JP2003086528A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JP2003086528A
JP2003086528A JP2001272144A JP2001272144A JP2003086528A JP 2003086528 A JP2003086528 A JP 2003086528A JP 2001272144 A JP2001272144 A JP 2001272144A JP 2001272144 A JP2001272144 A JP 2001272144A JP 2003086528 A JP2003086528 A JP 2003086528A
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temperature
heat treatment
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Hideo Nishihara
英夫 西原
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロット内の熱状態が異なる場合においても、
温度分布を均一にするような加熱処理を良好に行うこと
が可能な熱処理装置を提供する。 【解決手段】 熱処理装置は、複数のゾーンZC,Z
M,ZE,ZRに区分されて配設された複数のランプに
よって基板を加熱し、複数のパイロメータによって、各
ゾーンZC,ZM,ZE,ZRに対応する複数の位置P
C,PM,PE,PRにおける温度を測定する。熱処理
装置の制御部は、複数のゾーンのうちの所定のゾーンZ
Cに含まれるランプに対しては、あらかじめ設定した一
定の出力設定値x0を制御指令値として出力し、複数の
ゾーンのうちのその他の各ゾーンZM,ZE,ZRに含
まれるランプに対しては、各ゾーンZM,ZE,ZRに
対応するパイロメータMM,ME,MRによる測定値と
所定のゾーンZCに対応するパイロメータMCによる測
定値との差を補償する制御指令値を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)の熱処理
を行う熱処理装置に関し、特に熱処理装置の加熱処理に
ついての制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板の製造工程においては、
種々の熱処理が行われている。基板に対して熱処理を行
う熱処理装置としては、例えば、光照射によって基板の
加熱を行う光照射型の熱処理装置(いわゆるランプアニ
ール)が用いられている。
【0003】このような光照射型の熱処理装置において
基板の温度を測定する際には、非接触式の温度計測を行
う放射温度計(パイロメータ)が多用されている。放射
温度計は、基板と反射板との間の多重反射効果により増
幅した光の放射強度を計測し、その放射強度(光量)か
ら温度を決定するものである。この放射温度計は、測定
下限温度(たとえば400℃)を有しており、この測定
下限温度より小さな温度領域においては放射温度計によ
る測定温度は実際の温度と相違し正確な温度を示すこと
ができない。
【0004】このように、測定下限温度より小さな温度
領域においては、放射温度計による測定温度を用いたフ
ィードバック制御を行うことが適切でないため、通常、
加熱初期段階においては、オープンループ制御(より具
体的には、ランプに対する一定の電力供給によって一定
の熱量を基板に付与し続ける定電力加熱制御)が行わ
れ、その後、基板温度が放射温度計の測定温度範囲に移
行した後に放射温度計による温度測定値を用いたフィー
ドバック制御が行われる。
【0005】また、フィードバック制御においては、基
板温度を時間的に目標値に追従させるとともに、複数の
ランプを複数のゾーンに区分し各ゾーン毎の出力値を制
御することによって基板の温度分布の均一性を向上させ
る制御が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィードバ
ック制御の開始時点において、複数の放射温度計による
測定温度が互いに近ければ近いほど、フィードバック制
御中の温度分布の均一性を高めることが可能である。そ
のため、フィードバック制御の前に行われるオープンル
ープ制御中においても、各ゾーン毎の出力値を制御する
ことによって、基板の温度分布の均一性を高めておくこ
とが好ましい。
【0007】しかしながら、次のような事情が存在する
ため、オープンループ制御中において均一な温度分布を
実現することは困難である。すなわち、1つの処理単位
である1つのロットに含まれる複数の基板を処理するに
際して、最初(ないし3枚目)の基板を加熱する際の熱
