JP6954950B2 - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
ネットワーク障害が検知された場合に、システム内の携帯電話へネットワーク障害が発生した旨の通知を実施し、又、障害復旧対応プロセスの進捗に問題がある場合、携帯電話を通じて、その問題を解消するための指示を行うネットワーク障害管理装置が開示されている(特許文献1)。
特開2008−172707号公報
特許文献1には、ネットワーク障害管理装置において、メールにて管理者に障害発生のログを通知することが可能であることが開示されている。また、承認確認のため、保守部門担当者と管理者との携帯電話同士を接続させることが開示されている。しかしながら、特許文献1に記載のネットワーク障害管理装置においては、担当者と管理者とが直接電話で通話する手間を要し、迅速な障害対応を実施することができない虞があった。
本発明の目的は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、設備障害の対応者に対する障害報告および該対応者による対応処理に関するプロセスにつき、システムによる電話通信で音声にて実施することにより、対応者との通話記録を証跡にしつつ、対応者による迅速な設備障害の対応処理を実施するシステムを提供することにある。
本発明の一態様に係る情報処理システムは、設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得する第1取得部と、前記障害データに基づいて生成される、前記障害内容を音声で通知するための通知データを、前記障害の対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する通知システムに、送信する送信部と、前記通信システムから、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得する第2取得部と、を備える。
本発明の一態様に係る情報処置方法は、コンピュータが、設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得する第1取得ステップと、前記障害データに基づいて生成される、前記障害内容を音声で通知するための通知データを、前記障害の対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する通知システムに、送信する送信ステップと、前記通信システムから、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得する第2取得ステップと、を実現する。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得させることと、前記障害データに基づいて生成される、前記障害内容を音声で通知するための通知データを、前記障害の対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する通知システムに、送信させることと、前記通信システムから、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得させることと、を実現させる。
本発明の一態様に係る情報処理システムは、設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得する第1取得部と、前記障害データに基づいて、前記設備の障害における対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する音声通知部と、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得する第2取得部と、を備える。
本発明によれば、対応者との通話記録を証跡にしつつ、対応者の音声による迅速な設備障害の対応処理を実施することができる。
音声障害対応システムの構成の一例を示す図である。 音声障害対応システムにおける処理の概要を示す図である。 障害対応サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 障害情報テーブルの一例を示す図である。 障害対応テーブルの一例を示す図である。 設備情報テーブルの一例を示す図である。 対応者テーブルの一例を示す図である。 単語テーブルの一例を示す図である。 通知サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 障害対応サーバ装置の処理の一例を示すフロー図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 承認サーバ装置における処理の概要を示す図である。 承認サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態における音声障害対応システム1について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形し、又は各実施例を組み合わせる等して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。
==構成==
図1は、音声障害対応システム1の構成を示す図である。図1に示すように、音声障害対応システム1は、例えば、障害対応サーバ装置10、通知サーバ装置20(通知システム)を含む。各装置の機能を一のシステムで実現してもよい。また、各装置のそれぞれの機能を、他の装置で実現してもよい。例えば、障害対応サーバ装置10が通知サーバ装置20の機能を有していてもよい。以下、音声障害対応システム1の各構成要素について説明する。
