JP2003085792A - 光ピックアップ装置のための調整装置および調整方法 - Google Patents

光ピックアップ装置のための調整装置および調整方法

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JP2003085792A JP2001280077A JP2001280077A JP2003085792A JP 2003085792 A JP2003085792 A JP 2003085792A JP 2001280077 A JP2001280077 A JP 2001280077A JP 2001280077 A JP2001280077 A JP 2001280077A JP 2003085792 A JP2003085792 A JP 2003085792A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ装置のための調整装置におい
て、スピンドルモータのフィード機能をなくしても、対
物レンズの中立位置セットを可能とする。 【解決手段】 光ピックアップ装置10の部品調整は、
スピンドルモータ21により光ディスクDKを規格化さ
れた値の線速度で回転させるとともに、トラックサーボ
をかけた状態で行われる。このトラックサーボにおい
て、対物レンズ16が中立位置を中心に変動するように
するために、サーボ制御開始回路40およびトラックジ
ャンプ制御回路50を設ける。サーボ制御開始回路40
は、トラックサーボ制御回路30によるサーボ制御を解
除した状態で、トラックエラー信号TEの変動が最も密
となるタイミングを検出する。トラックジャンプ制御回
路50は、トラックサーボ制御を開始した状態で、トラ
ックサーボ信号TSの直流オフセット成分が所定値以内
になるまで、光スポットをトラックジャンプさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光源、対物
レーザ、シリンドリカルレンズ、フォトディテクタ、ト
ラックアクチュエータなどを備え、レーザ光を光ディス
ク上に照射して光ディスクからの反射光を受光する光ピ
ックアップ装置の調整時に利用される光ピックアップ装
置のための調整装置、および光ピックアップ装置の調整
時に適用される光ピックアップ装置のための調整方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光ピックアップ装置の出荷前に
おいては、再生信号の時間的ゆらぎが最小になるよう
に、言い換えれば再生信号のジッタが最小になるよう
に、対物レンズの傾き、シリンドリカルレンズの軸方向
位置および傾きなど、光ピックアップ装置の構成部品の
組付け調整を行うのが通常である。従来、この調整時に
は、光ディスクを回転させた状態で光ピックアップ装置
により光スポットを光ディスク上に形成し、トラックサ
ーボ制御を行った状態で光ディスクに記録されている情
報の再生を開始した後に、フィードモータを用いて光デ
ィスクの径方向位置を調整して、光ピックアップ装置内
の対物レンズが中立位置を中心に変位するようにしてい
た。これによれば、対物レンズが中立位置より大きくず
れた位置を中心に変位した場合に、ジッタなどの悪化に
よって、光ピックアップ装置の構成部品の組付け調整が
困難になることを避け、同組付け調整を的確に行うこと
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、光ディスクを径方向に移動させるためのフィー
ドモータが必要となり、光ピックアップ装置の調整に利
用される光ピックアップ装置のための調整装置が複雑に
なるとともに、同調整装置の製造コストが高くなるとい
う問題がある。
【0004】
【発明の概略】本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、従来技術における光ディスク
を径方向に移動させるフィード機能をなくしても、光ピ
ックアップ装置の構成部品の組付け調整が的確に行われ
るようにした光ピックアップ装置のための調整装置を提
供するとともに、同光ピックアップ装置の調整時に適用