処理装置内の温度分布と、それ以降の基板(たとえば、
10枚目の基板)を加熱する際の熱処理装置内の温度分
布が相違するという事情である。これは、基板の加熱処
理の連続した繰り返しに応じて加熱開始時における熱処
理装置内の各部分の温度が徐々に熱くなっていくに際し
て、装置内の各部分によってその温度の上昇度合いが異
なることに起因するものである。
【0008】そして、このように同一ロット内に含まれ
連続的に処理される複数の基板について各基板の処理時
における熱処理装置内の熱状態が相違するという状況に
対応するため、オープンループ制御中における各ゾーン
毎の定電力加熱用の出力値を、ロット内の異なる基板の
各処理時点においてそれぞれ異なる値としてあらかじめ
設定しておくことによって、基板の温度分布の均一性を
高めることが考えられる。より具体的には、異なる基板
の各処理時点で(たとえば1枚目の基板の処理時点と1
0枚目の基板の処理時点とで)、各時点の熱処理装置内
の温度分布の状況に応じて、中央部のゾーンに対する出
力値と端部のゾーンに対する出力値との比率が別個の値
となるように各ゾーンの出力値をあらかじめ設定してお
くことが考えられる。しかしながら、このような値を全
ての基板の処理についてあらかじめ設定しておくことは
非常に困難であるという問題が存在する。
【0009】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、装置
内の熱状態がロット内の複数の基板の相互間で異なる場
合においても、基板面内の温度分布の均一性が高い加熱
処理を良好に行うことが可能な熱処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、基板に熱処理を施す熱処理装置
であって、複数のゾーンに区分されて配設された複数の
ランプによって基板を加熱する加熱手段と、前記複数の
ゾーンのそれぞれに対応する位置における温度を測定す
る複数の温度測定手段と、前記複数のゾーンのうちの所
定のゾーンに含まれるランプに対しては、あらかじめ設
定した一定の出力設定値を制御指令値として出力し、前
記複数のゾーンのうちのその他の各ゾーンに含まれるラ
ンプに対しては、前記所定のゾーンに対応する温度測定
手段による測定値と前記その他の各ゾーンに対応する温
度測定手段による測定値との差を補償する制御指令値を
出力する制御手段と、を備える。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に係る
熱処理装置において、前記制御手段は、前記その他の各
ゾーンに含まれるランプに対しては、当該その他の各ゾ
ーンのそれぞれについてあらかじめ設定された出力設定
値に、当該その他の各ゾーンに対応する温度測定手段に
よる測定値と前記所定のゾーンに対応する温度測定手段
による測定値との差に基づく出力値を加えた値を制御指
令値として出力する。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明に係る
熱処理装置において、前記その他の各ゾーンのそれぞれ
についてあらかじめ設定された出力設定値は、当該熱処
理装置内における熱状態が安定した状態での基板の処理
時において基板の温度分布を均一にする値として定めら
れる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかの発明に係る熱処理装置において、前記複
数のゾーンは、少なくとも、前記基板の中央領域に対応
するゾーンと前記基板の端部領域に対応するゾーンとに
区分されている。
【0014】
【発明の実施の形態】<1.構成>図1は本発明にかか
る熱処理装置の一例を示す縦断面図である。この熱処理
装置1は、いわゆるランプアニール装置であり、主に炉
体10、ランプ20、石英ガラス30、基板保持回転部
40、温度測定部50、制御部60、ランプ電源80、
モータドライバ90を備えている。炉体10は上部をリ
フレクタ110、下部をハウジング120とする円筒形
状の炉体であり、それらの内部等には冷媒を通して冷却
する多数の冷却管130が設けられている。また、炉体
10の側面には基板搬出入口EWが設けられており、加
熱処理の際には図示しない外部搬送装置により基板Wの
搬出入が行われる。
【0015】ランプ20は「光源」(ないし熱源)に相
当し、リフレクタ110の下面に多数設けられ(図1に
は一部にのみ参照番号を記載)、点灯時にはその熱放射
により基板Wを加熱する。このランプ20によって、基
板保持回転部40(後述)に保持された基板Wが加熱さ
れる。ここでは、ランプ20としてハロゲンランプを用
いる。
【0016】石英ガラス30はランプ20の下方に設け
られ、その熱放射による放射光を透過する。
