JP2003085683A - 遠隔自動通報装置、方法及びプログラム - Google Patents

遠隔自動通報装置、方法及びプログラム

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JP2003085683A
JP2003085683A JP2001272646A JP2001272646A JP2003085683A JP 2003085683 A JP2003085683 A JP 2003085683A JP 2001272646 A JP2001272646 A JP 2001272646A JP 2001272646 A JP2001272646 A JP 2001272646A JP 2003085683 A JP2003085683 A JP 2003085683A
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JP2001272646A
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Hiroshi Yoshikawa
浩史 吉川
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 即時性および確実性の両方が同時に保証され
る遠隔自動通報装置を提供する。 【解決手段】 遠隔自動通報装置1は、監視対象装置2
の測定値の許容範囲である設定値を記憶している。監視
対象装置2からの測定値を受信すると、設定値と送信さ
れた測定値とを比較し、通報が必要かどうか判定する。
判定の結果通報が必要と判定された場合、WWWサーバ
4のあらかじめ定められたディレクトリに、監視対象装
置2の名称、測定項目、測定値等をHTML形式などで
書き込ませる。さらに、管理者の電話機機能31に電話
をかけ、警報があることを管理者に知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】無人運転している装置の故障
や警報などのアラーム情報を、確実に遠隔地にいる人に
知らせる遠隔自動通報装置及び方法並びにプログラムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用装置は、故障や入出力値
の異常を人に通報する機能を備えている。特に、工場な
どで無人運転している装置の場合には、近くに人がいな
いので、遠隔地にいる管理者に対して異常を通報しなけ
ればならない。
【0003】産業用装置の管理者は、常に特定の場所に
いて監視しているとは限らない。勤務時間中でも、例え
ば休憩中など、特定の場所以外の場所に居ることもあ
る。しかし、装置の異常はいつ起こるかわからないの
で、場所や時間の制約を受けない通報方法が必要であ
る。従来、場所や時間の制約を受けない通報方法とし
て、次のようなことが実行されていた。 ポケベルを鳴らすことによる通報方法 携帯電話にメールを送信することによる通報方法
【0004】
【発明が解決しようとする課題】のポケベルを鳴らす
ことによる通報方法は、電話と同じ通信方法を用いてお
り、即時性には優れている。しかし、伝えられる情報量
が極めて少ないこと、ポケベルの電源断などで通報が届
かなかった場合の再送がないこと、通信着信の履歴が残
らないため通報を見落とす可能性が高いことなどの問題
があった。
【0005】の携帯電話にメールを送信することによ
る通報方法は、上述のポケベルの問題点をほとんど解決
しているが、ポケベルの利点であった即時性が保証され
ない。電子メールは、その通信路にインターネットを利
用していることから、宛先への配達が保証されているわ
けではなく、紛失してしまうことがある。また、発信し
てから宛先へ配達されるまでの時間も、早いときには数
秒で届くが遅い時には数時間から数日かかることもあ
る。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、即時性および確実性の両方が同時に保証される
遠隔自動通報装置及び方法並びにプログラムを提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、監視対象装置の測定値を監視し、管理者に前記測定
値の異常を通報する遠隔自動通報装置であって、前記監
視対象装置の測定値の許容範囲である設定値を記憶する
記憶部と、前記監視対象装置から送信された測定値と前
記記憶部の設定値とを比較し、通報が必要かどうか判定
する比較判定部と、前記判定の結果通報が必要と判定さ
れた場合、通信ネットワークを介して接続されたサーバ
に、警報に関する情報である通知情報を登録し、管理者
の電話機に電話をかける制御部とを備えることを特徴と
する。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の遠隔自動通報装置において、前記管理者の情報
機器は、前記サーバにアクセスすることにより前記通知
情報を閲覧できる表示手段を備えることを特徴とする。
【0009】これにより、遠隔自動通報装置が監視対象
装置の異常を通報する場合、監視対象装置の管理者に電
話をかけることができる。その効果として、電話をかけ
ることにより即時に異常の発生を通知することができ
る。また、本発明により、サーバに通知情報を送信し、
当該通知情報を登録させることができる。その効果とし
て、管理者は、例えば、情報機器の表示手段たるWWW
ブラウザを利用して通知情報を登録したサーバにアクセ
スすることで、監視対象装置の名称や異常な測定値の値
など、詳細な情報を提供することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の遠隔自動通報装置において、前記
