JP2003087053A - 発振器、送受信モジュール、及びレーダ装置 - Google Patents

発振器、送受信モジュール、及びレーダ装置

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JP2003087053A JP2001270433A JP2001270433A JP2003087053A JP 2003087053 A JP2003087053 A JP 2003087053A JP 2001270433 A JP2001270433 A JP 2001270433A JP 2001270433 A JP2001270433 A JP 2001270433A JP 2003087053 A JP2003087053 A JP 2003087053A
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直幸 栗田
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    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/18Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance
    • H03B5/1864Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a dielectric resonator

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低位相雑音のミリ波帯発振器、および、これ
を局部信号発生器に用いた送受信モジュールやレーダ装
置を低コストで提供する。 【解決手段】 マイクロストリップ線路とそれに結合す
るように配置された誘電体ブロックで構成される共振器
と、負性抵抗を発生するための能動素子を有して、誘電
体共振器の基本モードの共振周波数が発振させたい周波
数より低く、さらに、高次モードの内の一つの共振周波
数が発振させたい周波数に一致するように、誘電体ブロ
ックを設定することで、共振器の高次のモードで発振さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は誘電体共振器を有
する発振器、及び送受信モジュールに関するものであ
る。特に、この発振器を局部信号発生器として用いる送
受信モジュールに用いて有用である。
【0002】
【従来の技術】従来から、マイクロ波やミリ波などの高
周波で動作する発振器では、共振器に高誘電率の誘電体
ブロックを用いた誘電体共振器がよく用いられる。こう
した例は、例えば、アイ・イー・イー・イー、エム・テ
ィー・ティー・エス、1995インターナショナル マ
イクロウェーブ シンポジウム ダイジェスト 第71
頁から第74頁(IEEE MTT−S 1995 I
nternational Microwave Sy
mposium Digest、pp.71−74))
などに見られる。
【0003】図5に誘電体共振器を用いた発振器の例を
示す。マイクロストリップ線路16の近傍に誘電体ブロ
ック13を置き、このマイクロストリップ線路16と誘
電体ブロック13を結合させることで共振器を構成する
ものである。誘電体ブロックとしては、図5に記載のよ
うな円柱形の他、直六方体形の誘電体ブロックがよく用
いられる。負性抵抗を発生する能動素子15は、図に記
載されているようなFETの他、バイポーラトランジス
タなどが用いられ、発振させたい周波数において負性抵
抗が発生するように帰還回路17や整合回路18などの
パラメータを決定する。帰還回路の形式は、図5に記載
の例以外でも様々な形式が用いられる。
【0004】通常、この誘電体ブロック13の寸法は、
誘電体共振器の基本モードの共振周波数と発振させたい
周波数が一致し、かつ、それ以外の高次のモードの共振
周波数が、発振させたい周波数からなるべく離れるよう
に決められる。例えば、円柱形の誘電体ブロックを使用
した場合、基本モードはTE01δモードであり、高次
モードの共振周波数が、この周波数から十分離れるよう