障害対応サーバ装置10は、運用設備110の障害事象に対する処理に要する各種データを管理および処理する装置である。運用設備110とは、例えば社内の各種情報を管理・運用しているサーバ装置などである。障害対応サーバ装置10は、例えばサーバコンピュータなどの情報処理装置で構成され、ネットワーク200を介して、通知サーバ装置20及び運用設備110と接続される。障害対応サーバ装置10と他の装置との間の各種データの送受信については後述する。
通知サーバ装置20は、対応者の電話機(以下、「対応者電話機120」という。)に、障害状況および推奨される処理方法などを、音声にて通知する装置である。音声にて通知する内容については後述する。また、通知サーバ装置20は、対応者電話機120を介して対応者から通知される処理内容に関する音声データを、テキストデータ(以下、「処理回答データ」という。)に変換する。通知サーバ装置20は、例えば、サーバコンピュータなどの情報処理装置で構成され、ネットワーク200を介して障害対応サーバ装置10と接続される。通知サーバ装置20と他の装置との間の各種データの送受信については後述する。
==音声障害対応システム1の概要==
音声障害対応システム1の概要について説明する。図2は、音声障害対応システム1における処理の概要を示す図である。以下では、図2を参照して、運用設備110が障害データを障害対応サーバ装置10に送信してから、対応者が処理内容につき音声にて通知サーバ装置に回答し、障害対応サーバ装置10が処理内容に関する制御信号を運用設備110に出力するまでの処理の概要について説明する。
まず、S1において、運用設備110は、障害内容に関する情報を含む障害データを障害対応サーバ装置10に送信する。ここで、障害内容とはジョブIDやシステムログなどである。
次に、S2において、障害対応サーバ装置10は、障害データを受信すると、障害を生じた運用設備110および障害内容を特定する。障害対応サーバ装置10は、障害内容に対応する過去の障害対応履歴を参照して、障害内容に適した推奨される処理方法を特定し、障害内容および特定した処理方法を示す事項(以下、「通知事項」という。)を含む通知データを、各対応者の優先度を考慮して、通知サーバ装置20に送信する。通知事項については後述する。
次に、S3において、通知サーバ装置20は、通知データを受信すると、通知事項を音声にて対応者電話機120に通知する。S4において、通知サーバ装置20は、対応者電話機120から対応者の音声による処理内容を取得する。このように対応者電話機120から音声にて処理内容を取得することにより、通話履歴を証跡にすることができる。処理内容については後述する。
次に、S5において、障害対応サーバ装置10は、通知サーバ装置20から処理内容を含む処理回答データを取得する。障害対応サーバ装置10は、処理内容のうち所定の単語を認識し、認識した単語に基づき実行する処理(以下、「実行処理」という。)を特定する。実行処理については後述する。
次に、S6において、障害対応サーバ装置10は、特定された実行処理を運用設備110にて実現するための制御信号を、運用設備110に送信する。
以上により、運用設備110の障害内容を音声にて対応者が把握し、対応者が音声にて処理内容を回答することにより、迅速に運用設備110を復旧させることができる。
==音声障害対応システム1の機能構成==
以下、障害対応サーバ装置10および通知サーバ装置20が備える機能について説明する。
<<障害対応サーバ装置10>>
図3を参照して、障害対応サーバ装置10の機能構成について説明する。図3は、障害対応サーバ装置10の機能構成の一例を示す図である。図3に示すとおり、障害対応サーバ装置10は、記憶部11、第1取得部12、第2取得部13、送信部14、設備処理特定部15a、優先度特定部15b、時間判定部16、単語認識部17、回答特定処理部18、信号出力部19の機能を有する。障害対応サーバ装置10が有する機能は、図11に示すプロセッサ101が、記憶装置103に記憶されたコンピュータプログラムを読み込み、実行し、障害対応サーバ装置10の各構成を制御すること等により実現される。
記憶部11は、例えば、障害情報テーブル11a、障害対応テーブル11b、設備情報テーブル11c、対応者テーブル11d、単語テーブル11eを有する。各テーブルは一例を示すものであり特に限定されるものではない。
障害情報テーブル11aは、障害データを格納したテーブルである。図4に示すように、障害情報テーブル11aのデータ構造は、例えば障害IDなどの適宜な項目を主キーとして、日時、設備ID、ジョブID、システムログなどのデータから成るレコードの集合体である。ここで、障害IDとは、障害事象ごとの障害データを識別する識別符号である。日時とは、障害事象が発生した時間である。設備IDとは、障害事象を生じている運用設備110を識別する識別符号である。ジョブIDとは、実行しているプログラムを識別する識別符号である。システムログとは、実行中のジョブにて発生した障害内容を示すものである。障害情報テーブル11aの内容は、運用設備110から送信された障害データにより更新される。
障害対応テーブル11b(第1記憶部)は、各運用設備110において発生した障害事象に対する、過去の処理方法(過去対応データ)をまとめたテーブルである。図5に示すように、障害対応テーブル11bのデータ構造は、例えば設備IDを主キーとして、システムログ、該システムログに対する処理方法などのデータから成るレコードの集合体である。障害対応テーブル11bの内容は、例えば運用設備110に対する障害対応を終えるごとに追加更新される。
設備情報テーブル11cは、運用設備110における障害事象に対する対応者に関する情報を格納したテーブルである。図6に示すように、設備情報テーブル11cのデータ構造は、例えば、設備IDを主キーとして、担当者ID、対応者IDなどのデータから成るレコードの集合体である。ここで、担当者IDとは、運用設備110ごとの担当者を識別する識別符号であり例えばメールアドレスである。対応者IDとは、運用設備110における障害事象に対する対応者を識別する識別符号であり例えば対応者の携帯電話番号である。担当者IDおよび対応者IDは、例えば一の運用設備110に対して複数設定されていてもよい。設備情報テーブル11cの内容は、担当者や対応者など障害対応サーバ装置10を操作する操作者の入力により変更される。
