様となっている。
補助ミラー116は、発光管112における発光部10の被照明領域側に配置されている。補助ミラー116には、発光管112からの光を楕円面リフレクタ114に反射する反射凹面及び発光管112に取り付けるための貫通孔が設けられている。貫通孔内にはセメントなどの無機系接着剤18が充填され、この貫通孔に発光管112の封止部12が固着されている。
補助ミラー116の反射面は、発光部10の球面に倣う凹曲面状に形成され、楕円面リフレクタ114の反射面と同様に、増反射膜である誘電体多層膜が成膜されている。補助ミラー116の反射面も、可視光のみを反射させ、赤外線および紫外線を透過させるコールドミラーとなっている。
ここで、発光管112から放射される光束について詳しく見てみると、発光部10の発光中心から放射された光束のうち、楕円面リフレクタ114に向かった光束は、楕円面リフレクタ114の反射面によって反射され、焦点F2の位置に向かって射出される。
また、発光部10の発光中心から楕円面リフレクタ114とは反対側に放射される光束は、補助ミラー116の反射面によって楕円面リフレクタ114側に反射され、さらに楕円面リフレクタ114の反射面で反射されて楕円面リフレクタ114から焦点F2の位置に向かって収束するように射出される。
つまり、補助ミラー116が設けられていることによって、発光部10から楕円面リフレクタ114とは反対側(前方側)に放射された光束を、発光管112から楕円面リフレクタ114の反射面に直接入射した光束と同様に、楕円面リフレクタ114の焦点F2の位置に収束させることができる。
従って、補助ミラー116を備えることにより、楕円面リフレクタ114の反射面が小さくても、発光部10から射出された光束をほとんどすべて一定位置に収束するように射出でき、楕円面リフレクタ114の光軸方向寸法および開口径を小さくすることができる。したがって、光源ランプ110やそれを備えるプロジェクタを小型化でき、光源ランプ110をプロジェクタ内に組込むレイアウトも容易になる。
また、補助ミラー116を設けることにより、焦点F2での集光スポット径を小さくするために楕円面リフレクタ114の焦点F1と焦点F2とを近づけたとしても、発光部10から放射された光のほとんど全てが楕円面リフレクタ114および補助ミラー116により焦点F2に集光されて利用可能となり、光の利用効率を大幅に向上させることができる。
補助ミラー116の反射面は、発光部10の球面に倣う凹曲面状に形成され、楕円面リフレクタ114の反射面と同様に、増反射膜である誘電体多層膜が成膜されている。補助ミラー116の反射面も、可視光のみを反射させ、赤外線および紫外線を透過させるコールドミラーとなっている。
ここで、発光管112から放射される光束について詳しく見てみると、発光部10の発光中心から放射された光束のうち、楕円面リフレクタ114に向かった光束は、楕円面リフレクタ114の反射面によって反射され、焦点F2の位置に向かって射出される。
また、発光部10の発光中心から楕円面リフレクタ114とは反対側に放射される光束は、補助ミラー116の反射面によって楕円面リフレクタ114側に反射され、さらに楕円面リフレクタ114の反射面で反射されて楕円面リフレクタ114から焦点F2の位置に向かって収束するように射出される。
つまり、補助ミラー116が設けられていることによって、発光部10から楕円面リフレクタ114とは反対側(前方側)に放射された光束を、発光管112から楕円面リフレクタ114の反射面に直接入射した光束と同様に、楕円面リフレクタ114の焦点F2の位置に収束させることができる。
従って、補助ミラー116を備えることにより、楕円面リフレクタ114の反射面が小さくても、発光部10から射出された光束をほとんどすべて一定位置に収束するように射出でき、楕円面リフレクタ114の光軸方向寸法および開口径を小さくすることができる。したがって、光源ランプ110やそれを備えるプロジェクタを小型化でき、光源ランプ110をプロジェクタ内に組込むレイアウトも容易になる。
また、補助ミラー116を設けることにより、焦点F2での集光スポット径を小さくするために楕円面リフレクタ114の焦点F1と焦点F2とを近づけたとしても、発光部10から放射された光のほとんど全てが楕円面リフレクタ114および補助ミラー116により焦点F2に集光されて利用可能となり、光の利用効率を大幅に向上させることができる。
発光管駆動装置120は、図1に示すように、商用電源122から供給される交流電流を直流に変換するAC/DC変換部124と、AC/DC変換部124から出力される直流電流を所定の周波数の交流電流に変換するインバータ部126と、発光管112の始動時に電極間に高電圧のパルス電圧を供給して放電経路を形成するイグナイタ部128とを有している。イグナイタ部128には、発光管112からのリード線16,26が接続されている。