される光ピックアップ装置のための調整方法を提供する
ことにある。
【0005】前記目的を達成するために、本発明の特徴
は、レーザ光源からのレーザ光を集光して光ディスク上
に光スポットを形成する対物レンズ、光ディスクからの
反射光を受光するフォトディテクタ、および対物レンズ
を光ディスクの径方向に変位させるトラックアクチュエ
ータを有する光ピックアップ装置の調整時に利用される
光ピックアップ装置のための調整装置であって、光ディ
スクを所定速度で回転させるスピンドルモータと、フォ
トディテクタにより受光した反射光に基づいて光スポッ
トのトラックからの位置ずれを表すトラックエラー信号
を生成するトラックエラー信号生成回路と、トラックア
クチュエータをトラックエラー信号に基づく制御信号に
より駆動制御して、光スポットが光ディスクのトラック
を追従するようにサーボ制御するトラックサーボ制御手
段と、トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を解除
してトラックアクチュエータによる対物レンズの変位を
停止させた状態で、光スポットが光ディスクのトラック
を横切る際に生じるトラックエラー信号の変動が最も密
となるタイミングを検出し、同タイミングにてトラック
サーボ制御手段によるサーボ制御を開始させるサーボ制
御開始手段と、トラックサーボ制御手段によるサーボ制
御を開始した状態で、トラックアクチュエータを駆動制
御するための制御信号の直流オフセット成分が所定値以
内になるように、トラックジャンプ信号をトラックアク
チュエータに供給して光スポットをトラックジャンプさ
せるトラックジャンプ制御手段とを設けたことにある。
【0006】前記のように構成した本発明においては、
サーボ制御開始手段により、トラックサーボ制御手段に
よるサーボ制御を解除してトラックアクチュエータによ
る対物レンズの変位を停止させると、対物レンズは機械
的に中立位置に固定される。一方、光ディスクは偏心し
ているため、光スポットはトラックを横切り、トラック
エラー信号は、図5に示すように、光ディスクの偏心方
向の二つの位置が光ピックアップ装置を通過するタイミ
ングで最も粗な変動信号となり、前記二つの位置から9
0度回転した二つの位置が光ピックアップ装置を通過す
るタイミングで最も密な変動信号となる。この密な変動
信号を発生させた位置が光ディスクの各トラックの平均
的な半径位置に対応する。そして、サーボ制御開始手段
は、このトラックエラー信号の最も密な変動信号部分に
対応したタイミングを検出して、同タイミングで、トラ
ックサーボ制御手段によるサーボ制御を開始させる。し
たがって、トラックサーボ制御は、対物レンズが中立位
置にあり、かつ平均的な半径位置にあるトラックにて開
始される。これにより、短時間で、対物レンズをほぼ中
立位置を中心にして径方向の両側にほぼ均等量変位させ
始めることができる。
【0007】その後、トラックジャンプ制御手段は、ト
ラックアクチュエータを駆動制御するための制御信号の
直流オフセット成分が所定値以内になるように、トラッ
クジャンプ信号をトラックアクチュエータに供給して光
スポットをトラックジャンプさせる。これにより、対物
レンズを正確な中立位置から径方向の両側に均等量変位
させるようにすることができる。その結果、本発明によ
れば、フィードモータを用いることなく簡単な構成で、
対物レンズが正確な中立位置を中心に変位するように短
時間で設定でき、ジッタなどの悪化を避けて、光ピック
アップ装置の対物レンズ、シリンドリカルレンズなどの
構成部品の組付け調整を的確に行うことができるように
なる。
【0008】また、本発明を別の観点から見れば、同発
明の特徴は、前記スピンドルモータ、トラックエラー信
号生成手段およびトラックサーボ制御手段を用いて、ト
ラックサーボ制御手段によるサーボ制御を解除して前記
トラックアクチュエータによる対物レンズの変位を停止
させた状態で、光スポットが光ディスクのトラックを横
切る際に生じるトラックエラー信号の変動が最も密とな
るタイミングを検出し、同タイミングにてトラックサー
ボ制御手段によるサーボ制御を開始させ、トラックサー