制御部は、前記管理者の電話機へ電話をかけても前記管
理者が電話機を通話状態にしない場合、再度前記電話機
に電話をかけることを特徴とする。
【0011】これにより、管理者が電話を通話状態にし
ない場合には、何度でも電話をかけ、確実に管理者に異
常の発生を通知することができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、監視対象
装置の測定値を監視し、管理者に前記測定値の異常を通
報する遠隔自動通報方法であって、前記監視対象装置の
測定値の許容範囲である設定値を記憶する過程と、前記
監視対象装置から送信された測定値と前記記憶した設定
値とを比較し、通報が必要かどうか判定する過程と、前
記判定の結果通報が必要と判定された場合、通信ネット
ワークを介して接続されたサーバに、警報に関する情報
である通知情報を登録し、管理者の電話機に電話をかけ
る過程とを備えることを特徴とする。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、監視対象
装置の測定値を監視し、管理者に前記測定値の異常を通
報する遠隔自動通報プログラムであって、前記監視対象
装置の測定値の許容範囲である設定値を記憶するステッ
プと、前記監視対象装置から送信された測定値と前記記
憶した設定値とを比較し、通報が必要かどうか判定する
ステップと、前記判定の結果通報が必要と判定された場
合、通信ネットワークを介して接続されたサーバに、警
報に関する情報である通知情報を登録し、管理者の電話
機に電話をかけるステップとをコンピュータに実行させ
る遠隔自動通報プログラムである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は、遠隔自動通報装置
のブロック図である。この図において、1は、遠隔自動
通報装置である。2は、遠隔自動通報装置1の監視対象
装置である。3は、管理者が通報を受け取る受信装置で
ある。4は、WWW(World Wide Web)サーバである。
WWWサーバ4は、図示していないインターネットを構
成する通信機器のひとつである。
【0015】監視対象装置2の構成を詳細に説明する。
監視対象装置2において、21はセンサであり、温度や
圧力を取得する。22はデータ送信部であり、センサ2
1により取得された測定値、検出した日時、当該監視対
象装置の名称等を遠隔自動通報装置1に送信する。
【0016】遠隔自動通報装置1の構成を詳細に説明す
る。遠隔自動通報装置1において、11は記憶部であ
り、監視対象装置2の設定値等を記憶する記憶部であ
る。12はデータ受信部であり、監視対象装置2からの
測定値等を受信する。13は比較判断部であり、受信し
た測定値と設定値とを比較して、管理者に異常を通報す
るか否かを判断する。14は制御部であり、WWWサー
バ4へ所定情報を書き込み、さらに、管理者の受信装置
3へ電話呼び出しを行なう。15はインターネット接続
部であり、インターネットへ接続するためのインターフ
ェース(実際には、モデム、ネットワークカード等)で
ある。16は電話機であり、受信装置2へ電話をかけ
る。
【0017】受信装置3の構成を詳細に説明する。受信
装置3は、ここでは、インターネット接続可能な携帯電
話であり、受信装置3にかけた電話機の電話番号が表示
される発信電話番号表示機能を備えているものとする。
受信装置3において、31は携帯電話の電話機機能であ
る。32は通信部であり、インターネットに接続するた
めのインターフェースである。なお、電話機機能31と
通信部32とは同時に使用するものではないため(詳細
は後述)、ここでは別の構成要素として記載する。33
はWWWブラウザ(World Wide Web Browser)であり、
HTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイ
ルを表示することができる。
【0018】記憶部11は、図2に一例を示すように、
WWWサーバ4のアドレス、異常があった場合に連絡す
る監視対象装置2の管理者の電話番号、温度、圧力等の
設定値等が、監視対象装置2毎に格納されている。管理
者の電話番号とは、ここでは受信装置3たる携帯電話の
電話番号である。温度、圧力等の設定値とは、例えば、
温度は××℃以上△△℃以下であればよい、というよう
な情報であり、監視対象装置2のセンサ21によって取
得される測定値の許容値を示すものである。
【0019】ここで、図3を参照して動作を説明する。
監視対象装置2のデータ送信部22は一定時間ごとに、
センサ21から温度、圧力等の測定値データを取得す
る。取得した測定値データに、データを取得した日時
(以降、日時情報という)と、監視対象装置2の名称を
示す情報(以降、名称情報という)を加え、遠隔自動通
報装置1に送信する(図3におけるステップS11)。
ここでは、監視対象装置2から送信される温度、圧力等
の測定値データ、日時情報、名称情報を含む情報を運転
情報という。
【0020】遠隔自動通報装置1のデータ受信部12
は、監視対象装置2から送信された運転情報を受信し、
比較判定部13に送信する。比較判定部13は、データ
受信部12で受信した各測定値データと、記憶部11に
格納している設定値を各々比較し、警報を通知させるか
どうかを判定する(図3におけるステップS12)。判
定の結果、測定値が正常であれば何もせず、次の運転情
報が送信されるまで待機する。判定の結果、測定値が異
常であれば、制御部14に警報通知を指示する。
【0021】制御部14は警報通知の指示を受けると、
異常な測定値を送信した監視対象装置2の名称、データ
を取得した日時、異常な測定値の測定項目、異常な測定