そして、実施形態1に係る光源装置102は、発光管駆動装置120から発光管112の第1電極A及び第2電極Bに対して交流電流が供給されることにより、第1発光輝点LA及び第2発光輝点LBが交互に点灯するように構成されている。
次に、実施形態1における発光管駆動装置120が有する機能について、図3を用いて説明する。図3は、実施形態1における発光管駆動装置が有する機能を説明するために示す図である。なお、図3において、第1発光輝点LAの点灯中におけるピーク電流値ImaxAの絶対値|ImaxA|と第2発光輝点LBの点灯中におけるピーク電流値ImaxBの絶対値|ImaxB|とは、「|ImaxA|=|ImaxB|」の関係にある。また、第1発光輝点LAが交流電流の一周期中に点灯する時間tA(以下、単位点灯時間tAという。)と第2発光輝点LBが交流電流の一周期中に点灯する時間tB(以下、単位点灯時間tBという。)とは、「tA<tB」の関係にある。
実施形態1における発光管駆動装置120は、図3に示すように、第1発光輝点LAが単位点灯時間tAだけ点灯したあとに消灯し、続いて、第2発光輝点LBが単位点灯時間tBだけ点灯したあとに消灯し、また第1発光輝点LAが単位点灯時間tAだけ点灯するという動作を、交流電流の周期ごとに繰り返して発光管112を駆動する機能を有している。
実施形態1における発光管駆動装置120は、累積点灯時間の関係が「tA<tB」であり、第1発光輝点LAにおける累積点灯時間が第2発光輝点LBにおける累積点灯時間よりも短くなる。このため、実施形態1における発光管駆動装置120は、第1発光輝点LAの明るさが第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する機能を有することとなる。
したがって、実施形態1に係る光源装置102は、一対の電極間で発光する発光管112、この発光管112からの光を反射して被照明領域側に射出する楕円面リフレクタ114及び発光管112から被照明領域側に放射される光を楕円面リフレクタ114側に反射する補助ミラー116を有する光源ランプ110と、発光管112を交流駆動する発光管駆動装置120とを備えた光源装置であって、発光管駆動装置120は、発光管112の一対の電極のうち補助ミラー116側の第1電極A近傍に生じる第1発光輝点LAの明るさが、補助ミラー116とは反対側の第2電極B近傍に生じる第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する機能を有する光源装置となる。
このため、実施形態1に係る光源装置102によれば、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる光源装置となる。
実施形態1に係る光源装置102においては、発光管駆動装置120は、第1発光輝点LAにおける温度が第2発光輝点LBにおける温度とほぼ同じとなるように発光管112を交流駆動する機能を有している。
これにより、第1発光輝点LAにおける温度を第2発光輝点LBにおける温度とほぼ同じ温度にすることができるため、第1電極Aの温度を第2電極Bの温度とほぼ同じ温度にすることが可能となる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
これにより、第1発光輝点LAにおける温度を第2発光輝点LBにおける温度とほぼ同じ温度にすることができるため、第1電極Aの温度を第2電極Bの温度とほぼ同じ温度にすることが可能となる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
実施形態1に係る光源装置102においては、発光管駆動装置120は、第1発光輝点LAにおける累積点灯時間が第2発光輝点LBにおける累積点灯時間よりも短くなるように発光管112を交流駆動する機能を有している。
これにより、第1発光輝点LAの明るさを第2発光輝点LBの明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
これにより、第1発光輝点LAの明るさを第2発光輝点LBの明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
次に、実施形態1に係る発光管の駆動方法について説明する。実施形態1に係る発光管の駆動方法は、実施形態1に係る光源装置102における発光管112の駆動方法であって、第1発光輝点LAの明るさが第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する。
このため、実施形態1に係る発光管の駆動方法によれば、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
このため、実施形態1に係る発光管の駆動方法によれば、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