【0017】基板保持回転部40は、基板Wの周縁部分
を全周に渡って保持する保持リング410が、円筒の支
持脚420により支持されるとともに、その支持脚42
0の下端には、その外周に沿ってベアリング430が設
けられている。そして、ベアリング430の外周に設け
られたギアに基板回転モータ440の回転軸のギア44
1がかみ合っており、その駆動により保持リング410
が鉛直方向を軸として回転可能となっている。
【0018】温度測定部50は、基板Wからの熱放射の
多重反射を考慮した放射強度(放射エネルギー)を計測
し、その計測によって得られた値(計測値)に基づいて
基板温度等を求め、それらの信号を制御部60に送る。
【0019】制御部60は内部にCPUおよびメモリを
備え、ランプ電源80にランプ20の温度制御信号を送
ったり、モータドライバ90に所定のタイミングで駆動
信号を送ったりする。制御部60は、ランプ20に対し
て温度制御信号を送出することによって、基板Wに対す
るランプ20による加熱動作を制御する。
【0020】ランプ電源80は制御部60からの制御指
令値S(詳細には、温度制御信号)を受けて、それに応
じた電圧Vをランプ20に印加する。
【0021】モータドライバ90は制御部60からの駆
動信号を受けて、それに応じた電力を基板回転モータ4
40に供給する。
【0022】ここで、複数のランプ20は、複数のゾー
ンに区分されて配設されている。図2は、複数のランプ
20を区分する各ゾーン等について説明する図である。
図2(a)は、複数のランプ20の上面図であり、複数
のランプ20が複数の(ここでは4つ)のゾーンZC,
ZM,ZE,ZRに区分されている様子を模式的に示し
ている。また、図2(b)は、保持リング410に保持
された基板Wの様子を示す側面図である。さらに、図2
(c)は、基板Wの下方において配置されるプローブ5
26の配置位置を示す上面図であり、図2(c)におい
ては各パイロメータ(後述)MC,MM,ME,MRの
プローブ526の位置PC,PM,PE,PRが略円形
の基板Wおよび略円環状の保持リング410の位置に対
応させて模式的に示されている。
【0023】図2(a),(b)に示されるように、ゾ
ーンZCは、基板の中央領域RCの上方位置に存在する
少なくとも1つのランプ20によって構成されており、
ゾーンZEは、基板の端部領域REの上方位置に存在す
る少なくとも1つのランプ20によって構成されてい
る。また、ゾーンZMは、基板の中央領域と端部領域と
の間に存在する中間領域RMの上方位置に存在する少な
くとも1つのランプ20によって構成されており、ゾー
ンZRは、基板を保持する保持リング410の領域RR
の上方位置に存在する少なくとも1つのランプ20によ
って構成されている。このように、各ゾーンZC,Z
M,ZE,ZRは、それぞれ、領域RC,RM,RE,
RRに対応している。
【0024】また、図2(c)に示すように、複数のプ
ローブ526が、複数のゾーンZC,ZM,ZE,ZR
のそれぞれに対応する位置PC,PM,PE,PRに設
けられており、これらの複数のプローブ526が各位置
PC,PM,PE,PRにおける温度を測定する。
【0025】なお、図2(c)に示すように、熱処理装
置1は、実際には複数のプローブ526(計測ユニット
520)を有しているが、図1においては、図示の簡略
化のため、1つのプローブ526(計測ユニット52
0)のみを示している。以下では、図1を参照しなが
ら、1つのプローブ526およびその周辺構成を含む温
度測定部50について説明する。
【0026】温度測定部50は、反射板510と計測ユ
ニット520と演算部550とを有している。反射板5
10は、基板保持回転部40に保持された基板Wに対向
してハウジング120上面に配置されており、基板Wか
らの熱放射を反射する。この反射板510は、当該基板
Wを挟んでランプ20の反対側に配置されている。ま
た、反射板510には、それを貫通する円筒形状の穴5
10aが設けられている。計測ユニット520は、その
穴510aの内部に設けられている。具体的には、その
穴510aの下方のハウジング120内に計測ユニット
520のケーシング521が取り付けられ、そのケーシ
ング521内にプローブ526が設けられている。
【0027】このプローブ526は、シリコンフォトダ
イオードを測定素子として構成され、穴510aを通過
し入射した放射光を電圧、すなわち放射強度を表す電気
信号に変換し、演算部550に送る(図1参照)。この
プローブ526は、基板Wと反射板510との間の熱放
射を受けて放射強度を計測する。
【0028】なお、上述したように、図1では単一の計
測ユニット520のみが示されているが、この熱処理装