ボ制御手段によるサーボ制御を開始した状態で、トラッ
クアクチュエータを駆動制御するための制御信号の直流
オフセット成分が所定値以内になるように、トラックジ
ャンプ信号をトラックアクチュエータに供給して光スポ
ットをトラックジャンプさせるようにした光ディスクの
ための調整方法にもある。
【0009】これによっても、前記発明の特徴の場合と
同様に、フィードモータを用いることなく簡単な構成
で、対物レンズが正確な中立位置を中心に変位するよう
に短時間で設定でき、ジッタなどの悪化を避けて、光ピ
ックアップ装置の対物レンズ、シリンドリカルレンズな
どの構成部品の組付け調整を的確に行うことができるよ
うになる。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面を用い
て説明すると、図1は、CD、DVDなどの光ディスク
DKに記録した情報を読取る光ピックアップ装置10の
構成部品の組付け調整に利用される調整装置を概略的に
示すブロック図である。
【0011】光ピックアップ装置10は、レーザ光源1
1、回折格子12、コリメートレンズ(例えば、グレー
ティングレンズとの複合)13、ビームスプリッタ(例
えば、ハーフミラー)14、1/4波長板15、対物レ
ンズ16、シリンドリカルレンズ17およびフォトディ
テクタ18を備えている。そして、この光ピックアップ
装置10においては、レーザ光源11からのレーザ光
を、回折格子12、コリメートレンズ13、ビームスプ
リッタ14、1/4波長板15及び対物レンズ16を介
して、光ディスクDKに照射し、光ディスクDK上に0
次光による一つのメイン光スポットMSPおよび1次光
による一対のサブ光スポットSSP,SSPを形成する
(図2参照)。また、この光ディスクDKに形成された
メイン光スポットMSPおよびサブ光スポットSSP,
SSPからの反射光は、対物レンズ16、1/4波長板
15、ビームスプリッタ14及びシリンドリカルレンズ
17を介して、フォトディテクタ18に導かれて受光さ
れる。
【0012】フォトディテクタ18は、図3に示すよう
に、4分割受光素子18aと、光ディスクDKの径方向
に対応した方向における4分割受光素子18aの両側に
それぞれ設けた一対の受光素子18b、18cとからな
る。4分割受光素子18aは、分割線で区切られた4つ
の同一正方形状の受光素子からなり、各受光素子は受光
量に比例した検出信号A,B,C,Dをそれぞれ受光信
号として出力する。一対の受光素子18b、18cも、
受光量に比例した検出信号E,Fをそれぞれ受光信号と
して出力する。
【0013】また、この光ピックアップ装置10は、ト
ラックアクチュエータ19も備えている。トラックアク
チュエータ19は、トラックサーボ信号TSの非入力状
態にて機械的に中立状態に付勢され、トラックサーボ信
号TSの入力状態にて同信号TSに応じて対物レンズ1
6を光ディスクの径方向に変位させる。
【0014】このように構成した光ピックアップ装置1
0のための調整装置は、エンコーダ21aを内蔵したス
ピンドルモータ21を備えている。スピンドルモータ2
1は、光ディスクDKの組み付けられる支持テーブル2
2を回転駆動する。エンコーダ21aは、スピンドルモ
ータ21の回転すなわち支持テーブル22(光ディスク
DK)の回転を検出して、同回転を表す回転検出信号を
出力する。この回転検出信号は、支持テーブル22(光
ディスクDK)の回転位置が基準回転位置に来るごとに
発生される基準信号φoと、所定の微小な回転角度ずつ
ハイレベルとローレベルとを繰返すパルス列信号からな
る回転信号φA,φBとからなる。なお、これらの回転信
号φA,φBの位相は互いにπ/2だけずれている。
【0015】これらの回転検出信号φo,φA,φBは、
モータ制御回路23に供給されている。このモータ制御
回路23は、回転検出信号φo,φA,φBを用いて、光
ディスクDKを一定回転速度、より具体的にはレーザ照
射位置の線速度が規格化された値になるようにスピンド
ルモータ21を回転させる。
【0016】また、この調整装置は、トラックエラー信
号生成回路31にて生成されたトラックエラー信号TE