に底面の半径Rと厚さtは、0.2<t/(2R)<
0.4となるように決められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低位相雑音
の発振器を実現するためには、その共振器のQは高いこ
とが望ましい。誘電体共振器のQは、誘電体損や導体損
などの損失により低下する。また、ミリ波のような超高
周波では、動作周波数に対してデバイス性能が十分でな
い場合が多いため、誘電体ブロックとマイクロストリッ
プ線路との結合を密にして負荷を軽くする必要がある。
この時、誘電体ブロックとマイクロ線路を十分に近づけ
る必要があり、誘電体ブロックの至近距離に導体が存在
するため、導体損が増加し、Qが低下することがある。
【0006】また、共振周波数が高くなるにしたがっ
て、誘電体ブロックの寸法は小さくなるため、ミリ波の
ような超高周波帯では、その寸法は非常に小さくなる。
したがって、誘電体ブロックの加工が困難になり、誘電
体ブロックの単価の増加を招く。また、その取り扱いが
難しくなり、発振器の組み立てコストの増加を招く。
【0007】このような問題を回避するため、本来必要
な周波数の2分の1や4分の1などn分の1の周波数で
発振させ、その信号を逓倍器を用いてn逓倍すること
で、所望の周波数の信号を得る方法が用いられる。この
方法を用いれば、発振器はn分の1の周波数で発振する
ため上記の問題は回避できる。しかし、発振器の動作周
波数がn分の1のため、整合回路などが大きくなること
によるチップ面積の増大や、新たに逓倍器が必要になる
ことによるチップ数の増加などが原因で、コスト増加に
つながるなどの問題があった。
【0008】上記のようにこれまでは、ミリ波のような
超高周波帯の発振器を構成する際、誘電体共振器におい
て十分に高いQが得られず、発振器の位相雑音が十分に
低減されないという問題があった。さらに、誘電体ブロ
ックが小さくなることにより、加工が難しくなり、誘電
体ブロックの単価の増加が生じる。さらに、取り扱いが
難しくなり、発振器の組み立てコストの増加が生じるな
どの問題があった。また、逓倍器を用いる場合において
は、チップ面積の増大やチップ数の増加により、コスト
が増加するという問題があった。
【0009】本願発明の目的は、上記の問題を解決し、
コストの増加を抑え、低位相雑音の発振器を実現するこ
とである。
【0010】又、本願発明の別の目的は、上記問題を解
決し、コストの増加を抑えて実現した低位相雑音の発振
器を送受信装置の局部信号発生器として用いることで、
低コストで性能の良い送受信モジュールを構成すること
である。
【0011】又、本願発明の別の目的は、上記問題を解
決し、コストの増加を抑えて実現した低位相雑音の発振
器をレーダ装置の局部信号発生器として用ることで、位
相雑音によるレーダ性能の劣化を抑えて、高性能なレー
ダ装置を低コストで実現することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記問題を
考慮し、誘電体共振器の基本モードの共振周波数が発振
させたい周波数より低く、さらに、一つの高次モードの
共振周波数が発振させたい周波数に一致するように、誘
電体ブロックの寸法等を設定する。この時、使用するモ
ードの共振周波数以外にも基本モードや使用しない高次
モードの共振周波数が存在する。従って、これらの周波
数で意図しない不要発振が起きないように、発振させた
い周波数近傍の狭い帯域にのみ能動素子が負性抵抗を発
生するように、使用しないモードの共振周波数での負性
抵抗を十分に小さくする。この小さい負性抵抗の実現
は、帰還回路や整合回路のパラメータを調整するか、フ
ィルタ回路を能動素子と共振器の間に付加するなどの方
策が用いられる。更には、位相を調整して発振が起こら
ない位相条件にするなどして、基本モードや使用しない
高次モードの共振周波数での不要発振を防止する必要が
ある。
【0013】以上のように、装置の発振周波数に、共振
器の高次のモードの共振周波数を用いることで、従来の
基本モードの共振周波数を利用する場合と比べて、誘電
体ブロックの寸法を大きくすることができる。この為、