置1は、実際には複数の計測ユニット520を有してい
る。そして、各計測ユニット520は、それぞれ、プロ
ーブ526を有している。各プローブ526は、図2
(c)に例示した位置などに配置される。
【0029】また、演算部550はCPUおよびメモリ
を備えており、各プローブ526が検出した基板Wにつ
いての放射強度をもとに基板温度を算出する。
【0030】そして、処理用プログラムを演算部550
において実行することによって、各プローブ526に対
応する温度算出部TCの機能がソフトウエア的に実現さ
れる。各温度算出部TCは、各プローブ526によって
計測された放射強度に基づいて基板の温度の測定値であ
る基板温度測定値を算出する機能を有している。すなわ
ち、プローブ526および温度算出部TCは、協働して
「放射温度計(またはパイロメータとも称する)」とし
て機能する。言い換えれば、複数のプローブ526およ
びそれぞれに対応する温度算出部TCは、協働すること
によって、複数のゾーンのそれぞれに対応する位置にお
ける温度を測定する複数の温度測定手段として機能する
のである。
【0031】なお、熱処理装置1において、モータドラ
イバ530の制御下においてモータ525によって回転
式セクタ524を回転させると、熱放射による放射光の
透過および反射の状況が交互に入れ替わり、実効反射率
が異なる2つの値の間で切り替わる。そして、この性質
を利用して多重反射における複数の放射強度を計測し、
その計測された複数の放射強度に基づいて基板の温度の
測定値である基板温度測定値を算出することが可能であ
るが、ここでは、測定原理等の詳細については省略す
る。
【0032】<2.動作> <概要>つぎに、熱処理装置1における加熱動作につい
て説明する。この加熱動作の制御は、制御部60によっ
て行われる。
【0033】図3は、熱処理装置1における基板Wの目
標温度、および放射温度計による基板Wの測定温度の経
時変化を示す図である。
【0034】図3に示すように、この加熱動作は、加熱
動作の初期段階において原則としてオープンループ制御
により加熱制御を行う初期加熱制御区間Aと、基板温度
測定値に基づくフィードバック制御を行うフィードバッ
ク制御区間Bとを有している。そして、初期加熱制御区
間Aとフィードバック制御区間Bとは、選択的に切り換
えられ、この順序で実施される。これによって、基板W
に対する加熱制御が行われる。
【0035】まず、加熱開始直後の初期加熱制御区間A
においては、次述する加熱制御が行われる。この加熱制
御は、原則としてオープンループ制御により加熱制御を
行い、これにフィードバック的な要素を加えることによ
って行われる。より具体的には、複数のゾーンのうちの
所定のゾーンに含まれるランプに対しては、あらかじめ
設定した一定の出力設定値を制御指令値として出力す
る。この加熱動作は、一定の電力を用いてランプ20を
点灯させ一定の熱量を付与し続ける動作であり、いわゆ
る定電力加熱である。一方、複数のゾーンのうちのその
他の各ゾーンに含まれるランプに対しては、当該その他
の各ゾーンに対応するプローブ526などによる温度の
測定値と所定のゾーンに対応するプローブ526などに
よる温度の測定値との差を補償する制御指令値を出力す
る。これによって、装置内の熱状態が異なる場合におい
ても、基板面内の温度分布の均一性が高い加熱処理を良
好に行うことが可能である。この加熱動作については、
さらに詳細に説明する。
【0036】その後、測定温度が測定下限温度TLより
も高くなることなどの所定の条件を満たすと、次のフィ
ードバック制御区間Bに移行する。このフィードバック
制御区間Bにおいては、放射温度計によって測定された
測定温度に基づいて、基板Wの温度を目標値に追従させ
るフィードバック制御が行われる。このフィードバック
制御としては、PID演算制御などを用いることができ
る。
【0037】図3には、フィードバック制御区間Bにお
ける目標値の経時変化が目標曲線SLとして示されてい
る。なお、図3においては、放射温度計による基板Wの
温度の測定値の経時変化が測定温度曲線MLとして示さ
れている。
【0038】また、この目標曲線SLは、初期昇温段階
B1と定温保持段階B2とを有している。このうち、初
期昇温段階B1は、急速加熱によって基板Wを一定の温
度にまで昇温させる段階である。具体的には、フィード
バック制御開始時点の温度から所定の昇温レート(基板
温度変化率)で一定の温度まで上昇する昇温曲線が目標
曲線SLとして設定される。また、定温保持段階B2
は、初期昇温段階によって昇温された基板Wの温度を予
め定められた所定の目標温度THに一定期間保持する段
階である。そして、この一定期間の経過後に加熱を終了
する。
【0039】図4は、このフィードバック制御区間Bに