値等の通報すべき情報を、WWWサーバ4の決められた
場所(ディレクトリ)に書き込む(図3におけるステッ
プS13)。ここでは、異常な測定値を送信した監視対
象装置2の名称、データを取得した日時、異常な測定値
の測定項目、異常な測定値等の通報すべき情報を通知情
報という。通知情報は、HTMLなど、WWWブラウザ
を用いて読み出すことができる形式で書き込まれる。ま
た、制御部14は、すでに書き込まれている情報を削除
することなく、新規ファイル作成などで新たな通知情報
を追加して書き込む。
【0022】通知情報を書き込むと、遠隔自動通報装置
1の制御部14は、電話機16を用いて、記憶部11に
格納されている電話番号に電話をかける(図3における
ステップS14)。
【0023】制御部14が電話をかけると、受信装置3
が鳴動する(図3におけるステップS15)。受信装置
3を持ち歩いている管理者が、受信装置3の通話ボタン
を押すなどして通話状態にすると(図3におけるステッ
プS16)、遠隔自動通報装置1は、警報通知の一連の
作業を終了し、再度、監視対象装置2から運転情報が送
信されるまで待機する。
【0024】あらかじめ定められた回数の呼び出しをか
けても受信装置3が通話状態にならない場合、又は、電
源が入っていない、通話中などで受信装置3を呼び出せ
ない場合、あらかじめ定められた時間後、再呼び出しを
試みる(図3におけるステップS17)。
【0025】受信装置3には、発信電話番号表示機能に
より、電話機16の電話番号が表示される。管理者は、
電話番号を認識することにより、この電話が遠隔自動通
報装置1からの電話だと判断する。
【0026】監視対象装置2に何か異常が発生したと判
断した管理者は、受信装置3のWWWブラウザ33を用
いて、監視対象装置2の通知情報を見ることのできるU
RL(Uniform Resource Locators)にアクセスする
(図3におけるステップS18)。WWWサーバは、決
められた場所(ディレクトリ)に格納されている通知情
報を、受信装置3の画面等に出力させる(図3における
ステップS19)。管理者は、受信装置3の画面等に出
力された、異常な測定値を取得した監視対象装置2の名
称、データを取得した日時、異常な測定値の測定項目、
異常な測定値等を認識し、対策をとる。
【0027】<実施例1>ここで、上述の実施形態にお
ける遠隔自動通報装置1を液体貯蔵タンク残量監視に適
用した実施例を説明する。なお、構成及び動作は上述と
同様であるので、以下簡単に説明する。遠隔自動通報装
置1は、予め、液残量下限値(設定値)、連絡先電話番
号、WWWサーバ4のアドレス等を記憶部へ記憶してい
る。
【0028】監視対象装置2たるタンクには、貯蔵して
いる液体の残量を測定するセンサ21と、遠隔自動通報
装置1が設置されている。センサ21からの測定値等は
遠隔自動通報装置1に送信される(図3におけるステッ
プS11)。遠隔自動通報装置1は受信した測定値と設
定値とを比較し、警報通知が必要かどうか判定する(図
3におけるステップS12)。
【0029】液残量が下限値よりも小さくなると、遠隔
自動通報装置1は警報通知が必要と判定し、インターネ
ット接続部15を介してWWWサーバ4へ接続して、W
WWサーバ4の記憶部43の決められた場所(ディレク
トリ)に通知情報を書き込む(図3におけるステップS
13)。この通知情報には、異常発生日時、タンク名
称、液残量下限値、液残量現在値等が含まれる。
【0030】遠隔自動通報装置1が液残量の他に温度や
圧力などを監視していれば、これらの現在値も参考とし
て通知情報に加えることができる。書き込みが完了する
とすぐに、遠隔自動通報装置1は連絡先電話番号(携帯
電話たる受信装置3)に対して電話をかける。
【0031】呼び出しを受けた受信装置3は鳴動し(図
3におけるステップS15)、発信者である遠隔自動通
報装置1の電話機16の電話番号を表示する。電話を受
けた管理者は、受信装置3のWWWブラウザ33を使っ
て、WWWサーバ4上の決められた場所(ディレクト
リ)を参照し、通知内容を確認する(図3におけるステ
ップS18、ステップS19)。当該URLでは、1件
の通報を1ファイルとして見ることができる。当該UR
Lのファイル名は、異常発生日時とタンク名を組み合わ
せたファイル名であるため、目的の情報を容易に選択す
ることができる。通報内容を受信装置2に表示させた画
面の一例を図4に示す。図4において、「2001/0
7/31 14:44:00 ××事業所 低純Ar
L」という部分がファイル名である。
【0032】<実施例2>ここで、上述の実施形態にお
ける遠隔自動通報装置1を燃焼除害装置に適用した実施
例を説明する。なお、構成及び動作は上述と同様である
ので、以下簡単に説明する。監視対象装置2たる燃焼除
害装置とは、半導体製造装置からの排出ガスを、燃焼火
炎と直接接触させることによって処理する装置であり、
その運転状況を常時把握するとともに異常現象が現れた
場合は迅速に対処する必要がある。
【0033】燃焼除害装置の所定箇所には、センサ21
が設けられている。センサ21で、燃焼筒内の火炎の状
態を検知する紫外線量、被処理ガス中の有害成分濃度を
測定する入口ガス濃度、被処理ガス流量、被処理ガス圧
力、炉内温度、燃料流量、燃焼排ガスを冷却する冷却流
体流量、圧力、排ガス流量、排ガス圧力、排ガス温度、
排ガスの有害成分濃度等を測定している。
【0034】これらセンサ21の測定値等の運転情報が
遠隔自動通報装置1に送信される(図3におけるステッ
プS11)。遠隔自動通報装置1では、受信した測定値
と設定値を比較し、警報が必要かどうか判定している
(図3におけるステップS12)。