に基づく制御信号(トラックサーボ信号TS)を用い
て、トラックアクチュエータ19をサーボ制御するトラ
ックサーボ制御回路30を備えている。トラックエラー
信号生成回路31は、フォトディテクタ18に接続さ
れ、受光素子18b,18cからの検出信号E,Fの差
E−Fを表す信号を生成して、トラックエラー信号TE
として出力する。なお、このトラックエラー信号TE
は、メイン光スポットMSPのトラックからの径方向の
位置ずれを表す。
【0017】トラックサーボ制御回路30は、位相補償
回路33およびドライブ回路34を含み、トラックエラ
ー信号TEに基づく制御信号(トラックサーボ信号T
S)に応じてトラックアクチュエータ19を制御して、
対物レンズ16を径方向に変位させることにより、メイ
ン光スポットMSPがトラックを追従するようにする。
位相補償回路33は、トラックエラー信号生成回路31
からのトラックエラー信号TEを位相補償して、対物レ
ンズ16を中立位置から変位させるためのトラックサー
ボ信号TSを形成出力する。ドライブ回路34は、トラ
ックサーボ信号TSに基づいてトラックアクチュエータ
19を駆動する駆動信号を出力する。位相補償回路33
とドライブ回路34の間には、スイッチ回路35および
加算器36が介装されている。スイッチ回路35は、サ
ーボ制御開始回路40により制御されて、トラックサー
ボ制御の機能を選択的に解除する。すなわち、このスイ
ッチ回路35は、オン状態にてトラックサーボ信号TS
をドライブ回路34に供給してトラックサーボ制御機能
を働かせ、オフ状態にてトラックサーボ信号TSの前記
供給を遮断してトラックサーボ制御機能を解除する。加
算器36は、トラックサーボ信号TSにトラックジャン
プ制御回路50からのジャンプ信号JP1,JP2を加
算して出力する。
【0018】サーボ制御開始回路40は、トラックエラ
ー信号生成回路31に接続された2値化回路41aを備
えている。2値化回路41aは、所定の閾値を基準にト
ラックエラー信号TEを2値化信号(ローレベルとハイ
レベルとからなる信号)(図5参照)に変換して出力す
る。またサーボ制御開始回路40は、偏心ターン点検出
回路41、トラック数カウンタ42、ラッチ回路43お
よび比較器44を備え、2値化回路41aによって2値
化されたトラックエラー信号TEの最も密なタイミング
を検出する。
【0019】この点について詳しく説明すると、図4に
示すように、光ピックアップ装置10を光ディスクDK
の所定位置に対向配置し、トラックアクチュエータ19
を作動させない状態すなわち対物レンズ16を中立位置
に固定した状態で、光ディスクDKを回転させると、光
ディスクDKの偏心のために、メイン光スポットMSP
は光ディスクDKの複数のトラックを横切って光ディス
クDKに対してその偏心方向に相対的に往復動する。な
お、図4においては、光ディスクDKの偏心方向を横方
向としている。この場合の2値化されたトラックエラー
信号TEは、図5に示すように、トラックを横切るごと
にレベル変化するパルス列信号になり、偏心方向の二つ
の点で最も粗になり、同二つの点から90度回転させた
二つの点にて最も密になる。すなわち、光ディスクDK
の回転に応じて、粗密を繰り返すパルス列信号となる。
【0020】偏心ターン点検出回路41は、2値化され
たトラックエラー信号TEの各パルス幅を測定して、2
値化されたトラックエラー信号TEの最も粗なタイミン
グを検出する。具体的には、パルス幅が最大となった後
に減少し始めたタイミングを検出して、同タイミングに
粗タイミングパルスを発生する。なお、この粗タイミン
グパルスは、光ディスクDKの半回転ごとに発生され
る。この粗タイミングパルスは、ラッチ回路43に取り
込み指示信号として供給されるとともに、遅延回路41
bによって微少時間だけ遅延されてトラック数カウンタ
42にリセット指示信号として供給される。トラック数
カウンタ42のカウント入力には2値化されたトラック
エラー信号TEが入力されており、同カウンタ42はこ
のトラックエラー信号TEがローレベルからハイレベル
に変化するごとにカウントアップする。
【0021】したがって、トラック数カウンタ42は、