おける制御の一例を示すブロック図である。図4に示す
ように、このフィードバック制御区間Bにおいては、ゾ
ーンZC,ZM,ZE,ZR毎に、対応するパイロメー
タMC,MM,ME,MRによる温度測定値に基づいて
フィードバック制御が行われる。
【0040】より具体的には、ゾーンZC内の各ランプ
20に対しては、対応する領域RCの直下の位置PCの
温度をパイロメータMCによって測定し、その測定温度
と目標温度SVとの差をPID補償演算することによっ
て新たな出力指令値を生成する。他のゾーンについても
同様である。たとえば、ゾーンZE内の各ランプ20に
対しては、対応する領域REの直下の位置PEの温度を
パイロメータMEによって測定し、その測定温度と目標
温度SVとの差をPID補償演算することによって新た
な出力指令値を生成する。また、ゾーンZR内の各ラン
プ20に対しては、対応する領域RRの直下の位置PR
の温度をパイロメータMRによって測定し、その測定温
度と目標温度SVとの差をPID補償演算することによ
って新たな出力指令値を生成する。ゾーンZRについて
も同様である。このようなフィードバック制御をゾーン
毎に行うことによって、結果的に各ゾーン間のバランス
を保ち、基板面内の温度分布の均一性が高い加熱処理を
良好に行うことが可能である。
【0041】<詳細>つぎに、初期加熱制御区間Aにお
ける制御動作について詳細に説明する。この初期加熱制
御区間Aにおいては、各プローブ526による温度測定
値が正確でないため、フィードバック制御区間Bにおけ
るフィードバック制御、具体的には、各プローブ526
による測定値に基づいて、あらかじめ設定された目標値
曲線SLに追従させるようなフィードバック制御を行う
ことは好ましくない。そこで、この初期加熱制御区間A
においては、次に説明するような制御を行う。
【0042】図5は、初期加熱制御区間Aにおける制御
の一例を表すブロック図である。ここでは、中央のゾー
ンZCを基準に制御を行う場合について説明する。
【0043】図5に示すように、まず、複数のゾーンの
うち基準のゾーンZCに含まれるランプ20に対して
は、あらかじめ設定した一定の出力設定値x0を制御指
令値として出力する。この加熱動作は、いわゆる定電力
加熱であり、ランプ20の定格最大出力の所定の割合
(たとえば30%〜40%)程度の一定値をランプ20
の出力値として決定して加熱し続ける。
【0044】一方、複数のゾーンのうちのその他の各ゾ
ーンZM,ZE,ZRに含まれるランプ20に対して
は、各ゾーンZM,ZE,ZRにそれぞれ対応するパイ
ロメータMM,ME,MRによる温度の測定値と基準の
ゾーンZCに対応するパイロメータMCによる温度の測
定値との差を補償する制御指令値α1,α2,α3を出
力する。
【0045】ここでは、各ゾーンZM,ZE,ZRに含
まれるランプ20に対しては、ゾーンZM,ZE,ZR
のそれぞれについてあらかじめ設定された各出力設定値
x1,x2,x3に、PID補償制御による各出力値y
1,y2,y3を加えた値を制御指令値α1,α2,α
3として出力する場合について説明する。ここで、各出
力設定値x1,x2,x3は、例えば、出力設置値x0
と同一の値として定められる。また、PID補償制御に
よる各出力値y1,y2,y3は、基準のゾーンZCに
対応するパイロメータMCによる測定値を目標値SV0
とし、当該目標値SV0と各ゾーンZM,ZE,ZRに
対応するパイロメータMM,ME,MRによる測定値と
の差を補償する値となる。すなわち、パイロメータMC
による測定値を目標値SV0とするPID補償制御が行
われることになる。
【0046】より具体的には、ゾーンZMに含まれるラ
ンプ20に対しては、ゾーンZMについてあらかじめ設
定された出力設定値x1に対してさらに出力値y1を加
えた値を制御指令値α1(=x1+y1)として出力す
る。出力値y1は、基準のゾーンZCに対応するパイロ
メータMCによる測定値SV0とゾーンZMに対応する
パイロメータMMによる測定値PV1との偏差e1(=
SV0−PV1)に基づくPID補償制御を行うもので
ある。
【0047】同様に、ゾーンZEに含まれるランプ20
に対しては、ゾーンZEについてあらかじめ設定された
出力設定値x2に、基準のゾーンZCに対応するパイロ
メータMCによる測定値SV0とゾーンZEに対応する
パイロメータMEによる測定値PV2との偏差e2(=
SV0−PV2)に基づくPID補償制御による出力値
y2を加えた値を制御指令値α2(=x2+y2)とし
て出力する。また、ゾーンZRに含まれるランプ20に
対しては、ゾーンZRについてあらかじめ設定された出
力設定値x3に、基準のゾーンZCに対応するパイロメ
ータMCによる測定値SV0とゾーンZRに対応するパ