誘電体ブロックをマイクロストリップ線路に対し非常に
近い位置に置いた場合、誘電体ブロックの近傍に存在す
る線路導体の面積に対する誘電体ブロックの体積の比を
大きくすることができ、基本モードを利用するものと比
較して導体損を低減することができる。その為、共振器
のQを高くすることができ、低位相雑音の発振器を構成
することが可能となる。
【0014】又、上記の高次モードを利用した発振器を
局部信号発生器として利用することで、高性能な送受信
モジュールを低コストで実現することが可能である。
【0015】また、レーダ装置の局部信号発生器とし
て、上記の高次モードを利用した低位相雑音の発振器を
用いることで、位相雑音によるレーダ性能の低下を抑
え、高性能なレーダを低コストで実現することが可能で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】本願発明の代表的な実施の形態
は、能動素子と、誘電体基板上に形成されたマイクロス
トリップ線路と、このマイクロストリップ線路に結合す
るように配置した誘電体ブロックとを少なくとも有し、
前記マイクロストリップ線路と前記誘電体ブロックで共
振器を形成し、前記能動素子と前記共振器は接続され、
前記能動素子は発振させたい周波数帯で負性抵抗を発生
し、前記誘電体ブロックの寸法等は、その基本モードの
共振周波数が発振させたい周波数より低く、かつ、高次
モードの内の一つの共振周波数が発振させたい周波数に
一致するようになっていることにより、共振器の高次の
モードで発振することを特徴とする発振器である。尚、
前記高次モードの内の一つの共振周波数が発振させたい
周波数への一致の程度は、共振器のQ値にも依存し、Q
値が高い程、そのずれの度合いは小さくなる。勿論、こ
のずれが小さい程好ましいことは云うまでもないが、数
MHzから数十MHz程度のずれがあることもある。し
かし、その設定は当該装置の諸特性の要求などに応じて
設定して十分である。しかし、いずれにしても、本願発
明においては、高次モードの内の一つの共振周波数帯が
当該装置の発振させたい周波数に一致するよう設定する
ことにある。
【0017】本願発明の具体的な形態として、能動素子
と共振器とは、相互に別異の基板を用いる形態、あるい
は同一の基板に搭載する形態などを取り得る。一般にミ
リ波帯の発振器としてはIII−V族化合物半導体材料
による半導体素子が用いられる。わけても、GaAs系
素子が代表例である。従って、これに対する基板はGa
As基板が代表的な例である。誘電体ブロック自体は通
例の材料によって十分である。その代表例は、例えば、
強誘電体材料のBa(Mg、Ta)O3等である。当該
誘電体ブロックやマイクロストリップ線路を搭載する基
板は、例えば、GaAs、アルミナ(Al)、あ
るいは有機樹脂、例えばテフロン(登録商標)などを挙
げることが出来る。勿論、前述したように、同一基板で
両者の各部材を搭載することも可能である。
【0018】尚、能動素子と共振器との間に、可変リア
クタンス素子と、この可変リアクタンス素子に制御電圧
を供給するための制御端子を備え、前記制御端子に制御
電圧を印可することにより、発振周波数の制御を可能と
することは極めて有用である。
【0019】本願発明の発振器はマイクロ波発振器、ミ
リ波発振器に用いて有用であり、例えば、レーダモジュ
ール、例えば移動体用のフロントエンド・モジュールな
どに有用である。
【0020】以下、本願発明の諸実施例を説明する。
【0021】図1は77GHz帯発振器を構成した実施
例の斜視図である。図2にこの発振器の等価回路図を示
す。
【0022】本例は共振器と能動素子とが別異の基板に
搭載された例である。負性抵抗を発生するための能動素
子6は、バッファアンプを構成する能動素子5と共に、
GaAs基板4上にMMIC(Monolithic
Microwave Integrated Circ
uit)として集積されている。又、共振器はアルミナ
基板2上に形成されたマイクロストリップ線路3とこの
マイクロストリップ線路3に結合するように配置した円
柱形の誘電体ブロック1で構成されている。発振器は、
MMICとアルミナ基板2上の例えばマイクロストリッ