【0035】受信した測定値が、記憶部11に記憶され
ている燃焼除除害装置の設定値から外れた時、インター
ネット5に接続し、設定値から外れた情報及びその他の
必要情報を、WWWサーバ4の決められた場所に書き込
む(図3におけるステップS13)。次に、遠隔自動通
報装置1は、受信装置3たる携帯電話へ電話する(図3
におけるステップS14)。呼び出しを受けた管理者
は、警報を認識し、WWWブラウザ33を使って、WW
Wサーバ4上の決められた場所を参照し、新たに書き込
まれた内容を選択して表示させる(図3におけるステッ
プS18、ステップS19)。
【0036】なお、本実施形態において、管理者へ電話
をかける目的は、受信側電話機のベルを鳴らすことによ
りWWWサーバ4への書き込みがある旨を通知すること
である。遠隔自動通報装置1が、電話に出た管理者等に
応答する機能や、通知情報等の情報を通知する機能を備
えることは必須ではない。
【0037】また、上述の実施形態において、遠隔自動
通報装置1からの電話を受ける携帯電話は、発信電話番
号表示機能のあるものとした。しかし、発信電話番号表
示機能のないものであっても、電話にでた時にモデムな
どの通信音が聞こえるので遠隔自動通報装置1からの電
話であることが推測でき、適用は可能である。
【0038】また、上述の実施形態では、受信装置3
は、実際には、例えばインターネット接続可能な携帯電
話であるものとした。しかし、これに限られることはな
く、例えば、固定電話や携帯電話などの電話機機能31
と、インターネット接続可能なパーソナルコンピュータ
などの通信部32と、当該パーソナルコンピュータにイ
ンストールされているWWWブラウザ33からなる受信
装置でもよい。
【0039】また、上述の実施形態では、ひとつの遠隔
自動通報装置1でひとつの監視対象装置2を監視するも
のとしたが、監視できる監視対象装置2の数はひとつと
は限らない。例えば、実施例1の監視対象装置2である
タンクと、実施例2の監視対象装置2である燃焼除害装
置とをひとつの遠隔自動通報装置1で監視することもで
きる。
【0040】また、警報を通知する管理者は1人とは限
らない。管理者、管理会社、担当技術者、保守担当者等
複数の電話機に電話をかけることも可能である。
【0041】なお、記憶部11は、ハードディスク装置
や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性
のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記
憶媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発
性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成さ
れるもとのする。
【0042】なお、図1における各部は専用のハードウ
ェアにより実現されるものであってもよく、また、この
各部はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成
され、各部の機能を実現するためのプログラムをメモリ
にロードして実行することによりその機能を実現させる
ものであってもよい。
【0043】また、図1における各部の機能を実現する
ためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを
コンピュータシステムに読み込ませ、実行することによ
り実現させてもよい。なお、ここでいう「コンピュータ
システム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含
むものとする。また、「コンピュータシステム」は、W
WWシステムを利用している場合であれば、ホームペー
ジ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
【0044】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを
いう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の
通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線の
ように、短時間の間、動的にプログラムを保持するも
の、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュー
タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プロ
グラムを保持しているものも含むものとする。また上記
プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのも
のであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータ
システムにすでに記録されているプログラムとの組み合
わせで実現できるものであっても良い。以上、この発明
の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な
構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による遠隔
自動通報装置及び方法並びにプログラムによれば、下記
の効果を得ることができる。 ・電話での呼び出しにより異常発生を即時に伝えること
ができる。また、相手が電話に出るまで再呼び出しする
ので確実に警報を通知することができる。 ・WWW上のサーバで警報内容を参照することができる
ため、多くの情報を伝えることが可能である。また、情