イロメータMRによる測定値PV3との偏差e3(=S
V0−PV3)に基づくPID補償制御による出力値y
3を加えた値を制御指令値α3(=x3+y3)として
出力する。
【0048】以上のように、基準のゾーンZCに対応す
るパイロメータMCによる測定値を目標値SV0とし、
各ゾーンZM,ZE,ZRごとに、各パイロメータM
M,ME,MRによる測定値と目標値SV0との偏差e
1,e2,e3を補償するように制御されるので、複数
のゾーンZC,ZM,ZE,ZRの相互間の温度の差異
を減少させるようにバランスがとられ、基板面内の温度
分布の均一性が高い加熱処理を良好に行うことが可能で
ある。
【0049】ここで、基準のゾーンZCに対応するパイ
ロメータMCによる測定値を目標値SV0としている点
に注目すべきである。この初期加熱制御区間Aにおいて
は、パイロメータによる測定温度は測定下限値以下の場
合も存在し、温度自体は正確な値ではない。したがっ
て、上述したように、パイロメータによる測定値に基づ
いて、あらかじめ設定された目標値曲線に追従させるよ
うなフィードバック制御は行うことは不可能である。
【0050】しかしながら、パイロメータによる測定温
度(指示温度)は、少なくとも温度傾向を示すものであ
るので、各パイロメータによる指示温度が等しい場合に
は、指示温度の絶対値は正しくはなくとも実際の温度は
ほぼ等しいものと考えることができるのである。上記の
初期加熱制御区間Aにおける加熱制御は、この性質を利
用し、各パイロメータによる指示温度がいずれも等しく
なるように補償制御を行うことによって、基板面内の温
度分布の均一性を向上させるものである。
【0051】以上のように、上記の初期加熱制御区間A
における加熱制御、端的には各パイロメータMC,M
M,ME,MRの温度の差を補償する制御が行われるの
で、出力設定値x0,x1,x2,x3のみを出力する
だけでは解消されない温度分布の不均一性を抑制し、基
板面内の温度分布の均一性を高めることができる。特
に、ロット内の複数の基板の処理を連続的に行うに際し
て、最初の基板の処理時の熱状態と所定枚数目以降の基
板の処理時の熱状態の相違に基づく温度分布の不均一が
存在する場合であっても、上記の補償制御によって、こ
のような温度分布の不均一が抑制され、より均一性が高
い加熱処理が可能となる。
【0052】ここにおいて、各ゾーンZC,ZM,Z
E,ZRについての出力設定値x0,x1,x2,x3
は、上述のように互いに等しい値として定められても良
いが、装置内の温度分布を考慮して相互に異なる値とし
て定められても良い。具体的には、順次に処理されるロ
ット内の所定枚数目の基板の処理において各ゾーンZ
C,ZM,ZE,ZRのランプに対して出力すると基板
の温度分布が均一となるような各出力設定値x0,x
1,x2,x3を実験的に定めることが可能である。
【0053】さらには、各ゾーンZC,ZM,ZE,Z
Rについての出力設定値x0,x1,x2,x3は、当
該熱処理装置1内における熱状態が安定した状態での基
板の処理時(例えば、10枚目の基板処理時点)におい
て基板の温度分布を均一にする値として定められること
が特に好ましい。これによれば、例えばロット内におけ
る10枚目以降から最終基板(たとえば50枚目)まで
の基板の処理など多くの基板の処理においては、仮にP
ID補償による出力値y1,y2,y3が存在しないと
しても各出力設定値x0,x1,x2,x3によって目
標温度にかなり近い温度を実現することが可能である。
そして、このような状態で、PID補償制御を併用し
て、ロット内の異なる基板についての複数の処理時点に
おける熱状態の相違をも補償すれば、基板面内の温度分
布の均一性が高い加熱制御をより良好に行うことが可能
である。このように、ロット内の複数の基板のうち比較
的早期に処理される基板から安定状態に近い状態で加熱
処理が行われるときには、より多くの基板に対してより
均一性が高い処理を行うことができる。なお、この場
合、ロット内の1枚目の基板の処理時など装置内の熱状
態が未だ安定状態に達していないときであっても、PI
D補償による出力値y1,y2,y3によって温度分布
の不均一性を抑制することが可能である。
【0054】また、上記実施形態においては、基板内の
領域RC,RM,REのみならず、保持リング410上
の領域RRについても温度が同一となるように補償して
いる。これによって、基板内の領域RC,RM,REの
みの温度が同一となるように補償する場合に比べて、保
持リング410が基板の端部領域に及ぼす影響を考慮し
基板Wの温度分布の均一性をより一層向上させることが
できる。
【0055】さらに、基板の温度分布は、その基板に対