プ線路3をボンディングワイヤ9で接続することで構成
されている。
【0023】誘電体ブロック1は、基本モードであるT
E01δモードの共振周波数が38GHz程度にあり、
77GHz近傍に発生する高次モードを利用する。この
時、基本モードの共振周波数や使用しない高次モードの
共振周波数において、意図しない不要発振が起こらない
ように、能動素子6は77GHz帯近傍の狭い帯域での
み負性抵抗が発生するように帰還回路7や整合回路8の
パラメータを調整する。
【0024】図6は、誘電体ブロックに対して、GaA
s基板上に形成されたマイクロストリップ線路との場合
の、反射特性を示す。いずれも、横軸は周波数で70G
Hzより85GHzまでが示されている。縦軸は反射で
dBで示される。図6の(a)は、共振器が基本モード
(TE01 δ)の共振周波数で共振するようになされてい
る。一方、図6の(b)は基本モード以外の高次モード
を利用した共振器の例の特性である。この例では、基本
モードの共振周波数は、38GHz程度であり、76G
Hzに現れる高次モードの共振周波数を用いるようにな
されている。これらの反射特性からは、特性曲線のピー
クが急峻な程、共振に関するQ値が高いことを示してい
る。そして、Q値が高い程、より低い位相雑音の共振器
を実現することが出来る。又、同特性のピークが0dB
に近い程、結合が強いことを示している。図6(a)及
び(b)を参酌すれば、本願発明の高次モードで76G
Hzの共振周波数を実現するほうが、この周波数の近傍
での特性曲線のピークは急峻で、より大きなQ値を得る
ことが出来ることが理解されよう。
【0025】本実施例のように、ミリ波帯発振器の共振
器に、高次モードを利用した誘電体共振器を用いること
で、導体損失を低減し、共振器のQを高めることができ
る。したがって、低位相雑音の発振器を構成することが
可能となる。
【0026】尚、本実施例では、帰還回路7や整合回路
8のパラメータを調整することにより、負性抵抗が必要
な帯域だけに発生するように設定したが、別な形態も勿
論取り得る。図3はこうした例を示す等価回路図であ
る。図3に示す実施例のように、能動素子が比較的広い
帯域で負性抵抗を発生しても、共振器と能動素子の間に
フィルタ回路10を設けることで、負性抵抗が発生する
帯域を制限しても、同等な効果を得ることができる。本
例の他の要素は図2の例と同等である。
【0027】図4の実施例は、共振器と能動素子の間に
バラクタダイオード11を接続することで、77GHz
帯電圧制御発振器を構成した実施例である。バラクタダ
イオード11は、GaAs基板4上にMMICとして他
の素子と共に集積されおり、制御端子12から制御電圧
を加えることで、バラクタダイオード11の接合容量を
制御する。これにより、能動素子から共振器側を見込ん
だインピーダンス(共振器とバラクタダイオードによる
インピーダンス)が変化する。このことで、発振周波数
を制御することが可能になる。以上のように、共振器に
バラクタダイオードを付加することで、制御電圧により
発振周波数を制御することが可能な、電圧制御発振器を
構成することができる。
【0028】図7は、本願発明の別基板を用いなで、M
MICを一つの基板に集積化した例である。負性抵抗を
発生するための能動素子6とバッファアンプを構成する
能動素子5は、GaAs基板4上にMMICとして集積
されている。誘電体ブロック1は、MMIC上のマイク
ロストリップ線路21と結合するように配置される。誘
電体ブロック1は、基本モードであるTE01δモード
の共振周波数が38GHz程度にあり、77GHz近傍
に発生する高次モードを利用する。但し、アルミナ基板
とGaAs基板の厚さがほぼ等しく、アルミナ基板の誘
電率9.6に対し、GaAs基板の誘電率は12と大き
いため、共振器の共振周波数はわずかに高くなる。この
ため、誘電体ブロック1はアルミナ基板上に置いた場合
に比べ、大きい寸法のものを用いる。又、基本モードの
共振周波数や使用しない高次のモードの共振周波数にお
いて、意図しない不要発振が起こらないように、能動素
子6は77GHz帯近傍の狭い帯域でのみ負性抵抗が発
生するように帰還回路や整合回路を調整する。以上のよ
うに、別基板を用いず、共振器を構成するマイクロスト