次に、実施形態1に係るプロジェクタについて、図4を用いて説明する。図4は、実施形態1に係るプロジェクタの光学系を示す図である。なお、図4において、光源装置102における発光管駆動装置120(図1参照。)は省略している。
実施形態1に係るプロジェクタ1は、図4に示すように、照明装置100と、色分離光学系200と、リレー光学系300と、電気光学変調装置としての3つの液晶装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投写光学系600とを備えている。
照明装置100は、光源装置102と、平行化レンズ130と、第1レンズアレイ140と、第2レンズアレイ150と、偏光変換素子160と、重畳レンズ170とを有している。
平行化レンズ130は、光源装置102から放射された光束を平行化するためのものであり、図4に示すように、光束入射面が非球面、例えば双曲面の凹面となっており、光束射出面が平面となっている。
第1レンズアレイ140は、平行化レンズ130から射出された光束を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、照明光軸と直交する面内に配列される複数の小レンズを備えて構成され、各小レンズの輪郭形状は、後述する液晶装置400R,400G,400Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。
第2レンズアレイ150は、前述した第1レンズアレイ140により分割された複数の部分光束を集光する光学素子であり、第1レンズアレイ140と同様に照明光軸に直交する面内に配列される複数の小レンズを備えた構成であるが、集光を目的としているため、各小レンズの輪郭形状が液晶装置400R,400G,400Bの画像形成領域の形状と対応している必要はない。
偏光変換素子160は、第1レンズアレイ140により分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える偏光変換素子である。
この偏光変換素子160は、図示を略したが、照明光軸に対して傾斜配置される偏光分離膜及び反射ミラーを交互に配列した構成を具備する。偏光分離膜は、各部分光束に含まれるP偏光光束及びS偏光光束のうち、一方の偏光光束を透過し、他方の偏光光束を反射する。反射された他方の偏光光束は、反射ミラーによって曲折され、一方の偏光光束の射出方向、すなわち照明光軸Xに沿った方向に射出される。射出された偏光光束のいずれかは、偏光変換素子160の光束射出面に設けられる位相差板によって偏光変換され、すべての偏光光束の偏光方向が揃えられる。このような偏光変換素子160を用いることにより、光源装置102から射出される光束を、一方向の偏光光束に揃えることができるため、液晶装置400R,400G,400Bで利用する光源光の利用率を向上することができる。
重畳レンズ170は、第1レンズアレイ140、第2レンズアレイ150、及び偏光変換素子160を経た複数の部分光束を集光して液晶装置400R,400G,400Bの画像形成領域上に重畳させる光学素子である。この重畳レンズ170は、本実施形態では光束透過領域の射出側端面が双曲面状の非球面レンズであるが、入射側端面が平面で射出側端面が球面の球面レンズを用いることも可能である。
重畳レンズ170から射出された光束は、色分離光学系200に射出される。
色分離光学系200は、2枚のダイクロイックミラー201,202と、反射ミラー203とを備え、ダイクロイックミラー201,202により照明装置100から射出された複数の部分光束を、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する機能を具備する。
2枚のダイクロイックミラー201,202は、基板上に所定の波長領域の光束を反射し、他の波長の光束を透過する波長選択膜が形成された光学素子であり、光路前段に配置されるダイクロイックミラー201は、青色光を反射し、その他の色光を透過するミラーである。光路後段に配置されるダイクロイックミラー202は、緑色光を反射し、赤色光を透過するミラーである。
リレー光学系300は、入射側レンズ301と、リレーレンズ302と、2枚の反射ミラー303,304とを備え、色分離光学系200を構成するダイクロイックミラー202を透過した赤色光を液晶装置400Rまで導く機能を有している。尚、赤色光の光路にこのようなリレー光学系300が設けられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。本例においては赤色光の光路の長さが長いのでこのような構成とされているが青色光の光路の長さを長くする構成も考えられる。