報の保存が可能となるため、過去の警報履歴を参照する
ことが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、一実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態において、記憶部11に格納され
ている情報の一例を示した図である。
【図3】 同実施形態において、動作を説明する図であ
る。
【図4】 同実施形態において、受信装置3に表示され
る通知情報の一例を示した図である。
【符号の説明】
1:遠隔自動通報装置、2:監視対象装置、3:受信装
置、4:WWWサーバ、11:記憶部、12:データ受
信部、13:比較判定部、14:制御部、15:インタ
ーネット接続部、16:電話機、21:センサ、22:
データ送信部、31:電話機機能、32:通信部、3
3:WWWブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/24 H04B 7/24 D 5K101 H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301Z 321 321Z Fターム(参考) 2F073 AA11 AB02 AB03 BB09 BB20 CC03 CC08 CC09 CC12 DE07 FG01 FG02 GG01 GG06 GG08 GG09 5C087 AA02 AA10 AA24 AA25 AA32 BB12 BB32 BB65 BB74 DD08 DD13 EE05 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG08 GG11 GG18 GG19 GG70 5H223 AA05 DD07 DD09 EE06 5K048 AA05 BA21 CA02 DA02 DC07 EB07 FB09 FC01 GB05 5K067 AA33 BB27 DD13 DD16 DD23 GG01 HH22 5K101 KK14 LL01 LL02 MM07 NN18 RR12 UU05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象装置の測定値を監視し、管理者
    に前記測定値の異常を通報する遠隔自動通報装置であっ
    て、 前記監視対象装置の測定値の許容範囲である設定値を記
    憶する記憶部と、 前記監視対象装置から送信された測定値と前記記憶部の
    設定値とを比較し、通報が必要かどうか判定する比較判
    定部と、 前記判定の結果通報が必要と判定された場合、通信ネッ
    トワークを介して接続されたサーバに、警報に関する情
    報である通知情報を登録し、管理者の電話機に電話をか
    ける制御部とを備えることを特徴とする遠隔自動通報装
    置。
  2. 【請求項2】 前記管理者の情報機器は、前記サーバに
    アクセスすることにより前記通知情報を閲覧できる表示
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遠隔自
    動通報装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記管理者の電話機へ電
    話をかけても前記管理者が電話機を通話状態にしない場
    合、再度前記電話機に電話をかけることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の遠隔自動通報装置。
  4. 【請求項4】 監視対象装置の測定値を監視し、管理者
    に前記測定値の異常を通報する遠隔自動通報方法であっ
    て、 前記監視対象装置の測定値の許容範囲である設定値を記
    憶する過程と、 前記監視対象装置から送信された測定値と前記記憶した
    設定値とを比較し、通報が必要かどうか判定する過程
    と、 前記判定の結果通報が必要と判定された場合、通信ネッ
    トワークを介して接続されたサーバに、警報に関する情
    報である通知情報を登録し、管理者の電話機に電話をか
    ける過程とを備えることを特徴とする遠隔自動通報方
    法。
  5. 【請求項5】 監視対象装置の測定値を監視し、管理者
    に前記測定値の異常を通報する遠隔自動通報プログラム
    であって、 前記監視対象装置の測定値の許容範囲である設定値を記
    憶するステップと、 前記監視対象装置から送信された測定値と前記記憶した
    設定値とを比較し、通報が必要かどうか判定するステッ
    プと、 前記判定の結果通報が必要と判定された場合、通信ネッ
    トワークを介して接続されたサーバに、警報に関する情
    報である通知情報を登録し、管理者の電話機に電話をか
    けるステップとをコンピュータに実行させる遠隔自動通
    報プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008519555A (ja) * 2004-11-05 2008-06-05 ワイヤレスワークス インターナショナル インコーポレイテッド 無線媒体を利用する装置の監視及び制御方法及びシステム

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JP2008519555A (ja) * 2004-11-05 2008-06-05 ワイヤレスワークス インターナショナル インコーポレイテッド 無線媒体を利用する装置の監視及び制御方法及びシステム

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