リップ線路と能動素子を一つのMMIC上に形成するこ
とで、共振器と能動素子をボンディングワイヤなどで接
続する作業を省略でき、組立の工程を簡略化できる。さ
らに、組み立てによるバラツキを低減することができ
る。
【0029】図8は、本願発明による高次モードを利用
した誘電体共振器を用いた発振器を、局部信号発生器に
利用したレーダ装置の実施例である。図はその平面図を
示す。
【0030】本レーダ装置は、局部信号発生器28と混
合器22と電力増幅器23が、実装基板25上に実装さ
れている。局部信号発生器28はこれまで各種実施例を
もって説明してきた発振器を用いて実現することが出来
る。基本的にはアルミナ基板2に誘電体ブロック1とマ
イクロストリップ線路が搭載される。他方、GaAs基
板4には所望の能動素子が搭載されている。そして、両
者はボンディングワイヤで接続されている。更に、この
能動素子部は導体43によって、混合器22と電力増幅
器23とに接続される。そして、これらは導体44、及
び45よりアンテナに接続される。
【0031】こうした、レーダ装置のブロック図を図9
に示す。局部信号発生器28で生成された信号は送信側
と受信側に分配される。送信側に分配された信号は、電
力増幅器23で増幅されたのち、送信アンテナ26から
放射される。この送信信号は、目標物に反射されるが、
このとき、目標物とレーダ装置の間に相対速度が存在す
ると、ドップラー効果により反射信号の周波数はわずか
に変化する。この反射信号を受信アンテナ27で受信
し、混合器22で元の信号と混合することで、ドップラ
ー周波数の低周波信号が得られる。更に、この低周波信
号を信号処理することで相対速度などの情報を得る。こ
うした、ドップラー効果を用いた送受信モジュール、あ
るいはミリ波送受信モジュール自体はこれまで知られた
方法によって構成することが出来る。又、本例以外の構
成も当然可能であり、こうした構成に、本願発明を適用
出来ることは云うまでもない。
【0032】図10より図12に、信号発生器部分とア
ンテナの実装形態の例を示す。図10は裏面アンテナを
有するモジュールの断面図、図11はこれに用いられた
アンテナの例を示す平面図である。図12は信号発生器
部とアンテナとを平面に配置した例を示す平面図であ
る。
【0033】裏面アンテナを有するモジュールでは、ベ
ースプレート29の一方の主面に信号発生器部の実装基
板25が、他方の主面(この面を裏面と称する)に、実
装基板を介して送信アンテナ26及び受信アンテナ27
が搭載される。信号発生器部の実装基板25には誘電体
ブロック1のみ図示され、他の部材は省略されるが、全
体的な基本構成は例えば図8に例示したものと同様であ
る。そして、信号発生器部と両アンテナ26、27と
は、ベースプレート29、実装基板25とを貫通する開
口を通して、同軸線路31によって接続される。更に、
信号発生器部には蓋30が設けられる。これによって、
外部雑音を除去される。図11はこの裏面に配されるア
ンテナの例を示す。ベースプレート29に搭載された実
装基板に、送信アンテナ26及び受信アンテナ27が搭
載されている。符号40がアンテナ部、符号41がこれ
らのアンテナ部を接続し一体のアンテナを構成するため
の導体部である。実際には、これら両者は一体にパター
ニングして形成されるのが、一般的である。
【0034】図12は信号発生器部とアンテナとを平面
に配置した例である。各部分の詳細構成は前述の図1
0、図11に示した例と同様である。ベースプレート2
9、実装基板25とが平面的に配置され、両者は所望の
電気的接続がなされる。
【0035】本実施例のように、レーダ装置の局部信号
発生器として、高次モードを利用した誘電体共振器を用
いた発振器を用いることで、位相雑音によるレーダ性能
の低下を抑え、高性能なレーダ装置を低コストで実現す
ることが可能である。
【0036】以上、諸実施例に基づき本願発明を説明し
てきたが、本願発明によれば、誘電体共振器の共振周波
数に高次モードを利用するため、誘電体ブロックの寸法
を大きくすることができ、導体損失を低減することが可
能となる。そのため、共振器のQを高くすることが可能