する初期加熱制御区間Aの終了時点、すなわちフィード
バック制御区間Bの開始時点において、最も高い均一性
が確保されていることが好ましい。これによれば、フィ
ードバック制御への移行後においても、温度分布の均一
性が高い処理を継続的に実現することができる。
【0056】<3.変形例など>上記においては、ゾー
ンZM,ZE,ZRに含まれるランプ20に対しては、
ゾーンZM,ZE,ZRのそれぞれについてあらかじめ
設定された各出力設定値x1,x2,x3に、各ゾーン
ZM,ZE,ZRに対応する各パイロメータMM,M
E,MRによる測定値と基準のゾーンZCに対応するパ
イロメータMCによる測定値との差に基づくPID補償
制御による各出力値y1,y2,y3を加えた値を制御
指令値α1,α2,α3として出力する場合について説
明しているが、これに限定されず、図6に示すように、
出力設定値x1,x2,x3を設定せず、PID補償制
御による出力値y1,y2,y3のみを制御指令値α
1,α2,α3として出力するようにしてもよい。
【0057】図6は、そのような変形例に係る制御動作
を示すブロック図である。図6においては、基準のゾー
ンZCに含まれるランプ20に対しては、あらかじめ設
定した一定の出力設定値x0を制御指令値として出力す
るとともに、その他の各ゾーンZM,ZE,ZRに含ま
れるランプ20に対しては、各ゾーンZM,ZE,ZR
に対応する各パイロメータMM,ME,MRによる測定
値と基準のゾーンZCに対応するパイロメータMCによ
る測定値との差に基づくPID補償制御による各出力値
y1,y2,y3をそのまま制御指令値α1,α2,α
3として出力する場合を例示している。
【0058】これによれば、各ゾーンZM,ZE,ZR
のそれぞれについて、各出力設定値x1,x2,x3を
あらかじめ設定する必要が無いので、調整がさらに容易
である。ただし、初期加熱制御区間Aは比較的短期間
(たとえば5秒〜10秒程度)であることが多く、状況
によってはPID補償制御だけではフィードバック制御
開始時までに基板の温度分布を十分に均一にするように
制御できない場合も存在する。このような状態を回避す
るためには、上述したように、あらかじめ設定された出
力設定値x1,x2,x3に、PID補償制御による各
出力値y1,y2,y3を加えた値を制御指令値α1,
α2,α3として出力することが好ましい。
【0059】また、上記においては初期加熱制御区間A
における制御を中央のゾーンZCを基準に行う場合につ
いて説明したが、これに限定されず、その他のゾーンZ
M,ZE,ZRのいずれかを基準にして制御しても良
い。
【0060】さらに、上記においては複数のランプ20
を4つのゾーンに区分する場合を例示したが、これに限
定されず、2つまたは3つのゾーンに区分しても良く、
あるいは5つ以上のゾーンに区分しても良い。
【0061】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の熱処理
装置によれば、複数のゾーンに区分されて配設された複
数のランプによって基板を加熱する加熱手段と、複数の
ゾーンのそれぞれに対応する位置における温度を測定す
る複数の温度測定手段と、複数のゾーンのうちの所定の
ゾーンに含まれるランプに対しては、あらかじめ設定し
た一定の出力設定値を制御指令値として出力し、複数の
ゾーンのうちのその他の各ゾーンに含まれるランプに対
しては、当該その他の各ゾーンに対応する温度測定手段
による測定値と所定のゾーンに対応する温度測定手段に
よる測定値との差を補償する制御指令値を出力する制御
手段と、を備えるので、装置内の熱状態がロット内の複
数の基板の相互間で異なる場合においても、基板面内の
温度分布の均一性が高い加熱処理を良好に行うことが可
能である。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、制御手段
は、その他の各ゾーンに含まれるランプに対しては、そ
の他の各ゾーンのそれぞれについてあらかじめ設定され
た出力設定値に、所定のゾーンに対応する温度測定手段
による測定値とその他の各ゾーンに対応する温度測定手
段による測定値との差に基づく出力値を加えた値を制御
指令値として出力することを特徴とする熱処理装置。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、その他の
各ゾーンのそれぞれについてあらかじめ設定された出力
設定値は、当該熱処理装置内における熱状態が安定した
状態での基板の処理時において基板の温度分布を均一に
する値として定められるので、当該安定状態に近い状態
で処理される基板の処理において、各出力設定値によっ
て目標温度にかなり近い温度を実現し、フィードバック