2値化されたトラックエラー信号TEの粗から粗になる
までにメイン光スポットMSPが横切るトラック数を、
光ディスクDKの半回転ごとに繰返しカウントし続け
る。ラッチ回路43は、2値化されたトラックエラー信
号TEの粗タイミングでトラック数カウンタ42によっ
てカウントされたトラック数、すなわちトラックエラー
信号TEの粗タイミングから粗タイミングまでにメイン
光スポットMSPが横切るトラック数を記憶することに
なる。このラッチ回路43には1/2乗算器45が接続
されている。1/2乗算器45は、ラッチ回路43に記
憶されているトラック数に1/2を乗算して、比較器4
4の一方の入力に供給する。
【0022】比較器44の他方の入力には、トラック数
カウンタ42によるカウント値が供給されている。比較
器44は、両入力に供給された二つの値を比較して、同
二つの値が等しいときパルス信号を出力する。2値化さ
れたトラックエラー信号TEの密タイミングは、隣り合
う一対の粗タイミングの中央タイミングにほぼ等しいの
で、比較器44からのパルス信号はトラックエラー信号
TEの密タイミングを表すものとなる。
【0023】比較器44からの密タイミング信号はアン
ド回路46を介してR−Sフリップフロップ回路47の
セット端子Sに入力されている。アンド回路46には、
外部からトラックサーボの開始を指示するトラックサー
ボ開始指示信号TRONが供給されている。このトラッ
クサーボ開始指示信号TRONは、単発のパルス信号か
らなり、微分回路48を介してR−Sフリップフロップ
回路47のリセット端子Rにも供給されている。微分回
路48は、トラックサーボ開始指示信号TRONを立上
がり微分して、同信号TRONのリーディングエッジに
てR−Sフリップフロップ回路47をリセットする。な
お、このトラックサーボ開始指示信号TRONは、比較
的長いパルス幅(少なくとも、光ディスクDKの半回転
以上に相当する時間以上)を有するパルス信号である。
R−Sフリップフロップ回路47は、リセット状態(Q
=“0”)にてスイッチ回路35をオフ状態に制御し、
セット状態(Q=“1”)にてスイッチ回路35をオン
状態に制御する。
【0024】トラックジャンプ制御回路50は、直流分
検出回路51、比較器52,53、リヤジャンプ回路5
4およびフォワードジャンプ回路55からなる。直流分
検出回路51は、ドライブ回路34に入力されるトラッ
クサーボ信号TSをアナログ積分して、同信号TS中の
直流分のみを取り出す。この取り出された直流分は、対
物レンズ16の往復動(振動)の中心が対物レンズ16
の本来の中立位置からのずれ量を表すものである。な
お、前記中心が本来の中立位置から径方向外側にずれて
いれば直流分は正の値をとり、径方向内側にずれていれ
ば負の値をとる。
【0025】比較器52は、直流分検出回路51によっ
て検出された直流分と小さな正の所定電圧V+とを比較
して、直流分が所定電圧V+よりも大きいときにのみハ
イレベル信号を出力する。比較器53は、直流分検出回
路51によって検出された直流分と絶対値の小さな負の
所定電圧V-と比較して、直流分が所定電圧V-よりも小
さいときにのみハイレベル信号を出力する。リヤジャン
プ回路54は、比較器52からの信号がハイレベルであ
る状態で、エンコーダ21aからの基準信号φoの入力
に同期して、メイン光スポットMSPを径方向内側に1
トラックだけ移動させるためのリヤジャンプ信号JP1
を加算器36に出力する。フォワードジャンプ回路55
は、比較器53からの信号がハイレベルである状態で、
エンコーダ21aからの基準信号φoの入力に同期し
て、メイン光スポットMSPを径方向外側に1トラック
だけ移動させるためのフォワードジャンプ信号JP2を
加算器36に出力する。
【0026】また、比較器52,53の各出力には、イ
ンバータ回路56,57がそれぞれ接続されている。イ
ンバータ回路56,57の各出力は、アンド回路58の
入力に接続されている。したがって、アンド回路58
は、比較器52,53の各出力が共にローレベルである
とき、すなわち直流分検出回路51により検出された直