となり、これを用いて低位相雑音の発振器を低コストで
実現することが可能である。
【0037】また、誘電体ブロックの寸法が大きくなる
ことから、誘電体ブロックの製造コストや発振器の組み
立てコストの低減につながる。
【0038】また、この発振器をレーダ装置の局部信号
発生器に用いることで、高性能なレーダ装置を低コスト
で実現することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】本願発明によれば、共振器のQ値の高
い、低位相雑音の発振器を提供することが出来る。
【0040】本願発明によれば、共振器のQ値の高い、
低位相雑音の発振器を、低コストで提供することが出来
る。
【0041】又、本願発明によれば、レーダ装置を低コ
ストで提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本願発明の別基板を用いる実施例の斜視
図である。
【図2】図2は本願発明の別基板を用いる実施例の等価
回路図である。
【図3】図3は本願発明のフィルタ回路を用いた実施例
の等価回路図である。
【図4】図4は本願発明のバラクタダイオードを用いた
電圧制御発振器の実施例の等価回路図である。
【図5】図5は従来の誘電体共振器を用いた発振器の例
を示す図である。
【図6】図6は誘電体共振器をマイクロストリップ線路
に結合させた時の反射特性を示す図である。
【図7】図7は本願発明の一つの基板を用いた実施例の
斜視図である。
【図8】図8は本願発明の発振器を局部信号発生器に持
つレーダ装置の平面図である。
【図9】図9はレーダ装置のブロック図である。
【図10】図10は裏面アンテナ構成の送受信モジュー
ルの例を示す断面図である。
【図11】図11は送受信アンテナの例を示す平面図で
ある。
【図12】図12は信号発生器及びアンテナを平面配置
した例を示す平面図である。
【符号の説明】
1.誘電体ブロック、2.アルミナ基板、3.マイクロ
ストリップ線路、4.GaAs基板、5.増幅器を構成
する能動素子、6.負性抵抗を発生するための能動素
子、7.帰還回路、8.整合回路及びバイアス回路、
9.ボンディングワイヤ、10.フィルタ回路、11.
バラクタダイオード、12.制御端子、13.誘電体ブ
ロック、15.負性抵抗を発生するための能動素子、1
6.マイクロストリップ線路、17.帰還回路、18.
整合回路及びバイアス回路、21.マイクロストリップ
線路、22.混合器、23.電力増幅器、25.実装基
板、26.送信アンテナ、27.受信アンテナ、28.
局部信号発生器、29.ベースプレート、30.蓋、3
1.同軸線路、40.アンテナ部、41.一体アンテナ
を構成するための導体、43.マイクロストリップ線
路、44.送信アンテナへの給電用導体、45.受信ア
ンテナへの供給用導体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/40 H04B 1/40 (72)発明者 近藤 博司 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5J006 HC03 LA02 5J021 AA09 AB06 CA03 FA24 HA04 5J070 AB24 AC06 AD02 AK28 BA01 5J081 AA11 BB01 CC03 CC22 CC30 DD04 EE09 EE10 GG05 KK02 KK13 MM01 MM03 5K011 DA06 KA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 能動素子と、誘電体基板上に形成された
    マイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線
    路に結合するように配置した誘電体ブロックとを少なく
    とも有し、前記マイクロストリップ線路と前記誘電体ブ
    ロックで共振器を形成し、前記能動素子と前記共振器と
    は電気的に接続され、前記能動素子部は発振させたい周
    波数帯で負性抵抗を発生し、前記誘電体ブロックは、そ
    の基本モードの共振周波数が前記発振させたい周波数よ