対応者テーブル11d(第2記憶部)は、対応者に関する情報を格納したテーブルである。図7に示すように、対応者テーブル11dのデータ構造は、例えば対応者IDを主キーとして、優先度、遅延時間、送信回数、対応者アドレスといったデータから成るレコードの集合体である。ここで、優先度とは、通知サーバ装置20を介して、対応者に通知データ(通知事項)を送信するときの、対応者と他の対応者とにおける優先順位を示すデータである。具体的には、優先度「A」の対応者は、優先度「B」の対応者よりも先に、音声にて通知事項が通知される。遅延時間とは、障害データを取得してから通知サーバ装置20に通知データを送信するまでの時間を示すデータである。遅延時間を設定することにより、対応者の状況に配慮したタイミングで、通知事項を対応者に通知することができる。送信回数とは、通知サーバ装置20の対応者電話機120に対する通知がエラーとなった場合、再度、通知サーバ装置20から対応者電話機120に通知する回数を示すデータである。対応者アドレスとは、対応者のメールアドレスであり例えば対応者に追加資料を送付する際に使用される。対応者テーブル11dの内容は、操作者の任意の操作により変更される。
単語テーブル11eは、単語に対応する実行処理に関する情報を格納したテーブルである。図8に示すように、単語テーブル11eのデータ構造は、単語を主キーとして、実行処理を示すデータから成るレコードの集合体である。実行処理項目に記載されている各実行処理については後述する。単語テーブル11eの内容は特に限定されるものではなく操作者の入力により設定・変更される。
第1取得部12は、運用設備110から障害データを取得する。
第2取得部13は、通知サーバ装置20から対応者の処理内容を含む処理回答データを取得する。ここで、処理内容とは、運用設備110を「再起動する」という内容や、運用設備110における「サーバを切り替える」という内容であり、障害事象を解消するための処理を示す。
送信部14は、通知データなど各種データを通知サーバ装置20に送信する。
設備処理特定部15aは、障害情報テーブル11aを参照して、障害事象を生じている運用設備110を特定する。また、設備処理特定部15aは、障害対応テーブル11bを参照して、現在生じている障害事象に対応する、過去における該障害事象に対する処理方法を特定する。これにより、対応者に推奨する処理方法を提供できるため、障害事象に対して迅速な処理ができる。
優先度特定部15bは、設備情報テーブル11c、対応者テーブル11dを参照して、障害事象を生じた運用設備110における対応者の優先度を特定する。これにより、運用設備110における対応者が複数存在する場合において予め定められた優先度に基づき、順番に、通知事項を対応者に通知できる。
時間判定部16は、対応者テーブル11dを参照し、所定の対応者について、第1取得部12が障害データを取得してから所定の遅延時間が経過したか否かを判定する。所定の遅延時間は例えば対応者ごとに予め定められている。所定の遅延時間が経過したと判定した場合、通知データを通知サーバ装置20に送信する。これにより、対応者の状況に応じたタイミングで、通知事項を対応者に通知するように、通知データを通知サーバ装置20に送信できるため、障害対応プロセスを円滑に進行することができる。
単語認識部17は、処理回答データに含まれる所定の単語を認識する。ここで、所定の単語とは、特に限定されるものではないが、例えば、「再起動」「切り替え」「シャットダウン」などの運用設備110の実行処理に関する単語や、「他の対応者」「保留」「資料請求」などの対応者の対応状況に関する単語である。特定の単語を認識させることにより、システム設計を簡素化できる。
回答特定処理部18は、単語テーブル11eを参照して、単語認識部17で認識された単語に対応する実行処理を特定し、実行する。具体的に、実行処理項目における「再起動処理」とは、運用設備110を再起動する処理である。また、「切替処理」とは、例えば運用設備110が2以上のサーバ装置で冗長化されている場合、障害事象を生じたサーバ装置から、ホットスタンバイの他のサーバ装置に、運用を切り替える処理である。また、「シャットダウン処理」とは、運用設備110をシャットダウンする処理である。なお、上述した運用設備110に対する実行処理については、回答特定処理部18は、後述する信号出力部19から所定の制御信号を出力させるように実行する。また、「スキップ処理」とは、通知を受けた対応者とは異なる対応者に通知する処理であり、この場合、通知を受けた対応者の優先度の次順位の優先度を有する対応者に通知する。
また、回答特定処理部18は、例えば単語認識部17で認識された単語が「資料請求」である場合、資料請求処理を実行する。ここで、資料請求処理とは、対応者から要求された資料に関する情報を、送信部14を介して担当者に通知する処理である。回答特定処理部18は、担当者アドレス宛、該情報を担当者に、送信部14を介してメールにて通知する。そして、回答特定処理部18は、担当者から該資料を取得すると、対応者テーブル11dを参照して、送信部14を介して該資料を対応者にメールにて送信する。回答特定処理部18は、例えば、該資料を送信したことを契機に、該資料を担当者に送信したことを示す送信完了情報を、送信部14を介して通知サーバ装置20に送信する。通知サーバ装置20は、送信完了情報に基づいて、該資料を送信したことにつき音声にて対応者に通知する。