前述したダイクロイックミラー201により分離された青色光は、反射ミラー203により曲折された後、フィールドレンズ401を介して液晶装置400Bに供給される。また、ダイクロイックミラー202により分離された緑色光は、そのままフィールドレンズ402を介して液晶装置400Gに供給される。さらに、赤色光は、リレー光学系300を構成する入射側レンズ301、リレーレンズ302及び反射ミラー303,304により集光、曲折されてフィールドレンズ403を介して液晶装置400Rに供給される。尚、各液晶装置400R,400G,400Bの各色光の光路前段に設けられるフィールドレンズ401,402,403は、第2レンズアレイ150から射出された各部分光束を、照明光軸に対して平行な光束に変換するために設けられている。
液晶装置400R,400G,400Bは、入射した光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、照明装置100の照明対象となる。
尚、各フィールドレンズ401,402,403と各液晶装置400R,400G,400Bの間には、入射側偏光板404,405,406が介在配置され、各液晶装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、射出側偏光板407,408,409が介在配置され、入射側偏光板404,405,406、液晶装置400R,400G,400B、及び射出側偏光板407,408,409によって入射する各色光の光変調が行われる。
液晶装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に従って、入射側偏光板404,405,406から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。この液晶装置400R,400G,400Bの変調を行う画像形成領域は、矩形状であり、その対角寸法は、例えば0.7インチである。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板407,408,409から射出された各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の誘電体多層膜は、青色光を反射するものであり、これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
そして、クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、図示を略したスクリーン上で大画面画像を形成する。
平行化レンズ130は、光源装置102から放射された光束を平行化するためのものであり、図4に示すように、光束入射面が非球面、例えば双曲面の凹面となっており、光束射出面が平面となっている。
第1レンズアレイ140は、平行化レンズ130から射出された光束を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、照明光軸と直交する面内に配列される複数の小レンズを備えて構成され、各小レンズの輪郭形状は、後述する液晶装置400R,400G,400Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。
第2レンズアレイ150は、前述した第1レンズアレイ140により分割された複数の部分光束を集光する光学素子であり、第1レンズアレイ140と同様に照明光軸に直交する面内に配列される複数の小レンズを備えた構成であるが、集光を目的としているため、各小レンズの輪郭形状が液晶装置400R,400G,400Bの画像形成領域の形状と対応している必要はない。
偏光変換素子160は、第1レンズアレイ140により分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える偏光変換素子である。
この偏光変換素子160は、図示を略したが、照明光軸に対して傾斜配置される偏光分離膜及び反射ミラーを交互に配列した構成を具備する。偏光分離膜は、各部分光束に含まれるP偏光光束及びS偏光光束のうち、一方の偏光光束を透過し、他方の偏光光束を反射する。反射された他方の偏光光束は、反射ミラーによって曲折され、一方の偏光光束の射出方向、すなわち照明光軸Xに沿った方向に射出される。射出された偏光光束のいずれかは、偏光変換素子160の光束射出面に設けられる位相差板によって偏光変換され、すべての偏光光束の偏光方向が揃えられる。このような偏光変換素子160を用いることにより、光源装置102から射出される光束を、一方向の偏光光束に揃えることができるため、液晶装置400R,400G,400Bで利用する光源光の利用率を向上することができる。
重畳レンズ170は、第1レンズアレイ140、第2レンズアレイ150、及び偏光変換素子160を経た複数の部分光束を集光して液晶装置400R,400G,400Bの画像形成領域上に重畳させる光学素子である。この重畳レンズ170は、本実施形態では光束透過領域の射出側端面が双曲面状の非球面レンズであるが、入射側端面が平面で射出側端面が球面の球面レンズを用いることも可能である。