    り低く且つ高次モードの内の一つの共振周波数帯が前記
    発振させたい周波数になっていることを特徴とする発振
    器。
  2. 【請求項2】 少なくとも、能動素子と、マイクロスト
    リップ線路と、誘電体ブロックとが同一基板に搭載さ
    れ、前記マイクロストリップ線路と前記誘電体ブロック
    とが共振器を形成し、前記能動素子と前記共振器とは電
    気的に接続され、前記能動素子部は発振させたい周波数
    帯で負性抵抗を発生し、前記誘電体ブロックは、その基
    本モードの共振周波数が前記発振させたい周波数より低
    く且つ高次モードの内の一つの共振周波数帯が前記発振
    させたい周波数になっていることを特徴とする発振器。
  3. 【請求項3】 誘電体基板上に実装された能動素子と、
    前記能動素子が実装されている誘電体基板にマイクロス
    トリップ線路と、誘電体ブロックとを少なくとも有し、
    前記マイクロストリップ線路と前記誘電体ブロックで共
    振器を形成し、前記能動素子と前記共振器とは電気的に
    接続され、前記能動素子部は発振させたい周波数帯で負
    性抵抗を発生し、前記誘電体ブロックは、その基本モー
    ドの共振周波数が前記発振させたい周波数より低く且つ
    高次モードの内の一つの共振周波数帯が前記発振させた
    い周波数になっていることを特徴とする発振器。
  4. 【請求項4】 第一の誘電体基板上に搭載された能動素
    子と、第二の誘電体基板上に形成されたマイクロストリ
    ップ線路と、このマイクロストリップ線路に電界的、磁
    界的、あるいは電磁気的に結合するように配置した誘電
    体ブロックとを有し、前記マイクロストリップ線路と前
    記誘電体ブロックで共振器を形成し、前記第一の誘電体
    基板上の能動素子と前記共振器は電気的に接続され、前
    記能動素子部は発振させたい周波数帯で負性抵抗を発生
    し、前記誘電体ブロックは、その基本モードの共振周波
    数が前記発振させたい周波数より低く且つ高次モードの
    内の一つの共振周波数帯が前記発振させたい周波数にな
    っていることを特徴とする発振器。
  5. 【請求項5】 前記能動素子と前記共振器との間に、可
    変リアクタンス素子を有し、前記リアクタンス素子の特
    性制御により、発振周波数の制御を可能としたことを特
    徴とする請求項1より請求項4のいずれかに記載の発振
    器。
  6. 【請求項6】 局部信号発生器とアンテナ部とを少なく
    とも有し、前記局部信号発生器が請求項1より請求項4
    のいずれかに記載の発振器を有することを特徴とする送
    受信モジュール。
  7. 【請求項7】 局部信号発生器とアンテナ部とを少なく
    とも有し、前記局部信号発生器が請求項5のいずれかに
    記載の発振器を有することを特徴とする送受信モジュー
    ル。
  8. 【請求項8】 局部信号発生器と送信アンテナと受信ア
    ンテナと混合器とを少なくとも有し、前記局部信号発生
    器が請求項1より請求項4のいずれかに記載の発振器で
    あり、且つ前記局部信号発生器によりの信号は前記送信
    アンテナから送信信号として放射され、この送信信号が
    目標物に反射された反射信号を前記受信アンテナにより
    受信し、且つ前記反射信号と局部信号発生器よりの局部
    信号を混合する混合器を有することを特徴とするレーダ
    装置。
  9. 【請求項9】 局部信号発生器と送信アンテナと受信ア
    ンテナと混合器とを少なくとも有し、前記局部信号発生
    器が請求項5に記載の発振器であり、且つ前記局部信号
    発生器によりの信号は前記送信アンテナから送信信号と
    して放射され、この送信信号が目標物に反射された反射
    信号を前記受信アンテナにより受信し、且つ前記反射信
    号と局部信号発生器よりの局部信号を混合する混合器を
    有することを特徴とするレーダ装置。
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