制御による補償量を削減することが可能である。したが
って、より均一性を高めることができる。特に、ロット
内の複数の基板のうち比較的早期に処理される基板から
安定状態に近い状態で加熱処理が行われるときには、よ
り多くの基板に対してより均一性が高い処理を行うこと
ができる。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、複数のゾ
ーンは、少なくとも、基板の中央領域に対応するゾーン
と基板の端部領域に対応するゾーンとに区分されている
ので、両ゾーンにおける差異を補償して、基板の温度分
布の均一性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる熱処理装置の一例を
示す縦断面図である。
【図2】複数のランプ20を区分する各ゾーン等につい
て説明する図である。
【図3】熱処理装置1における基板Wの目標温度、およ
び放射温度計による基板Wの測定温度の経時変化を示す
図である。
【図4】フィードバック制御区間Bにおける制御の一例
を示すブロック図である。
【図5】初期加熱制御区間Aにおける制御の一例を表す
ブロック図である。
【図6】初期加熱制御区間Aにおける制御の他の一例を
表すブロック図である。
【符号の説明】
1 熱処理装置 10 炉体 20 ランプ 30 石英ガラス 40 基板保持回転部 50 温度測定部 510 反射板 526 プローブ MC,MM,ME,MR パイロメータ TC 温度算出部 W 基板 ZC,ZM,ZE,ZR ゾーン x0,x1,x2,x3 出力設定値 y1,y2,y3 出力値 α1,α2,α3 制御指令値

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に熱処理を施す熱処理装置であっ
    て、 複数のゾーンに区分されて配設された複数のランプによ
    って基板を加熱する加熱手段と、 前記複数のゾーンのそれぞれに対応する位置における温
    度を測定する複数の温度測定手段と、 前記複数のゾーンのうちの所定のゾーンに含まれるラン
    プに対しては、あらかじめ設定した一定の出力設定値を
    制御指令値として出力し、前記複数のゾーンのうちのそ
    の他の各ゾーンに含まれるランプに対しては、前記所定
    のゾーンに対応する温度測定手段による測定値と前記そ
    の他の各ゾーンに対応する温度測定手段による測定値と
    の差を補償する制御指令値を出力する制御手段と、を備
    えることを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱処理装置において、 前記制御手段は、前記その他の各ゾーンに含まれるラン
    プに対しては、当該その他の各ゾーンのそれぞれについ
    てあらかじめ設定された出力設定値に、当該その他の各
    ゾーンに対応する温度測定手段による測定値と前記所定
    のゾーンに対応する温度測定手段による測定値との差に
    基づく出力値を加えた値を制御指令値として出力するこ
    とを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の熱処理装置において、 前記その他の各ゾーンのそれぞれについてあらかじめ設
    定された出力設定値は、当該熱処理装置内における熱状
    態が安定した状態での基板の処理時において基板の温度
    分布を均一にする値として定められることを特徴とする
    熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の熱処理装置において、 前記複数のゾーンは、少なくとも、前記基板の中央領域
    に対応するゾーンと前記基板の端部領域に対応するゾー
    ンとに区分されていることを特徴とする熱処理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009231015A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Nichiei Denki:Kk 平板状部材の均熱制御装置及び同装置の制御方法
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US9180550B2 (en) 2012-03-22 2015-11-10 SCREEN Holdings Co., Ltd. Heat treatment apparatus for heating substrate by light irradiation

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