流分の絶対値が小さいとき、ハイレベル信号を出力す
る。
【0027】また、この調整装置は、フォトディテクタ
18に接続されたサム信号生成回路61を備えている。
サム信号生成回路61は、フォトディテクタ18の4分
割受光素子18aからの各検出信号(受光信号)A,
B,C,Dを全て加算して、同加算結果A+B+C+D
をサム信号SUMとして出力する。このサム信号SUM
は2値化回路62によって2値化されて、ジッタメータ
63に供給される。ジッタメータ63にはアンド回路5
8の出力信号も供給されており、同出力信号がハイレベ
ルであるとき、サム信号SUMのジッタを測定して表示
する。
【0028】上記のように構成した実施形態の動作を説
明する。まず、光ディスクDKを支持テーブル22に装
着して、光ピックアップ装置10の調整を準備する。次
に、調整すべき光ピックアップ装置10を、対物レンズ
16が光ディスクDKに対向し、メイン光スポットMS
Pおよびサブ光スポットSSPが光ディスクDKに形成
される所定の位置に組付ける。その後、調整者は図示し
ない操作盤に設けた操作スイッチを操作して、光ピック
アップ装置10の調整作業を開始する。
【0029】この操作スイッチの操作に応答して、モー
タ制御回路23はスピンドルモータ21の回転を開始さ
せ、光ディスクDKが規格化された値の線速度で回転、
すなわちメイン光スポットMSPおよびサブ光スポット
SSPが光ディスクDKを規格化された値の線速度で相
対回転するように、スピンドルモータ21を制御する。
また、このとき、光ピックアップ装置10のレーザ光源
11も起動し、メイン光スポットMSPおよびサブ光ス
ポットSSPからなる光スポットを光ディスクDK上に
形成する。
【0030】そして、操作スイッチの操作から所定時間
の経過後であって、スピンドルモータ21が規格化され
た値の線速度で回転している状態になった時点で、トラ
ックサーボ開始指示信号TRONが図示しない外部装置
からアンド回路46および微分回路48に供給される。
微分回路48は、トラックサーボ開始指示信号TRON
(パルス信号)の立ち上がりタイミングで同信号TRO
Nを微分し、微分パルスをR−Sフリップフロップ回路
47のリセット端子Rに供給する。これにより、R−S
フリップフロップ回路47は、リセットされてスイッチ
回路35をオフ状態に設定する。
【0031】このスイッチ回路35のオフ状態の設定に
より、位相補償回路33およびドライブ回路34を含む
トラックサーボ制御回路30の機能が解除される。この
トラックサーボ制御機能の解除状態では、トラックサー
ボ信号TSがドライブ回路34に供給されないと同時
に、ドライブ回路34もトラックアクチュエータ19を
作動させない。この状態では、対物レンズ16は、図示
しない付勢機構により中立位置に付勢されて位置固定さ
れる。
【0032】このとき、光ディスクDKは規格化された
値の線速度で回転しており、また光ディスクDKは偏心
しているため、光スポット(メイン光スポットMSPお
よびサブ光スポットSSP)はトラックを横切り、トラ
ックエラー信号TEは、図5に示すように、光ディスク
の偏心方向の二つの位置が光ピックアップ装置を通過す
るタイミングで最も粗な変動信号となり、前記二つの位
置から90度回転した二つの位置が光ピックアップ装置
10を通過するタイミングで最も密な変動信号となる。
この密な変動信号を発生させた位置が光ディスクDKの
各トラックの平均的な半径位置に対応する。
【0033】そして、サーボ制御開始回路40は、トラ
ックエラー信号TEの最も密な変動信号部分に対応した
タイミングで、スイッチ回路35をオン状態に切換えて
トラックサーボ制御回路30の動作を開始させる。すな
わち、偏心ターン点検出回路41、トラック数カウンタ
42、ラッチ回路43および比較器44などが、トラッ
クエラー信号TEの最も密な変動信号部分に対応したタ
イミングを検出して、同タイミングでスイッチ回路35
をオン状態に切換える。したがって、トラックサーボ制
御は、対物レンズ16が中立位置にあり、かつ平均的な
半径位置にあるトラックにて開始される。これにより、
短時間で、対物レンズ16をほぼ中立位置を中心にして