重畳レンズ170から射出された光束は、色分離光学系200に射出される。
色分離光学系200は、2枚のダイクロイックミラー201,202と、反射ミラー203とを備え、ダイクロイックミラー201,202により照明装置100から射出された複数の部分光束を、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する機能を具備する。
2枚のダイクロイックミラー201,202は、基板上に所定の波長領域の光束を反射し、他の波長の光束を透過する波長選択膜が形成された光学素子であり、光路前段に配置されるダイクロイックミラー201は、青色光を反射し、その他の色光を透過するミラーである。光路後段に配置されるダイクロイックミラー202は、緑色光を反射し、赤色光を透過するミラーである。
リレー光学系300は、入射側レンズ301と、リレーレンズ302と、2枚の反射ミラー303,304とを備え、色分離光学系200を構成するダイクロイックミラー202を透過した赤色光を液晶装置400Rまで導く機能を有している。尚、赤色光の光路にこのようなリレー光学系300が設けられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。本例においては赤色光の光路の長さが長いのでこのような構成とされているが青色光の光路の長さを長くする構成も考えられる。
前述したダイクロイックミラー201により分離された青色光は、反射ミラー203により曲折された後、フィールドレンズ401を介して液晶装置400Bに供給される。また、ダイクロイックミラー202により分離された緑色光は、そのままフィールドレンズ402を介して液晶装置400Gに供給される。さらに、赤色光は、リレー光学系300を構成する入射側レンズ301、リレーレンズ302及び反射ミラー303,304により集光、曲折されてフィールドレンズ403を介して液晶装置400Rに供給される。尚、各液晶装置400R,400G,400Bの各色光の光路前段に設けられるフィールドレンズ401,402,403は、第2レンズアレイ150から射出された各部分光束を、照明光軸に対して平行な光束に変換するために設けられている。
液晶装置400R,400G,400Bは、入射した光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、照明装置100の照明対象となる。
尚、各フィールドレンズ401,402,403と各液晶装置400R,400G,400Bの間には、入射側偏光板404,405,406が介在配置され、各液晶装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、射出側偏光板407,408,409が介在配置され、入射側偏光板404,405,406、液晶装置400R,400G,400B、及び射出側偏光板407,408,409によって入射する各色光の光変調が行われる。
液晶装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に従って、入射側偏光板404,405,406から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。この液晶装置400R,400G,400Bの変調を行う画像形成領域は、矩形状であり、その対角寸法は、例えば0.7インチである。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板407,408,409から射出された各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の誘電体多層膜は、青色光を反射するものであり、これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
そして、クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、図示を略したスクリーン上で大画面画像を形成する。
実施形態1に係るプロジェクタ1は、照明光を被照明領域側に射出する照明装置100と、この照明装置100からの照明光を画像情報に応じて変調する液晶装置400R,400G,400Bと、この液晶装置400R,400G,400Bからの変調光を投写する投写光学系600とを備えたプロジェクタにおいて、照明装置100は、実施形態1に係る光源装置102を有している。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1によれば、上記した効果を有する優れた光源装置102を備えているので、光源装置102中の光源ランプ110の交換頻度を少なくすることのできる優れたプロジェクタとなる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1によれば、上記した効果を有する優れた光源装置102を備えているので、光源装置102中の光源ランプ110の交換頻度を少なくすることのできる優れたプロジェクタとなる。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係る光源装置102Bについて、図5及び図6を用いて説明する。図5は、実施形態2に係る光源装置102Bの構成を示す図である。図6は、実施形態2における発光管駆動装置が有する機能を説明するために示す図である。