また、回答特定処理部18は、例えば単語認識部17で認識された単語が「保留」である場合、保留処理を実行する。ここで、保留処理とは、時間判定部16において、所定の時間、処理を中断させる処理である。回答特定処理部18は、所定の時間経過後、通知データを通知サーバ装置20に再送信する。通知データを通知サーバ装置20に再送信する回数は任意に定められる。
信号出力部19は、回答特定処理部18において特定された実行処理を運用設備110に実行させるべく、該特定された実行処理に対応する制御信号を運用設備110に送信する。これにより、障害対応サーバ装置10が運用設備110を制御するため、対応者の手間を軽減できる。
<<通知サーバ装置20>>
次に、図9を参照して、通知サーバ装置20の機能構成について説明する。図9は、通知サーバ装置20の機能構成の一例を示す図である。図9に示すとおり、通知サーバ装置20は、記憶部21、取得部22、送信部23、音声変換部24、音声通信部25(音声通知部)、データ変換部26の機能を有する。通知サーバ装置20が有する機能は、図9に示すプロセッサ101が、記憶装置103に記憶されたコンピュータプログラムを読み込み、実行し、通知サーバ装置20の各構成を制御すること等により実現される。
記憶部21は、設備情報テーブル21aを有する。設備情報テーブル21aは、障害対応サーバ装置10における設備情報テーブル11cと同様であるため、説明を省略する。
取得部22は、障害対応サーバ装置10から通知データを取得する。送信部23は、処理回答データを障害対応サーバ装置10に送信する。音声変換部24は、通知データに含まれる通知事項を音声データに変換する。通知事項を音声データに変換する方法については特に限定されない。音声通信部25は、音声変換部24で通知事項を変換した音声データを、音声にて対応者電話機120に通知する。さらに、対応者電話機120から音声にて処理内容を取得する。データ変換部26は、音声通信部25で取得した処理内容をテキストデータに変換して、処理回答データを生成する。
==障害対応サーバ装置10の処理手順==
図10は、障害対応サーバ装置10の処理の一例を示すフロー図である。図10を参照して、障害対応サーバ装置10により実行される処理の一例を説明する。以下、具体例として、図4乃至図8の各種テーブルにおいて、障害ID項目「0001」の障害事象につき、対応者ID項目「090−xxxx−1111」の対応者から処理内容を得る状況を想定する。
まず、ステップS100において、障害対応サーバ装置10は、運用設備110から障害データを取得する。
具体例では、障害データは、障害情報テーブル11aに示すように、障害ID項目「0001」、それに紐づく、日時項目「2019年3月1日23時22分30秒」、設備ID項目「001」、ジョブID項目「123456」、システムログ項目「アプリケーションエラー」である。
次に、ステップS101において、障害対応サーバ装置10は、障害情報テーブル11aを参照して、設備ID、ジョブID、及びシステムログを特定する。障害対応テーブル11bを参照して、運用設備110における過去のジョブIDおよびシステムログが示す障害内容に対応する処理方法を特定する。これにより推奨する処理方法を対応者に通知することができる。次に、設備情報テーブル11cを参照して対応者IDを特定し、対応者テーブル11dを参照して優先度を特定する。本手順は、通知事項および推奨する処理方法を優先度の高い対応者に送信するための手順である。
具体例では、障害情報テーブル11aを参照して、設備ID「001」に紐づくジョブID「123456」およびシステムログ「アプリケーションエラー」を特定し、障害対応テーブル11bを参照して、これらに紐づく処理方法「再起動」を特定する。次に、設備情報テーブル11cを参照して、対応者ID「090−xxxx−1111」「090−xxxx−2222」を特定し、対応者テーブル11dに基づいて対応者の優先度を特定する。ここで、対応者ID「090−xxxx−1111」の優先度(A)が、対応者ID「090−xxxx−2222」の優先度(B)よりも高いことを特定する。
次に、ステップS102において、障害対応サーバ装置10において障害データを取得してから、遅延時間が経過したか否かを判定する。本手順は、対応者の状況に応じたタイミングで、通知事項を対応者に通知するための手順である。障害対応サーバ装置10は、遅延時間が経過するまで処理を中断する(S102:NO)。遅延時間が経過すると(S102:YES)、S103に処理を移行する。
具体例では、対応者に対応する遅延時間が「0」であるため、障害データを取得した時点で遅延時間が経過したと判定する。
次に、ステップS103において、障害対応サーバ装置10は、通知事項を含む通知データを通知サーバ装置20に送信する。本手順により、対応者に対して通知事項である障害内容および推奨される処理方法を音声にて通知することができる。
具体例では、ジョブID項目が「123456」でシステムログ項目が「アプリケーションエラー」であるため、障害対応テーブル11bにおけるジョブID項目が「123456」でシステムログ項目が「アプリケーションエラー」に対応する処理方法項目「再起動」を推奨する処理方法として特定する。つまり、障害対応サーバ装置10は、障害内容をジョブID「123456」・システムログ「アプリケーションエラー」として、推奨する処理方法を「再起動」として、通知サーバ装置20に送信する。
次に、ステップS104において、通知サーバ装置20から対応者電話機120に通知事項を音声にて通知した結果、対応者電話機120から取得した回答内容を含む処理回答データを、通知サーバ装置20から取得する。本手順により、セキュリティを確保することができ、対応者電話機120に電話した履歴を証跡にすることができる。