径方向の両側にほぼ均等量変位させ始めることができ
る。
【0034】その後、トラックサーボ制御が機能してい
る状態で、トラックジャンプ制御回路50が、トラック
サーボ信号TSの直流オフセット成分が所定値以内にな
るまで、ジャンプ信号JP1,JP2をトラックアクチ
ュエータ19に供給して光スポット(メイン光スポット
MSPおよびサブ光スポットSSP)をトラックジャン
プさせる。すなわち、直流分検出回路51は、トラック
サーボ信号TSをアナログ積分して、同信号TS中の直
流分のみを取り出す。そして、直流分が所定電圧V+よ
りも大きければ、リヤジャンプ回路54を作動させて、
加算器36を介してドライブ回路34に光スポットを内
側へ1トラック分だけ移動させるためのリヤジャンプ信
号JP1を出力する。また、トラックサーボ信号TS中
の直流分が所定電圧V-よりも小さければ、フォワード
ジャンプ回路55を作動させて、加算器36を介してド
ライブ回路34に光スポットを内側へ1トラック分だけ
移動させるためのフォワードジャンプ信号JP2を出力
する。そして、ドライブ回路34はトラックアクチュエ
ータ19を駆動して、光スポットがトラックを内側また
は外側へジャンプするように対物レンズ16を変位させ
る。
【0035】これにより、前記トラックサーボ制御によ
る対物レンズ16の変動の中心が対物レンズ16の本来
の中立位置から多少ずれていても、同中心が対物レンズ
16の本来の中立位置に戻される。したがって、トラッ
クアクチュエータ19は、対物レンズ16を正確な中立
位置から径方向の両側に均等量変位させるようにするこ
とができる。また、この状態では、比較器52,53の
両出力信号は共にローレベルになるので、ジッタメータ
63は、サム信号SUMのジッタを測定するようにな
る。
【0036】そして、調整者は、ジッタメータ63を見
ながら、ジッタが最小になるように、対物レンズ16の
傾き、シリンドリカルレンズ17の軸方向位置および傾
きなど、光ピックアップ装置10の構成部品の組付け調
整を行う。この場合、対物レンズ16は中立位置を中心
に変動するので、ジッタが正確に測定され、光ピックア
ップ装置の構成部品の組付け調整も正確に行われるよう
になる。
【0037】その結果、上記実施形態によれば、フィー
ドモータを用いることなく簡単な構成で、対物レンズ1
6が正確な中立位置を中心に変位するように短時間で設
定でき、ジッタなどの悪化を避けて、光ピックアップ装
置10の対物レンズ16、シリンドリカルレンズ17な
どの構成部品の組付け調整を的確に行うことができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係り、光ディスクのた
めの調整装置の全体を概略的に示すブロック図である。
【図2】 光ディスク上に形成される光スポットを説明
するための説明図である。
【図3】 図1のフォトディテクタの詳細を示す平面図
である。
【図4】 光スポットが光ディスクのトラックを横切る
動作を説明するための概念図ある。
【図5】 図1の各部の信号を示す信号波形図である。
【符号の説明】
DK…光ディスク、10…光ピックアップ装置、11…
レーザ光源、12…回折格子、14…ビームスプリッ
タ、16…対物レンズ、17…シリンドリカルレンズ、
18…フォトディテクタ、19…トラックアクチュエー
タ、21…スピンドルモータ、23…モータ制御回路、
30…トラックサーボ制御回路、31…トラックエラー
信号生成回路、33…位相補償回路、34…スイッチ回
路、34…ドライブ回路、40…サーボ制御開始回路、
50…トラックジャンプ制御回路、61…サム信号生成
回路、63…ジッタメータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を発光するレーザ光源と、前記レ
    ーザ光源からのレーザ光を集光して光ディスク上に光ス
    ポットを形成する対物レンズ、光ディスクからの反射光
    を受光するフォトディテクタ、および前記対物レンズを
    光ディスクの径方向に変位させるトラックアクチュエー
    タを有する光ピックアップ装置の調整時に利用される光