なお、実施形態2に係る光源装置102Bは、図5に示すように、実施形態1に係る光源装置102(図1参照。)とほぼ同様の構成を有するため、その詳細な説明は省略する。
次に、実施形態2に係る光源装置102Bについて、図5及び図6を用いて説明する。図5は、実施形態2に係る光源装置102Bの構成を示す図である。図6は、実施形態2における発光管駆動装置が有する機能を説明するために示す図である。
なお、実施形態2に係る光源装置102Bは、図5に示すように、実施形態1に係る光源装置102(図1参照。)とほぼ同様の構成を有するため、その詳細な説明は省略する。
実施形態2における発光管駆動装置120Bにおいては、ピーク電流値の関係及び累積点灯時間の関係が、実施形態1における発光管駆動装置120の場合は異なっている。
すなわち、実施形態1における発光管駆動装置120は、「|ImaxA|=|ImaxB|」かつ「tA<tB」の関係(図3参照。)にあるのに対して、実施形態2における発光管駆動装置120Bは、図6に示すように、「|ImaxA|<|ImaxB|」かつ「tA=tB」の関係にある。
すなわち、実施形態1における発光管駆動装置120は、「|ImaxA|=|ImaxB|」かつ「tA<tB」の関係(図3参照。)にあるのに対して、実施形態2における発光管駆動装置120Bは、図6に示すように、「|ImaxA|<|ImaxB|」かつ「tA=tB」の関係にある。
しかしながら、実施形態2における発光管駆動装置120Bは、ピーク電流値の関係が「|ImaxA|<|ImaxB|」であり、第1発光輝点LAの点灯中におけるピーク電流値が第2発光輝点LBの点灯中におけるピーク電流値よりも小さくなる。このため、実施形態2における発光管駆動装置120Bは、実施形態1における発光管駆動装置120と同様に、第1発光輝点LAの明るさが第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する機能を有することとなる。
すなわち、実施形態2に係る光源装置102Bは、実施形態1に係る光源装置102とほぼ同様の構成を有する光源装置であって、発光管駆動装置120Bは、第1発光輝点LAの明るさが第2発光輝点LBの明るさよりも暗くなるように発光管112を交流駆動する機能を有する光源装置となる。
このため、実施形態2に係る光源装置102Bによれば、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる光源装置となる。
このため、実施形態2に係る光源装置102Bによれば、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することのできる光源装置となる。
また、実施形態2に係る光源装置102Bにおいては、発光管駆動装置120Bは、第1発光輝点LAの点灯中におけるピーク電流値が第2発光輝点LBの点灯中におけるピーク電流値よりも小さくなるように発光管112を交流駆動する機能を有している。
これにより、第1発光輝点LAの明るさを第2発光輝点LBの明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
これにより、第1発光輝点LAの明るさを第2発光輝点LBの明るさよりも暗くすることができる。このため、第1発光輝点LAの温度が第2発光輝点LBの温度よりも高くなるのを抑制することができるため、第1電極Aの温度が第2電極Bの温度よりも高くなるのを抑制することができる。その結果、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短かくなってしまうのを抑制することができる。
以上、本発明の光源装置、プロジェクタ及び発光管の駆動方法について上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記した各実施形態においては、発光管駆動装置120,120Bは、第1発光輝点LAにおける温度が第2発光輝点LBにおける温度とほぼ同じとなるように発光管112を交流駆動する機能を有しているが、本発明はこれに限られない。発光管駆動装置が、第1電極Aにおける最高温度が第2電極Aにおける最高温度とほぼ同じとなるように発光管112を交流駆動する機能を有していてもよい。