具体例では、通知サーバ装置20から対応者電話機120に対して、音声にて「設備IDは001、ジョブIDは123456、システムログはアプリケーションエラー、推奨する処理方法は再起動」と通知し、通知サーバ装置20は、承認者から、例えば「再起動してください」「資料請求します」「保留します」「他の対応者に通知してください」などの音声による回答内容を取得する。通知サーバ装置20は、音声による回答内容をテキストデータに変換し、該テキストデータを処理回答データとして障害対応サーバ装置10に送信する。
次に、ステップS105において、単語テーブル11eを参照して、処理回答データに含まれる所定の単語を認識し、所定の単語に対応する処理内容を特定する。
ここで、処理内容を特定した結果、所定の単語に「再起動」に関する単語が含まれる場合、実行処理項目「再起動処理」を特定する。これによりS111に処理を移行する。
また、処理内容を特定した結果、所定の単語に「資料請求」に関する単語が含まれる場合、対応者が資料を要求したと判定され(S106:YES)、担当者にその旨を通知して(S107)、S101から処理を繰り返す。対応者が資料を要求していないと判定された場合(S106:NO)、S108に処理を移行する。本手順により、追加資料を要求した対応者に対して迅速に対応できる。
また、処理内容を特定した結果、所定の単語に「保留」に関する単語が含まれる場合、対応者が保留したと判定され(S108:YES)、所定の時間が経過した後に、S103から処理を繰り返す(S109)。本手順は、運用設備110につき対応者が経過観察したい場合に、所定の時間が経過するまで待機する手順である。これにより運用設備110が自然復旧するような状況に対応できる。一方、対応者が保留していないと判定された場合(S108:NO)、S110に処理を移行する。
また、処理内容を特定した結果、所定の単語に「他の対応者」に関する単語が含まれる場合、運用設備110につき対応者が対応できないと判定され(S110:YES)、次の優先度の対応者に通知事項を通知するようにS101から処理を繰り返す。所定の単語に「他の対応者」に関する単語が含まれない場合(S110:NO)、S111に処理を移行する。本手順により、適切な対応者による対応処理を実行できる。
具体例では、対応者ID「090−xxxx−1111」対応者に対して、次の優先度「B」を有する対応者ID「090−xxxx−2222」対応者に、通知事項を通知する。
次に、ステップS111において、運用設備110に制御信号を送信する。本手順により、運用設備110は対応者が指示した実行処理を実施する。
==ハードウェア構成==
図11を参照して、障害対応サーバ装置10および通知サーバ装置20をコンピュータ100により実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、それぞれの装置の機能は、複数台の装置に分けて実現することもできる。
図11は、コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図11に示すように、コンピュータ100は、プロセッサ101と、メモリ102と、記憶装置103と、入力I/F部104と、データI/F部105と、通信I/F部106、及び表示装置107を含む。
プロセッサ101は、メモリ102に記憶されているプログラムを実行することによりコンピュータ100における各種の処理を制御する制御部である。
メモリ102は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ102は、プロセッサ101によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置103は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置103は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。
入力I/F部104は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部104の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部104は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介してコンピュータ100に接続されても良い。
データI/F部105は、コンピュータ100の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部105の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部105は、コンピュータ100の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部105は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ100へと接続される。
通信I/F部106は、コンピュータ100の外部の装置と有線又は無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部106は、コンピュータ100の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部106は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ100に接続される。
表示装置107は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置107の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ等が挙げられる。表示装置107は、コンピュータ100の外部に設けられても良い。その場合、表示装置107は、例えばディスプレイケーブル等を介してコンピュータ100に接続される。また、入力I/F部104としてタッチパネルが採用される場合には、表示装置107は、入力I/F部104と一体化して構成することが可能である。