    ピックアップ装置のための調整装置であって、 光ディスクを所定速度で回転させるスピンドルモータ
    と、 前記フォトディテクタにより受光した反射光に基づいて
    光スポットのトラックからの位置ずれを表すトラックエ
    ラー信号を生成するトラックエラー信号生成手段と、 前記トラックアクチュエータを前記トラックエラー信号
    に基づく制御信号により駆動制御して、前記光スポット
    が光ディスクのトラックを追従するようにサーボ制御す
    るトラックサーボ制御手段と、 前記トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を解除し
    て前記トラックアクチュエータによる前記対物レンズの
    変位を停止させた状態で、前記光スポットが光ディスク
    のトラックを横切る際に生じる前記トラックエラー信号
    の変動が最も密となるタイミングを検出し、同タイミン
    グにて前記トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を
    開始させるサーボ制御開始手段と、 前記トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を開始し
    た状態で、前記トラックアクチュエータを駆動制御する
    ための制御信号の直流オフセット成分が所定値以内にな
    るように、トラックジャンプ信号を前記トラックアクチ
    ュエータに供給して前記光スポットをトラックジャンプ
    させるトラックジャンプ制御手段とを設けたことを特徴
    とする光ピックアップ装置のための調整装置。
  2. 【請求項2】レーザ光を発光するレーザ光源と、前記レ
    ーザ光源からのレーザ光を集光して光ディスク上に光ス
    ポットを形成する対物レンズ、光ディスクからの反射光
    を受光するフォトディテクタ、および前記対物レンズを
    光ディスクの径方向に変位させるトラックアクチュエー
    タを有する光ピックアップ装置の調整時に適用される光
    ピックアップ装置のための調整方法であって、 光ディスクを所定速度で回転させるスピンドルモータ
    と、 前記フォトディテクタにより受光した反射光に基づいて
    光スポットのトラックからの位置ずれを表すトラックエ
    ラー信号を生成するトラックエラー信号生成手段と、 前記トラックアクチュエータを前記トラックエラー信号
    に基づく制御信号により駆動制御して、前記光スポット
    が光ディスクのトラックを追従するようにサーボ制御す
    るトラックサーボ制御手段とを用いて、 前記トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を解除し
    て前記トラックアクチュエータによる前記対物レンズの
    変位を停止させた状態で、前記光スポットが光ディスク
    のトラックを横切る際に生じる前記トラックエラー信号
    の変動が最も密となるタイミングを検出し、同タイミン
    グにて前記トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を
    開始させ、 前記トラックサーボ制御手段によるサーボ制御を開始し
    た状態で、前記トラックアクチュエータを駆動制御する
    ための制御信号の直流オフセット成分が所定値以内にな
    るように、トラックジャンプ信号を前記トラックアクチ
    ュエータに供給して前記光スポットをトラックジャンプ
    させるようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置
    のための調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100454400C (zh) * 2005-10-31 2009-01-21 广明光电股份有限公司 光盘机的跳轨方法

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