これにより、第1電極における最高温度を第2電極における最高温度とほぼ同じ温度にすることができるため、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
これにより、第1電極における最高温度を第2電極における最高温度とほぼ同じ温度にすることができるため、補助ミラー側の電極が早く劣化して発光管の寿命が短くなってしまうのをさらに抑制することができる。
上記した各実施形態においては、第1発光輝点LAの明るさを第2発光輝点LBの明るさよりも暗くするために、ピーク電流値の関係及び累積点灯時間の関係をそれぞれ上記したような関係に設定していたが、本発明はこれに限られない。第1発光輝点LAの点灯中におけるピーク電流値ImaxAの絶対値|ImaxA|、第2発光輝点LBの点灯中におけるピーク電流値ImaxBの絶対値|ImaxB|、第1発光輝点LAにおける単位点灯時間tA及び第2発光輝点LBにおける単位点灯時間tBをそれぞれ最適な値に設定してもよい。
上記した各実施形態においては、発光管112を駆動するための交流電流として、正弦波の交流電流を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、矩形波の交流電流であってもよい。
上記した各実施形態においては、補助ミラーとして、発光管の外部に突設した状態で形成された補助ミラー116を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、発光管の発光部に形成された反射膜からなる補助ミラーであってもよい。
上記した各実施形態においては、発光管からの光を反射して被照明領域側に射出するリフレクタとして楕円面リフレクタ114を用いたが、本発明はこれに限られず、放物面リフレクタを用いることもできる。
上記実施形態では、光源ランプ110の光を複数の部分光束に分割する2つのレンズアレイ130,140を用いていたが、この発明は、このようなレンズアレイを用いないプロジェクタにも適用可能である。
上記実施形態では、電気光学変調装置として液晶装置を用いたプロジェクタの例について説明したが、本発明は、液晶装置以外の変調装置、例えばマイクロミラーによって画素が構成された変調装置を用いたプロジェクタにも適用することが可能である。
上記実施形態では、液晶装置を3つ用いたプロジェクタの例について説明したが、本発明は、液晶装置を1つ、2つ、あるいは4つ以上用いたプロジェクタにも適用することができる。
上記実施形態では、透過型のプロジェクタに本発明を適用した場合の例について説明したが本発明は、反射型プロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶装置等のライトバルブが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味している。反射型プロジェクタの場合、ライトバルブは液晶装置のみによって構成することが可能であり、一対の偏光板は不要である。また、反射型プロジェクタでは、クロスダイクロイックプリズムは、照明光を赤、緑、青の3色の光に分離する色光分離手段として利用されると共に、変調された3色の光を再度合成して同一の方向に出射する色光合成手段としても利用される場合がある。また、クロスダイクロイックプリズムではなく、三角柱や四角柱状のダイクロイックプリズムを複数組み合わせたダイクロイックプリズムを用いる場合もある。反射型のプロジェクタにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクタとほぼ同様な効果を得ることができる。
プロジェクタとしては、投写面を観察する方向から画像投写を行う前面プロジェクタと、投写面を観察する方向とは反対側から画像投写を行う背面プロジェクタとがあるが、上記実施形態の構成は、いずれにも適用可能である。
上記実施形態では、光源ランプ110の光を複数の部分光束に分割する2つのレンズアレイ130,140を用いていたが、この発明は、このようなレンズアレイを用いないプロジェクタにも適用可能である。
上記実施形態では、電気光学変調装置として液晶装置を用いたプロジェクタの例について説明したが、本発明は、液晶装置以外の変調装置、例えばマイクロミラーによって画素が構成された変調装置を用いたプロジェクタにも適用することが可能である。
上記実施形態では、液晶装置を3つ用いたプロジェクタの例について説明したが、本発明は、液晶装置を1つ、2つ、あるいは4つ以上用いたプロジェクタにも適用することができる。