==他の実施例==
他の実施例として、障害対応サーバ装置10は、統計データを登録した統計テーブル(不図示)を有していてもよい。統計データは、例えば、対応者電話機120への通知回数や電話料金などをまとめたデータである。これにより、障害対応の手続きにおける効率性や手続きコストを把握できる。
他の実施例として、通知サーバ装置20は、音声にて取得した回答内容を記憶部21に録音して証跡としてもよい。
他の実施例として、音声障害対応システム1は、障害対応サーバ装置10から運用設備110に制御信号を送信する前に、運用設備110に対して実行処理を実施してもよいかにつき、承認者に承認を得る手続きを、音声にて処理する承認サーバ装置30を備えていてもよい。
他の実施例として、音声障害対応システム1は、運用設備110ごとに通知データを通知サーバ装置30に送信するタイミングを設定する送信設定部(不図示)を有していていもよい。具体的に、送信設定部は、運用設備110から取得した障害データが所定の個数を超えたことや、所定の期日(時間)を経過したことなどを契機として、送信部14を介して、通知データがまとめて通知サーバ装置30に送信されるように、設定する。これにより、即時対応の要、不要などを考慮して、各運用設備110に応じた適切な障害対応が可能となる。
以下、承認サーバ装置30について説明する。図12は、承認サーバ装置30における処理の概要を示す図である。図12では、承認サーバ装置30において、障害対応サーバ装置10から承認要求データを取得して、担当者または対応者の端末装置140に承認結果を送信するまでの処理の概要を示す。
まず、S11において、障害対応サーバ装置10は、承認要求事項を含む承認要求データを承認サーバ装置30に送信する。ここで、承認要求事項とは、承認者に対して承認を要求する内容に関する情報である。
次に、S12において、承認サーバ装置30は、承認要求データを受信すると、承認要求事項のうち所定の項目を特定する。承認サーバ装置30は、特定した所定の項目(以下、「通知項目」という。)を含む承認通知データを、各承認者の優先度を考慮して、通知サーバ装置20に送信する。
次に、S13において、通知サーバ装置20は、承認通知データを受信すると、通知項目を音声により承認者電話機130に通知する。通知項目は、例えば「再起動処理を実行してもよいか」などの内容である。
次に、S14において、通知サーバ装置20は、承認者電話機130から承認者の音声による回答内容を取得する。回答内容は、例えば「承認する」「否認する」などの内容である。ここで、承認者電話機130から音声にて回答内容を取得することにより、通話履歴を証跡にすることができる。
次に、S15において、承認サーバ装置30は、通知サーバ装置20から回答内容を含む承認者回答データを取得する。承認サーバ装置30は回答内容のうち所定の単語を認識する。承認サーバ装置30は、認識した単語に基づいて、承認者が通知項目に対して承認したか否かを判定する。
次に、S16において、承認サーバ装置30は、判定した結果を含む承認状況データを、例えば担当者または対応者の端末装置140に送信する。これにより、担当者または対応者は承認要求事項に対する承認者の承認状況を確認できる。承認されたことを契機として、端末装置140は、障害対応サーバ装置10が制御信号を出力するための承認信号を、障害対応サーバ装置10に出力する。
なお、上記において、端末装置140を設けずに、承認サーバ装置30が障害対応サーバ装置10に承認状況データを送信してもよい。この場合、障害対応サーバ装置10は承認状況データを取得し、承認されたことを契機として、制御信号を運用設備110に送信する。
ここで、図13を参照して、承認サーバ装置30の機能構成について説明する。図13は、承認サーバ装置30の機能構成の一例を示す図である。図13に示すとおり、承認サーバ装置30は、記憶部31、第3取得部32、第4取得部33、送信部34、区分特定部35a、項目特定部35b、優先度特定部35c、時間判定部36、単語認識部37、回答特定処理部38、完了判定部39の機能を有する。承認サーバ装置30が有する機能は、図11に示すプロセッサ101が、記憶装置103に記憶されたコンピュータプログラムを読み込み、実行し、承認サーバ装置30の各構成を制御すること等により実現される。
記憶部31は、例えば、承認要求テーブル31a、起案区分テーブル31b、承認者テーブル31d、通知項目テーブル31c、承認単語テーブル31e、承認状況テーブル31fを有する。
承認要求テーブル31aは、承認要求データを格納したテーブルである。承認要求テーブル31aのデータ構造は、例えば、起案書IDなどの適宜な項目を主キーとして、起案区分、起案日、起案者ID、件名、趣旨、詳細といったデータから成るレコードの集合体である。なお、障害IDを主キーとして、設備ID、日時、ジョブID、システムログ、推奨される処理方法といったデータから成るレコードの集合体であってもよい。
起案区分テーブル31bは、起案区分データを格納したテーブルである。起案区分テーブル31bのデータ構造は、例えば起案区分IDを主キーとして、承認者IDに関するデータから成るレコードの集合体である。ここで、承認者IDとは、承認者を識別する識別符号であり、例えば承認者が有する承認者電話機130の電話番号である。
通知項目テーブル31cは、承認通知データに含まれる通知項目の種別を格納したテーブルである。通知項目テーブル31cのデータ構造は、例えば、承認者IDを主キーとして、通知項目の種別を示すデータから成るレコードの集合体である。
承認者テーブル31dは、承認者データを格納したテーブルである。承認者テーブル31dのデータ構造は、例えば承認者IDを主キーとして、優先度、遅延時間、送信回数、承認者アドレスといったデータから成るレコードの集合体である。優先度、遅延時間、送信回数については、対応者テーブル11dにおける優先度、遅延時間、送信回数と同様である。
承認単語テーブル31eは、単語データを格納したテーブルである。承認単語テーブル31eのデータ構造は、単語を主キーとして、処理内容を示すデータから成るレコードの集合体である。
承認状況テーブル31fは、承認状況データを格納したテーブルである。承認状況テーブル31fのデータ構造は、起案書ID(又は障害ID)を主キーとして、各承認者における承認状況に関するデータから成るレコードの集合体である。
第3取得部32は、障害対応サーバ装置10から承認要求データを取得する。
第4取得部33は、通知サーバ装置20から承認者の回答内容を含む承認者回答データを取得する。
送信部34は、承認通知データを通知サーバ装置20に送信する。送信部34は、後述する完了判定部39において承認プロセスが完了したことを契機として、承認状況データを端末装置140に送信する。
区分特定部35aは、起案区分テーブル31bを参照して、障害対応サーバ装置10から取得した承認要求データの起案区分を特定する。これにより承認者を特定できる。
項目特定部35bは、通知項目テーブル31cを参照して、所定の承認者に対応する通知項目を特定する。これにより該承認者に音声にて通知する項目を特定できる。
優先度特定部35cは、承認者テーブル31dを参照して、所定の承認者における優先度を特定する。これにより、起案区分に紐づく承認者が複数存在する場合、予め定められた優先度に基づいて、順番に、承認者に通知項目を通知できる。
時間判定部36は、承認者テーブル31dを参照し、所定の承認者について、第3取得部32が承認要求データを取得してから所定の遅延時間が経過したか否かを判定する。例えば、所定の遅延時間は承認者ごとに予め定められているものとする。所定の遅延時間が経過したと判定した場合、承認通知データを通知サーバ装置20に送信する。これにより、承認者の状況に応じたタイミングで承認通知データを通知サーバ装置20に送信できるため、承認プロセスを円滑に進行させることができる。
単語認識部37は、承認者回答データに含まれる所定の単語を認識する。ここで、所定の単語は、特に限定されるものではないが、例えば、承認、否認、及び保留である。特定の単語を認識させることによりシステム設計を簡素化できる。
回答特定処理部38は、承認単語テーブル31eを参照して、単語認識部37で認識された単語に対応する処理内容を特定し、該処理内容を実行する。具体的には、例えば、単語認識部37で認識された単語が「承認」または「はい」である場合、承認状況テーブル31fに「承認」に関する情報を登録し、完了判定部39に処理を移行する。
また、回答特定処理部38は、例えば、単語認識部37で認識された単語が「否認」または「いいえ」である場合、承認状況テーブル31fに「否認」に関する情報を登録し、否認処理を実行する。ここで、否認処理とは、承認状況データを端末装置140に送信する処理である。これにより、起案者において承認要求事項につき承認者に否認されたことにつき確認できる。
また、回答特定処理部38は、例えば、単語認識部37で認識された単語が「資料請求」である場合、資料請求処理を実行する。ここで、資料請求処理とは、要求された資料に関する情報を、障害対応サーバ装置10に通知する処理である。そして、障害対応サーバ装置10から該資料を取得すると、承認者テーブル31dを参照して、該資料を承認者に送信する。回答特定処理部38は、例えば、該資料を送信したことを契機に、該資料を承認者に送信したことを示す送信完了情報を、送信部34を介して通知サーバ装置20に送信する。通知サーバ装置20は、送信完了情報に基づいて、該資料を送信したことにつき音声にて承認者に通知する。
また、回答特定処理部38は、例えば、単語認識部37で認識された単語が「保留」である場合、承認保留処理を実行する。ここで、承認保留処理とは、時間判定部36において、所定の時間、処理を中断させる処理である。回答特定処理部38は、所定の時間経過後、承認通知データを通知サーバ装置20に再送信する。承認通知データを通知サーバ装置20に再送信する回数は任意に定められる。
完了判定部39は、起案区分テーブル31bおよび承認状況テーブル31fを参照して、他に承認者がいるか否かを判定する。他に承認者がいない場合、承認状況データを端末装置140に送信する。他に承認者がいる場合、始めから処理を繰り返す。
なお、述した実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1…音声障害対応システム、10…障害対応サーバ装置、11…記憶部、11a…障害情報テーブル、11b…障害対応テーブル、11c…設備情報テーブル、11d…対応者テーブル、11e…単語テーブル、12…第1取得部、13…第2取得部、14…送信部、15a…設備特定部、15b…優先度特定部、16…時間判定部、17…単語認識部、18…回答特定処理部、19…信号出力部、20…通知サーバ装置、21…記憶部、21a…設備情報テーブル、22…取得部、23…送信部、24…音声変換部、25…音声通信部、26…データ変換部、30…承認サーバ装置、31…記憶部、31a…承認要求テーブル、31b…起案区分テーブル、31c…通知項目テーブル、31d…承認者テーブル、31e…承認単語テーブル、31f…承認状況テーブル、32…第3取得部、33…第4取得部、34…送信部、35a…区分特定部、35b…項目特定部、35c…優先度特定部、36…時間判定部、37…単語認識部、38…回答特定処理部、39…完了判定部、110…運用設備、120…対応者電話機、130…承認者電話機、140…端末装置、200…ネットワーク。

Claims (8)