上記実施形態では、透過型のプロジェクタに本発明を適用した場合の例について説明したが本発明は、反射型プロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、液晶装置等のライトバルブが光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、ライトバルブが光を反射するタイプであることを意味している。反射型プロジェクタの場合、ライトバルブは液晶装置のみによって構成することが可能であり、一対の偏光板は不要である。また、反射型プロジェクタでは、クロスダイクロイックプリズムは、照明光を赤、緑、青の3色の光に分離する色光分離手段として利用されると共に、変調された3色の光を再度合成して同一の方向に出射する色光合成手段としても利用される場合がある。また、クロスダイクロイックプリズムではなく、三角柱や四角柱状のダイクロイックプリズムを複数組み合わせたダイクロイックプリズムを用いる場合もある。反射型のプロジェクタにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクタとほぼ同様な効果を得ることができる。
プロジェクタとしては、投写面を観察する方向から画像投写を行う前面プロジェクタと、投写面を観察する方向とは反対側から画像投写を行う背面プロジェクタとがあるが、上記実施形態の構成は、いずれにも適用可能である。
1…プロジェクタ、10…発光部、12,22…封止部、14,24…金属箔、16,26…リード線、18,28…無機系接着剤、100…照明装置、102,102B…光源装置、110,710,810…光源ランプ、112,712,812…発光管、114…楕円面リフレクタ、714,814…リフレクタ、116,716,816…補助ミラー、120,120B…発光管駆動装置、122…商用電源、124,124B…AC/DC変換部、126,126B…インバータ部、128,128B…イグナイタ部、200…色分離光学系、300…リレー光学系、400R,400G,400B…液晶装置、500…クロスダイクロイックミラー、600…投写光学系、A…第1電極、B…第2電極、F1,F2…焦点、LA…第1発光輝点、LB…第2発光輝点。
Claims (7)
- 一対の電極間で発光する発光管、この発光管からの光を反射して被照明領域側に射出するリフレクタ及び前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記リフレクタ側に反射する補助ミラーを有する光源ランプと、前記発光管を交流駆動する発光管駆動装置とを備えた光源装置であって、
前記発光管駆動装置は、前記発光管の一対の電極のうち前記補助ミラー側の第1電極近傍に生じる第1発光輝点の明るさが、前記補助ミラーとは反対側の第2電極近傍に生じる第2発光輝点の明るさよりも暗くなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1に記載の光源装置において、
前記発光管駆動装置は、前記第1発光輝点における温度が前記第2発光輝点における温度とほぼ同じとなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1に記載の光源装置において、
前記発光管駆動装置は、前記第1電極における最高温度が前記第2電極における最高温度とほぼ同じとなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置において、
前記発光管駆動装置は、前記第1発光輝点における累積点灯時間が前記第2発光輝点における累積点灯時間よりも短くなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置において、
前記発光管駆動装置は、前記第1発光輝点の点灯中におけるピーク電流値が前記第2発光輝点の点灯中におけるピーク電流値よりも小さくなるように前記発光管を交流駆動する機能を有することを特徴とする光源装置。 - 照明光を被照明領域側に射出する照明装置と、この照明装置からの照明光を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置からの変調光を投写する投写光学系とを備えたプロジェクタにおいて、
前記照明装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の光源装置を有することを特徴とするプロジェクタ。 - 一対の電極間で発光する発光管、この発光管からの光を反射して被照明領域側に射出するリフレクタ及び前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記リフレクタ側に反射する補助ミラーを有する光源ランプと、前記発光管を交流駆動する発光管駆動装置とを備えた光源装置における発光管の駆動方法であって、
前記発光管の一対の電極のうち補助ミラー側の第1電極近傍に生じる第1発光輝点の明るさが、補助ミラーとは反対側の第2電極近傍に生じる第2発光輝点の明るさよりも暗くなるように前記発光管を交流駆動することを特徴とする発光管の駆動方法。
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