  1. 設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得する第1取得部と、
    前記障害データに基づいて生成される、前記障害内容を音声で通知するための通知データを、前記障害の対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する通知システムに、送信する送信部と、
    前記通知システムから、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得する第2取得部と、
    前記処理回答データに含まれる所定の単語を認識する単語認識部と、
    前記単語認識部において前記対応者が所定の資料を請求したことを示す単語が認識された場合、所定の対象に対して前記所定の資料を請求することによって取得された前記所定の資料に関する情報を、前記送信部を介して前記対応者に送信する回答特定処理部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記回答内容に応じて前記設備を制御する制御信号を出力する信号出力部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1取得部が前記障害データを取得してから所定の時間が経過したか否かを判定する時間判定部
    をさらに備え、
    前記送信部は、前記時間判定部において前記所定の時間が経過したと判定した場合、前記通知システムに前記障害データを送信する
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 過去における前記設備の障害への処理方法に関する情報を含む過去対応データを記憶する第1記憶部と、
    前記障害データと、前記過去対応データと、に基づいて、前記設備の障害発生時における処理方法を特定する設備処理特定部と、
    をさらに備え、
    前記送信部は、前記通知システムにおいて、前記障害内容および特定された前記処理方法を前記対応者に音声にて通知されるように、前記障害データと、前記特定された処理方法に関する情報を含む処理方法データと、に基づいて生成される、前記通知データを送信する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記対応者における前記設備の障害内容が通知される優先度を記憶する第2記憶部
    をさらに備え、
    前記送信部は、前記通知システムにおいて、前記優先度が高い方の前記対応者から順に前記設備の障害内容が前記対応者の電話機に音声にて通知されるように、前記通知データを送信する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 起案者が承認者の承認を得る、設備の障害対応に関する承認要求事項に関する情報を含む承認要求データを取得する第3取得部と、
    前記承認要求データに基づいて生成される、前記承認要求事項を音声で通知するための承認通知データを、前記承認者の電話機に前記承認要求事項を音声で通知する通知システムに、送信する承認送信部と、
    前記通知システムから、前記承認要求事項に対する前記承認者の音声による承認者回答内容に関する情報を含む承認者回答データを取得する第4取得部と、
    前記承認者回答データに含まれる所定の単語を認識する単語認識部と、
    前記単語認識部において前記承認者が所定の資料を請求したことを示す単語が認識された場合、所定の対象に対して前記所定の資料を請求することによって取得された前記所定の資料に関する情報を、前記承認送信部を介して前記承認者に送信する回答特定処理部と、
    を備える情報処理システム。
  7. コンピュータが、
    設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得する第1取得ステップと、
    前記障害データに基づいて生成される、前記障害内容を音声で通知するための通知データを、前記障害の対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する通知システムに、送信する送信ステップと、
    前記通知システムから、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得する第2取得ステップと、
    前記処理回答データに含まれる所定の単語を認識する単語認識ステップと、
    前記単語認識ステップにおいて前記対応者が所定の資料を請求したことを示す単語が認識された場合、所定の対象に対して前記所定の資料を請求することによって取得された前記所定の資料に関する情報を、前記対応者に送信する回答特定処理ステップと、
    を実現する情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    設備の障害内容に関する情報を含む障害データを取得させることと、
    前記障害データに基づいて生成される、前記障害内容を音声で通知するための通知データを、前記障害の対応者の電話機に前記設備の障害内容を音声で通知する通知システムに、送信させることと、
    前記通知システムから、前記障害内容に対する処理方法を示す前記対応者の音声による回答内容に関する情報を含む処理回答データを取得させることと、
    前記処理回答データに含まれる所定の単語を認識させることと、
    前記所定の単語が、前記対応者が所定の資料を請求したことを示す単語である場合、所定の対象に対して前記所定の資料を請求することによって取得された前記所定の資料に関する情報を、前記対応者に送信することと、
    を実現させるプログラム。
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